JP3976692B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3976692B2
JP3976692B2 JP2003045006A JP2003045006A JP3976692B2 JP 3976692 B2 JP3976692 B2 JP 3976692B2 JP 2003045006 A JP2003045006 A JP 2003045006A JP 2003045006 A JP2003045006 A JP 2003045006A JP 3976692 B2 JP3976692 B2 JP 3976692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
margin
load
water storage
predicted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003045006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004093101A (ja
Inventor
桂嗣 滝本
義孝 栢原
伸 岩田
剛至 富尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2003045006A priority Critical patent/JP3976692B2/ja
Publication of JP2004093101A publication Critical patent/JP2004093101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3976692B2 publication Critical patent/JP3976692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力と熱を発生させる熱電併給装置を備えたコージェネレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、エネルギーを有効に利用してその効率を高めるために、電力と熱とを利用したコージェネレーションシステムが提案され実用に供されている。このコージェネレーションシステムは、電力と熱を発生する熱電併給装置(例えば、ガスエンジンの如き内燃機関と発電機との組合せ)と、熱電併給装置から発生する電力を商業用電力供給ラインに系統連係するためのインバータと、熱電併給装置から発生する熱を回収して温水として貯えるための貯湯装置とを備え、熱電併給装置は制御手段により運転制御される。
【0003】
このようなコージェネレーションシステムにおいては、制御手段は、過去のエネルギー負荷データ(例えば、電力負荷、暖房熱負荷及び給湯熱負荷)を利用し、過去負荷データを処理して当日の予測エネルギー負荷(例えば、予測電力負荷、予測暖房熱負荷及び予測給湯熱負荷)を演算し、この演算した予想エネルギー負荷を用いて熱電併給装置の運転を制御している(例えば、特許文献1参照)。このコージェネレーションシステムでは、熱電併給装置の運転状態(運転、運転停止)がシステム全体のエネルギー効率に大きな影響を与え、それ故に、予測エネルギー負荷がその運転当日の実際のエネルギー負荷とほぼ一致していることが望まれる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−213313号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、制御手段により演算される予測エネルギー負荷は、あくまでも過去のエネルギー負荷に基づく予測負荷であり、それ故に、予測エネルギー負荷と運転当日のエネルギー負荷とに差が生じ、この差が大きくなると、システム全体を効率良く運転することができなくなる。特に、給湯熱負荷については、日によってお湯の使用量(出湯量)が異なり、お湯の使用量が予測給湯熱負荷と異なるようになることが多く、それ故に、日々のお湯の使用を考慮して予測給湯熱負荷を修正してシステムの効率良い稼働が望まれている。また、この給湯熱負荷については、日によってお湯の使用時間が異なり、それ故に、貯湯動作の時間的余裕を修正してシステムの効率良い稼働が望まれている。更に、電力負荷についても、日によって電力の使用量が異なり、電力消費量が予測電力負荷と異なることが多く、それ故に、日々の電力消費量を考慮して予測電力負荷を修正してシステムの効率良い稼働が望まれている。
【0006】
本発明の第1の目的は、お湯の使用量を考慮してシステムの効率良い稼働を行うことができるコージェネレーションシステムを提供することである。
本発明の第2の目的は、お湯の使用時間を考慮してシステムの効率の良い稼働を行うことができるコージェネレーションシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のコージェネレーションシステムは、電力と熱を発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置から発生する電力を商業電力供給ラインに系統連係するためのインバータと、前記熱電併給装置から発生する熱を回収して温水として貯える貯湯タンクを有する貯湯装置と、前記貯湯装置の温水を補助的に加熱するための補助加熱燃焼バーナと、前記熱電併給装置を運転制御するための制御手段と、を備えたコージェネレーションシステムであって、
前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記制御手段は、前記補助加熱燃焼バーナの作動に関連して、前記熱電併給装置の稼働時間を調整することを特徴とする。
【0009】
このコージェネレーションシステムにおいては、貯湯装置に貯えた温水で対応することができない場合、補助加熱燃焼バーナが燃焼して出湯が行われる。このような燃焼による出湯が行われるということは、実際の給湯熱負荷に対して熱量不足が生じたということである。このような場合、制御手段は、上述した熱量不足が生じないように熱電併給装置の稼動時間を調整し、このように調整することによって、コージェネレーションシステムを効率よく運転することができる。
【0010】
また、本発明の請求項2記載のコージェネレーションシステムでは、前記制御手段は、過去電力負荷に基づく予測電力負荷及び過去給湯熱負荷に基づく予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御し、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による給湯が行われると、前記予測給湯熱負荷を増加側に修正し、これによって、前記熱電併給装置の稼動時間が調整されることを特徴とする。
【0011】
このコージェネレーションシステムにおいては、制御手段は予測電力負荷及び予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置を運転制御する。そして、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われた場合、制御手段は予測給湯熱負荷を増加側に修正し、この修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置を運転制御する。従って、給湯装置に貯えられる温水の熱量が増加し、これによって、給湯熱負荷に対する熱量不足の発生を少なくすることができる。
【0012】
