JP3979927B2 - ベッド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はマットレス上に仰臥した利用者の上半身を起こすことができる、いわゆる背上げ式のベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
病人や老人などのように自力で起き上がることができない利用者には、床板の一部を起伏駆動することができるようにした、いわゆる背上げ式のベッド装置が利用されている。背上げ式のベッド装置は、ベッドフレームを有し、このベッドフレームには床板体が設けられている。床板体は複数の床部に分割され、そのうちの1つは上記ベッドフレームに固定される固定部となっている。この固定部の一側には利用者の上半身に対応する背上げ部が回動可能に連結されている。背上げ部は、上記ベッドフレームに設けられた背上げ機構によって起伏駆動される。
【0003】
なお、固定部の他側には、脚上げ部を回動可能に連結し、この脚上げ部を背上げ部と連動して上昇させて脚部を持ち上げることで、上半身を起こした利用者の臀部が前方へずれ難いようにすることもあるが、脚上げ部を設けず、固定部の長さを延長した構成にすることもある。
【0004】
上記背上げ機構はアームを有し、このアームは駆動源によって回動させられるようになっている。アームの先端部にはローラが設けられ、このローラは上記背上げ部の下面に設けられたガイドレールに当接する。したがって、上記アームを起立方向に駆動すれば、ローラがガイドレールを介して上記背上げ部を押し上げるから、この背上げ部を起立させることができるようになっている。
【0005】
従来、上記床板体の固定部や背上げ部などは、合成樹脂をブロー成形して矩形板状に形成されていた。しかしながら、固定部や背上げ部などを合成樹脂によって矩形板状にブロー成形するには、これらを成形するためにかなり大きな金型が必要となるばかりか、その金型を用いるための成形装置も大型化することになるから、コストの大幅な上昇を招くということがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、固定部や背上げ部などが合成樹脂をブロー成形して矩形板状に形成される従来の背上げ式のベッド装置では、成形用の金型やその金型を用いる成形装置が大型化するため、上記固定部や背上げ部などのコストが上昇するということがあった。
【0007】
この発明は、固定部や背上げ部などを安価に、しかも簡単な構成で容易に製造することができるようにしたベッド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ベッドフレームと、
少なくとも幅方向両側がパイプ材によって形成され上記ベッドフレームに固定される固定部及びこの固定部に回動可能に連結された背上げ部を有する載置フレームと、
この配置フレームに設けられ上面にマットレスが載置される載置部材と、
上記背上げ部の幅方向両側のパイプ材に上記載置フレームの長手方向に沿って一体的に設けられた一対のガイドレールと、
上記ベッドフレームに設けられ駆動部及びこの駆動部によって起伏駆動されるとともに上記背上げ部の一対のガイドレールに対向する一対の背上げアームを有する背上げ機構と、
上記一対の背上げアームに回転可能に設けられこの背上げアームが起上方向に駆動されることで上記ガイドレールを押圧して上記背上げ部を起上させるローラを具備し、
上記載置部材は、所定間隔で配設される複数の帯板と、この帯板の両端部に嵌着された袋部材と、隣り合う袋部材を回動可能に連結した連結部材とによって屈曲可能に構成された簾の子であって、
上記簾の子の上記袋部材と上記連結部材との少なくとも袋部材には、この簾の子を上記載置フレームに弾性的に保持する弾性片が一体的に設けられていることを特徴とするベッド装置にある。
【0021】
この発明によれば、ベッドフレームに固定される固定部と固定部に回動可能に連結される背上げ部とを有する載置フレームをパイプ材によって形成するようにしたから、安価で簡単な構成とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態を説明する。
【0023】
図1乃至図16はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1と図2に示すように、この発明のベッド装置はベッドフレーム1を備えている。このベッドフレーム1は縦桟2と横桟3とによって矩形枠状に形成され、その四隅部下面にはそれぞれ脚4が設けられている。
【0024】
