JP3968050B2 - 安全容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誤まってキャップを開放することを防止することができる安全容器に関し、より詳細には、幼児には開けることが困難な安全容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
薬剤等を収容した容器には、幼児が誤まってキャップを開放することができないような構造が採用された安全容器が用いられている。
このような安全容器は、プレスアンドターンと呼ばれる、キャップを押しながら回したときにのみ開放できるタイプのものが多い。
【0003】
例えば、内キャップの頂板上面に、内キャップ突部を突設し、この内キャップに外キャップを、回動可能で上下動可能に嵌着し、この外キャップの天板の下面には、外キャップ突部を突設し、この外キャップ突部は、外キャップの下降した位置で、内キャップ突部に係合するように形成し、そして、内キャップの頂板と外キャップの天板の間に弾性体を挿入し、外キャップを上方に付勢する構造のものが知られている。
【0004】
この場合、外キャップ突部には大きな力がかかるため、外キャップを射出成形で形成する場合において外キャップ突部を大きな寸法に形成するとき、外キャップ突部の設けられた天板の上にいわゆるひけが発生し、天板の上面に凹部ができ、キャップの商品価値を低下させる不具合がある。
【0005】
この不具合を改善するために、外キャップの天板に接続した部分を複数の部材に分割して形成し、外キャップに係る力を分散するとともに、各部材の厚みを薄く形成することで、早く冷却して早く硬化し、成形時のひけによる凹部の発生を防止したものも提案されている(特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
実用新案登録第2542641号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の安全容器は、いずれも、キャップを押して20度〜30度の角度(回動角度)まで回す間は、回動させるために一定の力を要するものの、その後は殆ど力を加えることなくキャップを回動させ、容器本体から開けることができる構造となっている。このため、幼児が偶然にキャップを押して回したときに、キャップが開いてしまうおそれがある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、誤まってキャップを押して回したときに、キャップを開けることが困難な安全容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る安全容器は、容器本体と、該容器本体の口部に螺合される内キャップと、該内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとを備え、該外キャップを開方向に回動するのみでは、該外キャップが空回りし、該外キャップを該内キャップ側に向けて押下した状態で回動することにより該外キャップと該内キャップとが係合して該内キャップを該容器本体から開放できるように構成される安全容器において、該容器本体の該口部の頂部に係止される係止部を一端部に有するとともに、摺接部を他端部に有するインナーリングをさらに備え、該外キャップを該内キャップ側に押下した状態で開方向に回動させることにより、所定の回動角度に至るまでの間、該内キャップが該摺接部に摺接しながら該外キャップとともに回動するように構成してなることを特徴とする。
【0010】
これにより、内キャップが摺接部に摺接して回動するときの摺接抵抗の大きさを適宜調整することで、例えば、幼児ではキャップを簡単には押して回すことができない安全容器を得ることができる。
【0011】
また、本発明に係る安全容器は、容器本体とキャップとインナーリングとを備え、該容器本体は、口部の周壁外面に螺条が形成され、該キャップは、内キャップと該内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとで構成され、 該内キャップは、周壁内面に該容器本体の螺条と螺合する螺条が形成されるとともに、天壁内面(下面)に下垂する周回突起と、該天壁の外周部に上向きに突設される内突起と、該内突起の側面に固着され、周壁に沿う方向に延出し、一端部に突部が形成された係合板とを有し、該突部は外周壁に沿う方向に外周側に向けて幅が広がる傾斜面と、中心方向に向けて切り立った直立面とを有し、該外キャップは、頂壁内面の外周部に下垂する外突起と、周壁内面に突出する係合突起と、頂壁内面に下垂し、押下することにより該内キャップを付勢する弾性体とを有し、該インナーリングは、該容器本体の該口部の頂部に係止される係止部を有するとともに、内面に摺接部を有し、該外キャップの閉方向の回動により、該係合突起が該突部の該直立面に当接して該係合板と係合し、該内キャップが該外キャップとともに回動して、該口部が該天壁によって閉塞され、該外キャップの開方向の回動のみでは、該係合突起が該突部の該傾斜面により滑動して該係合板と係合せず、該外キャップが空回りし、該外キャップを該内キャップ側に押下した状態で開方向に回動させることにより、該弾性体が撓み、該外突起が該内突起に係合し、所定の回動角度に至るまでの間、該内キャップが該周回突起の外面を該摺接部に摺接させながら該外キャップとともに回動して、該口部が該天壁から開放されるように構成してもよい。
