JP3978095B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿に関し、特に、複数の釣糸ガイドを備えた釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平8−256640には、穂先竿管の中間部の外周部に、微細粒子状の蓄光材料を立体的に密集配設した蓄光層を適宜間隔で形成した釣竿が記載されている。
この従来の釣竿における蓄光層は、夜間の釣りに必要な光量および発光時間を得るために、蓄光顔料を含有した塗料を穂先竿管の外周に厚塗りすることで形成されている。この蓄光層は、塗料により、立体的に密集配設された微細粒子状の蓄光材料が、長時間にわたって発光輝度を向上させ、夜釣の際における視認性を向上させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、蓄光層が蓄光顔料を含有した塗料の厚塗りで形成されることにより、穂先竿管の製造の際に別個の追加工程を必要とするためにコストが増大するだけでなく、穂先竿管の重量が増大することにより、持ち重りおよび振り調子等の竿本来の機能が低下する。更に、このような厚肉の蓄光層により、穂先竿管の曲げ剛性が変化し、穂先竿管の撓み曲線に悪影響を与え、応力集中を生じさせる可能性がある。
【0004】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、釣竿の機能を損なうことなく、夜間の釣竿の視認性を向上させることのできる安価な釣竿を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によると、それぞれが釣糸を案内する案内部とこの案内部から竿尻側に延びる脚部とを有する複数の釣糸ガイドを備え、これらの釣糸ガイドを、その脚部を介して繊維強化樹脂製の竿管本体の外周面に取付けた釣竿であって、穂先側に位置する少なくとも1つの釣糸ガイドの脚部を竿管本体の外周面に固定する固定層の外周部に配設され、かつ、蓄光顔料を含有する発光層を備え、この発光層は、軸方向の略中央部に位置する最大外径部から軸方向両端部に向けて滑らかに縮径する外形形状を有し、この最大外径部は、前記脚部に対応する部位が外方に突出した非円形の横断面形状を有する釣竿が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1から図6は、本発明の好ましい実施形態による釣竿10を示す。
本実施形態における釣竿10は、例えば並継ぎ式の釣竿として形成してあり、図1に示すように、穂先竿である小径竿管12と、これよりも大径の中竿管14と、最も大径の元竿管16とを有し、釣人が握持するグリップ部18をこの元竿管16の竿尻側に形成してある。この釣竿10は、例えばメバル等の夜釣用に適した釣竿として形成してあり、釣糸を収容する魚釣用リール8としてスピニングリールをグリップ部18に取り付けてある。このスピニングリールに代えて、図示しない両軸リールを用いることも可能である。
【0008】
本実施形態の釣竿10は、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグ(以下の説明では、単にプリプレグと称する)を周方向、軸方向あるいは軸線に対して適宜角度に傾斜した偏向方向に引き揃えて巻回し、これらの複数の本体層を積層した中空竿管から形成してあるが、このような中空構造に限らず、釣竿を大きく撓ませることが可能な中実構造に形成することもできる。勿論、このような竿管は、並継ぎ式の他にも、印籠継ぎ式あるいは小径竿管を順に大径の竿管内に収容する振出し式等の他の適宜の継合形式を採用することもできる。
【0009】
更に、この釣竿10には、竿管の外面に釣り糸が付着するのを防止する釣糸ガイド20が、魚釣用リール8と同じ側で、釣竿10の穂先に向けて所定間隔をおいて固定され、穂先竿12の先端には、以下ではトップガイドとも称する釣糸ガイド22が固定されている。
【0010】
