JP3967807B2 - 中空ソリッドゴルフボール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、飛行性能を損なうことなく、衝撃吸収性を向上することにより、打撃時フィーリングに優れた中空ソリッドゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
先行技術においては、主として2種類のゴルフボールがある。一方は、中実のツーピースボール等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム製部材から成るコアおよび該コア上に被覆したアイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。また、他方は糸巻きゴルフボールであり、中心の固体または液体の芯部を、ゴム糸の巻線で巻き付け、次いで1〜2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等によるカバーで被覆したものである。ツーピースソリッドゴルフボールは、糸巻きゴルフボールと比較すると、耐久性、および打撃時のボール速度が大きいことから飛距離が大きく、飛行特性に優れ、特にアマチュアゴルファーを中心に多くのゴルファーに使用されている。その反面、ツーピースソリッドゴルフボールは、打撃時のフィーリングが硬いという問題点があった。
【0003】
ツーピースソリッドゴルフボールの打撃時のフィーリングを改善するために、カバーを軟らかくしたり、コアを軟らかくしたりする方法が数多く提案されているが、いずれもツーピースソリッドゴルフボールの優れた飛距離を多少犠牲にするものであった。また、コアやカバーを多層構造にして改善する方法も提案されているが、製造方法が複雑になり、作業効率上問題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は既にコアを中空にした中空ソリッドゴルフボールを提案した(特願平8-126973号)。この中空ソリッドゴルフボールは、中空部分の直径5〜30mmを有し、かつ中空コア外層部が一般のソリッドゴルフボールのコアを構成するゴムから構成されているが、中空コア外層部には高比重金属粉末を配合して、重量の調整を行っている。
【0005】
中空ゴルフボールでは、コアを中空にすることにより衝撃吸収性が向上し、打撃時のフィーリングが改善される。また、重量をボールの外側に配することから、慣性モーメントが大きくなり、打出角が大きく、打出直後のスピン量は小さくなるが、スピンの減衰率が小さくなるので、飛行性能が優れ、飛距離は大きく保たれた状態になる。中空ゴルフボールは上述の如き優れた特性を有しているが、本発明等はそれらの性能をより高いものにする努力を行っている。
【0006】
この中空ゴルフボールの効果の1つである衝撃吸収性を更に向上させる手段として、中空部を大きくする方法が考えられる。但し、中空部を大きくすると、反発性が低下して飛距離が低下し、打撃時にカバーおよびコア外層部にかかる歪が大きくなってゴルフボールの耐久性が低下し、カット傷が発生し易くなる。
【0007】
本発明は、飛行性能を損なうことなく、衝撃吸収性を更に向上することにより、打撃時フィーリングの優れた中空ソリッドゴルフボールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、直径5〜23mmを有する中空部(1)と中空コア外層部(2)から成る中空コア(4)を用いる中空ソリッドゴルフボールにおいて、上記中空コア外層部(2)の弾性率に着目し、それを特定範囲に設定することにより、飛行性能をを損なうことなく、衝撃吸収性を向上することにより、打撃時フィーリングを向上させ得ることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
即ち、本発明は、中空コア(4)と該コア上に形成されたカバー(3)から成る中空ソリッドゴルフボールにおいて、該中空コア(4)が直径5〜23mmを有する中空部(1)と該中空部以外の中空コア外層部(2)とから成り、該中空コア外層部(2)が厚さ9〜17mmおよび弾性率265〜790kgf/cm2を有し、該中空部(1)の内圧が略大気圧であり、該カバー(3)の厚さが1.5〜5.0mmであることを特徴とする中空ソリッドゴルフボールに関する。
【0010】
