JP3969268B2 - 採光窓の防火構造 - Google Patents

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天窓の上方に採光パネルを配置した採光窓の防火構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、屋根上に多数のパネル状の太陽電池モジュールを配設して太陽光発電を行うことが知られている。
【0003】
このように屋根面に多数のパネル状の太陽電池モジュールを配置したものにおいて、採光窓を形成する場合、従来にあっては、多数のパネル状の太陽電池モジュールのうちの一つの太陽電池モジュールの配置位置に天窓を取付けていた。
【0004】
このため、屋根面には多数の太陽電池モジュールが敷設してある中の一部に天窓の枠部が露出し、屋根面の外観が不統一となって外観が良くないという問題があり、また、太陽電池モジュールの屋根面への取付けと、天窓の屋根への取付けとは取付け構造が異なるため、多数敷設した太陽電池モジュールの一つを除去した部分に天窓を外観の収まりや防水上の収まりが良いように施工するのは難しいものであった。
【0005】
そこで、屋根上に多数のパネル状の太陽電池モジュールを配設すると共に、屋根に形成する天窓部分の上方位置において太陽電池モジュールに代えて採光窓ユニットを配置し、採光窓ユニットの下方に天窓となる内部採光窓を配置したものが提案されている。つまり、採光窓ユニットは一種のダミーパネルであって、太陽電池モジュールに隣接して取付けるようにすることで、採光窓の構造を設けたものにおいて屋根の外観が統一され、また、収まりを良くするようにしている。(例えば、特許文献1参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2001−214584号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特許文献1において、採光パネルが破損した場合、もし火の粉が野地面のような屋根下地面に落ちると屋根全体が燃えてしまうという問題がある。
【0008】
また、火の粉のような火種が採光パネルの破損した個所から下方に落下した場合、採光パネル、下段の太陽電池モジュールを支持している固定金具間から採光パネルの周囲の太陽電池モジュールの下方の空間に侵入して屋根が燃えるおそれがある。
【0009】
更に、天窓と四周の不燃板との間の部分の防火性能を向上しなければ、天窓の周囲の野地面部分に火が移るおそれがある。
【0010】
また、天窓の側面部と天窓に隣接した野地面上のルーフィング上にわたって防水テープが浮くとこの部分から雨水が浸入するおそれがある。
【0011】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、採光パネルが破損した場合に、もし火の粉が採光パネルの破損した部分から落下しても屋根が燃えないようにでき、更に、雨仕舞いも確実にできる採光窓の防火構造を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る採光窓の防火構造は、屋根1の開口部2に天窓3を取付け、屋根1上に多数のパネル状の太陽電池モジュール8を配設すると共に、屋根1の天窓3部分の上方位置において太陽電池モジュール8に代えて採光パネル5を配置し、少なくとも採光パネル5の下方位置における屋根1の上面の天窓3の取付け部分の周囲の野地面に不燃板27を敷設して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、採光パネル5を太陽電池モジュール8のダミーパネルとして利用することで、屋根1上の太陽電池モジュール8を多数並べた部分に天窓3が露出せず、屋根1の外観をよくしながら採光パネル5,天窓3のガラスを介して室内に採光できるものであり、また、採光パネル5が破損した場合、もし火の粉が採光パネル5の破損した部分から天窓3の周囲の野地面に落ちたとしても不燃板27により野地面が覆われているため屋根1が燃えるのを防止することができるものである。
【0013】
また、屋根1上に多数の固定金具36、37を取付け、下段の太陽電池モジュール8の軒棟方向の棟側端部を固定金具36に載置して取付け、上段の太陽電池モジュール8の軒棟方向の軒側端部を下段の太陽電池モジュール8の棟側端部上に載設して取付け、該上段の太陽電池モジュール8の軒と平行な両端部をそれぞれ固定金具37に載置して取付け、採光パネル5の軒棟方向における軒側端部を該採光パネル5の下段の太陽電池モジュール8の棟側端部上に重ねて取付け、採光パネル5の軒棟方向における棟側端部を固定金具36に載置して取付け、採光パネル5の軒と平行な方向の両端部を固定金具37に載置して取付け、不燃板27に固定金具36、37間の隙間を遮蔽するための立ち上がり50を突設することにより、採光パネル5が破損して天窓3の周囲の野地面上に敷設した不燃板27上に火の粉のような火種が落ちても固定金具36間や固定金具37間から太陽電池モジュール8の下方の空間に火種が入り込むのを防止できるものである。
