JP3964420B2 - タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置 - Google Patents

タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3964420B2
JP3964420B2 JP2004297271A JP2004297271A JP3964420B2 JP 3964420 B2 JP3964420 B2 JP 3964420B2 JP 2004297271 A JP2004297271 A JP 2004297271A JP 2004297271 A JP2004297271 A JP 2004297271A JP 3964420 B2 JP3964420 B2 JP 3964420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp rod
cam
locking portion
mold
side position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004297271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006110735A (ja
Inventor
寛展 市丸
直文 吉見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichimaru Giken Co Ltd
Original Assignee
Ichimaru Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichimaru Giken Co Ltd filed Critical Ichimaru Giken Co Ltd
Priority to JP2004297271A priority Critical patent/JP3964420B2/ja
Publication of JP2006110735A publication Critical patent/JP2006110735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3964420B2 publication Critical patent/JP3964420B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

本発明は、生タイヤ(グリーンタイヤ)を加硫成型するためのタイヤ加硫装置において、上側ベース部材の下面に金型を締結するために使用される金型自動クランプ装置に関する。
タイヤ加硫装置において、ベース部材に対する金型の締結作業は、生産性を向上させる上で迅速に行うことが要求され、そこで、取り付け及び取り外しに時間がかかるボルト固定ではなく、自動クランプ装置が用いられるようになった。
このような自動クランプ装置では、係止部を被係止部に対して係合又は解除させる係合機構と、係止部を被係止部に対するロック側位置とアンロック側位置とに位置決めさせるロック機構が設けられる(特許文献1参照:従来技術1)。
しかしながら、従来技術1のように、係合機構とロック機構とで別々の駆動手段を用いると、それだけコスト高になるし、構造が複雑になる。
これに対処して、係合機構とロック機構とを共通の駆動手段で作動させることができるようにした自動クランプ装置が提案されている(特許文献2参照:従来技術2)。
この従来技術2では、係止部を被係止部に対して係合又は解除させる係合機構と、前記係止部の解除状態で係止部をロック側位置とアンロック側位置とに位置決めさせるロック機構とを共通の駆動手段で作動させるため、係合機構とロック機構とにそれぞれ別々の駆動手段を用いる従来技術に比べてコストを低減できるし、構造を簡単にすることができる。
しかしながら、従来技術2の自動クランプ装置を、上側ベース部材の下面に金型を締結させるための金型締結用として用いると、操業上のミス等により自動クランプ装置が破損した場合、金型の重量がそのままクランプロッドに加わることになるため、クランプロッドが抜け落ちて金型が落下し、重大な事故につながることがある。
特公平5−62046号公報 特開2001−121541号公報
本発明では、操業上のミス等により自動クランプ装置が破損して、金型の重量がそのままクランプロッドに加わった場合でも、クランプロッドの抜け落ちを受け止めて、金型の落下といった事故を防止させ、不測の事態でも安全性を確保できるようにしたタイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明のタイヤ加硫装置における自動クランプ装置は、
上側ベース部材の下面に金型を締結するための金型自動クランプ装置であって、
下端に係止部が形成されたクランプロッドを上側ベース部材に立設させたシリンダ筒の内部で軸方向に往復動させることにより、前記係止部を金型に形成した被係止部に対して係合又は解除させる係合機構と、
前記係止部の解除状態でクランプロッドを往復回転させることで係止部をロック側位置とアンロック側位置とに位置決めさせるロック機構を備え、
前記係合機構には、クランプロッドを上向きに付勢して係止部を被係止部に係合させるバネ部材と、このバネ部材の付勢力を受け止めて係止部を被係止部から解除させるスペーサと、このスペーサを付勢力作用位置と付勢力止め位置との間で往復移動させるカムが先端に形成されたカムレバーとが設けられ、
