JP3971628B2 - スプリング付き電気接続コネクタ - Google Patents

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    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/50Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気接続コネクタに関する。また特に、本発明は、2つの導線等の導体を互いに接続、接合、結合ないし結線する電気接続用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
米国特許No.4,698,031は、2つの導体の端部に用いるコネクタを開示している。そのコネクタは、2組の顎形部分と、それらの顎形部分を逆方向にバイアスして、つまり、逆方向に偏在した状態にして、挿入される導体上に自動的に締め付けないしは挟持して固定するためのスプリングとを有している。米国特許No.4,698,031に開示されたものと同じようなコネクタを提供することが望まれる場合もあるが、顎形部分についての仮留め機構、顎形部分についての戻り止め、あるいは、コネクタの長さを縮減できるスプリング等により、さらなる追加の機能を備え得るコネクタを提供することが望まれる場合もある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態によれば、フレームと、前記フレームに可動に取り付けられた(例えば移動可能に搭載された)少なくとも一組の協働する楔形構成部材と、前記楔形構成部材のうちの第1の楔形構成部材と前記フレームとの間に連結された第1のスプリングとを有する電気接続コネクタが提供される。それぞれの前記楔形構成部材は、電気導体の対向側面(例えば正反対のそれぞれの側面)と接触するのに適した対向する側面部を有している(接触に適合する構成とされた面をそれぞれの前記楔形構成部材が有し、それらの面が対向している構成になっている)。前記スプリングは、前記第1の楔形構成部材の長さ方向に少なくとも部分的に沿って設けられる(少なくとも部分的に沿って延びる箇所に設けられる)。
【0004】
本発明の他の実施形態によれば、開放した開放側面部であって、その開放側面部を通じて逆方向に延びて行く2つの電気導体の端部を受け入れる(例えば収容ないし収納する)開放側面部を有するフレームと、前記フレームの第1の長さ方向に沿って前記フレームに可動に連結された第1の楔形部材と、前記第1の長さ方向から間隔を置いた配置の前記フレームの第2の長さ方向に沿って前記フレームに可動に連結された第2の楔形部材とを有する電気接続コネクタが提供される。前記電気導体のうちの第1の電気導体の端部は、前記フレームの前記開放側面部を通じて挿入することができ、かつ、前記第1の楔形部材と接触させることができる。前記電気導体のうちの第2の電気導体の端部は、同じ前記フレームの前記開放側面部を通じて挿入することができ、かつ、前記第2の楔形部材と接触させることができる。
【0005】
本発明の他の実施形態によれば、それぞれの端部に電気導体の通路開口を有する2つの端部と前記通路開口に隣接した電気導体の入口開口を有する前記2つの端部間の側面部とを有するフレームと、前記フレームに可動に取り付けられた第1の組の協働する楔形構成部材とを有する電気接続コネクタが提供される。それぞれの楔形構成部材は、前記フレームの離隔留めグルーブに置かれ、その離隔留めグルーブに留められる(例えば、係合、掛合ないし嵌合されて係止、掛止ないし保持される)。前記楔形構成部材は、電気導体の対向側面と接触するのに適した対向する面を有している。前記電気導体は、前記入口開口を介して挿入され、前記端部の前記通路開口のうちの第1の通路開口から延びて行く(出て行く)ことになる。前記第1の組の前記楔形構成部材は、互いに直接接触して前記フレームに沿って共に移動する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明し、本発明の上述した側面や他の特徴について具体的な説明をする。それぞれの添付図面の内容は次の通りである。
【0007】
図1は、本発明の特徴を取り入れた一実施形態によるコネクタの分解組立図である。図2は、図1に示したコネクタのフレームを上方から見た平面図である。図3は、図1中に示した楔形構成部材のうちの一方の底部側、前方側及び内側を示した透視図である。図4は、図1中に示した楔形構成部材のうちの他方の底部側、前方側及び外側を示した透視図である。図5は、図1中に示したスプリング・クリップのうちの一つの側方立面図である。図6は、図1に示したコネクタの仮留め系の部分横断面図である。図7は、図1に示したコネクタの戻り止め機構の部分横断面図である。図8は、本発明の特徴を取り入れた他の実施形態によるコネクタの分解組立図である。図9は、本発明の特徴を取り入れたさらに他の実施形態によるコネクタを図解した横断面図である。図10は、図9に示したコネクタを10−10で示した線の部分で切断した場合の横断面図である。図11の(a)は、図9中に示した楔形構成部材のうちの一方の底部側平面図である。図11の(b)は、図11の(a)に示した楔形構成部材の前面側立面図である。図11の(c)は、図9中に示した楔形構成部材のうちの他方の底部側平面図である。図12の(a)は、本発明の他の実施形態を上方から見た平面図である。図12の(b)は、図12の(a)に示した実施形態の側方立面図である。
