JP3962831B2 - 低残存アルデヒド含量のポリエステル及びポリアミド組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
ポリ(エチレンテレフタレート)PETのようなポリエステル、又はポリアミドとヒドロキシルアミン、置換されているヒドロキシルアミン、ニトロン及びアミンオキシド安定剤からなる群より選択される適切な化合物の混合物は、押出配合される場合、同様に処理される場合のポリエステル又はポリアミド単独よりもより低い残存アルデヒド含量を示す。本発明は、繊維、フィルム又は成形品の製造において使用されるいかなるポリエステル又はポリアミドに関する。例えば、消費者材料、例えば食品、飲料及び水を保管する為に使用されるボトル又は容器である。
【0002】
【従来の技術】
アセトアルデヒドは、PETのようなポリエステルの分解生成物として知られている。アセトアルデヒドは、PETボトルに保管された詰められた水に望ましくない味又は香りを与える。PETボトルの壁からその中に保管されている水又は他の飲料に移行するアセトアルデヒドの量を減少させることが産業上の長く探し求められた課題であった。押出機、予備成形の為の射出成形機及びボトル製造機械に対する多くの工学又はデザインの変化は、ポリ(エチレンテレフタレート)PETが製造される時のアセトアルデヒドの形成を最小にするようにした。PETは予備成形品又はボトルに加工される時により少ない過酷な熱又は機械的損傷を受けるようにする為に、PET組成物それ自体に対する改良がその融点又はその溶融粘度を低下させる為になされた。
【0003】
アルデヒドは、熱応力の状態の下で、ポリアミド、例えばポリアミド6及びポリアミド6,6中に形成され得る。これらのアルデヒドは、望ましくない黄変及び機械的特性の低下につながる一連の結果を導く。
【0004】
米国特許第4,361,681号公報は、無水物末端キャップ剤を含むポリエステルは、減少されたアセトアルデヒド発生速度を有することを教示している。
【0005】
米国特許第5,459,224号公報は、改良された耐侯性及び光安定性を与える4−オキシベンジリデン末端キャップ剤を有するポリエステルを開示しているが、アセトアルデヒドの発生については言及していない。しかしながら、そのようなポリエステルは、食品及び飲料充填に適していることが示されている。
【0006】
ポリエステルは、種々の触媒系を使用して、当業者に公知の多くの手段により合成され得る。ヨーロッパ特許A−0826713号公報は、ビス(2,4−ジ−第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールホスフィットのようなホスフィットが重合の間に存在している場合、PETの共重合の間にアセトアルデヒドのより低い量が生じることを教示している。
【0007】
米国特許第4,837,115号公報;米国特許第5,258,233号公報;米国特許第5,266,413号公報;米国特許第5,340,884号公報;米国特許第5,648,032号公報;米国特許第5,650,469号公報;WO−A−93/20147号公報;WO−A−93/23474号公報;WO−A−98/07786号公報及びWO−A−98/39388号公報は、水の存在において可逆的である、アルデヒドとのシッフ塩基反応をおそらく介してアセトアルデヒドの濃度を減少させる手段としてのポリアミドの使用を教示している。
【0008】
ヨーロッパ特許第A−0191701号公報は、ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂とエチレン−ビニルアルコールコポリマー樹脂のブレンドからなる優れた遮断性を有する二軸延伸容器を開示している。この参照文献は、改良されたガス遮断性に注目しそしてアセトアルデヒド含量のいかなる減少に関しても言及していない。
【0009】
日本国公開特許公報昭62−257959号公報は、0.1ないし15パーセントの重量分率でポリアミドのコポリマーとブレンドされたか、或いはエチレン−ビニルアルコールとブレンドされたポリ(エチレンテレフタレート)樹脂からなる合成樹脂で作られた二軸延伸容器を開示している。その例は、単一のEVOHポリマー(EVEL G110、クラレ社)に限定している。EVOHポリマーが存在する場合にアセトアルデヒドのより低い量が生じることを教示している。
【0010】
ヨーロッパ特許A−0714832号公報は、ボトル壁中にアセトアルデヒドを結合する添加剤を有するポリ(エチレンテレフタレート)、ポリカーボネート又はPENポリエステルからなる容器の製造法を教示している。その添加剤は一般的にポリアミドとして開示されている。
【0011】
米国特許第5,656,221号公報は、特定の触媒又は不活性ガス状態を使用して或いはアミド化合物を添加することにより減少されたアセトアルデヒド濃度を有するポリエステルの製造法を開示している。これらは市販のポリアミド又は長鎖脂肪族アミド化合物を含む。
【0012】
米国特許第5,856,385号公報は、ソルビトールを基材とした透明剤がポリオレフィン中で加熱される場合に生じるアセトアルデヒドの量を減少させる為にポリアミド又はアミドワックスの使用を教示している。
【0013】
米国特許第4,873,279号公報は、コポリエステル−カーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、及びポリオールと少なくとも1個のエポキシドの混合物の少量からなる組成物を開示している。
【0014】
米国特許第4,394,470号公報は、カラメル着色剤を有するポリ(エチレンテレフタレート)成形組成物を開示している。前記カラメル着色剤は、モノ−又はジサッカライドから現場で形成されてもよい。
【0015】
米国特許第5,681,879号公報は、ポリエステル樹脂、3つ以上のヒドロキシル基を有する多価アルコール、無機難燃剤及びハロゲンを基材とした難燃剤からなる難燃性ポリエステル組成物を開示している。
【0016】
WO−A−00/66659号公報は、PET及びアセトアルデヒド形成の減少の為の多価アルコール添加剤からなる成形組成物を開示している。
【0017】
WO−A−01/00724号公報は、PETの押出物中のアセトアルデヒド形成を減少させる為にポリオールの使用を開示している。
【0018】
N,N,−ジアルキルヒドロキシルアミン及びN,N−ジベンジルヒドロキシルアミンのようなヒドロキシルアミン誘導体は、例えば参照文献としてここに編入される米国特許第4,590,231号公報;米国特許第4,668,721号公報;米国特許第4,782,105号公報又は米国特許第4,876,300号公報の関連部分において教示されるように、種々のポリマー基材の為の有益な安定剤としてよく知られている。
【0019】
米国特許第4,649,221号公報;米国特許第4,691,015号公報及び米国特許第4,703,073号公報は、ポリオレフィンの安定化に対して、ポリヒドロキシルアミン化合物、ヒンダードアミンから誘導されるヒドロキシルアミン及びアルキル化N,N−ジベンジルヒドロキシルアミン誘導体をそれぞれ教示している。全ての3つの特許は、ポリオレフィン組成物は、上昇した温度における加熱への、天然ガスの燃焼生成物への、γ線照射への又は周囲温度における長期にわたる保管への暴露による分解及び/又は変色に対して安定化されることを教示している。
【0020】
米国特許第4,612,393号公報;米国特許第4,696,964号公報;米国特許第4,720,517号公報及び米国特許第4,757,102号公報は、有機材料の安定化に対する種々のヒドロキシルアミン化合物の使用を開示している。
【0021】
ヒドロキシルアミン安定剤はまた、米国特許第4,831,134号公報;米国特許第5,006,577号公報;米国特許第5,019,285号公報;米国特許第5,064,883号公報;米国特許第5,185,448号公報及び米国特許第5,235,056号公報に開示されている。
【0022】
米国特許第4,666,962号公報;米国特許第4,666,963号公報;米国特許第4,678,826号公報;米国特許第4,753,972号公報;米国特許第4,757,102号公報;米国特許第4,760,179号公報;米国特許第4,929,657号公報;米国特許第5,057,653号公報;米国特許第5,021,479号公報;米国特許第5,045,583号公報及び米国特許第5,185,448号公報は、有機材料の安定化に対する種々の置換されたヒドロキシルアミン安定剤の使用を開示している。
【0023】
米国特許第5,081,300号公報;米国特許第5,162,408号公報;米国特許第5,844,029号公報;米国特許第5,880,191号公報及び米国特許第5,922,794号公報は、熱可塑性樹脂の安定化に対する飽和炭化水素アミンオキシドの使用を開示している。
【0024】
米国特許第4,898,901号公報は、ポリオレフィン組成物の為の加工安定剤として長鎖ニトロン化合物の使用を開示している。
【0025】
PET水ボトル中のアルデヒド汚染物質を減少させる為の解決に対する努力にもかかわらず、例えばいまださらに有効な解決の必要性が残ったままである。
【0026】
本発明は、ポリエステル又はポリアミドであって、アルデヒド化合物、例えばアセトアルデヒドが前記ポリエステル又はポリアミドの熱加工の間に形成されるか又は発生するいかなる前記ポリエステル又はポリアミドに対して有益である。前記ポリエステル又はポリアミドの熱加工は、その合成、固相重合(SSP)、予備成形品、パリソン、又はボトル及び容器の製造、又はフィルムの押出において使用されるいかなる射出成形、射出吹込成形又は延伸吹込成形の間に、又はそのガラス転移温度以上に及びその分解温度以下におけるポリエステル又はポリアミドのいかなる溶融加工の間の熱暴露を含む。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、PET水ボトル中の汚染物質(すなわちアルデヒド)のより低い量を与え、前記PET容器中の充填された水又は他の充填された飲料の改善された味又はにおいをこのように提供する。アセトアルデヒド量の減少は、この点において非常に有益である。
【0028】
さらに、本発明の組成物は、PETボトルに対して許容できない色又は曇りを与えない。“曇り”は望ましくない、かなりの灰色となる結果である。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
(a)ポリエステル又はポリアミド、及び
(b)i.)ヒドロキシルアミン安定剤、
ii.)置換されたヒドロキシルアミン安定剤
iii.)ニトロン安定剤、及び
iv.)アミンオキシド安定剤
からなる群より選択される少なくとも1つの化合物の有効安定化量
からなる組成物であって、該組成物の溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成に対して安定化された組成物に関する。
【0030】
(a)及び(b)の総重量に基づき、成分(a)のポリエステル又はポリアミドは95ないし99.99重量%及び成分(b)の安定剤又は安定剤類は合計で5ないし0.01重量%である。
【0031】
例えば、(a)及び(b)の総重量に対して、成分(a)は98ないし99.99重量%及び成分(b)は2ないし0.01重量%であり;例えば、(a)及び(b)の総重量に基づき、成分(a)は99ないし99.97重量%及び成分(b)は1ないし0.03重量%である。
【0032】
成分(b)の添加剤は、既知の技術により成分(a)のポリエステル又はポリアミドに添加されてもよい。例えば、成分(b)の添加剤は、その後の溶剤の蒸発を伴って又は伴わずにそのまま又は溶液或いは分散液として添加されてもよい。成分(b)はまた、例えば、およそ2.5重量%ないしおよそ25重量%の濃度で成分(b)を含むマスターバッチの形態で、安定化されるポリエステル又はポリアミドに添加されてもよい。
【0033】
成分(a)のポリエステルは、炭素原子8ないし14を有する芳香族ジカルボン酸、炭素原子4ないし12を有する脂肪族ジカルボン酸、炭素原子8ないし12を有する脂環式ジカルボン酸、及びそれらの混合物からなる群より選択されるジカルボン酸繰り返し単位を有する。
【0034】
例えばそのような二酸は、テレフタル酸、イソフタル酸、o−フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン酸、スクシン酸、マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸及びそれらの混合物である。
【0035】
例えば二酸は、テレフタル酸、イソフタル酸又は2,6−ナフタレンジカルボン酸である。
【0036】
成分(a)のポリエステルのジオール又はグリコール部分は、Rが炭素原子数2ないし18の脂肪族、脂環式又は芳香族部分である一般式HO−R−OHから誘導される。
【0037】
