JP3964718B2 - 撮像装置及び携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、低照度撮影時における撮像装置のS/N性能向上技術に関するものであり、より詳しくは、情報機器又は携帯電話等の携帯端末と組み合わせて好適な小型の撮像装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
図14は、固体撮像素子として利用される一般的なインライン転送CCDの構成を示す図である(prior art)。図14において、100は被写体像の明るさ(入射光)を光電変換する感光部、101は感光部100で生成・蓄積される電荷を読出して垂直転送を行う垂直転送部、102は、垂直転送部101から垂直転送されてくる撮像信号の電荷を水平転送し、撮像信号として取り出すための水平転送部、103は垂直転送部101を駆動するための垂直転送クロックφV1、φV2、φV3、φV4、104は水平転送部102を駆動するための水平転送クロックφH1、φH2である。
【0003】
図15の(A)〜(F)は、図14のインライン転送CCDにおける転送クロックの一例を示すタイミングチャートである(prior art)。感光部100から垂直転送部101内に読み込まれた蓄積電荷は、信号転送期間6の開始時点における垂直転送クロックφV1−φV4のタイミングで、垂直方向(図14に示す下向きの矢印方向)に転送される。その結果、垂直転送部101の最下端における蓄積電荷は、水平転送部102へ垂直転送される。
【0004】
水平転送部102内の蓄積電荷は、水平転送クロックφH1、φH2のタイミングに応じて、水平方向(図14に示す左向きの矢印方向)に水平転送されて、撮像信号として外部のCDS回路(図示せず)に出力される。そして、CDS回路は、受信した蓄積電荷の信号をサンプリングする。
【0005】
図16は、特開2000-224473号公報に記載された撮像装置の構成を示すブロック図である。同装置においては、レンズ105を通った入射光は、CCD106によって映像信号に変換される。そして、CDS回路107でサンプリングされた映像信号は、低照度検出回路115へ入力され、同回路115は、被写体が低照度である場合に、低照度信号を出力する。ALC回路114は、レンズ105の絞りを制御する。映像信号は、AGC回路108を経由して、A/D変換回路109によって、デジタル映像信号に変換される。信号合成回路110は、近傍の画素に対応する3個以上のデジタル映像信号を合成し、ゲインが1より大となる様に除算処理を行う。被写体が低照度である場合には、ゲインアップ制御回路116の制御に応じて、信号合成回路110は、その合成結果を出力する。信号処理回路111は所定の信号処理を行い、D/A変換回路112を経て、エンコーダ回路113より、映像信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の様に、従来の撮像装置は、隣接画素の信号合成回路ならびに除算回路を用いた信号処理回路で構成されているため、低照度撮影においては表示画像のS/N比が低下すると言う問題点を有している。
【0007】
しかも、従来の撮像装置では、A/Dコンバート後にデジタル信号に対してゲインアップ制御を実施するため、ビット情報の欠落が発生すると言う問題点もある。
【0008】
この発明は上記の様な問題点を解消するためになされたものであり、低照度撮影においてもS/N比を向上させ得るシステムを実現することを目的としている。
【0009】
又、本発明は、低照度撮影など撮影状態毎に、水平転送クロック周波数や位相調整等の制御内容を大幅に変更することのない、システムを実現することをも、その目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の主題は、撮像装置であって、被写体の画像を与える入射光の光電変換により電荷を蓄積し、垂直転送クロック及び水平転送クロックに応じて蓄積電荷を出力端まで転送して前記蓄積電荷を前記出力端より出力する撮像素子と、前記撮像素子の前記出力端に接続された入力端及び出力端を有し、前記入力端より受信した前記蓄積電荷に対して所定の信号処理を行い、得られた信号を撮像信号として前記出力端より出力する撮像信号処理部と、出力端を有しており、信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成・出力する様に指令し、前記信号転送期間に引き続く休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを出力しない様に指令すると共に、前記信号転送期間及び前記休止期間を前記撮像素子の水平ライン数分に等しい回数だけ周期的に繰り返す様に指令する制御信号を、前記出力端より出力する撮像システム制御部と、前記撮像システム制御部の前記出力端に接続された入力端及び前記撮像素子に接続された出力端を有し、前記入力端より受信した前記制御信号に応じて、前記信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成して前記出力端より出力する一方、前記休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックの出力を停止するタイミング生成部とを備え、前記休止期間は前記信号転送期間のn(nは自然数)倍に等しいことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本実施の形態の主題は、固体撮像素子(例えばCCD)(以下、単に撮像素子と称す)の間欠駆動方法を提案する点にある。即ち、(1)信号転送期間においては、撮像素子の1水平ラインに属する全ての画素によって蓄積された電荷を撮像素子の出力端まで転送し、(2)信号転送期間に引き続く休止期間(信号転送期間の自然数倍の期間に相当)においては、次の1水平ラインにおける蓄積電荷の転送を行わないと共に、(3)この様な信号転送期間及び休止期間を撮像素子の水平ライン数分に等しい回数だけ周期的に繰り返すのである。以下、図面に基づき、本実施の形態の特徴を詳述する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係る撮像装置10のシステム構成を示すブロック図である。図1において、撮像素子1は、被写体の画像を与える入射光の光電変換を行い、得られた電荷を各水平ラインの対応する画素に蓄積すると共に、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmのタイミングに応じて、1水平ラインに属する全ての画素に蓄積された電荷を出力端まで順次に転送して、蓄積電荷を出力端より出力する。ここで、撮像素子1の構成の一例を図2に示す。