【0008】
まず、図1を参照すると、本発明の特徴を取り入れた電気コネクタ10の分解組立図が示してある。このコネクタ10は、2本の導線等の2つの導体A及びBの端部を互いに対して接続する用途を意図したものである。以下においては、各図面に示した実施形態を参照して本発明の説明を行うが、本発明は、他にも採用し得る多数の実施形態の形で具現することができると解釈すべきものである。また、各構成要素ないし材料については、あらゆるサイズ、形状、タイプ(型ないし種類)等のものを適宜用いることができる。
【0009】
コネクタ10は、概して、フレーム12、第1の楔形部材14、第2の楔形部材16及びスプリング18を有している。コネクタ10は、以下に述べるいくつかの特徴を有しているが、他に採用可能な実施形態として、より少ない特徴を備えることにしたり、あるいは、追加の特徴を備えることにしたりすることもできる。さらに図2も参照すると、フレーム12は、例えば鋳造金属部材等のような一体の金属部材あるいは一体形成された金属部材とするのが好ましい。ただし、フレームは、一つより多くの部材によって構成することもでき、任意の単一若しくは複数の材料によって適宜構成することもでき、及び/又は、任意の製造工程によって適宜作成することもできる。フレーム12は、概して、中央部分20と、その中央部分20によって互いに連結されている2つの部分22及び24とで構成されている。2つの部分22、24は、実質的に互いの鏡像部位(左右を逆にした部材部分)になっている。ただし、他に採用し得る実施形態としては、それらを異なるものとすることもできる。それぞれの部分22、24は、対向している側壁26、28を有し、それらの側壁26、28が互いに対して相対的に斜めになっており、楔形状の受入れ領域30、32を形成している。フレーム12は、楔形の部分22、24を強化する補強リブを有するものとすることもできる。フレーム12は、実質的に開放している上側の側面部を有しており、その側面部が受入れ領域30及び32内へと広がっている。フレーム12のそれぞれの側の端部は、受入れ領域30、32内への導体通路開口34、36を有している。この実施形態においては、中央部分20が三方に開放されている。側壁26、28の各上端部は、内部側に延びた止め縁部(内部部材の規制用ないし保持用の側方延出部)38を有している。この実施形態においては、フレーム12の一つの側面部40が3つの部分20、22及び24を設けるための共通の側面部を形成している。中央部分20において、側面部40は、2つの留め突起部ないし留め突出部(例えば、他の部材と係合、掛合ないし嵌合することによってその部材を係止、掛止ないし保持するための2つの突起部、突出部ないし凸部等)42と、2系列の、2つの連続的に配置された切欠部ないしグルーブ(溝)44とを有している。また、側面部40は、スプリング・グルーブ46とガイド・レールないしガイド突出部(案内用ないし規制用の突出部位)48も有している。他に採用し得る実施形態として、フレームは、より多くの特徴を備えるものとしたり、あるいは、より少ない特徴を備えるものとしたりすることもでき、それらの特徴は、フレーム上に任意の形態で適宜構成することができ、及び/又は、それらの特徴は、任意のサイズないし形状を適宜有するものとすることができる。
【0010】
2つの楔形部材14、16は、実質的に同様のものとなっており、単に互いに対して相対的に逆の配置方向に向けて置かれる。ただし、他に採用し得る実施形態として、2つより多くの楔形部材を備えることとしたり、あるいは、2つより少ない楔形部材を備えることとしたりすることもでき、また、それらの楔形部材を異なる形状にすることもできる。さらに図3及び図4も参照すると、この実施形態においては、それぞれの楔形部材が2つの楔形構成部材50及び52を有している。ただし、他に採用し得る実施形態として、それぞれの楔形部材は、2つより多くの楔形構成部材を有するものとしたり、あるいは、2つより少ない楔形構成部材を有するものとしたりすることもできる。第1楔形構成部材50は、一体の鋳造金属部材等とするのが好ましい。ただし、他に採用し得る実施形態として、第1楔形構成部材50は、複合的な材料で構成することもでき、任意の単一ないし複数の材料で適宜構成することもでき、及び/又は、任意の工程によって適宜製造することもできる。
【0011】