【0014】
また、不燃板27上に不燃板27とは別体の不燃材28を載設して立ち上がり50を構成することが好ましい。このような構成とすることで、天窓3と採光パネル5の位置がずれて施工された場合でも、不燃材28が不燃板27と別体であるため、固定金具36、37の位置を避けて不燃材28を不燃板27上に載設して固定金具36、37間の隙間を遮蔽することができるものである。
【0015】
また、採光パネル5の下方に採光パネル5よりも平面視における大きさが小さい天窓3を配置し、屋根1の上面の天窓3の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を敷設し、天窓3の周囲に位置する固定金具36、37を不燃板27上に載置した状態で固定し、各不燃板27の固定金具36、37を基準にして天窓3と反対側の隣接する太陽電池モジュール8の下方位置に立ち上がり50を設けることが好ましい。このような構成とすることで、各不燃板27に立ち上がり50を形成したものにおいて、天窓3と採光パネル5の位置がずれて施工された場合でも、固定金具36、37が立ち上がり50を避けることができて立ち上がり50により固定金具36、37間の隙間を遮蔽することができるものである。
【0016】
また、天窓3の上部を野地面よりも上方に突出させ、野地面上に防水性を有する屋根下地材17を敷設し、天窓3の側面部と採光窓に隣接した防水性を有する屋根下地材17上にわたって防水テープ51を貼り付け、不燃板27の下面に設けた弾性を有する防水材52を防水テープ51に押接することが好ましい。このような構成とすることで、不燃板27を敷設することで、不燃板27の下面に設けた防水材52により防水テープ51を弾性的に押接して防水テープ51が浮き上がって、防水テープ51の下面側に雨水が浸入するのを防止し、更に、不燃板27の端部から不燃板27の下面側に雨水が浸入するのを防止することができるものである。
【0017】
また、不燃板27の天窓3側の端縁部に上方に向けて起立片53を突設し、この起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止することが好ましい。このような構成とすることで、天窓3と野地面とのなすコーナ部分に火種が入り込むのを不燃板27の天窓3側の端縁部に突設した起立片53により防ぐことができるものであり、また、起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止することで、不燃板27の天窓3側の端部を下方に押し付ける力が作用し、これにより不燃板27の下面に設けた防水材52で防水テープ51を確実に弾性的に押接することができて、防水テープ51の浮き上がりをより確実に防止することができ、雨水の浸入を確実に防止することができるものである。
【0018】
また、採光パネル5の下方位置における屋根1の上面の天窓3の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を敷設し、不燃板27の天窓3側の端縁部に上方に向けて起立片53を突設し、この起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止し、水下側の不燃板27の起立片53の横方向の両端部の背面に弾性を有する止水材55を設けて該止水材55を天窓3の上部の水下側の側面に押接し、水下側の不燃板27の起立片53の止水材55よりも内側の下端部に排水孔56を設けることが好ましい。このような構成とすることで、側部の不燃板27の起立片53と天窓3の側面との間の隙間を流れる雨水が水下側の不燃板27の起立片53と天窓3の水下側の側面との間の隙間に流れ込むのを止水材55により防止することができ、また、天窓3の結露水は水下側の不燃板27の起立片53と天窓3の水下側の側面との間の隙間から排水孔56を経て外部に排出することができるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0020】
屋根1に開口部2を設け、この開口部2には天窓3が取付けられる。ここで、屋根1面には図6に示すように多数のパネル状の太陽電池モジュール8が配設される。そして、多数のパネル状の太陽電池モジュール8のうち上記天窓3の真上においては太陽電池モジュール8に代えてダミーパネルである採光パネル5を配置する。つまり、屋根1の開口部2に取付けた天窓3の上方位置に隙間を介して採光パネル5を配置する。
