JP3966731B2 - 薄片搬送装置ならびにその利用装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の入口から入れ込まれた紙幣のような薄片を所定の経路方向に搬送する薄片搬送装置ならびに、その利用装置、例えば、複数台の遊技機と、それに用いる球体やメダルなどの遊技用媒体を貸付ける対価として入れ込まれた紙幣などを搬送するための薄片搬送装置を設けた遊技島装置などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機、スロットマシン、パチンコ遊技機にスロットマシン機能を設けたパチンコ・スロット遊技機などの遊技機を、図14のように、複数台配置して、1つのブロック状に構成したものを遊技島装置500といい、この遊技島装置500は、パチンコ店、スロットマシン店などの遊技店の内部において、あたかも複数の「島」を配置したように見えるので、通称を「島」とも呼ばれている。
【0003】
なお、以下の図において、同一符号で示す部分は、いずれかの図において説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。また、図中の太い線の部分は、その部分の端面または断面を略して画いた部分である。さらに、この発明において、部材とは、各構成部分を構成している構成材であって、単一または複数の構成要素によって構成した構成材をいうものである。
【0004】
そして、図14の遊技島装置500の構成(以下、第1従来技術という)ように、遊技用媒体、すなわち、遊技用の球体やメダルなどの貸付対価として入れ込まれた紙幣、伝票、カード類などの薄片100を搬送するための薄片搬送装置300を遊技島装置500に組み付けた構成が周知である。
【0005】
図14において、遊技島装置500には、複数台の遊技機Bを前列側と後列側とに分けて配置するとともに、遊技機B間の所要箇所に、遊技用媒体(図示せず)を貸付けるための貸付装置(装置全体は図示せず)に入れ込まれた薄片100を主搬送路Mに搬送するための副搬送路Sの部分を1つのブロック状に構成した副搬送部分Cを配置してある。なお、この発明において、上流側または下流側とは主搬送路Mにおける薄片100の流れの上流側または下流側をいう。
【0006】
また、前列側の遊技機Bと後列側の遊技機Bとの間の空間部分には、薄片搬送装置300の主搬送部分4と合流搬送部分2とを連続させて構成した主搬送路Mを配置するとともに、薄片搬送装置300の副搬送部分Cから入れ込まれた薄片100を合流搬送部分2で主搬送路Mに合流させて、主搬送路部分4で主搬送路Mの方向に搬送しており、主搬送路Mの終端に設けた収納部分110に薄片100を収納している。
【0007】
収納部分110を、遊技島装置500の外箱50の下流側に設けた端板(この発明において、下流側端板という)51に固定するとともに、下流側端板51よりも外側に張り出した収納部分110の外側を鍵52a付きの蓋52Aを設けた小さい覆箱52で覆っている。なお、下流側端板51は通称を「妻板」とも呼ばれている。
【0008】
また、図示していないが、遊技島装置500には、この他に、対価として入れ込まれた硬貨を搬送する搬送部分や、遊技媒体を搬送する搬送部分などが設けてある。
【0009】
ここで、前列側と、後列側との区別は、構成を分かり易く説明するためのものであって、店内の配置される配置状態などに関連づける意味のものではない。また、遊技機Bの列を前列側または後列側のみで構成(以下、第2従来技術という)したものも周知である。
【0010】
薄片搬送装置300における主搬送路Mの全長は、配置場所や組付対象となる遊技島装置500などの配置構成によって、種々に異なるため、主搬送路Mの終端部分M1、すなわち、収納部分110の収納搬送路Kの始端部分K1に接続する箇所の主搬送路Mの部分には、図14のように、合流搬送部分2を配置した〔末端合流型〕の構成になる場合と、図15の〔末端補間型〕ように、主搬送部分4を短い長さにして構成した補間用の主搬送部分Eを配置した構成(以下、第3従来技術という)になる場合と、図15の〔末端主搬送型〕のように、主搬送部分4を配置した構成(以下、第4従来技術という)になる場合とがある。
【0011】
そして、薄片100、例えば、紙幣100を副搬送路S・主搬送路M・収納搬送路Kに沿って搬送するための副搬送部分C・合流搬送部分2・主搬送部分4・収納部分110における具体的な搬送構成は、例えば、上記の第1従来技術の構成、すなわち、図14の〔末端合流型〕の構成の場合には、図16のように構成してある。
【0012】
図16の構成(以下、第5従来技術という)において、副搬送部分Cにおける搬送構成は、薄片100の取込側と送出側とに対向して配置したプーリC1a・C1b・C2a・C2bに掛け渡したベルトC3a・C3bのように、対向して配置した同一速度で送行する2つの無端状のベルトの間に薄片100を挟み込んで搬送する機構(以下、対向ベルト搬送機構という)によって構成してある。
【0013】
そして、プーリC1a・C1bまたはプーリC2a・C2bを、適宜の伝動機構(図示せず)、例えば、歯車機構を介して、副搬送部分Cに配置した駆動モータC4で駆動することにより副搬送路Sにおける薄片100の搬送を行っている。
【0014】
さらに、薄片100の取込側と送出側とには、薄片100の取込と送出とを所要の方向に対する搬送を所定の方向に安定して行い得るように搬送路を中心に対向して配置した案内片C11・C12を設けてある。
【0015】
副搬送部分Cの送出側と、この送出側に対向する後記の合流搬送部分2の取込側との間の距離が長かったり、距離が変化したりする場合には、この間の搬送を橋渡しするために、内径を薄片100、例えば、紙幣を案内しながら通過させられる大きさにした案内導管8を副搬送部分Cと合流搬送部分2との間に配置している。なお、案内導管8を設けない構成(以下、第6従来技術という)も周知である。
【0016】
