JP3976399B2 - 回線接続装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、警備端末装置などの、高信頼性を要求される通信装置を、その他の端末装置と共に、同一のISDN回線に接続するための回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、従来の警備システムの構成を示す。
警備端末装置5は、高信頼性が要求される通信機器である。警備端末装置5は、他の客先設備6を構成する電話機7、ファックス8、パソコン9などと一緒に宅内配線により、客先DSU(DSU:Digital Service Unit)3に接続される。客先DSU3は、ISDN交換機2を介してセンター装置4に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記、警備端末装置5を客先DSU3に接続する宅内配線は、顧客の管理によるものであるため、通信路の遮断、終端抵抗の接続忘れ、終端抵抗の2重接続、若しくはケーブル特性の違いによって、S/T点の距離が定まらないことが発生することがある。このため、警備端末装置5とセンター装置4の間で安定した通信を得るのが困難であった。
【0004】
また、ISDN交換機2に接続するように設計された機器には、予めDSUを内蔵していて、S/T点を外部に出していない機器がある。この機器には警備端末装置5などを接続することができない。このような機器が設置されている監視対象に警備端末装置5を設置するときは、当該機器と別の通信回線を用意しなければならない。
【0005】
さらに、客先設備6の設定によって、警備端末装置5が通信上の品質などの影響を受ける可能性があり、反対に警備端末装置5の設定によって、客先設備6に通信上の品質などの影響を与える可能性がある。
本発明は、高度に通信の信頼性が要求される通信装置を、他の機器と分離してISDN回線に接続し、これにより、端末装置の安定動作を実現すると共に、端末装置から他の機器への影響を最小限にとどめることができる回線接続装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものである。本発明の回線接続装置は、高信頼性が要求される通信装置を接続し、ISDN交換機と客先DSUとの間に接続される。回線接続装置は、接続した通信装置とISDN交換機を介した他の通信装置との間の通信制御を行うと共に、客先DSUに対しては、U点(交換機とDSUとの接続点)と同様な通信環境を提供する。これにより、客先設備を介さない通信システムの構築が実現できる。
【0007】
本発明の回線接続装置は、交換機との通信のための第1の通信インターフェース部と、DSUとの通信のための第2の通信インターフェース部と、接続される機器とのインターフェースと、前記交換機からの信号を制御する下り通信制御部と、前記交換機に対する信号を制御する上り通信制御部とを具備し、前記下り通信制御部は前記第1の通信インターフェース部からの受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスとの一致を判定しない場合のみ前記第2の通信インターフェース部から前記DSUに対して前記受信信号を送出する。
【0008】
また、本発明の回線接続装置においては、前記下り通信制御部及び前記上り通信制御部と接続する主制御部を具備し、前記下り通信制御部が、前記第1の通信インターフェース部からの受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスの一致を判定したときに、前記主制御部が前記インターフェースから前記接続された機器に前記受信信号を送出するようにすることができる。
【0009】
さらに、本発明の回線接続装置においては、前記下り通信制御部及び前記上り通信制御部と接続する主制御部を具備し、前記下り通信制御部が、前記第1の通信インターフェース部からの受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスが一致したと判定し、かつ、フレーム種別識別の結果、特定のフレーム種別の判定をした場合、前記上り通信制御部が、前記第1の通信インターフェース部から、前記交換機に所定の信号を送出するようにすることができる。
【0010】
また、本発明の回線接続装置は、停電を検出する停電検出手段と、前記第1の通信インターフェース部及び前記第2の通信インターフェース部に関与しないバイパス線路と、U点を、前記バイパス線路又は引込み線路に切替え接続する切替手段と、前記停電検出手段が停電を検出すると、前記切替手段を前記バイパス線路側へ切り替える切替制御部とを設けることができる。
【0011】