【0021】
屋根1の野地面の主体を構成する構造用合板16には図7(a)のように開口部2が形成してあり、この開口部2の周囲の裏面側には図7(b)のように補強材40が取付けられる。更に、図7(c)のように構造用合板16の上にルーフィングのような防水性を有する屋根下地材17を敷設してある。上記開口部2には図7(d)のように天窓3を嵌め込んで取付けてある。天窓3は図1乃至図5に示すように枠体18の上部内周部にガラス14(添付図面の実施形態ではペアガラス)を載置し、枠体18の上部に取付ける枠部6により上記ガラス14を押圧して枠体18と枠部6とで挟持することで構成してある。
【0022】
枠体18は、図1、図2に示すように水下側下枠材20aと水上側下枠材20bと両側下枠材20cとを矩形状に枠組み一体化して構成した下枠体20の上部に、水下側上枠材21aと水上側上枠材21bと両側上枠材21cとを矩形状に枠組み一体化して構成した上枠体21を釘やねじのような固着具22により固着して構成してある。水下側下枠材20a上には載置台46上にガラス14の端部が載置され、水上側下枠材20bと両側下枠材20c上には上面の段部23にガラス14の端部が載置してあり、矩形状をした枠部6を矩形状をした上枠体21にビス15で固着することで、枠部6の押さえ片によりガラス14を押さえるようになっている。
【0023】
また、上枠体21を構成する水下側上枠材21aと水上側上枠材21bと両側上枠材21cには図3乃至図5に示すように固定横片24a、24b、24cが設けてあり、それぞれ固着具22により屋根1の構造用合板16を貫通して開口部2の周囲の補強材40に固着してある。
【0024】
上記の枠体18の屋根1の開口部2への取付け部分の周囲の上面には各固定横片24a、24b、24cの上面からルーフィングのような防水性を有する屋根下地材17上にかけて図7(e)のように防水テープ25を貼着してあり、これにより天窓3の枠体18の屋根1への取付け部分から内部に水が浸入しないようになっている。ここで、図3、図4、図5のように、固定横片24a、24b、24cの下面と屋根下地材17との間にパッキン、シール材、接着剤等の防水材26を介装することでよりいっそう天窓3の枠体18の屋根1への取付け部分の防水性を向上させることができるものである。
【0025】
また、枠体18の屋根1の開口部2への取付け部分の周囲の上面には図7(f)のように天窓3の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を敷設してある。不燃板27は端部が枠体18に近接していて防水材26の屋根下地材17に貼り付けた部分の上に重ねてある。不燃板27としては例えば0.35mm厚以上のガルバリウム鋼板が用いられる。更に、不燃板27には後述の固定金具36、37間の隙間を遮蔽するための立ち上がり50が突設してある。図1乃至図5、図7(g)に示す実施形態では枠体18の周囲からある距離をおいて横片28aと縦片28bとを有する不燃材28を配置して横片28a部分を釘打ち等により取付けてある。すなわち本実施形態においては、不燃板27とは別体の不燃材28を不燃板27に取付けることで立ち上がり50を構成している。また、天窓3の枠部6上には後述の採光パネル5が積雪により下方に撓んだ際に採光パネル5を支持するための支持部7が設けてある。
【0026】
また、図1、図2に示すように、天窓3の下部にはルーバを備えたルーバユニット41を取付けて採光と遮光の選択、採光量の選択等ができるようにしてある。
【0027】
屋根1にパネル状の太陽電池モジュール8を配設するには以下のようにして配設してある。すなわち、図1乃至図5に示すようにパネル状をした太陽電池モジュール8の周囲にはモジュール枠29が装着してあり、このモジュール枠29は下枠材29a、上枠材29b、両側枠材29cを矩形状に枠組みして形成してある。下枠材29a、上枠材29b、両側枠材29cには嵌め込み溝部30が設けてあって、この嵌め込み溝部30にパネル状をした太陽電池モジュール8の外周縁部がはめ込んである。パネル状をした太陽電池モジュール8の下面部には防火板31が取着してある。上枠材29bの下面部には取付け金具係止部32が設けてあり、上枠材29bの上面部には係合部33が設けてある。一方、下枠材29aの下面部には被係合部34が設けてある。また、側枠材29cには係止孔35が設けてある。
【0028】
