JP3963251B2 - 電子回路 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流定電流源回路を具備する複数の要素回路からなる電子回路に係り、特に電源電圧変動耐性を向上させた電子回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に典型的なバイポーラトランジスタ(npn型)のエミッタ接地時の電流電圧特性を示す。図5において、Vceはトランジスタのコレタタ・エミッタ間電圧、Iceはトランジスタのコレクタ・エミッタ間電流、Vbeはトランジスタのベース・エミッタ間電圧、VcactはトランジスタのVceの活性モード領域の電圧範囲、Aは図7(a)のギルバート型掛算回路27の直流定電流源回路24の電流源トランジスタの動作点、Bは図7(b)のコレクタ接地増幅回路28’の直流定電流源回路25の電流源トランジスタの動作点、Cは図7(c)の差動増幅回路29’の直流定電流源回路26電流源トランジスタの動作点を示す。
【0003】
エミッタ接地トランジスタはアーリー効果を無視すると、ベース・エミッタ間電圧Vbeを一定に固定した場合、図5に示す活性モード領域の電圧範囲Vcactにおいてコレクタ・エミッタ間電圧Vceにほぼ依存しない定電流特性を示す。このため電子回路内で直流定電流源回路として使用されることが多い。
【0004】
図5では、便宜上npn型バイポーラトランジスタの特性を示したが、nチャネルの電界効果型トランジスタを用いても同様で、この場合の記号はVceがVds(トランジスタのドレイン・ソース間電圧)、IceがIds(トランジスタのドレイン・ソース間電流)、VbeがVgs(トランジスタのゲート・ソース間電圧)、VcactがVdsat(トランジスタのVdsの飽和領域の電圧範囲)となる。
【0005】
図6(a)〜(c)に、従来のトランジスタを用いた直流定電流源回路の例を示す。図6において、1は高電位側端子、2は低電位側端子、3は電流制御端子、4は電流源トランジスタ(npn型バイポーラトランジスタ)、5は直流定電圧源、6は電流源トランジスタ(nチャネルの電界効果型トランジスタ)、7は電圧降下回路を示す。
【0006】
図6(a)は最も一般的な構成で、直流定電圧源5によってトランジスタ4のベース・エミッタ間に定電圧を与えることにより定電流源回路として動作する。図6(b)はノーマリ・オン型(ゲート・ソース間電位差Vgsが0Vでドレイン・ソース間に電流が流れる)の電界効果型トランジスタ(nチャネル)6をVgs=0Vで用いた例で、ゲート・ソース間を短絡した例である。図6(c)はトランジスタ4のエミッタ端子と低電位側端子2の間に抵抗等の電圧降下回路7を挿入した例である。電圧降下回路7の直列帰還効果で安定した直流電流源が得られる。
【0007】
図7に、従来の直流定電流源回路を用いた要素回路の例を示す。(a)はギルバート型掛算回路27、(b)はコレタタ接地増幅回路28’、(c)は差動増幅回路29’の構成を示す。図7において、図6におけるものと同じものには同じ符号を付けた。8は高電位側電源端子、9は低電位側電源端子、10〜16は信号入力端子、17〜21は信号出力端子、22,23は負荷抵抗、24〜26は直流定電流源回路を示す。
【0008】
一般に従来の電子回路は、これら図7(a)〜(c)等の要素回路を複数個組み合わせて所望の機能を得るが、電源数を低下させるために可能なかぎり電源端子を共有するように設計される。図8は従来の電子回路を示す図で、図7に示した従来の要素回路27,28’,29’を電源端子8,9を共有して信号入出力端子を縦続に接続した例を示したものである。各要素回路27,28’,29’の信号入出力端子は図に示したように縦続接続されていることもあれば、個々に独立している場合もある。
【0009】
この図8に示す電子回路が正常に動作するには、少なくとも直流定電流源回路24〜26が正常に動作する必要があるが、図7に示した要素回路27,28’,29’は各々回路構成が異なるので、図8に示したように高電位側電源端子8、低電位側電源端子9を共有したとしても、各直流定電流源回路24〜26の電流源トランジスタのVceは各々異なる値となる。前記したように、図5にA〜Cにより各要素回路27,28’,29’の直流定電流源回路24〜26の電流源トランジスタの動作点を示したが、動作点の○印の左右にある縦線間の間隔は、信号入力によるVceの最大変動範囲を示している。図5に示しているように、全ての電流源トランジスタのVceの変動範囲が活性モード領域の電圧範囲Vcact内に入るよう設計すれば、直流定電流源回路24〜26は正常に動作するので、図8に示した電子回路は正常に動作することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示した従来の要素回路27,28’,29’では、電流制御端子3の電位は低電位側電源端子9の電位(便宜上Veeと表す)から一定の電位差に設計される。結果として直流定電流源回路24〜26に用いられる電流源トランジスタのベース端子の直流電位はVeeから定電位差で固定され、Veeの変動に追随する。一方、図8に示した電子回路の信号入力端子に入力される信号レベルは、ハイレベルを高電位側電源端子8の電位(便宜上Vccと表す)に設定するのが一般的であるので、回路の信号入力端子の直流電位はVccから一定の電位差に設計される。これにより高電位側電源端子8から直流定電流源回路24〜26の高電位側端子1までの回路内部の直流電位は、Vccから定電位差で固定され、Vccの変動に追随する。すなわち、VccとVeeの間の電位差(電源電圧)が変動した場合に、その電圧変動分は全て直流定電流源回路24〜26の電流源トランジスタのVceに加えられることになる。
