JP3981518B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンター、FAX等の画像形成装置に係り、詳しくは、プロセスカートリッジ等の着脱ユニットが着脱可能に装着されるユニット装着部と、該着脱ユニット側の接続部に接続される画像形成装置本体側の接続部と、該着脱ユニットを着脱できるように画像形成装置本体の一部を開閉する開閉部材とを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置として、装置本体に対して着脱可能なトナーカートリッジやプロセスカ−トリッジ等の着脱ユニットの使用状況を監視するためにそれらの着脱ユニットにメモリ等の電子部品を搭載するものが知られている(例えば、特許第2602341号公報、特開平6−149051号公報、特開平10−222025号公報、特開平11−194682号公報参照)。この着脱ユニット側のメモリと画像形成装置本体との間の電気的接続は、着脱ユニットを画像形成装置本体に位置決めしながら装着するときに、着脱ユニット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とを接触させることで行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載されている従来の画像形成装置では、着脱ユニットの装着操作を容易にするために、画像形成装置本体と着脱ユニットとの間のクリアランスを大きくすると、着脱ユニット及び画像形成装置本体の各々に設けられた接続端子同士を精度良く接触させることが難しくなる。逆に、着脱ユニット及び画像形成装置本体の各々に設けられた接続端子同士を精度良く接触させるために、画像形成装置本体と着脱ユニットとの間のクリアランスを小さくすると、着脱ユニットを装着しにくくなる。このように、上記従来の画像形成装置では、「着脱ユニットの装着操作を容易にする」ことと、「着脱ユニット及び画像形成装置本体の各々設けられた接続端子同士を精度良く接触させる」ことを両立することが難しいという不具合があった。
【0004】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、着脱ユニットの装着操作を容易にすることができるとともに、画像形成装置本体側の接続部の接続端子と着脱ユニット側の接続部の接続端子とを確実に接触させることができる画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、電子部品と該電子部品を画像形成装置本体側の電気回路に接続するための接続部とを有する着脱ユニットが着脱可能に装着されるユニット装着部と、該着脱ユニット側の接続部の接続端子と接続される接続端子を有する画像形成装置本体側の接続部とを備えた画像形成装置において、該着脱ユニットの挿抜方向で画像形成装置本体の一部を開閉する開閉部材を備え、該着脱ユニットは、該画像形成装置本体からの取り外し方向端部に該接続部が設けられ、該開閉部材は、該画像形成装置本体に装着された該着脱ユニットの接続部に対向する位置に、該画像形成装置本体側の該接続部が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項1の画像形成装置では、上記開閉部材を開いた状態で上記着脱ユニットが画像形成装置本体のユニット装着部に位置決めされて装着される。この装着の際には、上記各接続部の係合が行われないため、着脱ユニットの装着性を優先して着脱ユニットと画像形成装置本体側のユニット装着部との間のクリアランスを設定することが可能となる。
そして、上記着脱ユニットが上記ユニット装着部に位置決めされて装着された状態で開閉部材を閉じると、着脱ユニット側の接続部と画像形成装置本体側の接続部と係合る。この各接続部の係合により、着脱ユニット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とが接触し、着脱ユニットの電子部品と画像形成装置本体側の電気回路との間が電気的に接続される。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記開閉部材には、少なくとも転写手段が一体的に設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記ユニット装着部を、上記着脱ユニットを位置決めするように画像形成装置本体における一体構造部材に設けるとともに、上記開閉部材を、該一体構造部材に位置決めされるように取り付けたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項3の画像形成装置では、画像形成装置本体の一体構造部材に設けたユニット装着部で上記着脱ユニットが位置決めされるとともに、画像形成装置本体側の接続部を設けた開閉部材が同じ一体構造部材に位置決めされる。