JP3972507B2

JP3972507B2 - Air resistance reduction device for flat body mounted vehicle

Info

Publication number: JP3972507B2
Application number: JP06861499A
Authority: JP
Inventors: 清平青木; 大希男多田; 秀樹遠矢; 和良立石; 淳一小西; 富夫山下
Original assignee: Isuzu Motors Ltd
Current assignee: Isuzu Motors Ltd
Priority date: 1999-03-15
Filing date: 1999-03-15
Publication date: 2007-09-05
Anticipated expiration: 2019-03-15
Also published as: JP2000264262A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピックアップトラック，キャブオーバトラック等の平ボディ式のリヤボディを搭載する型式の車両の走行時における空気抵抗を低減するに好適な平ボディ架装車両の空気抵抗低減装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１１，図１２，図１３に示すように、ピックアップトラック１３やキャブオーバトラック１５で平ボディ式のリヤボディを搭載する車両においては図示のようにキャブ１４の上方から流れ込む空気流れｃやキャブ１４の側面やリヤボディ８の上端から内部に入り込んでくる空気流れｃが走行中において生ずる。この空気流れｃはリヤボディ８の長さによってはリヤボディ８のテールゲート９に衝突する場合があり、空気抵抗を増大させる原因となる。しかしながら、リヤボディ８の長さは車両構造によって決められるもので前記の空気流れｃ及びキャブサイドから入り込む流れやリヤボディ上端から入り込む空気流れｃ等の衝突防止の解決手段として勝手に変更することはできない。
【０００３】
図１４に示すように、走行中におけるキャブルーフ上の空気流れとしては図示のように３種類のａ，ｂ，ｃがある。すなわち、空気流れａはテールゲート９に当らずすぐ上方を通過して行く流れである。また、空気流れｂは丁度テールゲート９の上端をかすめて通過する流れであり、空気流れｃは前記のようにテールゲート９に衝突する流れである。図１５に示すように、空気流れを点線に示すａ′とすると平ボディの下面から空気流れａ′との間の空間Ｂが剥離域１６と呼ばれ、この剥離域１６が小さい方が空気抵抗が小さい。図１４に示した空気流れａ，ｂ，ｃのうち、空気流れｃが剥離域１６が最も小さいが、前記したようにテールゲート９に空気流れが衝突するため空気抵抗が大となる。そこで、空気流れとしてはｂのような形態になることが最も望ましい。しかしながら、リヤボディ８の長さや構造の制限から空気流れをｂのようにすることが難しい。そこで、従来技術では図１６に示すようにキャブ１４側の後端のコーナ１７の部分を（ａ）に示すストレート型のものから（ｂ）のような絞り型や（ｃ）のようなＲ型にして空気流れを極力ｂの形態になるようにしていた。
【０００４】
一方、平ボディを有する車両における空気抵抗を低減させる公知技術として例えば、実開昭５７−１４４７８１号公報，実開昭６０−１００２７１号公報，実開昭６０−１２４７８１号公報が挙げられる。実開昭５７−１４４７８１号公報の「トラック用リアゲート」はリアボデーの後部に複数個の翼形桟を回動可能に取り付け、その間隙を開閉して走行中の風切音と空気抵抗を低減させるものである。また、実開昭６０−１００２７１号公報の「ピックアップトラック」は、リヤゲートにルーバ機構を設け、このルーバ機構を開閉して空気抵抗を低減するようにしたものである。また、実開昭６０−１２４７８１号公報の「荷台付車両のあおり構造」は荷台の後あおり板を枠体に回動自由に取り付けられた板材から形成し、板材を開閉することにより空気抵抗を低減させることを１つの目的としているものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、空気抵抗を低減させるためには剥離域を極力小さくすると共にテールゲートに空気流れが衝突することを防止するか又はこれによる衝撃抵抗を低減させることが必要である。そのために、前記したような各種公知技術が採用されているがこれ等はすべてルーバ式の開閉機構を採用するものであり、かなり複雑なものになり、コスト高になる。また、リヤボディのテールゲートまわりを大幅に改造する必要があり、既存のリヤボディに対して簡単に適用することができない問題点がある。
【０００６】
