JP3965715B2 - 電子部品製造設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板や液晶基板を製造するための電子部品製造設備に係り、特に搬送時や保管時にワークを収納するためのポッドを使用する電子部品製造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工場内の設備の概略配置の一例を図7に示す。
半導体製造設備は、製造工程毎に設けられ且つそれぞれが複数の処理装置1からなるプロセス装置群Gと、前記複数の処理装置1相互間あるいは前記プロセス装置群G相互間で例えばシリコンウェーハ(以下、ワークという)を搬送する搬送装置3とを備えている。プロセス装置群Gは、一つの工程に関わる複数の処理を行うものであり、工程間を搬送するラインに沿ってここでは直線状に配列されている。搬送装置3は、ある工程から次の工程へワークを搬送する機能と、プロセス装置群G内でワークを搬送する機能とを有するものである。従って、ワークの搬送は、工程間搬送と、工程内搬送とに大別することができる。
【0003】
一般的にプロセス装置群Gは、一つの工程に関わる加工を順次行うための複数の処理装置1を有しており、プロセス装置群Gの出入口には、ワークを保管するためのワークストッカ2が設けられている。ワークストッカ2は、プロセス装置群G内でワークを一時保管するバッファ機能を果たす。
【0004】
ところで、工程間あるいは工程内でワークを搬送する場合、通常、一つないしは複数のワークを収納し得る容器を用いて搬送している。この容器として、従来では、蓋のない裸カセットと、蓋のあるポッド(一般にMEと呼ばれる)とが知られている。
【0005】
図8は裸カセットを用いる設備の場合で、裸カセット9と処理装置1の間でワークWを移載ロボット5により移載している状態を示している。裸カセット9は側面が開放しており、ここからワークWの出し入れを行うことができる。裸カセット9を用いる設備の場合、搬送はすべてワークWを裸カセット9に収納した状態で行っている。
【0006】
図9はポッドを用いる設備の場合で、蓋付きのポッド10と処理装置1の間でワークWを移載ロボット5により移載しようとしている状態を示している。(a)は蓋12を開く前の状態、(b)は蓋12を開いてワークWを移載している状態を示している。ポッド10は、本体11と、該本体11の前面開口11aを塞ぐ蓋12とからなるもので、処理装置1に蓋12を着脱するための開閉装置7が備わっている。このポッド10を用いる設備の場合、処理装置1毎に蓋12の開閉装置7が備わっており、各処理装置1の出入口において、開閉装置7でポッド10の蓋12を開くことにより、ポッド10の本体11内と処理装置1との間でワークWを出し入れすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来では、蓋のない裸カセットを用いる設備と、蓋の付いたポッド(ME)を用いる設備とが知られているが、近年の技術の傾向としては、裸カセットタイプからポッドタイプに移行しつつある。そこで、裸カセットタイプの設備をポッドタイプの設備に改造するという要望が大きくなってきている。しかし、ポッドに対応できるように、全数の処理装置に蓋開閉装置を配備するように改造すると、大幅なコスト増を招くという問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情を考慮し、できるだけ少ない改造で、コスト増加を極力抑えつつ、蓋付きポッドを採用できるようにする電子部品製造設備を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数の処理装置からなるプロセス装置群と、前記複数の処理装置相互間あるいは前記プロセス装置群相互間でワークを搬送し、前記処理装置によりワークの加工を行う電子部品製造設備において、
前記ワークを収納するポッドの蓋を蓋開閉位置で着脱するとともに、前記蓋を前記蓋開閉位置から離れた保管場所に移動して前記蓋の保持を解除する蓋開閉ロボットと、
該蓋開閉ロボットが取り外して前記保管場所に移動した複数の蓋を保管する蓋ストッカとを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1において、前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1において、前記搬送を行う搬送装置に、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1において、前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方が配設され、前記搬送を行う搬送装置に他方が配設されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記蓋ストッカが、厚さ方向に蓋を並べて保管し得る奥行きを有した箱形に形成され、前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの奥行き方向に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記蓋ストッカが、平面状に蓋を並べて保管し得る薄い箱形に形成され、前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの平面状に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、請求項5、6のいずれかにおいて、前記搬送装置にポッド取扱用ロボットが設けられ、該ポッド取扱用ロボットが前記蓋開閉ロボットを兼用することを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記プロセス装置群が工程間搬送ラインに沿って配列されていることを特徴とする。