また、本発明の請求項3記載のコージェネレーションシステムでは、前記制御手段は、前記予測電力負荷及び前記予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御するための作動制御手段と、前記予測給湯熱負荷の余裕度を示す余裕係数を設定するための余裕係数設定手段と、前記予測給湯熱負荷を修正演算するための修正演算手段とを備え、貯湯動作終了後に前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記余裕係数設定手段は、設定された余裕係数値よりも大きい余裕係数値を設定し、前記修正演算手段は、この大きい余裕係数値を用いて前記予測給湯熱負荷を修正し、これによって、前記予測給湯熱負荷が増加側に修正されることを特徴とする。
【0013】
このコージェネレーションシステムにおいては、制御手段は、作動制御手段、余裕係数設定手段及び修正演算手段を備え、貯湯動作終了後に補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、余裕係数設定手段は設定された余裕係数値よりも大きい余裕係数値を設定する。補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われるということは、実際の給湯熱負荷が予測給湯熱負荷よりも大きく、予測給湯熱負荷に従う熱電併給装置の運転制御では、実際の給湯熱負荷に対して熱量不足が生じるということであり、このような場合、余裕係数設定手段はより大きい余裕係数値を設定する。このように新たな余裕係数値が設定されると、修正演算手段は、このより大きい余裕係数値を用いて予測給湯熱負荷を修正演算し、予測給湯熱負荷が増加側に修正される。そして、作動制御手段は、この修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置を運転制御するので、この運転制御状態はより大きな給湯熱負荷に対するものとなり、実際の給湯熱負荷に対する熱量不足を少なくし、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯を抑え、コージェネレーションシステムを効率よく運転することができる。
【0014】
また、本発明の請求項4記載のコージェネレーションシステムでは、前記余裕係数設定手段は、貯湯動作終了後所定時間以内に、前記貯湯タンクに貯えられた温水の所定割合以上の出湯が行われないと、設定された余裕係数値よりも小さい余裕係数値を設定し、前記修正演算手段は、この小さい余裕係数値を用いて前記予測給湯熱負荷を修正し、これによって、前記予測給湯熱負荷が減少側に修正されることを特徴とする。
【0015】
このコージェネレーションシステムにおいては、貯湯動作終了後所定時間(例えば、1〜2時間程度)以内に貯湯タンク内の温水の所定割合(例えば、5〜7割程度)以上の温水の出湯が行われないと、余裕係数設定手段は設定された余裕係数値よりも小さい余裕係数値を設定する。貯湯動作終了後所定時間以内に所定割合以上の温水が出湯されないということは、実際の給湯熱負荷が予測給湯熱負荷よりも小さく、予測給湯熱負荷に従う熱電併給装置の運転制御では、実際の給湯熱負荷に対して熱量が余分であるということであり、このような場合、余裕係数設定手段はより小さい余裕係数値を設定する。このように新たな余裕係数値が設定されると、修正演算手段は、このより小さい余裕係数値を用いて予測給湯熱負荷を修正演算し、予測給湯熱負荷が減少側に修正される。そして、作動制御手段は、この修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置を運転制御するので、この運転制御状態はより小さな給湯熱負荷に対するものとなり、実際の給湯熱負荷に対する熱量の余剰を少なくし、貯湯装置に温水が無駄に貯えられるのを抑えることができる。
【0016】
また、本発明の請求項5記載のコージェネレーションシステムでは、前記制御手段は、更に、余裕係数再設定禁止手段を含んでおり、目標貯湯熱量が前記貯湯タンクの最大貯湯熱量である場合、前記余裕係数再設定禁止手段は、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われても余裕係数の再設定を禁止することを特徴とする。
【0017】
このコージェネレーションシステムにおいては、制御手段は余裕係数再設定禁止手段を含み、目標貯湯熱量が貯湯タンクの最大貯湯熱量である場合においては、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われても、余裕係数再設定禁止手段は余裕係数の再設定を禁止する。このような場合、貯湯タンクに最大貯湯熱量が貯えているので、余裕係数としてより大きい値を設定しようとしても、貯湯タンクの許容貯湯熱量を超えるようになり、このようなことから、余裕係数再設定禁止手段はより大きい余裕係数値の設定を禁止する。
【0018】
また、本発明の請求項6記載のコージェネレーションシステムは、電力と熱を発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置から発生する電力を商業電力供給ラインに系統連係するためのインバータと、前記熱電併給装置から発生する熱を回収して温水として貯える貯湯タンクを有する貯湯装置と、前記貯湯装置の温水を補助的に加熱するための補助加熱燃焼バーナと、前記熱電併給装置を運転制御するための制御手段と、を備えたコージェネレーションシステムであって、
前記制御手段は、過去電力負荷に基づく予測電力負荷及び過去給湯熱負荷に基づく予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御するための作動制御手段と、前記予測給湯熱負荷のための貯湯動作の時間的余裕を示す余裕時間を設定するための余裕時間設定手段とを備え、
前記予測給湯熱負荷における給湯負荷前の貯湯動作中において、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記余裕時間設定手段は、設定された余裕時間値よりも大きい余裕時間値を設定し、これによって、貯湯動作終了時刻が早め側に修正されることを特徴とする。
【0019】
このコージェネレーションシステムにおいては、制御手段は、作動制御手段及び余裕時間設定手段を備え、給湯負荷前の貯湯動作中において補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、余裕時間設定手段は設定された余裕時間値よりも大きい余裕時間値を設定する。貯湯動作中に補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われるということは、実際のお湯の使用時刻が予測給湯熱負荷における使用時刻よりも前であり、予測給湯熱負荷に従う熱電併給装置の運転制御では、実際の給湯熱負荷に対して時間的に対応できていないということであり、このような場合、余裕時間設定手段はより大きい余裕時間値を設定する。このように新たな余裕時間値が設定されると、予測貯湯動作終了時刻が早め側に修正される。そして、作動制御手段は、時間的パラメータとしての修正余裕時間を用いて熱電併給装置を運転制御するので、この運転制御状態は貯湯動作終了時間を早めたものとなり、実際の給湯熱負荷の使用時間に対応させて熱量不足の発生を少なくし、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯を抑えることができる。
【0020】
また、本発明の請求項7記載のコージェネレーションシステムでは、前記余裕時間設定手段は、前記貯湯タンクの想定貯湯量の所定割合以上の出湯が貯湯動作終了後所定時間以内に行われないと、設定された余裕時間値よりも小さい余裕時間値を設定し、これによって、貯湯動作終了時刻が遅れ側に修正されることを特徴とする。