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、剥離域の小さい空気流れに対しても空気抵抗を低減することができ、かつ構造が簡単で既存の車両に対しても容易に適用でき、安価に実施し得る平ボディ架装車両の空気抵抗低減装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、平ボディ式のリヤボディのテールゲート側回りに収納可能に装着される平板状の変向板を備える空気抵抗低減装置であって、前記変向板は、前記テールゲートの上端側に基端側を枢支される第１の変向板と前記リヤボディのフロアに枢支される第２の変向板とからなり、前記第１の変向板の自由端と前記第２の変向板の自由板がヒンジ結合されたものからなり、前記第１の変向板の長さは前記テールゲートの高さにほぼ等しいものからなり、前記第２の変向板の長さは前記テールゲートの先端から前記第２の変向板の基端側の枢支点までの長さとほぼ等しいものからなることを特徴とする。
【０００８】
空気流れは変向板により変向されてテールゲートとの衝突時における抗力が大幅に低減すると共に、下向きの揚力が発生して車両の安定化が図れる。変向板は平板状の板をリンク状に組み合わせたトノカバータイプのものであり、比較的簡便に、かつ安価に実施することができる。また、テールゲートそのものの構造を変える必要がなく、既設の車両のリヤボディに簡単に適用することができ、取り外しも簡単である。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の平ボディ架装車両の空気抵抗低減装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。
本発明の変向板は図６，図７に示すものからなる。すなわち、変向板１は第１の変向板２と第２の変向板３を連結したものからなる。第１及び第２の変向板２，３は図７に示すように平板状の部材からなり、ほぼリヤボディ８の横幅と等しい寸法のものからなる。まず、リヤボディ８のテールゲート９はＰ₀軸を中心とするヒンジ４によりフロア１０の後端に開閉自在に連結される。テールゲート９の上端側にはＰ₁軸を有するヒンジ５が設けられ、第１の変向板２はその基端側をＰ₁軸に連結する。また、第１の変向板２の他端側に設けたＰ₂軸を有するヒンジ６には第２の変向板３の上端側が連結される。また、第２の変向板３の下端側はリヤボディ８のフロア１０にＰ₃軸を有するヒンジ７により連結されるが、変向板１はテールゲート９及びフロア１０側に折り重ね得るように形成されている。すなわち、リヤボディ６のスペースをフルに使いたいとき等には、第１の変向板２をテールゲート９の前面に近接して重ね合わせると共に、第２の変向板３をフロア１０の上面に近接して重ね合わせることができるように変向板１は形成されている。但し、ここではその詳細構造の説明を省略する。
【００１０】
図６に示した実施の形態ではヒンジ５とヒンジ６の間隔Ｌ₁′をヒンジ４とヒンジ５の間隔Ｌ₁とほぼ等しくすると共に、ヒンジ６とヒンジ７の間隔Ｌ₂′をヒンジ４とヒンジ７の間隔Ｌ₂とほぼ等しくしている。すなわち、第１の変向板２の長さをテールゲート９の高さとほぼ等しくすると共に、第２の変向板３の長さをテールゲート９の下端から測ったヒンジ７の配設位置とほぼ等しくしている。このヒンジ７の配設位置は、第１の変向板２を所定の傾斜角度θに傾斜させた状態において∠Ｐ₀Ｐ₁Ｐ₂の二等分線がフロア１０と交わる交点として求めることができる。図６，図７に示した変向板１の姿勢が変向板１の使用時における姿勢であり、この状態において第１の変向板２の傾斜角度は角度θとなる。これにより、図４，図５に示したように空気流れｃを変向させて抗力Ｆ_Ｈを低減させることができる。
【００１１】
図８，図９は図６，図７に示した姿勢にあった変向板１の姿勢の変化を示すものである。図８はテールゲート９を水平方向に倒した場合であり、この場合には変向板１は水平になったフロア１０とテールゲート９の上方に水平状態で配置される。図９はテールゲート９をほぼ下方に垂下した状態であり、リヤボディ８への荷物の搭載時等におけるリヤボディ８の姿勢を示す。この場合も変向板１はフロア１０及びテールゲート９にほぼ沿った状態で屈曲する。
【００１２】
リヤボディ８に荷物を搭載等した後、変向板１を図９の状態から図６に示す使用状態に復帰させるには、例えば、図９の状態からテールゲート９を閉止方向に回動して図８の状態にする。ここで、図８に２点鎖線で示すようなハンドル１８を第１の変向板２又は第２の変向板３に取り付け、テールゲート９の回動に伴ってハンドル１８を把握して第１の変向板２又は第２の変向板３を持ち上げることによりヒンジ６の部分が持ち上り、以後、図１０に示すようにテールゲート９を回動することにより変向板１は図６，図７に示した状態に自動的に復帰することができる。なお、ハンドル１８は予め第１の変向板２又は第２の変向板３に装着してもよく、又は必要時に別体のものを装着してもよい。
【００１３】
図１乃至図５は変向板１を一枚の平板から形成し、これをテールゲート９の上端側に連結し、前方に向かって角度θだけ傾けて配設したものであり、参考例として開示したものであり、この構造はクレーム内のものではない。図において符号１は変向板，符号８はリヤボディ，符号９はテールゲート，符号１０はフロア，符号１１は側板，符号１２は前板，符号１３はピックアップトラック，符号１４はキャブである。
【００１４】
