JP4764573B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルコネクタに関し、特に、大型コンピュータのマザーボード等に接続される高密度実装用ケーブルコネクタに好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
大型コンピュータのマザーボードには、多数のケーブルコネクタがプラグイン方式で接続されている。近年では、大型コンピュータの処理速度の向上に伴い、マザーボードの小型化が急速に進められている。マザーボード自体の小型化を図るためには、ケーブルコネクタのマザーボードへの実装密度を上げる対策も必要となる。
【0003】
特開平6−208866号公報には、ケーブルコネクタの実装密度を上げるための技術が記載されている。この技術は、マザーボードに実装してある相手コネクタのコネクタガイドに対するロック手段(抜け止め機構)を薄型化して、コネクタ自体の小型化を実現可能にしたものである。これにより、ケーブルコネクタの実装密度を上げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような高密度実装用のケーブルコネクタにおいては、抜け止めのためのロック手段をコネクタのハウジング部分に1箇所だけ設けることが多い。その理由は、ロック手段をハウジングの左右に設けるよりも、何れか一箇所とすることで、コネクタの小型化が図りやすくなるからである。
【0005】
しかし、これには問題がある。ロック手段が一箇所の場合、コネクタ自体に作用するこじりや引き抜き等の力に対して弱いという問題である。このような力はケーブルが湾曲した状態あるいはねじれた状態でロック手段が機能している場合に作用する。また、このような力はコンピュータのハードウエアの保守、点検、整備、部品交換等の作業時に生じる場合も多々ある。したがって、ロック手段は可能な限り二箇所設けることが接続の信頼性を高める上で望ましい。
【0006】
ここで、ロック手段を二箇所設けた場合のコネクタの着脱操作性の点から検討する。コネクタの結合時には問題ないが、解除時には、ロック手段の解放操作も二箇所について行うことになり、その後にコネクタを相手コネクタから離脱させる操作も行う必要があることから操作性が悪い。従って、この場合には、コネクタの結合解除操作に対して配慮することが望ましい。
【0007】
本発明の課題は、ロック手段を二箇所設けて信頼性の向上を図り、しかも、ロック手段の薄型化によって高密度実装を可能にしたケーブルコネクタの技術を提供することにある。
さらに、本発明の課題は、コネクタの結合解除操作も極めて簡便に行うことができるケーブルコネクタの技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のケーブルコネクタは、ケーブルの端に設けたコネクタと、そのコネクタを接続する相手コネクタと、その相手コネクタに対するコネクタのロック手段と、そのロック手段の解除機構とを備える。ロック手段は、コネクタのハウジングの相対する両側面に添ってそれぞれ延びる一対の板状フック部材と、ハウジングに対して各板状フック部材をそれぞれ回動自在に支持する支点部と、相手コネクタに形成された係合凹部とを備える。板状フック部材は、その自由端側に形成されて係合凹部に係合する係合片と、その係合片を係合凹部の方向へ付勢するばね片とを備える。解除機構は、ハウジングに対してケーブルの軸方向にスライド可能なスライドカバーを備え、そのスライドカバーの移動によって係合片が係合凹部から外れる方向へ板状フック部材を回動させる構成とした。
【0009】
本発明によれば、ハウジングの相対する両側面に添ってそれぞれ延びる一対の板状フック部材をコネクタのハウジングに対して回動自在に設けている。両板状フック部材はハウジングの側面に添わせているので、ロック手段を薄くでき、コネクタの幅方向の厚さを抑えることができる。これにより、ロック手段を二箇所設けて信頼性の向上を図り、しかも、ロック手段の薄型化によって高密度実装を可能にすることができる。
【0010】
前記解除機構は、スライドカバーに設けられたガイド斜面と、板状フック部材の基端側に設けられスライドカバーのスライド時にガイド斜面に接触して板状フック部材を回動させる接触片とを備えていることが望ましい。このように構成すれば、スライドカバーをスライドさせるだけで解除機構を作動させることができる。これにより、ロック手段を解除する操作が容易になる。
【0011】