【0021】
このコージェネレーションシステムにおいては、貯湯タンクの想定貯湯量の所定割合(例えば、5〜7割程度)以上の温水の出湯が貯湯動作終了後所定時間(例えば、0.5〜1.5時間程度)以内に行われないと、余裕時間設定手段は設定された余裕時間値よりも小さい余裕時間値を設定する。貯湯動作終了後に想定貯湯量の所定割合以上の温水が所定時間以内に出湯されないということは、実際のお湯の使用時刻が予測給湯熱負荷における使用時刻よりも後であり、このときも、予測給湯熱負荷に従う熱電併給装置の運転制御では、実際の給湯熱負荷に対して時間的に対応できていないということであり、このような場合、余裕時間設定手段はより小さい余裕時間値を設定する。このように新たな余裕時間値が設定されると、貯湯動作終了時刻が遅れ側に修正される。そして、作動制御手段は、この修正された余裕時間を用いて熱電併給装置を運転制御するので、この運転制御状態は貯湯動作終了時間を遅らせたものとなり、実際の給湯熱負荷の使用時間に対応させて余分な貯湯を少なくすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に従うコージェネレーションシステムの実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図3を参照して、第1の実施形態のコージェネレーションシステムについて説明する。図1は、第1の実施形態のコージェネレーションシステムを簡略的に示す簡略システムブロック図であり、図2は、図1のコージェネレーションシステムの制御系の一部を簡略的に示すブロック図であり、図3は、図2の制御手段による予測給湯熱負荷の修正の流れを示すフローチャートである。
【0033】
図1において、図示のコージェネレーションシステムは、電力と熱とを発生する熱電併給装置2と、熱電併給装置2にて発生した熱を回収して温水として貯える貯湯装置4とを備えている。図示の熱電併給装置2は、内燃機関、例えばガスエンジン6と、エンジン6により駆動される発電装置8との組合せから構成され、エンジン6にて発生する排熱が貯湯装置4に温水として貯えられる。この熱電併給装置2は、エンジン6及び発電装置8の組合せに代えて、例えば燃料電池でもよい。
【0034】
発電装置8の出力側には系統連係用のインバータ10が設けられ、このインバータ10は、発電装置8の出力電力を商業系統12から供給される電力と同じ電圧及び同じ周波数にする。商用系統12は、例えば単相3線式100/200Vであり、商業用電力供給ライン14を介して電気機器16、例えばテレビ、冷蔵庫、洗濯機等の各種電気機器に電気的に接続される。インバータ10は、コージェネ用供給ライン18を介して電力供給ライン14に電気的に接続され、発電装置8からの発電電力がインバータ10及びコージェネ用供給ライン18を介して電力負荷としての電気機器16に供給される。
【0035】
電力供給ライン14には電力負荷計測手段20が設けられ、この電力負荷計測手段20は電気機器16の電力負荷を計測する。この電力負荷計測手段20は、また、電力供給ライン14を通して流れる電流に逆潮流が発生するか否かを検知し、この実施形態では、逆潮流が生じないように、発電装置8からインバータ10を介して電力供給ライン14に供給される電力が制御され、発電電力の余剰電力は、後述するようにして回収熱として貯湯装置4に貯えられる。
【0036】
図示の貯湯装置4は、温水を貯える貯湯タンク22と、貯湯タンク22の温水を循環する温水循環流路24とを含んでいる。貯湯タンク22の底部と温水循環流路24とは温水流出流路26を介して接続され、また貯湯タンク22の上部と温水循環流路24とは温水流入流路28を介して接続され、この温水流入流路28に第1開閉弁30が配設されている。また、温水循環流路24の所定部位には第2開閉弁32が配設されているとともに、温水を循環させるための温水循環ポンプ34が配設されている。このように構成されているので、第1開閉弁30が開状態で、第2開閉弁32が閉状態のときには、貯湯タンク22の温水は温水流出流路26、温水循環流路24及び温水流入流路28を通して循環される。また、第1開閉弁30が閉状態で、第2開閉弁32が開状態のときには、貯湯タンク22の温水は温水流出流路26を流れ、温水循環流路24を通して循環される。
【0037】
貯湯タンク22には、水(例えば水道水)を供給するための水供給流路36が設けられ、この水供給流路36の一端側が貯湯タンク22の底部に接続され、その他端側が水道管の如き水供給源(図示せず)に接続されている。
【0038】
貯湯タンク22には、更に、温水を出湯するための温水出湯流路40が接続され、この温水出湯流路40の一端側が貯湯タンク22の上部に接続され、その他端側に、1又は2個以上のカラン(図示せず)が接続されており、カランを開栓すると、貯湯タンク22内の温水が温水出湯流路40を通して出湯する。
【0039】
この実施形態では、温水循環流路24に補助加熱燃焼バーナ42が設けられている。都市ガスの如き燃料用ガス又は重油の如き燃焼用油が供給されて補助加熱燃焼バーナにて燃焼され、この燃焼熱により温水循環流路24を流れる温水が加熱される。
【0040】
また、熱電併給装置2は、エンジン6からの冷却水を循環する冷却水循環流路46を含み、この冷却水循環流路46に冷却水循環ポンプ48が配設され、冷却水循環ポンプ48の作用にって、冷却水が冷却水循環流路46を通して循環される。この冷却水循環流路46と温水循環流路24との間には熱交換器50が配設され、この熱交換器50は、冷却水循環流路46を流れる冷却水と温水循環流路24を流れる温水との間で熱交換を行い、エンジン6の排熱が冷却水循環流路46を流れる冷却水及び温水循環流路24を流れる温水を介して貯湯タンク22に温水として貯えられる。
【0041】
この実施形態では、発電装置8の発電電力の余剰電力を熱でもって回収するための電気加熱ヒータ52が設けられている。電気加熱ヒータ52は複数個の電気ヒータ54から構成され、これら電気ヒータ54が冷却水循環流路46に配設され、各電気ヒータ54が作動スイッチ56を介して発電装置8の出力側に接続されている。複数個の作動スイッチ56(作動スイッチ手段57を構成する)は、余剰電力に応じてその開閉状態が切り換えられ、余剰電力が大きい(又は小さい)ときには、電気ヒータ54の消費電力が大きく(又は小さく)なるように作動制御される。この電気加熱ヒータ52は、冷却水循環流路46に代えて、貯湯装置4の貯湯タンク22又は温水循環流路24に配設するようにしてもよい。
【0042】
貯湯装置4の温水循環流路24には、温水循環流路24を通して流れる温水を暖房に用いるための各種暖房装置が熱交換器を介して接続される。この実施形態では、暖房装置として床暖房装置58が設けられ、床暖房装置58の床暖房循環流路62と温水循環流路24との間に床暖房用熱交換器64が設けられ、床暖房用熱交換器64は温水循環流路24を流れる温水と床暖房循環流路62を流れる温水との間で熱交換を行い、温水循環流路24を流れる温水の熱を利用して床暖房装置58が加熱される。この暖房装置は、床暖房装置58、浴室暖房乾燥機等である。
【0043】
この実施形態では、コージェネレーションシステムの稼働状況を検知するために、各種センサが設けられている。エンジン6には、エンジン6の運転を検知するためのエンジン運転検知センサ66が設けられ、補助加熱燃焼バーナ42には、この燃焼バーナの燃焼を検知するためのバーナ燃焼検知手段68が設けられている。また、貯湯タンク22には湯量検出センサ70が設けられ、この湯量検出センサ22は貯湯タンク22内の温水量を検出する。更に、床暖房装置58は暖房熱負荷計測手段72を含み、この暖房熱負荷計測手段72によって床暖房装置58の熱負荷が計測される。更にまた、温水出湯流路40には給湯熱負荷計測手段74が設けられ、この給湯熱負荷計測手段74は、出湯温水の温度を検出する温度センサ76と、出湯温水の流量を検出する流量センサ78とを備え、温度センサ76及び流量センサ78の検出値に基づいて給湯熱負荷を計測する。尚、暖房装置の暖房熱負荷については、暖房装置(床暖房装置、浴室暖房乾燥機等)の運転、運転停止の運転制御を利用して暖房熱負荷を演算するようにしてもよい。