上記ベッドフレーム1の上面には、このベッドフレーム1と幅寸法及び長さ寸法がほぼ同じに形成された載置フレーム5が設けられる。この載置フレーム5は一対のパイプ材からなる固定部6を有する。この固定部6を形成するパイプ材の一端には、腰上げ部7を形成する一対のパイプ材の一端が枢着され、このパイプ材の他端には背上げ部8を形成する一対のパイプ材の一端が枢着されている。背上げ部8のパイプ材の他端はアングル材からなる連結部材9によって連結されている。なお、背上げ部8はパイプ材をほぼコ字状に曲成することで形成するようにしてもよい。
【0025】
上記固定部6の一対のパイプ材の他端には、第1の脚上げ部11を形成する一対のパイプ材の一端が枢着されている。このパイプ材の他端には、パイプ材をコ字状に曲成した第2の脚上げ部12の両端が枢着されている。つまり、載置フレーム5は背上げ部8の連結部材9を除く部分が全てパイプ材によって形成されるとともに、これらパイプ材が互いに回動可能に連結された5つの部分によって構成されている。
【0026】
なお、載置フレーム5の5つの部分、つまり固定部、6、腰上げ部7、背上げ部8、第1の脚上げ部11及び第2の脚上げ部12少なくとも幅方向両側がパイプ材によって形成されていればよく、たとえば上記5つの部分はパイプ材によって矩形枠状に形成しても差し支えない。
【0027】
上記固定部6、腰上げ部7、背上げ部8、第1の脚上げ部11及び第2の脚上げ部12の5つの部分の幅方向内側には、それぞれアングル材からなる受け部材13が一辺を固着して設けられている。上記固定部6のパイプ材は上記ベッドフレーム1の縦桟2の長手方向中央部分の上面にねじ止め固定される。
【0028】
上記腰上げ部7、上記背上げ部8、上記第1の脚上げ部11及び第2の脚上げ部12の一対の受け部材13にはそれぞれブラケット15が固着されている。一対のブラケット15には載置フレーム5の幅方向に沿う補強杆16が両端を固着して架設されている。なお、第1の脚上げ部11の受け部材13には長手方向一端と他端とにそれぞれ2組の上記ブラケット15が固着され、各一対のブラケット15にそれぞれ補強杆16が架設されている。
【0029】
上記載置フレーム5は、上記ベッドフレーム1に設けられた背上げ機構18によって腰上げ部7、背上げ部8、第1、第2の脚上げ部11,12が起伏駆動されるようになっている。
【0030】
図2に示すように、上記背上げ機構18は駆動部19を有する。この駆動部19は動力伝達機構(図示せず)が内蔵された箱形状をなしていて、その一側面には上記動力伝達機構を駆動する駆動源21が設けられている。
【0031】
上記駆動部19の長手方向一端部にはベッドフレーム1の幅方向に沿う第1の回転軸22が設けられ、他端部には第2の回転軸23が設けられている。各回転軸22,23の両端部は、上記ベッドフレーム1の縦桟2の内面に設けられた受け部24に回転可能に支持されている。
【0032】
上記受け部24は、図9に示すようにサイドブラケット25を有する。このサイドブラケット25は板材を断面形状がほぼコ字状に曲成してなり、ベッドフレーム1の幅方向内方へ膨出した膨出部26を有する。この膨出部26にはその上面と側面とに開放した係合部27が形成されている。
【0033】
上記係合部27にはU字状の軸受部28aが形成されたブッシュ部材28が係着される。つまり、ブッシュ部材28の裏面側には上記軸受部28aに沿って鍔29が設けられ、この鍔29を上記係合部27に係合させることで、上記ブッシュ部材28が上記膨出部26に取付けられている。そして、ブッシュ部材28の軸受部28aに上記第1、第2の回転軸22,23の端部が回転可能に支持されている。
【0034】
上記軸受部28aに支持された上記各回転軸22,23の端部は、上記膨出部26の上面に弾性的に装着されるクリップ31によって上記軸受部28aから外れるのが阻止されている。それによって、上記背上げ機構18が上記ベッドフレーム1に取付けられている。
【0035】
上記背上げ機構18の第1の回転軸22の両端部にはそれぞれ背上げアームとしての一対の第1のアーム32の基端部が固着されている。図2に示すうように、一対の第1のアーム32の先端部の外面には、アーム32の長手方向に所定の間隔で離間した一対の第1のローラ33が回転可能に取付けられている。第1のローラ33の外周面は、断面形状が半円形状の凹曲面からなるガイド溝33aに形成されている。
【0036】
一対の第1のアーム32に設けられた各一対の第1のローラ33は、上記載置フレーム5の背上げ部8の幅方向両端部にそれぞれ設けられた第1のガイドレール34に接触する。上記第1のガイドレール34は所定長さのパイプ材からなり、その一端を背上げ部8を構成する連結部材9に固着し、他端を背上げ部8の受け部材13に一端を固着したブラケット15の他端に固着している。
【0037】
それによって、一対の第1のガイドレール34は、上記背上げ部8の幅方向両端よりも所定寸法内方に、上記載置フレーム5の長手方向に沿って設けられている。上記第1のローラ33の外周面がガイド溝33aに形成されていることで、第1のローラ33は上記第1のガイドレール34に係合するから、これらの接触状態が確実に維持される。