第1楔形構成部材50は、概して、4つの側面部54、56、58及び60を有しており、それら4つの側面部54、56、58及び60が前端部62と後端部64の間に位置した構成になっている。内部側の側面部54は、湾曲した曲面状の導体接触面66を有している。また、内部側の側面部54は、底部側の側面部58と隣接したところに楔形構成部材の咬合突出部(部材同士の咬み合い、組み合いないし連動等のための突出部)70も有している。上部側の側面部56は、使用者の指で第1楔形構成部材50を動かすことを可能にするのに適した指接触部68を有している。ただし、他に採用し得る実施形態として、このような指接触部を設けないことにしてもよく、あるいは、使用者との相互作用を直接成すのに適切な任意のタイプの部位ないし部材を設けることもできる。2つの左右側方にある側面部54と側面部60の間における第1楔形構成部材50の厚さは、前端部62から後端部64へと行くにつれて増大しており、おおよそ楔の形状を形成している。底部側の側面部58は、概して、留め窪み部(例えば、他の部材と係合、掛合ないし嵌合することによってその部材を係止、掛止ないし保持するための窪み、溝ないし凹部等)72と、スプリング接触部74と、グルーブ76を有している。
【0012】
各第1楔形構成部材50の側面部60は、フレーム12の各側面部28の内部側表面に対向ないし当接させて配置される。底部側の各側面部58は、それぞれの側にあるスプリング・グルーブ46内にスプリング接触部74が入った状態としてフレーム12の側面部40に対向ないし当接させて配置される。それぞれのグルーブ76内には一つのガイド突出部48が入る。各側面部28の止め縁部38は、各第1楔形構成部材の上部側の側面部56の部分の上に延出したものとなる。
【0013】
第2楔形構成部材52は、一体の鋳造金属部材等にするのが好ましい。ただし、他に採用し得る実施形態として、第2楔形構成部材52は、複合的な部材で構成することもでき、任意の単一ないし複数の材料で適宜構成することもでき、及び/又は、任意の工程によって適宜製造することもできる。第2楔形構成部材52は、概して、4つの側面部78、80、82及び84を有し、それら4つの側面部78、80、82及び84が前端部86と後端部88の間に位置した構成になっている。内部側の側面部78は、湾曲した曲面状の導体接触面90を有している。また、内部側の側面部78は、底部側の側面部82に沿ったところに楔形構成部材の咬合窪み部(部材同士の咬み合い、組み合いないし連動等のための窪み部)92も有している。2つの側面部78と84の間における第2楔形構成部材52の厚さは、前端部86から後端部88へと行くにつれて増大しており、おおよそ楔の形状を形成している。底部側の側面部82は、概して、窪み部94、スプリング接触部96及びグルーブ98で構成されている。
【0014】
各第2楔形構成部材52は、フレーム12の各側面部26の内部側表面に対向ないし当接させて設置される。底部側の各側面部82は、スプリング接触部96がそれぞれの側にあるスプリング・グルーブ46内に入った状態としてフレーム12の側面部40に対向ないし当接させて設置される。それぞれの側にあるガイド突出部48は、各グルーブ98の中に入る。各側面部26の止め縁部38は、上部側の各側面部80の部分の上に延出したものとなる。図示の実施形態では、第2楔形構成部材52がそれぞれクリップ100も備えている(図5参照)。クリップ100は、取付部102と留め部104を有している。クリップ100は、板金等の板状金属部材で構成することができ、あるいは、他の任意の材料で適宜構成することもできる。取付部102は、任意の適切な手段により窪み部94に固定されて第2楔形構成部材52に定着ないし固着される。留め部104の先端106は、それぞれの第2楔形構成部材52の底部側の側面部82から下向きの方向に延出する。ただし、他に採用し得る実施形態として、クリップ100を設けない構成にしてもよく、あるいは、クリップ100を第1楔形構成部材の方に取り付けることもできる。また、クリップ100は、任意の形状を適宜有するものとすることもでき、第2楔形構成部材の一部として形成する(例えば第2楔形構成部材52と一体に形成する)こともできる。
【0015】
各スプリング18は、図示の実施形態ではコイル・スプリングとしてあるが、任意のスプリングを適宜備えることにするのが可能であり、任意の弾性部材を適宜用いることができる。この実施形態では、スプリング18が第1楔形構成部材50と第2楔形構成部材52のそれぞれに設けられている。ただし、他に採用し得る実施形態として、より多くのスプリングを備えることとしたり、あるいは、より少ないスプリングを備えることとしたりするのも可能であり、例えば、第1楔形構成部材50と第2楔形構成部材52の各対に対して一つのスプリングを設ける構成にすることもできる。この実施形態における各スプリング18については、圧縮ばねとすることを予定している。各スプリング18は、それぞれの側にあるスプリング・グルーブ46に設置される。