以上の本発明の回線接続装置は、客先端末のU点側に設置され、U点側での下り信号振り分け制御を行う。このため、回線接続装置の処理と客先U点の独立性を確保できる。
また、本発明の回線接続装置は、停電時にはバイパス機能を持ちISDN交換機と客先DSUを直接接続する。この停電時バイパス機能により回線接続装置停止時にも客先DSUと交換機の通信路を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の回線接続装置を使用した警備システムの構成を示す。
高信頼性が要求される警備端末装置5が、回線接続装置1に接続される。回線接続装置1は、ISDN交換機2と、客先DSU3との間のU点に接続される。回線接続装置1は、警備端末装置5から受信した情報をセンター装置4へ送信し、センター装置4から受信した情報を警備端末装置5に送信する。また、客先DSU3にはU点を提供し、客先設備6である電話機7、ファックス8、パソコン9の通信へ影響を与えない。
【0013】
このように、信頼性の高いU点に回線接続装置1を接続し、この回線接続装置1に警備端末装置5を接続することにより、警備システムに使用する通信回線の信頼性を確保でき、警備システム全体の信頼性を高くすることができる。
回線接続装置1の詳細を説明する前に、図3及び図4のタイムチャートを使用して、警備システムにおけるDチャンネルを使用した通信シーケンスを説明する。
【0014】
図3は、客先設備6の電話機7が使用された場合のレイヤ3における通信シーケンスを示す。電話機7においてダイヤリングがされると、客先設備6から呼設定メッセージが、客先DSU3、回線接続装置1を経由してISDN交換機2へ伝送される。
ISDN交換機2では、これに応じて呼設定受付メッセージが回線接続装置1に送出される。回線接続装置1では、呼設定受付メッセージのアドレス識別を行い、そのアドレスに従って、呼設定受付メッセージを客先DSU3を経由して客先設備6に伝送する。なお、アドレス識別はレイヤ2において行われるので、枠を点線で囲ってレイヤ3との区別をしている。このアドレス識別の詳細については、後述する。
【0015】
ISDN交換機2は、呼設定受付メッセージに続いて、同様の経路で、呼出メッセージ及び応答メッセージを客先設備6に送出する。
また、ISDN交換機2は、伝送路の状態を監視するために、適当な時間間隔でパス確認信号を送出する。回線接続装置1は、パス確認信号のアドレス識別を行って、パス確認信号をISDN交換機2に返送する。なお、パス確認信号のアドレス識別処理はレイヤ2において行われる。
【0016】
図4は、客先設備6で電話機7の使用が終了した場合のレイヤ3における通信シーケンスを示す。電話機7による通信が終了してオンフックがされると、客先設備6から、切断メッセージが客先DSU3を経由して回線接続装置1に送出される。ここで、警備端末装置5で異常検知がされ、異常信号が切断メッセージと同時に回線接続装置1に送出されたとする。すると、回線接続装置1では、競合制御をレイヤ1において行う。この結果、異常信号が優先してISDN交換機2に送信され、続いて切断メッセージがISDN交換機2に送信される。
【0017】
ISDN交換機2は異常信号をセンター装置4へ送信し、電話機7に対する解放メッセージを回線接続装置1に送信する。
回線接続装置1は、解放メッセージについてアドレス識別をした上で、客先DSU3を経由して客先設備6へ転送する。客先設備6では、解放処理を行った後、解放完了メッセージを客先DSU3、回線接続装置1を経由してISDN交換機2へ送出する。
【0018】
警備端末装置5からの異常信号に応答して、センター装置4から異常確認信号がISDN交換機2に送信されると、異常確認信号は回線接続装置1においてアドレス識別されて警備端末5に転送される。
以上説明したように、警備端末装置5は信頼性の高いU点に接続されると共に、警備システムに使用する信号が他の客先設備6に送出されることがない。
【0019】
図5は、回線接続装置1の構成を示す。
停電検出部11は、回線接続装置1に供給される電源を監視し、停電が検出されると、切替制御部12へ信号を送出する。切替制御部12は、停電検出部11からの信号により、切替手段(リレー)13,14を切替制御する。切替手段13,14の切替により、回線が、引き込み線路側(第1及び第2の通信インターフェース部15,16)とバイパス線路17側との間で切替えられる。
【0020】
ISDN交換機2側の第1の通信インターフェース部15は、ISDN交換機2への加入者線路を終端する。そして、ISDN交換機2からの下り方向受信時は、2線ピンポン伝送方式から4線送受信独立方式に変換し、受信制御部(下り通信制御部)19へ伝送する。送信制御部20からの上り方向受信時は、4線受信独立伝送方式から2線ピンポン伝送方式に変換する。
【0021】