【0017】
請求項9の発明は、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記プロセス装置群が放射状に配備され、その中心に前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが配置されていることを特徴とする。
【0018】
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれかにおいて、前記ワークが半導体基板であることを特徴とする。
【0019】
請求項11の発明は、請求項1〜9のいずれかにおいて、前記ワークが液晶基板であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態の電子部品製造設備を図面に基づいて説明する。
本実施形態においては、ポッド蓋処理装置を、図7の各プロセス装置群Gの出入口から当該プロセス装置群G内の各処理装置1の出入口までの範囲内に配備している。配備する位置は前記範囲内ならば任意に設定することができる。また、各プロセス装置群はそれぞれが局所クリーンルーム内に設備されている。
【0021】
図1は第1実施形態におけるポッド蓋処理装置20を示す。このポッド蓋処理装置20は、搬送時にワークWを収納するためのポッド10の蓋12を着脱する蓋開閉ロボット21と、取り外した複数枚の蓋12を並べて保管し得る蓋ストッカ22とからなる。ポッド10は、ステージ8上に載置されることで、矢印(イ)方向に移動可能となる。蓋開閉ロボット21は、垂直に立てられた旋回軸25と、旋回軸25によって水平旋回させられるハンド24とを有しており、ハンド24には、蓋12のロックを開閉するロック開閉機構(図示略)が設けられている。ハンド24は、矢印(ロ)のように、少なくとも180度水平に旋回することができる。
【0022】
蓋ストッカ22は、厚さ方向に多数の蓋12を垂直姿勢で並べて保管し得る奥行きを有した直方体箱形に形成されており、前面、後面、ならびに上面が開放され、他の面には壁がある。蓋ストッカ22の左右両側壁の内面には、蓋12の両側縁が上下方向にスライドして嵌合する蓋保管溝(蓋保管部)23が多数本形成されている。蓋保管溝23は、それぞれ縦に延び、蓋ストッカ22の奥行き方向に多数本、等ピッチで形成されている。蓋ストッカ22は、各蓋保管溝23に蓋12の両側縁を嵌めることで、蓋12を確実に保持することができる。この蓋ストッカ22は、図示しない機構により、矢印(ハ)のように前後退させられ、矢印(ニ)のように昇降させられる。その動きにより、蓋開閉ロボット21は、ハンド24に保持した蓋12を、蓋ストッカ22の所定の保管場所に位置決めすることができる。
【0023】
図2はポッド10の蓋12のロック機構の構成を示す。ポッド10は、前面にワークWの出入口としての開口11aを有する本体11と、開口11aを塞ぐ板状の蓋12とを備える。図2(a)、(b)に示すように、蓋12は、ロック機構を構成する蓋12側のロック棒13を、本体11側のロック溝15に嵌めることによって、本体11の開口11aを塞いだ状態でロックされる。ロック棒13は、先端をロック溝15に係脱自在とするものであり、蓋12に対して、矢印(ホ)のように上下方向スライド自在に取り付けられ、蓋12の前面のキー部14を矢印(ヘ)のように回すことで、ロック位置及びロック解除位置に操作されるようになっている。また、図2(c)に示すように、蓋開閉ロボット21のハンド24の先端には、キー部14に挿入されることで、キー部14を開閉操作するロック開閉機構26が設けられている。
【0024】
次に一連の動作を図1を参照しながら説明する。
蓋12の付いたポッド10がステージ8上に載置されると、ステージ8がポッド10を載せたまま蓋開閉ロボット21側へ移動する。ポッド10が蓋開閉位置に移動すると、蓋開閉ロボット21のハンド24のロック開閉機構26(図2参照)が蓋12のキー部14に係合し、キー部14が回転して、ロック棒13が動き、ロックが解除される。この状態で、蓋12は蓋開閉ロボット21のハンド24に保持される。
【0025】
この段階で、ポッド10(本体11)を載せたステージ8が後退し、蓋12が蓋開閉ロボット21側に残る。そして、蓋開閉ロボット21のハンド24が、180度回転して止まる。その状態で、蓋ストッカ22が蓋開閉ロボット21側へ蓋12を保管する位置まで移動し、移動後、その位置で上昇する。そうすると、蓋開閉ロボット21に保持された蓋12の両側縁が、蓋ストッカ22の蓋保管溝23に嵌まる。そこで、蓋開閉ロボット21が蓋12の保持を解除することで、蓋12が蓋ストッカ22に収容される。その後、蓋ストッカ22が蓋開閉ロボット21から遠ざかる方向へ移動し、下降する。同時に、蓋のないポッド10(本体11)が所定の場所(処理装置)へ搬送される。この段階では、ポッド10に対して、従来の裸カセットと同じ扱いができる。