変向板１は図６に示した構造のものに限定するものでなく、更に、複雑なリンク構造のものでもよい。また、第１の変向板２は横幅がリヤボディの幅まである必要がなく、空気流れが強く当る部分にのみ設けてもよく、分割式の２枚構造のものや真中の部分を欠落させたような板構造を有するものでもよい。また、第１の変向板２はその上面を直線状のものとしたが曲線状のものでもよい。また、前記の実施の形態はピックアップトラック１３について説明したが平ボディ式のリヤボディを有する他の型式のトラック車両にも適用される。
【００１５】
【発明の効果】
本発明によれば、平ボディ式のリヤボディを有するトラック車両の走行時における空気抵抗を大幅に低減し、走行性の向上を図ると共に、比較的簡便構造であって安価に実施できる効果を上げることができる。また、変向板は屈曲及び折り畳み可能のためリヤボディの積載容積を変向板のない場合と同様に保持することができフル積載が可能になる。また、マイナスの揚力が作用するため車両の安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】一枚の変向板の適用されたピックアップトラックを示す斜視図。
【図２】図１におけるリヤボディを示す斜視図。
【図３】図２におけるＣ矢視側面図。
【図４】一枚の変向板の機能を示す側面図。
【図５】一枚の変向板を用いた場合の抗力や揚力を示す拡大部分側面図。
【図６】本発明の変向板の実施の形態を示す部分側面図。
【図７】図６に示した変向板の構造を示す模式図。
【図８】図６に示した変向板のテールゲートの水平位置開放時における屈曲状態を示す拡大部分側面図。
【図９】図６に示した変向板のテールゲートの完全開放時における屈曲状態を示す拡大部分側面図。
【図１０】図６に示した変向板の元の位置への復帰途中の状態を示す拡大部分側面図。
【図１１】従来のピックアップトラックの側面図。
【図１２】従来のキャブオーバトラックの側面図。
【図１３】従来のトラック車両における走行時の空気流れを示す部分斜視図。
【図１４】従来のトラック車両における走行時の空気流れを示す部分側面図。
【図１５】従来のトラック車両における剥離域を示す部分側面図。
【図１６】従来のトラック車両のキャブの後端のコーナの各種形状を示す図１５の丸印Ａの部分断面図。
【符号の説明】
１変向板
２第１の変向板
３第２の変向板
４ヒンジ
５ヒンジ
６ヒンジ
７ヒンジ
８リヤボディ
９テールゲート
１０フロア
１１側板
１２前板
１３ピックアップトラック
１４キャブ
１５キャブオーバトラック
１６剥離域
１７コーナ
１８ハンドル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air resistance reduction device for a flat body mounted vehicle suitable for reducing air resistance during travel of a vehicle of a type equipped with a flat body type rear body such as a pickup truck or a cab over truck.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIGS. 11, 12, and 13, in a vehicle in which a flat body type rear body is mounted on the pickup truck 13 or the cab overtrack 15, the air flow c flowing from above the cab 14 or the side surface of the cab 14 as illustrated. In addition, an air flow c entering the interior from the upper end of the rear body 8 is generated during traveling. This air flow c may collide with the tailgate 9 of the rear body 8 depending on the length of the rear body 8, which causes an increase in air resistance. However, the length of the rear body 8 is determined by the vehicle structure, and cannot be arbitrarily changed as a means for preventing the collision of the air flow c and the flow entering from the cab side or the air flow c entering from the upper end of the rear body.