例えばそのようなジオール又はグリコールは、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、3−メチルペンタン−2,4−ジオール、2−メチルペンタン−1,4−ジオール、2,2−ジエチルプロパン−1,3−ジオール、1,4−ジ−(ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)−プロパン、2,4−ジヒドロキシ−1,1,3,3−テトラメチルシクロブタン、2,2−ビス−(3−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)エタン及びそれらの混合物である。
【0038】
ジオールは、例えばエチレングリコール又は1,4−シクロヘキサンジメタノールである。
【0039】
成分(a)のポリエステルは、例えばポリ(エチレンテレフタレート)PET又はポリ(エチレン2,6−ナフタレン−2,6−ジカルボキシレート)であり;又は本ポリ(エチレンテレフタレート)である。
【0040】
成分(a)のポリエステルは、上述の成分を含むポリエステル又はコポリエステルのブレンドにまたなり得ることがまた予期される。
【0041】
本発明のポリアミドは、例えばアミノ基とカルボン酸基の間に少なくとも2個の炭素原子を有するモノアミノ−モノカルボン酸又はそのラクタムの、アミノ基とジカルボン酸の間に少なくとも2個の炭素原子を含むジアミンの実質的に等モル比率の、又はジアミンとジカルボン酸の実質的に等モル比率で一緒になって上に定義されるとおりのモノアミノカルボン酸又はそのラクタムの重合により調製ものである。用語“実質的に等モル”比率は、生成したポリアミドの粘度を安定化させる為の従来技術において含まれるものからの厳密に等モル比率とわずかなずれの両方を含む。ジカルボン酸は、その官能誘導体、例えばエステル又は酸塩化物の形態で使用されてもよい。
【0042】
ポリアミドを調製する上で使用できる前述のモノアミノ−モノカルボン酸又はそのラクタムの例は、アミノ基とカルボン酸基の間に2ないし16の炭素原子を含有し、前記炭素原子はラクタムの場合には−CO−NH−基を含有する環を形成するそれら化合物を含む。アミノカルボンカルボン酸及びラクタムの特殊な例として、ε−アミノカプロン酸、ブチロラクタム、ピバロラクタム、ε−カプロラクタム、カプリルラクタム、エナントラクタム、ウンデカノラクタム、ドデカノラクタム及び3−及び4−アミノ安息香酸に言及されてもよい。
【0043】
ポリアミドの調製において使用に適したジアミンは、直鎖及び枝分かれ状鎖アルキル、アリール及びアルカリル(alkaryl)ジアミンである。ジアミンの例は、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、m−フェニレンジアミン及びm−キシリレンジアミンである。
【0044】
ジカルボン酸は、式HOOC−B−COOH(式中、Bは少なくとも2個の炭素原子を含む二価の脂肪族又は芳香族基を表す)により表され得る。脂肪酸の例は、セバシン酸、オクタデカンジオン酸、スベリン酸、グルタル酸、ピメリン酸及びアジピン酸である。
【0045】
結晶の及び非晶質のの両方は、その溶剤耐性の為に知られている結晶種と共に使用されてもよい。ポリアミド又はナイロンとしてしばしば呼ばれる典型的な例は、例えば、ポリアミド−6(ポリカプロラクタム)、6,6(ポリヘキサメチレンアジパミド)、11;12;4,6;6,10及び6,12並びにテレフタル酸及び/又はイソフタル酸とトリメチルヘキサメチレンジアミン由来の;アジピン酸とm−キシリレンジアミン由来の;アジピン酸、アゼライン酸と2,2−ビス(p−アミノフェニル)プロパン又は2,2−ビス(p−アミノシクロヘキシル)プロパン由来の及びテレフタル酸と4,4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン由来のポリアミドを含む。前述のポリアミド又はそのプレポリマーの2つ又はそれ以上の混合物及び/又はコポリマーはそれぞれ、また本発明の範囲内にある。本発明のポリアミドは例えば、ポリアミド−6;4;6;6,6;6,4;6,9;6,10;6,12;11及び12である。例えば、本発明のポリアミドは、ポリアミド−4、ポリアミド−6、ポリアミド−6,6、ポリアミド−12又はポリアミド−6,4である。
【0046】
本発明のポリアミドはまた、既知のポリアミド安定剤、例えばイルガフォス168(登録商標:Irgafos)(チバSC)、イルガノックス1098(登録商標:Irganox)(チバSC)、ニロスタブ S−EED(登録商標:Nylostab)(クラリアント、CAS#42774−15−2)及びポリアド 201(登録商標:Polyad)(Cul/Kl/Znステアレート;重量比10%/80%/10%)を含む。イルガノックス1098(登録商標:Irganox)(チバSC)は、N,N’−ビス(3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミドである。ポリアミド安定剤は、その既知の量で、例えばポリアミドに基づきおよそ0.01ないしおよそ1重量%で使用される。
【0047】
本発明のポリアミド組成物は、黄変に対する改善された耐性及び改善された機械的特性を示す。
【0048】
成分(a)のポリマーは、バージンポリマー又は択一的にポリマー再循環物になり得ることが予期される。さらに、安定剤又はポリエステル又はポリアミドキャリヤー樹脂を有する濃縮物部分としての成分(b)の為に記載された安定剤又は安定剤類を添加することが可能である。
【0049】
本発明により与えられる新規組成物は、飲料及び食品のような食料品の為の容器又は包装の製造において使用できる。これらポリエステル又はポリアミド由来の成形品は、良好な薄壁剛性、優れた透明度及び水分及び大気中のガス、特に二酸化炭素及び酸素に関して良好な遮断性を示す。特に興味深いのは、繊維、フィルム又は成形品である。
【0050】
本発明のプラスチック容器及びフィルムは、硬い又は可撓性の単−及び/又は多層構造である。典型的な多層構造は、熱形成、多層フレキシブルフィルムの押出、又はボトル“予備成形品”又は“パリソン”の押出に続く予備成形品からボトルへのその後の吹込成形のいずれかにより製造される2つ又はそれ以上の層ラミネートを有する。多層系において、いかなる適切なプラスチックの層が使用されてもよい。
【0051】
本発明の多層容器及びフィルムは例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニルのようなポリオレフィンコポリマー、ポリスチレン、ポリ(ビニルクロリド)、ポリ(ビニリデンクロリド)、ポリアミド、セルロース系誘導体、ポリカーボネート、エチレン−ビニルアルコール、ポリ(ビニルアルコール)、スチレン−アクリロニトリル及びアイオノマーの層から形成されてもよいが、但し、少なくとも1つの層は本発明のポリエステル又はポリアミド組成物からなる。
【0052】
フィルム及び硬質包装(ボトル)の両方の為に、典型的に外層、及び内容物に接する最内層は、例えば、PET又はPEN[ポリ(エチレンナフタレート)]のようなポリエステル、ポリプロピレン、又はHDPEのようなポリエチレンからなる。しばしば‘バリアー’又は‘接着’又は‘結んだ’層としばしば呼ばれる中間層は、PET、PEN、サーリン(登録商標:Surlyn)ようなカルボキシ化ポリエチレンアイオノマー、ポリ(ビニルアルコール)、部分的に加水分解されたポリ(酢酸ビニル)、EVOH又はEVALのようなポリ(エチレン−コ−ビニルアルコール)のようなビニルアルコールホモポリマー又はコポリマー、ナイロン又はセラー(登録商標:Selar、デュポン社)のようなポリアミド、又はメタキシレンジアミン(時々ナイロンMXD−6と呼ばれる)に基づくポリアミド、又はポリビニリデンクロリド(PVDC)、又はポリウレタンのいずれかの1つ又はそれ以上の組み合わせからなる。
【0053】
したがって、本発明はまた、
(a)ポリエステル又はポリアミド、及び
(b)i.)ヒドロキシルアミン安定剤、
ii.)置換されたヒドロキシルアミン安定剤
iii.)ニトロン安定剤、及び
iv.)アミンオキシド安定剤
からなる群より選択される少なくとも1つの化合物の有効安定化量
を含む少なくとも1つの層を含む単又は多層プラスチック容器又はフィルムであって、該容器又はフィルムの溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成に対して安定化された単又は多層プラスチック容器又はフィルムに関する。
【0054】
硬質容器は、既知の機械工程:
a)ニッセイ、アオキ又はユニロイ機械により行われるような一段式吹込成形、b)ネットスタール(Netstal)又はハスキー(Husky)機械によるような予備成形品の二段式射出成形、及び吹込成形(例えば、シデル(Sidel)、コーポプラスト(Corpoplast)及びクローンズ(Krones)機による)によりボトルへ転換された予備成形品、
c)シパ(Sipa)、クラップカウテックス(Krupp Kautex)、又はハスキーISB機により導かれる工程のような予備成形品のボトルへの統合された吹込成形、及び
d)予備成形品のボトルへの延伸吹込成形(SBM)
により製造され得る。
【0055】
好ましくはプラスチック容器は硬質ボトルである。
【0056】
予備成形品は、構造体中で単層又は多層であってもよい。ボトルは、内部壁の特性を変える為に所望により後処理をされてもよい。ボトルは所望により、表面コーティングの塗布によるような外側において処理された表面であってもよい。UV吸収剤及び他の既知の安定剤がそのような添加された表面コーティング中に存在してもよい。
【0057】
既知のヒートセット技術の使用により、特定のポリエステルは、色、I.V.及び熱変形に関しておよそ100℃までの温度において安定である。そのような安定特性は、ここに、“ホットフィル”安定性として言及される。ホットフィル”安定性を有する製品に最もよく使用される直線状ポリエステルは、ポリ(エチレンテレフタレート)、エチレングリコール残基の5モル%までが1,4−シクロヘキサンジメタノール及びポリ(エチレン2,6−ナフタレンジカルボキシレート)から誘導された残基に置換されているポリ(エチレンテレフタレート)からなり、前記ポリエステルは、望ましい結晶化度を与える為に効果的に当業者によく知られた方法により効果的にヒートセット及び延伸される。
【0058】
本発明のポリエステル又はポリアミド繊維は、既知の技術により調製される。それらは織られるか又は織られていなくともよい。それらは繊維又はフィラメントを形成する為に溶融紡糸加工により調製される。糸又はステープル繊維の為の連続フィラメント紡糸のような既知の技術、及びスパンボンド製造及び溶融吹込製造のような不織工程にしたがって、繊維又はフィラメントは小さなオリフィスを通して溶融ポリマーの押出により形成される。概して、このように形成された繊維又はフィラメントは、その後引かれるか又は延伸される。そのようなスパンボンディング及び溶融吹込のような不織工程において、繊維又はフィラメントは可動平面コンベアーのような小孔のある表面上に直接付着され、そして制限はされないが、熱、機械又は化学的方法を含む種々の手段のいずれかにより少なくとも部分的に固化される。ある望ましい特性を有する複合生地を製造する為に工程又は異なる工程由来の生地を組み合わせることは当業者に既知である。この例は、SMSとして最も良く知られるラミネート布を製造する為にスパンボンドと溶融吹込を組み合わせることであり、スパンボンド生地の2つの外層と溶融吹込生地の内層を表すことを意味する。さらに、これら工程のいずれか一方又は両方は、ステープル繊維カーディング工程又は不織ステープル繊維カーディング工程により生じる結合された生地といかなる組み合わせで組み合わされてもよい。そのように記載されたラミネート生地において、層は、上に挙げられた手段の1つにより一般的に少なくとも部分的に固化されている。
【0059】
本発明のラミネートにおいて、少なくとも1つの層は本発明の組成物からなる。
【0060】
本発明の繊維は、例えば米国特許第5,650,509号公報;米国特許第5,911,902号公報;米国特許第6,294,254号公報;米国特許第5,049,447号公報;米国特許第5,512,340号公報;米国特許第6,010,789号公報;米国特許第5,589,530号公報及び米国特許第6,020,421号公報に記載され、その関連のある部分は参照文献によりここに編入されている。
【0061】
本発明の繊維は、例えば室内装飾材料、衣服、上着、ロープ、網、タイヤコード、凧、パラシュート等に使用され得る。
【0062】
成形されたポリアミド製品は例えば自動車用途(ボンネットの下)等に使用される。
【0063】