このように着脱ユニットと開閉部材とが同じ一体構造部材に対して位置決めされるので、開閉部材を閉じるときに、着脱ユニット側の接続部と開閉部材の接続部とを精度よく係合させることができる。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記開閉部材に設けた接続部の近傍に、該開閉部材を開いたときに該接続部を保護するための接続部保護部材を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項4の画像形成装置では、上記開閉部材を開いた状態で上記着脱ユニットの着脱作業をするときに、接続部保護部材により開閉部材の接続部が保護される。したがって、誤って開閉部材に設けた接続部に着脱ユニットが衝突するような操作をしたとしても、着脱ユニットが開閉部材の接続部に衝突しない。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記着脱ユニットとして、高電圧が印加される部材を有するものを用い、画像形成装置本体側から該着脱ユニットに高電圧を印加する高電圧印加手段と、該着脱ユニット側の接続部と該画像形成装置本体側の接続部とが係合した後に該高電圧印加手段による高電圧の印加を開始する高電圧印加開始機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項5の画像形成装置では、高電圧印加開始機構により、着脱ユニット側の接続部と画像形成装置本体側の接続部とが係合し、各接続部の接続端子同士が接続された後に、高電圧印加手段による高電圧の印加を開始されるので、高電圧印加開始時のノイズ等による接続端子間のショートを回避できる。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記着脱ユニット側の接続部及び上記画像形成装置本体側の接続部の各接続端子の一つがアース端子であり、各接続部が係合するときに、各接続部のアース端子から接触し始めるように各接続部の接続端子を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項6の画像形成装置では、各接続部の接続端子が互いに係合するときにアース端子から接触し始めるので、上記着脱ユニットの電子部品を含む回路が、ノイズ等の影響を受けにくく電気的に安定になる。
【0017】
請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5又は6の画像形成装置において、上記着脱ユニットが、像担持体と該像担持体を帯電するための帯電手段と該像担持体上の潜像を現像する現像手段とを有するプロセスカートリッジであり、上記電子部品が、該着脱ユニットの使用状況のデータを記憶するメモリであることを特徴とするものである。
【0018】
請求項7の画像形成装置では、まず、上記プロセスカートリッジが画像形成装置本体のユニット装着部に位置決めされて装着される。この装着の際には、上記各接続部の係合が行われないため、プロセスカートリッジの装着性を優先してと画像形成装置本体側のユニット装着部との間のクリアランスを設定することが可能となる。
そして、上記プロセスカートリッジが上記ユニット装着部に位置決めされて装着された状態で、接続部係合手段によりプロセスカートリッジの接続部と画像形成装置本体側の接続部とを係合させる。この各接続部の係合により、プロセスカートリッジの接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とが接触し、プロセスカートリッジのメモリと画像形成装置本体側の電気回路との間が電気的に接続される。
【0019】
なお、上記請求項1、2、3、4、5、6又は7の画像形成装置に着脱される着脱ユニットは、画像形成装置本体のユニット装着部に位置決めされて装着されている状態で画像形成装置本体側の接続部に係合される接続部を備えるように構成する。この着脱ユニットは、まずユニット装着部に位置決めされて装着される。この装着の後、上記開閉部材等の接続部係合手段により各接続部が係合され、着脱ユニット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とが接触する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置としてのレーザプリンタに適用した実施形態について説明する。
図2は本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。このレーザプリンタは、着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ10が画像形成装置本体(以下「プリンタ本体」という。)に対して着脱可能になっている。このプロセスカートリッジ10は、カートリッジフレーム101、像担持体としての感光体ドラム102、帯電手段としての帯電ローラ103、感光体ドラム表面をクリーニングするクリーニングブレード104、現像手段としての現像ローラ111を有する現像部110、感光体シャッタ120などを備えている。