なお、2線ピンポン伝送方式とは、送受信とも同一の2線式伝送路を使用し、一定の時間間隔ごとに伝送方向を上り方向と下り方向に順次切り替えて、1対のメタリックケーブル上で双方向のディジタル伝送を実現する伝送方式を言い、2線時分割方向制御伝送とも言う。なお、本伝送方式に限らず、エコーキャンセラ方式としても良いことは言うまでもない。また、4線送受信独立伝送方式とは、上り方向専用の1対の伝送路と下り方向専用の1対の伝送路で、独立にディジタル伝送を実現する方式である。
【0022】
客先DSU3側の第2の通信インターフェース部16は、客先DSU3からの上り方向受信時は、2線ピンポン伝送方式から4線送受信独立伝送方式に変換して送信制御部(上り通信制御部)20へ伝送する。受信制御部19からの下り方向受信時は、4線送受信独立伝送方式から2線ピンポン伝送方式に変換する。これにより、客先設備6側は、通常のU点に接続されたことと同様となる。
【0023】
受信制御部19は、第1の通信インターフェース部15からの信号受信時に、レイヤ1データフレームからDチャネルのみを抽出し、レイヤ2フレームに変換する。図6は、LAPD(Link Access Procedure on the D-channel)と呼ばれるレイヤ2のフレーム構成を示す。レイヤ2のアドレス部は、SAPIとTEIという2種類のパラメータがあり、このうちTEI値にはISDN交換機2が設定した0〜127のいずれかの値が設定されている。受信制御部19では、抽出されたDchパケットデータのTEI値を識別し、予め設定されたTEI値なら主制御部21へ送出し、それ以外なら第2の通信インターフェース部16へ送出する。
【0024】
送信制御部20は、主制御部21より送信されたデータをレイヤ2フレームに変換する。その際、レイヤ2送信フレーム中のTEI値には、受信制御部19に予め設定された値を設定する。本例ではTEI値=10とする。その後、レイヤ2送信フレームからレイヤ1データフレームに変換し、上り方向(第1の通信インターフェース15)への信号を送信する。
【0025】
第2の通信インターフェース部16と主制御部21とから同時に送信信号(ビット)を受信した場合には、主制御部21より送出されたDch(Data)信号が存在する場合はその信号を優先させるため、主制御部21からのビットを優先して第1の通信インターフェース部15に送出するアクセス競合制御機能を有する。なお、アクセス競合制御は、この方式に限られることなく、一般にDSUにて行っている方式としても良い。
【0026】
主制御部21は、受信制御部19より受信したDchパケットのデータを警備端末インターフェース22へ転送し、また、警備端末インターフェース22からのデータをDchパケットで送信制御部20へ送出する。
図7のフローチャートを用いて回線接続装置1の動作を説明する。
回線接続装置1の運用が開始され、主制御部21が警備端末装置5からの異常信号を受信すると(ステップS11のYES)、送信制御部20で、競合処理を行い(ステップS12)、ISDN交換機2への送信処理を行う(ステップS13)。この競合処理は、図4を用いて説明したように、警備端末装置5からの異常信号を優先する処理を行う。
【0027】
受信制御部19がISDN交換機2から信号を受信すると(ステップS14のYES)、後述の図8の受信処理を行う(ステップS15)。
送信制御部20が客先DSU3から信号を受信する(ステップS16のYES)と、ステップS17で、ISDN交換機2への送信処理を行う。
図8は、図7のステップS15の受信処理の内容を示す。
【0028】
受信制御部19は、ISDN交換機2から受信した信号についてアドレス識別を行い、TEI値=10か否かを判定し(ステップS21)、10でなければ、受信した信号を客先DSU3へ送信する(ステップS22)。10であれば、パス確認信号か否かを判定し(ステップS23)、パス確認信号でなければ、受信した信号を警備端末装置5へ送信する(ステップS24)。また、パス確認信号の場合は、応答信号を作成し(ステップS25)、競合処理を行い(ステップS26)、ISDN交換機2への送信処理を行う(ステップS27)。
【0029】
図9のフローチャートを用いて停電時の処理について説明する。
回線接続装置1に外部から供給されている電源が停電し、停電検出部11が、これを検出する(ステップS31)と、切替制御部12の制御により各切替手段13,14を切替えて、回線をバイパス線路17側に切り替える(ステップS32)。したがって、停電時は、ISDN交換機2と客先DSU3との間の信号の送受信が、バイパス線路17を通して行われる。停電検出部11では、停電が回復するのを待ち(ステップS33)、復電すると切替手段13,14を切替えて、回線を引き込み線路側(第1の通信インターフェース15、第2の通信インターフェース16側)へ切り替える。
【0030】