ポリエステルフィルムは、当業者によく知られている。PETフィルムは包装、例えば医薬品、食品、工業及び装飾品の為に使用される。それらはラベルにおける仕事上のグラフィックスフィルム、プリント基板、オフィスグラフィックス及びサインとして使用される。それらは工業用フィルム例えばライナー中で、キャリア、テープバッキング、保護オーバーレイ、メンブランスイッチとして及びラミネーティングの為に使用される。それらは例えば内側のイメージングフィルム及び防水加工として及び太陽制御及び安全窓フィルムとして使用される。それらは例えば白色被覆フィルム、白色空隙フィルム、空間的に安定なフィルム、押出被覆フィルム、引裂耐性フィルム、偏向フィルム、反射フィルム、分配フィルム、被覆フィルム、同時押出フィルム、絶縁フィルム、耐候フィルム、ラミネートフィルム及びミラーフィルムに使用される。
【0064】
PENフィルムは、例えばラベル、可撓性のプリント回路及び電気絶縁体として使用される。
【0065】
本発明のポリエステルフィルムは、例えばポリオレフィンフィルムのような他のフィルムと組み合わせて使用される。
【0066】
ポリアミドフィルム、例えばPA6及びPA6,6フィルムは、例えば包装の為の同時押出フィルムに使用される。例えば、ポリアミドフィルムはマイクロ波可能な食品包装に使用される。
【0067】
本発明はまた、ポリエステル又はポリアミドの溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成を防ぐ方法であって、該ポリエステル又はポリアミドにi.)ヒドロキシルアミン安定剤;ii.)置換されたヒドロキシルアミン安定剤;iii.)ニトロン安定剤;及びiv.)アミンオキシド安定剤からなる群より選択される少なくとも1つの化合物の有効安定化量を配合することを含む方法に関する。
【0068】
本発明の好ましい態様はそれ故、ポリエステル又はポリアミドの溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成を防ぐ為の成分(b)の使用である。
【0069】
成分i.)のヒドロキシルアミン安定剤は例えば米国特許第4,590,231号公報;米国特許第4,612,393号公報;米国特許第4,649,221号公報;米国特許第4,668,721号公報;米国特許第4,691,015号公報;米国特許第4,696,964号公報;米国特許第4,703,073号公報;米国特許第4,720,517号公報;米国特許第4,757,102号公報;米国特許第4,782,105号公報;米国特許第4,831,134号公報;米国特許第4,876,300号公報;米国特許第5,006,577号公報;米国特許第5,019,285号公報;米国特許第5,064,883号公報;米国特許第5,185,448号公報及び米国特許第5,235,056号公報に記載されるもので、その関連部分は参照文献としてここに編入されている。
【0070】
新規組成物及び方法において使用される成分i.)のヒドロキシルアミン安定剤は、例えば次式I
【化6】
(式中、
T1は、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9ののアラルキル基、又は炭素原子数1ないし12のアルキル基の1つ又は2つにより又は1つ又は2つのハロゲン原子により置換されている前記アラルキル基を表し;及び
T2は、水素原子を表すか、又は独立してT1と同じ意味を有す)
で表される化合物である。
【0071】
択一的に、本発明の成分i.)のヒドロキシルアミン安定剤は、次式II
【化7】
(式中、
Tは5−又は6−員環を形成する基を表し;及び
R1、R2、R3及びR4は独立して水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基又はフェニル基を表す)
で表される基の1つ又はそれ以上を含有する化合物である。
【0072】
本発明において成分i.)の化合物は、例えば式I(式中、T1及びT2は独立してベンジル基、メチル基、エチル基、オクチル基、ラウリル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基又はオクタデシル基を表すか又は式中、T1及びT2はそれぞれ水素化牛脂に見られるアルキル混合物を表す)で表されるN,N−ジヒドロカルビルヒドロキシルアミンである。
【0073】
本組成物及び方法における成分i.)の化合物は、例えばN,N−ジベンジルヒドロキシルアミン、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクチルヒドロキシルアミン、N,N−ジラウリルヒドロキシルアミン、N,N−ジドデシルヒドロキシルアミン、N,N−ジテトラデシルヒドロキシルアミン、N,N−ジヘキサデシルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクタデシルヒドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−テトラデシルヒドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−ヘプタデシルヒドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン、N−ヘプタデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン、N−メチル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン及びN,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミンからなる群より選択されるN,N−ジヒドロカルビルヒドロキシルアミンである。
【0074】
本発明における成分i.)は、例えばN,N−ジ(水素化牛脂)アミン[イルガスタブ FS−042(登録商標:Irgastab),チバ スペシャルティ ケミカルズ社]の直接酸化により製造されるN,N−ジ(アルキル)ヒドロキシルアミンであってもよい。
【0075】
成分ii.)の置換されたヒドロキシルアミン安定剤は、例えば米国特許第4,666,962号公報;米国特許第4,666,963号公報;米国特許第4,678,826号公報;米国特許第4,753,972号公報;米国特許第4,757,102号公報;米国特許第4,760,179号公報;米国特許第4,929,657号公報;米国特許第5,057,563号公報;米国特許第5,021,479号公報;米国特許第5,045,583号公報又は米国特許第5,185,448号公報に記載されるもので、その内容は参照文献によりここに編入されている。成分ii.)は、成分i.)のヒドロキシルアミンといずれかのα,β−不飽和ケトン、エステル、アミド、又はホスホネートとの反応由来のマイケル付加生成物を含む。成分ii.)はまた、成分i.)のヒドロキシルアミンとホルムアルデヒド及び第二級アミンとの反応由来のマンニッヒ型縮合生成物を含む。成分ii.)はまた、米国特許第5,045,583号公報に開示されるように、成分i.)の本ヒドロキシルアミンのO−アルケニル置換された類似体を含む。成分ii.)はまた、米国特許第5,185,448号公報に開示されるように、非ヒンダード置換されたヒドロキシルアミン安定剤を含む。成分ii.)はまた、成分i.)のヒドロキシルアミン安定剤のアシル誘導体、例えば米国特許第5,021,479号公報に開示されるようなものを含む。
【0076】
成分ii.)の置換されたヒドロキシルアミンは、上述の式I又はIIのヒドロキシルアミンの誘導体であってもよく、それらが式IIのヒドロキシルアミンの誘導体である場合、米国特許第5,185,448号公報及び第5,235,056号公報に記載されるようなヒドロキシルアミンの誘導体に限定される。
【0077】
本発明の置換されたヒドロキシルアミンは例えば、次式III又はIV
【化8】
(式中、
T1は、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のアラルキル基、又は炭素原子数1ないし12のアルキル基の1つ又は2つにより又は1つ又は2つのハロゲン原子により置換されている前記アラルキル基を表し;
T2は、水素原子を表すか、又は独立してT1と同じ意味を有し;及び
T3は、アリル基、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数5ないし18のシクロアルキル基、炭素原子数5ないし18のシクロアルケニル基又はフェニル基により又は炭素原子数1ないし4のアルキル基の1つ又は2つによりもしくは1つ又は2つのハロゲン原子により置換されているフェニル基により置換されている炭素原子数1ないし4の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基を表す)
で表される化合物であってもよい。
【0078】
成分ii.)の置換されたヒドロキシルアミンは、例えばO−アリル−N,N−ジオクタデシルヒドロキシルアミン又はO−n−プロピル−N,N−ジオクタデシルヒドロキシルアミン又はN,N−ジ(水素化牛脂)アセトキシアミンであってもよい。
【0079】
成分iii.)のニトロンは、例えば参照文献によりここに編入される米国特許第4,898,901号公報に記載されるものであってもよい。
【0080】
成分iii.)のニトロンは、例えば次式V
【化9】
(式中、
L1は、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のアラルキル基、又は炭素原子数1ないし12のアルキル基の1つ又は2つにより又は1つ又は2つのハロゲン原子により置換されている前記アラルキル基を表し;及び
L2及びL3は、独立して水素原子、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のアラルキル基、又は炭素原子数1ないし12のアルキル基の1つ又は2つにより又は1つ又は2つのハロゲン原子により置換されている前記アラルキル基を表すか;又はL1及びL2は一緒になって、窒素原子を含む5−又は6−員環を形成する)
で表されるものである。
【0081】
成分iii.)のニトロンは、成分i.)のヒドロキシルアミンの対応する酸化生成物であってもよい。すなわち、成分iii.)のニトロンは、成分i.)のヒドロキシルアミンのニトロン類似体であってもよい。ニトロンは例えば、N−ベンジル−α−フェニルニトロン、N−エチル−α−メチルニトロン、N−オクチル−α−ヘプチルニトロン、N−ラウリル−α−ウンデシルニトロン、N−テトラデシル−α−トリデシルニトロン、N−ヘキサデシル−α−ペンタデシルニトロン、N−オクタデシル−α−ヘプタデシルニトロン、N−ヘキサデシル−α−ヘプタデシルニトロン、N−オクタデシル−α−ペンタデシルニトロン、N−ヘプタデシル−α−ヘプタデシルニトロン、N−オクタデシル−α−ヘキサデシルニトロン、N−メチル−α−ヘプタデシルニトロン及びN,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミンから誘導されたニトロンであってもよい。
【0082】
成分iv.)のアミンオキシド安定剤は例えば、関連部分が参照文献によりここに各々編入されている米国特許第5,081,300号公報;米国特許第5,162,408号公報;米国特許第5,844,029号公報;米国特許第5,880,191号公報及び米国特許第5,922,794号公報に開示されるものである。
【0083】
成分iv.)のアミンオキシド安定剤は例えば、一般式VI:
【化10】
(式中、
G1及びG2は、独立して炭素原子数6ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数6ないし12のアリール基、炭素原子数7ないし36のアラルキル基、炭素原子数7ないし36のアルカリール(alkaryl)基、炭素原子数5ないし36のシクロアルキル基、炭素原子数6ないし36のアルクシクロアルキル(alkcycloalkyl)基又は炭素原子数6ないし36のシクロアルキルアルキル基を表し;
G3は、炭素原子数1ないし36の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル、炭素原子数6ないし12のアリール基、炭素原子数7ないし36のアラルキル基、炭素原子数7ないし36のアルカリール基、炭素原子数5ないし36のシクロアルキル基、炭素原子数6ないし36のアルクシクロアルキル基又は炭素原子数6ないし36のシクロアルキルアルキル基を表し;但し、G1、G2及びG3の少なくとも1つはβ炭素−水素結合を含む;また前記アリール基は1ないし3個のハロゲン原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基又はそれらの組み合わせにより置換されていてもよく;及び、前記アルキル基、アラルキル基、アルカリール基、シクロアルキル基、アルクシクロアルキル基及びシクロアルキルアルキル基は、1ないし16の−O−、−S−、−SO−、SO2−、−COO−、−OCO−、−CO−、−NG4−、−CONG4−及び−NG4CO−基により中断されていてもよく、又は前記アルキル基、アラルキル基、アルカリール基、シクロアルキル基、アルクシクロアルキル基及びシクロアルキルアルキル基は、−OG4、−SG4、−COOG4、−OCOG4、−COG4、−N(G4)2、−CON(G4)2、−NG4COG4及び−C(CH3)(CH2RX)NL(CH2RX)(CH3)C−基を含む5−及び6−員環から選択される1ないし16の基により置換されていてもよく、又は前記アルキル基、アラルキル基、アルカリール基、シクロアルキル基、アルクシクロアルキル基及びシクロアルキルアルキル基は、上述の基により中断及び置換の両方されており;及び
