JP3975846B2 - 車載通信制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、他の通信機器と通信する通信機を備えた車載通信制御システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、車両においては、例えばカーナビゲーションシステムを搭載したものにおいては、地図データを地図データ提供サーバからダウンロードすることが行われようとしている。
また、車両に、通信機能を備えたオーディオ機器を搭載することも考えられており、この場合、音楽データを音楽データ提供サーバからダウンロードしたりすることも考えられる。
【0003】
この場合、カーナビゲーションシステムにおける通信機やオーディオ機器の通信機は車載電源が与えられるものであり、車両用メインスイッチであるイグニッションスイッチのオン・オフにより上記通信機の電源供給及び停止が制御される。
ところが、ユーザーがイグニッションスイッチをオフした場合に、通信も停止されてしまうことがある。この場合、ユーザーは、ダウンロード中のデータが有料であるとか重要である場合には通信が停止されることは避けたいと思うし、また、さほど重要ではない場合にはただちに通信を停止しても差支えがなく、全電源をオフして車載電源の消耗を抑えたいと要望もある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信中に車両用メインスイッチがオフされたときに、ユーザーの意思に従って通信完了あるいは通信停止ができて、不用意な通信停止による通信データの消失防止を図ることができると共に、必要によっては離車優先や車載電源消耗防止を図ることが可能となる車載通信制御システムを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、前記通信機が通信中であるときには、通信中であることを前記報知手段に報知させ、イグニッションスイッチなどの車両用メインスイッチがオンされると、報知制御手段が通信を継続するか否かの問い合わせを前記報知手段に報知させる。これによってユーザーは、通信の継続か否かについて認識して、入力手段から通信を継続するか否かを入力することになる。ユーザーが通信完了を優先したい場合には、通信を継続する旨の入力をし、ユーザーが早くに車両を離れたいとか車載電源の消耗を抑えたいといった場合には通信を停止する旨を入力することになる。
【0006】
電源制御手段は、前記入力手段から通信を継続する旨の入力に基づき、通信を完了させてから前記通信制御手段及び通信機への電源供給を停止し、通信の継続をしない旨の入力に基づき、前記通信制御手段及び通信機への電源供給を停止するから、有料データのダウンロードとか重要データの転送中といった場合には通信を完了させることができ、通信データの消失防止を図れると共に、離車優先や車載電源消耗防止を図ることができるようになる。
【0007】
ここで、ユーザーにおいては、通信中に継続するか否かの判断は、各回においてほとんど同じであることが多い。このような場合には、通信を継続するか否かの問い合わせ報知は、不要で、しかも毎回その入力を行うのも面倒である。
【0008】
請求項2の発明はこの点に着目してなされている。すなわち、請求項2の発明においては、入力手段をタッチパネルスイッチとし、記憶手段に当該入力手段の入力内容が記憶されているときには、その記憶内容を入力手段からの入力内容とみなすから、上記問い合わせ報知が不要で、且つ入力手段による入力も不要であり、極めて便利である。
【0009】
また、ユーザーは車両用メインスイッチをオフした後直ちに車両を離れることが考えられ、この場合には、入力手段からの入力がいつまで経ってもないことがある。
請求項3の発明はこの点を考慮してなされたものであり、所定時間を経過しても入力手段による入力が無い場合には、通信制御手段及び通信機の電源供給を停止するから、入力忘れによる車載電源の消耗を防止できるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例につき図1ないし図3を参照して説明する。まず、図1において、電源制御手段たる通信用電源制御ユニット1は電源供給・停止制御器2と電源分配機3とを一つのユニットとして構成されている。前記電源供給・停止制御器2は報知制御手段たるものであり、マイクロコンピュータを有して構成されている。
【0011】