主搬送部分4における搬送構成も、同様に、上流側と下流側とに対向して配置したプーリ44a・44b・46a・46bに掛け渡したベルト45a・45bによる対向ベルト搬送機構によって構成してある。
【0017】
そして、プーリ44a・44bまたはプーリ46a・45bを、適宜の伝動機構、例えば、歯車機構を介して、後記の合流搬送部分2に配置した駆動モータ26で駆動することにより当該部分の主搬送路Mにおける薄片100の搬送を行っている。
【0018】
合流搬送部分2における搬送構成は、主搬送路Mに沿って搬送を行う部分と、副搬送路Sからの薄片100、例えば、案内導管8を介して送り込まれた薄片100を主搬送路Mに合流させる搬送を行う部分とで構成してあり、主搬送路Mに沿って搬送を行う部分は、上流側に位置付けて主搬送路M上に対向して配置した取込用ローラ21a・21bにより、上流側の主搬送部分4から入れ込まれる薄片100を取り込んで下流側に搬送するように構成してある。
【0019】
そして、取込用ローラ21a・21bのうちの一方を他方に弾力的に押圧することにより、薄片100を確実に搬送できるようにしている。この押圧は、例えば、ばね(図示せず)を一方のローラの軸に設けて他方のローラの軸側に押し付けるように構成してある。
【0020】
副搬送路Sからの薄片100を主搬送路Mに合流させる搬送を行う部分は、主搬送路Mを中心にして、前側と後側とに対称的に配置してあり、副搬送部分C側に位置付けて副搬送路S上に対向して配置した取込用ローラ22a・22bにより、副搬送部分Cから入れ込まれる薄片100を取り込むとともに、取込用ローラ22a・22bで取り込まれた薄片100を主搬送路Mに送り込むための送込ローラ23とで構成してある。
【0021】
そして、取込用ローラ22a・22bを、上記の取込用ローラ21a・21bと同様に、一方を他方に弾力的に押圧するように構成するとともに、送込ローラ23を外周に薄片100を掻き込む形状、例えば、周囲に複数の突起部分(図示せず)を設けた羽根車状の形状に形成することにより薄片100の外面を摩擦力で掻き込んで、主搬送路M側に送出するように構成してある。
【0022】
また、対向ローラ21・21bと、対向ローラ22a・22bと、送込ローラ23とを、適宜の伝動機構(図示せず)、例えば、歯車機構を介して、合流搬送部分2に配置した駆動モータ26で駆動することにより、合流搬送部分2における薄片100の搬送を行うとともに、同様の伝動機構(図示せず)を介して、送込ローラ23とプーリ44a・44bとを連動し、または、対向ローラ21a・21bとプーリ46a・46bを連動することによって主搬送部分4における薄片100の搬送を行っている。
【0023】
そして、上流側からの薄片100の取込側と、副搬送路S側からの薄片100を取込側と、上流側からの薄片100と副搬送路S側からの薄片100の送出側とには、薄片100の取込と送出とを所要の方向に案内するように対向して配置した案内片24・25を設けてある。
【0024】
なお、副搬送部分C・主搬送部分4・合流搬送部分2は、薄片100の通路にならない箇所には、それぞれ、保護覆CA・4A・2Aを施すことにより、遊技媒体などの入り込みなどによる故障を防止するように保護している。
【0025】
また、上記の送込ローラ23の部分を取込用ローラ22a・22bと同様の構成にするとともに、ローラの外径を大きくするように変更した構成(以下、第7従来技術という)も周知である。
【0026】
なお、主搬送部分4のプーリ44a・44bを上流側の合流搬送部分2の歯車機構と連動させるとともにプーリ46a・45bを下流が合流搬送部分2の歯車機構と連動させることにより、1つの合流搬送部分2のみに配置した駆動モータ26により全体の合流搬送部分2と主搬送部分4とを駆動する構成(以下、第8従来技術という)が周知である。
【0027】
さらに、同様の連動構成と複数個目ごとの合流搬送部分2のみに駆動モータ26を配置して複数の合流搬送部分2と主搬送部分4とをブロック状に区分して搬送駆動する構成(以下、第9従来技術という)も周知である。
【0028】
そして、上記の第3従来技術の〔末端補間型〕の場合には、主搬送部分4の対向ベルト搬送機構のベルト45a・45bの長さを短くした主搬送部分を補間用の主搬送部分Eが合流搬送部分2と収納部分110との間に配置され、また、上記の第4従来技術の〔末端主搬送型〕の場合には、主搬送部分4が合流搬送部分2と収納部分110との間に配置されることになる。
【0029】
収納部分110の収納搬送路Kにおける搬送構成は、主搬送路Mから送り込まれる薄片100を取り込むための対向ローラ111a・111bと、取り込まれた薄片100を第1の貯留部分112に送り込むための対向ローラ113a・113bと、さらに、第2の貯留部分114に送り込むための対向ローラ115a・115b・116a・166bとで構成してある。
【0030】
これらの各対向ローラは、上記の対向ローラ21a・21bと同様に一方を他方に押圧するように構成するとともに、適宜の伝動機構(図示せず)を介して、収納部分110に配置した駆動モータ117で駆動することにより、収納搬送路Kにおける薄片100の搬送を行っている。
【0031】
そして、対向ローラ111a・111bで取り込まれた薄片100の種別、例えば、薄片100が紙幣の場合には、1000円札・5000円札・10000円札などの種別を検出部分118で検出して得られる検出信号を制御部分(図示せず)に与えることにより、第1の貯留部分112に貯蓄するか、第2の貯蓄部分114に貯蓄するかを判別する。
【0032】
第1の貯蓄部分112に貯蓄する薄片として判別されたときは、制御部分の制御動作により、薄片100が第1の貯蓄部分112の箇所に位置づけられたときに、電動アクチェータ112Aを駆動して押込機構112Bによって薄片100を第1の貯蓄部分112側に移行させて貯蓄することにより、薄片100を収納部分110に収納している。
【0033】
第1の貯蓄部分112は、移行されてきた薄片100をばね112Cで押される押板112Dと収納搬送路K側に配置した止板112Eとの間に挟み込んで保持することにより、薄片100を水平方向に重ねて整頓しながら貯蓄する。