それぞれのスプリング18の一方の端部は、その各グルーブ46の内側にある閉じた端部47に当接させて設置される。それぞれのスプリングの逆の端部は、それぞれの側のスプリング接触部74及び96に当接させて設置される。図示の実施形態ではスプリング接触部74及び96を単に突出した突起部で構成しているが、他に採用し得る実施形態としては任意タイプのスプリング接触部を適宜備えることにするのも可能である。圧縮ばねである各スプリング18は、第1、第2楔形構成部材50、52に対して力を加えて楔形部材14、16をフレーム12の各端部の方へバイアスする(各楔形部材14、16がフレーム12の各端部側に偏在するように力を加える)。楔形部材のスプリング・メカニズムは、各楔形部材に挿入中の導体に対する初期段階の力を与えさせる機能を果たす。その力は、各楔形部材と導体との間の摩擦を十分に維持し、導体が据付け中に引っ張られたときに、導体が各楔形部材中で滑ることなく(各楔形部材中から滑って抜けることなく)各楔形部材を固定ないし締着することを可能にするようなものとなっている。一実施形態としては、コネクタがそれぞれの楔形部材用に圧縮ばねを利用してその力を創り出している。他の実施形態としては、コネクタがそれぞれの楔形部材用に引張ばねを利用してその力を創り出すものが挙げられる。各楔形部材は、一方の楔が他方の楔と異なる比率で前進することを防止する咬合(組合)用のフィンガ(指形小片ないし指状部分)を有している。双方の実施形態において、各スプリング用のグルーブは、コネクタの本体の側面部と対立するコネクタの本体のベースにある。このことは、楔形部材の最大の面がコネクタの本体の側面部と接触した状態となるように各楔形部材を構成することを可能にする。これにより、各楔形部材とコネクタの本体との間の電気伝導に対して最も大きい面の接触を得ることが可能になる。また、各グルーブ及び各スプリングの方向付け(配向ないし配置)により、板金等の追加の構成要素の必要性は無用になる。
【0016】
上で言及したように、第1、第2楔形構成部材50、52は、それぞれ、咬合突出部70、咬合窪み部92を有している。それぞれの楔形部材14、16について、第1楔形構成部材50の咬合突出部70は、対向する第2楔形構成部材52の咬合窪み部92の中に入る。これにより、第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52の各対が互いに対して咬み合わされ(組み合わされ)、受入れ領域30、32及びフレーム12の長手方向軸に対して相対的に図中の符号Cで示した方向において共に移動する。ただし、それぞれの楔形部材14、16に係る第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52の対は、互いが共に咬み合った(組み合った)状態のままで、方向Cに交差する方向Dにおいて互いに対して相対的に移動ないしスライドすることも可能になっている。他に採用し得る実施形態として、可動に咬み合う(組み合う)任意タイプの係合ないし嵌入等を楔形構成部材の各対の間に適宜備えるものとすることが可能であり、あるいは、咬み合い(組み合い)の係合ないし嵌入等を備えないものとすることも可能である。
【0017】
図1に示した実施形態は、留め突起部42及び留め窪み部72で構成される留め系を含んでいる。ただし、他に採用し得る実施形態として、コネクタが留め系を有しないものとしてもよく、あるいは、後方位置に楔形部材を留めないし止めるための任意タイプの系を適宜備えるものとすることもできる。さらに図6も参照すると、各楔形部材14、16において、留め突起部42と留め窪み部72は、互いに対して相対的に適合するサイズと形状に形成され、かつ、留め突起部42は、第1楔形構成部材50の通路の後方で適切に方向付け(配向、配置ないし傾斜付け)されており、第1楔形構成部材50がフレーム12上で後方に引き込まれた位置(収納された位置)にあるときに(すなわち、中央部20に位置しているときに)留め突起部42が留め窪み部72の中に入っていることができるようになっている。それぞれの留め突起部42は、後方部の留め面108と傾斜面110とを有している。それぞれの第1楔形構成部材50は、留め窪み部72の後方部に留め面112を有し、かつ、底部側の側面部58上に留め窪み部72の後方に続く傾斜面114を有している。留め面108と留め面112が互いに接触したときには、第1楔形構成部材50がその後方位置でフレーム12に留められ、かつ、そのスプリング18が第1楔形構成部材50に対してバイアスをする力を加えたとしても、第1楔形構成部材50がそれぞれの側のフレーム12の端部に向かって前方に移動することは防止される。また、対になっているそれぞれの第1楔形構成部材50と第2楔形構成部材52の間が咬合していることから、対向して係合されている第2楔形構成部材52についても、そのスプリング18によって第2楔形構成部材52に対するバイアスをする力が加えられても前方に移動しないようになっている。