JP3980225B2 - 摩擦試験機および摩擦試験方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属やセラミック等の表面の摩擦力や摩耗量を評価するための摩擦試験機に関し、特にVブロック/ピン方式の摩擦試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属やセラミック等の他の部材との接触面に、表面処理を行った場合や潤滑油等の媒体を用いた場合の摩擦力や摩耗量の変化を評価する摩擦試験機として、従来、Vブロック/ピン方式の摩擦試験機が知られている。
【0003】
この摩擦試験機は、図4に示すように試験片101として円柱状の素材の端面に90度のV字状切れ込みを入れたものを2個用い、これを回転するピン102の周面に両側から所定の圧力で当接し、ピン102の摩擦トルクを計測することによって試験片表面の摩擦力や摩耗量を計測する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のVブロック/ピン方式の摩擦試験機は、次のような問題があった。1)柱状の素材にさらにV字状切れ込みを加工しなければならないため、試験片の作製に手間がかかる。2)試験の精度を挙げるために、複数回の試験を行う必要があるが、一度試験に使用された面は、線接触部に摩耗痕ができ、再加工しないと使用できない。3)V字状切れ込みは機械加工されているため表面状態にばらつきがあり、再現性がよくない。4)試験後、摩耗状態を顕微鏡観察するときにV字状であるために観察がしにくい。
【0005】
そこで本発明は、V字状切れ込み加工を必要としない試験片を利用することができ、これにより試験片の作製が容易で、再現性のよい計測が可能な摩擦試験機および方法を提供することを目的とする。また本発明は、一つの試験片を繰り返し使用でき、ランニングコストの低減を図ることが可能な摩擦試験機および方法を提供することを目的とする。さらに本発明は、従来のVブロック/ピン方式の摩擦試験機を大幅に変更することなく利用可能な摩擦試験機および方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本発明は、回転ピンと、前記回転ピンをその軸を中心として回転駆動する手段と、前記ピンの周面を挟むように対称的に配置された一対の試験片固定手段と、各試験片固定手段を保持し且つ試験片固定部材に固定された試験片が前記ピンの周面に所定の圧力で接触するように前記一対の試験片固定手段を移動する保持手段と、前記ピンの回転時のトルクおよび/又は前記一対の試験片固定手段間の距離の変化を計測する手段とを備え、前記一対の試験片固定手段の各々は、2つの正四角柱状の試験片を各正四角柱の一側面が互いに直角をなすように固定する手段を備えたことを特徴とする摩擦試験機を提供する。
【0007】
また本発明は、前記試験片固定部材が、試験片を固定する手段として、前記正四角柱状の試験片の隣接する二側面が係合する溝を複数併設した溝部材と、前記溝部材の溝方向上下に着脱自在に固定され、各溝に係合した試験片を挟持する一対の補強板とを備えたことを特徴とするの摩擦試験機を提供する。
【0008】
さらに本発明は、前記試験片固定部材が、ユニバーサルジョイントを介して前記保持手段に固定されていることを特徴とする摩擦試験機を提供する。
【0009】
また本発明は、一対の試験片固定手段にそれぞれ固定された試験片を、回転可能なピンの周面に対称的に圧接し、ピン回転時における摩擦トルクおよび/又は前記一対の試験片固定手段間の距離の変化を計測し、前記試験片の摩擦力や摩耗量を計測する摩擦試験方法であって、前記試験片として4つ正四角柱状の試験片を用意し、4つの試験片の2つを一組として、一組の正四角柱状の試験片をそれらの一側面が互いに直角をなすように固定し、二組の試験片をそれぞれ、直角をなす二側面が前記ピンに所定の圧力で接触するように保持したことを特徴とする摩擦試験方法を提供する。
【0010】
また本発明は、前記4つの正四角柱状の試験片の、ピンに接触する側面を順次変えて、4側面について繰り返し計測を行うことを特徴とする摩擦試験方法を提供する。
【0011】