【0038】
図4に示すように、上記第1のガイドレール34には、丸棒をほぼコ字状に折曲した保持部材35が取付けられる。この保持部材35の両端部にはねじが形成され、上記ガイドレール34には保持部材35の両端部を挿通する通孔34aが穿設されている。
【0039】
上記保持部材35は、両端部を上記通孔34aに上記ガイドレール34の下方、つまり第1のローラ33が接触する方向から挿入し、ガイドレール34の上面側に突出した両端部に袋ナット36を螺合することで、このガイドレール34に取付けられ、上記第1のローラ33のガイド溝33aに係合する。
【0040】
つまり、背上げ部8に設けられたガイドレール34には第1のアーム32に所定間隔で設けられた一対の第1のローラ33が接触し、しかも保持部材35によって上記ガイドレール34から離反することがないよう保持されている。
【0041】
それによって、背上げ部8を上昇方向に回動させたとき、この背上げ部8の上端に図1に矢印Aで示す倒伏方向の荷重が加わっても、ガイドレール34が第1のアーム32に所定間隔で設けられ保持部材35によって保持された一対の第1のローラ33に接触していることで、倒伏方向に回動するのが阻止される。
【0042】
すなわち、上記背上げ部8は、この背上げ部8ととともに回動する腰上げ部7を介して固定部6に連結されているため、背上げ部8が所定の角度で起立した状態で、その上端に矢印Aで示す方向の荷重が加わると、腰上げ部7を回動させながら後方へ倒れる虞がある。
【0043】
しかしながら、上述したように、第1のアーム32に所定間隔で一対の第1のローラ33を設け、これらローラ33が第1のガイドレール34から離反しないよう保持部材35によって保持した。そのため、所定の角度で起立した上記背上げ部8の上端に図1に矢印Aで示す方向の荷重が加わっても、この背上げ部8が後方へ回動することがない。
【0044】
上記第2の回転軸23の両端部にはそれぞれ第2のアーム37の基端部が固着されている。第2のアーム37の先端部の外面には外周面が凹曲面からなるガイド溝38aに形成された第2のローラ38が回転可能に設けられている。
【0045】
上記第2のローラ38は上記第1の脚上げ部11の幅方向両端部に、幅方向両端よりも所定寸法内方に設けられた一対の第2のガイドレール39に転接するようになっている。上記第2のガイドレール39はパイプ材からなり、第1の脚上げ部11の両側内方に設けられた受け部材13に一端を固着した一対のブラケット15の他端に固着されている。したがって、第2のローラ38も上記第2のガイドレール38に係合し、接触状態が外れるのが防止されている。
【0046】
上記ベッドフレーム1の第2の脚上げ部12側の一端部には、支持リンク41の一端が縦桟2の内面に枢着されている。この支持リンク41の他端は上記第2の脚上げ部12の端部下面に枢着される。
【0047】
上記背上げ機構18の駆動源21を作動して第1の回転軸22と第2の回転軸23とを回転駆動し、各回転軸22,23に設けられた第1のアーム32と第2のアーム37とを起上方向に回動させれば、第1のローラ33が第1のガイドレール34を介して背上げ部8を起立方向に押し上げ、第2のローラ38が第2のガイドレール39を介して第1の脚上げ部11を上昇方向に押し上げる。
【0048】
図3に示すように、上記背上げ部8が起立方向に回動すると、この回動に腰上げ部7が連動して回動し、上記第1の脚上げ部11の起立方向に回動すると、この動きに第2の脚上げ部12の一端が連動する。この第2の脚上げ部12の他端は支持リンク41によってベッドフレーム1に支持されているから、ほぼ水平に上昇した状態で保持される。つまり、第1の脚上げ部11と第2の脚上げ部12とはほぼへの字状に屈曲する。
【0049】
上記第1の回転軸22の回転は動力切換え機構61によって上記第2の回転軸23に選択的に伝達できるようになっている。この動力切換え機構61は図11乃至図12に示すように断面コ字状をなし、内部を挿入部62aとした第1のリンク62を有する。この第1のリンク62の一端は上記第1の回転軸22の一端部に設けられたブラケット63に回転自在に枢着されている。
【0050】
上記第1のリンク62の他端部にはその両側壁を貫通した貫通孔64が穿設されているとともに、この貫通孔64の周囲には長溝65aと周方向に90度の間隔で一対の係合孔65bとが形成されている。上記長溝65aは、第1のリンク62の一側壁と他側壁とで上上記貫通孔64の周方向に90度角度をずらして形成され、上記係合孔65bは同じ位置に形成されている。
【0051】
上記第1のリンク62の挿入部62aには、一端部を上記第2の回転軸23の一端部にブラケット63を介して枢着された第2のリンク66の他端部が挿入されている。この第2のリンク66の他端部にはスライド孔67が長手方向に沿って形成されている。このスライド孔67の一端部には大径部67aが形成されている。