【0012】
この場合、前記周回突起および前記摺接部は、該外キャップの開方向の回動により、該外キャップの閉方向の回動によるよりも大きな抵抗力を受けながら摺接するように、弾性を有する凹凸構造が設けられてなると、該外キャップの閉方向の回動の際に要する力を小さくすることができて、好適である。
【0013】
また、本発明に係る安全容器は、容器本体とキャップとを備え、該容器本体は、口部の周壁外面に螺条が形成され、該キャップは、内キャップと該内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとで構成され、該内キャップは、周壁内面に該容器本体の螺条と螺合する螺条が形成されるとともに、該天壁の外周部に上向きに突設される内突起と、該内突起の側面に固着され、周壁に沿う方向に延出し、一端部に突部が形成された係合板とを有し、該突部は外周壁に沿う方向に外周側に向けて幅が広がる傾斜面と、中心方向に向けて切り立った直立面とを有するとともに、該外キャップは、頂壁内面(下面)の外周部に下垂する外突起と、周壁内面に突出する係合突起と、頂壁内面に下垂し、容器を組立てた状態において該内キャップを付勢する弾性体とを有し、該傾斜面および該突起が所定の大きさに調整され、該外キャップを閉方向に回動させることにより、該係合突起が該突部の該直立面に当接して該係合板と係合し、該外キャップとともに該内キャップが回動して、該口部が該天壁によって閉塞され、該外キャップの開方向の回動のみでは、該係合突起が該突部の該傾斜面により滑動して該係合板と係合せず、該外キャップが空回りし、該外キャップを該内キャップ側に押下した状態での開方向の回動により、該弾性体が撓み、該外突起が該内突起に係合し、該係合突起が所定の抵抗を受けながら該傾斜面により摺接し、該内キャップが該外キャップとともに回動して、該口部が該天壁から開放されるように構成してなるとともに、該突部および該係合突起のいずれか一方または双方の形状を調整することにより、該抵抗の大きさが調整されてなるように構成してもよい。
【0014】
ここで、所定の抵抗とは、例えば幼児の力では内キャップを押下した状態で開方向へ回動することができない程度の抵抗力であって、適宜設計条件として設定されるものをいう。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る安全容器の好適な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、図1〜図3を参照して、以下に説明する。
【0016】
図1は安全容器の部分断面図であり、図2は内キャップの上面図であり、図3は外キャップの下面図である。
【0017】
本実施の形態例に係る安全容器10は、容器本体12とキャップ14とインナーリング16とを備える。
【0018】
容器本体12は、例えば、ポリエチレン、ポリピロピレン又はガラスで形成され、口部18の周壁外面に螺条20が形成される。
【0019】
キャップ14は、内キャップ22および外キャップ24で構成される。内キャップ22および外キャップ24は、例えば、ポリプロピレン等の硬質の樹脂材料で形成される。
【0020】
内キャップ22は、周壁26と、周壁26に接続して形成され、中央部分が下方に向けて凸に湾曲した天壁30とを有する。
【0021】
内キャップ22の周壁26には、内面に容器本体12の螺条20と螺合する螺条28が形成される。天壁30は、内面の中央部分に下垂して円環状の周回突起32が形成される。さらに、天壁30の外周部に上向きに4個の内突起34が突設される。内突起34には、周方向(図2中、X1−X2方向)に向けて立面する係合面34aが形成される。内突起34の外側側面には、天壁30から離間した位置に、周壁26に沿う方向に延出する係合板36が設けられる。係合板36は、一端部に突部38が形成される。突部38は外周側に向けて幅が広がる傾斜面40と、周方向に向けて立面する直立面42とを有する。
【0022】
外キャップ24は、頂壁44と、頂壁44の外周に接続して形成される外周壁(周壁)54とを有する。
【0023】
外キャップ24は、頂壁44の外周部の内面に下垂して、4個の外突起46が設けられる。外突起46には、周方向(図3中、X1−X2方向)に向けて立面する係合板48が形成され、係合板48の半径方向(図3中、R1−R2方向)両側には、所定離間して、周方向に延出する弧状の内周板50および外周板52が形成される。外周板52は、先端52aが低い段状に形成され、隣の外突起46の係合板48の下部に接続されている。
【0024】
