JP3972984B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の遊技盤に設けられる可動部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機のような遊技機においては、LEDや液晶等で数字や文字、模様等からなる図柄を変動表示する図柄表示装置を備えるものがある。このような図柄表示装置は、例えば、遊技球の検出を契機に抽選を行い、所定のパターンに沿って複数の図柄を変動表示させ、順次停止させて、図柄が揃ったか否かによって抽選の結果を遊技者に報知するようにしている。
【0003】
このような図柄の変動表示による抽選結果表示の演出は、様々な種類の図柄を用いたり、表示態様を変化させる等により遊技者を飽きさせない工夫がなされているが、繰り返し遊技を行っているうちに興趣が低下してくる問題を抱えている。このために、演出効果を高めるべく、例えば、図柄の表示の他にも可動部材を設け、これを動かして演出を行なったりしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−306768号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の可動部材を用いた演出では、遊技盤上で左右に細かく動くような単純な動作をするものが多く、しばらくすると遊技者がやはり興味を失ってしまう問題があった。
【0006】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、可動部材によりインパクトの強い演出を行う遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の遊技機は、遊技の演出に用いられる可動部材を遊技盤上に備えた遊技機であって、前記可動部材を駆動するモータと、当該モータに連結されて回転するクランクと、当該クランクに設けられたピンと、当該ピンにより前記クランクと連結され、前記クランクの回転により遊技盤から遊技者に向かう方向に往復運動するロッドと、前記可動部材の底面部近傍で前記ロッドの長手方向と直交する方向に設けられ、前記ロッドと連結される下軸と、前記可動部材の両側の中央部近傍に設けられた上軸と、前記ロッドの往復運動に伴い前記下軸及び前記上軸のそれぞれの両端部が摺動する案内孔を有し、前記可動部材の両側に設けられる一対の案内壁とを備え、前記ロッドは、一方の端部にその長手方向と直交する方向の長孔部を有し、前記ピンは、当該長孔部に嵌合して前記ロッドと前記クランクとを連結し、前記クランクの回転により、前記ロッド及び前記下軸が遊技盤から離れる方向に進行すると、前記可動部材の底面が遊技者に視認できるように前記可動部材が起立することを特徴とする。
【0008】
この構成の遊技機では、モータがクランクを回転させ、クランクの回転によりロッドが往復運動する。ロッドが遊技盤から遊技者に向かって進行すると、ロッドに連結された下軸が押されて、下軸の両端部は案内孔を遊技者に向かう方向に摺動し、上軸の両端部は案内孔を上方に向かって摺動する。このような上軸及び下軸の移動に伴い、可動部材は底面が遊技者に視認できるように起立する。一方、クランクの回転によりロッドが遊技盤に向かって退行すると、ロッドに連結された下軸が後方に引かれ、下軸の両端部は案内孔を後方に摺動し、上軸の両端部は案内孔を下方に向かって摺動する。このような上軸及び下軸の移動に伴い、起立していた可動部材が横倒する。
【0009】
請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記クランクは、クランク円盤であり、前記ピンは、前記長孔部に嵌合され、当該クランク円盤の偏心位置に固定されることを特徴とする。
【0010】
この構成の遊技機では、請求項1に記載の発明の作用に加え、クランクをクランク円盤で構成したので、強度の高い構成を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機の一実施の形態であるパチンコ機1について、図面を参照して説明する。まず、図1〜図3を参照して、パチンコ機1の機械的構成について説明する。図1は、パチンコ機1の正面図である。図2は、遊技盤2の正面図である。図3は、特別図柄表示装置8及び可動部材29の正面図である。
【0012】