傾斜面110及び114は、第1楔形構成部材50を留め突起部42上でより容易に移動させることができるようにする。各第1楔形構成部材50の指接触部68は、例えば片手の拇指と示指の間で2つの指接触部68をクランプして締める(絞る)ことにより、使用者がより容易に各楔形部材14、16を後方の位置へ移動させることができるようにする。また、各指接触部68は、各楔形部材14、16を導体のクランプ位置(導体の締め付け、締結、締着ないし挟持等により導体を固定する位置)に移動させるのに都合のよい場所を与えるものにもなっている。すなわち、各指接触部68により、使用者が第1楔形構成部材50をつかんで(図6中の矢印Eで示したように)その後方の端部を持ち上げ、2つの留め面108及び112を互いに離し(外し)、そして、各スプリング18が第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52をフレーム12上でフレーム12の各端部の方へ移動させ、各スプリング18が第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52をフレーム12上で楔形部材14、16による導体のクランプ位置の方へ移動させることができるようになっている。仮留め機構は、顎形部分を開いた状態に維持して導体の据付けをする間の挿入を容易にする。一実施形態としては、これを楔形部材の一方(フィンガ・タブ(指用タブ)を有する楔)の下面側にある小さな窪みとコネクタ本体の表面にある小さな突起によって実現している。各楔形部材が引き込まれて導体が挿入されるときには、楔形部材の底部側においてその突起がその窪みに咬み合い(係合ないし嵌入し)、一時的に楔形部材を開いた状態に保つ。その開いた楔形部材を閉じるためには、楔形部材上のフィンガ・タブを持ち上げてその窪みをその突起から外す。
【0018】
図1に示した実施形態は、フレーム12上にある鋸歯状ないし格子状の切欠部(切欠、切込ないし刻み目等を設けた部分)44と各第2楔形構成部材52に固着されるクリップ100とによって構成される戻り止め機構を有している。ただし、他に採用し得る実施形態として、コネクタが戻り止め機構を有しないものとしてもよく、あるいは、各楔形部材14、16の導体のクランプ位置の方に一旦移動させた当該各楔形部材14、16がその収納位置(引き込まれているときの位置)の方へ戻って行くのを防止する任意タイプの戻り止め機構を適宜備えることもできる。さらに図7も参照すると、各切欠部44は、傾斜が急な斜面を有する後方面116とより浅い斜面を有する前方面118とを備えたものとするのが好ましい。各クリップ100の留め部104の先端106は、切欠部44の中に入れることができる。各切欠部44の前方面118が浅い斜面になっているので、各第2楔形構成部材52をフレーム12上で方向Cに前進移動させるときには、留め部104を比較的容易に弾性的に撓ませて(弾性変形により撓ませて)切欠部44から出すことができ(一度に一つずつの切欠部44から順次出していくことができ)、それぞれの第2楔形構成部材52のフレーム端部の方へ移動させることができる。しかし、第2楔形構成部材52を逆に戻す方向Cに移動させようとすると、傾斜が急な後方面116の斜面と留め部104の形状とが組み合わさり、かかる後方への移動を妨げる。このことは、導体AないしBの振動や一時的に続く押込みが生じる状態にさらされても各楔形部材14、16が一旦導体上にクランプすれば(導体を締め付けたり、挟持したり、導体に対して締結されたり、締着されたりして、導体に固定されれば)それらを取り付けたままに保つ、ということを保証するのに有効である。戻り止め機構は、導体に対して一旦楔形部材が固定ないし固着されると、その楔形部材が導体から外れることを防止する。一実施形態としては、一つの楔形部材の下側に取り付けられたストリップ・スプリング(細片スプリングないし帯状スプリング)とコネクタ本体の表面上に設けられた切欠部の系列とを利用している。そのストリップ・スプリングは、導体に対して楔形部材が強固に締め付けられるにつれて段階的に“クリック”して(段階的に音を立てながら移動して)それぞれの後に続く切欠部内に入る。それらの切欠部は、楔形部材が導体の周りを締め付けるにつれてスプリングが次の切欠部へと進行して行くことを許容するものとして構成する。図示の実施形態では、これを各切欠部のエッジの幾何学的形状によって実現している。楔形部材の進行に伴って次の切欠部へと導く切欠部のエッジには、所定の角度が付けられている。これにより、スプリングが自在に外れ、そして次の切欠部と係合する(咬み合う)ことが可能になっている。前の切欠部に隣接する切欠部のエッジは、コネクタの本体に対して急勾配ないし垂直なものとなっている。これは、スプリングが外れて前の切欠部の方に引き込まれるのを防止する。このようにして、スプリング100は、次の切欠部の方へは自在に前進するが、前の切欠部の方へは戻れないようになっている。
【0019】