上記の構成の太陽電池モジュール8は屋根1の上に載置した固定金具36,37を用いて取付けるものである。固定金具36、37はピース状をしていてそれぞれ被係止部36a、37aが設けてある。この固定金具36、37は屋根1上の太陽電池モジュール8を配置する個所の周囲に配置して固着具により固定され、固定金具36の被係止部36aに太陽電池モジュール8の上枠材29bの取付け金具係止部32を係止し、太陽電池モジュール8の側枠材29cの係止孔35に固定金具37の被係止部37aを係止し、また、太陽電池モジュール8の下枠材29aの被係合部34を下段の太陽電池モジュール8の上枠材29bの係合部33に係合する。このようにして、太陽電池モジュール8の周囲を下段の太陽電池モジュール8の上枠材29b、固定金具36、37を利用して屋根1の上に取付けるものである。同様にして軒棟方向に太陽電池モジュール8を多段に配設して取付けていくものである。なお、軒棟方向の軒側端部においては図示を省略しているが、屋根1上にスタータ金具を取付け、このスタータ金具の係合部に軒側端部の太陽電池モジュール8の下枠材29aの被係合部34を係合することにより取付けるものである。また、軒と平行な方向においては、図5のように軒と平行な方向に隣接する太陽電池モジュール8の側枠材29cの外側面同士を近接対向させ、モジュール間カバー38を両側枠材29cの上面を覆うようにして被着するようになっている。
【0029】
上記のようにして屋根1上に多数の太陽電池モジュール8を軒と平行な方向及び軒棟方向に配設して取付けるのであるが、本発明においては、前述のように屋根1の開口部2に取付けた天窓3の上方位置においては太陽電池モジュール8に代えて図1乃至図5、図7(h)に示すように採光パネル5を配置する。この採光パネル5は太陽電池モジュール8と同様に周囲に下枠材29a、上枠材29b、両側枠材29cを矩形状に枠組みして形成したモジュール枠29が装着してあり、下枠材29a、上枠材29b、両側枠材29cに設けた嵌め込み溝部30に採光パネル5の外周縁部がはめ込んである。
【0030】
そして、採光パネル5は上記した太陽電池モジュール8の取付けと同様にして、採光パネル5のモジュール枠29の周囲を下段の太陽電池モジュール8の上枠材29b、固定金具36、37を利用して屋根1の上に取付けるものである。
【0031】
上記のようにして採光パネル5を太陽電池モジュール8と同様にして屋根1上に配設して取付けるのであるが、この場合、屋根1の開口部2に天窓3を取付ける際に不燃板27の上に天窓3の枠体18の周囲からある距離をおいて取付けた不燃材28は図1乃至図5に示すように、天窓3に対して軒側にずれて位置する固定金具36よりも軒側にずれた位置に取付け、天窓3よりも棟側にずれて位置する固定金具36よりも棟側にずれた位置に取付け、天窓3の左右両方に位置する太陽電池モジュール8を支持している固定金具37よりも採光パネル5から外側にずれた位置にそれぞれ位置するように施工してL状の不燃材28の縦片28b又は横片28a(L状の不燃材28を倒すと横片28aが縦になる)により隣接する固定金具36、37間を遮蔽する。この場合、添付図面に示すように、添付図面に示すように隣接する固定金具36、37間の下部のみをL状の不燃材28で遮蔽するだけでもよく、また、隣接する固定金具36、37間の下部だけでなく上部もL状の不燃材28で遮蔽するようにしてもよい。この不燃材28は図8に示すように軒と平行な方向に隣接する固定金具36間や軒棟方向に隣接する固定金具37間の隙間に対応した位置に位置するものでもよく、図9に示すように長尺のもので上記隙間以外にも固定金具36や固定金具37と対応する部分を有するものであってもよい。
【0032】
上記のようにして屋根1の開口部2に取付けた天窓3の上方位置に隙間を介して採光パネル5を配置することで採光窓を構成するものであり、採光パネル5、天窓3のガラス14を通して室内の採光をすることができるものである。
【0033】
しかして、太陽電池モジュール8部分においては裏面に防火板31が設けてあるが、太陽電池モジュール8に代えて配設した採光パネル5が仮に破損した場合、もし火の粉や火種が構造用合板16上に落下すると屋根全体が燃えてしまうことがあるが、本発明においては、採光パネル5の下方の天窓3の周囲に火の粉などの火種が落下しても不燃板27により火の粉などの火種が屋根1の上面の屋根下地材17や構造用合板16側に火が移らないように防ぐものである。
【0034】
ここで、不燃板27上に落下した火種は隣接する固定金具36間の隙間や隣接する固定金具37間の隙間から太陽電池モジュール8の下方に入り込もうとするが、上記の不燃材28の縦片28bにより阻止されて太陽電池モジュール8の下方に入り込むのが防止される。
【0035】
