JP3975890B2 - 露出型モジュラジャック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モジュラジャックをケースに収納した露出型モジュラジャック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の露出型モジュラジャック装置として、図7(a)に示すように、モジュラプラグがし込み接続されるプラグ接続部11並びに電線が接続される電線接続部12が設けられたモジュラジャック1と、モジュラジャック1が固定されるベース2とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。ベース2には、モジュラジャック1の電線接続部12に接続された電線のがたつきを抑えるための電線支持片21が突設されている。
【0003】
図7(b)に示すように、ベース2には、図示しない取付ねじが挿通する取付ねじ穴22が貫設されるとともに、モジュラジャック1が固定される面の反対面側(以下、「下面側」と呼ぶ)にはマグネット3が設けられている。ベース2は、壁面や机等の取付面に下面側を向けて取付ねじの螺合やマグネット3の吸着によって取付面上に固定される。
【0004】
また、ベース2の上面側には、モジュラジャック1を収納するケースをベース2とともに構成するカバー(図示せず)が結合される。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−290828号公報(第4−5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の露出型モジュラジャック装置は、モジュラジャック1がベース2に装着された状態で出荷される。また、従来の露出型モジュラジャック装置においては、ベース2に一旦装着したモジュラジャック1を取り外すことは考慮されていなかった。従って、モジュラジャック1がベース2に装着された状態で図8の矢印A1で示すように電線接続部12に電線を接続することになるが、このときベース2の電線支持片21など、電線の姿勢を安定させるためにベース2に設けられる凸部が作業の邪魔になっていた。
【0007】
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、モジュラジャックに容易に電線を接続することができる露出型モジュラジャック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、モジュラプラグが差込接続されるプラグ接続部並びに電線が接続される電線接続部が設けられたモジュラジャックと、前記モジュラジャックを係止固定する係止部が設けられるとともにモジュラジャックの電線接続部に接続された電線のがたつきを抑えるための電線支持片が突設されたベース並びに前記ベースに結合するカバーからなり前記モジュラジャックを収納するケースとを備え、前記係止部は前記モジュラジャックの着脱方向に交差する方向に弾性的に突出して前記モジュラジャックに係止する突起からなり、前記ベースのモジュラジャックが係止される位置には、スリットにより部分的に当該ベースから分離されて撓み可能とされ前記係止部の係止を解除する方向に前記モジュラジャックを移動させる取外し操作部を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、記モジュラジャックが前記取外し操作部によって移動する方向に沿って突出寸法を大きくする傾斜面を前記係止部の前記モジュラジャックに当接する面に設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、前記係止部を係止解除方向に操作する係止操作部を前記係止部に設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
本実施形態は、図2に示すように、モジュラプラグが差込接続されるプラグ接続部11並びに電線が接続される電線接続部12が設けられたモジュラジャック1と、モジュラジャック1が固定されるベース2並びにベース2に結合するカバー4からなりモジュラジャック1を収納するケースとを備える。また、モジュラジャック1の電線接続部12に電線が接続された後には、電線の脱落を防ぐために、電線をベース2に固定する張力止め金具5がタッピンねじ6によってベース2の上面に固定される。以下、図2における方向に従って説明する。
【0013】
ベース2の上面には、ベース2とカバー4とが結合されたときにプラグ接続部11を露出させるプラグ挿入口28a(図1参照)が設けられた枠状部28が立設されている。枠状部28には、上下にスライド可能な板状の部材からなりプラグ挿入口28aを開閉する扉体29が設けられている。
【0014】
カバー4は矩形状の天板41の周縁から周壁42が垂設された形状であって、上方からの投影の形状がベース2と同じ形状となっている。周壁42のうち枠状部28に対応する位置と、モジュラジャック1の電線接続部12に接続された電線を引き出す位置とには切欠き42aが設けられている。
【0015】
ベース2の上面の両側部には係合突起23が突設されている。係合突起23には係合穴23aが設けられていて、カバー4の周壁の内側に設けられた図示しない突起が係合穴23aに係合することによってベース2とカバーとが結合される。
【0016】
また、図3に示すように、ベース2の上面側には、モジュラプラグの挿抜方向とモジュラジャック1の着脱方向とに交差する方向においてモジュラジャック1を挟みそれぞれモジュラジャック1から離れる方向に撓み可能な2個の撓み片24が突設されている。各撓み片24のモジュラジャック1に近い側の面にはそれぞれ突起である係止部25が突設されている。つまり、係止部25はモジュラジャック1の着脱方向に交差する方向に弾性的に突出している。モジュラジャック1の両側部には係止溝13が設けられており、各係止部25がそれぞれ係止溝13に引っ掛かることによってモジュラジャック1はベース2に係止固定されている。
【0017】
また、図4に示すように、ベース2の前後方向と左右方向とにおける中間部には、ベース2を壁面等にねじ止めするための取付ねじが挿通される取付ねじ穴22が上下に貫設されている。さらに、ベース2の下面側にはベース2を机等に吸着させるためのマグネット3が設けられている。
【0018】