【0026】
この場合、蓋ストッカ22には、工程内の全数の蓋12をまとめて保管しておくことができるので、処理装置毎に蓋開閉装置を設ける必要がなく、処理装置は裸カセットに対応する装置のままで特に改造しなくてよくなる。その結果、裸カセットタイプからポッドタイプに変更するに当たり、全体設備を大幅に改造する必要がなくなり、コストの増加を最小限に抑えることができるようになる。
【0027】
なお、上記実施形態では、ポッド蓋12のロック棒13を上下にスライドするように設けたが、図3(a)の第2実施形態のように、ロック棒13Bを矢印(ト)のように横にスライドするように設け、キー部14を矢印(チ)のように回転させることで、ロック及びロック解除するように構成することもできる。そうした場合、蓋ストッカ22B側に蓋保管溝ではなく,ロック溝27を設ければ、図3(b)に示すように、ロック棒13Bを引っ込めた状態で蓋ストッカ22B内に蓋12を挿入し、その後,ロック棒13Bを張り出すことで、蓋12を蓋ストッカ22B側に確実に残すことができるようになる。従って、ロック操作のみで、蓋12を保管場所に位置決めセットすることができるようになり、蓋ストッカ22Bを昇降させる必要がなくなり、蓋ストッカ22Bの昇降機構を省くことができる。
【0028】
この方式は、ポッド蓋12のロック棒13を上下にスライドする図2の構造の場合にも採用することができる。その場合は、蓋ストッカ側に上壁を設け、上下壁にロッド棒13の係合するロック溝を設ければよい。
【0029】
図4は上記実施形態のポッド蓋処理装置20の蓋ストッカ22、22Bを、ワークストッカ2の一部に設けた例を示す。図において、29はワークストッカに設けられたスタッカを示す。
【0030】
次に本発明の第3実施形態を説明する。この実施形態におけるポッド処理装置は、壁面を利用してポッド蓋を保管するようにしたものである。
図5は第3実施形態におけるポッド蓋処理装置30を示す。このポッド蓋処理装置30は、直交座標式の蓋開閉ロボット31と、垂直な壁を利用して平面状に形成された蓋ストッカ32とからなる。蓋ストッカ32は、垂直面状に蓋12を並べて保管し得る薄い箱形に形成され、蓋開閉ロボット31は、蓋ストッカ32の平面状に並んだ任意の蓋保管部33に対して、ハンド38で保持した蓋12を位置決めできるように構成されている。また、蓋ストッカ32の蓋保管部33を構成する一つの枠を切欠くことで、その切欠部33aを、ポッド10に対する蓋12の着脱位置とし、この位置にステージ8を配置している。
【0031】
蓋開閉ロボット31は、上下レール34、35に沿って矢印(リ)のように水平方向左右に移動する垂直ガイド36と、垂直ガイド36に沿って矢印(ヌ)のように上下に移動する位置決め台37と、位置決め台37上のハンド38とを備えており、位置決め台37を左右方向及び上下方向に移動することで、ハンド38の位置を蓋ストッカ32の任意の蓋保管部33に位置決めすることができる。ハンド38は、図5(c)に示すように、蓋ストッカ32に接近離間する矢印(ル)方向に前後退できるようになっている。
【0032】
次に一連の動作を説明する。
蓋12の付いたポッド10がステージ8上に載置されると、蓋開閉ロボット31のハンド38がポッド10の蓋12に向かって前進する。なお、第1実施形態のようにステージ8側が動いてもよい。
【0033】
ハンド38が蓋開閉位置に移動すると、第1実施形態と同様に、ハンド38が蓋12のロックを解除して、蓋12を保持する。蓋12を保持したら、ハンド38が後退し、ハンド38がさらに上下左右に移動することで、蓋ストッカ32の所定の場所へ保持した蓋12を保管する。この状態で、ポッド10が処理装置へ搬送される。従って、第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。特にこの場合は、平面的に蓋ストッカ32を構成したので、未利用の壁に多数の蓋12を保管することができ、省スペース化を図ることができる。
【0034】
図6は第3実施形態のポッド蓋処理装置に若干の変形を加えたポッド蓋処理装置30Bを配備した搬送台車(搬送装置)40を示す。この搬送台車40は、工程内搬送装置としてのものであり、両側に蓋開閉ロボット31及び蓋ストッカ32Bからなるポッド蓋処理装置30Bが配備されている。特に蓋ストッカ32Bは、搬送台車40上の未利用の垂直壁を利用して設けられている。なお、符号41で示すものは、ワークをポッドごと移載するための移載ロボットである。
【0035】
なお、上記各実施形態は本発明の一部の例であり、本発明はそれに限らず、種々の形態を含む。