[0003]
As shown in FIG. 14, there are three types of a, b, and c as shown in FIG. That is, the air flow a is a flow that passes immediately above the tail gate 9 without hitting it. Further, the air flow b is a flow that passes through the top end of the tailgate 9 and the air flow c is a flow that collides with the tailgate 9 as described above. As shown in FIG. 15, when the air flow is indicated by a dotted line a ′, the space B between the lower surface of the flat body and the air flow a ′ is called a separation region 16, and the smaller the separation region 16, the air resistance. Is small. Among the air flows a, b, and c shown in FIG. 14, the air flow c is the smallest in the separation region 16, but as described above, the air resistance collides with the tail gate 9 and the air resistance increases. Therefore, it is most desirable that the air flow be in the form of b. However, it is difficult to make the air flow b as shown in FIG. Therefore, in the prior art, as shown in FIG. 16, the corner 17 at the rear end of the cab 14 is changed from a straight type shown in (a) to a drawing type as shown in (b) or an R type as shown in (c). Thus, the air flow was set to the b form as much as possible.
[0004]
On the other hand, publicly known techniques for reducing air resistance in a vehicle having a flat body include, for example, Japanese Utility Model Laid-Open Nos. 57-144781, Japanese Unexamined Utility Model Publication No. 60-1000027, and Japanese Utility Model Application Publication No. 60-124781. Japanese Utility Model Laid-Open No. 57-144781 discloses a “rear gate for trucks” in which a plurality of airfoil bars are rotatably attached to the rear part of the rear body, and the gaps are opened and closed to reduce wind noise and air resistance during traveling. Is. In addition, the “pickup truck” disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-100301 is provided with a louver mechanism in a rear gate, and this louver mechanism is opened and closed to reduce air resistance. Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-124781 discloses a “cylinder structure of a vehicle with a loading platform” which is formed by a plate material in which a rear plate of a loading platform is freely attached to a frame, and air resistance is reduced by opening and closing the plate material. One purpose is to reduce it.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in order to reduce the air resistance, it is necessary to make the separation region as small as possible and prevent the air flow from colliding with the tailgate or reduce the impact resistance. For this purpose, various known techniques as described above are employed, but these all employ a louver type opening / closing mechanism, which is considerably complicated and expensive. Further, it is necessary to remodel the rear body around the rear gate significantly, and there is a problem that it cannot be easily applied to the existing rear body.
[0006]
The present invention has been invented in view of the above circumstances, and can reduce air resistance even with respect to an air flow having a small separation area, and has a simple structure and can be easily applied to an existing vehicle. An object of the present invention is to provide a device for reducing the air resistance of a flat body mounted vehicle that can be applied at low cost.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is an air resistance reduction device including a flat plate-shaped turning plate that is storably mounted around a tailgate side of a flat body type rear body, the turning plate Comprises a first deflector plate pivotally supported at the base end side on the upper end side of the tailgate and a second deflector plate pivotally supported on the floor of the rear body, and the first deflector plate And a free plate of the second turning plate is hinged, and the length of the first turning plate is substantially equal to the height of the tailgate, The length of the deflection plate is substantially equal to the length from the tip of the tailgate to the pivot point on the base end side of the second deflection plate.