上記実施形態においてはL状をした不燃材28を図1乃至図5に示すように、天窓3に対して軒側にずれて位置する固定金具36よりも軒側にずれた位置に取付け、天窓3よりも棟側にずれて位置する固定金具36よりも棟側にずれた位置に取付け、天窓3の左右両方に位置する太陽電池モジュール8を支持している固定金具37よりも採光パネル5から外側にずれた位置にそれぞれ位置するように施工してL状の不燃材28の縦片28bにより隣接する固定金具36、37間を遮蔽する構造のものであり、これにより固定金具36や固定金具37と不燃材28の縦片28bとの間に僅かに上方に開口する隙間があったり、固定金具36間や固定金具37間の下部のみを縦片28bで遮蔽したものであったりする場合でも、採光パネル5の端部が破損してここから落下する火の粉のような火種が太陽電池モジュール8の下方に入らないようにできるものである。
【0036】
もちろん、図10に示すように採光パネル5の周囲の下方において固定金具36や固定金具37よりも内側にL状の不燃材28を配設して少なくとも隣接する固定金具36、37間を遮蔽するようにしてもよいものである。
【0037】
また、図11に示すように、L状の不燃材28の縦片28bを長手方向の一側端側の突出長さが長く他端部側の突出長さが短くなるように上縁を傾斜させてもよい。このようにすると採光パネル5と屋根1の上面に敷設した不燃板27との間の隙間が水上側と水下側とで異なっている場合に対応して採光パネル5と屋根1の上面に敷設した不燃板27との間の隙間を遮蔽することも可能となる。この場合、更に、横片28aも長手方向の一側端側が突出長さが長く他端部側が突出長さが短くなるように側縁を傾斜させてもよい。このようにすると、横片28aが縦となるように取付けても場合に、上記と同様に採光パネル5と不燃板27との間の隙間が水上側と水下側とで異なっている場合に対応して採光パネル5と屋根1の上面に敷設した不燃板27との間の隙間を遮蔽することも可能となる。
【0038】
また、上記した実施形態のように、不燃板27上に不燃板27とは別体の不燃材28を載設して立ち上がり50を構成したものにおいては、施工誤差により天窓3と採光パネル5の位置がずれて施工された場合でも、不燃材28が不燃板27と別体であるため、固定金具36、37の位置を避けて不燃材28を不燃板27上に載設して固定金具36、37間の隙間を遮蔽することができるものである。
【0039】
次に、図12、図13に基づいて本発明の他の実施形態につき説明する。
【0040】
本実施形態において、基本的構造は前述の実施形態と同様であり、重複する説明は省略するが、同じ構成のものは同じ符号をつけている。以下、本実施形態の上記実施形態と異なる構成につき説明する。採光パネル5の下方に採光パネル5よりも平面視における大きさが小さい天窓3が配置してあり、屋根1の上面の天窓3の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を敷設してある。この不燃板27には一体に立ち上がり50を突設してあり、添付図面に示す実施形態では、各ガルバリウム鋼板のような不燃板27の天窓3と反対側の端縁部に上方に向かって一体に立ち上がり50を突設してある。また、不燃板27の下面の天窓3側の端部には端部に沿って合成樹脂発泡体などよりなる弾性を有する防水材52が取着してある。更に、不燃板27の天窓3側の端縁部に上方に向かって起立片53が一体に突設してある。
【0041】
前述の実施形態と同様に天窓3の上部を野地面よりも上方に突出させ、野地面上にルーフィングを敷設してある。そして、本実施形態においては、天窓3の側面部と採光窓に隣接した野地面上のルーフィングのような防水性を有する屋根下地材17上にわたって防水テープ51を貼り付けてある。
【0042】
水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を屋根1の上面の天窓3の四周に敷設した後に、天窓3の周囲に位置する固定金具36、37を不燃板27上に載置して固着具22により固定し、固定金具36、37を利用して前述の実施形態と同様に太陽電池モジュール8、天窓3を取付けるのである。ここで、各不燃板27の立ち上がり50はいずれも固定金具36、37を基準にして天窓3と反対側の隣接する太陽電池モジュール8の下方位置に位置するように施工するものであり、これにより本実施形態のように各不燃板27に立ち上がり50を突設するものにおいて、天窓3と採光パネル5の位置がずれて施工された場合でも、固定金具36、37が立ち上がり50を避けることができて立ち上がり50により固定金具36、37間の隙間を遮蔽することができるものである。つまり、立ち上がり50が天窓3と固定金具36、37との間に位置するようにするものにおいては、施工誤差により天窓3と採光パネル5の位置がずれて施工される場合、固定金具36、37が天窓3に近づいて配置しなければならない場合、立ち上がり50が邪魔になって固定金具36、37を取付けることができないものであるが本実施形態のように、不燃板27の天窓3と反対側の縁部に立ち上がり50を突設して固定金具36、37の外方向から固定金具36、37間を遮蔽するものにおいては、立ち上がり50と天窓3との間に固定金具36、37を配設できるものである。