【0011】
信号入出力端子が縦続接続された場合には、後段の回路の信号入力端子の直流電位は前段の回路の信号出力端子の直流電位と等しくなるため、図8の電子回路の例で言えば、コレタタ接地増幅回路28’や差動増幅回路29’の信号入力端子14,15,16の直流電位は連鎖的にVccから一定の電位差で与えられる。このため、高電位側電源端子8と各要素回路内の直流定電流源回路の高電位側端子1までの回路内部の直流電位は、やはりVccに定電位差で固定され、Vccの変動に追随するので、信号入出力端子が独立な場合でも縦続接続された場合でも、VccとVeeの間の電位差が変動した場合には、その電位差変動分は全ての電流源トランジスタのVceに等しく加えられることになる。
【0012】
図5中の電流源トランジスタの動作点を見れば明らかなように、VccとVee間の電圧が広がる方向に(高電圧側に)変動した場合には、図中のA,B,CはVceの高い方向にシフトするので、もっともVceの高いBのVce変動幅上限が活性モード領域の電圧範囲の上限を上回った時点で、電子回路は正常に動作できなくなる。同様にVccとVeeの電位差が狭まる方向に(低電圧側に)変動した場合には、AのVce変動幅下限が活性モード領域の電圧範囲の下限を下回った時点で、正常に動作できなくなる。
【0013】
このように従来の電子回路では、電源電圧変動時の電位差変動分が直流定電流源回路の電流源トランジスタのVceに加えられる構成となっており、このVceが要素回路の構成によりまちまちであるため、電源電圧の変動に対する動作マージンがVceの一番高い要素回路と一番低い要素回路によって決定されてしまうという問題があった。
【0014】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、優れた電源電圧変動耐性を有する電子回路を提供することを目的としたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、少なくとも1つ以上の電源端子を共有する複数の要素回路からなり、該要素回路の全ては電流制御端子に接続された第1の半導体極性のトランジスタを備えた直流定電流源回路を有し、前記要素回路の信号入力端子の直流電位が高電位側の電源又は接地から定電位差で与えられ且つ前記電流制御端子の直流電位が低電位側の電源又は接地から定電位差で与えられている電子回路において、前記各トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧又はドレイン・ソース間電圧が、前記複数の要素回路間で互いに近い値であって、信号入力時の変動幅が最も大きいトランジスタの変動幅内に、その他のトランジスタの変動幅が収まる値になるように、前記直流定電流源回路の少なくとも1つに直列に電圧降下回路を接続して、前記電源の電圧変動に対する動作マージンを拡大したことを特徴とする電子回路とした。
【0016】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記直流定電流源回路の前記トランジスタを前記第1の半導体極性と反対の第2の半導体極性を有するトランジスタに置換し、且つ前記高電位側を低電位側に、前記低電位側を高電位側に置換したことを特徴とする電子回路とした。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明では、電子回路を構成する要素回路の直流定電流源回路に用いられている電流源トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧Vce(電界効果トランジスタではドレイン・ソース間電圧Vds)を調整することによって、その電子回路の電源電圧変動耐性を改善する。具体的には複数の要素回路の内の少なくとも一つの要素回路の直流定電流源回路に直列に電圧降下回路を設ける。この要素回路の直流定電流源回路の電流源トランジスタの半導体極牲と電源極牲は反転することができる。
【0018】
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態の電子回路を示す図で、図7と同じものには同じ符号を付けた。30,31は電圧降下回路を示す。27はギルバート型掛算回路、28はコレクタ接地増幅回路、29は差動増幅回路である。
【0019】
