JP3978904B2 - スピーカー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスピーカー装置に関する。詳しくは、1次コイルの容易な位置決めを可能にすると共に1次コイルの取付強度の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より電磁誘導スピーカーが知られており、このスピーカーにはマグネットが内側に配置されて成る所謂内磁型電磁誘導スピーカーとマグネットが外側に配置されて成る所謂外磁型電磁誘導スピーカーとがある。
【0003】
図6に示すように、内磁型電磁誘導スピーカー100はヨーク110とマグネット120と振動板130とを備えている。
【0004】
ヨーク110は円板状の底面部111と該底面部111の周縁から上方へ突設された周壁部112と該周壁部112の上縁に設けられた円環状の環状プレート113とが一体に形成されて成る。そして、底面部111の上面の中心部には円柱状のマグネット120が取り付けられている。また、ヨーク110は環状プレート113の上面がフレーム140に取り付けられている。
【0005】
マグネット120の上面には円板状のセンタープレート150が取り付けられており、該センタープレート150は環状プレート113の中心孔113a内に配置されている。そして、環状プレート113とセンタープレート150との間に形成された間隙が磁気ギャップ160として形成されている。
【0006】
振動板130は中央部に位置する略半球状のドーム部131と該ドーム部131の外周に連続して設けられた断面形状で小さな円弧状を為すエッジ部132とが一体に形成されて成り、エッジ部132の外端部がフレーム140の上面に取り付けられている。そして、ドーム部131の外周縁には円筒状のボビン170の上端部が接着等により固定されている。
【0007】
ボビン170の下端寄りの部分には1ターンの2次コイル171が巻回されて固定され、該2次コイル171が環状プレート113とセンタープレート150との間に形成された磁気ギャップ160内に位置されている。
【0008】
磁気ギャップ160内には2次コイル171を挟んで互いに対向するようにして外周側1次コイル180と内周側1次コイル190とが配置されている。外周側1次コイル180はヨーク110の環状プレート113の内周面に固定され、内周側1次コイル190はセンタープレート150の外周面に固定され、外周側1次コイル180と内周側1次コイル190は直列に接続されている。そして、外周側1次コイル180と内周側1次コイル190の一端はそれぞれ信号引出線180a、190aに接続されている。
【0009】
しかして、外周側1次コイル180及び内周側1次コイル190に電流が供給されると、磁気ギャップ160内に配置された2次コイル171に誘導電流が流れ、ローレンツ力によって振動板130が振動して音声が発生されるようになっている。
【0010】
また、図7に示すように、外磁型電磁誘導スピーカー200はヨーク210とマグネット220と振動板230とを備えている。
【0011】
ヨーク210は円板状を為す底面部211と該底面部211の中心部から上方へ突出されたセンターポール212とが一体に形成されて成り、底面部211の上面の外端部に円筒状のマグネット220が取り付けられている。
【0012】
マグネット220の上面には円環状の環状プレート240が取り付けられており、該環状プレート240はセンターポール212の上端部に対応して位置されている。そして、環状プレート240の外端部上面がフレーム250に取り付けられている。また、環状プレート240とセンターポール212との間に形成された間隙が磁気ギャップ260として形成されている。
【0013】
振動板230は中央部に位置する断面形状で円弧状を為す中央部231と該中央部231の外周に連続して設けられ外方へ行くに従って上方へ変位する傾斜部232と該傾斜部232の外周に連続したエッジ部233と中央部231の外周に連続して設けられ傾斜部232と反対方向へ突出する固定部234とから成り、エッジ部233の外端部がフレーム250の外端部上面に取り付けられている。そして、固定部234の先端部には円筒状のボビン270の上端部が接着等により固定されている。
【0014】
ボビン270の下端寄りの部分には1ターンの2次コイル271が巻回されて固定され、該2次コイル271が環状プレート240とセンターポール212との間に形成された磁気ギャップ260内に位置されている。
【0015】
磁気ギャップ260内には2次コイル271を挟んで互いに対向するようにして外周側1次コイル280と内周側1次コイル290とが配置されている。外周側1次コイル280は環状プレート240の内周面に固定され、内周側1次コイル290はセンターポール212の外周面の上端部に固定され、外周側1次コイル280と内周側1次コイル290は直列に接続されている。そして、外周側1次コイル280と内周側1次コイル290の一端はそれぞれ信号引出線280a、290aに接続されている。