【0021】
また、本レーザプリンタのプリンタ本体側には、図示しない一体構造部材としての本体フレーム、転写材としての転写紙を収容した図示しない給紙部、図示しないレーザ光源などからなる露光装置、転写手段としての転写ローラ20、除電手段としての除電針30、定着ユニット40、レジストローラ対50、図示しない本体カバー、図示しない高電圧印加手段としての各種高電圧電源及びプリンタ本体側の電気回路としての制御部などが設けられている。
上記定着ユニット40は、図示しないヒータで加熱された定着ローラ401、定着ローラ401に圧接された加圧ローラ402、転写紙の排出部に設けられた排紙ローラ403及び排紙コロ404などを備えている。
また、上記高電圧電源としては、上記プロセスカートリッジ10の帯電ローラ103に感光体帯電用の高電圧を印加する電源や、上記現像ローラ111に現像バイアス電圧を印加する電源などがある。
【0022】
上記構成のレーザプリンタにおいて、プロセスカートリッジ10がプリンタ本体60に装着された状態でプリント動作をスタートすると、感光体ドラム102の表面が帯電ローラ103で一様帯電された後、画像情報に基づいて図示しない露光装置によりレーザ光Lが感光体ドラム表面に照射され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム102上の静電潜像が現像ローラ111で現像されることにより、トナー像となる。感光体ドラム102上のトナー像は、感光体ドラム102と転写ローラ20とが対向する転写位置において、レジストローラ対50によって所定タイミングで送出された転写紙に転写される。転写紙上のトナー像は定着ユニット40で定着された後、図示しない排紙トレイ上に排出される。
【0023】
図3は、プリンタ本体の本体フレーム60及びプロセスカートリッジ10の斜視図である。プロセスカートリッジ10のカートリッジフレーム101には、長手方向両端部に位置決め用の突起部106及び把手107が設けられている。
また、本体フレーム60の中央部には、上記プロセスカートリッジ10が装着されるユニット装着部としてのカートリッジ装着部601を有している。このカートリッジ装着部601を形成している本体フレーム側板の内壁には、プロセスカートリッジ10の突起部106を受け止めて位置決めるための位置決め受部602と、プロセスカートリッジ10の底面をガイドするガイド部603と、本体カバー用の回転支軸604が設けられている。カートリッジ装着部601を形成している本体フレーム側板の内壁とプロセスカートリッジ10との間のクリアランスは、プロセスカートリッジ10の挿入に際して、本体フレ−ム60の入口付近ではやや広く、徐々に減少するように設定されている。そして、プロセスカートリッジ10の突起部106と位置決め受部602とが係合する位置で、プロセスカートリッジ10が位置決めされる。
【0024】
図4は、プロセスカートリッジ10と本体カバー70との位置関係を示す説明図である。本体カバー70の両側板701に形成された回動孔702が本体フレーム60の回転支軸604に挿入され、回転支軸604を中心に揺動可能になっている。また、本体カバー70には、上記転写ローラ20などが一体的に移動するように取り付けられている。この本体カバー70を図中矢印Bで示すように開閉することにより、プリンタ本体の一部であるカートリッジ挿抜方向(図中A方向)の空間を開閉することができる。
なお、本実施形態では、本体フレーム60の側板に本体カバー用の回転支軸604を設け、この回転支軸60が本体カバー70の回動孔702に挿入されるような構造を採用しているが、本体カバー70側に回転支軸を形成し、この回転支軸が挿入される回動孔を本体フレーム60側に形成してもよい。
【0025】
図1(a)はプロセスカートリッジ10の斜視図である。プロセスカートリッジ10の長手方向手前側には、電子部品としてのメモリ(EEPROM)1を内蔵し、メモリ1をプリンタ本体の制御部に接続するための接続部としてのコネクタ2が取り付けられている。このコネクタ2は、図5に示すようにメモリ1の端子に接続された接続端子3a,3bをケース2aで囲むように形成され、本体カバー側に開口2bを有している。これらの接続端子3a,3bのうち、本体カバー70の回動軸603に近い一番下の接続端子3aはアース端子である。また、このコネクタ2のケース2aの内壁先端部は、本体カバー側のコネクタとスムーズに係合するようにテーパ形状になっている。
上記コネクタ2内のメモリ1には、メインモータの回転時間やプロセスカートリッジでのトナー使用量等の使用状況に関するデータが書き込まれる。
【0026】