式中、
G4は独立して水素原子又は炭素原子数1ないし8のアルキルを表し;
RXは水素原子又はメチル基を表し;
Lは水素原子、ヒドロキシ基、炭素原子数1ないし30の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル部分、Rは炭素原子数1ないし30の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基である−C(O)R部分、又は又は−ORY部分を表し;及び
RYは、炭素原子数1ないし30の直線状又は枝分かれ状鎖アルキル基、炭素原子数2ないし30のアルケニル基、炭素原子数2ないし30のアルキニル基、炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基、炭素原子数6ないし10のビシクロアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルケニル基、炭素原子数6ないし10のアリール基、炭素原子数7ないし9のアラルキル基、アルキル基又はアリール基により置換されている炭素原子数7ないし9のアラルキル基、又はDが炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、フェニル基、ヒドロキシ基、アルキル基又はアルコキシ基により置換されているフェニル基、又はアミノ基又はアルキル基又はフェニル基によりモノ−又はジ−置換されているアミノ基である−CO(D)を表す)
で表されるような飽和第三級アミンオキシドである。
【0084】
式VIの化合物の例は、G1及びG2が独立してベンジル基又は置換されたベンジル基であるものである。G1、G2及びG3の各々が同様の残基であることもまた可能である。G1及びG2はまた、独立して炭素原子数8ないし26のアルキル基、例えば炭素原子数10ないし26のアルキル基であってもよい。G3は炭素原子数1ないし22のアルキル基、例えばメチル基又は置換されたメチル基であってもよい。また、本アミンオキシドは、G1、G2及びG3が炭素原子数6ないし36の同様のアルキル基であるものを含む。前述のG1、G2及びG3の残基は、例えば飽和炭化水素基又は前述の−O−、−S−、−SO−、−CO2−、−CO−、又は−CON−部分の少なくとも1つを含む飽和炭化水素基である。当業者は、本発明から外れることなくG1、G2及びG3の各々の他の有用な残基を構想することができるだろう。
【0085】
興味深いのは、G1及びG2が独立して炭素原子数8ないし26のアルキル基及びG3がメチル基である式VIのアミンオキシド安定剤である。
【0086】
成分iv.)の飽和アミンオキシドはまた、ポリ(アミンオキシド)を含んでいてもよい。ポリ(アミンオキシド)は分子あたり少なくとも2つの第三級アミンオキシドを含む第三級アミンオキシドを意味する。 “ポリ(第三級アミンオキシド)”とまた呼ばれる実例のポリ(アミンオキシド)は、例えば、1,4−ジアミノブタン;1,6−ジアミノヘキサン;1,10−ジアミノデカン;及び1,4−ジアミノシクロヘキサンのような脂肪族及び脂環式ジアミン、及び例えばジアミノアントラキノン及びジアミノアニソールのような芳香族基盤のジアミンの第三級アミンオキシド類似体を含む。
【0087】
成分iv.)として含まれるのはまた、前述したジアミンのオリゴマー及びポリマーから誘導される第三級アミンオキシドである。有用なアミンオキシドはまた、ポリマー、例えばポリオレフィン、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン等に結合したアミンオキシドを含む。アミンオキシドがポリマーに結合される場合、全てのポリマー鎖がアミンオキシドを含むことを必要としないのでポリマーあたりのアミンオキシドの平均数は広く変化し得る。前述したアミンオキシドの全ては所望により少なくとも1つの−O−、−S−、−SO−、−CO2−、−CO−又は−CONG4−部分を含んでいてもよい。例えば、ポリマー性第三級アミンオキシドの各々の第三級アミンオキシドは、C1残基を含んでいてもよい。
【0088】
式VIの化合物における基G1、G2及びG3は、ヒンダードアミンを含む分子に結合されていてもよい。ヒンダードアミンは当業者に既知でありそして本発明のアミンオキシドはいかなる手法でもヒンダードアミンに、そしてヒンダードアミンの構造位置に結合されていてもよい。成分iv.)の化合物の部分である場合の使用できるヒンダードアミンは、一般式VII及びVIII:
【化11】
(式中、L及びRXは上述したとおりである)
で表されるものを含む。また含まれるのは、分子あたり1つ以上のヒンダードアミン及び1つ以上の飽和アミンオキシドを含むアミンオキシドである。ヒンダードアミンは、はポリ(第三級アミンオキシド)に結合されていてもよいし、又は上で示唆したとおりポリマー基質に結合されていてもよい。
【0089】
成分(b)の特有の例は、
i.)N,N−ジ(水素化牛脂)アミン[イルガスタブ FS−042(登録商標:Irgastab),チバ スペシャルティ ケミカルズ社]の直接酸化により製造されるN,N−ジ(アルキル)ヒドロキシルアミン、
ii.)O−アリル−N,N−ジオクタデシルヒドロキシルアミン、
iii.)N−オクタデシル−α−ヘプタデシルニトロン、及び
iv.)ジェノックスEP(登録商標:Genox)、ジ(炭素原子数16ないし18)アルキルメチルアミンオキシド、CAS#204933−93−7
から選択される1つ又はそれ以上の化合物である。
【0090】
イルガスタブFS−042(登録商標:Irgastab)はチバ スペシャルティ ケミカルズから入手できる。ジェノックスEP(登録商標:Genox)はGE ケミカルズから入手できる。O−アリル−N,N−ジオクタデシルヒドロキシルアミンは米国特許第5,045,583号公報の実施例3において調製されるとおりである。N−オクタデシル−α−ヘプタデシルニトロンは、米国特許第4,898,901号公報の実施例3において調製されるとおりである。
【0091】
本発明はまた、ボトル予備成形品又は水(ミネラル、天然、オゾン化)又は他の食料品の保管に適したボトル又は容器であって、本発明のポリエステル又はポリアミド組成物から調製される前記ボトル又は容器に保管された後、包装後に水又は食料品の望ましい味を変えずに維持するようにするようなボトル又は容器を形成する工程に関する。
【0092】
成分(b)の化合物又は化合物群により安定化された本プラスチック容器又はフィルムはまた、所望によりそこに配合されるか又は組成物の総重量に基づき、およそ0.01ないしおよそ10重量%;例えばおよそ0.025ないしおよそ5重量%で、例えばおよそ0.1ないしおよそ3重量%で、抗酸化剤、他のUV吸収剤、ヒンダードアミン、ホスフィット又はホスホニット、ベンゾフラン−2−オン、チオ相乗剤、ポリアミド安定剤、金属ステアレート、核剤、充填剤、補強剤、滑剤、乳化剤、染料、顔料、蛍光増白剤、難燃剤、静電防止剤、発泡剤等、以下に列挙される材料のような付加的な共添加剤、又はそれらの混合物と共にそこに塗布されてもよい。
【0093】
1.抗酸化剤
1.1.アルキル化モノフェノール、
例えば、2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェノール、2−第三ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペンチル−4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル−4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−第三ブチル−4−メトキシメチルフェノール、線状又は側鎖において分岐したノニルフェノール、例えば、2,6−ジ−ノニル−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチル −ウンデシ−1’−イル)−フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチル −ヘプタデシ−1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルトリデシ−1’−イル)フェノール及びそれらの混合物。
【0094】
1.2.アルキルチオメチルフェノール、
例えば、2,4−ジオクチルチオメチル−6−第三ブチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフェノール、2,6−ジ−ドデシルチオメチル−4−ノニルフェノール。
【0095】
1.3.ヒドロキノン及びアルキル化ヒドロキノン、
例えば、2,6−ジ−第三ブチル−4−メトキシフェノール、2,5−ジ−第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−第三アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシルオキシフェノール、2,6−ジ−第三ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルステアレート、ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)アジペート。
【0096】
1.4.トコフェロール、
例えば、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、
δ−トコフェロール及びそれらの混合物(ビタミンE)。
【0097】
1.5.ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、
例えば、2,2’−チオビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−オクチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(3,6−ジ−第二アミルフェノール)、4,4’−ビス(2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィド。
【0098】
1.6.アルキリデンビスフェノール、
例えば、2,2’−メチレンビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、
2,2’−メチレンビス(6−第三ブチル−4−エチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)−フェノール]、
2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−第三ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(6−第三ブチル−4−イソブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、2,2’−メチレンビス[6−(α,α−ジメチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−第三ブチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(6−第三ブチル−2−メチルフェノール)、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス(3−第三ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−ビス(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレングリコールビス[3,3−ビス(3’−第三ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)ブチレート]、ビス(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス[2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−6−第三ブチル−4−メチルフェニル]テレフタレート、1,1−ビス−(3,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス−(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタン、1,1,5,5−テトラ(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−ペンタン。