【0016】
しかして、外周側1次コイル280及び内周側1次コイル290に電流が供給されると、磁気ギャップ260内に配置された2次コイル271に誘導電流が流れ、ローレンツ力によって振動板230が振動して音声が発生されるようになっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した1次コイル180、190、280、290を環状プレート113、240又はセンタープレート150若しくはセンターポール212に固定する場合には、一般に、以下の2つの方法がある。
【0018】
(1)図示しない筒状のボビンの外周面に1次コイル180、190、280、290を巻回して固定した状態で環状プレート113、240に内嵌又はセンタープレート150若しくはセンターポール212に外嵌して接着等により固定する。
【0019】
(2)ボビンを用いずに1次コイル180、190、280、290を巻回した状態で(ボビンレスコイルとして形成する。)環状プレート113、240に内嵌又はセンタープレート150若しくはセンターポール212に外嵌して接着等により固定する。
【0020】
一般に、環状プレート113、240に内嵌又はセンタープレート150若しくはセンターポール212に外嵌する上記したボビン及び1次コイル180、190、280、290は非常に薄いものであるため機械的強度が弱く、環状プレート113、240に内嵌又はセンタープレート150若しくはセンターポール212に外嵌したときに、ボビン及び1次コイル180、190、280、290が環状プレート113、240、センタープレート150、センターポール212と接触しないようにして破損等が生じないようにする必要がある。
【0021】
従って、上記した何れの方法にあっても、予め1次コイル180、280を巻回した状態でその外径を環状プレート113、240の内径よりも僅かに小さくして、1次コイル180、280と環状プレート113、240との間に接着剤を充填して固定し、予め1次コイル190、290を巻回した状態でその内径をセンタープレート150又はセンターポール212の外径よりも僅かに大きくして、1次コイル190、290とセンタープレート150又はセンターポール212との間に接着剤を充填して固定している。
【0022】
ところが、環状プレート113、240、センタープレート150及びセンターポール212は、ともに厚みが薄いものであるため各周面の面積が小さく、1次コイル180、190、280、290と環状プレート113、240、センタープレート150、センターポール212との接着強度が弱いという問題がある。
【0023】
また、通常、内磁型電磁誘導スピーカー100にあっては、センタープレート150に内周側1次コイル190を固定してから該センタープレート150をヨーク110に位置決めされた状態で取り付けられたマグネット120に固定する。一方、外磁型電磁誘導スピーカー200にあっては、環状プレート240に外周側1次コイル280を固定してから該環状プレート240をヨーク110に位置決めされた状態で取り付けられたマグネット220に固定する。
【0024】
この固定作業を行う際には、予め磁気ギャップ160、260の所定のギャップ間隔を保持するために外周側1次コイル180と内周側1次コイル190との間又は外周側1次コイル280と内周側1次コイル290との間にギャップゲージを挿入してギャップ間隔が周方向で一定になるように調整して各部材の位置決めを行うが、この位置決め作業時にギャップゲージが1次コイル180、190、280、290と接触してしまうと、接着強度が弱いために1次コイル180、190、280、290が環状プレート113、240、センタープレート150、センターポール212から脱落してしまう虞がある。
【0025】
そこで、本発明スピーカー装置は、上記した問題点を克服し、1次コイルの容易な位置決めを可能にすると共に1次コイルの取付強度の向上を図ることを課題とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明スピーカー装置は、上記した課題を解決するために、振動板に固定されたボビンと、マグネットと共に磁気回路を形成し位置決め部が形成されたヨークと、磁気ギャップ内に配置され音声信号が入力される1次コイルと、上記ボビンに設けられると共に上記磁気ギャップ内に配置される2次コイルとを設け、2次コイルに対向する上端部に上記1次コイルが固着されると共に、下端部がヨークの底部に設けられた位置決め部に取り付けられた筒状体を設け、上記1次コイルは上記筒状体に固定されることにより上記筒状体に沿って上記ヨークの底部の位置決め部まで案内されるようにしたものである。
【0027】