【0019】
図2は、既述した図14に対応する図面であり、図2中の各感光部100は、1水平ラインに沿って配列した複数の画素に該当する。この例では、各感光部100は、入射光を光電変換する4個の画素を有している。そして、各垂直転送部101は、垂直転送クロックφV1〜φV4のタイミングに応じて、対応する1水平ラインに属する各画素に蓄積された電荷を読み出して、蓄積電荷を順次に水平方向(図2中の下向きの矢印方向)に沿って水平転送部102にまで転送する(垂直転送)。更に、水平転送部102は、同部102に順次に転送されて来る蓄積電荷を、水平転送クロックφH1、φH2のタイミングに応じて、出力端にまで転送する(水平転送)。
【0020】
図1において、タイミング生成部2は、後述する撮像システム制御部5の第1出力端に接続された入力端、及び、撮像素子1の入力端に接続された出力端を有しており、制御信号VCの指令に応じて、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmを、撮像素子1の垂直転送部101及び水平転送部102へそれぞれ供給する。
【0021】
又、撮像信号処理部3は、撮像素子1の出力端に接続された第1入力端、撮像システム制御部5の第2出力端に接続された第2入力端、データ書込み・読出し端及び出力端を有しており、撮像素子1が出力する蓄積電荷V1を受信して同信号V1に対して所定の信号処理を実施する。ここで、撮像信号処理部3の構成を、図3に示す。図3に示す様に、同部3は、撮像素子1からの蓄積電荷V1を信号処理(サンプリング)するためのCDS回路15、CDS回路15の信号を増幅するためのAGC回路16、AGC回路16の出力をデジタル信号に変換するためのA/D回路17、及びA/D回路17の出力をカメラ装置に最適な形式の信号に処理するための信号処理回路18を有する。
【0022】
又、ラインメモリー4は、撮像信号処理部3のデータ書込み・読出し端に接続されており、書込み・読出しクロック信号VCCのタイミングに応じて、上記所定の信号処理により得られた撮像信号(デジタル信号)V2を、ライン毎に一時記憶する。
【0023】
撮像システム制御部5は、撮像素子1における各水平ライン方向の蓄積電荷の読出し時間、及び撮像素子1の水平ライン数等のスケジュールを管理している本装置10の中核部分であり(カウンタ(図示せず)を内部に有する)、タイミング生成部2における垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmの生成・出力、並びに、撮像信号処理部3による撮像信号V2のラインメモリー4への書込み及びラインメモリー4からの撮像信号V2の読出しを、制御する。
【0024】
図4(A)−(F)は、タイミング生成部2が出力する転送クロックφVn(nは1から4までの整数)、φHm(mは1又は2)を示すタイミングチャートである。後述する様に、撮像システム制御部5は、撮像素子1の1水平ライン方向に属する蓄積電荷の全てを撮像素子1の出力端にまで転送するために必要な読出し時間(後述の信号転送期間6に相当)に基づいて、タイミング生成部2における転送クロックφVn、φHmの生成・出力を制御する。図4(A)−(F)中、信号転送期間6は、1水平ライン分のデータ転送を実施するための期間であり、休止期間7は、k(kは自然数)個の水平ライン分のデータ転送を実施しない期間である。ここでは、一例として、休止期間7は、3水平ライン分のデータ転送を実施しない期間として設定されている。尚、両期間6,7の比率は、撮像システム制御部5によって決定される。
【0025】
次に、図1の撮像装置10の動作について、記載する。先ず、撮像システム制御部5は、(1)撮像素子1における1水平ライン分の蓄積電荷V1の読出し時間に基づいて、信号転送期間6の時間及び休止期間7の時間を予め決定しておき、(2)次に、同部5の内部に保有されるカウンタが計測する時間に応じて、以下の指令内容を有する制御信号VCを生成して、その出力端より同信号VCをタイミング生成部2に出力する。即ち、制御信号VCは、(I)信号転送期間6内においては、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmを生成・出力する様に指令し、(II)信号転送期間6に引き続く休止期間7においては、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmを共に出力しない様に指令すると共に、(III)信号転送期間6及び休止期間7より成る1フレーム期間8(図6参照)を撮像素子1の水平ライン数分に等しい回数だけ周期的に繰り返す様に指令する。ここで、休止期間7は、信号転送期間6のk(kは自然数)倍に等しい。
【0026】
この制御信号VCの指令に応じて、タイミング生成部2は、信号転送期間6においては、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmを生成して両クロックφVn、φHmをその出力端より出力する一方、休止期間7においては、垂直転送クロックφVn及び水平転送クロックφHmの出力を停止すると共に、この様な動作を制御信号VCの入力に応じて周期的に繰り返す。
【0027】
図4に基づいた具体的な記載をすれば、次の様な動作が行われる。先ず、撮像システム制御部5は、撮像素子1において蓄積された或る1水平ライン分の蓄積電荷V1を読み出すために、信号転送期間6内に転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2を撮像素子1の入力端に送信する様に、タイミング生成部2を制御する。この制御により、タイミング生成部2は転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2を出力して撮像素子1を駆動し、その結果、蓄積電荷V1が読み出されて撮像信号処理部3へ送信され、同信号V1は所定の信号処理を受ける。その結果、撮像信号V2が得られる。
【0028】