一旦コネクタ10を組み立てれば、その使用は比較的簡単である。楔形部材14、16は、それらの仮接続位置である後方に留め系42、72によって保持される。導体Aは、第1、第2楔形構成部材50、52の対向している導体接触面66、90の間の受入れ領域32に挿入する。導体Aは、フレーム12の開放している上側の側面部から挿入することができ、あるいは、端部の導体通路開口36から挿入することもできる。いずれにしても、導体Aが端部の導体通路開口36から外側へ延びている状態にする。その後、使用者が指接触部68を利用して第1楔形構成部材50の後方端部を持ち上げ、留め系42、72の係合を外す。すると、スプリング18が自動的に第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52をフレーム12の端部に向かって押圧する(すなわち、端部の導体通路開口36に向かって押圧する)。第1、第2楔形構成部材50、52のスライドする通路は互いに対して相対的に傾いており、第1、第2楔形構成部材50、52は、端部の導体通路開口36に接近するにつれて互いの方に向かって移動するようになる。導体接触面66、90は、導体Aの対向側面に移動して接触し、導体A上にクランプする。これにより、楔形部材16が導体Aをフレーム12に接続する。それから使用者が導体Aを引っ張ることにより、楔形形状の受入れ領域32において第1、第2楔形構成部材50、52と導体Aを互いにより安全な(より強固な)楔留めで固定することができる。楔形部材14は、同様の方法で作用させて導体Bをフレーム12に接続することができる。これにより、コネクタ10は、導体Aと導体Bを互いに対して電気的に接続することができ、かつ、機械的ないし物理的にも接続することができる。それぞれの楔形部材については、第1楔形構成部材50と第2楔形構成部材52の対が咬合しているという特質から、それらが一体となって同時に移動し、それぞれの側にある導体上にクランプできるものとなっている。図1に示した実施形態は、比較的開いた(比較的開放型の)フレームを備えており、そのフレームの構造によって導体A、Bが十分に挿入されているかどうかや第1、第2楔形構成部材50、52が適切に移動して導体上にクランプしているかどうかを使用者が実際に見ることが可能になっている。導体Aの端部と導体Bの端部は、共通の軸線に沿って設置することができる。ただし、第1、第2楔形構成部材50、52の通路と導体A、Bの軸線からオフセットされた(片寄らせた)各スプリング18の設置場所は、フレーム12を長手方向の長さが従来の構成より短いものにすることを可能にする。ただし、他に採用し得る実施形態として、各導体が共通の軸線を有するものとはしなくてもよく、また、スプリングが(それぞれの形態に応じて単一ないし複数のスプリングが)オフセットされないものとしてもよい。各ガイド・レール48とガイド・グルーブ76、98は、第1楔形構成部材50及び第2楔形構成部材52の互いに対する適切な開きと閉まり(第1楔形構成部材50と第2楔形構成部材52の間の適切な広がりと狭まり)を確保するのに有効なものとなっている。導体接触面66、90は、導体に対して突き出し、導体中に刺し入れられ、又は導体を挟んで噛む、単一ないし複数の歯状突起等の歯形部分を有するものにすることもできる。
【0020】
次に、図8を参照して他の実施形態について説明する。図8には、他の実施形態によるコネクタ120についての分解透視図(分解組立図)を示してある。この実施形態では、コネクタ120がコネクタ10に非常に類似したものになっているが、各スプリング122は、圧縮ばねではなく、伸張ばね(引張りばね)となっている。フレーム124は、その対向する各端部に延長部(延出部)126を有し、この延長部126がある各端部にはピン・ホール128が設けられている。各ピン130は各ピン・ホール128中に挿入されて設置され、かつ、各スプリング122の第1の端部における第1のループ132が各ピン130に取り付けられる(掛けられる)。各スプリング122の逆側の第2の端部における第2のループ134は、第1、第2楔形構成部材50、52の柱状部(支柱)74、96(図3及び図4参照)に取り付けられる(掛けられる)。各スプリング122は、楔形部材14、16の第1、第2楔形構成部材50、52に対して引張力によるバイアスをする力を加え、それぞれの側の導体A、Bに対するクランプをする位置の方へ楔形部材14、16を移動させることができるものとなっている。
【0021】