前記ロック機構には、カムレバーの作動に連動してクランプロッドの軸方向に往復移動する筒状カムと、クランプロッドに突設されたガイドピンが摺動可能に嵌合するように前記筒状カムに形成されたカム溝とが設けられ、
このカム溝には、カムレバーの作動によりスペーサが付勢力作用位置から付勢力止め位置に移動して係止部を解除させるまでの間はガイドピンとの係合を解除して筒状カムの移動を逃がす逃げ溝部と、係止部の解除状態で筒状カムの移動に伴ないガイドピンに係合してクランプロッドをロック側位置とアンロック側位置との間で回転させる傾斜係合溝部が形成され、
かつ前記クランプロッドの外周に突出部が形成され、
この突出部を受け止めることにより、シリンダ筒からのクランプロッドの抜け落ちを防止させるための段差部が、前記突出部よりも下方においてシリンダ筒の内周面に形成されている構成とした。
この金型自動クランプ装置では、ロック側位置でクランプロッドがバネ部材により付勢されることにより、係止部が被係止部に対して係合し、その係合状態で被係止部がクランプされる。
この係合状態でカムレバーを作動させると、先端のカムによってスペーサが付勢力作用位置から付勢力止め位置に移動して、バネ部材の付勢力を受け止め、バネ部材からクランプロッドに加わる付勢力を遮断すると共に、スペーサによってクランプロッドを押し下げて、係止部による被係止部に対する係合を解除させる。
この場合、前記カムレバーの作動に連動して筒状カムが下方摺動するもので、このとき、前記した係止部が解除するまでの間は、カム溝の逃げ溝部がガイド部材を摺動するため、筒状カムの下方摺動によってクランプロッドが回動することはない。
そして、前記カムレバーの作動により係止部が解除すると、筒状カムの下方摺動に伴ないカム溝の傾斜係合溝部がガイドピンに沿って摺動する。
したがって、この傾斜係合溝部との係合に伴うガイドピンへの回転方向の分力によってクランプロッドがロック側位置からアンロック側位置に回転する。
これにより、アンロック側位置にクランプロッドを保持した状態で金型自動クランプ装置の係止部を被係止部から抜き外すことができる。
尚、金型自動クランプ装置の係止部を被係止部に係合させて、金型を締結させる場合、クランプロッドをアンロック側位置に保持した状態で係止部を被係止部内にセットし、カムレバーを上述とは逆方向に作動させると、これに連動して筒状カムが上方摺動する。
この筒状カムの上方摺動によりカム溝の傾斜係合溝部がガイドピンに沿って摺動し、クランプロッドがアンロック側位置からロック側位置に回転し、引き続き、カムレバーの作動によりスペーサが付勢力受位置から付勢力作用位置に移動する。これによりバネ部材の付勢力がクランプロッドに加わり、係止部を被係止部に対して係合することができる。
本発明の自動クランプ装置にあっては、カムレバーによるテコの作用で係止部を解除させるため、低出力の軽い駆動力、例えば、エアシリンダを駆動手段として用いることができる。
又、クランプロッドをロック側位置とアンロック側位置との間で回動させる動作を、係止部の解除状態で行わせるようにしたため、その駆動力を軽減させることができる。
また、その回動動作をカムレバーの作動に連動させたので、1つの駆動手段を係合機構とロック機構との共通の駆動手段として用いることができる。
したがって、係合機構とロック機構とにそれぞれ別々の駆動手段を用いる場合に比べてコストを低減きるし、構造を簡単にすることができる。
そして、特に本発明では、クランプロッドの外周に形成した突出部を、シリンダ筒の内周面に形成した段差部により受け止めて、クランプロッドの抜け落ちを防止させるように構成しているため、操業上のミス等により自動クランプ装置が破損して、金型の重量がそのままクランプロッドに加わった場合でも、クランプロッドの抜け落ちを受け止めて、金型の落下といった事故を防止させ、不測の事態でも安全性を確保することができる。
図1は本発明の実施例であって、タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置の全体断面図、図2及び図3はこの金型自動クランプ装置の作動状態を示す断面図、図4は金型自動クランプ装置に設けた係止部のロック側位置とアンロック側位置を示す平面図、図5は金型自動クランプ装置に設けた筒状カムの作動状態を示す展開図である。
図において、1は上側ベース部材で、ボルスタープレート10の下面に断熱板11を介してプラテン12が設けられ、前記ボルスタープレート10の上面に金型自動クランプ装置Aが固定され、この金型自動クランプ装置Aによってプラテン12の下面に金型2を締結するようになっている。
前記金型自動クランプ装置Aは、クランプロッド3の下端に形成した係止部30を、金型2の上面に形成した被係止部20に着脱可能に係合させるようにしたもので、クランプロッド3を上下方向に往復動させることにより、係止部30を被係止部20に対して係合(図1の状態)又は解除(図2の状態)させる係合機構と、前記係止部30の解除状態でクランプロッド3を往復回転させることにより、係止部30を被係止部20に対するロック側位置(図4−イの位置)とアンロック側位置(図4−ロの位置)とに位置決めさせるロック機構を備えている。
なお、前記金型自動クランプ装置Aは、ボルスタープレート10の上面にシリンダ筒40を締結ボルト50によって立設させることで上側ベース部材1(ボルスタープレート10)に固定されている。
そして、前記シリンダ筒40の下側部が上側ベース部材1に形成した貫通穴13に挿入され、このシリンダ筒40の下端から延出したクランプロッド3の下端が上側ベース部材1(プラテン12)の下面から突出して、その下端に係止部30が形成されている。