その次の1水平ライン期間では、撮像素子1における次の1水平ライン内の画素において蓄積されている電荷の読み出しを行わないので、撮像システム制御部5は、転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2の出力を休止する様に、タイミング生成部2を制御する。その結果、同期間中、タイミング生成部2は転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2の出力を停止する。更に引き続く2水平ライン期間中においても、撮像システム制御部5は、転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2の出力を休止する様に、タイミング生成部2を制御し続ける。そのため、当該2水平ライン期間中、タイミング生成部2は転送クロックφV1−φV4、φH1−φH2の出力を停止し続ける。そして、撮像システム制御部5は、以上の信号転送期間6及び休止期間7の制御を、撮像素子1の水平ライン数分だけ周期的に繰り返す「間欠駆動」を行う。この様な間欠駆動を行うことにより、撮像した1画面分の全蓄積電荷を読み出すことが可能となる。
【0029】
図4に示す間欠駆動方法により、次の様な作用・効果が得られる。即ち、全転送期間内において、換言すれば、全休止期間7内において、撮像素子1内の感光部100では電荷の蓄積が同時に進行しているので、図15に示す様な通常駆動方法(信号転送期間のみの場合)と比べて、4倍のフレーム時間(一般化すれば(k+1)倍のフレーム時間)で電荷を蓄積することが可能となる。これにより、増幅器を用いた信号増幅を行う必要性が無くなり、S/N比の向上を図ることが出来る。特に、低照度撮影の場合において、表示画像のS/N比の劣化を防止することが可能となる。
【0030】
尚、図4の例においては、信号転送期間6が1水平ライン期間であり、休止期間7が3水平ライン期間に該当する場合であるが、休止期間7は少なくとも信号転送期間6の時間分だけあれば良く、この場合にも同様の作用・効果が得られる。
【0031】
次に、書込み・読出しクロック信号VCCに基づいた、撮像信号V2のラインメモリー4への書込み及び同メモリー4からの同信号V2の読出し動作の制御について、記載する。
【0032】
先ず、撮像システム制御部5は、信号転送期間6内に撮像信号V2をラインメモリー4内に一時的に記憶する様に指令すると共に、フレーム周期8(信号転送期間6及び休止期間7の和に相当する:図6参照)内の任意のタイミングにおいてラインメモリー4からの撮像信号V2の読出しを開始し且つフレーム周期8内に撮像信号V2の上記読出しを終了する様に指令する「書込み・読出しクロック信号VCC」を生成する。そして、同制御部5は、内部カウンタの計測結果(時間)に応じて、この書込み・読出しクロック信号VCCを、上記第2出力端より撮像信号処理部3へ出力する。
【0033】
その結果、撮像信号処理部3(具体的には図3の信号処理部18)は、書込み・読出しクロック信号VCCのタイミングに応じて、撮像信号V2のラインメモリー4への書込み動作、及び、撮像信号V2のラインメモリー4からの読出し動作を実行する。
【0034】
この制御により、信号転送期間6内にラインメモリー4内に一時記憶されたデータV2を、当該フレーム期間8内の休止期間7が終了する時までに、ラインメモリー4から任意のタイミングで取り出すことが可能となり、撮像信号V2の読出しタイミングの設計が容易になる。
【0035】
しかも、ラインメモリー4及び撮像素子1の読出しタイミングを調整するだけで良く、撮像素子1の全画素数分の容量を有するフィールドメモリーを設ける必要性が無くなり、コスト、実装面積、及び重量の点でも、本装置10は利点を有する。
【0036】
以下に、ラインメモリー4へのデータ書込みタイミング及びラインメモリー4からのデータ読出しタイミングの一例を示す。図5(A)及び図5(B)は、ラインメモリー4用の書込みクロック信号Ckwh及び読出しクロック信号Ckrhの波形を書込みクロック信号Ckwhの周期twとの関係で示すタイミングチャートである。又、図6(A)−図6(C)は、書込みクロック信号Ckwf及び読出しクロック信号Ckr1f、Ckr2fのタイミングをフレーム周期8との関係で示すタイミングチャートである。尚、書込みクロック信号Ckwh(Ckwf)及び読出しクロック信号Ckrh(Ckr1f、Ckr2f)を総称したものが、書込み・読出しクロック信号VCCである。
【0037】
図5(A)の書込みクロック信号Ckwhは、周波数(1/tw)のクロックである。他方、読出しクロック信号Ckrhは、周波数(1/tr=1/(n×tw))のラインメモリー4用読出しクロックである。ここで、nは1以上の整数であり、図5(B)はn=4の場合を示している。
【0038】
図6(A)の書込みクロック信号Ckwfは、図5(A)の書込みクロック信号Ckwhをフレーム周期8単位で見た場合のクロック波形であり、同クロック信号Ckwfの出力期間は信号転送期間6と同一である。又、図6(B)の読出しクロック信号Ckr1fは、n=1の場合における図5(B)の読出しクロック信号Ckrh(書込みクロック信号Ckwhと同期し且つ書込みクロック信号Ckwhと同一の周期を有するクロック信号)の位相を制御して得られるクロック波形であり(書込みクロック信号Ckwhに対して読出しクロック信号Ckrhを信号転送期間6よりも大きな時間だけ遅延させる)、しかも、フレーム周期8単位で見た場合のクロック波形である。読出しクロック信号としては、図6(B)の一例に代えて、図6(C)の読出しクロック信号Ckr2fを用いても良い。この読出しクロック信号Ckr2fは、n>>1の場合における図5(B)の読出しクロック信号Ckrhの位相を制御して得られるクロック波形であり(この一例では、書込みクロック信号Ckwhに対して読出しクロック信号Ckrhを信号転送期間6の時間だけ遅延させる)、しかも、フレーム周期8単位で見た場合のクロック波形である。
【0039】
尚、位相制御量は、図6(B)及び図6(C)に示す様に、フレーム周期8単位で見た読出しクロック信号の出力開始タイミングが休止期間7内にまでずれ込む様な量であっても良いし、逆に、図5(B)の様に信号転送期間6内でのクロック単位での位相制御を実行することも可能である。
【0040】
又、ラインメモリー4の書込みクロック信号と読出しクロック信号とを互いに非同期信号とすることも、可能である。
【0041】