また、ベース2においてモジュラジャック1が係止される位置の下側には、コ字状のスリット26aにより部分的にベース2から分離されて上下に撓み可能とされた取外し操作部26が設けられている。
【0019】
図1(a)に示すようにベース2に係止固定されたモジュラジャック1の電線接続部12に電線を接続する際には、図1(b)に矢印A2で示すようにベース2の下面側から取外し操作部26を押して撓ませる。するとモジュラジャック1が上方へ移動して係止部25の係止が外れ、モジュラジャック1を取り外すことができる。次にモジュラジャック1を外し、電線を電線接続部12に接続してから、再びモジュラジャック1をベース2に装着する。
【0020】
上記構成によれば、取外し操作部26を操作してモジュラジャック1をベース2から取り外すことによりモジュラジャック1に容易に電線を接続することができる。
【0021】
なお、図5に示すように、モジュラジャック1が取外し操作部26によって移動する方向A3(図5における上向き)に沿って突出寸法を大きくする傾斜面25aを係止部25のモジュラジャック1に当接する面(図5における下面)に設けてもよい。この構成を採用すれば、取外し操作部26を操作してモジュラジャック1を取り外す際に、傾斜面25aがモジュラジャック1に当接して係止部25がガイドされることにより、傾斜面25aが設けられていない場合に比べて容易に係止部25の係止が解除されるから、より小さな力で取外し操作部26を操作することができる。
【0022】
また、図6に示すように、指で操作できる程度の長さLだけ撓み片24から延長されモジュラジャック1よりも上方に突出した係止操作部27を設けてもよい。モジュラジャック1を取り外すには、矢印A4で示すように係止操作部27を操作して撓み片24を撓ませ係止部25の係止を解除しながら、取外し操作部26を矢印A5で示すように操作する。この構成を採用すれば、係止部25の係止を解除するための力を取外し操作部26の操作に必要としないから、取外し操作部26の操作に必要な力が小さくなり、モジュラジャック1の取外しがより容易になる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明は、モジュラプラグが差込接続されるプラグ接続部並びに電線が接続される電線接続部が設けられたモジュラジャックと、前記モジュラジャックを係止固定する係止部が設けられるとともにモジュラジャックの電線接続部に接続された電線のがたつきを抑えるための電線支持片が突設されたベース並びに前記ベースに結合するカバーからなり前記モジュラジャックを収納するケースとを備え、前記係止部は前記モジュラジャックの着脱方向に交差する方向に弾性的に突出して前記モジュラジャックに係止する突起からなり、前記ベースのモジュラジャックが係止される位置には、スリットにより部分的に当該ベースから分離されて撓み可能とされ前記係止部の係止を解除する方向に前記モジュラジャックを移動させる取外し操作部を設けたので、取外し操作部を操作してモジュラジャックをベースから取り外すことによりモジュラジャックに容易に電線を接続することができる。
【0024】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、記モジュラジャックが前記取外し操作部によって移動する方向に沿って突出寸法を大きくする傾斜面を前記係止部の前記モジュラジャックに当接する面に設けたので、取外し操作部を操作してモジュラジャックを取り外す際に傾斜面がモジュラジャックに当接して係止部がガイドされることにより係止部の係止が容易に解除されるから、傾斜面が設けられていない場合に比べ小さな力で取外し操作部を操作することができる。
【0025】
請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、前記係止部を係止解除方向に操作する係止操作部を前記係止部に設けたので、係止操作部を操作して係止部の係止を解除しながら取外し操作部を操作することにより、係止部の係止を解除するための力を取外し操作部の操作に必要としないから、係止操作部が設けられていない場合に比べて取外し操作部をより小さな力で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す動作説明図である。
【図2】同上を示す分解斜視図である。
【図3】同上の要部を示す断面図である。
【図4】同上を示す下面図である。
【図5】同上の別の形態の要部を示す断面図である。
【図6】同上のさらに別の形態の要部を示す断面図である。
【図7】従来例においてカバーを外した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は下面図である。
【図8】同上においてカバーを外した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モジュラジャック
2 ベース
4 カバー
11 プラグ接続部
12 電線接続部
24 撓み片
25 係止部
25a 傾斜面
26 取外し操作部
27 係止操作部

Claims (3)

  1. モジュラプラグが差込接続されるプラグ接続部並びに電線が接続される電線接続部が設けられたモジュラジャックと、前記モジュラジャックを係止固定する係止部が設けられるとともにモジュラジャックの電線接続部に接続された電線のがたつきを抑えるための電線支持片が突設されたベース並びに前記ベースに結合するカバーからなり前記モジュラジャックを収納するケースとを備え、前記係止部は前記モジュラジャックの着脱方向に交差する方向に弾性的に突出して前記モジュラジャックに係止する突起からなり、前記ベースのモジュラジャックが係止される位置には、スリットにより部分的に当該ベースから分離されて撓み可能とされ前記係止部の係止を解除する方向に前記モジュラジャックを移動させる取外し操作部を設けたことを特徴とする露出型モジュラジャック装置。
  2. 記モジュラジャックが前記取外し操作部によって移動する方向に沿って突出寸法を大きくする傾斜面を前記係止部の前記モジュラジャックに当接する面に設けたことを特徴とする請求項1記載の露出型モジュラジャック装置。
  3. 前記係止部を係止解除方向に操作する係止操作部を前記係止部に設けたことを特徴とする請求項1記載の露出型モジュラジャック装置。
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