前記係合機構には、クランプロッド3を上方に付勢して係止部30を被係止部20に係合させる積層皿バネ41と、この積層皿バネ41の付勢力を受け止めて係止部30を被係止部20から解除させるスペーサ42と、このスペーサ42を付勢力作用位置(図1の位置)から付勢力止め位置(図2の位置)との間で上下往復移動させるためのカム43が先端に形成されたカムレバー44とが設けられている。
前記シリンダ筒40の内部には前記スペーサ42が上下方向に摺動可能に嵌合され、このスペーサ42内にクランプロッド3の上端に形成した大径部31が摺動可能に嵌合され、係止部30が被係止部20に係合した係合状態では、大径部31の下面がブッシュ45を介して積層皿バネ41の上端に当接して、積層皿バネ41の上向き付勢力をクランプロッド3に作用させている。
一方、係止部30が被係止部20から離反した解除状態では、スペーサ42の下端がブッシュ45を介して積層皿バネ41の上端に当接して押し下げ、積層皿バネ41の上向き付勢力がクランプロッド3に作用しないようにしている。
又、前記カムレバー44は、その基端部がシリンダ筒40に軸46で軸支されると共に、その軸心からの半径を次第に変化させたカム43がクランプロッド3の上端にカムフォロア47を介して当接するようになっている。
又、カムレバー44の先端にはシリンダ筒40に取り付けた駆動手段としてのエアシリンダ48が連結されている。
又、前記クランプロッド3の外周には環状突出部としてのピストン部60が形成され、このピストン部60の上側に形成したシリンダ室61に空気圧を作用させることで、クランプロッド3に不測に上向き外力が作用した場合に、この空気圧で上向き外力を吸収し、緩衝させるようになっている。
このピストン部60に対する下向き付勢力は、前記積層皿バネ41による上向き付勢力よりも小さく設定されている。
前記シリンダ室61の下側は、前記ピストン部60の下向移動を受け止める環状段差部62に形成され、この環状段差部62により環状突出部としてのピストン部60を受け止めることにより、シリンダ筒40からクランプロッド3が抜け落ちるのを防止させるように形成されている。
従って、係合状態(図1の状態)でエアシリンダ48を退入させると、カムレバー44が下向きに回動し、カム43によってスペーサ42が付勢力作用位置から付勢力止め位置に下向きに押し下げられるため、このスペーサ42によってクランプロッド3に加わる積層皿バネ41の付勢力が受け止められ、係止部30を被係止部20から解除させることができる。
同時に、この解除状態(図2の状態)では、スペーサ42によってクランプロッド3が押し下げられている。
前記ロック機構には、カムレバー44の作動に連動してクランプロッド3の軸方向に往復移動する筒状カム70が設けられ、この筒状カム70に、クランプロッド3に突設されたガイドピン71が摺動可能に嵌合するカム溝72が形成されている。
この場合、筒状カム70はシリンダ筒40の外周に上下方向に摺動可能に嵌合され、その上端が前記駆動手段としてのエアシリンダ48にブラケット73を介して連結されている。
又、筒状カム70に形成されたカム溝72には、図5に示すように、カムレバー44の作動によりスペーサ42が付勢力作用位置から付勢力受位置に移動して係止部30を解除させるまでの間はガイドピン71との係合を解除して筒状カム70の移動を逃がす逃げ溝部74と、係止部30の解除状態で筒状カム70の移動に伴ないガイドピン71に係合してクランプロッド3をロック側位置からアンロック側位置に90度回転させる傾斜係合溝部75が形成されている。
尚、スペーサ42にはガイドピン71の回動を逃がす横長穴76が形成され、又、シリンダ筒40にはクランプロッド3の上下動に伴うガイドピン71の上下動を逃がす縦長穴77が形成されている。又、筒状カム70にはカムレバー44との干渉を防止する縦逃溝78が形成されている。
又、前記クランプロッド3がロック側位置とアンロック側位置との間で確実に90度回転したかを確認するために、位置センサ80が設けられている。
この自動クランプ装置Aでは、図1に示すように、クランプロッド3がロック側位置で積層皿バネ41により上向きに付勢されることにより、係止部30が被係止部20に対して係合し、その係合状態で金型2が上側ベース部材1の下面に締結される。
この係合状態でカムレバー44をエアシリンダ48により下向きに作動させると、図2に示すように、基端のカム43によってスペーサ42が付勢力作用位置から付勢力止め位置に下向きに摺動し、積層皿バネ41の付勢力を受け止める。これにより積層皿バネ41からクランプロッド3に加わる付勢力が遮断されるため、係止部30による被係止部20に対する係合が解除される。
同時に、スペーサ42によってクランプロッド3が押し下げられる。
又、エアシリンダ48によるカムレバー44の作動に連動して筒状カム70が下向きに摺動するもので、このとき、係止部30が解除するまでの間は、カム溝72の逃げ溝部74内をガイドピン71が摺動するため、筒状カム70の摺動によってクランプロッド3が回動することはない。
そして、前記カムレバー44の作動により係止部30が解除すると、筒状カム70の摺動に伴ないカム溝72の傾斜係合溝部75がガイドピン71に沿って摺動する。
したがって、この傾斜係合溝部75との係合に伴うガイドピン71への回転方向の分力によってクランプロッド3が、図4に示すように、ロック側位置(図4−イ)からアンロック側位置(図4−ロ)に90度回転する。