本装置10においては、信号転送期間6においてのみ出力される撮像素子1の駆動クロック(蓄積電荷読出しクロック)として、フレーム周期が比較的長くなる低照度撮影時の場合においても、あるいは、被写体が明るいためにフレーム周期が比較的短くなる日中の撮影時等の場合においても、同一の水平転送クロックφHを用いることが可能である。このため、本装置10においては、撮像信号処理部3内のCDS回路15及びA/D回路17へ供給する、黒サンプルホールドパルス、信号のサンプルホールドパルス、及びA/Dクロック等を、フレーム周期(フレーム時間)毎に調整する必要性は、全く無い。従って、任意のフレーム周期毎の調整値を有するメモリーを、システム内に設けておく必要性が無くなる。しかも、黒サンプルホールドパルス及び信号のサンプルホールドパルスを共用することが出来るので、これらのパルスと水平転送クロックφHmとの位相関係も固定となり、S/N比の劣化を防ぐことも可能となる。
【0042】
(変形例)
本変形例の特徴点は、(1)撮像システム制御部5は、ダミー転送期間12(図7(A)参照)においては、水平転送クロックφHmのみを生成・出力する様に指令する制御信号VCを更に出力し、(2)タイミング生成部2は、ダミー転送期間12に受信する上記制御信号VCの指令に応じて、ダミー転送期間12においては、水平転送クロックφHmのみを生成して出力する点にある。ここで、ダミー転送期間12とは、休止期間7内の期間であって且つ当該休止期間7に引き続く信号転送期間6の直前の期間である。
【0043】
図7(A)−図7(F)は、ある信号転送期間6の直前の休止期間7内であって且つ当該信号転送期間6の直前に該当するダミー転送期間12内に、撮像システム制御部5が上記の制御信号VCを生成・出力した場合における、各転送クロックの波形を示すタイミングチャートである。
【0044】
垂直転送クロックφV1−φV4を撮像素子1の垂直転送部101に印加し、同部101が或る水平ラインに属する画素に蓄積されている電荷を水平転送部102に至るまで転送した後に、水平転送クロックφH1、φH2を水平転送部102に印加して水平転送部102を駆動することにより、撮像素子1の蓄積電荷V1を出力端より取り出すことが出来る。そこで、撮像システム制御部5がダミー転送を行う旨の指令をタイミング生成部2へ出力すると、ダミー転送期間12では、タイミング生成部2は、垂直転送クロックφV1−φV4の出力を休止させる一方、水平転送クロックφH1、φH2のみを出力して水平転送部102のみを駆動する。
【0045】
この様なダミー転送を信号転送の直前に実施することにより、水平転送部102内に蓄積された暗電流雑音等を水平転送することが出来、これにより、残電流雑音等による電荷を除去することが可能となる。従って、ダミー転送期間12に引き続く信号転送期間6においては、蓄積電荷のみの転送を有効に実施することが出来、その結果、S/N比がより一層高い蓄積電荷の転送が可能となる。
【0046】
(実施の形態2)
本実施の形態は実施の形態1の改良に関するものであり、その特徴点は、撮像信号処理部3内の信号処理過程で得られる信号あるいはデジタル信号である撮像信号V2を検出し、検出信号のレベルに応じて、従って被写体像の明るさに応じて、信号転送期間と休止期間との比率を制御するものである。
【0047】
図8は、本実施の形態に係る撮像装置10Aのシステム構成を示すブロック図である。撮像装置10Aが図1の撮像装置10と相違する点は、撮像信号処理部3、信号レベル検出部13及び撮像システム制御部5にある。そこで、これらの構成要素3,5,13についてのみ以下に記載することとし、その他の構成要素については実施の形態1の記載を援用するものとする。
【0048】
図8に示す様に、撮像信号処理部3は、撮像素子1の出力端に接続された第1入力端、書込み・読出しクロック信号VCCを受信する第2入力端、撮像信号V2を出力する第1出力端、及び第2出力端を有している。特に、撮像信号処理部3は、蓄積電荷V1に対して成される所定の信号処理の過程において得られる、被写体像の明るさのレベル判定に必要な信号V2Aを、上記第2出力端より出力する。
【0049】
これに対して、信号レベル検出部13は、撮像信号処理部3の上記第2出力端に接続された入力端、及び撮像システム制御部5の入力端に接続された出力端を有している。特に、同部13は、当該入力端で受信した信号V2Aより被写体像の明るさのレベルを検出して、その検出結果V13を出力端より出力する。
【0050】
本実施の形態に係る撮像システム制御部5は、同部5の入力端で受信した検出結果V13に基づき、休止期間7の時間を調整する。その際、同部5は、休止期間7が信号転送期間6のn(nは0以上の整数)倍に等しくなる様に、両期間6,7の時間の比率を制御する。尚、nが0の場合は、通常駆動に該当する。
【0051】
以下、信号V2A及び信号レベル検出部13の具体的な動作について、記載する。
【0052】
信号レベル検出部13は、撮像信号処理部3が出力する信号V2Aのレベルを検出し、検出信号レベルに基づき被写体像が比較的明るいと判断する場合には、その明るさの程度に応じて、撮像システム制御部5は、休止期間7の時間を現時点の時間よりも短く設定することにより、フレーム周波数を上げる。このフレーム期間8の減少により、撮像素子1における電荷蓄積時間を短くすることが出来、以って電荷の飽和を抑制することが可能となる。
【0053】
他方、信号レベル検出部13が検出信号レベルによって低照度状態の撮像であると判断する場合には、撮像システム制御部5は、休止期間7を必ず設けて(通常駆動から間欠駆動に移行する場合)、あるいは、休止期間7の時間をより長く設定する(既に間欠駆動している場合)ことでフレーム周波数を下げて、撮像素子1における電荷蓄積時間をより長くすることにより、蓄積電荷量を増やすことが可能となる。
【0054】
ここで、図3のCDS回路15の出力信号を信号V2Aとして用いて明るさのレベル判定を行う一例を、図9を参照しつつ、記載する。図9は、CDS回路15の出力信号を示しており、撮像素子1への入射光量が増す毎に同回路15の出力データは増大し続け、ある入射光量以後においては出力は飽和する。尚、図9の特性は、システムの構成の仕方によって異なる。
【0055】