このように、停電が発生すると、客先DSU3はバイパス線路17を介してISDN交換機2と接続されるので、停電が発生した場合であっても回線接続装置1を設けたことによる影響を受けることはない。
図10〜図15のタイムチャートを用いて、レイヤ2における通信シーケンスについて説明する。図10〜図12は下り通信制御を示し、図13〜15は上り通信制御を示す。
【0031】
図10は、センター装置4から警備端末装置5への情報(TEI値=10)を受信した場合のシーケンスを示す。受信制御部19は、ISDN交換機2から信号を受信すると、受信した信号(Dch信号)についてアドレス識別を行う。自己の回線接続装置1がアドレス指定され、TEI値=10であると、更にフレーム種別識別を行う。ここでは、フレーム種別が情報であるので、警備端末装置5へ信号を送出する。
【0032】
図11は、センター装置4からパス確認信号(TEI値=10)を受信した場合のシーケンスを示す。アドレス識別後にフレーム種別識別を行い、パス確認信号が識別されると、競合制御を行った後、ISDN交換機2へ応答信号を送出する。なお、競合制御はレイヤ1にて行われる。
図12は、ISDN交換機2から客先設備6への情報(TEI値≠10)を受信した場合のシーケンスを示す。アドレス識別の結果、TEI値が10でない場合、客先DSU3へデータを転送する。
【0033】
図13は、客先設備6から情報が送信された場合のシーケンスを示す。送信制御部20は、各客先設備6から情報(Dchデータ)が送信されてきた場合は、そのデータをISDN交換機2へ転送する。
図14は、警備端末装置5からデータが送信された場合のシーケンスを示す。送信制御部20は、警備端末装置5から情報が送信されてきた場合は、競合制御を行い、警備端末装置5からの情報Dch(Data)をISDN交換機2へ転送する。なお、競合制御は、レイヤ1にて行われる。
【0034】
図15は、客先設備6と警備端末装置5から同時に情報が送信されてきた場合のシーケンスを示す。送信制御部20は、競合制御を行い、その結果、警備端末装置5からのデータDch(Data)を先にISDN交換機2へ転送し、次いで、客先設備6からのデータDchをISDN交換機2へ転送する。
【0035】
【発明の効果】
本発明の回線接続装置によれば、高信頼性が要求される通信装置の安定動作を実現することができる。また、回線接続装置に接続される通信装置の信号が他の機器に悪影響を及ぼすことがなくなる。さらに、停電が発生しても、客先設備とISDN交換機との間の通信に影響を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の警備システムの構成を示す図。
【図2】本発明の回線接続装置を使用した警備システムの構成を示す図。
【図3】図2の警備システムの通信シーケンスを示すタイムチャート(その1)。
【図4】図2の警備システムの通信シーケンスを示すタイムチャート(その2)。
【図5】図2における回線接続装置の構成を示す図。
【図6】LAPDの構成を示す図。
【図7】図5の回線接続装置の動作を示すフローチャート。
【図8】図7における受信処理を示すフローチャート。
【図9】図5の回線接続装置における停電時の処理を示すフローチャート。
【図10】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その1)。
【図11】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その2)。
【図12】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その3)。
【図13】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その4)。
【図14】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その5)。
【図15】レイヤ2における通信シーケンスを説明するタイムチャート(その6)。
【符号の説明】
1…回線接続装置
2…ISDN交換機
3…客先DSU
4…センター装置
5…警備端末装置
6…客先設備
7…電話機
8…ファックス
9…パソコン
10…終端抵抗
11…停電検出部
12…切替制御部
13,14…切替手段
15…第1の通信インターフェース部
16…第2の通信インターフェース部
17…バイパス線路
19…受信制御部
20…送信制御部
21…主制御部
22…警備端末インターフェース
Claims (4)
- ISDN交換機と客先DSUとの間に接続され、前記ISDN交換機のU点と接続して加入者線路を終端すると共に、前記客先DSUに対してU点を提供し、前記客先DSUと前記ISDN交換機との通信及び自己に接続した機器と前記ISDN交換機との通信を制御する回線接続装置であって、