これにより、アンロック側位置にクランプロッド3を保持した状態で係止部30を被係止部20から抜き外すことができる。
尚、金型2を自動クランプ装置Aで上側ベース部材1に固定する場合は、クランプロッド3をアンロック側位置に保持した状態で金型2を上側ベース部材1の下面にセットし、エアシリンダ48によりカムレバー44を上述とは逆の上向きに作動させると、これに連動して筒状カム70が上向きに摺動する。この筒状カム70の摺動によりカム溝72の傾斜係合溝部75がガイドピン71に沿って摺動し、クランプロッド3がアンロック側位置からロック側位置に回転し、引き続き、カムレバー44の作動によりスペーサ42が付勢力止め位置から付勢力作用位置に上向きに摺動する。
これにより積層皿バネ41の付勢力がクランプロッド3に加わり、係止部30を被係止部20に対して係合することができる。
上述のように、基端にカム43を設けたカムレバー44の作動によって積層皿バネ41の付勢力を受け止めるため、このカムレバー44によるテコの作用で係止部30を低出力の軽い駆動力、即ちエアシリンダ48で解除させることができる。
又、筒状カム70の往復移動によるカム溝72とガイドピン71との摺動によりクランプロッド3がアンロック側位置とロック側位置との間で回転するもので、この動作を係止部30の解除状態で行わせるようにしたため、その駆動力を軽減させることができる。
併せて、筒状カム70の作動をカムレバー44の作動に連動させたので、カムレバー44の駆動手段であるエアシリンダ48を筒状カム70の駆動手段として兼用でき、1つのエアシリンダ48をカムレバー44と筒状カム70との共通の駆動手段として用いることができる。
又、操業上のミス等により自動クランプ装置Aが破損して、金型2の重量がそのままクランプロッド3に加わった場合でも、クランプロッド3の外周に形成した環状突出部としてのピストン部60を、シリンダ筒40の内周面に形成した環状段差部62が受け止めるため、クランプロッド3の抜け落ちを防止して、金型2の落下といった事故を防止させ、不測の事態でも安全性を確保することができる。
なお、本実施例では、シリンダ室61の空気圧を作用させるピストン部60を、クランプロッド3の抜け落ち防止用の環状突出部として兼用させているが、ピストン部60とは別の突出部をクランプロッド3に形成して、その突出部を受け止める段差部をシリンダ筒40の内周面に形成してもよい。
又、本発明において、駆動手段としては、エアシリンダ以外に、油圧や電気を用いた直動アクチュエータを用いることができるし、手動でカムレバー及び板カムを作動させるようにしてもよい。
本発明の実施例であって、タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置の全体断面図である。 この金型自動クランプ装置の作動状態を示す全体断面図である。 この金型自動クランプ装置の作動状態を示す全体断面図である。 この金型自動クランプ装置に設けた係止部のロック側位置とアンロック側位置を示す平面図である。 この金型自動クランプ装置に設けた筒状カムの作動状態を示す展開図である。
符号の説明
1 上側ベース部材
10 ボルスタープレート
11 断熱板
12 プラテン
13 貫通穴
2 金型
20 被係止部
3 クランプロッド
30 係止部
31 大径部
40 シリンダ筒
41 積層皿バネ
42 スペーサ
43 カム
44 カムレバー
45 ブッシュ
46 軸
47 カムフォロア
48 エアシリンダ
50 締結ボルト
60 ピストン部(環状突出部)
61 シリンダ室
62 環状段差部
70 筒状カム
71 ガイドピン
72 カム溝
73 ブラケット
74 逃げ溝部
75 傾斜係合溝部
76 横長穴
77 縦長穴
78 縦逃溝
A 金型自動クランプ装置

Claims (1)

  1. 上側ベース部材の下面に金型を締結するための金型自動クランプ装置であって、
    下端に係止部が形成されたクランプロッドを上側ベース部材に立設させたシリンダ筒の内部で軸方向に往復動させることにより、前記係止部を金型に形成した被係止部に対して係合又は解除させる係合機構と、
    前記係止部の解除状態でクランプロッドを往復回転させることで係止部をロック側位置とアンロック側位置とに位置決めさせるロック機構を備え、
    前記係合機構には、クランプロッドを上向きに付勢して係止部を被係止部に係合させるバネ部材と、このバネ部材の付勢力を受け止めて係止部を被係止部から解除させるスペーサと、このスペーサを付勢力作用位置と付勢力止め位置との間で往復移動させるカムが先端に形成されたカムレバーとが設けられ、
    前記ロック機構には、カムレバーの作動に連動してクランプロッドの軸方向に往復移動する筒状カムと、クランプロッドに突設されたガイドピンが摺動可能に嵌合するように前記筒状カムに形成されたカム溝とが設けられ、
    このカム溝には、カムレバーの作動によりスペーサが付勢力作用位置から付勢力止め位置に移動して係止部を解除させるまでの間はガイドピンとの係合を解除して筒状カムの移動を逃がす逃げ溝部と、係止部の解除状態で筒状カムの移動に伴ないガイドピンに係合してクランプロッドをロック側位置とアンロック側位置との間で回転させる傾斜係合溝部が形成され、
    かつ前記クランプロッドの外周に突出部が形成され、
    この突出部を受け止めることにより、シリンダ筒からのクランプロッドの抜け落ちを防止させるための段差部が、前記突出部よりも下方においてシリンダ筒の内周面に形成されていることを特徴としたタイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置。
