JP3959614B2 - 絞り機構 - Google Patents

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は絞り機構に係り、特に監視カメラ等に使用されるレンズ鏡胴の絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
監視カメラ等に使用されるレンズ鏡胴の絞り機構は、一般に絞り羽根を保持すると共に絞り機構をレンズ鏡胴に保持するための保持枠があり、この保持枠に、絞り羽根を開閉動作させるための駆動機構が装着されて、絞り装置としてユニット化されている。
【0003】
絞り羽根を開閉動作させるための駆動機構としては、例えば、アイリスメータを使用した電動(オート)用の駆動機構と、手動操作による手動(マニュアル)用の駆動機構との2つのタイプが知られている(特開平9−281546号公報、特開平11−231190号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、電動用駆動機構を備えた自動式の絞り機構と手動用駆動機構を備えた手動式の絞り機構とでは、絞り羽根や保持枠の形状、レンズ鏡胴との保持形状等が相違しており、両タイプの絞り機構をユーザのニーズに合わせて製造するようにすると、製造コストが高くなるという不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、大幅なコストダウンを図ることができる絞り機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、絞り羽根を保持する保持枠に、前記絞り羽根を開閉動作させる駆動機構が装着される絞り機構において、前記駆動機構として、前記絞り羽根を電動で開閉動作させる電動用駆動機構と、前記絞り羽根を手動で開閉動作させる手動用駆動機構のうち所望の駆動機構を装着可能にした共通の前記保持枠を備え、前記保持枠には、前記駆動機構を保持する保持部が形成されると共に、該保持部の前記駆動機構が保持される保持面と反対の面側に、前記駆動機構の駆動ピンと係合して該駆動ピンの移動により前記絞り羽根を開閉動作させるピン係合部が配置され、前記保持面には、前記電動用駆動機構を前記保持枠に装着する場合における前記電動駆動機構の前記駆動ピンを駆動するためのアイリスメータの駆動軸を挿通する孔が形成されると共に、前記手動用駆動機構を前記保持枠に装着する場合における前記手動用駆動機構の前記駆動ピンを挿通する他の孔が形成されることを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、共通の保持枠に電動用駆動機構と手動用駆動機構を装着できるようにしたため、電動用駆動機構と手動用駆動機構とを装着する場合とで、駆動機構以外の構成部材の構成、例えば、絞り羽根や保持枠の形状、レンズ鏡胴との保持形状を変える必要がなく、製造コストを大幅に低減することができる。
【0008】
また、請求項2に記載のように前記電動用駆動機構又は前記手動用駆動機構を、前記保持枠に着脱自在にすることによって、電動用から手動用、又は、手動用から電動用への駆動機構の交換を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る絞り機構の好ましい実施の形態について詳説する。
【0012】
図1は、本発明に係る絞り機構が配置され、主に監視用カメラに使用されるレンズ鏡胴の構成を示した側面断面図である。同図に示すレンズ鏡胴10は、前部固定筒12、後部固定筒14、及び、絞り機構の本体(絞り本体)16とを備え、前部固定筒12と後部固定筒14との間に絞り本体16を挟んで、これらの前部固定筒12、後部固定筒14、及び、絞り本体16が図示しないネジにより固定されるようになっている。後部固定筒14の後側には、ネジ部18Aが形成されたマウント環18が配置されており、このマウント環18によりレンズ鏡胴10がカメラ本体(図示せず)に取り付けられるようになっている。
【0013】
前部固定筒12内には、レンズ枠22に保持されたフォーカスレンズ(群)20が配置される。レンズ枠22には周面より突出した係合部24、24が形成され、一方、前部固定筒12には光軸方向に直進溝12A、12Aが形成されており、レンズ枠22の係合部24、24が前部固定筒12の直進溝12A、12Aに係合することによってレンズ枠22及びフォーカスレンズ20が、直進溝12Aにガイドされて光軸方向に直進移動するようになっている。
【0014】
前部固定筒12の外周面にはフォーカスリング26が回動可能に配置されており、このフォーカスリング26の内周面にはカム溝26A、26Aが形成されている。前記レンズ枠22の係合部24、24先端にはカムピン24A、24Aが突設されており、このカムピン24A、24Aがフォーカスリング26のカム溝26A、26Aに係合する。従って、フォーカスリング26を回動操作すると、フォーカスリング26のカム溝26A、26Aと前部固定筒12の直進溝12A、12Aとの交差位置が光軸方向に変位すると共に、その交差位置に従ってレンズ枠22及びフォーカスレンズ20が光軸方向に変位する。このようにフォーカスリング26を回動操作することによってフォーカスレンズ20の設定位置を調整してピント調整を行うことができる。