【0052】
なお、第1のリンク62の一側壁には挿入部62aに挿入された第1のリンク66の他端部が下方へ抜出するのを阻止する折曲片62bが形成されている。
【0053】
上記第1のリンク62と第2のリンク66は断面形状が扁平に形成されたコマ68によって連結されている。つまり、上記コマ68は上記第1のリンク62の貫通孔64と、第2のリンク66のスライド孔67とに跨がって挿通されている。このコマ68の短い方の径は上記スライド孔67の幅寸法よりもわずかに小さく設定され、長い方の径は上記大径部67aの幅寸法とほぼ同じに設定されている。したがって、上記コマ68は上記大径部67aで回転させることができるようになっている。
【0054】
上記コマ68の両端部は上記第1のリンク62の両側壁外面から突出し、その突出端部にはそれぞれ合成樹脂によって成形されたレバー69がねじ71によって固定されている。各レバー69の内面には上記長溝65aにスライド自在に係合した第1の突起72と、上記レバー69の回転に応じて一対の係合孔65bに選択的に係合する円錐状の第2の突起73とが設けられている。第2の突起73は上記レバー69に切欠き74を入れることで、上記係合孔65bに弾性的に係脱できるようになっている。
【0055】
上記コマ68が上記スライド孔67の大径部67aに位置するとき、上記レバー69は上記第1の突起72が長溝65aに沿って移動可能な90度の範囲で回転させることができる。レバー69がほぼ水平な状態にあるとき、上記コマ68はスライド孔67にスライドできない。そのため、その状態では第1のリンク62に対して第2のリンク66が上記コマ68によってスライド不能になっている。この状態を動力切換え機構61のロック状態とする。
【0056】
上記レバー69を水平な状態からほぼ垂直な状態へ90度回転させると、上記コマ68が上記スライド孔67へスライドできる状態となる。したがって、第1のリンク62に対して上記第2のリンク66が上記コマ68とともにスライド可能となる。この状態を動力切換え機構61の解除状態とする。ロック状態と解除状態とにおいて、第2の突起73が一対の係合孔65bの一方に弾性的に係合して上記レバー69が回動不能に保持される。
【0057】
ロック状態において、上記背上げ機構18が作動してその第1の回転軸22が回転すると、その回転が動力伝達機構61の第1のリンク62と第2のリンク66を介して第2の回転軸23に伝達されるから、この第2の回転軸23が連動するようになっている。
【0058】
解除状態においては、第1の回転軸22が回転して第1のリンク62がスライドすると、そのスライドによってコマ68がスライド孔67をスライドすることで、第1のリンク62の動きが第2のリンク66に伝達されないから、第2の回転軸23は回転しない。つまり、上記動力伝達機構61は、第1の回転軸22の回転を上記第2の回転軸23に伝達したり、遮断できるようになっている。
【0059】
図2に示すように、上記背上げ機構18には第1のアーム32によって起上させられた背上げ部8が急激に倒伏するのを阻止するダンパ機構101が設けられている。このダンパ機構101はガススプリング102を有する。このガススプリング102は、一端が第1の回転軸22に固着されたブラケット103に枢着され、他端であるロッド102aの先端には図13と図14に示すようにコ字状のコマ104が設けられている。このコマ104は上記第2の回転軸23に回転可能に取付けられた連結具105に回動可能に連結されている。上記ガススプリング102のロッド102aは突出方向へのスライドはほとんど抵抗がなく、没入方向へのスライドには抵抗を呈する。
【0060】
図14に示すように、上記連結具105はねじ106によって分解自在に結合された上部材105aと下部材105bとからなり、これらの接合面間に上記第2の回転軸23が回転可能に挿入される取付け孔107が形成されている。
【0061】
上記上部材105aには一対の取付け片108が平行に立設されていて、これら取付け片108間には上記コマ104の内部に入り込む断面コ字状の取付け部109が設けられている。
【0062】
上記取付け片108、取付け部109及び上記コマ104にはそれぞれ通孔110が形成され、これらの通孔110に挿通された支軸111によって上記コマ104が上記連結具105に連結されている。
【0063】
上記連結具105に連結されたコマ104は、わずかに回動するとことで、その中間部の内面104aが取付け部109の中間部の外面105cに接合し、下端面104bが上部材105aの上面105dに接合するようになっている。これらの接合によって、連結具105が第2の回転軸23の軸線方向にスライドするのが阻止されるとともに、ロッド102aの進退に上記第2の回転軸23の軸芯周りで回動するのを阻止している。