図1に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の部分には略正方形の遊技盤2が設けられ、遊技盤2には、ガイドレール3(図2参照)で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。パチンコ機1の遊技盤2の下方部には、図示外の発射機に遊技媒体としての遊技球を供給し、かつ賞品球を受ける上皿5が設けられている。そして、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、下皿6の右横には発射ハンドル7が、下皿6の上にはスピーカー48がそれぞれ設けられている。
【0013】
また、図2に示すように、遊技盤2前面中央に位置する遊技領域4の略中央には、LCDから構成された特別図柄表示画面28(図3参照)や各種ランプ、LEDを備えた特別図柄表示装置8が設けられている。この特別図柄表示装置8の左右上方には電飾風車10,9がそれぞれ設けられ、また、特別図柄表示装置8の左側方には普通図柄始動ゲート12が設けられている。
【0014】
特別図柄表示装置8の中央上方には、麻雀牌に似た略直方体形状の可動部材29が配設され、可動部材29の左右には可動部材29の起立・横倒を案内する案内壁30,31が設けられている。
【0015】
また、特別図柄表示装置8の下側には特別図柄始動電動役物15が設けられており、さらにその特別図柄始動電動役物15の下方に、大入賞口16が設けられている。この大入賞口16には前後に開閉する開閉扉部材が設けられており、開閉扉部材が閉じた状態では入賞できず、開閉扉部材が開放された場合にのみ遊技球が入賞できるようになっている。この開閉扉部材は、通常は閉じた状態になっている。
【0016】
遊技者が発射ハンドル7を操作すると、図示外の発射手段により遊技球が発射され、発射された遊技球はガイドレール3に案内されて遊技盤を流下する。そして、その遊技球が特別図柄始動電動役物15に入賞すると、大入賞口16の開閉扉部材を開放する大当たり遊技状態へ移行するか否かの大当たり抽選が行われ、図3に示す特別図柄表示画面28にその結果が表示される。特別図柄表示画面28に大当たり表示がなされた場合には、開閉扉部材が開放され、開放されている間に遊技球が大入賞口16に入賞すると所定数の遊技球が払い出される。なお、遊技盤2(図2参照)には、上記以外に、種々の電飾ランプ63(図8参照)、LED、風車および多数の障害釘等が設けられている。
【0017】
次に、図3を参照して特別図柄表示装置8の構造及びそこに表示される画面について説明する。図3に示すように、特別図柄表示装置8は、中央に特別図柄表示画面28を備え、特別図柄表示画面28の中央には、左から、特別図柄表示部L1,特別図柄表示部L3,特別図柄表示部L2の順に、3つの特別図柄表示部が横一列に配置されている。この特別図柄表示部L1〜L3では、大当たり判定結果の報知が図柄が上から下または下から上にスクロールされる等の図柄の可変表示により行なわれる。また、特別図柄表示装置8は、その裏面に図柄表示基板44(図8参照)を備えている。
【0018】
特別図柄表示画面28の右上部には、普通図柄表示部24が設けられており、1桁の数字や1文字のアルファベット等の図柄を表示できるようになっている。そして、特別図柄表示画面28の左上部には、4個の図柄を表示できる普通図柄記憶数表示部59が設けられており、普通図柄始動ゲート12を通過し、普通図柄表示部24に当たりの判定結果の図柄の表示がされていない遊技球の個数、いわゆる作動保留数を4個まで表示することができる。
【0019】
また、特別図柄表示画面28の左下部には、4個の図柄を表示できる特別図柄記憶数表示部60が設けられており、特別図柄始動電動役物15(図2参照)に入賞し、特別図柄表示画面28に大当たり表示されていない遊技球の個数、いわゆる作動保留球数を4個まで表示することができるようになっている。尚、特別図柄表示画面28上の特別図柄表示部L1〜L3、普通図柄表示部24、普通図柄記憶数表示部59、特別図柄記憶数表示部60には常に図柄が表示されているわけではなく、これらの表示に変えて動画やメッセージ等も表示できるようになっている。
【0020】