前記スライドカバーを相手コネクタから離れる方向へスライドさせたときに、解除機構が作動するように設定されていることが望ましい。このように構成すれば、スライドカバーを手前側へ引く操作を行うだけで、解除機構が作動してロックが解除され、さらにスライドカバーを引くことでコネクタを相手コネクタから引き抜くことができる。従って、スライドカバーを手前側に引くという単純な操作のみでコネクタの結合解除操作を行うことができる。
【0012】
前記板状フック部材の接触片の自由端とばね片の自由端は、スライドカバー内において互いに間隔を持つ形態であり、接触片の自由端がガイド斜面に接触しているときにばね片が弾性変形するように設定されていることが望ましい。このように構成した場合、解除機構が作動中にはばね片が弾性変形するので、解除機構が作動しないときにはばね片は元に復帰する。従って、板状フック部材の作動制御をスライドカバーのみによって行うことができる。
【0013】
前記スライドカバーを相手コネクタ側へスライドさせた状態においてロック手段が作動状態となるように設定されていることが好ましい。このように設定すれば、コネクタを相手コネクタへ結合する際にスライドカバーを持った状態で行うだけで、ロック手段を作動状態に保ちつつ結合することができる。
【0014】
前記ハウジングの側面は、互いに平行に延びる平面に形成され、各板状フック部材は、その片面がハウジングの対応する側面にそれぞれ面接触する形態で回動自在に設けられていることが望ましい。各板状フック部材の片面をハウジングの対応する側面にそれぞれ面接触させることで、両者間に隙間が殆ど生じないようにしてコネクタの幅寸法を小さくすることができるからである。
【0015】
前記板状フック部材の支点部は、ハウジングの側面から突出するボス状に形成され、板状フック部材の長さ方向中間部に設けられた嵌合口に進入している構成であることが望ましい。このようにすれば、板状フック部材の支点部をシンプルに、しかも薄く構成することができるからである。
【0016】
前記相手コネクタは、コネクタを格子状配置で縦横に並べて接続するための複数のコネクタガイドを備えていることが望ましい。複数のコネクタガイドによって、コネクタの接続操作を容易にし、しかも、接続後は各コネクタを保護する機能を与えることができるからである、
【0017】
前記コネクタガイドは、相手コネクタに対するコネクタの接続状態で、そのコネクタのハウジングの両側面を支持する側面支持板を備え、その側面支持板の内壁部に前記係合凹部が形成されていることが望ましい。このようにすれば、側面支持板はコネクタのハウジングの両側面を支持してコネクタの接続状態を安定化させる機能を発揮する。また、側面支持板の内壁部に係合凹部を設けることで、係合凹部を設けるスペースを節約し、側面支持板間の間隔を小さくすることができる。
【0018】
前記相手コネクタは、電子機器のマザーボードを貫通して各コネクタガイド内に突出した複数のピンコンタクトを備え、そのピンコンタクトに接続されるソケットコンタクトがコネクタのハウジング内に設けられている構成とすることもできる。このようにすれば、相手コネクタをマザーボードと一体化した構成とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。
なお、実施の形態では、本発明を大型コンピュータのマザーボードMに接続するケーブルコネクタに適用した例を示す。
【0020】
これらの図に示すケーブルコネクタは、ケーブル1の端に設けられたコネクタ10と、そのコネクタ10が接続される相手コネクタ20と、その相手コネクタ20に対するコネクタ10のロック手段と、そのロック手段の解除機構とを備えている。
【0021】
コネクタ10は、全体の輪郭がほぼ直方体状で、接続口となる前面が開口したハウジング11(図3及び図4参照)と、そのハウジング11内に設けられた複数のソケットコンタクト(図示せず)と、ハウジング11に設けられた支点部12を中心に回動自在な板状フック部材30と、板状フック部材30の外側からハウジング11を覆うように設けられたスライドカバー40とを備えている。板状フック部材30は、ハウジング11の相対する両側面に添ってそれぞれ延びる薄板状に形成されている。
【0022】
板状フック部材30の回動中心となる支点部12の位置は、その長さ方向の中間部に設けられていて、基端側が操作部分となり、先端側が作用点部分となるように設定されている。板状フック部材30の作用点部分となる先端側には、突起33a付きの係合片33がそれぞれ設けられている。そして、相手コネクタ20側には、係合片33(突起33a)と係合する段部21a付きの係合凹部21がそれぞれ設けられている。
【0023】