図9に示す様に、信号レベル検出部13は、CDS回路15の出力信号に対して、2個の閾値データths1、ths0を有している。この場合、CDS回路15の出力信号が両閾値ths1、ths0間にある状態が、休止期間7を調整するに際しての標準状態となり、例えば、撮像システム制御部5は、この場合には、信号転送期間6と休止期間7との比率を1:1に設定しているものとする。このとき、入射光量に対応するCDS回路15の出力信号が閾値ths1以上になったものとすると、信号レベル検出部13は被写体像がより明るい状態にあるものと判断し、その判断結果V13を受けて、撮像システム制御部5は、信号転送期間6及び休止期間7の時間比率を1:0に設定する。即ち、同部5は、間欠駆動を止めて、以後は通常駆動に移行する様に、タイミング生成部2に指令する。逆に、被写体像の明るさの程度を与えるCDS回路15の出力信号が閾値ths0以下になった場合には、信号レベル検出部13は被写体像がより暗い撮影状態にあると判断し、その判断結果V13を受けて、撮像システム制御部5は、信号転送期間6及び休止期間7の時間比率を1:3に設定する。この休止期間7の延長制御により、撮像システム制御部5ないしはタイミング生成部2は、撮像素子1における露光時間を長くして蓄積電荷の量を増やす。
【0056】
この様に、CDS回路15の出力レベルに応じて3段階での休止期間7の時間調整を行うことにより、被写体像の明るさのレベルに応じた信号転送期間6及び休止期間7の比率の制御が可能となる。換言すれば、被写体の撮影状況に応じて、休止期間7の時間を最適化することが出来る。
【0057】
又、図3のAGC回路16のゲイン量を与える信号を信号V2Aとして用いて、明るさのレベル判定を行うことも可能である。その様な一例を図10に示す。図10は、AGC回路16のゲイン特性の一例を示す。尚、図10の特性は、システムの構成の仕方に応じて異なる。
【0058】
図10に示す様に、入射光量に応じてAGC回路16のゲイン特性を3段階で変化させる。この場合、一例として、信号レベル検出部13は、上記ゲイン特性に応じて、2個の閾値thg1、thg0を有している。そして、図9に関する一例と同様に、AGC回路16のゲインが両閾値thg1、thg0間にある場合が、休止期間7の時間調整の標準状態となる。そして、AGC回路16のゲインが閾値thg1以上又は閾値thg0以下となる場合には、撮像システム制御部5は、上記標準状態における信号転送期間6と休止期間7との時間比率を変更する。この様に、AGC回路16のゲイン量を利用することによっても、被写体の撮影状況に応じて、3段階で、休止期間7を適切に調整することが出来る。
【0059】
尚、図9及び図10に示す一例では、信号レベル検出部13が2個の閾値を有する場合であるが、閾値の数が任意であっても、本実施の形態は実現可能である。
【0060】
又、信号処理部18が出力する撮像信号V2自体を信号V2Aとして用いることも可能である。この場合には、撮像信号処理部3の第1及び第2出力端は同一のものとなる。
【0061】
(実施の形態3)
実施の形態1(その変形例を含む)及び実施の形態2は、間欠駆動方法を、即ち、信号転送期間においては撮像素子内に蓄積された電荷の転送を行い、それに引き続く休止期間においては蓄積電荷の転送を停止すると言う駆動方法を、撮像装置に適用する構成例を、記載している。これに対して、本実施の形態は、実施の形態1(その変形例を含む)又は実施の形態2に係る撮像装置を携帯端末(例えばモバイルコンピュータ)に応用する技術に関している。以下では、便宜上、実施の形態1に係る撮像装置10を具備する携帯端末について、記載する。
【0062】
図11は、撮像装置10(図1)を具備した携帯端末装置におけるシステム構成例を示すブロック図である。図11において、メインシステム制御部19は、携帯端末装置のスケジュール管理を行う中核部である。又、メイン信号処理部20は、撮像信号処理部3から転送されて来た撮像信号V2に対して、所定の信号処理を実行する。即ち、同部3は、(1)モニターモード時においては、撮像信号V2を後述の表示装置21に表示するのに適したモニター用動画信号(表示データ)に変換するための信号処理を行い、(2)記録モード時には、撮像信号V2を後述の記録装置22に記録するのに適した記録信号に変換するための信号処理を行う。又、表示装置21は、例えば液晶又は(有機若しくは無機)EL等から成るフラットパネルディスプレイ(FPD)であり、メイン信号処理部20が出力する表示データを表示する。又、記録装置22は、メイン信号処理部20が出力する記録信号をフラッシュメモリー等の記憶素子へ記録する。又、撮影スイッチ23は、ユーザーの操作に応じて、撮影実行指令信号をメインシステム制御部19に出力する。又、設定スイッチ24は、記録装置22へ保存する画素数を決定するための、あるいは撮像装置10の機能の有無を切替えるための、更には携帯端末装置の状態を制御するための、スイッチである。
【0063】
先ず、携帯端末装置の撮影スイッチ23が押されると、メインシステム制御部19は、被写体の撮像開始を指令(要求)する撮影指令信号を撮像システム制御部5に出力する。撮像システム制御部5は、メインシステム制御部19より上記撮影指令信号を受け取り、既述した間欠駆動による撮像を実行する。撮像が終了すると、撮像システム制御部5は、メインシステム制御部19に対して、撮像信号V2のデータ転送開始を要求し、この要求に応じて、メインシステム制御部19は、メイン信号処理部20が撮像信号データ受信可能状態にあるか否かを判断し、受信可能のときには撮像信号V2の転送開始を指令するデータ転送指令信号を撮像システム制御部5に送信する。これを受けて、撮像システム制御部5は、撮像信号処理部3による撮像信号データの読出し動作を制御し、その結果、メイン信号処理部20は、撮像信号処理部3が出力・転送する撮像信号V2を受信する。
【0064】
ここで、撮像信号処理部3からメイン信号処理部20への撮像信号V2のデータ転送速度が、撮像装置10内のラインメモリー4の読出しクロックよりも遅い場合には、撮像システム制御部5は、休止期間7を、撮像信号V2のデータ転送時間と同等の時間に設定・確保する。これにより、撮像素子1の画素数と同等のメモリー容量を持つフレームメモリーを設けること無く、ラインメモリー4のみで以って、撮像信号V2のデータ転送を実現することが出来る。
【0065】
又、撮影スイッチ23が押される前のモニターモード時においては、ユーザーは、被写体を決めたり、あるいは、被写体の画角を決める等の動作実行中である。そこで、表示装置21の画素数が撮像素子1の画素数よりも十分小さく、且つ、撮像信号処理部3からメイン信号処理部20への撮像信号V2の転送速度が撮像素子1の転送クロック(読出しクロック)に比べて遅い場合には、撮像システム制御部5は、休止期間が0の通常駆動方式とすることでフレーム周波数を大きく設定して(フレーム期間を短く設定して)、撮像信号処理部3より転送されるデータの解像度を、表示装置21でモニター画像を表示させるのに十分な程度にまで低下させることが出来る。これにより、本携帯端末装置は、被写体をモニター可能な動画像で表示するモニターモードを実現することが出来る。