【0034】
第2の貯蓄部分114に貯蓄する薄片100として判別されたときは、制御部分の制御動作により、薄片100を、第1の貯蓄部分112には無関係に通過させて、対向ローラ115a・115b・116a・166bにより搬送して第2の貯蓄部分114に入れみ、垂直方向に重ねて整頓しながら貯蓄することにより、薄片100を収納部分110に収納している。
【0035】
こうした搬送を案内するために、上流側からの薄片100の取込側と、第1の貯蓄部分112から第2の貯蓄部分114に向かう判別部分とには、薄片100の取込と送込とを所要の方向に案内するように対向して配置した案内片119・120を設けてあり、さらに、案内片120の終端側は薄片100の姿勢を変更するための案内片に形成してある。
【0036】
なお、第1の貯蓄部分112の上側の位置には、例えば、図14の〔下流側側面〕ように、上記の制御部分と上記の判別によって得られた薄片100の種別ごとの枚数、判別し得なかった薄片100の枚数などを表示する表示部分とを一体にした制御表示部分110Aを配置してあり、その表示内容を覆箱52に設けた覗き窓52bから見ることができるように構成してある。
【0037】
収納部分110の外周を覆った保護覆121は適宜の取付部分(図示せず)と取付ねじ(図示せず)とによって下流側端板51に固定してあり、また、覆箱52の蓋52Aの内側に対向する箇所に、内蓋122を設けてあって、薄片100を管理する担当者は、覗き窓52bから上記の表示内容を見るとともに、必要に応じて、鍵52aを操作して蓋52Aを開いた後に、内蓋122を開き、貯蓄部分112・114に貯蓄されている薄片100を取り出している。
【0038】
なお、第2の貯留部分114とこれに付随する搬送部分とを除去して全ての薄片100、例えば、全ての種別の紙幣を第1の貯留部分112のみに貯留するようにした構成(以下、第10従来技術という)も周知である。
【0039】
図16において、各案内片と、ローラ・プーリ・ベルトなどとが重なって画かれているいる部分は、高さ方向、すなわち、図の紙面に対して垂直な方向において、各案内片と、ローラ・プーリ・ベルトなどとの配置高さを異ならせて配置することにより、当該部分での搬送と案内との両機能が行えるように構成してある。なお、以下の図においても、同様である。
【0040】
ところで、薄片搬送装置300ならびにその利用装置、例えば、遊技島装置500の配置は、配置場所の都合、例えば、店内が隅切りした角地などの都合、または、遊技客の入場感や遊技感を高める目的で、図17のように、種々の配置形態にして配置せざるを得ない。
【0041】
そして、図17の〔湾曲斜交差配置形態〕の構成(以下、第11従来技術という)では、遊技機Bの配列を湾曲させるとともに、薄片搬送装置300または遊技機島装置500の末端の配置方向を通路Yの通行方向yに対して斜めに交差して配置させている。
【0042】
また、図17の〔直線斜交差配置形態〕の構成(以下、第12従来技術という)では、遊技機Bの配列を直線状にして、薄片搬送装置300または遊技機島装置500の末端の配置方向を、同様に、通路Yの通行方向yに対して斜めに交差して配置させている。
【0043】
なお、一般的な店内配置では、遊技機島装置500の外箱50の上流側には店内80の壁部81、通路または図示した遊技機島装置500と同様の遊技機島装置500が対称に配置さており、また、通路Yの左側は店内80の壁部82または図示した遊技機島装置500と同様の遊技機島装置500が対称に配置さている。
【0044】
そして、〔湾曲斜交差配置形態〕の構成の場合には、主搬送路Mを遊技機Bの配列の湾曲に合わせて折れ線状に形成するために、所要の箇所の主搬送部分4自体を途中箇所で屈曲させた構成のものを用いている。
【0045】
さらに、薄片搬送装置300または遊技機島装置500の配置場所によっては、これらの斜交差形態の配置に加えて、図17の〔直交配置形態〕の構成(以下、第13従来技術という)のように通行方向yに対して直交させた配置のものを上記の〔湾曲斜交差配置形態〕や〔直線斜交差配置形態〕を混在させて配置させなければならない場合もある。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第11従来技術・第12従来技術の構成のように、〔湾曲斜交差配置形態〕や〔直線斜交差配置形態〕のような配置の場合には、薄片搬送装置300ならびにその利用装置、例えば、遊技島装置300の末端にある収納部分110が通路Yの通行方向yに対して斜めに配置されているので、収納部分110を管理する担当者は通行方向yに対して斜めの姿勢をして収納部分110の表示内容の点検や開閉操作を行わなければならず、操作がやりずらいという第1の不都合がある。
【0047】
また、遊技客にとっては、下流側端板51が入り組んでいて店内の通路Yが乱雑な配置に見えるため、入りにくい店として感じたり、斜めに入り組んだ箇所の下流側端板51が監視員の位置Zから監視の死角になるため、不心得者が合鍵を使って収納部分110から薄片100、例えば、紙幣を盗み取り易いなどの第2の不都合がある。
このため、こうした不都合のない薄片搬送装置またはその利用装置、例えば、遊技島装置の提供が望まれているという課題がある。
【0048】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記のような
複数台の遊技機が一列状態に配置されて遊技島装置が構成され、合流搬送部分と主搬送部分を連続させて薄片を搬送する主搬送路が形成され、前記遊技機間の所要箇所に配置された遊技媒体の貸付装置に入れ込まれた薄片を前記合流搬送部分によって主搬送路へ合流させ、前記合流搬送部分から入れ込まれる薄片を前記主搬送部分によって前記主搬送路に沿って搬送する薄片搬送装置が前記遊技島装置の背面側に沿って配置され、前記主搬送路の終端部に設ける下流側端板の外側面に取り付けた収納部分に薄片を搬送して収納するよう構成され、前記薄片搬送装置の末端が遊技店内の通路の通行方向に対して斜めに交差配置される薄片搬送装置において、