[0008]
The air flow is redirected by the deflecting plate, and the drag at the time of collision with the tailgate is greatly reduced, and downward lift is generated to stabilize the vehicle. The deflecting plate is a tonneau cover type in which flat plates are combined in a link shape, and can be implemented relatively simply and inexpensively. Moreover, it is not necessary to change the structure of the tailgate itself, it can be easily applied to the rear body of an existing vehicle, and it is easy to remove.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of an air resistance reducing device for a flat body mounted vehicle according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
The direction change plate of the present invention comprises those shown in FIGS. That is, the direction change plate 1 is formed by connecting the first direction change plate 2 and the second direction change plate 3. As shown in FIG. 7, the first and second deflecting plates 2 and 3 are made of flat plate members and have dimensions that are substantially equal to the lateral width of the rear body 8. First, tailgate 9 of rear body 8 is openably connected to the rear end of the floor 10 by a hinge 4 around the P ₀ axis. A hinge 5 having a P ₁ axis is provided on the upper end side of the tailgate 9, and the first direction change plate 2 connects its base end side to the P ₁ axis. The upper end side of the second deflection plate 3 is coupled to the hinge 6 with a P ₂ axes provided on the first end side of the deflecting plate 2. Also, as is the lower end of the second deflection plates 3 are connected by a hinge 7 with P ₃ axes on the floor 10 of the rear body 8, deflection plate 1 may folded tailgate 9 and the floor 10 side Is formed. That is, when it is desired to use the space of the rear body 6 fully, the first turning plate 2 is overlapped with the front surface of the tailgate 9 and the second turning plate 3 is placed on the upper surface of the floor 10. The direction change plate 1 is formed so that it can be superposed closely. However, description of the detailed structure is abbreviate | omitted here.
[0010]
In the embodiment shown in FIG. 6, the distance L ₁ ′ between the hinge 5 and the hinge 6 is substantially equal to the distance L ₁ between the hinge 4 and the hinge 5, and the distance L ₂ ′ between the hinge 6 and the hinge 7 is 7 is substantially equal to the interval L ₂ . That is, the length of the first direction change plate 2 is made substantially equal to the height of the tail gate 9 and the length of the second direction change plate 3 is measured from the lower end of the tail gate 9 and the arrangement position of the hinge 7. It is almost equal. The arrangement position of the hinge 7 is obtained as an intersection where the bisector of ∠P ₀ P ₁ P ₂ intersects the floor 10 in a state where the first deflecting plate 2 is inclined at a predetermined inclination angle θ. it can. The posture of the direction change plate 1 shown in FIGS. 6 and 7 is the posture when the direction change plate 1 is used. In this state, the inclination angle of the first direction change plate 2 is the angle θ. Thus, FIG. 4, it is possible to reduce the drag F _H by deflecting the air flow c as shown in FIG.
[0011]
FIGS. 8 and 9 show changes in the posture of the deflector plate 1 in the postures shown in FIGS. FIG. 8 shows a case where the tailgate 9 is tilted in the horizontal direction. In this case, the direction change plate 1 is disposed in a horizontal state above the leveled floor 10 and the tailgate 9. FIG. 9 shows a state in which the tailgate 9 is suspended substantially downward, and shows the posture of the rear body 8 when a load is loaded on the rear body 8. Also in this case, the deflecting plate 1 bends in a state substantially along the floor 10 and the tailgate 9.
[0012]
In order to return the deflecting plate 1 from the state shown in FIG. 9 to the use state shown in FIG. 6 after the luggage is mounted on the rear body 8, for example, the tailgate 9 is rotated from the state shown in FIG. 9 in the closing direction. The state shown in FIG. Here, a handle 18 as shown by a two-dot chain line in FIG. 8 is attached to the first direction change plate 2 or the second direction change plate 3, and the handle 18 is grasped as the tailgate 9 is rotated and The hinge 6 is lifted by lifting the first deflector 2 or the second deflector 3 and thereafter turning the tailgate 9 as shown in FIG. , The state shown in FIG. 7 can be automatically restored. The handle 18 may be attached to the first direction change plate 2 or the second direction change plate 3 in advance, or may be attached separately when necessary.
[0013]
1 to 5 show a case in which the deflecting plate 1 is formed from a single flat plate, which is connected to the upper end side of the tailgate 9 and is inclined at an angle θ toward the front, as a reference example. It is disclosed and this structure is not within the claims. In the figure, reference numeral 1 is a deflection plate, 8 is a rear body, 9 is a tailgate, 10 is a floor, 11 is a side plate, 12 is a front plate, 13 is a pickup truck, and 14 is a cab.