このような本発明の摩擦試験機および摩擦試験方法によれば、試験片として正四角柱状の試験片を用いるので、平面加工の精度があればよく、試験片作製が容易でしかも表面状態のバラツキがきわめて少ない。また正四角柱状の4つの面を順次試験に供することができるので、一つの試験片で4回の試験を行うことができ、コストを低減できる。また試験片表面の観察が容易で、特にV字状の切れ込みと異なり、顕微鏡を正面から当てて見ることができ、表面観察が容易である。さらに正四角柱状の試験片を二つ組合せてV字状に構成し、回転ピンに圧接させる構成なので、試験片を保持する機構以外の機構は、従来のVブロック/ピン方式の摩擦試験機をそのまま利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る摩擦試験機の一実施例を示す図で、この摩擦試験機は、主として金属製のピン15を所定の回転速度で回転するための機構と、ピン15の周面に対し試験片50を所定の圧力で圧接させる保持機構と、測定部の温度を調節する温度調節機構30と、これらピンの回転機構、保持機構および温度調節機構30を制御するとともに、ピン回転時の摩擦トルクや試験片間距離の変化を入力し、摩擦力や摩耗量を計算する制御・計測部40とからなる。
【0014】
ピン回転機構は、モータ11と、このモータ11の回転軸に一対のプーリ12およびベルト13で連結され、モータ11によって回転される回転軸14と、回転軸14の一端に固定されたピン15とからなり、モータ11には制御・計測部40からの指令によって制御される速度コントローラ16およびピン15の回転速度を表示する表示部17が設けられている。
【0015】
またピン15が固定された回転軸14にはストレンアンプ18を備えたトルクメータ(図示せず)が接続され、ピン回転時の摩擦トルクを計測する。ストレンアンプ18からの摩擦トルクに対応する信号は制御・計測部40に入力され、ここで所定の演算が行われ摩擦力が求められる。
【0016】
保持機構は、ピン15に対してほぼ対称的に配置された一対の保持部材21、21’と、これら保持部材21、21’の一端に固定され、試験片をピン15に対向するように固定する固定部材22、22’と、固定部材22、22’に固定された試験片50をピン15に対し押付けるように保持部材21、21’を駆動する駆動手段23とを備えている。
【0017】
駆動手段23としてはエアシリンダ或いは油圧シリンダを用いることができ、試験片に加える荷重が比較的小さく、例えば500kg重程度の場合には、エアシリンダを用い、1ton以上の場合には油圧シリンダを用いる。以下、エアシリンダとして説明するが、これに限定されない。
【0018】
保持部材21、21’は、上述したように一端に固定部材22、22’が固定された長寸の部材で、その長手方向ほぼ中央が装置本体に回動自在に固定されている。このような保持部材21、21’は、エアシリンダ23によって、その一端に固定された固定部材22、22’が互いに近接する方向、即ちその中央に存在するピン15に試験片を圧接する方向に駆動される。エアシリンダ23は、精密減圧弁26を介して図示しない空気源に接続されており、この精密減圧弁26を調節することにより、ピン15に対する試験片押付力を調節することができる。
【0019】
保持部材21、21’の、固定部材22、22’が固定された端部と反対側の端部には、一方に近接センサ24、他方に圧力センサ25が取付けられている。近接センサ24は、保持部材21、21’の端部間の距離(変位量)を検出することにより固定部材22、22’間の変位(試験片の摩耗量)を検出するセンサで、差動トランスを利用した変位センサや静電容量式変位センサなど公知の変位センサを用いることができる。近接センサ24からの信号は制御・計測部40に入力され、ここで保持部材21、21’の端部間の変位量をもとに試験片50の摩耗量が計算される。
【0020】
圧力センサ25は、圧電結晶を用いたロードセル、半導体圧力センサ等の公知の圧力センサから構成され、試験片50を介して保持部材21’にかかる押圧力を検知する。圧力センサ25からの信号は指示アンプを介して制御・計測部40に入力され、制御・計測部40はこの信号およびトルクメータからの信号をもとに摩擦力を計算する。
【0021】
温度調節機構30は、オイル等の熱媒を入れた恒温槽31、恒温槽31を一定温度に加熱するヒータ32、恒温槽31の温度を監視するための熱電対等の温度センサ33およびヒータ32の温度を調節する調節器34を備え、温度センサ33からの信号を制御・計測部40に入力し、これに基づき調節器34を制御することにより、恒温槽31の温度はフィードバック制御され、一定に保たれている。この試験機による計測は、試験片50を固定した保持部材21、21’の端部をこのような恒温槽31に浸けた状態で行う。
【0022】
次に試験片50および固定部材22の詳細について図2及び図3を参照して説明する。尚、他方の固定部材22’も全く同様であるので、ここでは固定部材22についてのみ説明する。
【0023】