【0044】
上述したコージェネレーションシステムは、制御手段80によって作動制御される。図2をも参照して、制御手段80は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、電力負荷計測手段20、暖房熱負荷計測手段72及び給湯熱負荷計測手段74からの信号がこの制御手段80に送給されるとともに、エンジン運転検知センサ66、湯量検出センサ70及びバーナ燃焼検知センサ68からの信号もこの制御手段80に送給される。
【0045】
この第1の実施形態においては、制御手段80は、作動制御手段82、予測電力負荷演算手段84、予測暖房熱負荷演算手段86及び予測給湯熱負荷演算手段88を含んでいる。作動制御手段78は、インバータ10を制御するとともに、作動スイッチ手段57を切り換え制御し、またエンジン6、冷却水循環ポンプ48等を予測エネルギー負荷、即ち予測電力負荷、予測暖房熱負荷及び予測給湯熱負荷を用いて作動制御する。
【0046】
予測電力負荷演算手段84は、過去の電気機器16の使用による消費電力、この形態では電力負荷計測手段20の計測電力を用いて将来の予測電力負荷を演算し、予測暖房熱負荷演算手段94は、過去の暖房装置(この形態では、床暖房装置58)の使用による熱負荷、この形態では床暖房装置58の暖房熱負荷計測手段72の計測暖房負荷を用いて将来の予測暖房熱負荷を演算し、また予測給湯熱負荷演算手段96は、過去のお湯の使用量による給湯熱負荷、この形態では給湯熱負荷計測手段74の給湯熱負荷を用いて将来の予測給湯熱負荷を演算する。
【0047】
この実施形態では、日々のお湯の使用量を考慮して予測給湯熱負荷が修正されるように構成され、このことに関連して、制御手段80は、余裕係数演算手段90、余裕係数比較手段92、余裕係数設定手段94及び修正演算手段96を含んでいる。余裕係数演算手段90は、予測給湯熱負荷の余裕度を示す余裕係数を演算し、余裕係数比較手段92は、演算された余裕係数値が所定範囲内であるか、換言すると最小余裕係数値及び最大余裕計数値と比較して最小余裕計数値より大きく、且つ最大余裕計数値より小さいかを判定する。余裕係数設定手段94は、この演算した余裕係数を設定し、修正演算手段96は、新たに設定した余裕係数を用いて予測給湯熱負荷を修正演算する。
【0048】
更に、制御手段80は、余裕係数再設定禁止手段98を含んでいる。この余裕係数再設定禁止手段98は、所定の条件において余裕係数の再設定を禁止し、設定した余裕係数の更新を強制的に禁止する。
【0049】
また、この制御手段80は、メモリ100及び計時手段102を含んでいる。メモリ100には、予測電力負荷、予測暖房熱負荷、予測給湯熱負荷、余裕係数、修正予測給湯熱負荷等が記憶され、計時手段102は時刻を計時する。
【0050】
次に、主として図2及び図3を参照して、制御手段80による予測給湯熱負荷の修正について説明する。まず、作動制御手段82による熱電併給装置2の運転によって貯湯装置4への貯湯動作が終了すると、ステップS1からステップS2に進み、貯湯タンク22の温水が満タン(換言すると、最大貯湯熱量)であるかが判断され、貯湯タンク22の温水が満タンである場合、ステップS2からステップS3に進む。
【0051】
その後、貯湯タンク22内の温水の出湯が行われ、この出湯中に補助加熱燃焼バーナ42が燃焼する(即ち、貯湯タンク22内の温水が空となった状態で給湯が行われて補助加熱燃焼バーナ42が点火する)と、ステップS3及びステップS4を経てステップS5に進み、制御手段80の余裕係数演算手段90は、予測給湯熱負荷の余裕度を示す余裕係数を演算する。このように貯湯タンク22が空になって補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による給湯が行われるということは、予測給湯熱負荷(予測給湯熱負荷演算手段により演算された予測給湯熱負荷、修正演算手段96により後述する如く修正演算された修正予測給湯熱負荷を含む)が小さく、実際の給湯熱負荷に対応できないということであり、それ故に、余裕係数演算手段90は余裕係数値を大きくするように演算する。例えば、出湯中に補助加熱燃焼バーナ42が燃焼する毎に、設定余裕係数値に所定値、例えば0.1加算するように構成されている場合、余裕係数演算手段90は設定余裕係数値にこの所定値を加算する。尚、補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯量に応じて、設定余裕係数値に加算する値を段階的に変えるようにし、その出湯量が多いほど大きい値を加算するようにしてもよい。
【0052】
次に、余裕係数比較手段92は、余裕係数演算手段90により演算された余裕係数値が所定範囲内である、即ち最小余裕係数値より大きく且つ最大余裕係数値より小さいかを比較判断し(ステップS6)、この所定範囲内にあると、余裕係数設定手段94はこの演算値を余裕係数として設定する(ステップS7)。そして、修正演算手段96は、この修正された余裕係数を用いて予測給湯熱負荷を修正演算し(例えば、予測給湯熱負荷を余裕係数値倍するように演算する)、大きい余裕係数値が用いられるので、予測給湯熱量が増加側に修正される(ステップS8)。従って、作動制御手段82は、増加側に修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置2を運転制御するので、この運転制御状態はより大きな給湯熱負荷に対するものとなり、実際の給湯熱負荷に対する熱量不足が改善される。
【0053】
これに対して、貯湯タンク22の温水が満タンである場合、ステップS2からステップS9に移る。また、ステップS3又はステップS4からステップS9に移ると、所定時間(例えば2時間)内に貯湯タンク22の貯湯量の所定割合(例えば6割)以上の出湯が行われたかが判断される。そして、所定割合以上の出湯が行われていると、貯湯温水の出湯がほぼ予測通りに行われ、温水として貯えた熱が有効に使用されたとし、その余裕係数値が維持される。一方、所定割合以上の出湯が行われていないと、余裕係数演算手段90は余裕係数を減算演算する(ステップS10)。このように所定時間内に貯湯量の所定割合以上の出湯が行われていないということは、予測給湯熱負荷(予測給湯熱負荷演算手段88により演算された予測給湯熱負荷、修正演算手段96により後述する如く修正演算された修正予測給湯熱負荷を含む)が大きく、実際の給湯熱負荷よりも過剰の熱量が貯湯タンク22に温水として貯えられたということであり、それ故に、余裕係数演算手段90は余裕係数値を小さくするように演算する。例えば、貯湯動作終了後所定時間内に所定割合以上の出湯が行われない毎に、設定余裕係数値に所定値、例えば0.1減算するように構成されている場合、余裕係数演算手段90は設定余裕係数値からこの所定値を減算する。尚、貯湯動作終了後所定時間内における貯湯タンク22の温水残存量に応じて、設定余裕係数値に減算する値を段階的に変えるようにし、その残存量が多いほど大きい値を減算するようにしてもよい。
【0054】