本実施形態では、竿径の太い竿尻側に位置する2つの釣糸ガイド20は、穂先側と竿尻側とにそれぞれ延出する2つの脚部を介して竿管に固定する両脚構造を有する。一方、穂先側に位置する3つの釣糸ガイド20は、竿尻側に延出する1つの脚部を介して竿管に固定する片足構造に形成し、細径の穂先竿12の曲げあるいは調子に影響を与えない構造とすることが好ましい。このような釣糸ガイド20の個数および配置位置は、図示の例に限らず、任意に設定することが可能である。特に、釣竿10を振出し式に形成する場合には、複数の釣糸ガイド20の一部あるいは全てを竿管上で移動できるように形成することも可能である。釣糸ガイド20を竿管上で移動可能とする場合には、後述するように釣糸ガイド20を竿管本体に直接固定することに代え、竿管本体上を摺動させて所定位置に固定可能な例えば樹脂やプリプレグ製の遊動スリーブに取付けることが好ましい。
【0011】
これらの釣糸ガイド20,22のうち、穂先側に位置する釣糸ガイドの近部に、夜間における釣竿の視認性を向上させる発光部24を形成してある。このような発光部24は、釣人から離隔した位置で特に穂先の視認性を向上させることができるものであれば、穂先側に位置する複数の釣糸ガイド20,22のうち、1つの近部にのみ配置することも可能であるが、特に穂先竿12の撓み状態を視認可能とするためには、穂先竿12に取付ける複数の釣糸ガイド20,22に近接させて設けることが好ましい。
【0012】
図2から図4は、最先端のトップガイド22に隣接する釣糸ガイド20に発光部24を設けた例を示す。
釣糸ガイド20は、釣糸を案内する案内部として、滑らかな曲面状の内面を有する例えばセラミックあるいは金属等で形成されたガイドリング26を支える金属あるいは樹脂製の支持フレーム28を有し、この支持フレームから脚部30が延びる。本実施形態の脚部30は、図3に示すようにその横断面で見たときに、その中央部が肉厚で両側縁部に向けて次第に薄肉化する略円弧状の形状を有する。なお、ガイドリング26は、支持フレーム28と別部材で形成することに代え、一体構造に形成してもよい。
【0013】
この釣糸ガイド20は、脚部30の凹面状の側を穂先竿12の外周面上に載置し、この脚部30と穂先竿12の竿管本体とに、通常の糸巻部に樹脂を含浸させて形成した固定層32により、穂先竿12の竿管に固定されている。この固定層32は、脚部30が延在する範囲だけでなく、脚部30を超えて更に竿尻側に延設することが好ましい。
【0014】
上述の糸巻部はその径が例えば0.17〜0.23mm程度に形成された糸を密な間隔で巻き付けることで形成することが好ましいが、このような糸だけでなく、合成樹脂テープ、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着したメタルミーテープ、布粘着テープ、あるいは、幅狭のプリプレグテープを巻き付けて形成することもできる。このようなテープは、厚さが約0.05〜0.3mm、幅が約1〜10mm程度のサイズであることが好ましい。なお、脚部30は、接着等により穂先竿12の竿管本体に固定することも可能である。
【0015】
図4に示すように、このような固定層32の外周部は、糸巻き等による周方向に延びる突条と溝とが軸方向に沿って交互に形成されることにより、凹凸面に形成される。そして、この固定層32の外周面上に、後述する発光層の光を反射する光反射層34を形成してある。この光反射層34は、白色系の塗料の他、合成樹脂テープあるいは色付けしたポリエステルフィルム製のテープ等の適宜の部材で形成することができる。いずれの場合も、光反射層34は、厚さが約0.01〜0.05mm程度の白色系に形成し、その外周部には、固定層32の凹凸面に対応する凹凸を形成することが好ましい。なお、本明細書中で、白色系とは、反射率の最も高い完全な白色だけでなく、乳白色、銀白色、灰白色、および、例えば黄色、水色、あるいはピンク等の淡い色味が加わった白色も含む白色をいう。
【0016】