試験片50は、図2に示すように、側面が高精度で平面加工された正四角柱状で、例えば断面5mm×5mm、長さ約12mmの大きさの試験片である。このような試験片50は、例えば断面5mm×5mm、長さ約48mmの柱状の素材を長手方向に4分割することにより製造できる。本発明の摩擦試験機では、このような試験片50の2片を一組とし、固定部材22に固定する。
【0024】
固定部材22は、図2に示すようにこれら2片の試験片50の各二側面が係合する断面V字状溝が2つ形成されたブロック221と、このブロック221を溝方向の上下から挟むようにブロック221に固定される補強板222、223と、ブロック221の背面(溝が形成された面の裏面)に固定される背面板224とからなる。
【0025】
図3(a)に示すようにV字状溝の内面がなす角は90度で、二つの溝にそれぞれ試験片50を係合させたときに、二つの試験片50の互いに隣接する側面50a、50aが90度をなし、この二つの側面がピン15に当接するように構成される。V字状溝の内面の幅dは、ほぼ試験片50の側面の幅に等しいが、これより大きくても小さくてもよい。要するに2つの試験片50の隣接する角が互いに干渉せずに且つ二つの試験片50の側面50a、50aにピン15の周面を当接させたときに、ブロック221の外側に突出する2つの試験片の角を結ぶ線が、ピンの中心を超えない位置に試験片に対し配置されるものであればよい。
【0026】
ブロック221の高さh(V字状溝の溝方向の長さ)は、同図(b)に示すように試験片50の高さと同じで、試験片50を係合した状態で補強板222、223で上下から締めつけたときに試験片50は補強板間で確実に固定される。尚、補強板222、223はネジ等でブロック221に固定され、補強板を外すことにより、試験片50は固定部材22に着脱される。
【0027】
ブロック221は、保持部材21の一端にユニバーサルジョイント27によって連結される。このためブロック221の背面側には、ユニバーサルジョイント27の球部を受ける半球状の球座が形成されている。背面板244は、ユニバーサルジョイント27をブロック221に固定するものであり、ユニバーサルジョイント27の球部の一部が係合する開口が板中央に形成されている。
【0028】
固定部材22を固定した保持部材21の端部は保持部材21が回動することによって円弧状に移動するが、固定部材22と支持部材21とをユニバーサルジョイント27によって連結することにより、固定部材端部の移動軌跡が円弧状であるにも拘わらず、試験片50の側面を垂直なピン15の周面に密着した状態で圧接させることができる。また一対の固定部材22、22’がピン中心に対し180度の位置(対称位置)から若干ずれていても、即ち図3(a)で示す固定部材の位置が図中、上下いずれかにずれていた場合でも、ユニバーサルジョイントによって固定部材が回転することにより、常に4つの試験片50をピン15に圧接させることができる。
【0029】
次に以上のような構成の摩擦試験機を用いた摩擦試験方法について説明する。本発明の摩擦試験は、試験片自体を試料としてその表面の摩耗量や摩擦力を計測する場合にも、またピンと試験片との間に潤滑油等の媒体を介在させて、その媒体が摩擦や摩耗に与える効果を評価する場合にも適用できる。ここでは試験片自体の摩耗量や摩擦力を計測する場合を説明する。
【0030】
まず同一形状、同一サイズの正四角柱状試験片50を4片用意し、2片を1組として固定部材22、22’に固定する。次いでエアシリンダ23を駆動し、所定の押付力で保持部材21、21’に固定された固定部材22、22’をピン15に押しつける。この押付力は圧力センサ25によって検知され制御・計測部40に入力される。
【0031】
この状態で固定部材22、22’が固定された保持部材21、21’およびピン15を恒温槽31に浸け、試験片の温度が一定の温度となるまで待った後、モータ10を駆動しピン15を回転させる。回転速度は、所定の値となるように制御・計測部40からの指令を受ける速度コントローラ16によって制御される。試験時間、即ち回転を持続する時間は、試料や計測の対象(摩擦力か摩耗量か)によっても異なるが、通常数分〜48時間程度である。この回転時に回転軸14にかかるトルクをトルクメータ18で計測し、制御・計測部40に送る。制御・計測部40は、このトルクTQと圧力センサ25が検知したピンへの押付力Wgから、次式に基づき摩擦力Fおよび摩擦係数μを算出する。
【0032】
【数1】
F=TQ/r (1)
μ=F/4W (2)
W=(1/2)×{Wg/cos(90-θ/2)} (3)
【0033】
尚、式(1)〜(3)中、rはピンの半径、Wは一つの試験片50の面からピンに加えられる半径方向(面に対し垂直方向)の押付力、θは隣接する試験片50の二側面がなす角度(ここでは90゜)を表す。