【0066】
他方、撮影スイッチ23が押された場合には、撮像装置10は被写体の撮影状態にあり、撮像システム制御部5は、既述した間欠駆動を行うことにより、撮像信号V2が保存したい解像度のデータとなるまでフレーム周波数を落とした上で、その様な解像度を有する撮像信号V2を転送する。これにより、本携帯端末装置は、データの記録モードを実現することが出来る。
【0067】
この様に、撮像システム制御部5が以上の制御(通常駆動及び間欠駆動の切替)を行うことにより、モニターモード時と記録モード時の双方において最適な撮像信号のデータ転送が可能となり、表示装置21は品位の高い表示を行うことが可能となる。
【0068】
ここで、図12は、本携帯端末装置における動作手順を、即ち、モニターモード及び記録モードの状態を判別して通常駆動(休止期間無し)と間欠駆動(休止期間有り)とを切り替えることを可能とした動作手順を示すフローチャートである。
【0069】
先ず、撮影スイッチ23が押されるまでは、撮像システム制御部5は、撮像開始要求を待ち続ける(ステップS1)。このとき、撮像システム制御部5は、通常駆動で以って撮像素子1の蓄積電荷の転送を制御する様に指令する制御信号VCをタイミング生成部2に出力し、その結果、撮像信号処理部3は、通常駆動方法で転送されて来る蓄積電荷V1に対して信号処理を実行し、得られた撮像信号V2をメイン信号処理部20へと転送する。この動作により、例えばフレームレート20fpsの状態の動画を、例えば160×120画素サイズを有する表示装置21で表示する、モニターモードが実現される。
【0070】
次に、撮影スイッチ23が押されると、メインシステム制御部19から撮像開始要求が発せられ、その結果、撮像システム制御部5は、撮像素子1の蓄積電荷を間欠駆動によって転送する様に指令する制御信号VCを、タイミング生成部2に出力する。これにより、撮像信号処理部3は、間欠的に転送されて来る蓄積電荷V1に対して信号処理を行い、得られた撮像信号V2をメイン信号処理部20へと転送する(ステップS2)。
【0071】
ここで、撮像素子1の解像度が640×480画素の場合には、フレームレートを、モニターモード時におけるフレームレート20fpsの1/16の値(約1fps)にまで落とすことにより、撮像信号V2のデータ転送が可能となる。
【0072】
次のステップS3においては、メイン信号処理部20は、受信した撮像信号V2を記録データに変換する信号処理を実行し、得られた記録データを記録装置22に記録する。そして、撮像完了(ステップS4)まで、ステップS2からステップS4までの動作が続行される。
【0073】
撮像信号V2が与えるデータのメイン信号処理部20への転送が完全に完了して撮像完了となった場合には、動作手順はステップS1へと戻る。
【0074】
以上の動作により、表示品位を保ちつつ、モニターモード時における動画表示と、記録モード時における高画素データ(静止画)の転送とを実現することが可能となる。尚、記録モード時においても、モニターモード時の解像度の低い動画データを記録することとしても良い。
【0075】
(実施の形態4)
本実施の形態は、実施の形態1(その変形例を含む)又は実施の形態2の撮像装置を具備する、無線機能を有する携帯端末(例えば、携帯電話、PDA、あるいは携帯テレビ)に、関している。以下では、便宜上、実施の形態1を、無線機能を有する携帯端末に適用した一例について、図面を基に記載する。
【0076】
図13は、通信機能を有する携帯電話を用いたシステムの構成例を示すブロック図である。図13中、図11に示す構成要素と同じものには、同一の参照符号が付されており、新たな構成要素は、通信処理部25及び外部記憶装置26である。ここで、通信処理部25は、メインシステム制御部19を介してメイン信号処理部20に接続されており、メインシステム制御部19による制御の下、外部記憶装置26との間で、メイン信号処理部20より受信した被写体の撮像データの無線通信を実行する。そして、外部記憶装置26は、携帯電話との通信によって転送されてきた上記撮像データを記録する。尚、外部記憶装置26を含まずに、システムを構成することも可能である。
【0077】
携帯電話等の通信機器においては、受信状態等により、システムクロックの基本周波数が変化する可能性がある。この様な場合に対処するには、メインシステム制御部19内部のシステムクロックを、撮像素子1の駆動クロック乃至は転送クロックφVn、φHmに流用する構成を採れば良い。これにより、撮像装置10内に、撮像素子1の転送クロックφVn、φHmを作るための複数の発振子及びPLL回路を設けること無く、簡単に撮像装置10を具備する携帯電話を実現することが可能となる。
【0078】
又、図13の構成においては、休止期間7は、通信処理部25から外部記憶装置26までの上記撮像データの転送速度に応じて、設定されている。即ち、通信処理部25から外部記憶装置26までデータ転送を行う際の通信速度が、撮像信号処理部3とメイン信号処理部20間のデータ転送速度に比べて遅い場合には、撮像システム制御部5は、通信処理部25と外部記憶装置26間のデータ転送速度に適合出来る様な適切な時間に休止期間7を設定した上で、タイミング生成部2を制御することにより、撮像素子1からの蓄積電荷V1を間欠駆動方式によって転送する。この様な構成を採用することにより、携帯電話内に大容量の記録領域を設けること無く、撮像信号V2より得られる撮像データを外部記憶装置26へ確実に転送・記録することが可能となる。
【0079】
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
【0080】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明した様に構成されているので、以下に示す効果を奏する。
【0081】
請求項1の発明によれば、フレーム周期を長く設定可能な間欠駆動方式を採用しているので、信号転送期間のみで撮像素子を駆動する通常駆動方式と比べて、撮像素子は少なくとも2倍のフレーム時間で電荷を蓄積することが出来、その結果、増幅器を用いて信号増幅を行うこと無く、S/N比を向上させることが出来る。
【0082】