また、頂壁44の外突起46を形成した箇所の内側には、4個の弾性体56が下垂して設けられる。弾性体56は中心側(図1中、R1方向)に向けて凹状に湾曲した形状に形成される。
【0025】
外キャップ24の外周壁54には、内面の上部に4個の係合突起58が突設される。係合突起58は、中心側(図3中、R1方向)に向いた内面が傾斜面58aとなっている。係合突起58の内面と外面との間に形成される側面は係合面58bとされる。
【0026】
上記のように構成される外キャップ24は、回動および上下動可能に内キャップ22に嵌着される。外キャップ24の外周壁54の下部内面に周回突部60が形成されるとともに、内キャップ22の周壁26の下部外面に周回段部62が形成され、周回突部60および周回段部62が係合して、内キャップ22が外キャップ24から脱落することが防止される。
【0027】
インナーリング16は、例えば、リニア・ロー・デンシティ・ポリエチレン等の軟質樹脂で形成される。インナーリング16は、外周部に周回溝状の係止部64が形成され、内周部(内面)に円環状の摺接部66が形成される。係止部64の溝の内面に周回突部64aが形成されるとともに、容器本体12の口部18の上部の外面に周回突部12aが形成され、係止部64に容器本体12の口部18の上部を嵌合した状態において、周回突部64aが周回突部12aに係合されて、インナーリング16が容器本体12の口部18に係止される。
【0028】
上記のように構成される本実施の形態例に係る安全容器10の作用、すなわち、キャップ開閉機構について、以下説明する。
【0029】
まず、キャップ14を閉める場合について説明する。
【0030】
外キャップ24を閉方向(図3中、X2方向)に回動させることにより、係合突起58の係合面58bが係合板(突部)36の直立面42に当接して係合板36と係合し、外キャップ24とともに内キャップ22が回動して容器本体12の口部18が閉塞される。このとき、閉塞直前の例えば90〜120度の回動角に至ると、容器本体12の口部18に螺合して下降する内キャップ22の周回突起32の外面がインナーリング16の摺接部66に摺接させながら回動して、周回突起32および摺接部66の当接部分で容器本体12がシールされる。
【0031】
つぎに、キャップ14を開ける場合について説明する。
【0032】
外キャップ24をそのまま開方向(図3中、X1方向)に回動させると、係合突起58の傾斜面58aが係合板36の傾斜面40との間で滑動して、係合突起58が係合板36と係合せず、外キャップ24は空回りする。
【0033】
一方、外キャップ24を内キャップ22側に押下すると、弾性体56が撓んで内キャップ22を付勢し、その位置で、あるいは外キャップ24を僅かに開方向に回動させた位置で、外突起46の係合板48が内突起34の係合面34aに係合する。この状態で外キャップ24を開方向に回動させると、外キャップ24とともに内キャップ22が回動して、キャップ14が容器本体12から開放される。このとき、螺合していた容器本体12の口部18からインナーリング16の天壁30が浮き上がるまでの間、例えば、キャップ14が回動始点から例えば90〜120度の角度まで回動する間、キャップ14はインナーリング16の周回突起32の外面を摺接部66に摺接させながら回動するため、摺接抵抗により、キャップ14を回動させるのに所定の力を必要とする。さらに外キャップ24を回動させて、インナーリング16の周回突起32が口部18から浮き上がる状態に至って、摺接抵抗が解消して、その後は小さな力でキャップ14を回動させて、容器本体12からキャップ14を開放することができる。
【0034】
以上説明した本実施の形態例に係る安全容器10は、キャップを押して所定の角度まで回動させる間は所定の力を必要とするため、例えば、力の弱い幼児が誤まってキャップを押したとしても、キャップを回動させることができず、このため、キャップを開放するおそれがない。
【0035】
このとき、所定の回動角度およびその所定の回動角度まで回動させる間に要する所定の力は、周回突起32および摺接部66の材料を選択し、形状や寸法を調整する等により、所望の値に設定することができる。なお、このとき、条20、28のピッチを考慮する。また、このとき、周回突起32および摺接部66の当接部分を例えば不等山形突部あるいはラッチ構造等の凹凸構造を有する弾性体で形成すると、閉方向にインナーリングを回動させるときの摺接抵抗を、開方向にインナーリングを回動させるときの摺接抵抗に比べて小さくすることもできる。
【0036】