次に、図9及び図10を参照してさらに他の実施形態について説明する。この実施形態におけるコネクタ150は、フレーム152と、2つの楔形部材154及び156と、伸張ばねであるスプリング158とを有している。フレーム152は、開放した中心部160と2つの楔形部分162及び164とを有している。楔形部分162、164は、図1中に示した部分22、24と類似しているが、フレーム152は、スプリング・グルーブ46やガイド・レール48を有していない。フレーム152は、その代りに中心部160で互いに交差するガイド・グルーブ166を有している。ただし、他に採用し得る実施形態として、各ガイド・グルーブ166は、互いに交差したり交わったりしていないものにしてもよい。さらに図11の(a)〜(c)も参照すると、この図には楔形部材154、156の第1、第2楔形構成部材168、170を示してある。第1楔形構成部材168は、導体接触面172を有する内部側の側面部と、スプリング・グルーブ174を有する外部側の側面部と、ガイド・レールないし突出部176を有する底部側の側面部と、内部側に向かう2つの内側突出部178とを有しており、2つの内側突出部178の間にはガイド・スロット(案内用の溝ないし刻み目)180が設けられている。第2楔形構成部材170は、導体接触面182を有する内部側の側面部と、スプリング・グルーブ184を有する外部側の側面部と、ガイド・レールないし突出部186を有する底部側の側面部と、内部側に向かう内側突出部188と、内側突出部188の対向する各側方部に設けられた窪み部190とを有している。ガイド・レール176、186は、ガイド・グルーブ166内に置かれてフレーム152上での楔形部材154、156の移動を案内する。各内側突出部178は各窪み部190内へと延びた(入った)状態とされ、かつ、内側突出部188は窪み部180内へと延びた状態とされ、それぞれの楔形部材154、156の第1楔形構成部材168と第2楔形構成部材170が互いに対して相対的に内側と外側へ横方向にスライドすることができるが、組み合わされてそれぞれが共に斜め方向に移動するものとなる。各スプリング158は、第1、第2楔形構成部材168、170のスプリング・グルーブ174、184内に設置される。それぞれのスプリング158は、端部194、196がフレーム152、第1楔形構成部材168ないし第2楔形構成部材170に留められ、それらのスプリング158が楔形部材154、156をフレーム152の正反対の端部の方にバイアスするようになっている。ガイド・グルーブ166が交差しているという特質により、それぞれの楔形構成部材が移動する範囲の拡大を可能にしている。楔形部材154の通路と楔形部材156の通路は、中心部160で交互に位置決めをするに当たり、中心部160においてオーバーラップ(重複)する。拡大した移動の範囲により、導体接触面172と導体接触面182の間のより広いギャップを与えることができ、その広いギャップは、より大きな導体用に与えることとしたり、あるいは、導体接触面172と導体接触面182の間に導体をより容易に設置するために与えることとしたりすることができる。また、この実施形態によれば、楔形部材154、156についての移動の範囲が拡大され、楔形部材154の通路と楔形部材156の通路がオーバーラップし、かつ、各スプリング158がフレームのスプリング・グルーブではなく各楔形部材のグルーブ(第1、第2楔形構成部材168、170のスプリング・グルーブ174、184)に入っているので、フレームのサイズをより小さくすることもできる。
【0022】
次に、図12を参照すると、この図12の(a)及び(b)は、さらに他の実施形態を示している。この実施形態におけるコネクタ200は、フレーム152′が仮留め部202を有している点以外は図9に示したコネクタ150と実質的に同様である。仮留め部202は、留めタブ204を有している。各留めタブ204は、各第2楔形構成部材170上に留める(係合ないし掛止する)のに適した構成になっており、楔形部材154及び156をそれぞれの収納された(引き込まれた)仮接続位置に維持する(ただし、図12の(a)及び(b)では楔形部材156は省略してある。)。使用者は、単に各端部206を外部側に引くことにより(ないしは撓ませることにより)、留められている各留めタブ204を各第2楔形構成部材170から外すことができる。
【0023】
上述の説明は、単に本発明の例示に過ぎないと解釈すべきものである。当業者は、本発明から逸脱することなく、様々な代替、変形ないし変更等の形態を案出することができる。したがって、本発明は、かかる形態、すなわち、特許請求の範囲の領域内に含まれる代替、変形ないし変更等の形態をすべて包含するものと解釈すべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴を取り入れた一実施形態によるコネクタの分解組立図である。
【図2】 図1に示したコネクタのフレームを上方から見た平面図である。
【図3】 図1中に示した楔形構成部材のうちの一方の底部側、前方側及び内側を示した透視図である。
【図4】 図1中に示した楔形構成部材のうちの他方の底部側、前方側及び外側を示した透視図である。
【図5】 図1中に示したスプリング・クリップのうちの一つの側方立面図である。
【図6】 図1に示したコネクタの仮留め系の部分横断面図である。
【図7】 図1に示したコネクタの戻り止め機構の部分横断面図である。
【図8】 本発明の特徴を取り入れた他の実施形態によるコネクタの分解組立図である。