従って、本発明スピーカー装置にあっては、磁気ギャップの所定のギャップ間隔を得るためにギャップゲージを用いる必要がないと共に1次コイルの取付面積が大きくなる。そして、1次コイルのヨークに対する位置決めも極めて容易になる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明スピーカー装置の各実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0029】
尚、以下に示した実施の形態は、本発明を電磁誘導スピーカーに適用したものである。
【0030】
先ず、第1の実施の形態として、図1に示す内磁型電磁誘導スピーカー1について説明する。
【0031】
内磁型電磁誘導スピーカー1はヨーク2とマグネット3と振動板4とを備えている。
【0032】
ヨーク2は略円板状の底面部5と該底面部5の周縁から上方へ突設された周壁部6と該周壁部6の上縁に設けられた円環状の環状プレート7とが一体に形成されて成る。そして、底面部5の中心部の上面には位置決め部8が形成されている。
【0033】
位置決め部8は縦断面形状で見て階段状に形成され、第1の段部9と第2の段部10が底面部5と一体に形成されて成る。第1の段部9は円板状を為し、その外周面9aが第1の段差面として形成され、上面9bが底面部5の上面より稍上方に位置されている。第2の段部10は第1の段部9より一回り小さい円板状を為し、第1の段部9と同軸上に設けられている。そして、第2の段部10の外周面10aが第2の段差面として形成され、上面10bが第1の段部9の上面9bより稍上方に位置されている。
【0034】
第2の段部10の上面10bの中央部には円柱状のマグネット3が取り付けられ、該マグネット3は、例えば、第2の段部10の上面10bに形成された図示しない位置決め凹部に配置されることにより、第2の段部10と同軸上に配置される。
【0035】
ヨーク2は環状プレート7の上面がフレーム11に取り付けられている。そして、環状プレート7の内周面は位置決め部8の中心軸を基準として第1の段部9の第1の段差面9aより稍外側に位置されている。
【0036】
マグネット3の上面にはセンター部材として形成された円板状のセンタープレート12が取り付けられており、該センタープレート12は環状プレート7の中心孔7a内に配置されている。そして、センタープレート12の周面は位置決め部8の中心軸を基準として第2の段部10の第2の段差面10aと同じ位相に位置されている。また、環状プレート7とセンタープレート12との間に形成された間隙が磁気ギャップ13として形成されている。
【0037】
振動板4は中央部に位置する略半球状のドーム部4aと該ドーム部4aの外周に連続して設けられた断面形状で小さな略円弧状を為すエッジ部4bとが一体に形成されて成り、エッジ部4bの外端部がフレーム11の上面に取り付けられている。そして、ドーム部4aの外周縁には円筒状のボビン14の上端部が接着等により固定されている。
【0038】
ボビン14の下端寄りの部分には1ターンの2次コイル15が巻回されて固定され、該2次コイル15が環状プレート7とセンタープレート12との間に形成された磁気ギャップ13内に位置されている。
【0039】
磁気ギャップ13内には2次コイル15を挟んで互いに対向するようにして外周側1次コイル16と内周側1次コイル17とが配置されている。そして、外周側1次コイル16と内周側1次コイル17は直列に接続され、それぞれの一端は信号引出線16a、17aに接続されている。
【0040】
外周側1次コイル16は薄肉の円筒状を為す第1の筒状体18の上端部外周に巻回されて固定されている。第1の筒状体18は、その内径が第1の段部9の外径と同じに形成されている。そして、第1の筒状体18はその下端部内面が位置決め部8の第1の段部9の第1の段差面9aに接着され、また、第1の筒状体18に固定された外周側1次コイル16の外周面が環状プレート7の内周面に接着されている。
【0041】
第1の筒状体18に固定された外周側1次コイル16のヨーク2への固定は、例えば、第1の筒状体18を上方からヨーク2内へ挿入して下端部を第1の段差面9aに接着すると共に外周側1次コイル16の外周面を環状プレート7の内周面に接着することにより行う。
【0042】
内周側1次コイル17は薄肉の円筒状を為す第2の筒状体19の上端部外周に巻回されて固定されている。第2の筒状体19は、その内径が第2の段部10の外径と同じに形成されている。そして、第2の筒状体19はその下端部内面が位置決め部8の第2の段部10の第2の段差面10aに接着され、また、第2の筒状体19の上端部の内周面がセンタープレート12の外周面に接着されている。
【0043】