請求項2の発明によれば、ダミー転送期間内に残電流雑音等による電荷を除去することが出来、続く信号転送期間内においては有効な蓄積電荷のみの転送を行うことが出来ると言う効果がある。
【0083】
請求項3の発明によれば、低照度状態においては蓄積時間を長く取り、明るい撮影状態においては蓄積時間を短くすると言う様に、撮像素子における蓄積時間の調整を実現することが出来る。
【0084】
請求項4及び8の各発明によれば、信号転送期間内にラインメモリー内に一時記憶しておいた撮像信号を、休止期間の終了時までに、任意のタイミングでラインメモリーより読み出すことが可能となり、撮像信号の読出しタイミングの設計が容易になると言う効果が得られる。
【0085】
請求項5の発明によれば、撮像信号の転送速度が撮像装置内の撮像信号の読出し速度よりも遅い場合においても、撮像素子の画素数と同等の容量を有するフレームメモリーを設けること無く、ラインメモリーのみで以って撮像信号の転送を実現することが出来ると言う効果がある。
【0086】
請求項6の発明によれば、モニターモード時には当該モードに適した解像度を有する動画表示を実現できると共に、記録モード時には保存したい解像度でデータの記録を行うことが出来ると言う効果を奏する。
【0087】
請求項7の発明によれば、無線通信速度が撮像信号の転送速度よりも遅い場合においても、無線通信によるデータ転送時間に適合する様に撮像信号が間欠駆動方式により転送されるので、携帯端末内に大容量の記憶領域を設けることなく、撮像データを無線通信によって外部記憶装置へ記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における撮像素子の構成を模式的に示すブロック図である。
【図3】 図1における撮像信号処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1における転送クロックを示すタイミングチャートである。
【図5】 ラインメモリーの書込みクロックと読出しクロックとを示すタイミングチャートである。
【図6】 フレーム周期単位で表した、ラインメモリーの書込みクロックと読出しクロックとを示すタイミングチャートである。
【図7】 ダミー転送期間における駆動波形を示すタイミングチャートである。
【図8】 実施の形態2に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 明るさ(入射光量)に対する信号出力波形を示す図である。
【図10】 明るさ(入射光量)に対するゲインの特性例を示す図である。
【図11】 実施の形態3に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態3に係る携帯端末における動作を示すフローチャートである。
【図13】 実施の形態4に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図14】 固体撮像素子(インライン転送CCD)の構成を模式的に示す図である。
【図15】 インライン転送CCDにおける転送クロックの一例を示すタイミングチャートである。
【図16】 従来の撮像装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像素子、2 タイミング生成部、3 撮像信号処理部、4 ラインメモリー、5 撮像システム処理部、6 信号転送期間、7 休止期間、8 フレーム期間、10 撮像装置、12 ダミー転送期間、13 信号レベル検出部、15CDS回路、16 AGC回路、17A/D回路、18 信号処理部、19 メインシステム制御部、20 メイン信号処理部、21 表示装置、22 記録装置、23 撮影スイッチ、24 設定スイッチ、25 通信処理部、26 外部記憶装置。
Claims (8)
- 被写体の画像を与える入射光の光電変換により電荷を蓄積し、垂直転送クロック及び水平転送クロックに応じて蓄積電荷を出力端まで転送して前記蓄積電荷を前記出力端より出力する撮像素子と、
前記撮像素子の前記出力端に接続された入力端及び出力端を有し、前記入力端より受信した前記蓄積電荷に対して所定の信号処理を行い、得られた信号を撮像信号として前記出力端より出力する撮像信号処理部と、
出力端を有しており、信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成・出力する様に指令し、前記信号転送期間に引き続く休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを出力しない様に指令すると共に、前記信号転送期間及び前記休止期間を前記撮像素子の水平ライン数分に等しい回数だけ周期的に繰り返す様に指令する制御信号を、前記出力端より出力する撮像システム制御部と、
前記撮像システム制御部の前記出力端に接続された入力端及び前記撮像素子に接続された出力端を有し、前記入力端より受信した前記制御信号に応じて、前記信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成して前記出力端より出力する一方、前記休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックの出力を停止するタイミング生成部とを備え、
前記休止期間は前記信号転送期間のn(nは自然数)倍に等しいことを特徴とする、
撮像装置。 - 請求項1記載の撮像装置であって、
前記撮像システム制御部は、ダミー転送期間においては前記水平転送クロックのみを生成・出力する様に指令する信号を前記制御信号として更に出力し、
前記タイミング生成部は、前記制御信号に応じて、前記ダミー転送期間においては前記水平転送クロックのみを生成して出力し、
前記ダミー転送期間とは、前記休止期間内の期間であって且つ当該休止期間に引き続く前記信号転送期間の直前の期間であることを特徴とする、
撮像装置。 - 被写体の画像を与える入射光の光電変換により電荷を蓄積し、垂直転送クロック及び水平転送クロックに応じて蓄積電荷を出力端まで転送して前記蓄積電荷を前記出力端より出力する撮像素子と、
前記撮像素子の前記出力端に接続された入力端、第1出力端及び第2出力端を有しており、前記入力端より受信した前記蓄積電荷に対して所定の信号処理を行い、前記所定の信号処理により得られた信号を撮像信号として前記第1出力端より出力すると共に、前記所定の信号処理の過程において得られる前記被写体の明るさのレベル判定に必要な信号を前記第2出力端より出力する撮像信号処理部と、