【図9】 本発明の特徴を取り入れたさらに他の実施形態によるコネクタを図解した横断面図である。
【図10】 図9に示したコネクタを10−10で示した線の部分で切断した場合の横断面図である。
【図11】 (a)が図9中に示した楔形構成部材のうちの一方の底部側平面図であり、(b)が(a)に示した楔形構成部材の前面側立面図であり、(c)が図9中に示した楔形構成部材のうちの他方の底部側平面図である。
【図12】 (a)が本発明の他の実施形態を上方から見た平面図であり、(b)が(a)に示した実施形態の側方立面図である。
【符号の説明】
10、120、150、200 コネクタ
12、124、152、152′ フレーム
14、16、154、156 楔形部材
18、122、158 スプリング
30、32 受入れ領域
34、36 導体通路開口
42 留め突起部
50、168 第1楔形構成部材
52、170 第2楔形構成部材
66、90、172、182 導体接触面
68 指接触部
70 咬合突出部
72 留め窪み部
74、96 スプリング接触部
92 咬合窪み部
94 窪み部
100 クリップ
166 ガイド・グルーブ
178、188 内側突出部
180、190 窪み部
202 仮留め部
A、B 導体

Claims (15)

  1. フレームと、
    電気導体の対向側面と接触するのに適した対向する側面部を有し、前記フレームに可動に取り付けられた少なくとも一組の協働する楔形構成部材と、
    前記楔形構成部材のうちの第1の楔形構成部材と前記フレームとの間に連結され、少なくとも部分的に前記第1の楔形構成部材の長さ方向に沿って設けられた第1のスプリングと、
    前記楔形構成部材のうちの少なくとも一つの楔形構成部材がフレーム上で所定の方向に移動するのを防止すると共に逆の方向に移動するのを許容する、前記フレームと前記少なくとも一つの楔形構成部材との間の戻り止め機構とを有する電気接続コネクタ。
  2. 前記楔形構成部材のうちの第2の楔形構成部材と前記フレームとの間に連結された第2のスプリングをさらに有する請求項1記載の電気接続コネクタ。
  3. 前記楔形構成部材が互いに直接接触する請求項1記載の電気接続コネクタ。
  4. 請求項3記載の電気接続コネクタであって、前記楔形構成部材は、咬合されて第1の方向においては共に移動し、かつ、第2の方向においては互いに対して相対的な移動が可能になっている、電気接続コネクタ。
  5. 前記楔形構成部材のうちの一方が指接触部を有する請求項1記載の電気接続コネクタ。
  6. 請求項1記載の電気接続コネクタであって、前記フレームと前記楔形構成部材のうちの少なくとも一つの楔形構成部材とが、電気導体を挿入するために前記楔形構成部材の間に広げられた領域を与えるために、前記少なくとも一つの楔形構成部材を引き込まれた位置に留めておく留め系を有する、電気接続コネクタ。
  7. 請求項6記載の電気接続コネクタであって、前記留め系は、前記フレーム上の突き出た突起と前記少なくとも一つの楔形構成部材における協働する窪みとを有する、電気接続コネクタ。
  8. 請求項1記載の電気接続コネクタであって、前記戻り止め機構は、前記少なくとも一つの楔形構成部材に連結されたクリップと協働する切欠部を備えた前記フレームとによって構成される、電気接続コネクタ。
  9. 請求項1記載の電気接続コネクタであって、前記フレームは、前記楔形構成部材のうちの一つが接触する前記フレームの表面に沿って窪んだスプリング・グルーブを有し、前記スプリングの大部分が前記スプリング・グルーブ内に置かれている電気接続コネクタ。
  10. 前記少なくとも一組の協働する楔形構成部材が二組の前記楔形構成部材を含む、請求項1記載の電気接続コネクタ。
  11. 前記二組の楔形構成部材が実質的に互いの反転した鏡像物として前記フレーム上に構成されている、請求項10記載の電気接続コネクタ。
  12. 請求項10記載の電気接続コネクタであって、前記フレームは、実質的に開放した開放側面部であって、その開放側面部を通じて2つの逆に延びて行く電気導体の端部を受け入れる開放側面部と、それらの電気導体が前記フレームから出て行く前記フレームの端部を通る開口部とを有する、電気接続コネクタ。
  13. 請求項10記載の電気接続コネクタであって、前記フレームは、それぞれの端部における電気導体の通路開口を有する2つの端部と、電気導体の入口開口を有する前記2つの端部の間の側面部とを有する、電気接続コネクタ。
  14. 前記フレームがガイド・グルーブを有し、前記楔形構成部材のうちの少なくとも一つが前記ガイド・グルーブ内に入る突出部を有する、請求項1記載の電気接続コネクタ。
  15. 前記スプリングが前記第1の楔形構成部材と前記フレームとの間で伸張負荷を加えられている、請求項1記載の電気接続コネクタ。
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