[0014]
The deflecting plate 1 is not limited to the structure shown in FIG. 6, and may be a complicated link structure. Further, the first direction change plate 2 does not need to have a horizontal width as large as the width of the rear body, and may be provided only in a portion where the air flow strongly hits, and a split two-plate structure or a middle portion is omitted. It may have such a plate structure. Moreover, although the upper surface of the first direction change plate 2 is linear, it may be curved. In the above embodiment, the pickup truck 13 has been described, but the present invention is also applicable to other types of truck vehicles having a flat body type rear body.
[0015]
【The invention's effect】
According to the present invention, the air resistance during traveling of a truck vehicle having a flat body type rear body is greatly reduced, the traveling performance is improved, and a relatively simple structure is obtained that can be implemented at low cost. Can do. Further, since the deflecting plate can be bent and folded, the loading volume of the rear body can be maintained in the same manner as in the case without the deflecting plate, and full loading becomes possible. In addition, since the negative lift acts, the vehicle can be stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a pickup truck to which a single deflection plate is applied.
FIG. 2 is a perspective view showing a rear body in FIG.
3 is a side view taken in the direction of arrow C in FIG. 2;
FIG. 4 is a side view showing the function of a single deflection plate.
FIG. 5 is an enlarged partial side view showing a drag force and a lift force when a single deflection plate is used.
FIG. 6 is a partial side view showing an embodiment of a deflection plate of the present invention.
7 is a schematic diagram showing the structure of the deflecting plate shown in FIG. 6. FIG.
8 is an enlarged partial side view showing a bent state when the horizontal position of the tailgate of the deflector plate shown in FIG. 6 is opened.
9 is an enlarged partial side view showing a bent state when the tailgate of the turning plate shown in FIG. 6 is fully opened. FIG.
10 is an enlarged partial side view showing a state in the middle of returning to the original position of the direction change plate shown in FIG. 6;
FIG. 11 is a side view of a conventional pickup truck.
FIG. 12 is a side view of a conventional cab overtrack.
FIG. 13 is a partial perspective view showing an air flow during traveling in a conventional truck vehicle.
FIG. 14 is a partial side view showing an air flow during traveling in a conventional truck vehicle.
FIG. 15 is a partial side view showing a peeling area in a conventional truck vehicle.
16 is a partial cross-sectional view of a circle A in FIG. 15 showing various shapes of a corner at the rear end of a cab of a conventional truck vehicle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Direction plate 2 1st direction plate 3 2nd direction plate 4 Hinge 5 Hinge 6 Hinge 7 Hinge 8 Rear body 9 Tailgate 10 Floor 11 Side plate 12 Front plate 13 Pickup track 14 Cab 15 Cab over track 16 Peeling area 17 Corner 18 handle

Claims

平ボディ式のリヤボディのテールゲート側回りに収納可能に装着される平板状の変向板を備える空気抵抗低減装置であって、前記変向板は、前記テールゲートの上端側に基端側を枢支される第１の変向板と前記リヤボディのフロアに枢支される第２の変向板とからなり、前記第１の変向板の自由端と前記第２の変向板の自由板がヒンジ結合されたものからなり、前記第１の変向板の長さは前記テールゲートの高さにほぼ等しいものからなり、前記第２の変向板の長さは前記テールゲートの先端から前記第２の変向板の基端側の枢支点までの長さとほぼ等しいものからなることを特徴とする平ボディ架装車両の空気抵抗低減装置。An air resistance reduction device comprising a flat plate-shaped turning plate that is mounted so as to be retractable around a tailgate side of a flat-body rear body, the turning plate having a base end side on an upper end side of the tailgate. It comprises a first turning plate pivotally supported and a second turning plate pivotally supported on the floor of the rear body, the free end of the first turning plate and the freedom of the second turning plate. The length of the first turning plate is substantially equal to the height of the tailgate, and the length of the second turning plate is the tip of the tailgate. A device for reducing air resistance of a flat body-mounted vehicle, characterized in that it is substantially equal to a length from a pivot point on the base end side of the second turning plate to the base end side .