入力端及び出力端を有しており、信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成・出力する様に指令し、前記信号転送期間に引き続く前記休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを出力しない様に指令すると共に、前記信号転送期間及び前記休止期間を前記撮像素子の水平ライン数分に等しい回数だけ周期的に繰り返す様に指令する制御信号を、前記出力端より出力する撮像システム制御部と、
前記撮像システム制御部の前記出力端に接続された入力端及び前記撮像素子に接続された出力端を有し、前記入力端より受信した前記制御信号に応じて、前記信号転送期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックを生成して前記出力端より出力する一方、前記休止期間においては前記垂直転送クロック及び前記水平転送クロックの出力を停止するタイミング生成部と、
前記撮像信号処理部の前記第2出力端に接続された入力端及び前記撮像システム制御部の前記入力端に接続された出力端を有し、前記入力端で受信した前記信号より前記被写体の前記明るさのレベルを検出して、その検出結果を前記出力端より出力する信号レベル検出部とを備え、
前記休止期間は前記信号転送期間のn(nは0以上の整数)倍に等しく、
前記撮像システム制御部は、前記入力端で受信した前記検出結果に基づき、前記休止期間の時間を調整することを特徴とする、
撮像装置。 - 請求項1又は2に記載の撮像装置であって、
前記撮像システム制御部は、
前記出力端である第1出力端と、
第2出力端とを更に有しており、
前記撮像信号処理部は、
前記入力端である第1入力端と、
前記撮像システム制御部の前記第2出力端に接続された第2入力端と、
データ書込み・読出し端とを更に有しており、
前記撮像装置は、
前記撮像信号処理部の前記データ書込み・読出し端に接続されたラインメモリーを更に備えており、
前記撮像システム制御部は、前記信号転送期間内に前記撮像信号を前記ラインメモリーに記憶する様に指令すると共に、フレーム周期内の任意のタイミングにおいて前記ラインメモリーからの前記撮像信号の読出しを開始し且つ前記フレーム周期内に前記撮像信号の前記読出しを終了する様に指令する書込み・読出しクロック信号を、前記第2出力端より出力し、
前記撮像信号処理部は、前記書込み・読出しクロック信号のタイミングに応じて、前記撮像信号の前記ラインメモリーへの書込み動作及び前記撮像信号の前記ラインメモリーからの読出し動作を実行し、
前記フレーム周期とは、前記信号転送期間及び前記休止期間の和に相当することを特徴とする、
撮像装置。 - 請求項4に記載の前記撮像装置と、
前記被写体の撮像開始を指令する撮影指令信号及び前記被写体の撮像終了後に前記撮像信号の転送開始を指令するデータ転送指令信号を前記撮像システム制御部に出力するメインシステム制御部と、
前記撮像信号処理部が出力する前記撮像信号を受信して前記撮像信号に対して所定の信号処理を行うメイン信号処理部とを備え、
前記休止期間は、前記撮像信号の前記メイン信号処理部へのデータ転送時間と同等の時間に確保されていることを特徴とする、
携帯端末。 - 請求項5に記載の携帯端末であって、
前記メイン信号処理部に接続された表示装置と、
前記メイン信号処理部に接続された記録装置とを更に備えており、
前記メインシステム制御部が前記撮影指令信号を前記撮像システム制御部に出力していないモニタモード時においては、前記撮像システム制御部は前記休止期間を設定せずに通常駆動で前記被写体の撮像及び前記撮像信号の転送を実行し、
前記メインシステム制御部が前記撮影指令信号を前記撮像システム制御部に出力する記録モード時においては、前記撮像システム制御部は前記休止期間を設定して間欠駆動で前記被写体の撮像及び前記撮像信号の転送を実行することを特徴とする、
携帯端末。 - 請求項4に記載の前記撮像装置と、
前記被写体の撮像開始を指令する撮影指令信号及び前記被写体の撮像終了後に前記撮像信号の転送開始を指令するデータ転送指令信号を前記撮像システム制御部に出力するメインシステム制御部と、
前記撮像信号処理部が出力する前記撮像信号を受信して前記撮像信号に対して所定の信 号処理を行うメイン信号処理部と、
前記メイン信号処理部に接続された表示装置と、
前記メイン信号処理部に接続された記録装置と、
前記メインシステム制御部を介して前記メイン信号処理部に接続されており、前記被写体の撮像データを記録するための外部記憶装置との間で無線通信を行う通信処理部を更に備え、
前記メインシステム制御部が前記撮影指令信号を前記撮像システム制御部に出力していないモニタモード時においては、前記撮像システム制御部は前記休止期間を設定せずに通常駆動で前記被写体の撮像及び前記撮像信号の転送を実行し、
前記メインシステム制御部が前記撮影指令信号を前記撮像システム制御部に出力する記録モード時においては、前記撮像システム制御部は前記休止期間を設定して間欠駆動で前記被写体の撮像及び前記撮像信号の転送を実行し、
前記休止期間は、前記通信処理部から前記外部記憶装置までの前記撮像データの転送速度に応じて設定されていることを特徴とする、
携帯端末。 - 請求項3に記載の撮像装置であって、
前記撮像システム制御部は、
前記出力端である第1出力端と、
第2出力端とを更に有しており、
前記撮像信号処理部は、
前記入力端である第1入力端と、
前記撮像システム制御部の前記第2出力端に接続された第2入力端と、
データ書込み・読出し端とを更に有しており、
前記撮像装置は、
前記撮像信号処理部の前記データ書込み・読出し端に接続されたラインメモリーを更に備えており、
前記撮像システム制御部は、前記信号転送期間内に前記撮像信号を前記ラインメモリーに記憶する様に指令すると共に、フレーム周期内の任意のタイミングにおいて前記ラインメモリーからの前記撮像信号の読出しを開始し且つ前記フレーム周期内に前記撮像信号の前記読出しを終了する様に指令する書込み・読出しクロック信号を、前記第2出力端より出力し、
前記撮像信号処理部は、前記書込み・読出しクロック信号のタイミングに応じて、前記撮像信号の前記ラインメモリーへの書込み動作及び前記撮像信号の前記ラインメモリーからの読出し動作を実行し、
前記フレーム周期とは、前記信号転送期間及び前記休止期間の和に相当することを特徴とする、
撮像装置。
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