【0015】
また、フォーカスリング26には、外周面から内周面まで貫通するネジ孔26Bが形成されており、このネジ孔26Bにツマミ28のネジ部28Aがねじ込まれてフォーカスリング26にツマミ28が取り付けられる。操作者はこのツマミ28を使用してフォーカスリング26を回動操作することもでき、一方、ツマミ28のネジ部28Aをねじ込んでネジ部28A先端を前部固定筒12の周面に押し当てることによって、フォーカスリング26を所望のピント調整位置で固定しておくことができる。尚、フォーカスリング26を回動操作するときにはツマミ28を緩める。
【0016】
後部固定筒14内には、レンズ枠32に保持されたズームレンズ(群)30が配置される。レンズ枠32には周面より突出した係合部34、34が形成され、一方、後部固定筒14には光軸方向に直進溝14A、14Aが形成されており、レンズ枠32の係合部34、34が後部固定筒14の直進溝14A、14Aに係合することによってレンズ枠32及びズームレンズ30が、直進溝14A、14Aにガイドされて光軸方向に直進移動するようになっている。
【0017】
後部固定筒14の外周面にはズームリング36が回動可能に配置されており、このズームリング36の内周面にはカム溝36A、36Aが形成されている。尚、ズームリング36の後端面には環状の凹部36Cが形成されており、この凹部36Cに前記マウント環18の前端面に形成された環状の凸部18Bが挿入するようになっている。また、マウント環18は、後部固定筒14にネジ37により固定される。
【0018】
前記レンズ枠32の係合部34、34先端にはカムピン34A、34Aが突設されており、このカムピン34A、34Aがズームリング36のカム溝36A、36Aに係合する。従って、ズームリング36を回動操作すると、ズームリング36のカム溝36A、36Aと後部固定筒14の直進溝14A、14Aとの交差位置が光軸方向に変位すると共に、その交差位置に従ってレンズ枠32及びズームレンズ30が光軸方向に変位する。このようにズームリング36を回動操作することによってズームレンズ30の設定位置を調整して焦点距離(ズーム画角)を調整することができる。
【0019】
また、ズームリング36には、外周面から上記凹部36Cまで貫通するネジ孔36Bが形成されており、このネジ孔36Bにツマミ38のネジ部38Aがねじ込まれてズームリング36にツマミ38が取り付けられる。操作者はこのツマミ38を使用してズームリング36を回動操作することもでき、一方、ツマミ38のネジ部38Aをねじ込んでネジ部38A先端を凹部36Cに挿入されたマウント環18の凸部18Bに押し当てることによって、ズームリング36を所望の焦点距離調整位置で固定しておくことができるようになっている。尚、ズームリング36を回動操作するときにはツマミ38を緩める。
【0020】
尚、上記直進溝12A、レンズ枠22の係合部24、カムピン24A、カム溝26A、直進溝14A、レンズ枠32の係合部34、カムピン34A、カム溝36Aは、それぞれ図中上下2箇所に配置されているが、例えば円周3等分した3箇所に配置すると安定した移動を行うことができる。
【0021】
絞り本体16は、2枚の絞り羽根50、52と、絞り羽根50、52を後側で保持すると共に絞り本体16をレンズ鏡胴10(前部固定筒12及び後部固定筒14)に装着保持するための保持枠54と、絞り羽根50、52を前側から押さえる押え板56等の部材により構成される。また、詳細は後述するが、保持枠54には、絞り羽根50、52を開閉動作させるための駆動機構を装着保持する保持部58が一体形成されており、この保持部58に、後述する電動用駆動機構又は手動用駆動機構が装着されるようになっている。電動用駆動機構は絞り羽根50、52を電動(アイリスメータ)により開閉動作させるための駆動機構であり、一方、手動用駆動機構は絞り羽根50、52を手動により開閉動作させるための駆動機構である。いずれの駆動機構を絞り本体16の保持部58に装着する場合であっても、絞り本体16を構成する絞り羽根50、52、保持枠54、押え板56等の全ての部材は同一部材で構成される。したがって、電動用(オート式)又は手動用(マニュアル式)のいずれの絞り機構を使用する場合であっても絞り本体16を共通に使用できるため製造コストを低減することができ、また、電動用から手動用、手動用から電動用の絞り機構に容易に変更することができる。
【0022】
図2は、上記絞り本体16のみの構成を示した側面断面図であり、図3(A)、(B)、(C)はそれぞれ、上記絞り本体16の外観を示した正面図、側面図、及び、背面図である。尚、図3においては絞り羽根50、52を省略している。
【0023】