図1(b)はプリンタ本体側の本体カバー70の斜視図である。本体カバー70の側板701の内壁には、上記プロセスカートリッジ10側のコネクタ2と嵌合するように係合するコネクタ5が取り付けられている。このコネクタ5は、図5に示すように上記プロセスカートリッジ側のコネクタ2の各接続端子3a,3bに対応する接続端子6a,6bをケース5aで囲むように形成され、プロセスカートリッジ側のコネクタ2に対向する側に開口5bを有している。このコネクタ5のケース5aの外壁先端部は、上記プロセスカートリッジ側のコネクタ2とスムーズに係合するようにテーパ形状になっている。コネクタ5とプリンタ本体の制御部とはハーネス7を介して接続されている。
【0027】
また、本体カバー70側のコネクタ5の近傍には、接続部保護部材としての保護リブ8が取り付けられている。この保護リブ8は、本体カバーを開いたときに本体カバー70側のコネクタ5の上端よりも上方に突出する程度の大きさを有している。この保護リブ8により、ユーザがプロセスカートリッジ10の操作時に、プロセスカートリッジ10の挿抜時等に、誤って本体カバー70側のコネクタ5とプロセスカートリッジ10とが衝突するのを防止し、コネクタ5が破損してしまうことがないようになっている。
【0028】
ここで、本体カバー70側のコネクタ5は、回転支軸604を中心に揺動する本体カバー70に取り付けられているので、図6の矢印Cで示すような円弧状の動きをする。一方、本体フレ−ム60によって位置決めされているプロセスカートリッジ10に取り付けられたコネクタ2は動かない。各コネクタ2、5内には複数の接続端子を有し、これらの接続端子のうち上記回転支軸604に最も近いアース端子の長さを他の接続端子よりも長くしている。従って、本体カバー70側のコネクタ5とプロセスカートリッジ10側のコネクタ2との係合の際に、上記回転支軸604に最も近い接続端子同士が確実に最初に接触する。もちろん最長にする接続端子は、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2中のアース端子3aだけであってもいいし、あるいは両コネクタ2、5内のアース端子の双方3a、6aであっても構わない。このようにコネクタの係合時にアース端子を最初に接触させることにより、各接続端子の接触に対して電気的に安定させることができる。
なお、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2の接触端子と、本体カバー70側のコネクタ5の対応する接触端子とは、互いに側面同士が圧接した状態で接触することにより、各接触端子同士が電気的に接続されるようになっている。
【0029】
図7〜図9は、上記コネクタ2、5同士が確実に係合した後にプロセスカートリッジ10の帯電ローラ103や現像ローラ111に高電圧の印加を開始するための高電圧印加開始機構の一構成例を示す説明図である。
本体カバー70の側板701の内壁には、プロセスカートリッジ10側に延びたレバー704の端部を回動自在に支持する回動支持軸703が取り付けられている。レバー704のプロセスカートリッジ10側の先端部近傍には、本体フレーム60の側板605に形成されたガイド長孔605aにガイドされる円筒状の突起704aが固設されている。また、図8に示すように、上記本体カバー70を閉じたときにレバー704の先端部704bが当接する位置にはスイッチ切換用のカム606が取り付けられている。このカム606に上記レバーの先端部704bが当接していないときは、図9の2点鎖線に示す回転位置に付勢されている。そして、上記本体カバー70を閉じてプロセスカートリッジ10側のコネクタ2の接触端子と本体カバー70側のコネクタ5の接触端子とが確実に接触したときに、レバー704の先端部がカム606の押圧面606aを押圧し、カム606が図9の実線に示す回転位置に回転するようになっている。このカム606の回転により、インターロック用のマイクロスイッチ80のレバー80aがカム606の周面で押圧され、マイクロスイッチ80がオン状態になる。
【0030】
図10は、本プリンタの制御系の主要部のブロック図である。制御部900はCPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を備えたマイクロコンピュータで構成され、プリンタ内の他の部材を制御するものと兼用してもよい。帯電用電源901及び現像バイアス電源902と、プロセスカートリッジ10内の帯電ローラ103及び現像ローラ111とはそれぞれ、プロセスカートリッジ10の長手方向の端部に設けられた電極と本体フレーム60の側板内壁に設けられた電極とが接触することで電気的に接続される。
上記本体カバー70が確実に閉じられてマイクロスイッチ80がオンになると、そのオン情報が制御部900に送られる。このオン情報に基づいて、制御部900から帯電用電源901及び現像バイアス電源902に制御指令が送られ、上記帯電電圧及び現像バイアス電圧の印加が開始される。
上記高電圧印加開始機構の動作及び上記制御部900の制御により、コネクタ2、5同士が確実に係合した後にプロセスカートリッジ10の帯電ローラ103や現像ローラ111に高電圧の印加を開始することができるので、プロセスカートリッジ10に上記帯電電圧等の高電圧の印加を開始する時のノイズ等による各コネクタの接続端子間のショートを防止することができる。