第2の筒状体19に固定された内周側1次コイル17のヨーク2への固定は、例えば、予めセンタープレート12に第2の筒状体19を外嵌してその上端部の内面をセンタープレート12に接着しておき、センタープレート12に固定した状態で第2の筒状体19を上方からヨーク2内へ挿入して下端部を第2の段差面10aに接着することにより行う。そして、第2の筒状体19を位置決め部8の第2の段部10に外嵌することによりヨーク2に対する内周側1次コイル17の位置決めが為され、これによりヨーク2に取り付けられたマグネット3に対するセンタープレート12の位置決めも同時に為されることになる。尚、マグネット3へのセンタープレート12への固定は、接着、ネジ止め等の適宜の手段を用いて行われる。
【0044】
しかして、上記したように、内磁型電磁誘導スピーカー1にあっては、ヨーク2に位置決め部8が形成され、外周側1次コイル16が固定された第1の筒状体18及び内周側1次コイル17が固定された第2の筒状体19をそれぞれ位置決め部8の第1の段部9及び第2の段部10に外嵌するだけで、外周側1次コイル16及び内周側1次コイル17のヨーク2に対する位置決めを行うことができる。
【0045】
従って、外周側1次コイル16及び内周側1次コイル17のヨーク2に対する位置決めを極めて容易に行うことができ、ギャップゲージを用いる必要がないためギャップゲージの外周側1次コイル16又は内周側1次コイル17への接触によるヨーク2等からの脱落の虞もない。
【0046】
また、第1の筒状体18が位置決め部8の第1の段差面9aに接着されると共に第1の筒状体18に固定された外周側1次コイル16が環状プレート7に接着され、また、第2の筒状体19が位置決め部8の第2の段差面10aに接着されると共にセンタープレート12に接着されるため、接着箇所が増加することにより接着面積が大きくなり、外周側1次コイル16及び内周側1次コイル17の接着強度が向上する。
【0047】
尚、上記した位置決め部8はヨーク2の底面部5に2つの段部9、10を形成するだけでよく、位置決め部8の形成が容易である。
【0048】
また、上記した位置決め部8はヨーク2の中心部が最も上方に位置するように段部9、10を形成したが、逆に、ヨーク2の中心部が最も下方に位置するように底面が段階的に下方へ変位するような凹部を形成して位置決め部を設けるようにしてもよい。
【0049】
図1に示した内磁型電磁誘導スピーカー1は、1次コイルが2次コイルを挟んで互いに対向するように配置されているものであるが、本発明は図2に示すような1次コイルが2次コイルの一方の側にのみ配置されている内磁型電磁誘導スピーカー1Aに適用することもできる。
【0050】
尚、以下に示す内磁型電磁誘導スピーカー1Aは、上記した内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して、1次コイルが2次コイルの一方の側にのみ配置されていること及びこれに対応して位置決め部として段部が一つのみ設けられていることのみが相違するため、内磁型電磁誘導スピーカー1Aの説明にあっては、内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については内磁型電磁誘導スピーカー1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0051】
位置決め部8Aは円板状の段部10Aが形成されて成り、その外周面10cが段差面として形成されている。
【0052】
磁気ギャップ13内には2次コイル15とセンタープレート12の間に1次コイル17Aが配置されている。そして、1次コイル17Aは信号引出線17aに接続されている。
【0053】
1次コイル17Aは薄肉の円筒状を為す筒状体19Aの上端部外周に巻回されて固定されている。筒状体19Aは、その内径が段部10Aの外径と同じに形成されている。そして、筒状体19Aはその下端部内面が位置決め部8Aの段部10Aの段差面10cに接着され、また、筒状体19Aの上端部の内周面がセンタープレート12の外周面に接着されている。
【0054】
筒状体19Aに固定された1次コイル17Aのヨーク2への固定は、例えば、予めセンタープレート12に筒状体19Aを外嵌してその上端部の内面をセンタープレート12に接着しておき、センタープレート12に固定した状態で筒状体19Aを上方からヨーク2内へ挿入して下端部を段差面10cに接着し、マグネット3にセンタープレート12を接着等により固定することにより行われる。
【0055】
しかして、内磁型電磁誘導スピーカー1Aのように、1次コイル17Aが2次コイル15の一方の側にのみ配置されているものであっても、1次コイル17Aのヨーク2に対する位置決めを極めて容易に行うことができる。
【0056】
尚、上記した位置決め部8Aは段部10Aとして設けたが、位置決め部8Aを凹部として形成し、筒状体19Aの下端部外周面を凹部の周面に接着するようにしてもよい。
【0057】
また、上記した内磁型電磁誘導スピーカー1Aは、磁気ギャップ13内における2次コイル15とセンタープレート12の間に1次コイル17Aを配置して成るものであるが、磁気ギャップ13内における2次コイル15と環状プレート7の間に1次コイルを配置して成るものであってもよい。
【0058】