【0049】
前記下流側端坂は前記通路の通行方向に対して平行に配置され、前記収納部分は前記主搬送路から搬送される前記薄片を取り込む収納搬送路を備え、前記主搬送路の終端部分を形成するよう前記合流搬送部分の1つが配置され、前記主搬送路の終端部分と前記収納搬送路の始端部分との間に、前記主搬送路の終端部分から斜めに搬送される前記薄片の搬送方向を前記収納搬送路の始端部分に向けて屈曲させる屈曲部分が配置され、前記屈曲部分は、前記薄片を前記主搬送路の終端部分から前記収納搬送路の始端部分へ案内するよう前記終端部分を形成する前記合流搬送部分に固定した主搬送側部材に設けた内側案内片と、この内側案内片が入れ込まれるよう前記始端部分に固定した収納側部材に設けた外側案内片と、前記主搬送側部材と前記収納側部材とを連結してこの両者のなす角度を可変する可変角度部分とを備え、前記可変角度部分によって前記外側案内片と前記内側案内片との重ね合わせ量が可変することを特徴とする第1の構成と、
【0050】
前記下流側端坂は前記通路の通行方向に対して平行に配置され、前記収納部分は前記主搬送路から搬送される前記薄片を取り込む収納搬送路を備え、前記主搬送路の終端部分を形成するよう前記合流搬送部分の1つが配置され、前記主搬送路の終端部分と前記収納搬送路の始端部分との間に、前記主搬送路の終端部分から斜めに搬送される前記薄片の搬送方向を前記収納搬送路の始端部分に向けて屈曲させる屈曲部分が配置され、前記屈曲部分は、前記薄片を前記主搬送路の終端部分から前記収納搬送路の始端部分へ案内するよう前記主搬送路の終端部分を形成する前記合流搬送部分に固定した主搬送側部材に設けた内側案内片と、この内側案内片の先端部分が入れ込まれるよう前記始端部分に固定した収納側部材に設けた外側案内片と、前記主搬送側部材と前記収納側部材とを連結してこの両者のなす角度を可変する可変角度部分と、前記主搬送路の終端部分から前記薄片を取り込んで前記収納搬送路に送り込むために前記主搬送側部材に設けた対向ローラとを備え、前記対向ローラは前記終端部分を形成する前記合流搬送部分に設けた前記主搬送路の搬送用駆動モータにて連動され、前記可変角度部分によって前記外側案内片と前記内側案内片との重ね合わせ量が可変することを特徴とする第2の構成と、
【0052】
更に、第1の構成または第2の構成のいずれかに記載の薄片搬送装置を具備する遊技島装置とすることにより、上記の課題を解決したものである。
【0053】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態として、この発明を上記の第11従来技術・第12従来技術の配置形態で第1従来技術・第5従来技術の装置構成をもつものに適用した実施例を説明する。
【0054】
【実施例】
〔第1実施例〕
以下、図1〜図3・図5〜図13により第1実施例を説明する。この第1実施例の構成が上記の第11従来技術・第12従来技術の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0055】
第1には、主搬送路Mの終端部分M1、例えば、合流搬送部分2の下流側の側面部分の位置の終端部分M1と、収納搬送路Kの始端部分K1、例えば、収納部分110の上流側の側面部分の位置の始端部分K1との間に、薄片100、例えば、紙幣の搬送方向を屈曲させるための屈曲部分60を設けることにより、外箱50の下流側端板51を通路Yの通行方向yと平行に配置できるように構成した箇所である。
【0056】
なお、第11従来技術の〔湾曲斜交差配置形態〕の構成と第12従来技術の〔直線斜交差配置形態〕の構成とは、全体から見た見掛け上は、湾曲と直線という異なりがあるが、装置の下流側の末端部分に限って見ると、当該部分では同一の配置形態になっているので、同様に対処することができる。
【0057】
第2には、上記の終端部分M1に固定する主搬送側部材61と、上記の始端部分K1に固定する収納側部材62との間の挟角θを上記の屈曲の内側位置P1を支点p1として変化させるようにした可変角度部分63を設けることにより、挟角θを図2のように大きな挟角θ1の状態と図3のように小さい挟角θ2の状態とに可変できるように構成した箇所である。
【0058】
第3には、主搬送側部材61に保持された内側案内片64によって薄片100、例えば、紙幣を上記の終端部分M1から上記の始端部分K1に案内するように構成した箇所である。なお、内側案内片64の上流側の部分は、合流搬送部分2における送出側の案内片25の下流側部分が入れ込まれるように構成することにより、屈曲部分60における薄片100、例えば、紙幣の取り込みが確実に行われるようにしてある。
【0059】
第4には、収納側部材62に保持された外側案内片65の内側に内側案内片64を入れ込ませるとともに、外側案内片65と内側案内片64とが重り合っている部分の長さ、すなわち、重ね合わせ量が挟角θの変化に対応して変化する重複部分66を設けて屈曲部分60を構成した箇所である。
【0060】
つまり、この第1実施例の構成は、概括的には、第1には、
副搬送部分Sから入れ込まれる薄片100、例えば、紙幣を主搬送路Mに合流させて搬送する合流搬送部分2と、上記の合流搬送部分2から入れ込まれる上記の薄片100、例えば、紙幣を上記の主搬送路Mに沿って搬送する主搬送部分4とを設けるとともに、
【0061】
上記の主搬送路Mの終端部分M1から入れ込まれる上記の薄片100、例えば、紙幣を収納搬送路Kに沿って搬送する収納部分110を設けた薄片搬送装置300において、
【0062】
上記の終端部分M1と上記の収納搬送路Kの始端部分K1との間に上記の薄片100、例えば、紙幣の搬送方向を屈曲させる屈曲部分60を配置する搬送路屈曲手段
を設けた上記の第1の構成を構成していることになるものである。
【0063】
第2には、上記の第1の構成において、