次に、余裕係数比較手段92は、余裕係数演算手段90により演算された余裕係数値が所定範囲内である、即ち最小余裕係数値より大きく且つ最大余裕係数値より小さいかを比較判断し(ステップS11)、この所定範囲内にあると、余裕係数設定手段94はこの演算値を余裕係数として設定する(ステップS7)。そして、修正演算手段96は、この修正された余裕係数を用いて予測給湯熱負荷を修正演算し、小さい余裕係数値が用いられるので、予測給湯熱量が減少側に修正される(ステップS12)。従って、この場合、作動制御手段82は、減少側に修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置2を運転制御するので、この運転制御状態はより小さい給湯熱負荷に対するものとなり、貯えられる余剰熱量が少なく抑えられる。
【0055】
尚、貯湯タンク22が満タンの場合においては、補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯が行われても、余裕係数再設定禁止手段98が余裕係数の再設定を禁止し、余裕係数が増加側に修正されることはない。
【0056】
上述した実施形態では、貯湯動作終了後の出湯中に補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯が行われると、予測給湯熱負荷が増加側に修正されるが、例えば、次のように制御するようにしてもよい。即ち、予測給湯熱負荷に基づいて運転当日の運転制御を行い、この運転当日の運転中における補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯状況を検知し、運転当日の補助加熱燃焼バーナ42の使用実績に基づいて運転当日の翌日の予測給湯熱負荷を上述したように修正するようにしてもよい。そして、翌日の予測給湯熱負荷の修正は、各予測給湯熱負荷を増加側に修正してもよく、又は補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯が行われた時間帯に対応する予測給湯熱負荷を増加側に修正するようにしてもよく、また、その増加分についても単にK倍(適宜に設定される値)するようにしてもよく、又は補助加熱燃焼バーナ42による出湯熱量だけ追加するようにしてもよい。
【0057】
また上述した実施形態では、貯湯タンク22が温水で満タンで所定時間内に貯湯量の所定割合以上の出湯が行われないと、予測給湯熱負荷が減少側に修正されるが、この修正についても上述したと同様に行うことができる。即ち、予測給湯熱負荷に基づいて運転当日の運転制御を行い、この運転当日の貯湯タンク22の満タン時の出湯状況を検知し、満タンから所定時間以内に所定割合以上の出湯が行われないという温水使用実績に基づいて運転当日の翌日の予測給湯熱負荷を上述したように減少側に修正するようにしてもよい。そして、翌日の予測給湯熱負荷の修正は、各予測給湯熱負荷を減少側に修正してもよく、又は、所定時間内に所定割合以上の出湯が行われなかった時間帯に対応する予測給湯熱負荷を減少側に修正するようにしてもよい。
【0058】
第2の実施形態
次に、図4を参照して、第2の実施形態のコージェネレーションシステムについて説明する。図4は、第2の実施形態のコージェネレーションシステムの制御系の一部を示すブロック図である。尚、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0059】
図4において、この第2の実施形態では、制御手段80Aは、貯湯動作の時間的余裕を示す余裕時間を、日々のお湯の使用量を考慮して修正するように構成され、このことに関連して、制御手段80Aは、余裕時間演算手段112、余裕時間比較手段114及び余裕時間設定手段116を含んでいる。余裕時間演算手段112は、予測給湯熱負荷のための貯湯動作の時間的余裕である余裕時間を演算し、余裕時間比較手段114は、演算された余裕時間値が所定範囲内であるか、換言すると最小余裕時間値及び最大余裕時間値と比較して最小余裕時間値より大きく、且つ最大余裕時間値より小さいかを比較判定し、余裕時間設定手段116は、この演算した余裕時間を設定する。この第2の実施形態のその他の基本的構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
【0060】
ここで、図5を参照して、貯湯動作の時間的余裕について説明すると、例えばある時刻に給湯熱負荷が発生すると予測した時、この給湯熱負荷が発生する前に、熱電併給装置2からの熱によって貯湯装置4に必要量の給湯熱量を貯えるようにするのが望ましい。即ち、実線Pで示すように給湯熱負荷が生じる場合、この給湯熱負荷Pが発生する直前に、熱電併給装置2による貯湯動作が終了するのが好ましく、このように貯湯動作が終了すると、出湯までの放熱ロスが少なく、貯湯装置4に貯えられた温水を効率良く使用することができる。
【0061】
これに対して、図5に一点鎖線P1で示すように前倒しで給湯熱負荷が生じる場合、貯湯動作が終了する前に出湯が行われる。このような場合、給湯熱負荷が大きいと、貯湯装置2に貯えられた温水を全て使い果たし、補助加熱燃焼バーナ42の燃焼により給湯をまかなうようになる。また、図5に二点鎖線P2で示すように給湯熱負荷が後ろ倒しで生じる場合、熱電併給装置2による貯湯動作の終了後ある程度の時間が時間経過した後、出湯が行われるようになり、貯湯動作の時間的余裕が過剰にある状態となる。この場合、貯湯装置2に貯湯された温水が出湯されるまでに時間があり、この間に放熱ロスが生じ、貯湯効率が悪くなる。このようなことを考慮して、貯湯時における余裕時間、即ち貯湯動作終了から給湯開始までの時間的余裕を設定する必要がある。
【0062】
次に、第2の実施形態における制御手段80Aによる貯湯動作の余裕時間の修正について説明する。給湯負荷前の貯湯動作中において、貯湯タンク22内の温水の出湯が行われ、この出湯中に補助加熱燃焼バーナ42が燃焼する(即ち、貯湯タンク22内の温水が空となった状態で給湯が行われて補助加熱燃焼バーナ42が点火する)と、次のようにして時間的パラメータとしての余裕時間の修正が行われる。即ち、制御手段80Aの余裕時間演算手段112は、予測給湯熱負荷に対する時間的余裕度を示す余裕時間を演算する。貯湯動作中に貯湯タンク22が空になって補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による給湯が行われるということは、設定されている余裕時間に余裕がなく、実際の給湯負荷に対応できていないということであり、それ故に、余裕時間演算手段112は余裕時間値を大きくするように演算する。例えば、貯湯動作中に補助加熱燃焼バーナ42が燃焼する毎に、設定余裕時間値に所定値、例えば10分を加算するように構成されている場合、余裕時間演算手段90は設定余裕時間数値にこの所定値を加算する。尚、補助加熱燃焼バーナ42の燃焼による出湯量に応じて、設定余裕時間値に加算する値を段階的に変えるようにし、その出湯量が多いほど大きい時間値を加算するようにしてもよい。
【0063】
次に、余裕時間比較手段114は、余裕時間演算手段112により演算された余裕時間値が所定範囲内である、即ち最小余裕時間値より大きく且つ最大余裕時間値より小さいかを比較判断し、この所定範囲内にあると、余裕時間設定手段116はこの演算値を余裕時間として設定し、貯湯動作終了時刻が早め側に修正される。従って、作動制御手段82は、修正された余裕時間でもって熱電併給装置2を運転制御するので、この運転制御状態は貯湯動作終了を早めたものとなり、これにより、実際の給湯熱負荷の時間により対応するようになり、給湯の際の熱量不足の発生が改善される。
【0064】