前記ISDN交換機との2線時分割方向制御伝送方式による2線式通信と第2の通信インターフェース部との4線送受信独立伝送方式による4線式通信とを変換する第1の通信インターフェース部と、
前記客先DSUとの前記2線式通信と前記第1の通信インターフェース部との前記4線式通信とを変換する第2の通信インターフェース部と、
接続される機器とのインターフェースと、
前記第1の通信インターフェース部、前記第2の通信インターフェース部及び前記インターフェースの間に挿入され、前記第1の通信インターフェース部で前記4線式通信に変換された前記ISDN交換機からの受信信号を制御する下り通信制御部と、
前記第1の通信インターフェース部、前記第2の通信インターフェース部及び前記インターフェースの間に挿入され、前記第2の通信インターフェース部で前記4線式通信に変換された前記客先DSUから前記ISDN交換機に対する送信信号及び前記接続された機器から前記ISDN交換機に対する送信信号を制御する上り通信制御部と
を具備し、
前記下り通信制御部は、前記第1の通信インターフェース部で変換された前記4線式通信の受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスとの一致を判定しない場合のみ、前記第2の通信インターフェース部から前記客先DSUに対して前記受信信号を前記2線式通信に変換して送出させることを特徴とする回線接続装置。 - 前記下り通信制御部及び前記上り通信制御部と接続する主制御部を具備し、前記下り通信制御部が、前記第1の通信インターフェース部で前記4線式通信に変換された受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスの一致を判定したときに、前記主制御部は、前記インターフェースから前記接続された機器に前記受信信号を送出する請求項1に記載の回線接続装置。
- 前記下り通信制御部及び前記上り通信制御部と接続する主制御部を具備し、前記下り通信制御部が、前記第1の通信インターフェース部で前記4線式通信に変換された受信信号に含まれる端末アドレスと自己の端末アドレスが一致したと判定し、かつ、フレーム種別識別の結果、特定のフレーム種別の判定をした場合、前記上り通信制御部は、前記第1の通信インターフェース部から、前記ISDN交換機に所定の信号を送出する請求項1に記載の回線接続装置。
- 停電を検出する停電検出手段と、
前記第1の通信インターフェース部及び前記第2の通信インターフェース部に関与しないバイパス線路と、
U点を、前記バイパス線路又は引込み線路に切替え接続する切替手段と、
前記停電検出手段が停電を検出すると、前記切替手段を前記バイパス線路側へ切り替える切替制御部と
を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の回線接続装置。
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JP13385798A JP3976399B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 回線接続装置 |
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JP13385798A JP3976399B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 回線接続装置 |
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JPH11331415A JPH11331415A (ja) | 1999-11-30 |
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JP13385798A Expired - Lifetime JP3976399B2 (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 回線接続装置 |
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-
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- 1998-05-15 JP JP13385798A patent/JP3976399B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH11331415A (ja) | 1999-11-30 |
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