上記の終端部分M1に固定する主搬送側部材61と上記の始端部分K1に固定する収納側部材62との間の挟角θを上記の屈曲の内側位置P1を支点p1として変化させる可変角度部分63と、上記の薄片100、例えば、紙幣を上記の終端部分M1から上記の始端部分K1へ案内する上記の主搬送側部材61に保持された内側案内片64と、
【0064】
上記の内側案内片64が入れ込まれる上記の収納側部材62に保持された外側案内片65との重ね合わせ量が上記の挟角θの変化に対応して変化する重複部分66を設けて上記の屈曲部分60を構成する屈曲部分構成手段
を設けた上記の第2の構成を構成していることになるものである。
【0065】
第3には、遊技島装置500において、
上記の第1の構成〜第2の構成を設けた上記の第4の構成を構成していることになるものである。
【0066】
そして、第4には、上記の第4の構成において、
上記の収納部分110を外箱50の下流側端板51に固定するとともに、上記の屈曲、すなわち、屈曲部分60による屈曲によって、上記の下流側端板51を通路Yの通行方向yと平行に配置する端板配置手段
を設けた上記の第5の構成していることになるものである。
【0067】
そして、具体的には、後記の第2実施例における図5〜図13による具体構成のうちから、対向ローラ67a・67bとこれらに関連する部材の部分を除去して構成したものである。
【0068】
したがって、この第1実施例の構成によれば、収納部分110の鍵52a付きの蓋52Aと下流側端板51とを、屈曲部分60の挟角θによって、通路Yの通行方向yと平行に配置させることができるので、上記の第1の不都合と第2の不都合とを無くした薄片搬送装置300ならびにその利用装置、例えば、遊技島装置500を提供するできることになる。なお、挟角θが後側に配置される配置形態の場合には、屈曲部分60の構成を逆手にして構成すれば、上記の構成と同様に適用し得ることは言うまでもない。
【0069】
〔第2実施例〕
以下、図4〜図13により第2実施例を説明する。この第2実施例の構成が上記の第1実施例の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0070】
第1には、薄片100、例えば、紙幣を主搬送路Mから取り込んで収納搬送路Kに入れ込むための搬送用ローラ、例えば、対向ローラ67a・67bを主搬送側部材61に設けるように構成した箇所である。
【0071】
第2には、搬送用ローラ、例えば、対向ローラ67a・67bを主搬送路Mのの搬送用駆動源、例えば、合流搬送部分2に設けた駆動モータ26に連動させて駆動するように構成した箇所である。
【0072】
つまり、この第2実施例の構成は、概括的には、第1には、
上記の第1実施例の構成と同様の上記の第1の構成・第2の構成・第4の構成・第5の構成を構成していることになるものである。
【0073】
第2には、上記の第2の構成において、
上記の薄片100、例えば、紙幣を上記の主搬送路Mから取り込んで上記の収納搬送路Kに入れ込む搬送用ローラ、例えば、対向ローラ67a・67bを上記の主搬送側部材61に設けるとともに、
【0074】
上記の搬送用ローラ、例えば、対向ローラ67a・67bを上記の主搬送路Mの搬送用駆動源、例えば、合流搬送部分2に配置した駆動モータ26に連動させて駆動する搬送駆動手段
を設けた第3の構成を構成していることになるものである。
【0075】
第3には、遊技島装置500において、
上記の第3の構成を設けた上記の第4の構成を構成していることになるものである。
【0076】
第4には、この第4の構成において、
上記の収納部分110を外箱50の下流側端板51に固定するとともに、上記の屈曲、すなわち、屈曲部分60による屈曲によって、上記の下流側端板51を通路Yの通行方向yと平行に配置する端板配置手段
を設けた上記の第5の構成していることになるものである。
【0077】
そして、具体的には、屈曲部分60を図5〜図13のように構成してあり、また、主搬送側部材61は、図8・図10のように、複数の要素でなる構成材により、上下を箱状部分61A・61Bに構成するとともに、中央に貫通穴61Hを配置した部材に形成しているものである。
【0078】
図5において、対向ローラ67a・67bのうちの一方のローラ67aの駆動は、ローラ67aの軸67a1の上端側に固定して設けた歯車67a2を、合流搬送部分2に設けた中間歯車23Bを介して、合流搬送部分2の送込ローラ23の軸23aの上端側に固定して設けた歯車23Aに連動させることにより、送込ローラ23とローラ67aとが同一方向に回転するように駆動している。
【0079】
また、他方のローラ67bの駆動は、図8・図10のように、対向ローラ67a・67bの各軸67a1・67b1の各下端側に固定して設けた各歯車67a3・37b3を連動させてローラ67aとローラ67bとが反対方向に回転するように駆動している。
【0080】
なお、上下の各歯車67a2・67a3・67b3の部分を主搬送側部材61の上下の箱状部分61A・61Bの内部に配置することによって、外部から故障原因になるような物体、例えば、遊技媒体などが入り込まないように構成している。
【0081】
各軸67a1・67b1は、主搬送側部材61の上下に配置した水平方向の支持板部分61C・61Dに設けた各軸受67a5・67a6・67b5・67b6によって保持されている。なお、支持板部分61C・61Dから下流側に張り出した上下の各案内片61a・61bは、薄片100、例えば、紙幣の上下の縁部分を案内するものである。
【0082】
各ローラ67a・67bは、上下に間隔を置いて配置した複数の溝mをもつ短円柱状に形成するとともに、断面が円形の摩擦用リングr、例えば、ウレタンゴム材で形成したリングを嵌め着けて構成したものを貫通穴61Hの中に位置付けて配置してある。
【0083】
そして、一方のローラ67aには上下の溝mのみに摩擦用リングrを嵌め着け、他方のローラ67bには中間の溝mのみに摩擦用リングrを嵌め着けるとともに、水平面内でみると、一方の摩擦用リングrの外径と他方の摩擦用リングrの外径とが入り組んで重なるように配置することにより、薄片100、例えば、紙幣の高さ方向の中央部分を蛇行状に曲げるように形成しながら搬送するようにして、搬送を確実に行えるようにするとともに、この部分で薄片100が行き詰まったときに、薄片100を取り出し易くしている。