【0043】
不燃板27を固着具22により固着することで、不燃板27の下面に設けた弾性を有する防水材52が防水テープ51に押接し、不燃板27の下面に設けた防水材52により防水テープ51を弾性的に押接して防水テープ51が浮き上がって、防水テープ51の下面側に雨水が浸入するのを防止し、更に、不燃板27の端部から不燃板27の下面側に雨水が浸入するのを防止することができるものである。この場合、図13に示すように、枠体18の上部に取付ける枠部6の外側端部に下方に向けて開口する溝形状をした係止部54を設け、また、不燃板27の天窓3側の端縁部に上方に向けて起立片53を突設し、この起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止することで、不燃板27の天窓3側の端部を下方に押し付ける力が作用し、これにより不燃板27の下面に設けた防水材52で防水テープ51を確実に弾性的に押接することができて、防水テープ51の浮き上がりをより確実に防止することができ、雨水の浸入を確実に防止することができるものである。
【0044】
また、上記のように、不燃板27の天窓3側の端縁部に上方に向けて突設した起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止するので、天窓3と野地面とのなすコーナ部分に火種が入り込むのを不燃板27の天窓3側の端縁部に突設した起立片53により防ぐことができるものである。
【0045】
次に、本発明の更に他の実施形態を図14に基づいて説明する。本実施形態においても、前述の実施形態と同様に採光パネル5の下方位置における屋根1の上面の天窓3の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板27を敷設する。各不燃板27の天窓3側の端縁部には前述の実施形態と同様に上方に向けて起立片53を突設し、この起立片53の上端を天窓3に設けた係止部54に係止する。起立片53の作用は前述の実施形態で述べた通りであるので、説明は省略する。また、各不燃板27には前述の各実施形態と同様に固定金具36、37間の隙間を遮蔽するための立ち上がり50を突設してあるが、立ち上がり50は不燃板27と別体、一体のいずれであってもよい。
【0046】
本実施形態においては水下側の不燃板27の起立片53の横方向の両端部の背面に弾性を有する止水材55を設けてあり、また、水下側の不燃板27の起立片53の止水材55よりも内側の下端部に排水孔56を設けてある。このような構成の水下側の不燃板27を天窓3の水下側に沿って前述の実施形態のように取付けると共に起立片53を天窓3に設けた係止部54に係止した状態で水下側の不燃板27の起立片53に設けた止水材55を天窓3の上部の水下側の側面に押接するものである。これにより天窓3の側部に配設した側部の不燃板27の起立片53と天窓3の側面との間の隙間を流れる雨水が水下側の不燃板27の起立片53と天窓3の水下側の側面との間の隙間に流れ込むのを止水材55により防止することができるものである。また、天窓3内に発生した結露水は天窓3の水下側上枠材21aに設けた孔58から天窓3の外に排水されるが、この結露水と天窓3の水下側上枠材21aの外面に発生した結露水は、天窓3の水下側の側面と上記水下側の不燃板27の起立片53との間に滞留することなく、起立片53に設けた排水孔56から外部に排水されることになる。
【0047】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、屋根の開口部に天窓を取付け、屋根上に多数のパネル状の太陽電池モジュールを配設すると共に、屋根の天窓部分の上方位置において太陽電池モジュールに代えて採光パネルを配置し、少なくとも採光パネルの下方位置における屋根の上面の天窓の取付け部分の周囲の野地面に不燃板を敷設してあるので、採光パネルを太陽電池モジュールのダミーパネルとして利用することで、屋根上の太陽電池モジュールを多数並べた部分に天窓が露出せず、屋根の外観をよくしながら採光パネル、天窓のガラスを介して室内に採光できるものであり、また、採光パネルが破損した場合、もし火の粉が採光パネルの破損した部分から天窓の周囲の野地面に落ちたとしても不燃板により野地面が覆われているため屋根が燃えるのを防止することができるものである。
【0048】