図2、図3の各図に示すように、保持枠54は、主に絞り羽根50、52を収納保持する保持枠本体部60(図中上側)と、上述のように駆動機構を装着保持する保持部58(図中下側)とから構成される。保持枠本体部60には絞り羽根50、52を収納する空間が前面側に設けられ、その前方に上記押え板56が配置される。押え板56は、図3に示すようにその両側辺の4箇所で垂直に折り曲げられた曲部62、62、62、62の各孔62A、62A、62A、62A (図3(B)参照)が保持枠本体部60の各爪63、63、63、63(図3 (B)参照)に係止されることにより、保持枠本体部60に固定される。保持枠本体部60と押え板56の中央部には、それぞれレンズ鏡胴10内に入射した被写体光が通過する開口64、66が形成されており、この開口64、66の位置において2枚の絞り羽根50、52により光量調整が行われるようになっている。尚、図3(A)、(B)に示すように保持枠本体部60の両側に突設された突片67、67には絞り本体16をレンズ鏡胴10に装着するためのネジ孔67A、67Aが形成されている。また、図3(A)に示すように保持枠本体部60には詳細を後述する絞り羽根50、52を直線運動に規制するための規制ピン90、90、90、90が左右に2個ずつ設けられている。
【0024】
保持枠54の保持部58には、保持枠本体部60よりも前方に突出して配置される保持板(保持面)68が形成され、その保持板68の背面側における側方 (図2中紙面垂直方向)及び下方(図2中下方向)を囲むように側板70が形成される。尚、側板70と保持枠本体部60とが直接繋がっており、保持枠本体部60と保持部58(保持板68及び側板70)とが一体形成されている。尚、保持枠本体部60と保持部58は別体であってもよい。
【0025】
図2に示すように保持部58の上方には開口72が形成されており、保持枠本体部60に配置された絞り羽根50、52の基端部がこの開口72を挿通して、保持板68と側板70で囲まれた空間部74に配置されるようになっている。
【0026】
保持板68には、図2、図3に示すように4本の爪76、76、76、76が突設されると共に、図3(A)、(B)に示すように所定径の円に添って配置された3つの突片78、79、79が突設される。また、図2、図3(A)、(C)に示すように保持板68の中央部に円形の孔80が穿設されると共に、所定径の円に沿って弧状の長孔82、84が穿設される。尚、これらの爪76、突片78、79、孔80、長孔82、84の作用については後述する。また、保持板68に突設された円筒状の部材86、86は、保持部58全体を覆う後述のカバーを装着するための部材である。また、保持板68には、後述する駆動機構の部材を中央部の孔80に嵌合させたときに孔80の歪を吸収する矩形状の孔87、87、87、87が形成されている。
【0027】
続いて、絞り羽根50、52の構成について説明すると、絞り羽根50、52はそれぞれ図4(A)のように構成される。絞り羽根50には、絞り開口を形成するための所定形状の切欠き50Aが形成されると共に、保持枠本体部60の2本の規制ピン90、90と係合する直進溝50B、50Bと、後述の駆動ピンと係合する長溝50Cが穿設される。同様に、絞り羽根52には、絞り開口を形成するための所定形状の切欠き52Aが形成されると共に、保持枠本体部60の3本の規制ピン90、90、90と係合する直進溝52B、52B、52Bと、後述の駆動ピンと係合する長溝52Cが穿設される。
【0028】
これらの絞り羽根50、52は、図4(B)に示すように上下に重ね合わされて保持枠54に配置され、絞り羽根50の切欠き50Aと絞り羽根52の切欠き52Aにより絞り開口92の輪郭が形成されるようになっている。
【0029】
図5(A)、(B)はそれぞれ、保持枠54と、保持枠54に配置した絞り羽根50、52との位置関係を示した正面図及び背面図である。これらの図に示すように絞り羽根50、52により形成される絞り開口92は保持枠54の保持枠本体部60に形成された開口64の位置に配置され、絞り羽根50、52の長溝50C、52Cが形成された基端部は上述のように保持部58の空間部74(保持板68の背面側)に配置される。絞り羽根50、52の各直進溝50B、52Bは、それぞれ保持枠本体部60の対応した位置の規制ピン90と係合しており、絞り羽根50、52は、紙面上下方向の往復動作のみに規制される。また、絞り羽根50、52の基端部に形成された長溝50C、52Cはそれぞれ、保持板68の弧状の長孔82、84に対抗する位置に配置される。各長溝50C、52Cに係合する駆動ピンは、電動用駆動機構と手動用駆動機構のいずれの場合でも長孔82、84に添って駆動機構により揺動するようになっており、その駆動ピンが揺動することによって、駆動ピンに連動して絞り羽根50、52が図中上下方向に往復動作する。
【0030】