前記電源分配機3には鉛蓄電池などの車載電源4から例えば12V直流電圧が与えられると共に、二次電池などの車載副電源5が与えられている。この車載副電源5はマイクロコンピュータなどをシャットダウンできる程度の電圧となっていて、車載電源4により充電されるようになっている。
【0012】
さらに前記電源供給・停止制御器2には車両用メインスイッチたるイグニッションスイッチのオン・オフに従って起動信号Son、停止信号Soffを発生する起動・停止信号発生手段2aからその起動信号Son、停止信号Soffが与えられるようになっている。
通信制御手段たる車載サーバ6はマイクロコンピュータ7、電源回路8、通信インターフェース9、10を備えて構成されている。上記マイクロコンピュータ7には、CPU7a、ROM7b、RAM7cを備えて構成されている。
【0013】
報知手段たる表示器11は液晶ディスプレーから構成されており、車載サーバ6のマイクロコンピュータ7aにより駆動制御されるようになっている。この表示器11には入力手段たるタッチパネルスイッチ12が形成されており、このタッチパネルスイッチ12からのスイッチ信号は電源供給・停止制御器2に入力されるようになっている。
【0014】
通信機としての例えばパケット通信回路13は、例えば中継基地局及びインターネット通信網を介して地図データ提供サーバや音楽情報提供サーバと通信することが可能であり、このパケット通信回路13は、前記車載サーバ6のマイクロコンピュータ7の前記通信インターフェース9と通信線により接続されていて、この通信インターフェース9を介してマイクロコンピュータ7とデータの授受を行うようになっている。
【0015】
また別の通信機としての例えばDSRC(Dedicated Short Range Communication)通信回路14が設けられており、これは例えば路車間通信あるいは車車間通信を行うことが可能であり、このDSRC通信回路14は、前記車載サーバ6のマイクロコンピュータ7の前記通信インターフェース9と通信線により接続されており、この通信インターフェース9を介してマイクロコンピュータ7とデータの授受を行うようになっている。
【0016】
さらに、マイクロコンピュータ7と車内データ通信を行うものとして、サイドブレーキ動作センサ15や、ライト点灯センサ16や、前記車載電源4の電圧センサ17があり、これはハブ18と通信線を介して接続されており、さらに、このハブ18は、通信インターフェース9と通信線を介して接続されている。そして、このハブ18は、サイドブレーキ動作センサ15や、ライト点灯センサ16や、前記車載電源4の電圧センサ17を選択してそのセンサ情報を前記マイクロコンピュータ7に与えるようになっている。
なお、前記電源供給・停止制御器2は、異常表示器19を備え、また、車載サーバ6はこれも報知手段として機能する音声出力器20を備えている。
【0017】
前記電源供給・停止制御器2は電源分配機3を介して車載電源4が与えられており、この電源供給・停止制御器2は、電源分配機3から電源線3aを介して車載サーバ6の電源回路8に車載電源4を供給・停止制御する。また、電源分配機3から電源線3bを介して前記パケット通信回路13に、電源線3cを介してDSRC通信回路14に、電源線3dを介してハブ18に車載電源4を供給・停止制御する。
【0018】
前記電源供給・停止制御器2は、電源制御ユニット1の図示しない動作開始スイッチがオンされると、図2のフローチャートに示す制御を実行する。ステップS1においては、車載電源4の電圧低下が安定したかどうかを確認し、車載電源4の電圧が安定化すれば、ステップS2に移行し、スリープ開始時間が経過したか否かを判断し、経過していなければ、ステップS3に移行して車載電源4の電圧値が正常か否かを判断する。正常であればステップS4に移行してイグニッションスイッチによる起動信号Sonの入力があったか否かを判断する。起動信号Sonの入力が無いときにはステップS1に戻る。起動信号Sonの入力があったことが判断されると、ステップS5に移行してスリープモードを解除する(動作モードとする)。
【0019】
なお、前記ステップS2においてスリープ開始時間の経過が判断されると、ステップS6に移行してスリープモードに設定し、ステップS7に移行して起動信号Sonがオンされることを待ってステップS5(スリープモード解除)に移行する。また、ステップS3において、車載電源4の電圧値が異常値(異常に低い値)であると、ステップS8に移行して、異常表示器19に異常表示をさせ、制御を停止する。