【0034】
また比較的長時間回転が持続することにより、試験片50が摩耗することにより2対の試験片間の距離が変化する。この試験片間の距離の変化を、近接センサ24が保持部材21、21’間の距離の変化として検知し、制御・計測部40に送る。制御・計測部40はこの変位量から摩耗量を算出する。
【0035】
測定の精度を高めるために、上述した計測を複数回繰り返すことが望ましい。その場合、試験片50としては同じものを用い、但し固定部材22(22’)への固定位置を変更する。即ち、上述の計測では柱状の試験片50の一側面50aのみが使用されたので、これ以外の側面がピン15に接触する位置となるように全ての試験片50を固定し直し、同様の計測を行う。これにより同じ試験片を用いて最高4回の計測が可能となる。この4回の計測で使用される試験片の側面は、いずれも平面加工によって形成されたものであるので、加工精度がよく、その結果、再現性のよい測定結果を得ることができる。
【0036】
このように測定された摩擦力および摩耗量は、制御・計測部40に接続された図示しない表示装置や印刷装置によって表示、印刷される。4回の計測に使用された試験片は、その側面を平面研磨することにより再度利用することができる。
【0037】
尚、以上の実施例では、試験片を固定する保持部材をエアシリンダ等の駆動機構によって回動させることにより、試験片をピンに当接する摩擦試験機について説明したが、保持部材をエアシリンダ等の駆動機構により水平方向に移動させる方式とすることも可能である。また上記実施例の各部で採用した機構やセンサは、公知の種々の機構やセンサで置換することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明の摩擦試験機および方法は、試験片として正四角柱状の試験片を4つ組合せて利用したことにより、簡便且つ低コストで高い精度の摩擦/摩耗試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦試験機の一実施例を示す全体構成図
【図2】本発明の摩擦試験に用いる試験片および固定部材を示す分解図
【図3】本発明の摩擦試験機の試験片固定部材の一実施例を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面図
【図4】従来のVブロック/ピン方式の摩擦試験機を示す図
【符号の説明】
11・・・・・・モータ(回転駆動手段)
15・・・・・・回転ピン
21、21’・・・・・・保持部材
22、22’・・・・・・固定部材
40・・・・・・制御・計測部
50・・・・・・試験片
Claims (5)
- 回転ピンと、前記回転ピンをその軸を中心として回転駆動する手段と、前記ピンの周面を挟むように対称的に配置された一対の試験片固定手段と、各試験片固定手段を保持し且つ試験片固定部材に固定された試験片が前記ピンの周面に所定の圧力で接触するように前記一対の試験片固定手段を移動する保持手段と、前記ピンの回転時のトルクおよび/又は前記一対の試験片固定手段間の距離の変化を計測する手段とを備えた摩擦試験機において、
前記一対の試験片固定手段の各々は、2つの正四角柱状の試験片を各正四角柱の一側面が互いに直角をなすように固定する手段を備えたことを特徴とする摩擦試験機。 - 前記試験片固定手段は、試験片を固定する手段として、前記正四角柱状の試験片の隣接する二側面が係合する溝を複数併設した溝部材と、前記溝部材の溝方向上下に着脱自在に固定され、各溝に係合した試験片を挟持する一対の補強板とを備えたことを特徴とする請求項1記載の摩擦試験機。
- 前記試験片固定部材は、ユニバーサルジョイントを介して前記保持手段に固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の摩擦試験機。
- 一対の試験片固定手段にそれぞれ固定された試験片を、回転可能なピンの周面に対称的に圧接し、ピン回転時における摩擦トルクおよび/又は前記一対の試験片固定手段間の距離の変化を計測し、前記試験片の摩擦力や摩耗量を計測する摩擦試験方法であって、
前記試験片として4つ正四角柱状の試験片を用意し、
4つの試験片の2つを一組として、一組の正四角柱状の試験片をそれらの一側面が互いに直角をなすように固定し、
二組の試験片をそれぞれ、直角をなす二側面が前記ピンに所定の圧力で接触するように保持したことを特徴とする摩擦試験方法。 - 前記4つの試験片の、ピンに接触する側面を順次変えて、4側面について繰り返し計測を行うことを特徴とする請求項4記載の摩擦試験方法。
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