図7とは、コレタタ接地増幅回路28と差動増幅回路29において、その直流定電流源回路25,26に直列に電圧降下回路30,31が各々接続されているところが異なる。この電圧降下回路30,31は定電流に対して定電圧降下を生じるものであれば抵抗やダイオードのような素子でも良いし、いくつかの素子を組み合わせた回路でも良い。電圧降下回路30,31による電圧降下で、そこに接続されている直流定電流源回路25,26の電流源トランジスタのVceは低下する。
【0020】
図5の電流電圧特性を例にとると、従来回路の直流定電流源回路で最もVceが低く設計されているのは、入力部のギルバート型掛算回路27である(図5中のA)。図1において電圧降下回路30,31がコレタタ接地増幅回路28と差動増幅回路29に接続されている理由は、電圧降下回路30,31の電圧降下量を適当に調整することにより、両回路28,29の電流源トランジスタのVceを低下させてギルバート型掛算回路27の電流源トランジスタのVceに近づけるためである。
【0021】
図5におけるA,B,Cのなかで、信号入力時のVceの最大変動幅が最も大きいのはBであるので、AとCのVce変動幅がBの変動幅内に収まってしまうようにBとCのVceを電圧降下回路30,31を用いて降下させる。
【0022】
電源電圧の高電圧側への変動にも低電圧側への変動にも最大のマージンを得たい場合には、AとCのVce変動幅がBの変動幅に収まっている状態を維持しながら、BのVceが活性モード領域の電圧範囲の中央に来るように電源電圧を上げ、その電源電位を標準電源電位とすればよい。図5ではAが活性モード領域の電圧範囲の中央より低電圧側にあるが、全ての動作点が高電圧側にある場合は、全ての要素回路に電圧降下回路を付加すれば標準電源電位を変更する必要なく同様の状態を実現できる。
【0023】
電源電圧の高電位側への変動にのみ最大のマージンを取りたい場合には、AとCのVce変動幅がBの変動幅に収まっている状態を維持しながら、BのVce変動幅下限が活性モード領域の電圧範囲の下限と等しくなるように、各電圧降下回路の電圧降下量を調整すればよい。必要に応じてギルバート型掛算回路27にも電圧降下回路を付加してよい。
【0024】
逆に、電源電圧の低電位側への変動にのみ最大のマージンを取りたい場合には、AとCのVce変動幅がBの変動幅に収まっている状態を維持しながら、BのVce変動幅上限が活性モード領域の電圧範囲の上限と等しくなるように電源電圧を上げ、その電源電位を標準電源電位とすればよい。
【0025】
ここでは便宜上最も改善効果が大きい例を示したが、最もVce変動幅の大きい電流源トランジスタのVce変動幅の中に必ずしも全ての電流源トランジスタのVce変動幅が入っている必要はない。例えばBのVceが少し低下しただけでも、電源電圧の高電圧側への変動マージンに改善効果があるのは明らかである。すなわち、少なくとも一つの要素回路(最もVceが高い電流源トランジスタを有する要素回路)に電圧降下回路が付加されていればよい。
【0026】
[第2の実施形態]
図2は本発明の第2の実施形態の電子回路を示す図で、簡単のために一つの要素回路(これはコレタタ接地増幅回路に相当)のみからなるものを示した。図2において、図1、図6(b)と同じものには同じ符号を付けた。すなわち、直流定電流源回路25として、図6(b)の回路を使用したものである。図1と比較して分かるように、電圧降下回路30が直流定電流源回路25の低電位側端子2と低電位側電源端子9の間に挿入されており、第1の実施形態と同様の効果が得られる。ただし本実施形態は、低電位側端子2と電流制御端子3を短絡可能な直流定電流源回路を用いたときのみ有効である。
【0027】
[第3の実施形態]
図3は本発明の第3の実施形態の電子回路を示す図で、図2と同様に一つの要素回路のみを示した。図3において、図1と同じものには同じ符号を付けた。32はトランジスタ(pnp型バイポーラトランジスタ)を示す。トランジスタはその半導体極性を反転させた場合、電源極性を反転させれば同様に動作するので、第1の実施形態と同様の効果が得られる。この場合、電源の極性が反転するので、信号入力端子の直流電位は低電位側電源端子9の電位から定電位差で与えられ、電流制御端子3の電位は高電位側電源端子8の電位から定電位差で与えられる。
【0028】
図3は便宜上直流定電流源回路に図6(a)に示した回路の極性反転させたトランジスタ32を用いたが、pnp型バイポーラトランジスタを用いた電流源回路であれば、回路構成は任意である。
【0029】
また、図3の実施形態では、本発明の第1の実施形態の電子回路において、トランジスタの半導体極性と電源極牲を各々反転させたものを例として示したが、第2の実施形態に適用しても同様の効果が得られる。この場合、電界効果型トランジスタはpチャネル型となる。
【0030】
[その他の実施形態]
図1および図3ではバイポーラトランジスタを用いた回路構成を示したが、電界効果型トランジスタを用いても同様の効果が得られる。
【0031】