図3に示す内磁型電磁誘導スピーカー1Bは、外周側1次コイルが固定された第1の筒状体を環状プレート7に直接接着したものである。
【0059】
尚、以下に示す内磁型電磁誘導スピーカー1Bは、上記した内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して、第1の筒状体が環状プレートに直接接着されたことのみが相違するため、内磁型電磁誘導スピーカー1Bの説明にあっては、内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については内磁型電磁誘導スピーカー1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0060】
外周側1次コイル16は薄肉の円筒状を為す第1の筒状体18Aの上端部内周に巻回されて固定されている。第1の筒状体18Aは、その内径が第1の段部9の外径と同じに形成されている。そして、第1の筒状体18Aはその下端部内面が位置決め部8の第1の段部9の第1の段差面9aに接着され、また、第1の筒状体18Aの外周面が環状プレート7の内周面に接着されている。
【0061】
一般に、1次コイルを環状プレートの内面に直接接着する場合には、1次コイルの外周面が平らでないため接着剤で平面を作ってから接着しなければならず非常に手間がかかり、また、筒状体をヨーク内に挿入する際に1次コイルが環状プレートの内面と接触して1次コイルに損傷が生じてしまう虞がある。
【0062】
ところが、上記した内磁型電磁誘導スピーカー1Bのように、第1の筒状体18Aを介して外周側1次コイル16を環状プレート7に接着することにより、接着作業が非常に容易になると共に外周側1次コイル16が環状プレート7に接触して損傷が生じてしまうようなことがない。
【0063】
図4に示す内磁型電磁誘導スピーカー1Cは、位置決め部を環状の溝として形成したものである。
【0064】
尚、以下に示す内磁型電磁誘導スピーカー1Cは、上記した内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して、位置決め部が環状の溝として形成されていることのみが相違するため、内磁型電磁誘導スピーカー1Cの説明にあっては、内磁型電磁誘導スピーカー1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については内磁型電磁誘導スピーカー1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0065】
位置決め部8Bは底面部5に形成された同心円上に位置する2つの円環状の第1の溝20及びその内側に位置する第2の溝21から成る。
【0066】
外周側1次コイル16は第1の筒状体18の上端部外周に巻回されて固定されている。そして、第1の筒状体18の下端部が第1の溝20内に固定されると共に外周側1次コイル16の外周面が環状プレート7の内周面に接着されている。
【0067】
第1の筒状体18に固定された外周側1次コイル16のヨーク2への固定は、例えば、第1の筒状体18を上方からヨーク2内へ挿入して下端部を第1の溝20内に固定すると共に外周側1次コイル16の外周面を環状プレート7の内周面に接着することにより行う。
【0068】
内周側1次コイル17は第2の筒状体19の上端部外周に巻回されて固定されている。そして、第2の筒状体19の下端部が第2の溝21内に固定されると共に第2の筒状体19の上端部内周面がセンタープレート12の外周面に接着されている。
【0069】
第2の筒状体19に固定された内周側1次コイル17のヨーク2への固定は、例えば、予めセンタープレート12に第2の筒状体19を外嵌してその上端部の内面をセンタープレート12に接着しておき、センタープレート12に固定した状態で第2の筒状体19を上方からヨーク2内へ挿入して下端部を第2の溝21に固定することにより行う。
【0070】
しかして、上記した位置決め部8Bはヨーク2の底面部5に2つの溝20、21を形成するだけでよく、位置決め部8Aの形成が極めて容易である。
【0071】
また、内磁型電磁誘導スピーカー1Cにあっては、第1の筒状体18及び第2の筒状体19をそれぞれ第1の溝20及び第2の溝21に嵌め込むようにして固定しているので、外周側1次コイル16及び内周側1次コイル17の取付強度の一層の向上を図ることができる。
【0072】
次に、第2の実施の形態として、図5に示す外磁型電磁誘導スピーカー22について説明する。
【0073】
外磁型電磁誘導スピーカー22はヨーク23とマグネット24と振動板25とを備えている。
【0074】
ヨーク23は底面部26と該底面部26の中心部から上方へ突出されたセンターポール27とが一体に形成されて成り、該センターポール27はセンター部材として形成されている。そして、底面部26の中心部の上面には位置決め部28が一体に形成されている。
【0075】