【0020】
前記ステップS5でスリープモード解除されると、ステップS9に移行して、電源分配機3に制御指令を出力してこの電源分配機3により電源を機器群A(ハブ18、パケット通信回路13、DSRC通信回路14をいう)に供給する。その後、ステップS10に移行して車載サーバ6の電源回路8に電源を供給する。このような順序で電源を供給することにより車載サーバ6はセンサ15〜17による状態を判断でき、また、パケット通信回路13及びDSRC通信回路14を直ちに動作し得る状態とできる。
【0021】
次のステップS11、ステップS12では、車載電源4の電圧値が正常か否かを監視しつつ、正常であれば、停止信号Soffが入力されたか否かを監視する。なお、車載サーバ6は、パケット通信回路13あるいはDSRC通信回路14が他の通信機器(前者ではインターネットサーバー、後者では他車DSRC通信回路や路側局)と通信中であれば、通信中である旨の表示事項例えば「通信中です」を表示させるものである。
ステップS12において、停止信号Soffの入力有りが判断されると、ステップS13に移行して、車載サーバ6のマイクロコンピュータ7に問い合わせ表示指令を出力する。マイクロコンピュータ7は、この問い合わせ表示指令に基づいて、通信中であるときには(マイクロコンピュータ7自身が判断)、通信を継続するか否かの問い合わせの旨例えば「通信を完了しますか、通信を停止しますか」といった問い合わせを音声出力器20に出力させると共に、表示器11に表示させる(報知させる)。なお、通信中でないときには、機器の電源を切って良いかの問い合わせの旨、例えば「機器の電源を切ってよいですか」といったメッセージを表示器11に表示させる。
【0022】
前述のステップS13の後、ステップS14に移行し、時間計測を開始し、ステップS15では、ユーザーからの上記取り合わせに対する入力内容を判断する。つまり、ユーザーによるタッチパネルスイッチ12の操作入力があるか否かを判断し、その入力があると、ステップS16に移行して、その入力が、「通信を継続する」に対応する入力であるか、「通信を停止する」か「機器の電源供給を停止する」に対応する入力であるかを判断する。
【0023】
「通信を継続する」に対応する入力であると、ステップS17に移行して、車載サーバ6に通信を継続させ完了させる指令(完了指令)を出力する。車載サーバ6はこの完了指令が入力されると、通信を完了させ、完了通知を電源供給・停止制御器2に出力し、そして自分の電源を切る(シャットダウンする)ことを行う。
【0024】
従って、電源供給・停止制御器2はステップS18にて車載サーバ6から通信完了及びシャットダウン通知があったか否かを判断し、完了通知が予め設定された通信完了予定時間を超えないうちに(ステップS19にて判断)、完了通知が有ると、ステップS20に移行して、電源分配機3を介して、機器群A(パケット通信回路13、DSRC通信回路14、ハブ18)に対する電源供給を停止する。上記通信完了予定時間は、通信がダウンロード中であるときには、そのダウンロードが完了するのに余裕のある時間に設定され、また他の通信データの通信中では、そのデータ通信が完全に終了する時間に設定されている。
【0025】
なお、上記通信完了予定時間を超えると、ステップS21に移行して、所定の順序で各機器の電源を切る。すなわち、まず、車載サーバ6の電源を切り、その後、機器群Aに対する電源供給を停止する。
【0026】
ここで、前記ステップS22において、設定時間が経過した場合、つまり、ユーザーによる入力がないまま設定時間が経過すると、ステップS23に移行して、ROM7bから予め記憶されている電源停止手順を読み込み、ステップS24に移行して、その電源停止手順通りに電源供給を停止する。なお、ステップS11で異常と判断されると、ステップS25に移行して、異常表示器19に異常表示をさせ、制御を停止する。
【0027】
図3には、電源供給・停止制御器2と、車載サーバ6と、表示器11と、機器群A(パケット通信回路13及びDSRC通信回路14並びにハブ18)との概略的な動作シーケンスを示している。電源供給・停止制御器2に起動信号Sonが与えられると、車載電源4の安定化が確認されると(ステップS1)、車載電源4が機器群Aに供給され(ステップS9)、これによりパケット通信回路13及びDSRC通信回路14並びにハブ18が動作を開始し、そして、車載サーバ6に車載電源4が供給され(ステップS10)、これにより車載サーバ6が動作を開始する。この車載サーバ6は、この後、機器群Aに対して、正常に動作が開始されたか否かを確認する「動作確認」信号を出し、機器群Aは、この場合正常に動作が開始されているから、これを示す「動作確認応答」信号を車載サーバ6に返信する。ここで、車載サーバ6及びパケット通信回路13あるいはDSRC通信回路14が外部の通信機と通信を開始したとすると(通信中)、この通信中において、車載サーバ6は表示器11に通信中である旨「通信中です」を表示させている。