【0099】
1.7.O−、N−及びS−ベンジル化合物、
例えば、3,5,3’,5’−テトラ−第三ブチル−4,4’−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテート、トリデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三ブチルベンジルメルカプトアセテート、トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)アミン、ビス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレフタレート、ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)スルフィド、イソオクチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテート。
【0100】
1.8.ヒドロキシベンジル化マロネート、
例えば、ジオクタデシル−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジ−オクタデシル−2−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]−2,2−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート。
【0101】
1.9.芳香族ヒドロキシベンジル化合物、
例えば、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、1,4−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)フェノール。
【0102】
1.10.トリアジン化合物、
例えば、2,4−ビス(オクチルメルカプト)−6−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−第三ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、2,4,6−トリス−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)−ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート。
【0103】
1.11.ベンジルホスホネート、
例えば、ジメチル−2,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル−5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチルエステルのカルシウム塩。
【0104】
1.12.アシルアミノフェノール、
例えば、4−ヒドロキシラウラニリド、4−ヒドロキシステアラニリド、オクチルN−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバメート。
【0105】
1.13.β−(3 , 5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のエステルであって、一価又は多価アルコール、例えば、
メタノール、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0106】
1.14.β−(5−第三ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸のエステルであって、一価または多価アルコール、例えば、
メタノール、エタノール、n−オクタノール、i−オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタン、3,9−ビス[2−{3−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]−ウンデカンとのエステル。
【0107】
1.15.β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のエステルであって、一価又は多価アルコール、例えば、
メタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)−オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0108】
1.16.3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸のエステルであって、一価又は多価アルコール、例えば、
メタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリトリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0109】
1.17.β−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミド、例えば、
N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミド、N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)トリメチレンジアミド、N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジド、N,N’−ビス[2−(3−[3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオニルオキシ)エチル]オキサミド(ユニロイヤルによって供給されるナウガードXL−1;登録商標:Naugard)。
【0110】
1.18.アスコルビン酸(ビタミンC)
【0111】
1.19.アミン酸化防止剤、
例えば、N,N’−ジ−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−第二ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1,4−ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1−メチル−ヘプチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジシクロヘキシル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(2−ナフチル)−p−フェニレンジアミン、N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1−メチルヘプチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、4−(p−トルエンスルファモイル)ジフェニルアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−第二ブチル−p−フェニレンジアミン、ジフェニルアミン、N−アリルジフェニルアミン、4−イソプロポキシ−ジフェニルアミン、N−フェニル−1−ナフチルアミン、N−(4−第三オクチルフェニル)−1−ナフチルアミン、N−フェニル−2−ナフチルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、例えばp,p’−ジ−第三オクチルジフェニルアミン、4−n−ブチルアミノフェノール、4−ブチリルアミノフェノール、4−ノナノイルアミノフェノール、4−ドデカノイルアミノフェノール、4−オクタデカノイルアミノフェノール、ビス(4−メトキシフェニル)アミン、2,6−ジ−第三ブチル−4−ジメチルアミノメチルフェノール、2,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、N,N,N’,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、1,2−ビス[(2−メチルフェニル)アミノ]エタン、1,2−ビス(フェニルアミノ)プロパン、(o−トリル)ビグアニド、ビス[4−(1’,3’−ジメチルブチル)フェニル]アミン、第三オクチル化N−フェニル−1−ナフチルアミン、モノ−及びジアルキル化第三ブチル/第三オクチルジフェニルアミンの混合物、モノ−及びジアルキル化ノニルジフェニルアミンの混合物、モノ−及びジアルキル化ドデシルジフェニルアミンの混合物、モノ−及びジアルキル化イソプロピル/イソヘキシルジフェニルアミンの混合物、モノ−及びジアルキル化第三ブチルジフェニルアミンの混合物、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−4H−1,4−ベンゾチアジン、フェノチアジン、モノ−及びジアルキル化第三ブチル/第三オクチルフェノチアジンの混合物、モノ−及びジアルキル化第三オクチルフェノチアジンの混合物、N−アリルフェノチアジン、N,N,N’,N’−テトラフェニル−1,4−ジアミノブテ−2−エン。
【0112】
2.UV吸収剤及び光安定剤
2.1. 2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第二ブチル−5’−第三ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクチルオキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−第三アミル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−第三ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−ベンゾトリアゾレ−2−イルフェノール];2−[3’−第三ブチル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−ヒドロキシ−フェニル]−2H−ベンゾトリアゾールとポリエチレングリコール300とのエステル交換生成物;次式[R−CH2CH2−COO−CH2CH2−]2−(式中、Rは3’−第三ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−ベンゾトリアゾリ−2−イルフェニル基を表す)で表されるもの、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(α,α−ジメチルベンジル)−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]ベンゾトリアゾール;2−[2’−ヒドロキシ−3’− (1,1,3,3−テトラメチルブチル)−5’−(α,α−ジメチルベンジル)−フェニル]ベンゾトリアゾール。
【0113】
2.2. 2−ヒドロキシベンゾフェノン、
例えば、4−ヒドロキシ、4−メトキシ、4−オクチルオキシ、4−デシルオキシ、4−ドデシルオキシ、4−ベンジルオキシ、4,2’,4’−トリヒドロキシ及び2’−ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ誘導体。
【0114】
2.3. 置換された及び非置換の安息香酸のエステル、
例えば、4−第三ブチル−フェニルサリチレート、フェニルサリチレート、オクチルフェニルサリチレート、ジベンゾイルレゾルシノール、ビス(4−第三ブチルベンゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、2,4−ジ−第三ブチルフェニル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2−メチル−4,6−ジ−第三ブチルフェニル3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート。
【0115】
2.4.アクリレート、
例えば、エチルα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、イソオクチルα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、メチルα−カルボメトキシシンナメート、メチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシンナメート及びN−(β−カルボメトキシ−β−シアノビニル)−2−メチルインドリン。
【0116】
2.5.ニッケル化合物、