これに対して、次の場合には、貯湯動作終了時刻が遅れ側に修正される。即ち、貯湯タンク22の想定貯湯量、即ち貯湯タンク22に貯えられる予測貯湯熱量の所定割合(例えば、6割)以上の出湯が所定時間(例えば、1時間)以内に行われないと、余裕時間演算手段112は余裕時間を少なくするように演算する。このように想定貯湯量の所定割合以上の出湯が所定時間以内に行われないということは、設定されている時間余裕が大きく、実際の給湯熱負荷よりも早い時期に給湯熱量が貯湯タンク22に温水として貯えられ、温水が貯湯タンク22に比較的長い時間貯まった状態に保持されるということであり、それ故に、余裕時間演算手段112は余裕時間値を小さくするように演算する。例えば、想定貯湯量の所定割合以上の出湯が所定時間内に行われない毎に、設定余裕時間値から所定値、例えば10分を減算するように構成されている場合、余裕時間演算手段112は設定余裕時間値からこの所定値を減算する。尚、想定貯湯量の所定割合以上の出湯が行われるまでの時間に応じて、設定余裕時間値に減算する値を段階的に変えるようにし、その時間が長くなるほど大きい値を減算するようにしてもよい。
【0065】
次に、余裕時間比較手段114は、上述したと同様に、余裕時間演算手段112により演算された余裕時間値が所定範囲内であるを比較判断し、この所定範囲内にあると、余裕時間設定手段116はこの演算値を余裕時間として設定する。従って、この場合、作動制御手段82は、短い余裕時間でもって熱電併給装置2を運転制御するので、この運転制御状態は貯湯動作終了時刻を遅れさせたものとなり、これにより、余剰の温水が長く貯湯されるのが回避される。
【0066】
第3の実施形態
次に、図を参照して、第3の実施形態のコージェネレーションシステムについて説明する。図は、第3の実施形態のコージェネレーションシステムの制御系の一部を示すブロック図である。
【0067】
において、この第3の実施形態では、制御手段80Bは、日々の電力負荷16による負荷量を考慮して、熱電併給装置2の稼動率を上げるために予測電力負荷を修正するように構成され、このことに関連して、制御手段80Bは、発電機負荷率演算手段122、修正係数演算手段124、修正係数比較手段126、修正係数設定手段128及び修正演算手段130を含んでいる。発電機負荷率とは、熱電併給装置2の定格発電電力に対する電気機器16での消費電力の比率であり、熱電併給装置2の発電電力が定格発電電力で一定であると発電電力自己消費率となる。この発電機負荷率が大きいと、熱電併給装置2にて発電された電力の多くが電気機器16で消費されるようになる。発電機負荷率演算手段122は、熱電併給装置2の発電電力と電気機器16の電力負荷(商用系統12からの買電力と、発電電力を計測する手段(図示せず)及び電気加熱ヒータ52での消費電力を計測する手段(図示せず)により計測された各電力とから演算される)を用いて発電機負荷率を演算する。修正係数演算手段124は、予測電力負荷を修正するための修正係数を演算し、修正係数比較手段126は、演算された修正係数値が所定範囲内であるか、換言すると最小修正係数値及び最大修正係数値と比較して最小修正係数値より大きく、且つ最大修正係数値より小さいかを比較判定する。また、修正係数設定手段116は、この演算した修正係数を設定し、修正演算手段130は、新たに設定した修正係数を用いて予測電力負荷を修正演算する。この第2の実施形態のその他の基本的構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
【0068】
次に、第3の実施形態における制御手段80Bによる予測電力負荷の修正について説明する。発電機負荷率演算手段122により演算した発電機負荷率が基準値(例えば、80%)を超えると、次のようにして予測電力負荷の修正が行われる。即ち、制御手段80Bの修正係数演算手段124は、予測電力負荷を修正するための修正係数を演算する。発電機負荷率が基準値を超えるということは、熱電併給装置2の発生電力の大部分が電気機器16で消費され、熱電併給装置2が効率の高い状態で運転されているということであり、それ故に、修正係数演算手段124は修正係数値を小さくするように演算する。例えば、発電機負荷率が基準値を超える毎に、設定修正係数値に所定値、例えば0.1を減算するように構成されている場合、修正係数演算手段124は設定修正係数値にこの所定値を減算する。
【0069】
次に、修正係数比較手段126は、修正係数演算手段124により演算された修正係数値が所定範囲内である、即ち最小修正係数値より大きく且つ最大修正係数値より小さいかを比較判断し、この所定範囲内にあると、修正係数設定手段128はこの演算値を修正係数として設定する。そして、修正演算手段130は、この修正された修正係数を用いて予測電力負荷を修正演算し(予測電力負荷を修正計数値倍するように演算する)、小さい修正係数値が用いられるので、予測電力負荷が減少側に修正される。従って、作動制御手段82は、減少側に修正された予測電力負荷を用いて熱電併給装置2を運転制御するので、所望の発電機負荷率を維持しながら熱電併給装置2の運転時間を多くすることができる。
【0070】
これに対して、発電機負荷率が上記基準値より下がると、予測電力負荷が増加側に修正される。即ち、発電機負荷率が上記基準値より下がると、修正係数演算手段112は修正係数を大きくするように演算する。このように発電機負荷率が基準値より下がるということは、熱電併給装置2の発電電力が電気機器16において充分に消費されていないということであり、それ故に、修正係数演算手段124は修正係数値を大きくするように演算する。例えば、発電機負荷率が基準値より下がる毎に、設定修正係数値から所定値、例えば0.1を加算するように構成されている場合、修正係数演算手段124は設定修正係数値からこの所定値を加算する。
【0071】
次に、修正係数比較手段126は、上述したと同様に、修正係数演算手段124により演算された修正係数値が所定範囲内であるを比較判断し、この所定範囲内にあると、修正係数設定手段128はこの演算値を修正係数として設定する。そして、修正演算手段130は、この修正された修正係数を用いて予測電力負荷を修正演算し、大きい修正係数値が用いられるので、予測電力負荷は増加側に修正される。従って、この場合、作動制御手段82は、増加側に修正された予測電力負荷を用いて熱電併給装置2を運転制御するので、発電機負荷率が低い状態で熱電併給装置2が運転される時間が短くなる。
【0072】
尚、この第3の実施形態では、発電機負荷率を判断する基準値を一つにしているが、第1所定値と、この第1所定値より小さい第2所定値との二つを設け、発電機負荷率が第1所定値を超えたときに修正係数が大きくなるように、また発電機負荷率が第2所定値より下がると修正係数が小さくなるように演算するようにしてもよい(第3の実施形態では、第1所定値と第2所定値とを同一の値にしている)。
【0073】
また、この実施形態では熱電併給装置2が一定の定格電力を発生するようになっているが、発電電力がステップ状に変動する、又は無段階に変動するものにも同様に適用することができ、このような場合、発電電力のステップ状又は無段階の変動は、例えば電気機器の負荷状態に応じて行われる。
【0074】
以上、本発明に従うコージェネレーションシステムの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
【0075】
例えば、第1の実施形態では予測給湯熱負荷の熱量的余裕を修正し、第2の実施形態では予測給湯熱負荷の時間的余裕を修正し、また第3の実施形態では熱電併給装置の稼働率を上げるために予測電力負荷の修正をしているが、これらの修正については、実施形態のように単独で適用することができるが、任意の二つ又は全てを組み合わせてシステムに適用することもできる。
【0076】
【発明の効果】