JP2004297271A 2004-10-12 2004-10-12 タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置 Active JP3964420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004297271A JP3964420B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004297271A JP3964420B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006110735A JP2006110735A (ja) 2006-04-27
JP3964420B2 true JP3964420B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=36379657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004297271A Active JP3964420B2 (ja) 2004-10-12 2004-10-12 タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3964420B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5204615B2 (ja) * 2008-10-21 2013-06-05 株式会社ブリヂストン タイヤ加硫装置および加硫タイヤの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140139A (en) * 1981-02-26 1982-08-30 Kobe Steel Ltd Tire-vulcanizing press
JPH04308704A (ja) * 1991-04-08 1992-10-30 Bridgestone Corp タイヤ加硫機の金型クランプ装置
JPH0814410A (ja) * 1994-06-28 1996-01-16 Ichimaru Giken:Kk ピストン弁
JP4291465B2 (ja) * 1999-08-20 2009-07-08 Hirotek株式会社 ポストキュアインフレータのロック・アンロック機構
JP4242023B2 (ja) * 1999-10-29 2009-03-18 Hirotek株式会社 タイヤ加硫装置における自動クランプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006110735A (ja) 2006-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3051735B1 (ja) 負角成形型とその加圧装置
CN102101187B (zh) 钻机
JP6219499B2 (ja) 係止装置
US11148482B2 (en) Tyre changing machine
EP3171041B1 (en) Output device
CN107405773B (zh) 输出装置以及输出***
US6902160B1 (en) Locating pin with integrated clamp
JP4909835B2 (ja) プレス機械の金型クランプ機構
JP3964420B2 (ja) タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置
JP3902621B2 (ja) タイヤ加硫装置における金型自動クランプ装置
CA3032700A1 (en) Lock and screen door
JP5127634B2 (ja) 位置決め部保持装置、及びこれを用いたワーク位置決め方法
KR20210035163A (ko) 자동 록킹 신축형 마스트
DK200401924A (da) System til spænding af en skruefjeder
KR20010092027A (ko) 에어밸런싱 호이스트의 안전장치
EP2535174B1 (en) Bead ring locking mechanism of tire vulcanizer
JP4242023B2 (ja) タイヤ加硫装置における自動クランプ装置
US6742777B2 (en) Clamping device
JP2003200430A (ja) タイヤ加硫機用モールドクランプ装置
JP2007185730A (ja) セット治具及びセット治具取り外し装置
JP2006212757A (ja) スナップリング組付装置
CA2582146C (en) Device for fastening a covering on a cylinder of a rotary press
JP2602493Y2 (ja) コンパクト型クランプ装置
JP2022074482A (ja) 工作機械のチェーン式刃物マガジンの刃物棒保持及び刃物解除のための装置
RU46250U1 (ru) Ручной привод лебедки

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3964420

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250