位置決め部28は円板状を為す段部29として形成されている。そして、段部29の外周面29aは段差面として形成され、上面29bが底面部26の上面より稍上方に位置されている。また、センターポール27は段部29の上面29bの中央部に一体に設けられている。
【0076】
底面部26の上面の外端部に円筒状のマグネット24が取り付けられている。そして、マグネット24は、例えば、底面部26の上面に形成された図示しない位置決め凹部に配置されることにより、段部29及びセンターポール27と同軸上に配置される。
【0077】
マグネット24の上面には円環状の環状プレート30が取り付けられており、該環状プレート30はセンターポール27の上端部に対応して位置されており、即ち、環状プレート30の中心孔30a内にセンターポール27の上端部が位置されている。そして、環状プレート30の外端部上面がフレーム31に取り付けられている。また、環状プレート30とセンターポール27との間に形成された間隙が磁気ギャップ32として形成されている。
【0078】
環状プレート30の内周面は位置決め部28の段部29の中心軸を基準として該段部29の段差面29aより稍外側に位置されている。
【0079】
振動板25は中央部に位置する断面形状で円弧状を為す中央部25aと該中央部25aの外周に連続して設けられ外方へ行くに従って上方へ変位する傾斜部25bと該傾斜部25bの外周に連続したエッジ部25cと中央部25aの外周に連続して設けられ傾斜部25bと反対方向へ突出する固定部33とから成り、エッジ部25cの外端部がフレーム31の外端部上面に取り付けられている。そして、固定部33の先端部には円筒状のボビン34の上端部が接着等により固定されている。
【0080】
ボビン34の下端寄りの部分には1ターンの2次コイル35が巻回されて固定され、該2次コイル35が環状プレート30とセンターポール27との間に形成された磁気ギャップ32内に位置されている。
【0081】
磁気ギャップ32内には2次コイル35を挟んで対向するようにして外周側1次コイル36と内周側1次コイル37とが配置されている。外周側1次コイル36は環状プレート30の内周面に固定され、内周側1次コイル37はセンターポール27の外周面の上端部に固定され、外周側1次コイル36と内周側1次コイル37は直列に接続されている。そして、外周側1次コイル36と内周側1次コイル37の一端はそれぞれ信号引出線36a、37aに接続されている。
【0082】
外周側1次コイル36は薄肉の円筒状を為す第1の筒状体38の上端部外周に巻回されて固定されている。第1の筒状体38は、その内径が位置決め部28の段部29の外径と同じに形成されている。そして、第1の筒状体38はその下端部内面が段部29の段差面29aに接着され、また、第1の筒状体38に固定された外周側1次コイル36の外周面が環状プレート30の内周面に接着されている。
【0083】
第1の筒状体38に固定された外周側1次コイル36のヨーク23への固定は、例えば、予め環状プレート30の内周面に第1の筒状体38に固定された外周側1次コイル36を接着しておき、環状プレート30に固定した状態で第1の筒状体38を上方からマグネット24の中心孔24a内へ挿入して下端部を位置決め部28の段部29の段差面29aに接着することにより行う。そして、第1の筒状体38を段部29に外嵌することによりヨーク2に対する外周側1次コイル36の位置決めが為され、これによりヨーク2に取り付けられたマグネット24に対する環状プレート30の位置決めも同時に為されることになる。尚、マグネット24への環状プレート30への固定は、接着、ネジ止め等の適宜の手段を用いて行われる。
【0084】
内周側1次コイル37は薄肉の円筒状を為す第2の筒状体39の上端部外周に巻回されて固定されている。第2の筒状体39は、その内径がセンターポール27の外径と略同じに形成されている。そして、第2の筒状体39はその内面がセンターポール27に外嵌された状態で接着されている。
【0085】
第2の筒状体39に固定された内周側1次コイル37のセンターポール27への固定は、例えば、第2の筒状体39をセンターポール27に外嵌して接着することにより行う。
【0086】
しかして、上記したように、外磁型電磁誘導スピーカー22にあっては、ヨーク2に位置決め部28が形成され、外周側1次コイル36が固定された第1の筒状体38及び内周側1次コイル37が固定された第2の筒状体39をそれぞれ位置決め部28の段部29及びヨーク2と一体に形成されたセンターポール27に外嵌するだけで、外周側1次コイル36及び内周側1次コイル37のヨーク2に対する位置決めを行うことができる。
【0087】
従って、外周側1次コイル36及び内周側1次コイル37のヨーク2に対する位置決めを極めて容易に行うことができ、ギャップゲージを用いる必要がないためギャップゲージによる外周側1次コイル36又は内周側1次コイル37への接触によるヨーク2等からの脱落の虞がない。