【0028】
そして、イグニッションスイッチオフによる停止信号Soffが電源供給・停止制御器2に与えられると(ステップS12)、電源供給・停止制御器2は、問い合わせ表示指令を車載サーバ6に出力する(ステップS13)。車載サーバ6はこの指令を認識して、「通信を継続しますか、通信を停止しますか」といった通信を継続するか否かの問い合わせを、音声出力器20に出力すると共に表示器11に出力する。
【0029】
電源供給・停止制御器2にタッチパネルスイッチ12からの入力があると、電源供給・停止制御器2はその入力が、「通信を継続する」に対応する入力のときには、車載サーバ6に通信を継続し完了させる指令を出す(ステップS17)。車載サーバ6は通信を完了させてから、完了・シャットダウン通知を電源供給・停止制御器2に出力すると共に、自身の電源供給を停止(シャットダウン)する。そして、電源供給・停止制御器2は完了・シャットダウン通知を受けて車載サーバ6の通信完了及びシャットダウン(電源停止)を確認して(ステップS18)、機器群Aへの電源供給を停止する。
【0030】
このような本実施例によれば、イグニッションスイッチオフにより停止信号Soffが発生すると、電源供給・停止制御器2が車載サーバ6を介して表示器11及び音声出力器20に、通信を継続するか否かの問い合わせを表示及び音声出力させるから、ユーザーが、通信の継続か否かについて認識できる。そして、タッチパネルスイッチ12から通信を継続する旨の入力がなされると、電源供給・停止制御器2が、車載サーバ6に通信を完了させ、且つシャットダウンさせてから、パケット通信回路13及びDSRC通信回路14への電源供給を停止するから、有料データのダウンロードとか重要データの転送中といった場合には通信を完了させることができ、通信データの消失防止を図ることができる。また、通信の継続をしない旨の入力がなされると、車載サーバ6、パケット通信回路13及びDSRC通信回路14への電源供給を停止するから、離車優先や車載電源消耗防止を図ることができる。なお、車載サーバ6への電源停止は、自身のシャットダウンにより行うが、このシャットダウンを実行させる指令は電源供給・停止制御器2が出力するので、実質、この電源供給・停止制御器2が車載サーバ6への電源停止を行うものである。
【0031】
また、本実施例においては、所定時間を経過してもタッチパネルスイッチ12から、入力が無い場合には、車載サーバ6、パケット通信回路13及びDSRC通信回路14への電源供給を停止するから、入力忘れによる車載電源4の消耗を防止できる。
【0032】
図4は本発明の第2の実施例を示しており、この実施例においては、次の点が第1の実施例と異なる。すなわち、マイクロコンピュータ7のRAM7cは入力手段たるタッチパネルスイッチ12の入力内容を記憶する記憶手段として機能するものである。そして、電源制御ユニット1の電源供給・停止制御器2は、タッチパネルスイッチ12からの入力内容をこのRAM7cに記憶させる。すなわち、図4のフローチャートにおいて、ステップS12の後のステップS26では、RAM7cに前記入力内容についての記憶があるかどうかを判断し、無い場合にはステップS13以降へ移行する。
【0033】
ステップS16の「YES」に続くステップS27では、入力内容が「通信を継続する旨の入力」であることを記憶する。また、ステップS16の「NO」に続くステップS28では、入力内容が「通信を継続しない旨の入力」であることを記憶する。また、ステップS22の「YES」に続くステップS29では「入力無し」であることを記憶する。
【0034】
従って、前記ステップS26で入力有りと判断されると、ステップS30に移行して、「通信を継続する旨の入力」であるか否かを判断する。「通信を継続する旨の入力」であれば、ステップS13の問い合わせ表示及び時間計測開始並びにステップS15の入力の有無の判断は省略されて、ステップS17に移行する。つまり、「通信を継続する旨の入力」なる記憶内容を、今回の入力内容とみなすこととなる。また、ステップS30において、「通信を継続する旨の入力」でない記憶内容(「通信を継続しない旨の入力」もしくは「入力無し」)であるときには、ステップS13の問い合わせ表示及び時間計測開始並びにステップS15の入力の有無の判断は省略されて、ステップS23に移行する。つまり、「通信を継続しない旨の入力」もしくは「入力無し」の記憶内容を今回の入力内容とみなすこととなる。