【0031】
上記構成のプリンタにおいて、プロセスカートリッジ10をプリンタ本体に装着するときは、本体カバー70をあけた状態で、ユーザがプロセスカートリッジ10の把手107を持ち、プリンタ本体に対して矢印A方向に挿入する(図3及び図4参照)。このプロセスカートリッジ10の挿入の際に、プロセスカートリッジ10の底面がガイド部602でガイドされるとともに、上記感光体シャッタ120が図示しない開閉機構により開かれる。そして、プロセスカートリッジ10の突起部106が本体フレーム60の受部601に到達して受け止められると、プロセスカートリッジ10が本体フレーム60に位置決めされ、プロセスカートリッジ10の装着操作が完了する。
【0032】
次に、本体カバー70を閉じると、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2と本体カバー70側のコネクタ5とが係合し、各コネクタの接続端子がアース端子から順次接触する。そして、両コネクタが確実に係合すると、各コネクタのすべての接続端子同士が接触し、プロセスカートリッジ10内のメモリ1とプリンタ本体内の制御部900とを電気的に接続することができる。
【0033】
以上、本実施形態によれば、プロセスカートリッジ10の装着の際にプロセスカートリッジ側のコネクタとプリンタ本体側のコネクタと係合を行っていないので、プロセスカートリッジ10の装着性を優先してプロセスカートリッジ10と本体フレーム60のユニット装着部との間のクリアランスを設定することが可能となる。したがって、プロセスカートリッジ10の装着操作を容易にすることができる。
しかも、プロセスカートリッジ10が本体フレーム60のユニット装着部に位置決めされて装着された状態で本体カバーを閉じるという簡単な操作により、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2と本体カバー70のコネクタ50とを係合させることにより、各コネクタの接続端子同士を確実に接触させことができる。
【0034】
また、各コネクタ2、5を備えたプリセスカートリッジ10及び本体カバー70が同じ本体フレーム60によって位置決めされるので、本体カバー70を閉じるときに、プリセスカートリッジ10側のコネクタ2と本体カバー70のコネクタ5とをより精度よく係合させることができる。
【0035】
なお、上記実施形態では、着脱ユニットがプロセスカートリッジの場合について説明したが、本発明は、トナーカートリッジなど他の着脱ユニットを備えた画像形成装置にも適用できるものである。また、本発明は、上記レーザプリンタの場合に限らず、着脱ユニットを備えたものであれば複写機やFAX等の他の画像形成装置にも適用できるものである。
また、上記実施形態では、着脱ユニットに備えた電子部品がメモリである場合について説明したが、本発明は、電気的に接続する必要がある他の電子部品を着脱ユニットに備えている場合にも適用できるものである。
【0036】
また、上記実施形態では、上記接続部が、各接続端子が接触することで電気的な信号を直接伝達するコネクタである場合について説明したが、本発明は、電気的な信号を光を介して伝達するような接続部を備えた場合にも適用できるものである。
【0037】
【発明の効果】
請求項1乃至7の発明によれば、着脱ユニットの装着性を優先して着脱ユニットと画像形成装置本体側のユニット装着部との間のクリアランスを設定することが可能となるので、着脱ユニットの装着操作を容易にすることができる。
しかも、着脱ユニットがユニット装着部に位置決めされて装着された状態で、着脱ユニット側の接続部と画像形成装置本体側の接続部とを係合させることにより、各接続部の接続端子同士を確実に接触させことができる
更に、開閉部材を閉じるという簡単な操作で、着脱ユニット側の接続部と開閉部材の接続部とを係合させ、各接続部の接続端子同士を確実に接触させることができる効果がある。
【0039】
特に、請求項3の発明によれば、上記開閉部材を閉じるときに、着脱ユニット側の接続部と開閉部材の接続部とをより精度よく係合させることができるという効果がある。
【0040】
特に、請求項4の発明によれば、上記開閉部材を開いた状態で上記着脱ユニットの着脱作業をするときに、誤って開閉部材に設けた接続部に着脱ユニットを衝突させて接続部を破損させるのを防止することができるという効果がある。
【0041】
特に、請求項5の発明によれば、画像形成装置本体に装着された着脱ユニットに高電圧の印加を開始する時のノイズ等による各接続部の接続端子間のショートを回避できるという効果がある。
【0042】
特に、請求項6の発明によれば、両接続部の係合時における上記着脱ユニットの電子部品を含む回路がノイズ等の影響を受けにくく電気的に安定になるという効果がある。
【0043】