本発明の請求項1のコージェネレーションシステムによれば、貯湯装置に貯えた温水で対応することができない場合、補助加熱燃焼バーナが燃焼して出湯が行われ、このような燃焼による出湯が行われると、制御手段は熱量不足が生じないように熱電併給装置の稼動時間を調整するので、コージェネレーションシステムを効率よく運転することができる。
また、本発明の請求項2のコージェネレーションシステムによれば、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われた場合、制御手段は予測給湯熱負荷を増加側に修正し、この修正された予測給湯熱負荷を用いて熱電併給装置を運転制御するので、給湯装置に貯えられる温水の熱量が増加し、これによって、給湯熱負荷に対する熱量不足の発生を少なくすることができる。
【0077】
また本発明の請求項3のコージェネレーションシステムによれば、貯湯動作終了後に補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、余裕係数設定手段は設定された余裕係数値よりも大きい余裕係数値を設定し、修正演算手段は、このより大きい余裕係数値を用いて予測給湯熱負荷を修正演算するので、この修正された予測給湯熱負荷を用いた熱電併給装置の運転制御状態は、より大きな給湯熱負荷に対するものとなり、実際の給湯熱負荷に対する熱量不足を少なくし、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯を抑えることができる。
【0078】
また、本発明の請求項4のコージェネレーションシステムによれば、貯湯動作終了後所定時間以内に貯湯タンク内の温水の所定割合以上の温水の出湯が行われないと、余裕係数設定手段は設定された余裕係数値よりも小さい余裕係数値を設定し、修正演算手段は、このより小さい余裕係数値を用いて予測給湯熱負荷を修正演算するので、この修正された予測給湯熱負荷を用いた熱電併給装置の運転制御状態は、より小さな給湯熱負荷に対するものとなり、実際の給湯熱負荷に対する熱量の余剰を少なくし、貯湯装置に温水が無駄に貯えられるのを抑えることができる。
【0079】
また、本発明の請求項5のコージェネレーションシステムによれば、目標貯湯熱量が貯湯タンクの最大貯湯熱量である場合においては、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われても、余裕係数再設定禁止手段はより大きい余裕係数の再設定を禁止する。
【0080】
また、本発明の請求項6のコージェネレーションシステムによれば、給湯負荷前の貯湯動作中において補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、余裕時間設定手段は設定された余裕時間よりも大きい余裕時間を設定するので、この修正余裕時間を用いた熱電併給装置の運転制御状態は、貯湯動作の終了を早めたものとなり、実際の給湯熱負荷の使用時間に対応させて熱量不足の発生を少なくし、補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯を抑えることができる。
【0081】
また、本発明の請求項7のコージェネレーションシステムにれば、貯湯タンクの想定貯湯量の所定割合以上の温水の出湯が貯湯動作終了後所定時間以内に行われないと、余裕時間設定手段は設定された余裕時間値よりも小さい余裕時間値を設定するので、この修正された余裕時間を用いた熱電併給装置の運転制御状態は、貯湯動作の終了を遅らせたものとなり、実際の給湯熱負荷の使用時間に対応させて余分な貯湯を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うコージェネレーションシステムの第1の実施形態を簡略的に示す簡略システムブロック図である。
【図2】図1のコージェネレーションシステムの制御系の一部を簡略的に示すブロック図である。
【図3】図2の制御手段による予測給湯熱負荷の修正の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明に従うコージェネレーションシステムの第2の実施形態における制御系の一部を示すブロック図である。
【図5】貯湯動作における時間的余裕を説明するための説明図である。
【図6】本発明に従うコージェネレーションシステムの第3の実施形態における制御系の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 熱電併給装置
4 貯湯装置
6 エンジン
8 発電装置
10 インバータ
12 商用系統
16 電気機器
20 電力負荷計測手段
22 貯湯タンク
24 温水循環流路
46 冷却水循環流路
50 熱交換器
52 電気加熱ヒータ
58 床暖房装置
72 暖房熱負荷計測手段
74 給湯熱負荷計測手段
80,80A,80B 制御手段
82 作動制御手段
94 余裕係数設定手段
116 余裕時間設定手段
128 修正係数設定手段

Claims (7)

  1. 電力と熱を発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置から発生する電力を商業電力供給ラインに系統連係するためのインバータと、前記熱電併給装置から発生する熱を回収して温水として貯える貯湯タンクを有する貯湯装置と、前記貯湯装置の温水を補助的に加熱するための補助加熱燃焼バーナと、前記熱電併給装置を運転制御するための制御手段と、を備えたコージェネレーションシステムであって、
    前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記制御手段は、前記補助加熱燃焼バーナの作動に関連して、前記熱電併給装置の稼働時間を調整することを特徴とするコージェネレーションシステム。
  2. 前記制御手段は、過去電力負荷に基づく予測電力負荷及び過去給湯熱負荷に基づく予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御し、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による給湯が行われると、前記予測給湯熱負荷を増加側に修正し、これによって、前記熱電併給装置の稼動時間が調整されることを特徴とする請求項1記載のコージェネレーションシステム。
  3. 前記制御手段は、前記予測電力負荷及び前記予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御するための作動制御手段と、前記予測給湯熱負荷の余裕度を示す余裕係数を設定するための余裕係数設定手段と、前記予測給湯熱負荷を修正演算するための修正演算手段とを備え、貯湯動作終了後に前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記余裕係数設定手段は、設定された余裕係数値よりも大きい余裕係数値を設定し、前記修正演算手段は、この大きい余裕係数値を用いて前記予測給湯熱負荷を修正し、これによって、前記予測給湯熱負荷が増加側に修正されることを特徴とする請求項2記載のコージェネレーションシステム。
  4. 前記余裕係数設定手段は、貯湯動作終了後所定時間以内に、前記貯湯タンクに貯えられた温水の所定割合以上の出湯が行われないと、設定された余裕係数値よりも小さい余裕係数値を設定し、前記修正演算手段は、この小さい余裕係数値を用いて前記予測給湯熱負荷を修正し、これによって、前記予測給湯熱負荷が減少側に修正されることを特徴とする請求項3記載のコージェネレーションシステム。
  5. 前記制御手段は、更に、余裕係数再設定禁止手段を含んでおり、目標貯湯熱量が前記貯湯タンクの最大貯湯熱量である場合、前記余裕係数再設定禁止手段は、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われても余裕係数の再設定を禁止することを特徴とする請求項3又は4記載のコージェネレーションシステム。