【0064】
したがって、動力伝達機構61を解除状態にして背上げ機構18を作動させ、第1の回転軸22だけを回転させると、第1のアーム32が上昇方向に回動して背上げ部8を起上させる。このとき、上記ダンパ機構101のガススプリング102はそのロッド102aがほとんど抵抗なく突出方向にスライドする。
【0065】
上記背上げ部8が起上した状態で、上記第1の回転軸22がなんらかの原因で自由に回転できる状態になると、上記背上げ部8は利用者の荷重によって急激に倒伏方向へ回動しようとすることある。しかしながら、この場合、ガススプリング102のロッド102aは没入方向へのスライドに対して抵抗を呈するから、上記背上げ部8が急激に倒伏するのを阻止することになる。
【0066】
上記動力伝達機構61をロック状態にして背上げ機構18を作動させると、第1の回転軸22の回転に対してガススプリング102が連動するが、そのロッド102aが連結された連結具105は第2の回転軸23に対して回転しないから、上記第1の回転軸22の回転が上記ガススプリング102を介して第2の回転軸23に伝達されることがない。
【0067】
つまり、背上げ部8の急激な倒伏を防止するためにダンパ機構101を設けても、そのダンパ機構101は上記動力伝達機構61が解除状態のときに、第1の回転軸22の回転を第2の回転軸23に伝えるということがない。
【0068】
上記載置フレーム5には、この載置フレーム5とによって床板体を構成する載置部材としての簾の子120が載置される。この簾の子120は図5、図6及び図8に示すように複数本の帯板121を備えている。この帯板121は下面が開放した中空状であって、内部には補強リブ121aが長手方向と幅方向との全長にわたって設けられている。さらに、帯板121は上方に向かって凸状に湾曲形成されている。
【0069】
各帯板121の両端部には合成樹脂によって一側面が開放した箱形状に成形された袋部材122が装着されている。この袋部材122の長手方向両側の端面にはそれぞれ係合孔123aが穿設された連結片123が突設され、上記端面と直交する下面には一端をこの下面に連結した帯状の一対の弾性片122aが一体成形されている。
【0070】
両端に袋部材122が装着された帯板121は所定間隔で配置され、隣り合う一対の袋部材122はそれぞれ連結部材124によって回動可能に連結されている。つまり、連結部材124は一対の板材124a,124bからなる。
【0071】
一方の板材124aには先端が錐状で、すり割り溝によって径方向に弾性変形可能に形成された係合部125aを有する一対の係合ピン125が突設されている。他方の板材124bには上記係合ピン125が挿入係止可能な一対の係合孔126が形成されている。
【0072】
そして、一方の板材124aに設けられた一対の係合ピン125をそれぞれ隣り合う一対の袋部材122の連結片123の係合孔123aに挿入し、連結片123から突出した係合ピン125に他方の板材124bの係合孔126挿入し、係合ピン125の先端の係合部125aを上記他方の板材124bの外面から突出させることで、一対の板材124a,124bが上記連結片123に回動可能に連結される。
【0073】
上記構成の簾の子120は、帯板121の長手方向両端部を、上記載置フレーム5の固定部6、腰上げ部7、背上げ部8、第1の脚上げ部11及び第2の脚上げ部12の幅方向両側内方に固着された受け部材13に係合させて載置される。
【0074】
上記各部6,7,8,11,12の受け部材13には、それぞれ上記連結部材124の一対の板材124a,124bがなす隙間に入り込む支持ピン128が突設されている。それによって、簾の子120が載置フレーム5上で、この載置フレーム5の長手方向に沿ってずれ動くのを防止している。
【0075】
上記簾の子120の上面には図3や図7に鎖線で示すようにマットレスMが載置される。このマットレスMは、載置フレーム5の背上げ部8や第1、第2の脚上げ部11,12の回動上昇に応じて上記簾の子120とともに屈曲する柔軟構造になっている。
なお、図示しないが、簾の子120の連結部材124の一対の板材124a,124bの下面にも、袋部材122と同様に弾性片を設けるようにしてもよい。
【0076】
上記構成のベッド装置によれば、床板体を載置フレーム5と簾の子110とで構成し、載置フレーム5をパイプ材からなる固定部6、腰上げ部7、背上げ部8、第1の脚上げ部11及び第2の脚上げ部12から形成し、その載置フレーム5に複数の帯板121を所定間隔で屈曲可能に連結した上記簾の子120を載置するようにした。
【0077】
そのため、比較的大きな中空板状の部材を合成樹脂で成形し、これらの部材を回動可能に連結した従来の床板体に比べ、この発明の床板体を構成する載置フレーム5はパイプ材によって容易に、しかも大型の成形装置などの設備を必要とせずに安価に製作することができ、しかも上記載置フレーム5とで床板体を構成する簾の子120も、帯板121によって容易かつ安価に形成することができるから、床板体のコストの低減や生産性の向上を図ることが可能となる。
【0078】
上記背上げ部8の幅方向両側内方に、第1のガイドレール34を、背上げ部8を構成するパイプ材にブラケット15によって取付け固定するようにした。
【0079】
そのため、上記載置フレーム5がパイプ材で形成されていても、背上げ用の第1のアーム32に設けられた一対の第1のローラ33を、上記第1のガイドレール34に当接させることができるから、載置フレーム5がパイプ製であっても、この載置フレーム5を上記第1のローラ33によって、確実に起伏駆動させることができる。
【0080】
上記第1、第2のガイドレール34,39を載置フレーム5の幅方向内方に設けるようにした。そのため、載置フレーム5の幅寸法をベッドフレーム1の幅寸法とほぼ同じにしても、ベッドフレーム1の幅方向内方に位置する第1、第2のアーム32,37に設けられた第1、第2のローラ33,38を上記第1、第2のガイドレール34,39に接触させることができる。
【0081】
つまり、載置フレーム5がパイプ製であっても、その幅寸法をベッドフレーム1の幅寸法よりも小さくせずにすむ。言い換えれば、所定の幅寸法の載置フレーム5とするために、ベッドフレーム1の幅寸法を必要以上に大きくせずにすむ。
【0082】
上記第1のアーム32には一対の第1のローラ33を所定間隔で設け、これら第1のローラ33を保持部材35によって第1のガイドレール34に一体的に保持するようにした。
【0083】
そのため、所定の角度で起立させた背上げ部8の上端に図1に矢印Aで示す後方向の荷重が加わっても、この背上げ部8が一対の第1のローラ33のいずれか一方との接触点を支点として腰上げ部7とともに回動するのが阻止される。つまり、背上げ部8を起立させたとき、安定した状態で使用することができる。
【0084】
上記第1、第2のローラ33,38の外周面は凹曲面からなるガイド溝33a,38aに形成されている。そのため、第1、第2のローラ33,38と第1、第2のガイドレール34,39とは接触状態が外れるようなことなく係合するから、各ローラ33,38による背上げ部7や第1の脚上げ部11の起立方向への駆動を確実に行なうことができる。
【0085】
上記載置フレーム5に載置された簾の子120の各袋部材12の下面には一対の弾性片122aが設けられている。そのため、簾の子120は載置フレーム5に弾性的に支持されるから、クッション性能の向上を図ることができる。
【0086】
上記簾の子120の帯板121は上方に向かって凸状に湾曲形成されている。そのため、マットレスMを介して簾の子120に加わる荷重に対し、上記帯板121は高い剛性を呈することになる。つまり、帯板121を凸状に湾曲させることで、この帯板121の肉厚を薄くするなどしても、荷重に対して十分な剛性を持たせることができるから、簾の子120の軽量化やコストの低減を図ることができる。
【0087】
上記構成のベッド装置は、図15と図16に示すように外装体131内に収容して使用されることがある。この外装体131は、長手方向一端に設けられたヘッドボード132及び3枚の側板133によって枠状に形成され、この枠内に上記ベッドフレーム1が収容される。
【0088】
上記ベッドフレーム1は吊り具134によって上記外装体131内に吊持される。上記吊り具134は帯状板材をほぼクランク状に折曲して形成され、その一端を上記外装体131の側板133の上端に係合させ、中途部を上記側板133の内面に設けられた受け桟133aに係合させるとともに、他端を上記ベッドフレーム1の縦桟2の下面に係合させている。それによって、ベッドフレーム1は上記外装体131内に吊持されている。この場合、ベッドフレーム1の四隅部に設けられる脚4は不要となる。
【0089】
なお、上記吊り具134は、外装体131の各側辺の全長にわたる長さであってもよく、または枠状であっても差し支えない。枠状の場合、外装体131のヘッドボード132を側板133に代えた方がよい。
【0090】
このように、ベッドフレーム1を外装体131内に収容することで、ベッド装置の外観を向上させることができる。
【0091】
図17と図18はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は上記一実施の形態とほぼ同じ構成であるが、載置フレーム5Aの幅寸法をベッドフレーム1の幅寸法よりも小さくした。つまり、載置フレーム5Aの固定部6をベッドフレーム1に固定したとき、背上げ部8を形成する一対のパイプ材5aが背上げ機構18の第1のアーム32に設けられた一対の第1のローラ33に転接するようにした。それによって、上記パイプ材5aが上記一実施の形態の第1のガイドレール34を兼用させる構成とした。
【0092】