次に、図3〜図7を参照して可動部材29について説明する。図4は、可動部材29が横倒している状態の可動部材29及びその駆動機構の側面図である。図5は、可動部材29が横倒している状態の可動部材29及びその駆動機構の底面図である。図6は、可動部材29が起立した状態の可動部材29及びその駆動機構の側面図である。図7は、可動部材29が起立した状態の可動部材29及びその駆動機構の底面図である。
【0021】
図3に示すように、可動部材29は、特別図柄表示装置8の中央上方に設けられ、左右には案内壁30,31が配設されている。そして、図4〜図7に示すように、可動部材29の後方には可動部材29を駆動するモータ36が設けられている。モータ36の下方にはクランク円盤37が設けられ、クランク円盤37の中心がモータ36に連結されている。可動部材29とクランク円盤37は、遊技盤から遊技者に向かう方向に延びたT字状のロッド38により連結されている。ロッド38は、クランク円盤37側の端部に、その長手方向と直交する長孔部38aを有し、この長孔部38aにクランク円盤37の偏心位置に固定されたピン39が嵌合してロッド38とクランク円盤37とが連結されている。尚、本実施の形態ではロッド38に連結するクランクをクランク円盤で構成したが、円盤に限らず、回転運動する通常のクランクで構成してもよい。
【0022】
可動部材29は、麻雀牌に似せて略直方体に樹脂により形成されており、横倒した状態の正面(起立した状態の上面)には例えば「ツモ」等の文字や図柄が描かれ、起立した状態の正面(横倒した状態の底面)には、例えば「中」等の文字や図柄が描かれている。可動部材29の横倒した状態の底面奥近傍(図4における左下)には、可動部材29を貫通する下軸34が設けられ、ロッド38の長手方向と直交するように連結されている。また、可動部材29の左右壁面の中央部近傍には、上軸35が可動部材29から突設されている。尚、上軸35は、可動部材29を貫通するように設けられていてもよい。そして、案内壁30,31には、下軸34が摺動する案内孔32と、上軸35が摺動する案内孔33が設けられている。
【0023】
次に、本実施の形態のパチンコ機1の電気的構成について、図8を参照して説明する。図8は、パチンコ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。図8に示すように、制御部40は、主基板41、電源基板42、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継基板47およびサブ統合基板58から構成されている。この制御部40は、パチンコ機1(図1参照)の裏側(背面側)に設けられている。
【0024】
主基板41には、プログラムに従って各種の処理を行うCPUユニット50が設けられている。このCPUユニット50には、各種の演算処理を行うCPU51と、フラグやカウンタの乱数値やデータ等を記憶するRAM52と、制御プログラムおよび各種の初期値のデータや特別図柄表示装置8への表示内容を指示するコマンドのデータ等を記憶したROM53とが設けられており、これらは一つのLSIとして一体にモールディングされている。また、CPUユニット50には割込信号発生回路57が接続され、この割込信号発生回路57は、0.002秒(以下、「2ms」と略す。)毎にCPU51に割込信号を与えるようになっている。CPU51は、この割込信号が入力される毎にROM53に記憶されたメインルーチンを先頭から実行し、このメインルーチンに従ってパチンコ機1の制御を行う。
【0025】
また、主基板41にはI/Oインターフェース54が設けられており、サブ統合基板58、払出制御基板45、中継基板47等のサブ基板とデータ信号の送受信を行う。音基板43、図柄表示基板44および電飾基板46は、サブ統合基板58を介して主基板41と接続されている。さらに、このI/Oインターフェース54には、図示外の遊技場管理用コンピュータにパチンコ機1の情報を出力する出力ポート55が接続されている。
【0026】
なお、主基板41はパチンコ機1の主制御を司り、電源基板42は各基板に直流電流を供給し、サブ統合基板58は音基板43、図柄表示基板44、電飾基板46、及び可動部材29の動作を制御している。また、音基板43はパチンコ機1の効果音の発生を制御し、図柄表示基板44は特別図柄表示装置8および普通図柄表示部24に表示される図柄の制御を行い、払出制御基板45は賞品球払出装置49の制御を行い、電飾基板46はパチンコ機1の各電飾の発光態様を制御し、中継基板47は、各センサーの配線の中継を行っている。サブ統合基板58にはCPU58a、ROM58bおよびRAM58cが設けられ、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45および電飾基板46にも、図示外のCPU、RAM、ROM、入力インターフェース等がそれぞれ搭載されている。