例えば、前記実施形態では、ワークストッカに蓋開閉ロボットと蓋ストッカの両方を配設したが、いずれか一方のみ配設してもよい。また、搬送装置に対しても、蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方のみ配設してもよい。また、ワークストッカに蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方を配設し、搬送装置に他方を配設してもよい。また、搬送装置に蓋開閉ロボットを設ける場合は、蓋ストッカを特に設けないでもよい。更に、搬送装置にポッド取扱用ロボットがある場合には、ポッド取扱用ロボットで蓋開閉ロボットを兼用することもできる。また、プロセス装置群を工程間搬送ラインに沿って並べる場合以外に、プロセス装置群を放射状に配備し、その中心にワークストッカを配置する場合にも本発明は適用することができる。また、半導体を製造する設備に限らず、ワークが液晶基板の場合にも当然適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ポッドの蓋をまとめて着脱及び保管することができるようになるので、各処理装置毎に蓋開閉装置を設ける必要がなくなる。従って、設備コストを抑えながら、裸カセットタイプの設備からポッドタイプの設備に移行させることができる。この場合、請求項2、3、4の発明のように、ワークストッカや搬送装置に蓋開閉ロボットや蓋ストッカを配備すれば、特別な設置スペースを省略することができ、改造が容易となる。
【0037】
また、請求項5の発明のように、蓋ストッカを奥行き寸法のある箱形に形成すれば、多数枚の蓋をコンパクトに保管できるし、請求項6の発明のように、蓋ストッカを薄い箱形に形成すれば、多数枚の蓋を平面的に並べることができ、配置スペースの形態に対応させて組み込むことができる。よって、既存設備に対して大きな改造をせずに、本発明を適用することができる。
【0038】
また、請求項3の発明のように搬送装置に蓋開閉ロボットを配設した場合は、複数の蓋を保管し得る蓋ストッカを設けなくても、最低限の機能を果たすことができる。特に、その場合は、請求項7の発明のように、搬送装置に設けるポッド処理装置で蓋開閉ロボットを兼用することができる。
【0039】
また、請求項8、9、10、11によれば、特に本発明の有効性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のポッド蓋処理装置の構成図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図2】 同装置の処理対象であるポッド蓋のロック機構の説明図で、(a)は側断面図、(b)は正面図、(c)は蓋開閉ロボットとの関係を示す側断面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態のポッド蓋処理装置の説明図で、(a)は同装置の処理対象であるポッド蓋の正面図、(b)は同装置の要部構成を示す平面図である。
【図4】 前記第1実施形態または第2実施形態のポッド蓋処理装置を組み込んだワークストッカの正面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態のポッド蓋処理装置の構成図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】 前記第3実施形態のポッド蓋処理装置を一部変形しながら組み込んだ搬送台車の側面図である。
【図7】 一般的な半導体製造設備の平面配置図である。
【図8】 裸カセットを用いた従来例の説明図で、裸カセットと処理装置間でワークの移載を行っている状態を示す側面図である。
【図9】 ポッドを用いた従来例の説明図で、(a)はポッドの蓋を開ける前の状態を示す側面図、(b)は蓋を開けたポッドと処理装置間でワークの移載を行っている状態を示す側面図である。
【符号の説明】
W ワーク
G プロセス装置群
1 処理装置
2 ワークストッカ
3 搬送装置
10 ポッド
11 本体
12 蓋
20 ポッド蓋処理装置
21 蓋開閉ロボット
22 蓋ストッカ
23 蓋保管溝(蓋保管部)
30,30B ポッド蓋処理装置
31 蓋開閉ロボット
32,32B 蓋ストッカ
33 蓋保管部
40 搬送台車(搬送装置)

Claims (21)

  1. 複数の処理装置からなるプロセス装置群と、前記複数の処理装置相互間あるいは前記プロセス装置群相互間でワークを搬送し、前記処理装置によりワークの加工を行う電子部品製造設備において、
    前記ワークを収納するポッドの蓋を蓋開閉位置で着脱するとともに、前記蓋を前記蓋開閉位置から離れた保管場所に移動して前記蓋の保持を解除する蓋開閉ロボットと、
    該蓋開閉ロボットが取り外して前記保管場所に移動した複数の蓋を保管する蓋ストッカとを備えたことを特徴とする電子部品製造設備。
  2. 前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品製造設備。
  3. 前記搬送を行う搬送装置に、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品製造設備。
  4. 前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方が配設され、前記搬送を行う搬送装置に他方が配設されていることを特徴とする請求項1記載の電子部品製造設備。