板状フック部材30の基端側には、係合片33が係合凹部21の方向へ回動するように付勢するばね片34と、スライドカバー40のガイド斜面41と接触して板状フック部材30を一定の範囲で回動させる接触片35がそれぞれ設けられている。
【0024】
したがって、ロック手段は、コネクタ10のハウジング11の相対する両側面に添ってそれぞれ延びる一対の板状フック部材30,30と、ハウジング11に対して各板状フック部材30,30をそれぞれ回動自在に支持する支点部12,12と、板状フック部材30の自由端側に設けられた係合片33と、相手コネクタ20側に設けられ係合片33を係合させる係合凹部21と、板状フック部材30に設けられ係合片33を係合凹部21の方向(図5〜図7において支点部12を中心とした時計回り方向)へ付勢するばね片34とを備えている。
【0025】
解除機構は、ハウジング11に対してケーブル1の軸方向にスライド可能なスライドカバー40を備えている。スライドカバー40の端面にはケーブル1を貫通させてスライドカバー40自体をスライド可能にするためのケーブル貫通孔40aが設けられている。そして、スライドカバー40の移動によって係合片33が係合凹部21から外れる方向へ板状フック部材30を回動させる構成としている。
【0026】
即ち、解除機構は、スライドカバー40に設けられたガイド斜面41と、板状フック部材30の基端側に設けられ、スライドカバー40のスライド時にガイド斜面41に接触して板状フック部材30を回動させる接触片35とを備えている。このように構成した理由は、スライドカバー40をスライドさせるだけで解除機構を作動させることができるようにするためである。
【0027】
この実施の形態では、スライドカバー40を相手コネクタ20から離れる方向へ、つまり、手前側へ引き抜く方向へスライドさせたときに、解除機構が作動するように設定している。これにより、スライドカバー40を手前側へ引く操作を行うだけで、解除機構が作動してロックが解除され、さらにスライドカバー40を引くことでコネクタ10を相手コネクタ20から引き抜くことができる。従って、スライドカバー40を手前側に引くという単純な操作のみでコネクタの結合解除操作を行うことができる。
【0028】
板状フック部材30の接触片35の自由端とばね片34の自由端は、スライドカバー40内において互いに所定の間隔を持ち、接触片35の自由端がガイド斜面41に接触しているときにばね片34が弾性変形するように設定されている。従って、解除機構が作動しているときにばね片34が弾性変形するので、解除機構が作動しないときにはばね片34は元に復帰する。これにより、板状フック部材30の作動制御をスライドカバー40のみによって行うことができる構成としている。
【0029】
さらに、スライドカバー40を相手コネクタ20側へスライドさせることによりロック手段が作動するように設定されている。この設定によって、コネクタ10を相手コネクタ20へ結合する際にスライドカバー40を持った状態で行うだけで、ロック手段を作動状態に保ちつつ結合することができるように配慮している。
【0030】
ハウジング11の側面11a、11aは、互いに平行に延びる平面(平坦な面)に形成されている。板状フック部材30は、その片面がハウジング11の対応する側面11a,11aにそれぞれ面接触する形態で回動自在に設けられている。このように、板状フック部材30の片面をハウジング11の対応する側面にそれぞれ面接触させることで、両者間に隙間が殆ど生じないようにしてコネクタ10の幅寸法Dを小さくすることができるように配慮している。
【0031】
板状フック部材30の支点部12は、ハウジング11の側面11aから突出するボス状に形成され、板状フック部材30の長さ方向中間部に設けられた嵌合口36に進入している。嵌合口36は、図8に示すように円形に形成されている。この板状フック部材30は、ばね片34に十分な弾性を付与できる合成樹脂により形成されている。なお、本発明では、支点部12をハウジング11の側面11aから突出するボス状とし、嵌合口36を円形の打ち抜き部としたが、支点部12を凹部とし、嵌合口36をその凹部に嵌るボス状としても良い。
【0032】
相手コネクタ20は、コネクタ10を格子状配置で縦横に並べて接続するための複数のコネクタガイド22を備えている。この複数のコネクタガイド22によって、コネクタ10の接続操作を容易にし、しかも、接続後は各コネクタ10を保護する機能を与えるためである。
【0033】