この光反射層34の外周部には、発光層36を形成してある。この発光層36は、Al,BaCo,SrCl等の適宜の蓄光顔料を30重量%以上含有する透明であるのが好ましい合成樹脂、塗料あるいはインク等の適宜材料により、軸方向の略中央部を膨出させて最大外径部を形成し、この最大外径部から穂先側および竿尻側の軸方向両端部に向けて外面を滑らかに縮径させた滑らかな湾曲面状に形成してあり、夜間においても見る角度で形状が変化する立体感を形成する。また、外面が滑らかな湾曲面状に形成されることにより、竿管本体の曲がりを阻害することはなく、竿管本体との間には、応力集中を生じさせるような段部も形成されない。そして、光反射層34の外面が上述のように凹凸面で形成されていることにより、光反射層34と発光層36との間の密着性が向上し、竿管本体の大きな撓みが繰り返し行われる場合でも、発光層36の剥離を確実に防止することができる。なお、上述のように固定層32の外面も凹凸面に形成されているため、固定層32と光反射層36との間も同様に剥離が確実に防止されることは明らかである。
【0017】
この発光層36内の蓄光顔料の含有割合は適宜に設定可能であるが、過度に含有させた場合には、発光層36の強度が低下することに加え、紫外線の透過量が低下するため、発光強度が所定値を超えて大きく増大することはない。逆に、蓄光顔料の含有量が過度に少ないと、発光強度が不足する。
【0018】
図2は、発光層36の最大外径部を竿管本体の軸線に直交する横断面図で示しており、この図から明らかなように、この発光層36の最大外径部は、脚部30に対応する部位が外方に突出した非円形の横断面形状を有する。このような最大外径部の非円形の横断面形状により、発光層36の立体感が得られることに加え、その姿勢あるいは配置方向を夜間に容易に視認可能とする指標が形成される。したがって、この発光層36の姿勢および動きから、当たりの方向を察知することが容易となり、合わせあるいは魚の取り込みの体勢を容易にとることが可能となる。なお、発光層36の姿勢あるいは配置方向を夜間に容易に視認可能とする指標となるものであれば、このような脚部30に対応する部位以外の少なくとも1つの部位を突出させ、あるいは、凹設させてもよい。
【0019】
このような横断面形状を有する発光層36は、この釣糸ガイド20のガイドリング26が形成するガイド孔の最も竿管本体に近接する縁部に達しない範囲で、0.2mm以上の厚さに形成する。発光層36の外径あるいは厚さをこのような範囲とすることにより、発光強度を確保するための十分な厚みを維持しつつ、ガイドリング26を釣糸が通る際に、発光層36に釣糸が衝突して傷付くのを防止することができる。なお、この発光層36の厚さは、必要な場合には更に大径となるまで厚く形成することが可能であるが、過度に厚く形成する場合には、工程数の増加および成形難度の増大に加え、発光層36自体が重くかつ脆くなりやすく、釣竿の持ち重りおよび振り調子等の釣竿本来の機能が低下する。したがって、発光層36の厚さは、重さ、視認性および発光強度等の必要な要素に基づいて定めることが好ましい。
【0020】
更に、発光層36を有する発光部24が支持フレーム28およびガイドリング26よりも竿尻側に位置することにより、竿管本体が大きく湾曲しても、釣糸ガイド20の支持フレーム28およびガイドリング30で妨げられることなく、この発光層36をあらゆる角度から視認することができる。更に、例えば釣竿10が倒れる際は、釣糸ガイド20の重さにより、この釣糸ガイド20の配置されている側が先に落下するため、この発光層36が釣糸ガイド20の支持フレーム28で保護され、発光層36の損傷が防止される。
【0021】
このような発光層36を形成した発光部24は、釣糸ガイド20を竿管本体に固定する際にその脚部30の外周部に設けることができるため、製造工程を追加する必要がなく、したがって、釣竿10を安価に製造することができる。また、発光部24は、釣糸ガイド20から離隔した位置に別個に設ける必要がないため、見た目に違和感がなく、釣竿10の本体の持ち重りや振り調子に悪影響を及ぼすこともない。したがって、釣竿10の機能を損なうことなく安価に製造することができ、更に、その配置位置および視認容易な立体的形状により、夜間の釣竿10の視認性および操作性を向上させることができる。