例えば、n−ブチルアミン、トリエタノールアミン又はN−シクロヘキシルジエタノールアミンのような他の配位子を伴うか又は伴わない1:1又は1:2錯体のような2,2′−チオビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]のニッケル錯体、ニッケルジブチルジチオカルバメート、モノアルキルエステルのニッケル塩、例えば4−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三ブチルベンジルホスホン酸のメチル又はエチルエステル、ケトキシム、例えば2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル−ウンデシルケトキシムのニッケル錯体、他の配位子を伴うか又は伴わない1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシピラゾールのニッケル錯体。
【0117】
2.6.立体障害アミン、
例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)n−ブチル−3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシベンジルマロネート、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペリジンとコハク酸の縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−第三オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンの線状又は環状縮合物、トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,1’−(1,2−エタンジイル)−ビス(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン)、4−ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三ブチルベンジル)マロネート、3−n−オクチル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セバケート、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)スクシネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンの線状又は環状縮合物、2−クロロ−4,6−ビス(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンの縮合物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ)エタンの縮合物、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオン、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ドデシル−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、4−ヘキサデシルオキシ−と4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの混合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−シクロヘキシルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンの縮合物、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンと2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン並びに4−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの縮合物(CAS Reg.No.[136504−96−6]);1,6−ヘキサンジアミンと2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジン並びにN,N−ジブチルアミンと4−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(CAS Reg.No.[192268−64−7])の縮合物;N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、2−ウンデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソ−スピロ[4.5]デカン、7,7,9,9−テトラメチル−2−シクロウンデシル−1−オキサ−3,8−ジアザ−4−オキソ−スピロ[4.5]デカンとエピクロロヒドリンの反応生成物、1,1−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルオキシカルボニル)−2−(4−メトキシフェニル)エテン、N,N’−ビス−ホルミル−N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン、4−メトキシメチレンマロン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ヒドロキシピペリジンとのジエステル、ポリ[メチルプロピル−3−オキシ−4−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)]シロキサン、マレイン酸無水物−α−オレフィンコポリマーと2,2,6,6−テトラメチル−4−アミノピペリジン又は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−アミノピペリジンとの反応生成物。
【0118】
立体障害性アミンはまた、成分l−a)、l−b)、l−c)、l−a)、l−d)、l−e)、l−f)、l−g)、l−h)、l−i)、l−j)、l−k)又はl−l)としてGB−A−2 301 106号公報に記載される化合物の1つであってもよく、特には前記GB−A−2 301 106号公報の68ないし73頁に掲示される光安定剤1−a−1、1−a−2、1−b−1、1−c−1、1−c−2、1−d−1、1−d−2、1−d−3、1−e−1、1−f−1、1−g−1、1−g−2又は1−k−1である。
【0119】
立体障害性アミンはまた、ヨーロッパ特許第A−0782994号に記載される化合物、例えば請求項10又は38或いは実施例1ないし12又はそこにD−1ないしD−5に記載されるとおりの化合物の1つであってもよい。
【0120】
2.7.ヒドロキシ置換されたアルコキシ基によりN原子上で置換された立体障害性アミン、
例えば、1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−4−オクタデカノイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−4−ヘキサデカノイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−オキシ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンとt−アミルアルコール由来の炭素基との反応生成物、1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)セバケート、ビス(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)アジペート、ビス(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)スクシネート、ビス(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル)グルタレート及び2,4−ビス{N−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジニ−4−イル]−N−ブチルアミノ}−6−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−トリアジンのような化合物。
【0121】
2.8. オキサミド、
例えば、4,4′−ジオクチルオキシオキサニリド、2,2′−ジエトキシオキサニリド、2,2′−ジオクチルオキシ−5,5′−ジ−第三ブトキサニリド、2,2′−ジドデシルオキシ−5,5′−ジ−第三ブトキサニリド、2−エトキシ−2′−エチルオキサニリド、N,N′−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサミド、2−エトキシ−5−第三ブチル−2′−エトキサニリド及びその2−エトキシ−2′−エチル−5,4′−ジ−第三ブトキサニリドとの混合物、o−及びp−メトキシ−二置換オキサニリドの混合物及びo−及びp−エトキシ−二置換オキサニリドの混合物。
【0122】
2.9. 2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、
例えば、2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−トリデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−(ドデシルオキシ/トリデシルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−2−ヒドロキシフェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシ)フェニル−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス[2−ヒドロキシ−4−(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン、2−{2−ヒドロキシ−4−[3−(2−エチルヘキシル−1−オキシ)−2−ヒドロキシプロピルオキシ]フェニル}−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン。
【0123】
3. 金属奪活剤、
例えば、N,N’−ジフェニルオキサミド、N−サリチラル−N’−サリチロイル−ヒドラジン、N,N’−ビス(サリチロイル)ヒドラジン、N,N’−ビス(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジン、3−サリチロイルアミノ−1,2,4−トリアゾール、ビス(ベンジリデン)オキサリルジヒドラジド、オキサニリド、イソフタロイルジヒドラジド、セバコイルビスフェニルヒドラジド、N,N’−ジアセチルアジポイルジヒドラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)オキサリルジヒドラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)チオプロピオニルジヒドラジド。
【0124】
4.ホスフィット及びホスホニット、
例えば、トリフェニルホスフィット、ジフェニルアルキルホスフィット、フェニルジアルキルホスフィット、トリス(ノニルフェニル)ホスフィット、トリラウリルホスフィット、トリオクタデシルホスフィット、ジステアリルペンタエリトリトールジホスフィット、トリス(2,4−ジ−第三ブチルフェニル)ホスフィット、ジイソデシルペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ−クミルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,6−ジ−第三ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ジイソデシルオキシペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三ブチル−6−メチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、ビス(2,4,6−トリス(第三ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスフィット、トリステアリルソルビトールトリホスフィット、テトラキス(2,4−ジ−第三ブチルフェニル)4,4’−ビフェニレンジホスホニット、6−イソオクチルオキシ−2,4,8,10−テトラ−第三ブチル−12H−ジベンズ[d,g]−1,3,2−ジオキサホスホシン、ビス(2,4−ジ−第三ブチル−6−メチルフェニル)メチルホスフィット、ビス(2,4−ジ−第三ブチル−6−メチルフェニル)エチルホスフィット、6−フルオロ−2,4,8,10−テトラ−第三ブチル−12−メチル−ジベンズ[d,g]−1,3,2−ジオキサホスホシン、2,2’,2”−ニトリロ[トリエチルトリス(3,3’,5,5’−テトラ−第三ブチル−1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル)−ホスフィット]、2−エチルヘキシル(3,3’,5,5’−テトラ−第三ブチル−1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル)ホスフィット、5−ブチル−5−エチル−2−(2,4,6−トリ−第三ブチルフェノキシ)−1,3,2−ジオキサホスフィラン。