同様に、第1の脚上げ部11の一対のパイプ材11aに第2のローラ38を転接させ、上記パイプ材11aが第2のガイドレール39を兼用するようにした。
【0093】
なお、ベッドフレーム1の一対の縦桟2の中途部内面には、載置フレーム5Aの固定部6を取付け固定するためのブラケット140が設けられている。
【0094】
このような構成によれば、載置フレーム5と別部品の第1、第2のガイドレール34,39が不要となるから、その分、部品点数を少なくすることができる。
【0095】
図19はこの発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は載置フレーム5に設けられる載置部材として第1の実施の形態に示された簾の子120に代わり、網状部材としての線材を格子状に組んだネット141を設けるようにした。
【0096】
つまり、ネット141の周縁部のうち、両側を載置フレーム5の幅方向内側に設けられた受け部材13に固着し、長手方向一端を背上げ部8の連結部材9に固着する。第2の脚上げ部12の内側端にはアングル材142を取付け、このアングル材142に上記ネット141の長手方向他端を固着する。それによって、載置フレーム5にマットレスMを載置することができる。
【0097】
なお、載置部材としては簾の子やネットに限られず、メッシュや板材であってもよく、屈曲不能な剛体からなる板材を用いる場合、この板材を載置フレーム5の各部分ごとに分割して設けるようにすればよい。
【0098】
図20と図21はこの発明の第4の実施の形態を示す。この実施の形態は第1、第2の実施の形態と載置フレームの構成が異なる。すなわち、この第3の実施の形態の載置フレーム5Aは固定部6の一端に背上げ部8が直接回動可能に連結され、他端には第1の脚上げ部11と第2の脚上げ部12とが順次回動可能に連結されている。つまり、第1、第2の実施の形態では、載置フレーム5は5分割されていたが、この第4の実施の形態では4分割となっている。
【0099】
上記背上げ部8を起上させる背上げアームとしての第1のアーム32の先端部には第1のローラ33が1つだけ設けられ、さらに第1のガイドレール34には第1のローラ33がガイドレール34から離れるのを防止する保持部材35は設けられていない。
【0100】
つまり、載置フレーム5Aが4分割であり、背上げ部8が固定部6に直接連結されているため、起上した背上げ部8に利用者が寄り掛かっても、この背上げ部8が後方へ回動することがない。したがって、第1のアーム32に2つの第1のローラ33を設けたり、第1のローラ33が第1のガイドレール34から離れるのを防止する保持部材35が不要となる。
【0101】
上記一対の第1のアーム32の基端部には棒材をコ字状に曲成した検知部材201の両端部が回動可能に支持されている。つまり、検知部材201の両端部はL字状に折曲され、その部分が第1のアーム32の基端部に形成された係止孔(図示せず)に回動可能に挿入されている。この検知部材201の中途部には一端部がコ字状に折曲された連動部材202の他端部が固着されている。
【0102】
一対の第1のアーム32の先端部には、各アーム32に設けられた第1のローラ33の支持軸を兼ねる連結軸203が架設されている。この連結軸203の中途部に上記連動部材202の一端部が係合している。それによって、検知部材201は上記第1のアーム32の回動に連動するようになっており、第1のアーム32が下降方向に回動するとき、上記検知部材201の下降方向の回動が阻止されるとこの検知部材201は第1のアーム32の回動に対して相対的に上方へ変位することになる。
【0103】
上記連動部材202の内面にはリミットスイッチ204が設けられている。上記第1のアーム32が下降方向に回動しているとき、通常は図21(a),(c)のようにリミットスイッチ204は作動していないが、図21(b)に示すように検知部材201或いは連動部材202が障害物205に当たると、検知部材201が上記アーム32の下降方向の回動に対して相対的に上昇方向に変位し、その変位に連動部材202が連動する。つまり、検知部材201の下降が停止し、連結軸203が下降する。
【0104】
それによって、連動部材202の内面に設けられたリミットスイッチ204のレバー206が連結軸203に押圧されて作動するから、障害物205が存在することが検知される。したがって、リミットスイッチ204の作動信号によって第1のアーム32の下降方向への回動を停止すれば、障害物205を押し潰したり、背上げ部8や第1のアーム32などが損傷するのを防止できる。リミットスイッチ204が作動したとき、その信号によって第1のアーム32の下降方向への回動を停止するだけでなく、上昇方向へ回動させるようにしてもよい。
【0105】