  6. 電力と熱を発生する熱電併給装置と、前記熱電併給装置から発生する電力を商業電力供給ラインに系統連係するためのインバータと、前記熱電併給装置から発生する熱を回収して温水として貯える貯湯タンクを有する貯湯装置と、前記貯湯装置の温水を補助的に加熱するための補助加熱燃焼バーナと、前記熱電併給装置を運転制御するための制御手段と、を備えたコージェネレーションシステムであって、
    前記制御手段は、過去電力負荷に基づく予測電力負荷及び過去給湯熱負荷に基づく予測給湯熱負荷を用いて前記熱電併給装置を運転制御するための作動制御手段と、前記予測給湯熱負荷のための貯湯動作の時間的余裕を示す余裕時間を設定するための余裕時間設定手段とを備え、
    前記予測給湯熱負荷における給湯負荷前の貯湯動作中において、前記補助加熱燃焼バーナの燃焼による出湯が行われると、前記余裕時間設定手段は、設定された余裕時間値よりも大きい余裕時間値を設定し、これによって、貯湯動作終了時刻が早め側に修正されることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  7. 前記余裕時間設定手段は、前記貯湯タンクの想定貯湯量の所定割合以上の出湯が貯湯動作終了後所定時間以内に行われないと、設定された余裕時間値よりも小さい余裕時間値を設定し、これによって、貯湯動作終了時刻が遅れ側に修正されることを特徴とする請求項6記載のコージェネレーションシステム。
JP2003045006A 2002-07-09 2003-02-21 コージェネレーションシステム Expired - Fee Related JP3976692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003045006A JP3976692B2 (ja) 2002-07-09 2003-02-21 コージェネレーションシステム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002200545 2002-07-09
JP2003045006A JP3976692B2 (ja) 2002-07-09 2003-02-21 コージェネレーションシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007115806A Division JP4342570B2 (ja) 2002-07-09 2007-04-25 コージェネレーションシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004093101A JP2004093101A (ja) 2004-03-25
JP3976692B2 true JP3976692B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=32072123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003045006A Expired - Fee Related JP3976692B2 (ja) 2002-07-09 2003-02-21 コージェネレーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3976692B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4208792B2 (ja) * 2004-08-12 2009-01-14 大阪瓦斯株式会社 コージェネレーションシステム
JP5191636B2 (ja) * 2006-05-19 2013-05-08 パナソニック株式会社 コージェネレーションシステム
JP5314813B1 (ja) * 2011-11-14 2013-10-16 パナソニック株式会社 熱電併給システム
JP7189748B2 (ja) * 2018-11-30 2022-12-14 東京瓦斯株式会社 熱供給設備の運転制御装置、運転制御方法、および、運転制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004093101A (ja) 2004-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4465168B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP5048820B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP3976692B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4330542B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2018011465A (ja) コージェネレーションシステム
JP4678728B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4367695B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4342570B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4136916B2 (ja) 熱源システム
JP4549308B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4897855B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4889214B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4180042B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2008224211A (ja) 給湯装置
JP4453895B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4359248B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP3992146B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP4148885B2 (ja) 給湯装置
JP4367696B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2019160639A (ja) 燃料電池システム
JP4330543B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2005016845A (ja) コージェネレーションシステム
JP4838617B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP5044708B2 (ja) コージェネレーションシステム
JP2006118748A (ja) コージェネレーションシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130629

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees