JP3967142B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、読み取り後の原稿の後端を排紙ローラのニップ部で一旦保持する落下防止機能を有する原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、E縦サイズ(A0縦サイズ)、D横サイズ(A1横サイズ)、などの大型シート用の複写機あるいはスキャナに設けられた原稿搬送装置は、例えば図9に示すように構成されている。このような原稿搬送装置においては、(a)に示すように、原稿テーブル81に載置された原稿Sを手動で、入口駆動ローラ83と入口従動ローラ84のニップ部に挿入し、入口センサ82がオンすると、入口従動ローラ84が上方に退避してストップ爪85に原稿先端が突き当り、スタートセンサ86がオンとなることによって入口従動ローラ84が下降し、ストップ爪85も下降して、原稿Sを入口駆動ローラ83と圧接してレジストローラ87へと搬送するようになっている。このレジストローラ87はその原稿Sをコンタクトガラス88と露光ローラ89との間に搬送し、コンタクトガラス88上の読取位置で露光処理が行われた後、排紙ローラ90は読み取り後の原稿S′を装置外に排紙する。なお、入口駆動ローラ83および排紙ローラ90の軸と、原稿モータ(図示せず)の軸には、タイミングベルト(図示せず)が架け渡されており、前記原稿モータの駆動力で原稿Sがタイミングを合わせて搬送される。
【0003】
ここで、読み取り後の原稿S′が落下して散逸することを回避するため、(b)に示すように、排紙動作で原稿S′の後端を排紙センサ91が検知してオンとなるタイミングで排紙ローラ90を停止し、原稿S′の後端を保持することが既に提案されている。この場合は、作業者が排紙ローラ90に保持された原稿S′を引き抜いてから、次原稿を新たに入口駆動ローラ83と入口従動ローラ84のニップ部に挿入することとなる。
【0004】
なお、この種の装置として関連するものには、特開平4‐75956号公報、特開平10‐93760号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のように入口駆動ローラ84および排紙ローラ90は、前記原稿モータの駆動力でタイミングを合わせて回転するので、読み取り後の原稿S′の後端を排紙ローラ90が保持した状態で、作業者が原稿S′を引き抜かずに次の原稿を挿入して搬送開始すると、排紙ローラ90が保持している原稿S′が落下してしまうこととなる。
【0006】
本発明の目的は、このような問題点を改善し、読み取り後の原稿の落下を防止する機能を損なわずに操作性を向上させることが可能な原稿搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
参考として、本発明は、読取対象の原稿が挿入されたことを検知する挿入検知手段と、前記読取対象の原稿を読取位置へ搬送する搬送手段と、読み取り後の原稿を装置外に排紙する排紙手段と、前記読み取り後の原稿の後端が前記排紙手段の近傍に到達したことを検知する排紙検知手段と、前記読み取り後の原稿を前記排紙手段で排紙する際、前記排紙検知手段が前記読み取り後の原稿の後端を検知すると、前記排紙手段の排紙動作を一旦停止し、前記読み取り後の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記挿入検知手段が新たに読取対象の原稿が挿入されたことを検知すると、前記搬送手段の搬送動作を禁止する制御手段とを設けた構成を有している。
【0008】
この構成により、落下防止のため、読み取り後の原稿の後端が排紙ローラのニップ部に挟持されている場合に、次の原稿挿入を禁止することで、読み取り後の原稿の落下を防止するとともに、作業者に原稿の除去(引き抜き)を促すこととなる。
【0009】
請求項1に記載の発明は、原稿が挿入されたことを検知する挿入検知手段と、前記原稿を読取位置へ搬送する搬送手段と、前記原稿を装置外に排紙する排紙手段と、前記原稿の後端が前記排紙手段の近傍に到達したことを検知する排紙検知手段と、前記搬送手段による搬送および前記排紙手段による排紙を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記挿入検知手段が第2の原稿が挿入されたことを検知すると、前記搬送手段によって前記第2の原稿を予め決められた距離だけ搬送した後、前記第2の原稿の搬送動作を一旦停止し、所定時間が経過すると、前記排紙手段によって前記第1の原稿を排紙し、前記第2の原稿の搬送動作を再開させる構成を有している。
【0010】
この構成により、落下防止のため、読み取り後の原稿の後端が排紙ローラのニップ部に挟持されている場合でも、挿入された次原稿を所定位置(例えば、レジストセンサの直前など、先の挟持原稿の障害とならない位置)まで搬送可能とすることで、操作性が向上することとなる。
また、この構成により、読み取り後の原稿(先の原稿)の後端を排紙ローラのニップ部で挟持することにより、この原稿の落下を防止し、さらに、所定時間経過後に前記原稿を排紙することにより、作業者が次の原稿を挿入してから、排紙された先の原稿を受け取るまでの時間が確保されるので、原稿挿入と排紙原稿の受け取り作業を一人の作業者で行えることとなる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記所定時間を更新可能に設定するための設定手段を設けた構成を有している。
【0014】
この構成により、原稿が排紙されるまでの時間を変更可能とすることにより、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などに応じて最適な時間を設定できるので、作業効率が向上することとなる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2において、前記第2の原稿の搬送動作が一旦停止している場合、前記搬送動作の再開を指示するための指示手段を設け、前記制御手段は、前記指示手段で前記第2の原稿の搬送動作の再開が指示されると、前記所定時間が経過したか否かに拘らず、前記第2の原稿の搬送動作および前記第1の原稿の排紙動作を再開させる構成を有している。
【0016】
この構成により、時間設定による原稿排紙に優先してキー操作による原稿排紙ができるので、一人の作業者が原稿挿入作業と排紙原稿を受け取る作業を担当でき、さらに、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などにも対応できることとなる。
【0017】
参考として、本発明は、原稿が挿入されたことを検知する挿入検知手段と、前記原稿を読取位置へ搬送する搬送手段と、前記原稿を装置外に排紙する排紙手段と、前記原稿の後端が前記排紙手段の近傍に到達したことを検知する排紙検知手段と、前記搬送手段による搬送および前記排紙手段による排紙を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記挿入検知手段が第2の原稿が挿入されたことを検知すると、前記搬送手段によって前記第2の原稿を予め決められた距離だけ搬送した後、前記第2の原稿の搬送動作を一旦停止し、次いで、前記排紙検知手段が前記第1の原稿の後端通過を検知すると、一旦停止していた前記第2の原稿の搬送動作を再開させる構成を有している。
【0018】
この構成により、排紙ローラのニップ部に挟持されている原稿がある状態で、新たに次原稿が挿入された場合に、この次原稿をフィードさせる(次原稿を装置内に搬送し始める)か、フィードを禁止する機能を持つので、作業者の熟練度などに応じ、次原稿を搬入または停止させることができ、操作性が向上することとなる。
また、この構成により、落下防止のため、読み取り後の原稿の後端が排紙ローラのニップ部に挟持されている場合でも、挿入された次原稿を所定位置まで搬送可能とし、かつ、排紙ローラのニップ部に挟持されている原稿が取り除かれると、挿入された次原稿の搬送および読取動作を再開することで、操作性がさらに向上することとなる。
【0021】
参考として、本発明は、前記第2の原稿の搬送動作が一旦停止している場合、前記搬送動作の再開を指示するための指示手段を設け、前記制御手段は、前記指示手段で前記第2の原稿の搬送動作の再開が指示されると、前記第2の原稿の搬送動作および前記第1の原稿の排紙動作を再開する構成を有している。
【0022】
この構成により、例えば、排紙ローラのニップ部に挟持されている原稿があるために、一定距離だけ搬送された後、停止している原稿の搬送再開を指示する操作キー(再スタートキー)を押下して搬送を再開し、かつ排紙ローラのニップ部に挟持されている原稿を装置外に排紙できるので、操作性がさらに向上することとなる。
【0023】
参考として、本発明は、前記第1の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記第2の原稿の原稿が挿入された場合に、前記第2の原稿の搬送動作を禁止するか、前記搬送手段によって前記第2の原稿を予め決められた距離だけ搬送するかのいずれかを設定するための設定手段を設けた構成を有している。
【0024】
この構成により、排紙ローラのニップ部に挟持されている原稿がある状態で、新たに次原稿が挿入された場合に、この次原稿をフィードさせる(次原稿を装置内に搬送し始める)か、フィードを禁止するかを選択する機能を持つので、作業者の人数や熟練度などに応じて任意に次原稿の搬入および停止を選択でき、操作性が向上することとなる。
【0025】
参考として、本発明は、前記第1の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記挿入検知手段が前記第2の原稿が挿入されたことを検知すると、警告メッセージを出力する警告出力手段を設けた構成を有している。
【0026】
この構成により、落下防止のため、読み取り後の原稿の後端が排紙ローラのニップ部に挟持されている場合に、読み取り後の原稿が落下防止状態にあることを音声メッセージや画面表示などで警告することにより、作業者に対して有効な操作(排紙ローラのニップ部から原稿を引き抜くなど)を積極的に促すこととなる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、スキャナ装置などの画像読取装置、ファクシミリ装置などの画像形成装置、あるいはこれらの装置に搭載された原稿搬送装置に広く適用することができる。
【0028】
[第1の実施の形態]
図1に、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置(ディジタル複写機)の構成を示す。 前記ディジタル複写機は、本体側の給紙ユニット95と作像ユニット93と本体上部に装着された原稿搬送装置(シート搬送装置)11とから主に構成される。
【0029】
原稿搬送装置(以下、ADFともいう)11は、原稿(シート)Sを読取位置へ搬送し、読み取り後の原稿Sをa方向に搬送して装置後方の原稿排紙テーブル96に排紙するものである。
【0030】
ADF11の上部ユニットは、図示しないヒンジなどの連結部材によってその下部ユニットと上下方向に開閉自在に接続されている。前記上部ユニットの上部には、操作表示部25が装置前方に向いて搭載されている。
【0031】
操作表示部25は、スタートキー、テンキー、クリア・ストップキー、初期設定キー、モードキーなどのキー群、および液晶タッチパネルを備え、ユーザの操作で各動作モードの設定や動作開始および停止指示が可能なように構成されている。また、前記液晶タッチパネルには、画面ごとに適宜出現する機能キーを含む入力操作部と、部数や装置状態(原稿取り忘れを含む)などをメッセージ表示する表示部とを併せ持つ。ユーザ操作による設定内容は、操作表示部25から制御部24に送信される。
【0032】
読取部50は、セルフォックレンズアレイ、リニアセンサ(CCDなどによって構成された直線状のセンサ)、スキャナモータ、などからなるスキャナユニットであって、装置前方から挿入・搬送されてきた原稿に搬送路上方から光を照射し、その反射光をリニアセンサの受光面に結像し、その画像面を順次画像信号(画像データ)に変換する。
【0033】
一方、下部ユニットの前方上面には原稿テーブル92が配設され、ユニット後方背面には原稿排紙テーブル96が突き出して取り付けられている。原稿テーブル92は、原稿Sを画像面上向きに載置し、装置前方から挿入された原稿Sをフィードローラ13(図2に示すフィード従動ローラ13a、フィード駆動ローラ13b)のニップ部に案内する。
【0034】
レジストセンサ7は、読取部50の上流近傍に配設された光学式反射形センサであって、原稿先端が読取部50のスキャンラインに到達したことを検知してオン状態となり、原稿後端通過後にオフとなる。また、レジストセンサ7の後端検知タイミングに基づき、搬送モータの停止処理がなされる。
【0035】
原稿排紙テーブル96は、搬送方向下流に向かって高くなるように傾斜し、櫛歯状に形成された金属製ワイヤからなり、排紙ローラ14(図2に示す排紙従動ローラ14a、排紙駆動ローラ14b)下流の排紙口から装置後方に伸展状態で排紙された原稿をそのまま収納する。
【0036】
なお、フィードローラ13、白色ローラ16および排紙ローラ14は、搬送モータ(ステッピングモータ)27の駆動で正逆回転し、このステッピングモータ27は装置本体から電源電圧を供給されている。
【0037】
一方、作像ユニット93は、ドラム状の感光体33を中心とし、この感光体33の周囲には、電子写真プロセスの工程順に、帯電チャージャ31、書込ユニット、現像ユニット32、転写チャージャ36、分離チャージャ37などが配設されている。書込ユニットは、レーザ出力ユニット(レーザダイオード、ポリゴンミラーなどを具備)、結像レンズ、ミラーなどによるレーザ書込光学系を構成している。
【0038】
また、作像ユニット93内の下部には、第1、第2、第3のロール転写紙78、79、94が引き出し自在に装着されており、共通の縦搬送ユニット(給紙ローラ71〜75、カッタ76、77を含む)を介して感光体33の転写位置側に、原稿長に応じてカットされた転写紙を給紙搬送する。さらに、感光体33の転写位置よりも搬送方向下流には、搬送ベルト、定着ユニット(定着ローラ35、加圧ローラ34など)、排紙ローラ38、39を含む排紙ユニット、排紙トレイ41が順に設けられている。
【0039】
これにより、第1、第2、第3のロール転写紙78、79、94は、ADF11側で検出した原稿長さに応じ、選択および切断され、前記縦搬送ユニットにより感光体33の転写位置まで搬送される。一方、副走査方向に回転駆動される感光体33側では前記書込ユニットによる主走査方向の光書込みを受けて静電潜像が形成され、現像ユニット32による現像を受けてトナー像が形成される。前記縦搬送ユニットにより搬送されたカット済み転写紙は、このトナー像先端と同期を取りながら、感光体33と同速で駆動される前記搬送ベルトによって搬送され、トナー像の転写を受ける。転写後の転写紙は前記定着ユニットによる定着処理を受けた後、転写紙サイズに応じ、排紙ローラ38、39を介して排紙トレイ41上に排紙される。
【0040】
図2に、本発明の第1の実施の形態に係るディジタル複写機の要部構成を示す。ここでは、読み取り後の原稿S′の後端が排紙従動ローラ14aと排紙駆動ローラ14bに挟まれて停止し、かつ、挿入された原稿Sが読取位置付近まで搬送されて停止している状態を示す。
【0041】
本実施形態の画像読取装置は、手動で装置前側(図2中の右側)から挿入した原稿Sを装置後側(搬送方向、露光方向および排紙方向)に搬送する搬送部40と、コンタクトガラス上の読取位置(スキャンライン)に搬送された原稿Sの画像面を読み取る読取部50とを備え、画像読取装置の上面にコンタクトガラスが設けられている。
【0042】
また、搬送部40(ADF11に含まれる)は、A2、A3サイズなどの大型サイズの原稿Sを載置するための原稿テーブル(原稿載置台)92と、読み取り後の原稿S′を読取位置から後側(図1中のa方向)に向かって搬送(正転)し、その原稿S′の後端側を挟持する排紙ローラ14と、読み取り搬送されてきた原稿S′を受ける原稿排紙テーブル96と、コンタクトガラス下方で原稿Sをガイドする白色ローラ16と、挿入原稿Sを装置前側(フィードローラ13の上流近傍)で検知する挿入センサ3と、挿入搬送されてきた原稿Sを読取位置上流で検知するレジストセンサ7と、読み取り搬送されてきた原稿S′の後端を検知する排紙センサ15とを備える。
【0043】
また、フィードローラ13を構成する、フィード従動ローラ13aとフィード駆動ローラ13bとは、硬質ゴムなどからなり、同一の摩擦係数を有する。フィード従動ローラ13aおよび排紙従動ローラ14aのローラ軸と、ステッピングモータ27の軸には、タイミングベルト(図示せず)が架け渡されており、ステッピングモータ27の駆動力によって原稿Sが読取動作とタイミングを合わせて搬送される。ステッピングモータ27は、図3に示す制御部24からの出力信号によって駆動されるようになっている。
【0044】
また、読取部50は、コンタクトガラス上方に配設され、前述のように光源10(公知の露光ランプ)、セルフォックレンズアレイ、リニアセンサ(CCDなどによって構成された直線状のセンサ)などからなり、コンタクトガラス上の読取位置(スキャンライン)で原稿Sの画像面を読み取るように構成されている。
【0045】
次に、図3を参照しながら、本実施形態の画像読取装置の機能構成を説明する。
図3において、制御部24は、CPU、メモリ(ROM、RAM、不揮発性メモリなど)、入出力部(I/O)、インタフェース部などからなり、操作表示部25からのモード設定信号や挿入センサ3、レジストセンサ7、排紙センサ15などからの検出信号を入力し、その情報を基にしてオンオフ制御のための切換信号やクロック信号を出力する。こうして、制御部24は、同期信号発生回路22の制御、ステッピングモータ駆動回路26を介してのステッピングモータ27の起動制御、光源の点滅制御、フィードクラッチ(フィードCL)28および排紙クラッチ(排紙CL)29の切換制御などを実行する。このような制御により、本実施形態の画像読取装置は、予め設定された速度で原稿の搬送動作、読取動作を含む各動作を行うこととなる。
【0046】
なお、本実施形態では、駆動モータをステッピングモータ27で構成しているため、制御部24は、例えば駆動ステップ数(パルス数)に1ステップ当たりの搬送距離を乗じることによって、容易に駆動距離(搬送距離)を取得することができる。
【0047】
また、制御部24は、原稿挿入処理タイマを有し、これを制御する。この原稿挿入処理タイマは、挿入センサ3がオンしてから原稿搬送開始までの時間などを規定するもので、本実施形態では1〜3秒としている。すなわち、原稿挿入処理タイマは、原稿セット時間の余裕を持たせるために設けられており、例えば、挿入センサ3が検知した直後は原稿が十分挿入されていない場合や、明らかに斜めに挿入してしまった場合に作業者が適切なセットを行うまでの時間を規定するものである。なお、本実施形態では原稿挿入処理タイマを1〜3秒としているが、作業者の習熟度や原稿サイズなどにより、時間を短く設定したり長く設定したりすることが望ましく、本実施形態は操作表示部25から調整可能にしている。
【0048】
同期信号発生回路22は、リニアセンサ8、アナログ処理回路20、A/D変換回路21、シェーディング補正回路23にクロック、アドレスなどの信号を供給する。
【0049】
アナログ処理回路20は、リニアセンサ8からのアナログ画像信号のレベルを調整し、サンプルホールド、ゲイン可変の増幅(AGC)を行う機能を有する。
【0050】
A/D変換回路21は、アナログ信号である画像信号を8bitのディジタル画像信号に変換する。
【0051】
なお、図示しないオート・ゲイン・コントロール(AGC)回路は、原稿が白色ローラ16上にない場合に、A/D変換回路21の出力の主走査方向での最大値が予め決められた値(例えば、220)になるよう、AGC増幅を制御する。
【0052】
シェーディング補正回路23は、原稿照明光量の主走査方向の分布バラツキやリニアセンサ8を構成するCCDからA/D変換回路21の出力までの特性に起因する主走査方向の画像信号のバラツキを補正する。この際、以下の式によって、リニアセンサ8の画素ごとに補正処理を行う。
シェーディング処理後データ=(原稿画像データ/基準データ)×255
但し、基準データはAGC後、原稿Sが白色ローラ16上にない場合のA/D変換回路21の出力データである。なお、AGCとシェーディング処理は公知の従来技術と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、前述のAGC動作は、画像読取装置を起動するメインスイッチ(SW)オン時のタイミングで実施してもよい。
【0053】
フィードクラッチ28は、フィード駆動ローラ13bとステッピングモータ27を連結する。そして、フィードクラッチ28がオンの場合のみ、ステッピングモータ27の回転動力を伝達することとなる。また、排紙クラッチ29は、排紙駆動ローラ14bとステッピングモータ27を連結する。そして、排紙クラッチ29がオンの場合のみ、ステッピングモータ27の回転動力を伝達することとなる。
【0054】
また、操作表示部25には、図示しないスタート・ストップキー、テンキー、ファンクションキー、Yes/Noキー、カーソルキーなどのキー群、LCD、LEDなどの表示器、音声出力装置などを備える。また、操作表示部25は、モード設定機能、動作開始指示機能などの他に、原稿挿入時に前に挿入した原稿S′の後端が排紙ローラ14に挟まれている場合はその旨を警告表示する機能または音声で警告する機能を有する。あるいは、警告表示する機能および音声で警告する機能を有する。
【0055】
次に、図4を参照しながら、本実施形態の画像読取動作を説明する。
1枚の原稿Sが原稿テーブル92上で搬送方向(図1中、a方向)へ向かって挿入されると、挿入センサ3が原稿Sの先端を検知してオンとなる(s101)。ここで、排紙センサ15がオンである場合(s102)に、先に読取れた原稿S′が排紙ローラ14にニップされた状態にあると判断し、操作表示部25に警告メッセージを表示する(s112)。また、ステップs102において、排紙センサ15がオフである場合には、さらに原稿挿入処理タイマをスタートさせる。こうして、挿入センサ3が原稿Sの先端を検知してから所定時間(例えば、約2秒間)が経過すると(s103)、制御部24の制御でステッピングモータ27を正転駆動し(搬送方向)、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13に駆動伝達する(s104)。こうして、フィードローラ13は搬送方向に回転駆動する。
【0056】
次いで、レジストセンサ7が原稿先端を検知すると(s105)、ステッピングモータ27の駆動に合わせて、光源10を点灯するとともに、排紙クラッチ29がオンして排紙ローラ14を搬送方向に回転駆動させる(s106)。
【0057】
このような原稿搬送過程で、コンタクトガラスおよび白色ローラ16に挟まれた部分で、リニアセンサ8、前記セルフォックレンズアレイを使用して原稿画像が読み取られる。この後、原稿読み取りが終了すると(s107)、光源10をオフする(s108)。また、原稿がフィードローラ13を通過するタイミングで、フィードクラッチ28はオフされる(s109)。
【0058】
次いで、読み取り後の原稿S′が排紙センサ15で検知され、その原稿S′の後端が排紙センサ15を通過する直前に(s110)、ステッピングモータ27、排紙クラッチ29をオフする(s111)。こうして排紙駆動ローラ14bの回転を停止することにより、原稿後端を排紙ローラ14で挟んだ状態を保持する。この状態を制御部24で認識(記憶)する。こうして1枚目の原稿読み取り工程を終了し、待機状態となる。なお、ここまでの動作において、排紙クラッチ29は必要としない。
【0059】
次いで、作業者により、排紙ローラ14で挟まれた原稿S′が排除され(引き抜かれ)、排紙センサ15がオンからオフに変化すると、制御部24は、さらに挿入センサ3の検知情報などから挿入中の原稿Sがあると判断して、ステッピングモータ27、フィードクラッチ28をオンし、フィードローラ13の回転駆動を再開する。
【0060】
この後、1枚目の原稿読取動作と同様に、レジストセンサ7が原稿先端を検知すると、光源10、排紙クラッチ29がオンされ、読み取り後の原稿後端が排紙ローラ14で挟まれた状態で待機することとなる。この状態でさらに他の原稿が挿入された場合は同様な動作を繰り返す。
【0061】
以上のように、本実施形態の画像読取装置は原稿搬送装置11に、読取対象の原稿Sが挿入されたことを検知する挿入センサ3と、読取対象の原稿Sを読取位置へ搬送するフィードローラ13などと、読み取り後の原稿S′を装置外に排紙する排紙ローラ14などと、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14などの近傍に到達したことを検知する排紙センサ15と、読み取り後の原稿S′を排紙ローラ14などで排紙する際、排紙センサ15が読み取り後の原稿S′の後端を検知すると、排紙ローラ14などの排紙動作を一旦停止し、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14などに保持された状態で、挿入センサ3が新たに読取対象の原稿が挿入されたことを検知すると、フィードローラ13などの搬送動作を禁止する制御部24などとを設けているので、落下防止のために読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14にて挟持されている場合でも、挿入された次原稿Sを所定位置(レジストセンサ7の直前)まで搬送可能とすることができ、操作性が向上する。
【0062】
また、本実施形態の原稿搬送装置11では、先の読み取り後原稿S′が排紙ローラ14に挟まれた状態で、制御部24は原稿挿入のための搬送動作を禁止し、操作表示部25の前記表示器にその旨を表示して警告するか、あるいは前記音声出力装置で音声により作業者に警告通知するので、作業者に対して除去すべき原稿があることを通知し、確実に除去させるという効果も得られる。
【0063】
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の画像読取装置の構成は、操作表示部25の再スタートキーを除き、第1の実施形態と概ね同様であるため、図1乃至図3を用いるとともに同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。
【0064】
本発明の第2の実施形態は第1の実施形態とは、操作表示部25に、先の読み取り後原稿S′の後端が排紙ローラ14で挟持されている場合に、次の原稿Sをフィードさせるとともに、前記先の原稿S′を強制的に排紙する動作を選択するための再スタートキーを設けた点が相違している。この構成により、作業者の選択に応じて読み取り作業を効率的に行えるという効果が得られる。
【0065】
前記操作表示部25の前記キー群には、前述のように読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14で挟持され、かつ次の原稿Sがレジスト位置直前で待機状態にある場合に、ステッピングモータ27、排紙クラッチ29をオンして先の原稿S′を強制的に排紙し、さらに排紙クラッチ29をオフし、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13を回転駆動する動作を選択するための再スタートキーを備える。読取動作時における次原稿Sの待機状態で、前記再スタートキーが押下されると、押下情報は制御部24に送信されて更新可能に保持される。
【0066】
また、制御部24は、第1の実施形態に準じ、先の読み取り後原稿S′が排紙ローラ14で挟持された状態にあるか否かを記憶しており、この状態で前記再スタートキーの押下情報を受け取ると、これを更新可能に保持し、ステッピングモータ27、排紙クラッチCL29をオンして排紙ローラ14を回転駆動させるとともに、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13を回転駆動させる。
【0067】
さらに、制御部24には、前述のように次原稿Sが待機状態になってから搬送再開までの時間を規定する原稿挿入処理タイマを有する。制御部24は、前述のように次原稿Sが待機状態にあって前記再スタートキーが押下されない場合に、原稿挿入処理タイマに予め設定された時間T0が経過すると、ステッピングモータ27、排紙クラッチCL29をオンして排紙ローラ14を回転駆動させるとともに、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13を回転駆動させる。ここで、時間T0は第1の実施形態に準じて操作表示部25から調整可能にしており、時間T0は例えば約2秒である。この時間T0の設定に応じ、後続の原稿Sがレジストセンサ7の手前で一時停止する時間が変化することになる。
【0068】
次に、図5乃至図7を参照しながら、本実施形態の画像読取動作を説明する。
本実施形態においては、1枚の原稿Sが原稿テーブル92上で搬送方向(図1中、a方向)へ向かって挿入されると、挿入センサ3が原稿Sの先端を検知してオンとなる(s201)。ここで、排紙センサ15がオンである場合(s202)に、先に読取れた原稿S′が排紙ローラ14にニップされた状態にあると判断し、操作表示部25に警告メッセージを表示する(s301)。さらに、ステップs202において原稿挿入処理タイマをスタートさせ、所定時間(例えば、約2秒間)が経過すると(s302)、制御部24の制御でステッピングモータ27を正転駆動し(搬送方向)、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13に駆動伝達する(s303)。こうして、フィードローラ13は搬送方向に回転駆動する。さらに、原稿先端がレジストセンサ7の直前に達すると(s304)、制御部24の制御でステッピングモータ27およびフィードクラッチ28をオフして(s305)、原稿搬送を予め設定された時間T0(例えば、約2秒間)だけ一時停止させる。なお、制御部24は2枚目の原稿Sが一時停止してからの経過時間を計測している。ここで、制御部24は再スタートキーが押下されているか否かを判断し(s401)、押下されていない場合に、原稿挿入処理タイマにより予め設定された時間T0が経過したか否かを判断する(s402)。
【0069】
また、再スタートキーが押下されている場合(s401)、および予め設定された時間T0が経過した場合(s402)に、ステッピングモータ27の駆動に合わせて、光源10を点灯するとともに、排紙クラッチ29をオンさせて排紙ローラ14を搬送方向に回転駆動させる(s403)。この後、排紙センサ15がオンからオフに変化した場合(s404)に、ステッピングモータ27の駆動を停止させて光源10を消灯するとともに、排紙クラッチ29をオフさせる(s405)。ここで、原稿テーブル92上で搬送方向(図1中、a方向)へ向かって挿入された原稿Sが、レジスト位置の直前で待機しているために挿入センサ3が原稿Sの先端を検知してオンとなっている場合(ステップs406)に、制御部24の制御でステッピングモータ27を正転駆動し(搬送方向)、フィードクラッチ28をオンしてフィードローラ13に駆動伝達させて(s204)、搬送動作を再開する。
【0070】
次いで、レジストセンサ7が原稿先端を検知すると(s205)、ステッピングモータ27の駆動に合わせて、光源10を点灯するとともに、排紙クラッチ29がオンして排紙ローラ14を搬送方向に回転駆動させる(s206)。このような原稿搬送過程で、コンタクトガラスと白色ローラ16に挟まれた部分(スキャンライン)で、リニアセンサ8、前記セルフォックレンズアレイを使用して原稿画像が読み取られる。この後、原稿読み取りが終了すると(s207)、光源10をオフする(s208)。また、原稿がフィードローラ13を通過するタイミングで、フィードクラッチ28はオフされる(s209)。
【0071】
次いで、読み取り後の原稿S′が排紙センサ15で検知され、その原稿S′の後端が排紙センサ15を通過する直前に(s210)、ステッピングモータ27、排紙クラッチ29をオフする(s211)。こうして排紙駆動ローラ14bの回転を停止することにより、原稿後端を排紙ローラ14で挟んだ状態を保持する。この状態を制御部24で認識(記憶)する。こうして1枚目の原稿読み取り工程を終了し、待機状態となる。
【0072】
以上のように、本実施形態の画像読取装置は原稿搬送装置11に、読取対象の原稿Sが挿入されたことを検知する挿入センサ3と、読取対象の原稿Sを読取位置へ搬送するフィードローラ13と、読み取り後の原稿S′を装置外に排紙する排紙ローラ14と、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14の近傍に到達したことを検知する排紙センサ15と、読み取り後の原稿S′を排紙ローラ14で排紙する際、排紙センサ15が読み取り後の原稿S′の後端を検知すると、排紙ローラ14の排紙動作を一旦停止し、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14に保持された状態で、挿入センサ3が新たに読取対象の原稿Sが挿入されたことを検知すると、フィードローラ13によって読取対象Sの原稿を予め決められた距離だけ搬送した後、搬送動作を一旦停止させる制御部24とを設けているので、落下防止のため、読み取り後の原稿の後端が排紙ローラ14のニップ部に挟持されている場合に、挿入された次原稿を所定位置(例えば、レジストセンサ7の直前など、先の挟持原稿の障害とならない位置)まで搬送して待機させることができる。よって、次原稿の読み取り動作を速やかに行うことができる。
【0073】
また、本実施形態の原稿搬送装置11では、制御部24などは、前記搬送動作を一旦停止してから所定時間が経過すると、排紙ローラ14によって読み取り後の原稿S′を排紙し、挿入センサ3によって読取対象の原稿Sが挿入されたことを検知すると、フィードローラ13などの搬送動作を再開させるので、読み取り後の原稿(先の原稿)S′の後端を排紙ローラ14のニップ部で挟持することにより、この原稿の落下を防止し、さらに、所定時間経過後に原稿S′を排紙することにより、作業者が次の原稿を挿入してから、排紙された先の原稿S′を受け取るまでの時間が確保される。よって、原稿挿入と排紙原稿の受け取り作業を一人の作業者で行える。
【0074】
また、本実施形態の原稿搬送装置11では、前記所定時間を更新可能に設定するための操作表示部25および制御部24を設けているので、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などに応じ、原稿が排紙されるまでの時間を適宜、変更きる。
【0075】
さらに、本実施形態の原稿搬送装置11では、読取対象の原稿Sの搬送動作が一旦停止している場合に、搬送動作の再開を指示するための再スタートキーを設け、制御部24は、前記再スタートキーで搬送動作の再開が指示されると、所定時間が経過したか否かに拘らず、フィードローラ13の搬送動作および排紙ローラ14の排紙動作を再開させるので、時間設定による原稿排紙に優先してキー操作による原稿排紙がなされる。よって、一人の作業者が原稿挿入作業と排紙原稿を受け取る作業を担当できる。さらに、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などにも対応できる。
【0076】
なお、本実施形態に限らず、先の読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14に挟まれて保持され、かつ次の原稿Sがレジスト位置で待機状態となった時点で、先の読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14に挟まれていることを示すメッセージ、または、これに加えて前記再スタートキーの押下を促すメッセージを前記表示器に表示する機能を持たせてもよい。または、前述のメッセージを音声で警告する機能を持たせてもよい。さらに、前述のメッセージを前記表示器に表示するとともに、音声で警告する機能を持たせてもよい。
【0077】
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態の画像読取装置の構成は、第2の実施形態と概ね同様であるため、図1乃至図3を用いるとともに同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。また、本実施形態の画像読取動作は、図7に示すステップs401乃至s406の処理を除き、第2の実施形態と概ね同様であるため、図5および図6を用いるとともに、同一の処理には同一符号を付与して説明を省略する。
【0078】
図8は、本発明の第3の実施形態に係る画像読取動作を示す。これは第2の実施形態とは、制御部24に、次原稿Sが待機状態になってから搬送再開までの時間を規定する原稿挿入処理タイマを有さず、制御部24は、再スタートキーで搬送動作の再開が指示されると(s501)、排紙ローラ14の排紙動作(s502)およびフィードローラ13の搬送動作(図5のs204)を再開する点が相違している。この構成によれば、排紙ローラ14のニップ部に挟持されている読み取り後の原稿があるために、一定距離だけ搬送した後に停止されている次の原稿の搬送動作を、再スタートキーの押下による任意のタイミングで再開し、かつ排紙ローラ14のニップ部に挟持されている原稿を装置外に排紙でき、操作性が向上するという効果も得られる。
【0079】
本実施形態では、第2の実施形態に準じて、挿入された原稿先端がレジストセンサ7の直前に達すると(図6のs304)、図8に示すように再スタートキーが押下されているか否かを判断し(ステップs501)、押下されている場合にステッピングモータ27の駆動に合わせて、排紙クラッチ29をオンさせて排紙ローラ14を搬送方向に回転駆動させる(ステップs502)。この後、排紙センサ15がオンからオフに変化した場合(ステップs503)に、ステッピングモータ27の駆動を停止させて光源10を消灯するとともに、排紙クラッチ29をオフさせる(ステップs504)。ここで、原稿テーブル92上で搬送方向(図1中、a方向)へ向かって挿入された原稿Sが、レジスト位置の直前で待機しているために挿入センサ3が原稿Sの先端を検知してオンとなっている場合(ステップs506)に、ステッピングモータ27およびフィードクラッチ28をオンさせて(図5のs204)、搬送動作を再開する。
【0080】
なお、本実施形態に限らず、次の原稿Sがレジスト位置で待機状態となった時点で、先の原稿S′の後端が排紙ローラ14に挟まれている旨を示すメッセージを表示する機能、または、これとともに前記再スタートキーの押下を促すメッセージを前記表示器に表示する機能を持たせてもよい。さらに、前述のメッセージを表示するとともに音声で警告する機能を持たせてもよい。
【0081】
また、本実施形態に限らず、制御部24により、読み取り後の原稿S′を排紙ローラ14で排紙する際、排紙センサ15が読み取り後の原稿S′の後端を検知すると、排紙ローラ14の排紙動作を一旦停止し、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14に保持された状態で、挿入センサ3が新たに読取対象の原稿Sが挿入されたことを検知すると、フィードローラ13の搬送動作を禁止するか(第1の実施形態における図4のs112などに相当)、フィードローラ13によって読取対象の原稿Sを予め決められた距離だけ搬送させるか(第2、第3の実施形態における図6のs303乃至s305などに相当)、のいずれかを実行するようにしてもよい。さらに、前述のようにフィードローラ13によって読取対象の原稿Sを予め決められた距離だけ搬送させた後、搬送動作を一旦停止し、次いで、排紙センサ15が読み取り後の原稿S′の後端通過を検知すると、一旦停止していた搬送動作を再開させるようにしてもよい(第2、第3の実施形態における図5のs204、図7のs406、図8のs505などに相当)。ここで、操作表示部25のキー操作などにより、読み取り後の原稿S′の後端が排紙ローラ14に保持された状態で、読取対象の原稿Sが挿入された場合に、フィードローラ13の搬送動作を禁止するか、フィードローラ13によって読取対象の原稿Sを予め決められた距離だけ搬送するかのいずれかを、制御部24などに更新可能に設定するようにしてもよい。
【0082】
また、本実施形態に限らず、制御部24は先の読み取り後原稿S′が排紙ローラ14に挟まれた状態で、原稿挿入のための原稿搬送動作を禁止する第1のモードと、先の読み取り後の原稿S′が排紙ローラ14に挟まれた状態で、原稿挿入のための原稿搬送動作を許可し、レジストセンサ直前などの所定位置まで搬送して一旦停止し、先の原稿S′が排除されると継続して読取動作を行う第2のモードとを設け、操作表示部25のキー操作などで予め更新可能にモード設定してもよい。この方法により、原稿の種類、サイズ、作業者の熟練度などに応じて搬送および読取動作を切り換え、効率的に作業を進めることができる。
【0083】
なお、挿入センサ3などが前記挿入検知手段を構成し、ステッピングモータ27、フィードクラッチ28、フィードローラ13などが前記搬送手段を構成し、ステッピングモータ27、排紙クラッチ29、排紙ローラ14などが前記排紙手段を構成し、排紙センサ15などが前記排紙検知手段を構成し、制御部24などが前記制御手段を構成し、操作表示部25などが前記警告出力手段を構成し、操作表示部25などが前記指示手段を構成し、制御部24、操作表示部25などが前記設定手段を構成する。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、落下防止のため、先に挿入した原稿の端部が排紙ローラによって保持されている場合に、次の原稿搬送を禁止するので、先に挿入した原稿の落下防止を継続できる。
【0085】
請求項1に記載の発明によれば、落下防止のため、先の原稿の端部が排紙ローラによって保持されている場合に、次の原稿を予め決められた距離だけ搬送してから一旦停止させるので、次の原稿の読取動作を速やかに準備でき、作業者は有効な操作(排紙ローラによって挟持されている先の原稿を引き抜くなど)を行うことができる。
【0086】
また、請求項1に記載の発明によれば、原稿落下防止のために先に挿入した原稿の端部が排紙ローラに押さえられた状態で、作業者が次の原稿挿入をしても先の原稿が排紙されるまでの時間が確保されているので、一人の作業者が原稿挿入作業と排紙原稿を受ける作業を容易に行うことができる。
【0087】
請求項2に記載の発明によれば、先の読み取り後の原稿端部が保持された状態で、次の原稿の搬送動作を一旦停止してから先の読み取り後の原稿が排紙して次の原稿の搬送動作を再開するまでの時間を変更できるので、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などに応じた最適な時間が設定でき、作業効率が向上する。
【0088】
請求項3に記載の発明によれば、時間設定による原稿排紙ができ、かつ、設定時間よりも優先してキー操作による原稿排紙ができるので、一人の作業者が原稿挿入作業と排紙原稿を受け取る作業を容易に行い、さらに、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などにも対応できる。
【0089】
本発明によれば、落下防止のため、先の原稿の端部が排紙ローラによって保持された状態で、新たに次の原稿が挿入された場合に、この次の原稿を予め決められた距離だけフィードさせる(原稿を機内に搬送し始める)か、フィードを禁止するかのいずれかを選択できるので、原稿サイズ、種類、あるいは作業者の熟練度などに対応しながら原稿読み取り時の操作性を向上させることが可能である。
【0090】
また、本発明によれば、落下防止のため、先の原稿の端部が排紙ローラによって保持されている場合でも、作業者は次の原稿を挿入できるので、原稿読み取り時の操作性が向上する。
【0091】
本発明によれば、落下防止のため、原稿の端部が排紙ローラによって保持されている場合でも、次の原稿を挿入できるようにし、かつ、再スタートキー(操作キー)を押下することにより、排紙ローラによって保持されている先の原稿を排紙し、次の原稿の搬送および読み取りを再開するので、原稿読み取り時の操作性が向上する。
【0092】
本発明によれば、落下防止のため、先の原稿の端部が排紙ローラによって保持された状態で、新たに次の原稿が挿入された場合に、原稿の種類、サイズなどに応じて次の原稿をフィードさせる(原稿を機内に搬送し始める)か、禁止するかのいずれかを選択できるので、原稿読み取り時の操作性が向上する。
【0093】
本発明によれば、落下防止のため、先の原稿の端部が排紙ローラによって保持された状態で、新たに次の原稿が挿入された場合に、作業者に警告するので、作業者は有効な操作(排紙ローラに挟持されている先の原稿を引き抜くなど)を行うことができる。
【0094】
以上説明したように本発明によれば、読み取り後の原稿の落下を防止する機能を損なわずに画像読み取り時の操作性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の要部構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の駆動制御部を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取動作を示すフローチャートの一部である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取動作を示すフローチャートの一部である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取動作を示すフローチャートの一部である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る画像読取動作を示すフローチャートの一部である。
【図9】従来の原稿搬送装置(画像読取装置に搭載)の構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
3 挿入センサ
7 レジストセンサ
8 リニアセンサ
10 光源
13、13a、13b フィードローラ
14、14a、14b 排紙ローラ
15 排紙センサ
20 アナログ処理回路
21 A/D変換回路
22 同期信号発生回路
23 シェーディング補正回路
24 制御部
25 操作表示部
26 ステッピングモータ駆動回路
27 ステッピングモータ
28 フィードクラッチ(フィードCL)
29 排紙クラッチ(排紙CL)
50 読取部
92 原稿テーブル
96 原稿排紙テーブル
S、S′ 原稿
Claims (3)
- 原稿が挿入されたことを検知する挿入検知手段と、前記原稿を読取位置へ搬送する搬送手段と、前記原稿を装置外に排紙する排紙手段と、前記原稿の後端が前記排紙手段の近傍に到達したことを検知する排紙検知手段と、前記搬送手段による搬送および前記排紙手段による排紙を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、第1の原稿の後端が前記排紙手段に保持された状態で、前記挿入検知手段が第2の原稿が挿入されたことを検知すると、前記搬送手段によって前記第2の原稿を予め決められた距離だけ搬送した後、前記第2の原稿の搬送動作を一旦停止し、所定時間が経過すると、前記排紙手段によって前記第1の原稿を排紙し、前記第2の原稿の搬送動作を再開させることを特徴とする原稿搬送装置。 - 前記所定時間を更新可能に設定するための設定手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
- 前記第2の原稿の搬送動作が一旦停止している場合、前記搬送動作の再開を指示するための指示手段を設け、前記制御手段は、前記指示手段で前記第2の原稿の搬送動作の再開が指示されると、前記所定時間が経過したか否かに拘らず、前記第2の原稿の搬送動作および前記第1の原稿の排紙動作を再開させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の原稿搬送装置。
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