コネクタガイド22は、相手コネクタ20に対するコネクタ10の接続状態においてそのコネクタ10のハウジング11の両側面を支持する側面支持板23,23を備えている。そして、その側面支持板23,23の内壁部に係合凹部21が設けられている。側面支持板23,23はコネクタ10のハウジング11の両側面を支持してコネクタ10の接続状態を安定化させるために設けられている。また、側面支持板23の内壁部に係合凹部21を設けたのは、係合凹部21を設けるスペースを節約し、側面支持板23,23間の間隔を小さくするためである。
【0034】
相手コネクタ20の係合凹部21の開口部分には、係合片33の係合凹部21への進入に伴って、係合片33を係合凹部21から離れる方向(図5〜図7中、支点部12を中心とした反時計回り方向)へ変位させることでばね片34を弾性変形させるためのガイド部分24が設けられている。ばね片34に弾性変形を与えることで、ばね片34に反発力が生じる。この反発力を利用して、係合片33が係合凹部21に係合する力を高めることができる。
【0035】
相手コネクタ20は、図示例では、電子機器のマザーボードMを貫通して各コネクタガイド22の側面支持板23,23間に突出した複数のピンコンタクト25を備えている。したがって、それらのピンコンタクト25に接続されるソケットコンタクト(図示せず)がコネクタ10のハウジング11内に設けられている。これにより、相手コネクタ20がマザーボードMと一体化した構成でそのマザーボードMに実装されている。
【0036】
このような構成のケーブルコネクタにおいては、図5に示すように、コネクタ10を相手コネクタ20の側面支持板23,23間に挿入するだけで、係合片33が係合凹部21に係合してロック手段が機能する。このとき、係合片33の突起33aが係合凹部21の段部21aに係合する。
【0037】
次に、ロック手段及びその解除機構の作用等について詳しく述べる。コネクタ10を相手コネクタ20へ挿入する途中で、係合片33の先端のガイド面33bが係合凹部21のガイド部分24に接触し、係合片33を図5では押し下げるように作用する。このとき、ばね片34の先端がスライドカバー40の内面に接触しているため、ばね片34が弾性変形して撓み、ばね片34に反発力が生じるようになる。
【0038】
コネクタ10の挿入が終段に近づくと、ばね片34の反発力により、係合凹部21内において係合片33が図5に示すように上方へ移動し、突起33aと段部21aとが係合する。これにより、コネクタ10がロック状態となる。
【0039】
ロック状態を解除する場合には、図6に示すように、スライドカバー40を相手コネクタ20から離れる方向へ、つまりコネクタ10を引き抜くようにしてスライドカバー40のみを手前側へ移動させる。すると、スライドカバー40のガイド斜面41が接触片35に対して相対的に移動する。この際、接触片35がガイド斜面41に接触して持ち上げられるため、板状フック部材30が支点部12を中心に若干回動する。この結果、係合凹部21に対する係合片34の係合が解除される。即ち、ロック解除となる。
【0040】
ロック解除後には、図7に示すように、スライドカバー40をさらに後方へ引き抜けば良い。こうすることにより、スライドカバー40に形成された凸部(図示せず)とコネクタ10に形成された凹部(図示せず)が係合して、スライドカバー40の引き抜き操作だけでコネクタ10の嵌合状態も解除される。この引き抜き操作は、ロック解除操作に引き続き、そのままコネクタ10の引き抜き操作を行うだけで済むので、その操作が単純で作業性が良いという利点が得られる。
【0041】
本実施の形態では、ハウジング11の相対する両側面に添ってそれぞれ延びる一対の板状フック部材30をコネクタ10のハウジング11に対して回動自在に設けている。各板状フック部材は薄板状で、ハウジング11の側面に添わせているので、ロック手段が薄くなり、コネクタの幅方向寸法Dを抑えることができる。これにより、ロック手段を二箇所設けて信頼性の向上を図り、しかも、ロック手段の薄型化によって高密度実装を可能にすることができる。
【0042】
なお、上記実施の形態では、本発明をマザーボードに接続されるケーブルコネクタに適用した例を示したが、ロック手段を必要とする他のコネクタにも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るケーブルコネクタによれば、ロック手段を二箇所設けて信頼性の向上を図り、しかも、ロック手段の薄型化によって高密度実装を可能にすることができる。