従って、この実施例によれば、問い合わせ報知が不要で、且つ入力手段による入力も不要であり、極めて便利である。
【0035】
図5は本発明の第3の実施例を示したものであり、電源制御・停止制御器2と電源分配機3とを分離し、電源制御・停止制御器2は車載サーバ6とを一つの基板上にユニット化した点が第1の実施例と異なる。この実施例においては、電源分配機3をパケット通信回路13、DSRC通信回路14及びハブ18などに近づけることが可能となり、電源分配線3b〜3dからなる電線ケーブルを短くできる。
【0036】
図6には、本発明の第4の実施例を示しており、この実施例では、各機器間のデータ通信をブルートゥース通信手段(ブルートゥース通信インターフェース2b、6a、6b、13a、14a及び18a)にて行うようにしている。これによれば、通信線を省略できて、配線構造が極めて簡単となる。
【0037】
本発明は上記した各実施例に限定されず次のように実施しても良い。
表示器11、音声出力器20は電源供給・停止制御手段2により直接制御するようにしてもよい。電源供給・停止制御器2と車載サーバ6とは同一マイクロコンピュータにおけるソフトウエア構成にて構成するようにしてもよい。報知手段は表示器11、音声出力器20に限られるものではない。タッチパネルスイッチ12の出力は車載サーバ6に入力するようにしても良く、この場合その入力信号を電源供給・停止制御器2へ転送すれば良い。また、入力手段はタッチパネルスイッチ12に限定されず、有接点スイッチでもよいし音声入力手段でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成を示すブロック図
【図2】制御内容を示すためのフローチャート
【図3】作用説明のためのシーケンス図
【図4】第2の実施例を示す図2相当図
【図5】第3の実施例を示す図1相当図
【図6】第4の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は通信用電源制御ユニット(電源制御手段)、2は電源供給・停止制御器(報知制御手段)、3は電源分配機、4は車載電源、6は通信制御器(通信制御手段)、7はマイクロコンピュータ、11は表示器(報知手段)、12はタッチパネルスイッチ(入力手段)、13はパケット通信回路(通信機)、14はDSRC通信回路(通信機)、15はハブ、20は音声出力器(報知手段)を示す。

Claims (3)

  1. 他の通信機器と通信する通信機と、
    この通信機を制御する通信制御手段と、
    報知手段と、
    通信を継続するか否かについての入力をする入力手段と、
    前記通信機が通信中であるときには、通信中であることを前記報知手段に報知させ、車両用メインスイッチがオフされたことに基づいて通信を継続するか否かの問い合わせを前記報知手段に報知させる報知制御手段と、
    前記入力手段から通信を継続する旨の入力に基づき、通信を完了させてから前記通信制御手段及び通信機への電源供給を停止し、通信の継続をしない旨の入力に基づき、前記通信制御手段及び通信機への電源供給を停止する電源制御手段と
    を備えたことを特徴とする車載通信制御システム。
  2. 前記入力手段はタッチパネルスイッチであり、
    当該入力手段による入力内容を記憶する記憶手段を備え、
    電源制御手段は、車両用メインスイッチがオフされたときには、この記憶手段に入力内容の有無を判断し、入力内容が記憶されてないときには報知制御手段を介して通信を継続するか否かの問い合わせを前記報知手段に報知させ、入力内容が記憶されているときには、前記問い合わせ報知をさせずに、その記憶内容を入力手段からの入力内容とみなすことを特徴とする請求項1記載の車載通信制御システム。
  3. 電源制御手段は、所定時間を経過しても入力手段による入力が無い場合には、通信制御手段及び通信機の電源供給を停止することを特徴と請求項1記載の車載通信制御システム。
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