また、図1に示した要素回路27,28,29は、電子回路の具体的な例を示す上で便宜上使用したものであり、トランジスタを用いた直流定電流源回路を有し、信号入力端子の直流電位が高電位側(又は低電位側)の電源から定電位差で与えられており、且つ直流定電流源回路の電流制御端子の直流電位が低電位側(又は高電位側)の電源から定電位差で与えられている電子回路であれば、電圧降下回路を組み込むことで、電源電圧変動耐性を高めることが可能となる。
【0032】
さらに図1では高電位電源端子8、低電位電源端子9が各々共用されている例を示したが、少なくとも一つの電源端子が共用されていれば本発明の効果が得られる。ただし電流制御端子3は電源端子に含まない。
【0033】
また、電源端子は高電位側と低電位側のいずれか一つを接地にとることができる。高電位側が接地の場合は低電位側は負電源、低電位側が接地の場合は高電位側は正電源となる。
【0034】
[本発明の特性]
図4に本発明の電流電圧特性を示す。図5と同じものには同じ符号を付けた。図4では例として、電源電圧の高電圧側への変動にも低電圧側への変動にも最大のマージンを得たい場合の動作点A,B,Cを示した。電圧降下回路と標準電源電位の変更により、電源電圧変動マージンが拡大していることがわかる。
【0035】
なお、図4と図5では、便宜上全ての動作点が同一(Vceが同じ)の電流曲線線上にある例を示したが、各要素回路の電流源トランジスタの動作点は、Vbeが等しくなくとも良く、またトランジスタサイズが等しくなくても同様の効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子回路の電源電圧変動マージンが改善され、高い電源電圧変動耐性をもつ電子回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の電子回路の回路図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態の電子回路の回路図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態の電子回路の回路図である。
【図4】 本発明の直流定電流源回路の電流電圧特性の特性図である。
【図5】 典型的なバイポーラトランジスタ(npn型)のエミッタ接地時の直流定電流源回路の電流電圧特性の特性図である。
【図6】 (a)〜(c)はトランジスタを用いた直流定電流源回路の回路図である。
【図7】 (a)〜(c)は直流定電流源回路を用いた従来の要素回路の回路図である。
【図8】 従来の電子回路の回路図である。
【符号の説明】
Vce:トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧
Ice:トランジスタのコレクタ・エミッタ間電流
Vbe:トランジスタのベース・エミッタ間電圧
Vcact:トランジスタのVceの活性モード領域の電圧範囲
A:ギルバート型掛算回路の電流源トランジスタの動作点
B:コレクタ接地増幅回路の電流源トランジスタの動作点
C:差動増幅回路の電流源トランジスタの動作点
1:高電位側端子、2:低電位側端子、3:電流制御端子、4:電流源トランジスタ(npn型バイポーラトランジスタ)、5:直流定電圧源、6:電流源トランジスタ(nチャネルの電界効果型トランジスタ)、7:電圧降下回路、8:高電位側電源端子、9:低電位側電源端子、10〜16:信号入力端子、17〜21:信号出力端子、22,23:負荷抵抗、24〜26:直流定電流源回路、27:ギルバート型掛算回路、28,28’:コレタタ接地増幅回路、29,29’:差動増幅回路、30,31:電圧降下回路、32:トランジスタ(pnp型バイポーラトランジスタ)

Claims (2)

  1. 少なくとも1つ以上の電源端子を共有する複数の要素回路からなり、該要素回路の全ては電流制御端子に接続された第1の半導体極性のトランジスタを備えた直流定電流源回路を有し、前記要素回路の信号入力端子の直流電位が高電位側の電源又は接地から定電位差で与えられ且つ前記電流制御端子の直流電位が低電位側の電源又は接地から定電位差で与えられている電子回路において、
    前記各トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧又はドレイン・ソース間電圧が、前記複数の要素回路間で互いに近い値であって、信号入力時の変動幅が最も大きいトランジスタの変動幅内に、その他のトランジスタの変動幅が収まる値になるように、前記直流定電流源回路の少なくとも1つに直列に電圧降下回路を接続して、前記電源の電圧変動に対する動作マージンを拡大したことを特徴とする電子回路。
  2. 請求項1に記載の電子回路において、
    前記直流定電流源回路の前記トランジスタを前記第1の半導体極性と反対の第2の半導体極性を有するトランジスタに置換し、且つ前記高電位側を低電位側に、前記低電位側を高電位側に置換したことを特徴とする電子回路。
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