さらに、ロック手段の解除機構をスライドカバーのスライド操作によって作動する構成としたことで、コネクタの結合解除操作も極めて簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの分解図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタのハウジングを示す図で、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は端面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの作用を説明するための一部断面図側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの作用を説明するための一部断面図側面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの作用を説明するための一部断面図側面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るケーブルコネクタの板状フック部材の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル
10 コネクタ
11 ハウジング
11a 側面
12 支点部
20 相手コネクタ
21 係合凹部
21a 段部
22 コネクタガイド
23 側面支持板
24 ガイド部分
25 ピンコンタクト
30 板状フック部材
33 係合片
33a 突起
33b ガイド面
34 ばね片
35 接触片
36 嵌合口
40 スライドカバー
40a ケーブル貫通孔
41 ガイド斜面

Claims (8)

  1. ケーブルの端に設けたコネクタと、そのコネクタを接続する相手コネクタと、その相手コネクタに対するコネクタのロック手段と、そのロック手段の解除機構とを備え、
    前記ロック手段は、前記コネクタのハウジングの相対する両側面に添ってそれぞれ延びる一対の板状フック部材と、前記ハウジングに対して各板状フック部材をそれぞれ前記両側面のうち該板状フック部材が添う側の側面に沿って回動自在に支持する支点部と、前記相手コネクタに形成された係合凹部とを備え、
    前記板状フック部材は、その自由端側に形成され前記係合凹部に係合する係合片と、その係合片を前記係合凹部の方向へ付勢するばね片とを備え、
    前記解除機構は、前記ハウジングに対して前記ケーブルの軸方向にスライド可能なスライドカバーと、該スライドカバーに設けられたガイド斜面と、前記板状フック部材の基端側に設けられ前記スライドカバーのスライド時に前記ガイド斜面に接触して前記板状フック部材を回動させる接触片と、を備え、そのスライドカバーの移動によって前記係合片が前記係合凹部から外れる方向へ前記板状フック部材を回動させる構成である、ケーブルコネクタ。
  2. 前記ばね片は、前記板状フック部材の板幅方向に弾性変形することで、前記係合片を前記係合凹部の方向へ付勢する、請求項1記載のケーブルコネクタ。
  3. 前記接触片の自由端と前記ばね片の自由端は、前記スライドカバー内において互いに間隔を持つ形態であり、前記接触片の自由端が前記ガイド斜面に接触しているとき前記ばね片が弾性変形するように設定されている、請求項1または2記載のケーブルコネクタ。
  4. 前記スライドカバーを前記相手コネクタから離れる方向へスライドさせたときに、該スライドカバーに設けられた前記ガイド斜面に前記接触片が接触して持ち上げられ、前記係合片が前記係合凹部から外れる方向へ前記板状フック部材を回動させるように前記解除機構が作動するように設定されている、請求項1〜3の何れか一項に記載のケーブルコネクタ。
  5. 前記スライドカバーを前記相手コネクタ側へスライドさせた状態において前記ロック手段が作動状態となるように設定されている、請求項1〜4の何れか一項に記載のケーブル
    コネクタ。
  6. 前記ハウジングの側面は、互いに平行に延びる平面に形成され、前記各板状フック部材は、その片面が前記ハウジングの対応する側面にそれぞれ面接触する形態で回動自在に設けられている、請求項1〜5の何れか一項に記載のケーブルコネクタ。
  7. 前記相手コネクタは、前記コネクタを格子状配置で縦横に並べて接続するための複数のコネクタガイドを備えている、請求項1記載のケーブルコネクタ。
  8. 前記コネクタガイドは、前記相手コネクタに対するコネクタの接続状態で、そのコネクタのハウジングの両側面を支持する側面支持板を備え、その側面支持板の内壁部に前記係合凹部が形成されている、請求項7記載のケーブルコネクタ。
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