特に、請求項7の発明によれば、プロセスカートリッジの装着性を優先して着脱ユニットと画像形成装置本体側のユニット装着部との間のクリアランスを設定することが可能となるので、プロセスカートリッジの装着操作を容易にすることができる。しかも、プロセスカートリッジの接続部の接触端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とを確実に接触させ、プロセスカートリッジのメモリと画像形成装置本体側の電気回路とを確実に接続することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態に係るレーザプリンタに装着されるプロセスカートリッジの斜視図。
(b)は、同レーザプリンタの本体カバーの斜視図。
【図2】同レーザプリンタの概略構成図。
【図3】同レーザプリンタの本体フレーム及びプロセスカートリッジの斜視図。
【図4】プロセスカートリッジと本体カバーとの位置関係を示す説明図。
【図5】各コネクタの内部構造の説明図。
【図6】各コネクタの係合の様子を示す説明図。
【図7】プロセスカートリッジに高電圧の印加を開始するための高電圧印加開始機構の一部の説明図。
【図8】同高電圧印加開始機構の他の一部の説明図。
【図9】同高電圧印加開始機構におけるマイクロスイッチのオン状態及びオフ状態の説明図。
【図10】本プリンタの制御系の主要部のブロック図。
【符号の説明】
1 メモリ
2 プロセスカートリッジ側のコネクタ
2a コネクタのケース
2b コネクタの開口
3a 接続端子(アース端子)
3b 接続端子(信号端子)
5 本体カバー側のコネクタ
5a コネクタのケース
5b コネクタの開口
6a 接続端子(アース端子)
6b 接続端子(信号端子)
7 ハーネス
8 保護リブ
10 プロセスカートリッジ
20 転写ローラ
40 定着ユニット
60 本体フレーム
70 本体カバー
80 マイクロスイッチ
101 カートリッジフレーム
102 感光体ドラム
103 帯電ローラ
110 現像部
111 現像ローラ
601 カートリッジ装着部
602 位置決め受部
604 回動支軸
605 本体フレームの側板
605a ガイド長孔
606 カム
701 本体カバーの側板
702 本体カバーの回動孔
703 回動支持軸
704 レバー
900 制御部
901 帯電用電源
902 現像バイアス電源

Claims (7)

  1. 電子部品と該電子部品を画像形成装置本体側の電気回路に接続するための接続部とを有する着脱ユニットが着脱可能に装着されるユニット装着部と、該着脱ユニット側の接続部に接続される画像形成装置本体側の接続部とを備えた画像形成装置において、
    該着脱ユニットの挿抜方向で画像形成装置本体の一部を開閉する開閉部材を備え、
    該着脱ユニットは、該画像形成装置本体からの取り外し方向端部に該接続部が設けられ、
    該開閉部材は、該画像形成装置本体に装着された該着脱ユニットの接続部に係合させる対向する位置に、該画像形成装置本体側の該接続部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記開閉部材には、少なくとも転写手段が一体的に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記ユニット装着部を、上記着脱ユニットを位置決めするように画像形成装置本体における一体構造部材に設けるとともに、
    上記開閉部材を、該一体構造部材に位置決めされるように取り付けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記開閉部材に設けた接続部の近傍に、該開閉部材を開いたときに該接続部を保護するための接続部保護部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記着脱ユニットとして、高電圧が印加される部材を有するものを用い、
    画像形成装置本体側から該着脱ユニットに高電圧を印加する高電圧印加手段と、該着脱ユニット側の接続部と該画像形成装置本体側の接続部とが係合した後に該高電圧印加手段による高電圧の印加を開始する高電圧印加開始機構とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記着脱ユニット側の接続部及び上記画像形成装置本体側の接続部の各接続端子の一つがアース端子であり、
    各接続部が係合するときに、各接続部のアース端子から接触し始めるように各接続部の接続端子を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6の画像形成装置において、
    上記着脱ユニットが、像担持体と該像担持体を帯電するための帯電手段と該像担持体上の潜像を現像する現像手段とを有するプロセスカートリッジであり、
    上記電子部品が、該着脱ユニットの使用状況のデータを記憶するメモリであることを特徴とする画像形成装置。
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