また、本実施の形態例に係る安全容器10において、係合突起58の傾斜面58aおよび係合板36の傾斜面40のうちのいずれか一方または双方の傾斜面の傾斜角度を大きくし、あるいは、係合突起58および係合板36のうちのいずれか一方または双方の厚み(R1−R2方向の幅)を大きくし、あるいはこれらの形状変更を組み合わせることによっても、キャップを押した状態で開方向に回動させるときの抵抗を大きくすることができ、これにより、所定の回動角度まで回動させる間に要する所定の力を調整することができ、上記と同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係る安全容器によれば、容器本体と、容器本体の口部に螺合される内キャップと、内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとを備え、外キャップを開方向に回動するのみでは、該外キャップが空回りし、外キャップを内キャップ側に向けて押下した状態で回動することにより外キャップと内キャップとが係合して内キャップを容器本体から開放できるように構成される安全容器において、容器本体の口部の頂部に係止される係止部を一端部に有するとともに、摺接部を他端部に有するインナーリングをさらに備え、外キャップを内キャップ側に押下した状態で開方向に回動させることにより、所定の回動角度に至るまでの間、内キャップが摺接部に摺接しながら外キャップとともに回動するように構成してなるため、小さな力ではキャップを簡単には押して回すことができない安全容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態例に係る安全容器の部分断面図である。
【図2】 本実施の形態例に係る安全容器の内キャップの上面図である。
【図3】 本実施の形態例に係る安全容器の外キャップの下面図である。
【符号の説明】
10 安全容器
12 容器本体
14 キャップ
16 インナーリング
18 口部
22 内キャップ
24 外キャップ
32 周回突起
34 内突起
36 係合板
46 外突起
48 係合板
56 弾性体
58 係合突起
64 係止部
66 摺接部

Claims (3)

  1. 容器本体と、該容器本体の口部に螺合される内キャップと、該内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとを備え、
    該外キャップを開方向に回動するのみでは、該外キャップが空回りし、該外キャップを該内キャップ側に向けて押下した状態で回動することにより該外キャップと該内キャップとが係合して該内キャップを該容器本体から開放できるように構成される安全容器において、
    該容器本体の該口部の頂部に係止される係止部を一端部に有するとともに、摺接部を他端部に有するインナーリングをさらに備え、
    該内キャップは、該インナーリングの摺接部と摺接する周回突起を有し、
    該外キャップを該内キャップ側に押下した状態で開方向に回動させることにより、該周回突起が浮き上がり、該内キャップの周回突起と該インナーリングの摺接部とが摺接しない状態となるまでの間、該内キャップの該周回突起が該インナーリングの摺接部に摺接しながら該外キャップとともに回動するように構成してなることを特徴とする安全容器。
  2. 容器本体とキャップとインナーリングとを備え、
    該容器本体は、口部の周壁外面に螺条が形成され、
    該キャップは、内キャップと該内キャップに回動および上下動可能に嵌着される外キャップとで構成され、
    該内キャップは、該内キャップの周壁内面に該容器本体の螺条と螺合する螺条が形成されるとともに、該内キャップの天壁内面に下垂する周回突起と、該天壁の外面に上向きに突設される内突起と、該内突起の側面に固着され、該外キャップの周壁に沿う方向に延出し、一端部に突部が形成された係合板とを有し、該係合板の突部は該外キャップの外周壁に向けて幅が徐々に広がる該係合板の外周側に設けられた傾斜面と、該係合板の端部に設けられた中心方向に向けて切り立った直立面とを有し、
    該外キャップは、頂壁内面の外周部に下垂する外突起と、周壁内面に突出する係合突起と、頂壁内面に下垂し、押下することにより該内キャップを付勢する弾性体とを有し、
    該インナーリングは、該容器本体の該口部の頂部に係止される係止部を有するとともに、内面に摺接部を有し、
    該外キャップを閉方向へ回動させることにより、該係合突起が該突部の該直立面に当接して該係合板と係合し、該内キャップが該外キャップとともに回動して、該口部が該天壁によって閉塞され、
    該外キャップの開方向の回動のみでは、該係合突起が該突部の該傾斜面により滑動して該係合板と係合せず、該外キャップが空回りし、
    該外キャップを該内キャップ側に押下した状態で開方向に回動させることにより、該弾性体が撓み、該外突起が該内突起に係合し、該内キャップが該周回突起の外面を該摺接部に摺接させながら該外キャップとともに回動して、該口部が該天壁から開放されるように構成してなることを特徴とする安全容器。
  3. 前記周回突起および前記摺接部は、該外キャップの開方向の回動により、該外キャップの閉方向の回動によるよりも大きな抵抗力を受けながら摺接するように、弾性を有する凹凸構造が設けられてなることを特徴とする請求項1または2に記載の安全容器。
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