【0084】
内側案内片64は、前側の案内片64aと後側の案内片64bとを屈曲させる搬送路Rに沿って折れ面状に湾曲させてあり、それぞれ、上方の内側案内片64Aと下方の内側案内片64Bとに分けて配置するとともに、各内側案内片64A・64Bの各軸67a1・67b1よりも下流側の部分を上下に分けた2つの案内片に形成することにより、柔軟性をもたせるように形成したものを貫通穴61Hを貫通するようにして配置してあり、また、上流側の部分64Cの中に合流搬送部分2における送出側の案内片25の下流側先端部分を入れ込むようにして、屈曲部分60側での薄片100を取込を安定・確実にしている。
【0085】
各内側案内片64A・64Bの各中間から前側と後側とに張り出した各張出片64c・64dを主搬送側部材61の内側に配置した垂直方向の張出部分61E・61Fにねじs1で固定することによって、各内側案内片64A・64Bを主搬送側部材61で保持している。
【0086】
合流搬送部分2に対する主搬送側部材61の固定は、主搬送側部材61の上端側から上流側に張り出した水平方向の張出部分61Xと、主搬送側部材61の下端側に張り出した張出部分61Yとを、各ねじs2・s3で、合流搬送部分2に固定している。
【0087】
収納側部材62は、図9・図10のように垂直方向の単一の板状体62Aの中央に貫通穴62Bを配置した部材に形成したものである。そして、外側案内片65が貫通穴62Bを貫通するように配置してある。
【0088】
外側案内片65は、前側の案内片65aと後側の案内片65bとを屈曲させる搬送路Rに沿って折れ面状に湾曲させてあり、それぞれ、上流側を平板状部分65A・65Bに形成するとともに、下流側には内側案内片64の上下の各内側案内片64A・64Bと対応する位置に平板状部分65A・65Bから分岐して張り出した上下の各外側案内片65C・65Dを配置してある。
【0089】
そして、平板状部分65A・65Bの上流側の各縁から前側と後側と張り出した平板状部分65E・65Fから、さらに、下流側に戻すように張り出した上下の各張出部分65G・65Hを貫通穴62Bの前後の縁に沿って各ねじs5・s6で板状体62Aに固定してある。
【0090】
収納部分110に対する収納側部材62の固定は、収納側部材62の上端側と下端側とを、各ねじs7・s8で、収納部分110に固定している。なお、内側案内片64a・64bと外側案内片65a・65bとの折れ面による湾曲は、加工を簡易に行うために折れ面により形成したものなので、必要に応じて、曲面による湾曲に変更して形成してもよいものである。
【0091】
可変角度部分63は、図10のように、主搬送側部材61の後側の面にねじs4・s5で固定したL字形の構成材61U・61Vの各水平方向の張出部分に支点p1をピン継手で構成するためのピン継手用の穴p11を設けるとともに、収納側部材62の上端と下端の後側の位置から水平方向の張出部分62U・62Vの下面側にピン継手用のピンp12を設けておき、例えば、ねじs5またはねじs6の取り外しと取り付け直しとにより、穴p11をピンp12に入れ込むことによって、図5〜図7のように、主搬送側部材61と収納側部材62とを連結させ、挟角θを図6のような大きな挟角θ1の開角状態から図7のような小さな挟角θ2の閉角状態の間で可変できるように構成してある。
【0092】
ここで、可変角度部分63によって挟角θを挟角θ1の開角状態にしたときは、図5・図6のように、内側案内片64の下流側の先端が外側案内片65の上流側の入口付近に位置付けられるが、薄片100、例えば、紙幣は内側案内片64の前側の案内片64aと後側の案内片64bとの間に形成されている屈曲した搬送路Rに沿って案内された後に、外側案内片65の前側の案内片65aと後側の案内片65bとの間に形成されている搬送路Rと収納搬送路Kとの接続部分に沿って案内されて収納搬送路Kに送り込まれるという安定・確実な搬送によって搬送を行うことができるわけである。
【0093】
そして、可変角度部分63によって挟角θを挟角θ2の閉角状態にしたときは、図7のように、内側案内片64の下流側の先端が外側案内片65の下流側の出口付近に位置付けられることにより、薄片100、例えば、紙幣は内側案内片64の前側の案内片64aと後側の案内片64bとの間に形成されている屈曲した搬送路Rに沿って案内されながら収納搬送路Kに送り込まれるという安定・確実な搬送によって搬送を行うことができるわけである。
【0094】
したがって、屈曲部分60の挟角θを可変角度部分63によって挟角θ1の開角状態から挟角θ2の閉角状態までの間の任意の角度にしても、同様にして、安定・確実な搬送を行うことができる。
【0095】
内側案内片64・外側案内片65の各案内片は、例えば、厚さ0.8〜1.0mm程度のステンレス鋼板などで形成してあるので、挟角θ1を大きい角度にしたい場合には、図11に鎖線で示したように、内側案内片64の長さを長くして製作しておき、現場での屈曲状態に合わせて配置した際に、内側案内片64の下流側の先端が外側案内片65の下流側の先端から突き出して邪魔になる部分の長さだけ切断して所要の長さにするように変更して構成することができる。なお、上記のステンレス鋼板を表面の摩擦抵抗と摩耗とが少ない材質の合成樹脂材に変更して構成することにり、上記の切断を更に容易にすることができる。
【0096】
また、図12のように、支点P1の位置を上流側に移転させて構成することにより、対向ローラ67a・67bと外側案内片65との間の距離と、上下の案内片61a・61bと収納側部材62の平板状体62Aとの間の距離とを広げることによって、挟角θ2の閉角状態における挟度θを0°程度まで小さくすることができる。
【0097】
さらに、内側案内片64を、図12に鎖線で示したように、十分に長い長さに変更して製作することにより、挟角θ1の開角状態における角度を90°程度まで大きくするとともに、上記の切断によって、現場において、より広い範囲の屈曲に調整することができる。