【0027】
サブ統合基板58には、音基板43と、図柄表示基板44と、電飾基板46と、可動部材29を起立・横倒させるためのモータ36を制御するモータ制御回路77とが接続されている。電飾基板46には、電飾風車9,10、電飾用のLED62、及び電飾ランプ63が接続されている。また、図柄表示基板44には、特別図柄表示装置8、および普通図柄表示部24が接続され、音基板43には、スピーカー48が接続され、払出制御基板45には、賞品球払出装置49が接続されている。さらに、中継基板47には、大入賞口の開閉部材を開放・閉鎖する大入賞口開放ソレノイド70、電動役物の開閉部材を開放・閉鎖する電動役物開放ソレノイド71、特別図柄始動電動役物15に入賞した遊技球を検出する始動口スイッチ72、普通図柄始動ゲート11,12を通過した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ73、大入賞口16内のVゾーンに入賞した遊技球を検出するVスイッチ74、大入賞口16に入賞した遊技球数を計数するためのカウントスイッチ75、各種の入賞した入賞球を検出する入賞口スイッチ76が接続されている。
【0028】
また、電源基板42は、主基板41、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46およびサブ統合基板58に各々接続されて、直流の安定化された電力が供給されるようになっている。なお、電源基板42には、交流24Vが供給されている。電源基板42には、図示外のシリコンダイオードブリッジからなる整流器、電解コンデンサからなる平滑回路、レギュレータICからなる安定化回路等が設けられており、安定化された直流の12Vおよび5V等を供給できるようになっている。なお、図8では、特に図示しないが、主基板41、電源基板42、音基板43、図柄表示基板44、払出制御基板45、電飾基板46、中継基板47およびサブ統合基板58は、すべてアースラインで接続されている。
【0029】
次に、可動部材29の動作について説明する。可動部材29は、平時は図4及び図5に示すような横倒した状態にあり、パチンコ機1の遊技状態の変化に合わせて起立するようにサブ統合基板58により制御される。遊技状態の変化としては、大入賞口16が開放される大当たり遊技状態となったとき、大当たり遊技状態に入る前のリーチ状態となったとき、大当たりの信頼度が高いリーチ状態となったとき、次の大当たりを引く確率を高くする確率変動遊技状態になったとき、などが考えられる。また、これらの遊技状態への変化を予告するために可動部材29を起立させるようにしてもよい。さらに、大当たりを報知する特別図柄表示部L1〜L3の表示にあわせて可動部材29を起立させるようにしてもよい。
【0030】
今、図4及び図5に示す状態において、サブ統合基板58からの指令を受けて、モータ制御回路77がモータ36を制御して駆動すると、クランク円盤37が回転する。すると、クランク円盤37に連結されたロッド38が下軸34を押し、下軸34は案内孔32を前方に向かって摺動する。同時に、上軸35が案内孔33に案内されて上方に摺動する。このような下軸34と上軸35の動作により、可動部材29は、底面が正面となるように、前方に移動しつつ起立する。このように、可動部材29は、案内壁30,31と案内孔32,33に導かれ、ロッド38に設けられた長孔部38aにピン39が嵌合してロッド38とクランク円盤37が連結しているので、可動部材29は左右方向に移動することなく、図6及び図7に示すように、前方に進みつつ起立する。
【0031】
一方、図6及び図7に示す状態において、サブ統合基板58からの指令を受けて、モータ制御回路77がモータ36を制御して逆方向に回転駆動すると、クランク円盤37が逆回転する。すると、クランク円盤37に連結されたロッド38が下軸34を引っ張り、下軸34は案内孔32を後方に向かって摺動する。同時に、上軸35が案内孔33に案内されて下方に摺動し、可動部材29は起立状態での正面が底面となるように横倒する。