更に、本発明を好ましく実施するには、上記中空コア外層部(2)はシス-1,4-結合を少なくとも40%以上有するポリブタジエンゴムを基材ゴムに対して90重量%以上含む基材ゴム、不飽和カルボン酸金属塩、有機過酸化物、および充填材を含有するゴム組成物の加硫成形物から成ることが好ましい。
【0011】
以下、本発明について更に詳述する。図1は本発明の中空ソリッドゴルフボールの断面を模式的に示す図である。本発明のゴルフボールは、中空部(1)と中空コア外層部(2)から成る中空コア(4)と、該コア上に形成されたカバー(3)から成る。中空部(1)の直径が大きいほど、慣性モーメントが大きいゴルフボールを得ることができるが、コアにおいて反発弾性を有するゴム組成物の加硫成形物層が減少することから、中空部の直径は5〜23mm、好ましくは10〜20mmの範囲である。中空部の直径を23mmより大きくすると中空コア外層部に比重調整のために充填材を大量に使用する必要があり、反発が低くなり過ぎ、飛距離が低下する。また5mmより小さいと衝撃力の低減や慣性モーメントの増大によるスピン持続性などの中空の効果が見られなくなる。
【0012】
中空コア外層部(2)は弾性率265〜985kgf/cm2を有することが好ましい。本明細書中において、「弾性率」とはコア外層部(2)の特定の部位から切り出した縦4mm×横4mm×厚さ2mmの直方体試料を粘弾性スペクトロメーター(レオロジー社製)を用いて圧縮モードで周波数10Hzで強制振動させ、4℃/分で昇温させた時の、20℃での駆動部と応答部の振幅の比と位相差より求めた複素弾性率E*値を意味する。切り出す特定の部位は中空部分の大きさ等により変化するが、実施例中に示した部位を中心とする。弾性率が265kgf/cm2より小さいと十分な反発特性が得られず、飛距離が低下する。この理由は次のように考えられている。飛距離性能は、ボール打出し初速、打出角、スピン量が関係して決まる。一般的にはボール打出し初速が大きく、打出角が大きく、スピン量が小さくなると飛距離が伸びる。後述する実施例と比較例との比較において、弾性率が265kgf/cm2より小さくなると飛距離が低下しているのは、打出角は高いが、その打出角に対してボール打出し初速が低過ぎるために、高い弾道で低飛距離で落下することとなり、飛距離が低下するものと考えられる。よって、弾性率は265kgf/cm2以上が好ましく、飛距離性能に着目すると弾性率は455kgf/cm2以上が好ましく、更に好ましくは弾性率は635kgf/cm2以上である。逆に、弾性率が985kgf/cm2を越えると、硬くなり過ぎて打撃時のフィーリングが悪くなると共に、打出角が低いために飛距離が低下する。また、衝撃吸収性も悪化する。よって、弾性率は985kgf/cm2以下であり、更に衝撃吸収性を高めるためには弾性率は790kgf/cm2以下が好ましく、更に715kgf/cm2以下が好適である。よって高い飛距離性能が要求される場合、弾性率は455〜985kgf/cm2が好ましく、更に635〜985kgf/cm2が最善であり、飛距離と衝撃吸収性のバランスを考えると、弾性率は265〜790kgf/cm2が好ましく、更に455〜790kgf/cm2が好ましく、更に455〜790kgf/cm2が最善である。
【0013】
ここで、中空コア外層部(2)が弾性率265〜985kgf/cm2を有するとは、コア外層部全域における平均値がその範囲であればよいが、好ましくは全域において実質的にその範囲であるのがよい。または、弾性率は内側から外側にかけて均一であるか、または弾性率はコア外層部の外側にいくほど大きくなる分布を有することが好ましく、外側部位の弾性率/内側部位の弾性率の比が1.005以上、更に1.01以上であることが好ましい。外側にいくほど大きくなる分布を有すると、打出初速度を低下させることなくスピン量を低減でき、ドライバーでの打撃時のボールの打出初期条件が飛距離の良くなる方向に変化する。上記のような分布を持たせる方法としては、外側部位と内側部位との配合を変える方法や、金型内での加硫熱量を外側部位と内側部位とで異なるように熱源の位置や温度、あるいは加硫時間を設定する方法等を採用し得る。
【0014】
本発明の中空コア(4)の作製方法としては、中空コア用のゴム組成物からハーフシェルを作製しておき、それを2つ貼り合わせて中空コアを作製する。このハーフシェルは中空コア用ゴム組成物を図2に示すような金型を用いて140〜160℃で圧縮成形することにより全加硫または半加硫して得られる。ハーフシェルの貼り合わせは貼り合わせ面に接着剤を塗布して行ってもよい。半加硫ハーフシェルを用いる場合は、貼り合わせた後、加硫を完結する必要がある。中空コア(4)の直径は32〜38mmであり、それにより中空コア外層部(2)の厚さは9〜17mmとなる。
【0015】
本発明の中空コア(4)作製時には、中空部(1)は高圧、大気圧、低圧とすることができるが、中空コア(4)の内圧を大気圧より低圧または高圧にするには、製造が困難であったり、または複雑な製造設備が必要となるなどして製造コストが高くなり余り好ましくない。特に大気圧より低圧にすると、中空コアにカバーを被覆成形する工程等において、中空コアが変形しやすくなるという大きな問題がある。また、大気圧より非常に高圧にすると、中空部による打撃時のフィーリングの向上効果が小さくなる。上記の理由により、得られるゴルフボールにおける中空部分の内圧は、略大気圧〜1kgf/cm2、好ましくは略大気圧〜0.5kgf/cm2、より好ましくは略大気圧とするのが好ましい。大気圧の気体をコアに封入して作製する方法が、最も生産性が優れ好ましい。後述の実施例および比較例の中空部には、大気圧の空気を封入して中空ゴルフボールを作製したため、完成した中空ゴルフボールの中空部内圧は略大気圧となっている。略大気圧とは、気体の封入温度と、完成後のゴルフボール(常温)との間の温度差によって発生する内圧変化に相当するものとし、具体的には、上記温度差は気体温度や、成形場所の周辺温度や、成形用部材の温度管理によってコントロールすることができ、これらの温度の管理可能範囲を考慮すれば、上記温度差は100℃以下、好ましくは50℃以下とすることにより、生産性の向上またはコストダウンにつながる。温度が100℃変化すれば、内圧は40%変化し、50℃変化すれば、内圧は20%変化する。大きな温度差を与えるには、非常に高温の空気や非常に低温の空気を封入する必要があり、生産性低下またはコスト上昇につながる。これらの理由により、得られるゴルフボールにおける常温での内圧は、大気圧±40%、好ましくは大気圧±20%の範囲である。
【0016】
中空コア外層部(2)は単層構造に限定されるものではなく、2層または3層構造を有してもよい。製造が容易であるので、1層であるのが好ましい。中空コア外層部(2)の形成に用いられるゴム組成物は従来からソリッドゴルフボールに用いられるゴム組成物が有効に用いられる。具体的には、ゴム組成物は基材ゴム、不飽和カルボン酸の金属塩、有機過酸化物、充填材等を含有する。基材ゴムとしては、従来からソリッドゴルフボールに用いられている天然ゴムおよび/または合成ゴムが用いられ、特にシス-1,4-結合を少なくとも40%以上、好ましくは90%以上、更に好ましくは95%以上を有するハイシスポリブタジエンゴムが好ましく、所望により、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリブタジエンゴム、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)等を配合してもよい。更に、本発明では上記ポリブタジエンゴムは基材ゴムの90重量%以上を占めることが好ましい。
【0017】
不飽和カルボン酸金属塩は共架橋剤として作用し、特にアクリル酸またはメタクリル酸等のような炭素数3〜8のα,β-不飽和カルボン酸の、亜鉛、マグネシウム塩等の一価または二価の金属塩が挙げられるが、高い反発性を付与するアクリル酸亜鉛が好適である。配合量は特に限定されるものではないが、基材ゴム100重量部に対して、15〜45重量部、好ましくは25〜35重量部が好適である。45重量部より多いと硬くなり過ぎ、フィーリングが悪くなり、150重量部より少ないと反発が悪くなり飛距離が低下する。また、この配合量は、中空部径の大きさ、カバー材料等の種類によって所望の弾性率を付与するために調整されてもよい。
【0018】
有機過酸化物は架橋剤または硬化剤として作用し、例えばジクミルパーオキサイド、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)-3,5-トリメチルシクロヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ-t-ブチルパーオキサイド等が挙げられ、ジクミルパーオキサイドが好適である。配合量は、基材ゴム100重量部に対して0.3〜3.0重量部、好ましくは0.5〜1.2重量部である。0.3重量部未満では軟らかくなり過ぎて反発が悪くなり飛距離が低下する。3.0重量部を越えると硬くなり過ぎ、フィーリングが悪くなる。
【0019】
充填材は、ゴルフボールのコアに通常配合されるものであればよく、例えば無機塩、具体的には、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等が挙げられ、高比重金属充填材、例えばタングステン粉末、モリブデン粉末等およびそれらの混合物と併用してもよい。本発明に用いるコアは中空部を有するため通常のコアに比べて重量が不足する傾向があるので、無機塩と高比重金属粉末の混合物を用いるのが好ましい。配合量は、それぞれ基材ゴム100重量部に対して20〜80重量部であることが好ましい。20重量部未満では重量調整が難しく、80重量部を越えるとゴムの重量分率が小さくなり反発が低くなり過ぎる。
【0020】
更に本発明のゴルフボールのコアには、老化防止剤またはしゃく解剤、その他ソリッドゴルフボールのコアの製造に通常使用し得る成分を適宜配合してもよい。
【0021】
上述のようにして得られた中空コア上にはカバー(3)を被覆する。カバーはソリッドゴルフボールのカバー材として通常使用されるアイオノマー樹脂やバラタ等の熱可塑性樹脂で形成することができるが、高反発性を達成するためにアイオノマー樹脂で形成することが好ましい。またアイオノマー樹脂に少量の他の樹脂を加えてもよいが、他の樹脂の量はアイオノマー樹脂100重量部に対して30重量部以下、好ましくは10重量部以下とするのがよい。アイオノマー樹脂としては、エチレン-(メタ)アクリル酸の共重合体中のカルボン酸の一部を金属イオンで中和したもの、またはその混合物が用いられる。(メタ)アクリル酸という表現は、メタクリル酸、あるいはアクリル酸、または両者を表すものである。上記の中和する金属イオンとしては、アルカリ金属イオン、例えばNaイオン、Kイオン、Liイオン等;2価金属イオン、例えばZnイオン、Caイオン、Mgイオン等;3価金属イオン、例えばAlイオン、Ndイオン等;およびそれらの混合物が挙げられるが、Naイオン、Znイオン、Liイオン等が反発性、耐久性等からよく用いられる。アイオノマー樹脂の具体例としては、それだけに限定されないが、ハイミラン1557、1605、1652、1705、1706、1707、1805、1855、1856(三井デュポンポリケミカル社製)、IOTEC 7010、8000(エクソン(Exxon)社製)等を例示することができる。
【0022】
また、上記カバー用組成物には、硫酸バリウム等の充填材や、着色のために二酸化チタン等の添加物や、その他の添加剤、例えば紫外線吸収剤、光安定剤並びに蛍光材料または蛍光増白剤等を、ゴルフボールカバーによる所望の特性が損なわれない範囲で含有していてもよいが、通常、着色剤の配合量は0.01〜2重量部が好ましい。
【0023】
本発明のカバー層は、ゴルフボールのカバーの形成に使用されている一般に公知の方法、例えば射出成形、プレス成形等により形成される。カバーの厚さは1.5〜5.0 mm、好ましくは2.5〜5.0mm、更に好ましくは3.2〜4.5mmである。1.5mmより小さいとボール全体の硬度が小さくなって反発係数が小さくなり、5.0mmより大きいと中空ゴルフボールの本来の効果である良好な衝撃吸収性を発揮しにくくなり、打撃時フィーリングが悪くなる。本発明のカバーには、曲げ弾性率3,000〜4,500kgf/cm2、好ましくは3,200〜4,000kgf/cm2、より好ましくは3,300〜3,600kgf/cm2を有する樹脂が好ましく用いられる。曲げ剛性率3,000kgf/cm2未満では軟らかくなり過ぎて飛距離が低下し、4,500kgf/cm2を越えると硬くなり過ぎて打撃時フィーリングが悪くなる。また、カバーのショアーD硬度は60〜80、より好ましくは65〜73、更に好ましくは68〜71を有するのが好ましい。カバーのショアーD硬度が60より小さいと反発係数が小さくなり、80より大きいと打撃時フィーリングが悪くなる。
【0024】
カバー層を被覆する際に通常、ディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に形成する。本発明のゴルフボールは美観を高め、商品価値を上げるために、通常ペイントで被覆され、市場に投入される。
【0025】
本発明では、飛行性能を損なうことなく、衝撃吸収性を向上することにより、打撃時フィーリングに優れた中空ソリッドゴルフボールを提供する。
【0026】
【実施例】
本発明を実施例により更に詳細に説明する。但し、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0027】
中空コアの作製
以下の表1および表2に示す配合A〜GおよびI〜Oのゴム組成物を、コアプレス用金型の間に、図2に示すような半球金型(5)と、表1および表2に示す中空部直径と同様の外径を有する半球凸型中子部分(8)を備えた中子金型(6)とを用いて、表1および表2に示した条件で加硫を行い、ハーフシェル成形品(7)を作製した。その後、作製した2個のハーフシェル成形品(7)を接着剤を用いて貼り合わせて、中空コアを作製した。中空コアの中空部の直径も表1および表2に示す。得られた中空コアについて、弾性率を後記▲1▼の方法に従って測定した。測定結果を表1および表2に示す。また、測定結果の平均値も各表に記載する。
【0028】
中実コアの作製
以下の表1および表2に示す配合HおよびPのゴム組成物を、図5に示すような上金型(9)と下金型(10)とから成るコア成形用金型(11)を用いて、表1および表2に示した条件で加硫を行い、中実コアを作製した。この中実コアの弾性率を後記▲1▼の方法に従って測定した。結果を表1および表2に示す。また、測定結果の平均値も各表に記載する。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
実施例1〜 11 および比較例1および3
得られた中空コアに以下の表3に示す配合のカバー用組成物を、射出形成により厚さ3.8mmで被覆し、2液硬化型ウレタンペイントでペイント塗装を施して、表4および表5に示したカバー厚さおよび直径42.8mmを有する中空ソリッドゴルフボールを作製した。ゴルフボールの重量は、酸化亜鉛の充填量を変えることにより、45.4gとなるように調節した。得られた各ゴルフボールの、ボール初速、スピン量、打出角、飛距離、打撃時フィーリングおよび衝撃力を評価し、その結果を表4および表5に示した。試験方法は後述の通り行った。
【0032】
比較例2および4
中空コアを用いずに中実コアを用い、その他については実施例1〜11および比較例1および3と同様にして中実ゴルフボールを作製し、得られたゴルフボールの特性評価を行った。
【0033】
【表3】
【0034】
(試験方法)
▲1▼弾性率
中空部の直径や中空部の有無に応じて、図3(中空)、図4(中空)および図7(中実)に示すような、a、bおよびc部において、縦4mm×横4mm×厚さ2mmの直方体試料を切り出し、粘弾性スペクトロメーター(レオロジー社製)を用いて圧縮モードで周波数10Hzで強制振動させ、4℃/分で昇温させた時の、20℃での駆動部と応答部の振幅の比と位相差より求めた複素弾性率E*値を示すものとする。尚、中空部を有する中空ゴルフボールの場合のa、bおよびc部の中心部分からの距離の求め方は図4に示す。
▲2▼飛行性能
ツルーテンパー社製スイングマシーンにドライバー(住友ゴム工業(株)製DP914 ロフト9度)を取付け、ゴルフボールをヘッドスピード45m/秒で打撃した際の、ボール初速、バックスピン量、打出角および飛距離(キャリー+ラン)を測定した。
▲3▼打撃時フィーリング
ハンデ10以下のアマチュアゴルファー10人によるドライバーでの実打を行い、打撃時の衝撃の強さをゴルファーのフィーリングにより以下の採点基準で採点し、その平均値によって評価した。評価基準は以下の通りとした。
▲4▼衝撃力
ツルーテンパー社製スイングマシーンを用い、ドライバー(住友ゴム工業(株)製DP-10 ロフト9度)にてヘッドスピード43m/秒で打撃する際に、ゴルフクラブヘッドのサイドソール部に加速度ピックアップを取り付けて、インパクト時のヘッドの進行方向に対して逆方向に生ずる加速度を測定し、この加速度の最大値を力に変換する(インパクト時の最大加速度×ヘッド重量(210g))ことにより求めた。
【0035】
(試験結果)
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】
以上の結果より、本発明の中空コア外層部が弾性率265〜985kgf/cm2を有する中空コアを用いたソリッドゴルフボールは(実施例1〜11)は、中空コア外層部の弾性率が低い従来中空ソリッドゴルフボール(比較例1)および弾性率の高い従来中空ソリッドゴルフボール(比較例3)に比べて、飛行性能を損なうことなく、衝撃吸収性を向上することにより、打撃時フィーリングが向上していることが認められた。また、中空部を有さない中実ゴルフボール(比較例2および比較例4)は飛行性能が悪く、衝撃力が大きくて打撃時フィーリングが悪くなることが認められた。尚、中空部直径が15mmの実施例1〜3および6〜9を比較すると明らかなように、中空コア外層部の弾性率が453kgf/cm2以上、更に619kgf/cm2以上の実施例は、他の実施例より飛距離が大きくなっており、また中空コア外層部の弾性率が790kgf/cm2以下の実施例は、他の実施例より打撃時フィーリングが良好となっている。
【0038】
次に、中空コア外層部弾性率(平均値)と得られたゴルフボールの飛距離および衝撃力(最大値)との関係をわかりやすくするため、中空ソリッドゴルフボール、即ち実施例1〜11と比較例1および3に関してグラフ化し、図6に示した。図6において、横軸は中空コア外層部弾性率の平均値であり、縦軸は衝撃力および飛距離である。図6から明らかなように、中空コア外層部の弾性率が実施例3の265kgf/cm2より小さくなると、飛距離が急激に低下する。逆に、弾性率が実施例7の985kgf/cm2を越えると、同様に飛距離が急激に低下する。これは前述のように、弾性率が265kgf/cm2より小さくなると、打出角は高いが、その打出角に対してボール打出し初速が低過ぎるために、高い弾道で低飛距離で落下することとなり、飛距離が低下するものと考えられ、逆に弾性率が985kgf/cm2より大きくなると、打出角が低いために飛距離が低下するものと考えられる。よって、弾性率は265〜985kgf/cm2であることが必要である。
【0039】
更に、衝撃力においても、中空コア外層部の弾性率が実施例7の985kgf/cm2を越えると、急激な増加が見られ、衝撃吸収性が大きく悪化し、打撃時のフィーリングの低下につながる。よって、弾性率は985kgf/cm2以下であることが必要である。以上の結果から、飛距離と衝撃吸収性のバランスを考えると、中空コア外層部の弾性率は265〜985kgf/cm2であることが必要である。
【0040】
【発明の効果】
本発明のソリッドゴルフボールは、中空部と中空コア外層部から成る中空コアを用いると共に、上記中空外層部が特定範囲の弾性率を有することにより、飛行性能を損なうことなく、衝撃吸収性を向上することにより、打撃時フィーリングを向上させたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフボールの断面概略図である。
【図2】 本発明のゴルフボールの中空コア成形用金型の断面概略図である。
【図3】 弾性率測定用の試料片切り出し位置を示した中空部直径10mmおよび15mmを有する本発明のゴルフボールの断面概略図である。
【図4】 弾性率測定用の試料片切り出し位置を示した中空部直径20mmを有する本発明のゴルフボールの断面概略図である。
【図5】 ゴルフボールの中実コア成形用金型の断面概略図である。
【図6】 中空コア外層部の弾性率と得られたゴルフボールの飛距離および衝撃力との関係を表すグラフである。
【図7】 弾性率測定用の試料片切り出し位置を示した中実ゴルフボールの断面概略図である。
【符号の説明】
1 … 中空部
2 … 中空コア外層部
3 … カバー
4 … 中空コア
5 … 半球金型
6 … 中子金型
7 … ハーフシェル成形品
8 … 半球凸型中子部分
9 … 上金型
10 … 下金型
11 … コア成形用金型
Claims (2)
- 中空コア(4)と該コア上に形成されたカバー(3)から成る中空ソリッドゴルフボールにおいて、該中空コア(4)が直径5〜23mmを有する中空部(1)と該中空部以外の中空コア外層部(2)とから成り、該中空コア外層部(2)が厚さ9〜17mmおよび弾性率265〜790kgf/cm2を有し、該中空部(1)の内圧が略大気圧であり、該カバー(3)の厚さが1.5〜5.0mmであることを特徴とする中空ソリッドゴルフボール。
- 前記中空コア外層部(2)が、シス-1,4-結合を少なくとも40%以上有するポリブタジエンゴムを基材ゴムに対して90重量%以上含む基材ゴム、不飽和カルボン酸金属塩、有機過酸化物および充填材を含有するゴム組成物の加硫成形物から成る請求項1記載の中空ソリッドゴルフボール。
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