【0125】
以下のホスフィットがとりわけ好ましい:
トリス(2,4−ジ−第三ブチルフェニル)ホスフィット(イルガフォス168:登録商標:Irgafos,チバ スペシャルティ ケミカルズ社)、トリス(ノニルフェニル)ホスフィット、
【化12】
、
【化13】
、
【化14】
、
【化15】
、
【化16】
、
【化17】
、
【化18】
。
【0126】
5.ベンゾフラノン及びインドリノン、
例えば、米国特許第4,325,863号公報;米国特許第4,338,244号公報;米国特許第5,175,312号公報;米国特許第5,216,052号公報;米国特許第5,252,643号公報;ドイツ国特許A−4316611号公報;ドイツ国特許A−4316622号公報;ドイツ国特許A−4316876号公報;ヨーロッパ特許A−0589839号公報又はヨーロッパ特許A−0591102号公報に開示されるもの、又は3−[4−(2−アセトキシエトキシ)フェニル]−5,7−ジ−第三ブチル−ベンゾフラノ−2−オン、5,7−ジ−第三ブチル−3−[4−(2−ステアロイルオキシエトキシ)フェニル]ベンゾフラノ−2−オン、3,3’−ビス[5,7−ジ−第三ブチル−3−(4−[2−ヒドロキシエトキシ]フェニル)ベンゾフラノ−2−オン]、5,7−ジ−第三ブチル−3−(4−エトキシフェニル)ベンゾフラノ−2−オン、3−(4−アセトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−5,7−ジ−第三ブチルベンゾフラノ−2−オン、3−(3,5−ジメチル−4−ピバロイルオキシフェニル)−5,7−ジ−第三ブチルベンゾフラノ−2−オン、3−(3,4−ジメチルフェニル)−5,7−ジ−第三ブチルベンゾフラノ−2−オン、3−(2,3−ジメチルフェニル)−5,7−ジ−第三ブチルベンゾフラノ−2−オン。
【0127】
6.チオ相乗剤、
例えば、ジラウリルチオジプロピオネート又はジステアリルチオジプロピオネート。
【0128】
7.過酸化物捕捉剤、
例えば、β−チオジプロピオン酸のエステル、例えば、ラウリル、ステアリル、ミリスチル又はトリデシルエステル、メルカプトベンズイミダゾール又は2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛塩、亜鉛ジブチルジチオカルバメート、ジオクタデシルジスルフィド、ペンタエリトリトールテトラキス(β−ドデシルメルカプト)プロピオネート。
【0129】
8.ポリアミド安定剤、
例えば、ヨウ化物及び/又はリン化合物と組み合わされた銅塩及び二価マンガンの塩。
【0130】
10.塩基性補助安定剤
例えば、メラミン、ポリビニルピロリドン、ジシアンジアミド、トリアリルシアヌレート、尿素誘導体、ヒドラジン誘導体、アミン、ポリアミド、ポリウレタン、高級脂肪酸のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、例えばカルシウムステアレート、亜鉛ステアレート、マグネシウムベヘネート、マグネシウムステアレート、ナトリウムリシノレート及びカリウムパルミテート、アンチモンピロカテコレート又は亜鉛ピロカテコレート。
【0131】
10.核剤、
例えば、タルクのような無機物質、二酸化チタン、酸化マグネシウムのような金属酸化物、ホスフェート、好ましくはアルカリ土類金属の炭酸塩又は硫酸塩;モノ−又はポリカルボン酸のような有機化合物及びそれらの塩、例えば、4−第三ブチル安息香酸、アジピン酸、ジフェニル酢酸、コハク酸ナトリウム又は安息香酸ナトリウム;イオンコポリマー(アイオノマー)のようなポリマー化合物。とりわけ好ましくは1,3:2,4−ビス(3’,4’−ジメチルベンジリデン)ソルビトール、1,3:2,4−ジ(パラメチルジベンジリデン)ソルビトール、及び1,3:2,4−ジ(ベンジリデン)ソルビトールである。
【0132】
11.充填剤及び強化剤、
例えば、炭酸カルシウム、シリケート、ガラス繊維、ガラス球、アスベスト、タルク、カオリン、マイカ、硫酸バリウム、金属酸化物及び金属水酸化物、カーボンブラック、グラファイト、木粉及び他の天然物の粉末又は繊維、合成繊維。
【0133】
12.分散助剤、
例えば、ポリエチレンオキシドワックス又はミネラルオイル。
【0134】
13.他の添加剤
例えば、可塑剤、滑剤、乳化剤、顔料、レオロジー添加剤、触媒、流れ調整剤、蛍光増白剤、防炎加工剤、架橋剤、架橋増進剤、ハロゲン捕捉剤、曇り防止剤、耐燃剤、静電防止剤、静電防止剤、置換された及び未置換のビスベンジリデンソルビトールのような透明剤、2,2’−p−フェニレン−ビス(3,1−ベンズオキサジ−4−ノン)、シアソルブ(:Cyasorb)3638(RTM)(CAS#18600−59−4)のようなベンズオキサジノンUV吸収剤、及び発泡剤。
【0135】
本ポリエステル又はポリアミド組成物は、溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成に対して、ポリ(ビニルアルコール)、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、多価アルコール、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド又は少なくとも1つのエチレン性不飽和コポリマーとのアクリルアミド或いはメタクリルアミドコポリマーのそれへの配合によりさらに安定化されてもよいことがさらに予期される。
【0136】
したがって、本発明はまた、
(a)ポリエステル又はポリアミド、及び
(b)i.)ヒドロキシルアミン安定剤、
ii.)置換されたヒドロキシルアミン安定剤
iii.)ニトロン安定剤、及び
iv.)アミンオキシド安定剤
からなる群より選択される少なくとも1つの化合物の有効安定化量、及び所望により
(c)ポリ(ビニルアルコール)又はエチレン/ビニルアルコールコポリマーであるポリマーの有効安定化量;及び所望により
(d)式E−(OH)n(式中、nは2ないし4000であり、及びEはヒドロカルビル部分を表す)で表される多価アルコールの有効安定化量;及び所望により
(e)ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド又は少なくとも1つのエチレン性不飽和コモノマーとのアクリルアミド或いはメタクリルアミドコポリマーであるポリマーの有効安定化量
からなる組成物であって、該組成物の溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成に対して安定化されたポリエステル又はポリアミド組成物に関する。
【0137】
本発明に従うヒドロカルビル部分は、例えば脂肪族、脂環式、芳香族又はモノ−、ジ−又はポリ−サッカライド部分である。
【0138】
Eの定義の為のヒドロカルビル部分は、ヘテロ原子、例えば−O−により中断されていてもよい。
【0139】
成分(d)の多価アルコールは例えば、グリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,4−ブタントリオール、エリトリトール、リビトール、キシリトール、ダルシトール、ソルビトール、1,2,3−シクロヘキサトリオール、イノシトール、グルコース、ガラクトース、マンノース、ガラクツロン酸、キシロース、グルコサミン、ガラクトサミン、1,1,2,2−テトラメチロイルシクロヘキサン、1,1,1−トリメチロールプロパン、1,1,2−トリメチロイルプロパン、1,1,1−トリメチロールブタン、1,1,2−トリメチロールブタン、1,1,1−トリメチロールペンタン、1,1,2−トリメチロールペンタン、1,2,2−トリメチロールペンタン、トリメチロールペンタン、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール、1,1,3,3−テトラヒドロキシプロパン、1,1,5,5−テトラヒドロキシペンタン、2,2,6,6−テトラキス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン及び2,2,6,6−テトラキス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノールであってもよい。
【0140】
特別興味深いのは、トリメチロールペンタン、ペンタエリトリトール又はジペンタエリトリトールである。
【0141】
多価アルコールは例えばデンプン、セルロース又は糖或いは糖アルコールである。
【0142】
多価アルコールは、分解されたデンプン(デキストリン及びシクロデキストリン)、マルトース及びその誘導体、マルチトール、マルトペンタオース水和物、マルトヘプタオース、マルトテトラオース、マルトウロース一水和物、D,L−グルコース、デキストロース、スクロース及びD−マンニトールを含む。
【0143】
商業的な多価アルコールは、トリメチロールプロパン、トリエチロールプロパン、グリセロール、ソルビトール及びペンタエリトリトールを含む。
【0144】
(a)及び(c)の総重量に基づき、成分(a)のポリエステル又はポリアミドは95ないし99.99重量%、及び成分(c)のポリマーは5ないし0.01重量%である。
【0145】
例えば、成分(a)及び(c)の総重量に基づき、成分(a)のポリエステル又はポリアミドは99.925ないし99.995重量%、及び成分(c)は0.075ないし0.005重量%である。
【0146】
(a)及び(d)の総重量に基づき、成分(a)のポリエステル又はポリアミドは95ないし99.99重量%、及び成分(d)の多価アルコールは5ないし0.01重量%である。
【0147】
例えば、(a)及び(d)の総重量に対して、成分(a)は98ないし99.99重量%、及び成分(d)は2ないし0.01重量%であり;例えば(a)及び(d)の総重量に対して、成分(a)は99ないし99.97重量%、及び成分(d)は1ないし0.03重量%である。
【0148】
(a)及び(e)の総重量に基づき、成分(a)のポリエステル又はポリアミドは95ないし99.99重量%、及び成分(e)のポリマーは5ないし0.01重量%である。
【0149】
本発明の組成物中の特定の顔料及び/又は染料或いは他の着色料は、安定化されたポリエステル及びポリアミド組成物の黄変を防ぐことがまた明らかになっている。
【0150】
したがって、本発明はまた、
(a)ポリエステル又はポリアミド、及び
(b)i.)ヒドロキシルアミン安定剤、
ii.)置換されたヒドロキシルアミン安定剤
iii.)ニトロン安定剤、及び
iv.)アミンオキシド安定剤
からなる群より選択される少なくとも1つの化合物の有効安定化量、及び
(c)顔料及び染料からなる群より選択される1つ又はそれ以上の着色剤
からなる組成物であって、該組成物の溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成に対して及び黄変に対して安定化された組成物に関する。
【0151】