【0098】
屈曲部分60の箇所の上面側には相当大きな隙間が開き、この隙間から故障原因になる物体、例えば、遊技用媒体などが入り込み易いので、必要に応じて、図13のように、覆体70を施すことができる。
【0099】
図13において、覆体70は、例えば、図13の〔要部部品/斜視〕のように、上下に重ね合わせられるように逆L字形に折り曲げた2枚の覆片71・72を、図13の〔覆閉状態/内部平面〕のように、水平面内における配置角度をずらせた状態にしてねじs11で主搬送側部材61の上面側に固定することにより、上記の隙間を覆って塞ぐことができる。
【0100】
また、図13の〔覆開状態/内部平面〕のように、覆片71・72を主搬送側部材61の上面側に揃えて重ね合わせた状態にしてねじs11で主搬送側部材61の上面側に固定することにより、皺だらけの不良な薄片100などが行き詰まりを起こした場合に、上記の隙間から、その有無の点検と取り出しとを行えるようにしたものである。
【0101】
なお、上記の覆状態の変更を容易にするために、ねじs11用の各穴71a・72aを長穴にして形成してあり、また、上記の覆閉状態でも前側から上記の行き詰まりの有無を点検し得るように、覆片71・72の垂直方向の各垂下部分71b・72bの高さを搬送される薄片100、例えば、紙幣の高さの半分程度の位置までが前側から見える高さまでにしてある。
【0102】
したがって、この第2実施例の構成によれば、上記の第1実施例と同様に、収納部分110の鍵52a付きの蓋52Aと下流側端板51とを、屈曲部分60の挟角θによって、通路Yの通行方向yと平行に配置させることができるので、上記の第1の不都合と第2の不都合とを無くし得るほか、対向ローラ67a・67bによって屈曲部分60における搬送を安定・確実にした薄片搬送装置300ならびにその利用装置、例えば、遊技島装置500を提供するできることになる。なお、挟角θが後側に配置される配置形態の場合には、屈曲部分60の構成を逆手にして構成すれば、上記の構成と同様に適用し得ることは言うまでもない。
【0103】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形て実施することを含むものである。
(1)対向ローラ67a・67bの一方、例えば、ローラ67bを単なる円柱状体に変更するとともに、いずれか一方、例えば、ローラ67bの軸をばねで押すようにして他方のローラに弾力的に押圧させるように変更して構成する。
【0104】
(2)主搬送側部材61・収納側部材62・案内片64・65の構成材の各形状や組付け構成を、目的とする機能を損なわない範囲において任意に変更して構成する。
【0105】
(3)屈曲部分60の各部分を左右対称の形状、または、上下左右対称の形状に構成しておくことにより、挟角θが後側に配置される配置形態の場合にも、そのまま利用できるように構成する。
【0106】
(4)内側案内片64を短くして構成した場合には、内側案内片64が外側案内片65から完全に抜け出してしまわない範囲の挟角θの箇所に行き過ぎを防止する適宜のストッパー、例えば、収納側部材62から張り出した張出部分を収納主搬送側部材61の面に突き当てる構造部分を設けて構成する。
【0107】
(5)挟角θを小さくするとローラ67a・67bが外側案内片65に突き当たる構成の場合には、突き当たる手前の挟角θの箇所に行き過ぎを防止するストッパー、例えば、主搬送部材61から張り出した張出部分を収納側部材61の面に突き当てる構造部分を設けて構成する。
【0108】
(6)内側案内片64・外側案内片65の両方または一方の全体を合成樹脂財で形成して構成する。
【0109】
(7)第1実施例・第2実施例・上記(1)〜(6)の構成を上記の第2従来技術〜第4従来技術・第6従来技術〜第10従来技術の構成のいずれか1つまたは複数を取り入れた構成に適用して構成する。
【0110】
【発明の効果】
この発明によれば、以上のように、湾曲斜交差配置形態・直線斜交差配置形態などにおいて、主搬送路の方向が通路の通行方向に対して斜めに交差して配置させなければならない場合でも、収納部分の鍵付きの蓋と下流側端板とを、ごく簡便な構成の屈曲部分によって、通路の通行方向と平行に配置させることができるので、収納部分の管理する担当者が通行方向に平行した姿勢で収納部分の表示内容の点検や開閉操作を行い得るので管理作業が簡易に行ない得る。
【0111】
また、下流側端板が通路の通行方向に沿って整然と並べさせられるので、遊技客にとっても入り易い店として感じとれるほか、収納部分が監視員の位置から監視の死角にならないため、不心得者が合鍵を使って収納部分の薄片、例えば、紙幣を盗み取るような盗難事故を未然に防止し得るなどの特長をもつ薄片搬送装置ならびにその利用装置、例えば、遊技島装置などを簡便安価な構成にして提供し得るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図13はこの発明の実施例を、また、図13〜図17は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】店内配置状態全体構成横断平面図
【図2】要部構成内部横断平面図
【図3】要部構成内部横断平面図
【図4】要部構成内部横断平面図
【図5】要部具体構成内部平面図
【図6】要部具体構成内部横断平面図
【図7】要部具体構成内部横断平面図
【図8】要部具体構成分解側面図
【図9】要部具体構成分解側面図
【図10】要部具体構成分解状態斜視図
【図11】要部具体構成内部横断平面図
【図12】要部具体構成内部横断平面図
【図13】要部具体構成内部平面・要部部品斜視図
【図14】全体構成側面・縦断側面・横断平面図
【図15】全体構成横断平面図
【図16】要部構成内部横断平面図
【図17】店内配置状態全体構成横断平面図
【符号の説明】
2 合流搬送部分
2A 保護覆
4 主搬送部分
4A 保護覆
8 案内導管
21a・21b 取込用ローラ
22ay22b 取込用ローラ
23 送込ローラ
23A 歯車