【0088】
また、第1の筒状体38が位置決め部28の段差面29aに接着されると共に第1の筒状体38に固定された外周側1次コイル36が環状プレート30に接着され、また、第2の筒状体39がセンターポール27に接着されるため、接着面積が大きくなり、外周側1次コイル36及び内周側1次コイル37の接着強度が向上する。
【0089】
尚、上記した位置決め部28はヨーク2の底面部26に段部29を形成するだけでよく、位置決め部28の形成が容易である。
【0090】
また、上記した位置決め部28を上方に突出する段部29として形成しているが、逆に、位置決め部を上方に開口する凹部として形成し第1の筒状体38を凹部の周面に接着するようにしてもよい。さらに、位置決め部を環状の溝として形成し、該溝に第1の筒状体38の下端部を挿入して固定するようにしてもよい。
【0091】
また、上記には、外磁型電磁誘導スピーカー22に2次コイル35を挟んで互いに対向する外周側1次コイル36と内周側1次コイル37を配置したものを示したが、1次コイルが2次コイルの外周側又は内周側の一方の側にのみ配置されている外磁型電磁誘導スピーカーであってもよい。
【0092】
さらに、上記した外磁型電磁誘導スピーカー22は、外周側1次コイル36を環状プレート30に直接接着したものを示したが、外周側1次コイルを第1の筒状体の内周面に固定し該第1の筒状体の内周面上端部を環状プレート30に直接接着するようにしてもよい。
【0093】
尚、上記した各実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行うに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0094】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明スピーカー装置は、振動板に固定されたボビンと、マグネットと共に磁気回路を形成し位置決め部が形成されたヨークと、磁気ギャップ内に配置され音声信号が入力される1次コイルと、上記ボビンに設けられると共に上記磁気ギャップ内に配置される2次コイルとを備え、2次コイルに対向する上端部に上記1次コイルが固着されると共に、下端部がヨークの底部に設けられた位置決め部に取り付けられた筒状体を設け、上記1次コイルは上記筒状体に固定されることにより上記筒状体に沿って上記ヨークの底部の位置決め部まで案内されるようにしたことを特徴とする。
【0095】
従って、1次コイルのヨークに対する位置決めを極めて容易に行うことができ、ギャップゲージを用いる必要がないためギャップゲージの1次コイルへの接触によるヨーク等からの脱落の虞がない。
【0096】
また、1次コイルの直接的な又は筒状体を介しての取付面積が大きくなり、取付強度の向上を図ることができる。
【0097】
請求項2に記載した発明は、中心孔を有する環状プレートと、環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを備え、上記磁気ギャップが環状プレートとセンター部材との間に形成され、上記1次コイルが、環状プレートと2次コイルとの間又はセンター部材と2次コイルとの間に配置されたことを特徴とする。
【0098】
このように1次コイルが2次コイルの一方の側にのみ配置されているものであっても、1次コイルのヨークに対する位置決めを極めて容易に行うことができる。
【0099】
請求項3に記載した発明にあっては、中心孔を有する環状プレートと、環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを設け、上記磁気ギャップを環状プレートとセンター部材との間に形成し、上記1次コイルを環状プレートの内周面に筒状体を介して固着し又はセンター部材の外周面に筒状体を介して固着したので、固着作業が非常に容易になると共に1次コイルが環状プレート又はセンター部材に接触して損傷が生じてしまうようなことがない。
【0100】
請求項4に記載した発明は、中心孔を有する環状プレートと、環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを備え、上記磁気ギャップが環状プレートとセンター部材との間に形成され、上記1次コイルが、環状プレートと2次コイルとの間及びセンター部材と2次コイルとの間にそれぞれ配置されたことを特徴とする。
【0101】
このように1次コイルが2次コイルを挟んで配置されているものであっても、1次コイルのヨークに対する位置決めを極めて容易に行うことができる。
【0102】
請求項5に記載した発明にあっては、上記ヨークに設けた位置決め部を段部として形成したので、位置決め部の形成が容易である。
【0103】
請求項6に記載した発明にあっては、上記ヨークに設けた位置決め部を環状の溝として形成したので、位置決め部の形成が極めて容易である。
【0104】