  5. 前記蓋ストッカが、厚さ方向に蓋を並べて保管し得る奥行きを有した箱形に形成され、前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの奥行き方向に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  6. 前記蓋ストッカが、平面状に蓋を並べて保管し得る薄い箱形に形成され、前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの平面状に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  7. 前記搬送装置にポッド取扱用ロボットが設けられ、該ポッド取扱用ロボットが前記蓋開閉ロボットを兼用することを特徴とする請求項3または4に従属する請求項5、6のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  8. 前記プロセス装置群が工程間搬送ラインに沿って配列されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  9. 前記プロセス装置群が放射状に配備され、その中心に前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  10. 前記ワークが半導体基板であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  11. 前記ワークが液晶基板であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  12. 複数の処理装置からなるプロセス装置群と、前記複数の処理装置相互間あるいは前記プロセス装置群相互間でワークを搬送し、前記処理装置によりワークの加工を行う電子部品製造設備において、
    前記ワークを収納するポッドの蓋を着脱する蓋開閉ロボットと、
    取り外した複数の蓋を保管する蓋ストッカとを備え、
    該蓋ストッカが、厚さ方向に蓋を並べて保管し得る奥行きを有した箱形に形成され、
    前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの奥行き方向に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とする電子部品製造設備。
  13. 複数の処理装置からなるプロセス装置群と、前記複数の処理装置相互間あるいは前記プロセス装置群相互間でワークを搬送し、前記処理装置によりワークの加工を行う電子部品製造設備において、
    前記ワークを収納するポッドの蓋を着脱する蓋開閉ロボットと、
    取り外した複数の蓋を保管する蓋ストッカとを備え、
    該蓋ストッカが、平面状に蓋を並べて保管し得る薄い箱形に形成され、
    前記蓋開閉ロボットが、蓋ストッカの平面状に並んだ任意の蓋保管部に対して、ハンドで保持した蓋を位置決め可能に構成されていることを特徴とする電子部品製造設備。
  14. 記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする請求項12、13のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  15. 前記搬送を行う搬送装置に、前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの少なくとも一方が配設されていることを特徴とする請求項12、13のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  16. 前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが設けられ、該ワークストッカに前記蓋開閉ロボット及び蓋ストッカの一方が配設され、前記搬送を行う搬送装置に他方が配設されていることを特徴とする請求項12、13のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  17. 前記搬送装置にポッド取扱用ロボットが設けられ、該ポッド取扱用ロボットが前記蓋開閉ロボットを兼用することを特徴とする請求項15、16のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  18. 前記プロセス装置群が工程間搬送ラインに沿って配列されていることを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  19. 前記プロセス装置群が放射状に配備され、その中心に前記ポッドに収容した状態でワークを保管するワークストッカが配置されていることを特徴とする請求項12〜17のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  20. 前記ワークが半導体基板であることを特徴とする請求項12〜19のいずれかに記載の電子部品製造設備。
  21. 前記ワークが液晶基板であることを特徴とする請求項12〜19のいずれかに記載の電子部品製造設備。
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