また、上記屋根上に多数の固定金具を取付け、下段の太陽電池モジュールの軒棟方向の棟側端部を固定金具に載置して取付け、上段の太陽電池モジュールの軒棟方向の軒側端部を下段の太陽電池モジュールの棟側端部上に載設して取付け、該上段の太陽電池モジュールの軒と平行な両端部をそれぞれ固定金具に載置して取付け、採光パネルの軒棟方向における軒側端部を、該採光パネルの下段の太陽電池モジュールの棟側端部上に重ねて取付け、採光パネルの軒棟方向における棟側端部を固定金具に載置して取付け、採光パネルの軒と平行な方向の両端部を固定金具に載置して取付けるので、採光パネルを太陽電池モジュールと同様にして施工できるものであり、しかも、このように採光パネルを太陽電池モジュールと同様にして施工できるようにしたものにおいて、不燃板に固定金具間の隙間を遮蔽するための立ち上がりを突設してあるので、採光パネルが破損して天窓の周囲の野地面上に敷設した不燃板上に火の粉のような火種が落ちても固定金具間や固定金具間から太陽電池モジュールの下方の空間に火種が入り込むのを防止できて、太陽電池モジュールの下方位置において屋根が燃えるのを防止できるものである。
【0049】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、不燃板上に不燃板とは別体の不燃材を載設して立ち上がりを構成してあるので、天窓と採光パネルの位置がずれて施工された場合でも、不燃材が不燃板別体であるため、固定金具の位置を避けて不燃材を不燃板上に載設して固定金具間の隙間を確実に遮蔽することができるものである。
【0050】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、採光パネルの下方に採光パネルよりも平面視における大きさが小さい天窓を配置し、屋根の上面の天窓の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板を敷設し、天窓の周囲に位置する固定金具を不燃板上に載置した状態で固定し、各不燃板の固定金具を基準にして天窓と反対側の隣接する太陽電池モジュールの下方位置に立ち上がりを設けてあるので、各不燃板に立ち上がりを一体に形成したものにおいて、天窓と採光パネルの位置がずれて施工された場合でも、固定金具が立ち上がりを避けることができて立ち上がりにより固定金具間の隙間を遮蔽することができるものである。
【0051】
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、天窓の上部を野地面よりも上方に突出させ、野地面上に防水性を有する屋根下地材を敷設し、天窓の側面部と採光窓に隣接した屋根下地材上にわたって防水テープを貼り付け、不燃板の下面に設けた弾性を有する防水材を防水テープに押接してあるので、不燃板を敷設することで、不燃板の下面に設けた防水材により防水テープを弾性的に押接して防水テープが浮き上がって、防水テープの下面側に雨水が浸入するのを防止し、更に、不燃板の端部から不燃板の下面側に雨水が浸入するのを防止することができるものである。
【0052】
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、不燃板の天窓側の端縁部に上方に向けて起立片を突設し、この起立片の上端を天窓に設けた係止部に係止してあるので、天窓と野地面とのなすコーナ部分に火種が入り込むのを不燃板の天窓側の端縁部に突設した起立片により防ぐことができるものであり、また、起立片の上端を天窓に設けた係止部に係止することで、不燃板の天窓側の端部を下方に押し付ける力が作用し、これにより不燃板の下面に設けた防水材で防水テープを確実に弾性的に押接することができて、防水テープの浮き上がりをより確実に防止することができ、雨水の浸入を確実に防止することができるものである。
【0053】
また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、採光パネルの下方位置における屋根の上面の天窓の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板を敷設し、不燃板の天窓側の端縁部に上方に向けて起立片を突設し、この起立片の上端を天窓に設けた係止部に係止し、水下側の不燃板の起立片の横方向の両端部の背面に弾性を有する止水材を設けて該止水材を天窓の上部の水下側の側面に押接し、水下側の不燃板の起立片の止水材よりも内側の下端部に排水孔を設けてあるので、側部の不燃板の起立片と天窓の側面との間の隙間を流れる雨水が水下側の不燃板の起立片と天窓の水下側の側面との間の隙間に流れ込むのを止水材により防止することができ、また、天窓の結露水は水下側の不燃板の起立片と天窓の水下側の側面との間の隙間から排水孔を経て外部に排出することができるものであり、これにより水下側の不燃板の起立片と天窓の水下側の側面との間に水が滞留することがなく、水が滞留することで、天窓の取付け部分から漏水するおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採光窓の軒棟方向の断面図である。