【0032】
従って、可動部材29が遊技者に向かって来るように、すなわち、麻雀牌を手前にめくるような形で起立するので、遊技状態の盛り上がりに合わせて遊技者の目を惹きつけることができ、インパクトの強い演出で遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0033】
なお、可動部材29の形状は麻雀牌状に限られるものではなく、種々の形状のものを用いることができる。例えば、キャラクター等の人形等を寝かせたり起こしたりするようにして構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、請求項1に記載の遊技機によれば、モータがクランクを回転させ、クランクの回転によりロッドが往復運動する。ロッドが遊技盤から遊技者に向かって進行すると、ロッドに連結された下軸が押されて、下軸の両端部は案内孔を遊技者に向かう方向に摺動し、上軸の両端部は案内孔を上方に向かって摺動する。このような上軸及び下軸の移動に伴い、可動部材は、前方に進みつつ底面が遊技者に視認できるように起立する。一方、クランクの回転によりロッドが遊技盤に向かって退行すると、ロッドに連結された下軸が後方に引かれ、下軸の両端部は案内孔を後方に摺動し、上軸の両端部は案内孔を下方に向かって摺動する。このような上軸及び下軸の移動に伴い、起立していた可動部材が横倒する。従って、ロッドの進行に伴って可動部材が遊技者に向かって来るように起立するので、遊技状態の盛り上がりに合わせて遊技者の目を惹きつけることができ、遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0035】
請求項2に記載の遊技機によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、クランクをクランク円盤で構成したので、強度の高い構成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機1の正面図である。
【図2】遊技盤2の正面図である。
【図3】特別図柄表示装置8及び可動部材29の正面図である。
【図4】可動部材29が横倒している状態の可動部材29及びその駆動機構の側面図である。
【図5】可動部材29が横倒している状態の可動部材29及びその駆動機構の底面図である。
【図6】可動部材29が起立した状態の可動部材29及びその駆動機構の側面図である。
【図7】可動部材29が起立した状態の可動部材29及びその駆動機構の底面図である。
【図8】パチンコ機1の電気的回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
4 遊技領域
8 特別図柄表示装置
29 可動部材
30,31 案内壁
32,33 案内孔
34 下軸
35 上軸
36 モータ
37 クランク円盤
38 ロッド
38a 長孔部
39 ピン
Claims (2)
- 遊技の演出に用いられる可動部材を遊技盤上に備えた遊技機であって、
前記可動部材を駆動するモータと、
当該モータに連結されて回転するクランクと、
当該クランクに設けられたピンと、
当該ピンにより前記クランクと連結され、前記クランクの回転により遊技盤から遊技者に向かう方向に往復運動するロッドと、
前記可動部材の底面部近傍で前記ロッドの長手方向と直交する方向に設けられ、前記ロッドと連結される下軸と、
前記可動部材の両側の中央部近傍に設けられた上軸と、
前記ロッドの往復運動に伴い前記下軸及び前記上軸のそれぞれの両端部が摺動する案内孔を有し、前記可動部材の両側に設けられる一対の案内壁とを備え、
前記ロッドは、一方の端部にその長手方向と直交する方向の長孔部を有し、
前記ピンは、当該長孔部に嵌合して前記ロッドと前記クランクとを連結し、
前記クランクの回転により、前記ロッド及び前記下軸が遊技盤から離れる方向に進行すると、前記可動部材の底面が遊技者に視認できるように前記可動部材が起立することを特徴とする遊技機。 - 前記クランクは、クランク円盤であり、前記ピンは、前記長孔部に嵌合され、当該クランク円盤の偏心位置に固定されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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