また、筒状体を溝に嵌め込むことにより固定できるため、1次コイルの取付強度の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スピーカー装置を内磁型電磁誘導スピーカーに適用した第1の実施の形態を示す概略縦断面図である。
【図2】1次コイルが2次コイルの一方の側にのみ配置されている内磁型電磁誘導スピーカーを示す概略縦断面図である。
【図3】第1の筒状体が直接環状プレートに固定された内磁型電磁誘導スピーカーを示す概略縦断面図である。
【図4】位置決め部が溝として形成された内磁型電磁誘導スピーカーを示す概略縦断面図である。
【図5】本発明スピーカー装置を外磁型電磁誘導スピーカーに適用した第2の実施の形態を示す概略縦断面図である。
【図6】従来の内磁型電磁誘導スピーカーを示す概略縦断面図である。
【図7】従来の外磁型電磁誘導スピーカーを示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1…内磁型電磁誘導スピーカー(スピーカー装置)、2…ヨーク、3…マグネット、4…振動板、7…環状プレート、7a…中心孔、8…位置決め部、9…第1の段部(段部)、10…第2の段部(段部)、12…センタープレート(センター部材)、13…磁気ギャップ、14…ボビン、15…2次コイル、16…外周側1次コイル(1次コイル)、17…内周側1次コイル(1次コイル)、18…第1の筒状体(筒状体)、19…第2の筒状体(筒状体)、1A…内磁型電磁誘導スピーカー(スピーカー装置)、8A…位置決め部、10A…段部、17A…1次コイル、19A…筒状体、1B…内磁型電磁誘導スピーカー(スピーカー装置)、18A…第1の筒状体(筒状体)、1C…内磁型電磁誘導スピーカー(スピーカー装置)、8B…位置決め部、20…第1の溝(溝)、21…第2の溝(溝)、22…外磁型電磁誘導スピーカー(スピーカー装置)、23…ヨーク、24…マグネット、25…振動板、27…センターポール(センター部材)、28…位置決め部、29…段部、30…環状プレート、30a…中心孔、32…磁気ギャップ、34…ボビン、35…2次コイル、36…外周側1次コイル(1次コイル)、37…内周側1次コイル(1次コイル)、38…第1の筒状体(筒状体)、39…第2の筒状体(筒状体)

Claims (6)

  1. 振動板に固定されたボビンと、
    マグネットと共に磁気回路を形成し位置決め部が形成されたヨークと、
    磁気ギャップ内に配置され音声信号が入力される1次コイルと、
    上記ボビンに設けられると共に上記磁気ギャップ内に配置される2次コイルとを備え、
    上記2次コイルに対向する上端部に上記1次コイルが固着されると共に、下端部がヨークの底部に設けられた位置決め部に取り付けられた筒状体を設け
    上記1次コイルは上記筒状体に固定されることにより上記筒状体に沿って上記ヨークの底部の位置決め部まで案内されるようにした
    ことを特徴とするスピーカー装置。
  2. 中心孔を有する環状プレートと、
    環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを備え、
    上記磁気ギャップが環状プレートとセンター部材との間に形成され、
    上記1次コイルが、環状プレートと2次コイルとの間又はセンター部材と2次コイルとの間に配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
  3. 中心孔を有する環状プレートと、
    環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを備え、
    上記磁気ギャップが環状プレートとセンター部材との間に形成され、
    上記1次コイルが、環状プレートの内周面に筒状体を介して固着され又はセンター部材の外周面に筒状体を介して固着された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
  4. 中心孔を有する環状プレートと、
    環状プレートの内側に配置されるセンター部材とを備え、
    上記磁気ギャップが環状プレートとセンター部材との間に形成され、
    上記1次コイルが、環状プレートと2次コイルとの間及びセンター部材と2次コイルとの間にそれぞれ配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
  5. 上記ヨークに設けられた位置決め部が段部として形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
  6. 上記ヨークに設けられた位置決め部が環状の溝として形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置。
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