【0022】
図5は、変形例による発光部24Aを示す。なお、上述と同様な部位には同様な符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この発光部24Aは、固定層32を形成する上述の糸、テープあるいはこれらを固定する樹脂に白色系のものを用いることにより、固定層32自体が発光層36の光を反射する白色系に形成し、上述の光反射層34を省略したものである。更に、固定層32の全体あるいは少なくとも外周部に蓄光顔料を含ませることで、より高輝度の発光部24Aを形成することができる。このような蓄光顔料は、蓄光顔料を含む蓄光糸あるいは蓄光テープを脚部30と竿管本体とに巻きつけることで固定層32に含ませることができる。このように、光反射層34を省略することで、製造工程が簡略化され、釣竿10の製造コストを更に低下させることができる。なお、このような発光層36の外周面を、例えば透明性塗料等で彩色しあるいは模様を形成することにより、特に昼間の美観を向上させることも可能である。
【0023】
図6の(A)および(B)は、最先端のトップガイド22にそれぞれ発光部24,24Aを設けた例を示す。
本実施形態におけるトップガイド22は、上述の釣糸ガイド20と同様な硬質のガイドリング26を保持する支持フレーム28が主脚部29aおよび補助脚部29bを介してスリーブ31に固定されており、このスリーブ31内に穂先竿12の先端部を挿入して固定することで、この穂先竿12に固定されている。
【0024】
穂先竿12上には、このスリーブ31の後端部から竿尻側に向けて、穂先竿12を補強する補強層33を延設してある。この補強層33は、上述の固定層32と同様な糸巻部に樹脂を含浸させて形成することができる。更に、固定層32と同様に、合成樹脂テープ、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着したメタルミーテープ、布粘着テープ、あるいは、幅狭のプリプレグテープを巻き付けることにより、補強層33を形成することもできる。そして、図6の(A)に示す発光部24は、上述と同様な光反射層34と発光層36とを順に形成し、図6の(B)に示す発光部24Aは、この補強層33自体を発光層36の光を反射する白色系に形成し、この外周部に、上述と同様な発光層36を直接形成してある。
【0025】
いずれの場合も、発光層36は、軸方向の略中央部に位置する最大外径部から軸方向両端部に向けて滑らかに縮径する外形形状を有し、夜間においても、発光層36の形状が見る角度によって変化する立体感を形成する。また、各層間の凹凸面は、それぞれの層の剥離を防止する。
【0026】
このような発光部24,24Aをトップガイド22に隣接して設けることにより、穂先竿12の最も破損し易い先端部を補強することに加え、極めて微細な穂先の動きも容易に認識することが可能となる。
【0027】
図7は、種々の形式のトップガイドに発光部24を設けた例を示す。
図7の(A)に示すトップガイド22Aは、斜めに延びる補助脚部29bの後端部27がスリーブ31Aの端部を超えて竿尻側に延び、穂先竿12の竿管本体に直接載置される。この補助脚部29bの後端部27は、上述の釣糸ガイド20の脚部30と同様な略円弧状の横断面形状を有し、上述のような固定層32により、竿管本体に固定される。スリーブ31A内に挿入される竿管本体の長さが極めて短い場合であっても、この補助脚部29bの後端部27を介して穂先竿12の竿管本体に強固に固定することができる。この補助脚部29bの中間部は、ガイドリング26のガイド孔を通る釣糸と干渉しないように、湾曲構造を有することが好ましく、1本あるいは2本であってもよい。更に、上述の釣糸ガイド20と同様に、固定層32の上に順に光反射層34と発光層36とを形成し、上述の釣糸ガイド20と同様に、最大外径部が非円形の横断面形状を形成する。
【0028】