このような構成のベッド装置によれば、載置フレーム5を4分割にしたことで、構成の簡略化を図ることができる。また、背上げ部8を下降させているときに障害物205に当たると変位する検知部材201及びこの検知部材201の変位によって作動するリミットスイッチ204を設けたことで、安全性を向上させることができる。
【0106】
なお、この第4の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同一部分には同一記号を付して説明を省略するが、上記第1の実施の形態とは上述した構成の他に、動力切換え機構61とダンパ機構101とが背上げ機構18の一側側に設けられているという点でも相違している。
【0107】
この発明において、載置フレームに載置される簾の子の構成は限定されるものでなく、要は長手方向においては背上げ部や脚上げ部の上昇に応じて屈曲する柔軟性を有し、幅方向においてはマットレスを介して加わる利用者の荷重を受ける剛性を備えた構成であればよい。
【0108】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、床板体を載置フレームと簾の子とから構成し、載置フレームをパイプ材によって形成し、この載置フレームに上記背上げ部の回動によって屈曲可能な簾の子を保持するようにした。
【0109】
そのため、載置フレームや簾の子を製作し易い簡単な構成にできるから、コストの低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すベッド装置の簾の子を除去して背上げ部を起上させた状態の斜視図。
【図2】ベッドフレームと載置フレームとの分解斜視図。
【図3】背上げ機構によって載置フレームの背上げ部及び脚上げ部を上昇させた状態を示す側面図。
【図4】第1のガイドレール及びこのガイドレールに取付けられる保持部材の斜視図。
【図5】簾の子の斜視図。
【図6】(a)は簾の子の一部を示す側面図、(b)は同じく一部断面した平面図。
【図7】ベッドフレームの幅方向に沿う断面図。
【図8】載置フレームに載置された簾の子の一部を示す平面図。
【図9】背上げ機構の回転軸をベッドフレームに取付ける受け部の斜視図。
【図10】(a)は背上げ機構の正面図、(b)は平面図。
【図11】(a)は動力伝達機構の一部断面した平面図、(b)は図11(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は第1のリンクの正面図。
【図12】動力伝達機構の分解斜視図。
【図13】ダンパ機構の連結具の斜視図。
【図14】ダンパ機構の連結具の断面図。
【図15】ベッドフレームを外装体内に収容した斜視図。
【図16】外装体に収容されたベッド装置の幅方向に沿う断面図。
【図17】この発明の第2の実施の形態を示すベースフレームと載置フレームとの分解斜視図。
【図18】ベッド装置の幅方向に沿う断面図。
【図19】この発明の第3の実施の形態を示す載置フレームの斜視図。
【図20】この発明の第4の実施の形態を示すベッド装置の簾の子を除去して背上げ部を起上させた状態の斜視図。
【図21】(a)は検知部材が障害物に当たっていないときの図、(b)は検知部材が障害物に当たってリミットスイッチが作動したときの図、(c)は検知部材と連結軸とを相対的に変位可能に連結した連結部材の正面図。
【符号の説明】
1…ベッドフレーム
5…載置フレーム
6…固定部
7…腰上げ部
8…背上げ部
18…背上げ機構
19…駆動部
32…第1のアーム
33…第1のローラ
34…第1のガイドレール
35…保持部材
120…簾の子(載置部材)
121…帯板
122…袋部材
124…連結部材
Claims (1)
- ベッドフレームと、
少なくとも幅方向両側がパイプ材によって形成され上記ベッドフレームに固定される固定部及びこの固定部に回動可能に連結された背上げ部を有する載置フレームと、
この配置フレームに設けられ上面にマットレスが載置される載置部材と、
上記背上げ部の幅方向両側のパイプ材に上記載置フレームの長手方向に沿って一体的に設けられた一対のガイドレールと、
上記ベッドフレームに設けられ駆動部及びこの駆動部によって起伏駆動されるとともに上記背上げ部の一対のガイドレールに対向する一対の背上げアームを有する背上げ機構と、
上記一対の背上げアームに回転可能に設けられこの背上げアームが起上方向に駆動されることで上記ガイドレールを押圧して上記背上げ部を起上させるローラを具備し、
上記載置部材は、所定間隔で配設される複数の帯板と、この帯板の両端部に嵌着された袋部材と、隣り合う袋部材を回動可能に連結した連結部材とによって屈曲可能に構成された簾の子であって、
上記簾の子の上記袋部材と上記連結部材との少なくとも袋部材には、この簾の子を上記載置フレームに弾性的に保持する弾性片が一体的に設けられていることを特徴とするベッド装置。
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