【図2】同上の採光窓の軒と平行な方向の断面図である。
【図3】同上の採光窓の水下側の拡大断面図である。
【図4】同上の採光窓の水上側の拡大断面図である。
【図5】同上の採光窓の側部の拡大断面図である。
【図6】同上の採光窓を形成した屋根の一例の斜視図である。
【図7】同上の採光窓の形成順序を示す概略説明図である。
【図8】同上の不燃材の配置位置を示す採光パネルを外した状態における平面図である。
【図9】同上の不燃材の配置位置を示す他の実施形態における採光パネルを外した状態の平面図である。
【図10】同上の不燃材の配置位置を示す更に他の実施形態における採光パネルを外した状態の平面図である。
【図11】(a)(b)(c)は同上に用いる不燃材の平面図、正面図、側面図である。
【図12】本発明の他の実施形態の一部分解概略斜視図である。
【図13】同上の要部拡大断面図である。
【図14】本発明の更に他の実施形態の要部斜視図である。
【図15】同上に用いる水下側の不燃板の起立片部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 屋根
2 開口部
3 天窓
5 採光パネル
8 太陽電池モジュール
27 不燃板
28 不燃材
36 固定金具
37 固定金具
50 立ち上がり
51 防水テープ
52 防水材
53 起立片
54 係止部
55 止水材
56 排水孔

Claims (6)

  1. 屋根の開口部に天窓を取付け、屋根上に多数のパネル状の太陽電池モジュールを配設すると共に、屋根の天窓部分の上方位置において太陽電池モジュールに代えて採光パネルを配置し、少なくとも採光パネルの下方位置における屋根の上面の天窓の取付け部分の周囲の野地面に不燃板を敷設し、屋根上に多数の固定金具を取付け、下段の太陽電池モジュールの軒棟方向の棟側端部を固定金具に載置して取付け、上段の太陽電池モジュールの軒棟方向の軒側端部を下段の太陽電池モジュールの棟側端部上に載設して取付け、該上段の太陽電池モジュールの軒と平行な両端部をそれぞれ固定金具に載置して取付け、採光パネルの軒棟方向における軒側端部を、該採光パネルの下段の太陽電池モジュールの棟側端部上に重ねて取付け、採光パネルの軒棟方向における棟側端部を固定金具に載置して取付け、採光パネルの軒と平行な方向の両端部を固定金具に載置して取付け、不燃板に固定金具間の隙間を遮蔽するための立ち上がりを突設して成ることを特徴とする採光窓の防火構造。
  2. 不燃板上に不燃板とは別体の不燃材を載設して立ち上がりを構成して成ることを特徴とする請求項1記載の採光窓の防火構造。
  3. 採光パネルの下方に採光パネルよりも平面視における大きさが小さい天窓を配置し、屋根の上面の天窓の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板を敷設し、天窓の周囲に位置する固定金具を不燃板上に載置した状態で固定し、各不燃板の固定金具を基準にして天窓と反対側の隣接する太陽電池モジュールの下方位置に立ち上がりを設けて成ることを特徴とする請求項1記載の採光窓の防火構造。
  4. 天窓の上部を野地面よりも上方に突出させ、野地面上に防水性を有する屋根下地材を敷設し、天窓の側面部と採光窓に隣接した屋根下地材上にわたって防水テープを貼り付け、不燃板の下面に設けた弾性を有する防水材を防水テープに押接して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の採光窓の防火構造。
  5. 不燃板の天窓側の端縁部に上方に向けて起立片を突設し、この起立片の上端を天窓に設けた係止部に係止して成ることを特徴とする請求項4記載の採光窓の防火構造。
  6. 採光パネルの下方位置における屋根の上面の天窓の四周の水下、両側、水上の野地面に4枚の不燃板を敷設し、不燃板の天窓側の端縁部に上方に向けて起立片を突設し、この起立片の上端を天窓に設けた係止部に係止し、水下側の不燃板の起立片の横方向の両端部の背面に弾性を有する止水材を設けて該止水材を天窓の上部の水下側の側面に押接し、水下側の不燃板の起立片の止水材よりも内側の下端部に排水孔を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の採光窓の防火構造。
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