適切な顔料又は染料は、有機又は無機物である。例えばコバルト塩、ウルトラマリンブルー、ポリマー溶解性青色色素、及び銅フタロシアニンブルーが適切である。コバルト塩は例えば、コバルトアルミネート、コバルトアセテート、コバルトステアレート及びコバルトオクトエートである。適切な顔料は例えば、赤色、青色又は紫色の有機顔料である。例えば、ジケトピロロピロール、キナクリドン、アゾ縮合物、アントラキノン、ペリノン、クロム錯体、ベンズイミダゾロン、アミノアントラキノン、ナフトール、インダントロン、カルバゾールジオキサジン及びペリレン類の有機顔料が適切である。適切な顔料及び染料は、チバ クロモフタル バイオレットB及びバイオレットGT(登録商標:Ciba Chromophtal Violet GT)(ジオキサジン類の)、ピグメントバイオレット23及び37、ディスパース バイオレット57、ソルベント バイオレット13、チバ オラセット バイオレット TR(登録商標:Ciba Oracet Violet TR)、チバ オラセット バイオレット B(登録商標:Ciba Oracet Violet B)、及びバイエル マクロレックス バイオレット B グラン(登録商標:Bayer Macrolex Violet B Gran)(アントラキノン染料類の)、キナクリドン顔料類の全てであるPV−19、クロモフタル バイオレット R RT−891−D(登録商標:Chromophtal Violet R RT−891−D)、クロモフタル レッド 2020(登録商標:Chromophtal Red 2020)、モナストラル レッド Y RT−759(登録商標:Monastral Red Y RT−759)、モナストラル レッド B RT−790−D(登録商標:Monastral Red B RT−790−D)、PR−202(登録商標)、モナストラル マジェンタ RT−235−D(登録商標:Monastral Magenta RT−235−D)、及びモナストラル レッド B RT195−D(登録商標:Monastral Red B RT195−D)を含む。SV−46(登録商標)、フィラミッド バイオレット RB(登録商標:Filamid VioletRB)(1:2クロム錯体染料)、及びSB−132(登録商標)、フィラミッド ブルー R(登録商標:Filamid Blue R)(アントラキノン)がまた適切である。他の着色剤は、PR−177(登録商標)、クロモフタル レッド A3B(登録商標:Chromophtal Red A3B)(アントラキノン)、PR−264(登録商標)、イルガジン DPP ルビン TR(登録商標:Irgazin DPP Rubine TR)(ジケトピロロピロール)、SR−135(登録商標)、オラセット レッド G(登録商標:Oracet Red G)(ペリノン)、PB 15;3(登録商標)、クロモフタル ブルー 4GNP(登録商標:Chromophtal Blue4GNP)、クロモフタル ブルー LGLD(登録商標:Chromophtal Blue LGLD)、PB 15;1(登録商標)、イルガライト ブルー BSP(登録商標:Irgalite Blue BSP)、PB−60(登録商標)、クロモフタル ブルー A3R(登録商標:Chromophtal Blue A3R)(インダントロン)、SB−67(登録商標)、及びチバ オラセット ブルー G(登録商標:Ciba Oracet Blue G)を含む。
【0152】
以下の実施例は、例示の目的のみであり、いかなる場合においても本発明の範囲を限定すると解釈されるべきものではない。
【0153】
共通−PETボトルグレードのペレットは、熱的射出がボトル予備成形体を成形し、その後、延伸吹込がボトルを成形する場合にPETが経験する熱履歴を近似させる為に、押出配合される。アセトアルデヒドの形成を低減させる為に添加される添加剤の効率は、公知となっている方法の選定後に熱脱着GC−MS又はGC−FIDを使用する定量分析により決定される。安定化されていないPETが各々の日に押し出されて、アセトアルデヒド形成を測定する為の対照ポリマーを与える。
【0154】
押出−PETは約70℃のオーブン温度で、窒素下、真空中で、三菱VA−O6水分計で確認される約30ppmの水分レベルまで予備乾燥される。ライシュトリッツ(Leistritz) 18mm又は27mm共回転、非かみ合い二軸スクリュー押出機は、下記のように構成されている:設定温度=スロート(220ないし230℃),ゾーン及びダイ(270℃),実際の押出物の溶融温度は275ないし280℃,スクリューは100ないし110rpm,ホッパーフィーダーは10ないし15ppmである。
【0155】
PETペレットの色−黄色度指数(YI)及びD65 10degm鏡面含有でASTM D1925によるL* ,a* ,b* は、DCI分光光度計を使用して、PETペレットについて測定される。
【0156】
アセトアルデヒド分析−PET中のアセトアルデヒドの濃度は、ビー.ニハセン 他,パッケージング テクノロジー アンド サイエンス,9,175(1996);エス.ヨン リー,SPE ANTEC 1997,857−861頁;及びエム.ドン他,ジャーナル オブ クロマトグラフィック サイエンス,18,242(1980)、から採用された熱脱着GC−MS法を使用して定量的に決定される。共通実施例は以下に従う:
PET試料は、5mL蓋付きヘッドスペースバイアル中に250mgの粉末化されたPETペレット(極低温で粉砕された)を計量することにより、正副2つを分析する。試料バイアルを、テクマー(Tekmar)5000型静的ヘッドスペース分析機中で120℃で1時間加熱する。ヘッドスペースガス(5cc)をその後、加熱された移送ラインを経由して、アセトアルデヒドのSIR検出の為のファイソンズ(Fisons)MD−800GC−MSシステムまで移送する。アセトアルデヒドを、その29及び44m/eのフラグメントイオンを観察することにより検出する。GC−MSの全イオン電流(TIC)はまた、4ないし8分の滞留時間領域で観察される。これにより、試料中のアセトアルデヒドの存在は、3種の異なる検出器により確認される。択一的に、燃焼イオン化検出器(FID)を装備したGCがGC−MSシステムのかわりに使用される。PETに対する既知のアセトアルデヒド値を使用することにより、既知のPET樹脂に対するピーク面積と実験PET樹脂ブレンドに対するピーク面積との比率が比較され、そして実験ブレンド中のアセトアルデヒド量を得ることができる。
【0157】
実施例1:ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の安定化
安定化されていない市販のPET[クリアタフ7207;登録商標:CLEARTUF、シェル社]を、対照PETとして使用する。PETが押出配合された場合、安定化されていないPETと比較して、アセトアルデヒド(AA)量の十分な減少が本発明の添加剤により安定化された試料において観察される。AA減少%は、対照中のAA量に比較して少なくなった量であり、全てGC−FIDにより測定する。添加剤量は、PETに基づくパーツパーミリオン(ppm)である。結果を表1に要約する。
【表1】
“ヒドロキシルアミン−A”は、米国特許第4,876,300号公報の実施例9において調製されるとおりのN,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミンである。“ニトロン”は、主としてN−オクタデシル−α−ヘプタデシルニトロンである対応するニトロンである。
本発明の添加剤は、対照PETに対してアセトアルデヒドの十分な減少を与えることが分かる。
【0158】
実施例2:ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の安定化
安定化されていない市販のPET[クリアタフ7207;登録商標:CLEARTUF、シェル社、AAの分析保証が1.4ppmとして受け取った]を、対照PETとして使用する。一回の押出熱履歴の下で、安定化されていないPETは平均3.0ppmまでアセトアルデヒド(AA)量が増加し、PETは加熱された溶融加工の下で望まないAAを生成することを示している。PETが押出配合された場合、安定化されていないPETと比較して、アセトアルデヒド(AA)量の十分な減少が本発明の添加剤により安定化された試料において観察される。AA減少%は、対照中のAA量に比較して少なくなった量であり、全てGC−FIDにより測定する。添加剤量は、PETに基づくパーツパーミリオン(ppm)である。結果を表2に要約する。
【表2】
“ヒドロキシルアミン−A”は、米国特許第4,876,300号公報の実施例9において調製されるとおりのN,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミンである。“ニトロン”は、主としてN−オクタデシル−α−ヘプタデシルニトロンである対応するニトロンである。“DBHA”はジベンジルヒドロキシルアミン、アルドリッチ社、98%以上、である。
本発明の添加剤は、対照PETに対してアセトアルデヒドの十分な減少を与えることが分かる。
【0159】
実施例3:ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の安定化
安定化されていない市販のPET[クリアタフ8006;登録商標:CLEARTUF、シェル社]を、対照PETとして使用する。PETが押出配合された場合、安定化されていないPETと比較して、アセトアルデヒド(AA)量の十分な減少が本発明の添加剤により安定化された試料において観察される。AA減少%は、対照中のAA量に比較して少なくなった量であり、全てGC−FIDにより測定する。添加剤量は、PETに基づくパーツパーミリオン(ppm)である。結果を表3に要約する。
【表3】
“ヒドロキシルアミン−A”は、米国特許第4,876,300号公報の実施例9において調製されるとおりのN,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミンである。“ヒドロキシルアミン−B”は、N,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミン、イルガスタブ FS−042(登録商標:Irgastab)、チバスペシャルティ ケミカルズ社、CAS#143925−92−2の市販試料である。“アミンオキシド”は、ジェノックス EP(登録商標:Genox)、ジ(炭素原子数16ないし18)アルキルメチルアミンオキシド、CAS#204933−93−7、GEケミカルズ、である。
本発明の添加剤は、対照PETに対してアセトアルデヒドの十分な減少を与えることが分かる。
【0160】
実施例4:ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の安定化
安定化されていない市販のPET[クリアタフ8006;登録商標:CLEARTUF、シェル社]を、対照PETとして使用する。PETが押出配合された場合、安定化されていないPETと比較して、アセトアルデヒド(AA)量の十分な減少が本発明の添加剤により安定化された試料において観察される。AA減少%は、対照中のAA量に比較して少なくなった量であり、全てGC−FIDにより測定する。添加剤量は、PETに基づくパーツパーミリオン(ppm)である。結果を表4に要約する。
【表4】
アセトキシアミンは、実施例1のヒドロキシルアミン−A及び無水酢酸から調製されるN,N−ジ(水素化牛脂)アセトキシアミンである。
本発明のアセトキシアミンは、対照PETに対してアセトアルデヒドの十分な減少を与えることが分かる。
【0161】
実施例5:ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の安定化
ベースPET樹脂は、ヒドロキシルアミン−B[N,N−ジ(水素化牛脂)ヒドロキシルアミン、イルガスタブ FS−042(登録商標:Irgastab)、チバ スペシャルティ ケミカルズ社]を、0.25重量%でPETに押出配合することにより調製する。ベース樹脂は再乾燥し、そして以下の表5の配合を、ベースPETにPET着色濃縮物を押出配合することにより調製する。配合された生成物は再乾燥し、そして60ミルのプラークに射出成形し、そして着色データを透過モードにおいてDCI比色計にて得る。0.25%イルガスタブ FS−042(登録商標:Irgastab)(b* 値=10.83)を含有するPETベース樹脂の明度と着色した配合との比較は、黄変は、アセトアルデヒド形成に対して安定化された本組成物において十分に防止されている。オラセット バイオレット TR(染料)はアントラキノン類のものである。クロモフタル ブルー 4GNPはフタロシアニン類のものである。
【表5】
【0162】
実施例6:
ポリアミド4;6,6;6;12;及び6,4成形品、繊維及びフィルム及びPET繊維及びフィルムを、実施例1ないし5にあるとおりに添加剤と共に溶融押出により調製する。アルデヒド汚染物質の十分な減少が観察される。
【0163】
実施例7:
実施例1ないし6を本発明の配合においてジペンタエリトリトールのさらなる含有により反復する。素晴らしい結果が達成される。
Claims (3)
- ポリエステル又はポリアミド(a)の溶融加工中のアルデヒド汚染物質の形成を防ぐ方法であって、該ポリエステル又はポリアミドにi.)ヒドロキシルアミン安定剤;ii.)O置換のヒドロキシルアミン安定剤;iii.)ニトロン安定剤;及びiv.)アミンオキシド安定剤からなる群より選択される化合物(b)を配合することを含む方法。
- 所望によりポリ(ビニルアルコール)又はエチレン/ビニルアルコールコポリマーであるポリマー(c);及び所望によりnが2ないし4000、及びEがヒドロカルビル部分である式E−(OH) n で表される多価アルコール(d);及び所望に よりポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド又は少なくとも1つのエチレン性不飽和コモノマーとのアクリルアミド又はメタクリルアミドコポリマーであるポリマー(e)を含む請求項1記載の方法。
- 顔料及び染料からなる群より選択される1つ又はそれ以上の着色剤(c)を付加的に含む請求項1記載の方法。
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