また、図7の(B)に示すトップガイド22Bは、図6に示すトップガイド22と同様な構造を有するが、スリーブ31Bの後端部から好ましくは一対の取付脚部33が竿尻側に向けて延び、これらの取付脚部33を固定層32により穂先竿12の竿管本体に固定してある。上述の発光部24と同様に、固定層32の上に光反射層34と発光層36とを形成し、最大外径部およびその穂先側を非円形の断面形状に形成してある。このような取付脚部33は、図示のように側部に対向させた一対の舌片状に形成する他、1つのみでもよく、3つあるいはそれ以上であってもよい。いずれの場合も、スリーブ31Bしたがってトップガイド22Bの軽量化を図ることができる。
【0029】
更に、図7の(C)に示すトップガイド22Cは、スリーブ31Cが後端部から、U字状の横断面形状を有する取付脚部35を突出させたものである。この取付脚部35は、ガイドリング26の位置する側にスリットあるいは開口有する溝状に形成され、この開口を介して穂先竿12の先端を収容することができる。上述のトップガイドと同様に、固定層32により、取付脚部35を穂先竿12の竿管本体の外周面に固定され、更に、この固定層32の上に、光反射層34および発光層36が形成される。なお、スリーブ31Cの全体を取付脚部35と同様な断面U字状構造に形成することも可能であり。
【0030】
図7に示す種々のトップガイド22A,22B,22Cにおいても、上述の発光部24に代え、図6の(B)に示すような発光部24Aを形成してもよい。
【0031】
なお、発光部24,24Aは、トップガイド22あるいはこれに近接する釣糸ガイド20のいずれか1つにのみ設けてもよく、複数に設けてもよい。また、竿尻側に位置する両脚構造の釣糸ガイド20に設けることも可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上明らかなように、本発明によると、釣竿の機能を損なうことなく、夜間の釣竿の視認性を向上させることのできる釣竿を安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態による釣竿の全体を示す概略図。
【図2】図1の釣竿の発光部を拡大して示す断面図。
【図3】図2のIII−III線に層断面図。
【図4】図2を更に拡大した拡大断面図。
【図5】変形例による発光部の拡大断面図。
【図6】トップガイドに設けた発光部を示し、(A)は図2と同様な発光部(B)は図5と同様な変形例による発光部それぞれ示す部分断面図。
【図7】図6と異なる種々の構造のトップガイドに発光部を設けた部分断面図。
【符号の説明】
10…釣竿、12…穂先竿、20,22…釣糸ガイド、26…ガイドリング、28…支持フレーム、30…脚部、32…固定層、33…補強層、34…光反射層、36…発光層。

Claims (5)

  1. それぞれが釣糸を案内する案内部とこの案内部から竿尻側に延びる脚部とを有する複数の釣糸ガイドを備え、これらの釣糸ガイドを、その脚部を介して繊維強化樹脂製の竿管本体の外周面に取付けた釣竿であって、穂先側に位置する少なくとも1つの釣糸ガイドの脚部を竿管本体の外周面に固定する固定層の外周部に配設し、かつ、蓄光顔料を含有する発光層を備え、この発光層は、軸方向の略中央部に位置する最大外径部から軸方向両端部に向けて滑らかに縮径する外形形状を有し、この最大外径部は、前記脚部に対応する部位が外方に突出した非円形の横断面形状を有することを特徴とする釣竿。
  2. 前記固定層と発光層との間に光反射層を配置し、発光層の光を外方に反射する請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記固定層は、前記脚部を竿管本体に固定するため、前記脚部と竿管本体とに巻き付けた糸とテープと繊維強化樹脂との少なくとも1つを含む請求項1又は2に記載の釣竿。
  4. 前記発光層は凹凸状の境界面を介して光反射層の外周側に配置される請求項2又は3に記載の釣竿。
  5. 前記固定層は、少なくとも外周側に蓄光顔料を含む請求項1に記載の釣竿。
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