23B 中間歯車
23a 軸
24 案内片
25 案内片
26 駆動モータ
44a・44b プーリ
45a・45b ベルト
46a・46b プーリ
50 外箱
51 下流側端板
52 覆箱
52A 蓋
52a 鍵
60 屈曲部分
61 主搬送側部材
61A・61B 箱状部分
61C・61D 支持板部分
61E・61F 張出部分
61X・61Y 張出部分
61H 貫通穴
61U・61V L字形構成材
61a・61b 案内片
62 収納側部材
62A 板状体
62B 貫通穴
62U・32V 張出部分
63 可変角度部分
64 内側案内片
64A 上方内側案内片
64B 下方内側案内片
64C 上流側部分
64a 後側案内片
64b 前側案内片
64c・64d 張出片
65 外側案内片
65A・65B 平板状部分
65C・65D 外側案内片
65E・65F 平板状部分
65G・65H 張出部分
65a 前側案内片
65b 後側案内片
66 重複部分
67a・67b 対向ローラ
67a1・67b1 軸
67a2・67a3・67b3 歯車
67a5・67b5・67a6・67b5 軸
70 覆体
71・72 覆片
71a・72a 穴
71b・72b 垂下部分
100 薄片
110 収納部分
111a・111b 対向ローラ
112 貯留部分
112A 電動アクチェータ
112B 押込機構
112C ばね
112D 押板
112E 止板
113a・113b 対向ローラ
114 貯留部分
115a・115b・116a・116b 対向ローラ
117 駆動モータ
118 検出部分
119・120 案内片
122 内蓋
300 薄片搬送装置
500 遊技島装置
B 遊技機
C 副搬送部分
CA 保護覆
C1a・C1b・C2a・C2b プーリ
C3a・C3b ベルト
C4 駆動モータ
C11・C12 案内片
E 補間用主搬送部分
K 収納搬送路
K1 始端部分
M 主搬送路
M1 終端部分
P1 内側位置
p1 支点
p11 穴
p12 ピン
R 屈曲搬送路
Y 通路
Z 監視員位置
m 溝
r 摩擦用リング
s1〜s11 ねじ
y 通行方向
θ 挟角
θ1 大挟角
θ2 小挟角

Claims (3)

  1. 複数台の遊技機が一列状態に配置されて遊技島装置が構成され、合流搬送部分と主搬送部分を連続させて薄片を搬送する主搬送路が形成され、前記遊技機間の所要箇所に配置された遊技媒体の貸付装置に入れ込まれた薄片を前記合流搬送部分によって主搬送路へ合流させ、前記合流搬送部分から入れ込まれる薄片を前記主搬送部分によって前記主搬送路に沿って搬送する薄片搬送装置が前記遊技島装置の背面側に沿って配置され、前記主搬送路の終端部に設ける下流側端板の外側面に取り付けた収納部分に薄片を搬送して収納するよう構成され、前記薄片搬送装置の末端が遊技店内の通路の通行方向に対して斜めに交差配置される薄片搬送装置において、前記下流側端坂は前記通路の通行方向に対して平行に配置され、前記収納部分は前記主搬送路から搬送される前記薄片を取り込む収納搬送路を備え、前記主搬送路の終端部分を形成するよう前記合流搬送部分の1つが配置され、前記主搬送路の終端部分と前記収納搬送路の始端部分との間に、前記主搬送路の終端部分から斜めに搬送される前記薄片の搬送方向を前記収納搬送路の始端部分に向けて屈曲させる屈曲部分が配置され、前記屈曲部分は、前記薄片を前記主搬送路の終端部分から前記収納搬送路の始端部分へ案内するよう前記終端部分を形成する前記合流搬送部分に固定した主搬送側部材に設けた内側案内片と、この内側案内片が入れ込まれるよう前記始端部分に固定した収納側部材に設けた外側案内片と、前記主搬送側部材と前記収納側部材とを連結してこの両者のなす角度を可変する可変角度部分とを備え、前記可変角度部分によって前記外側案内片と前記内側案内片との重ね合わせ量が可変することを特徴とする薄片搬送装置。
  2. 複数台の遊技機が一列状態に配置されて遊技島装置が構成され、合流搬送部分と主搬送部分を連続させて薄片を搬送する主搬送路が形成され、前記遊技機間の所要箇所に配置された遊技媒体の貸付装置に入れ込まれた薄片を前記合流搬送部分によって主搬送路へ合流させ、前記合流搬送部分から入れ込まれる薄片を前記主搬送部分によって前記主搬送路に沿って搬送する薄片搬送装置が前記遊技島装置の背面側に沿って配置され、前記主搬送路の終端部に設ける下流側端板の外側面に取り付けた収納部分に薄片を搬送して収納するよう構成され、前記薄片搬送装置の末端が遊技店内の通路の通行方向に対して斜めに交差配置される薄片搬送装置において、前記下流側端坂は前記通路の通行方向に対して平行に配置され、前記収納部分は前記主搬送路から搬送される前記薄片を取り込む収納搬送路を備え、前記主搬送路の終端部分を形成するよう前記合流搬送部分の1つが配置され、前記主搬送路の終端部分と前記収納搬送路の始端部分との間に、前記主搬送路の終端部分から斜めに搬送される前記薄片の搬送方向を前記収納搬送路の始端部分に向けて屈曲させる屈曲部分が配置され、前記屈曲部分は、前記薄片を前記主搬送路の終端部分から前記収納搬送路の始端部分へ案内するよう前記主搬送路の終端部分を形成する前記合流搬送部分に固定した主搬送側部材に設けた内側案内片と、この内側案内片の先端部分が入れ込まれるよう前記始端部分に固定した収納側部材に設けた外側案内片と、前記主搬送側部材と前記収納側部材とを連結してこの両者のなす角度を可変する可変角度部分と、前記主搬送路の終端部分から前記薄片を取り込んで前記収納搬送路に送り込むために前記主搬送側部材に設けた対向ローラとを備え、前記対向ローラは前記終端部分を形成する前記合流搬送部分に設けた前記主搬送路の搬送用駆動モータにて連動され、前記可変角度部分によって前記外側案内片と前記内側案内片との重ね合わせ量が可変することを特徴とする薄片搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の薄片搬送装置を具備することを特徴とする遊技島装置。
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