図6(A)、(B)、(C)は、駆動機構による駆動ピンの動作と、絞り羽根50、52の開閉動作を示した図であり、同図には、絞り羽根50、52、駆動ピン94、96の他、保持枠54における保持枠本体部60の開口64及び規制ピン90、90、90、90と、保持部58の孔80及び長孔82、84が示されている。駆動ピン94、96は、孔80の中心位置Pに対して対象の位置に配置されると共に、中心位置Pを軸として駆動ピン94と駆動ピン96が連動して回動する。駆動ピン94、96が図中反時計回りに回動し、図6(A)に示す端位置に移動した場合には、絞り羽根50が紙面上方に移動する一方、絞り羽根52が紙面下方に移動し、絞り開口92は閉鎖される。これによって、保持枠本体部60の開口64は遮蔽され、被写体光が通過しない状態となる。一方、図6 (A)の状態から駆動ピン94、96が図中時計回りに回動し図6(B)に示す中間位置に向かって移動すると、絞り羽根50が紙面上方に向かって移動する一方、絞り羽根52が紙面下方に向かって移動し、絞り開口92が広がっていく。更に、駆動ピン94、96が図中時計回りに回動し、図6(C)に示す端位置に移動すると、絞り開口92が最大となり、保持枠本体部60の開口64全体を被写体光が通過できる状態となる。
【0031】
次に、上記絞り本体16の保持枠54(保持部58)に駆動機構を装着した場合の絞り機構の構成を示す。まず、上記絞り羽根50、52を手動(マニュアル)により駆動するための手動駆動機構を上記絞り本体16の保持枠54に装着した場合の構成について説明する。図7は、手動駆動機構を上記保持枠54に装着した場合の絞り機構であって、その絞り機構をレンズ鏡胴10に装着した状態を示した側面断面図であり、図8(A)、(B)はそれぞれ、その絞り機構のみを示した正面図及び背面図である。尚、図8では絞り羽根50、52を省略して示している。これらの図に示すように手動用駆動機構100には、正面側が閉鎖され背面側が開口された略円筒状のアイリスリング102が配置される。アイリスリング102の内部中央には、回転軸104が突設されており、この回転軸104が保持板68の中央部に形成された上記孔80に嵌入される。また、アイリスリング102の外周面106が保持板68に突設された突片78、79、79の内周面に係合する。これによって、アイリスリング102は、保持板68に回動自在に保持される。また、回転軸104には、ネジ孔104Aが形成されており、そのネジ孔104Aに保持板68の背面側からネジ108を締め込むことによって、アイリスリング102が保持板68から外れないようになっている。
【0032】
アイリスリング102の外周面106には、回転軸104に対して対称に2つの駆動ピン取付部110、112が形成されており、これらの駆動ピン取付部110、112は保持板68の長孔82、84を挿通して保持板68の背面側(空間部74内)まで延設される。その駆動ピン取付部110、112の各先端部に、上述のように絞り羽根50、52の各長溝50C、52C(図6参照)に係合する駆動ピン94、96が取り付けられる。従って、アイリスリング102を回動操作すると、駆動ピン94、96が回転軸104を中心に回動し、図6で示したように絞り羽根50、52が開閉動作する。
【0033】
また、アイリスリング102にはツマミ取付部114が形成されると共に、このツマミ取付部114は、保持板68の突片78の外周面よりも外側に突設される。ツマミ取付部114には、突片78の外周面まで貫通するネジ孔114Aが形成されており、このネジ孔114Aにツマミ116のネジ部116Aをねじ込むことによってツマミ116がツマミ取付部114に取り付けられる。
【0034】
ツマミ116は、レンズ鏡胴10より露出した保持部58全体を覆うカバー118の開口118Aよりも外側に露出しており、操作者は、このツマミ116を使用してアイリスリング102を回動操作することができるようになっている。また、ツマミ116をねじ込み、ネジ部116Aの先端を突片78の外周面に押し当てることにより、所望の絞り調整位置でアイリスリング102を固定することができる。尚、アイリスシング102を回動操作する場合にはツマミ116を緩める。
【0035】
次に、上記絞り羽根50、52を電動(オート)により駆動するための電動用駆動機構を上記絞り本体16の保持枠54(保持部58)に装着した場合の構成について説明する。図9は、電動用駆動機構を上記絞り本体16の保持枠54に装着した場合の絞り機構であって、その絞り機構をレンズ鏡胴10に装着した状態を示した側面断面図であり、図10(A)、(B)はそれぞれ、その絞り機構のみを示した正面図及び背面図である。尚、図10では絞り羽根50、52を省略して示している。これらの図に示すように電動用駆動機構130には、アイリスメータ132が配置される。アイリスメータ132の構成の詳細については省略するが、アイリスメータ132は、主として鉄製の円筒枠134と、その円筒枠134内に配置されるコイル配置部136とから構成される。コイル配置部136は、中心部の回転軸(駆動軸)138を回動するための駆動コイルなどが配置されたものであり、そのコイル配置部136の各枠体140に形成された段差140Aが保持板68に突設された各爪76と係合することによって、コイル配置部136が保持板68に装着されるようになっている。また、円筒枠134は、保持板68に突設された突片78、79、79と係合して保持板68に保持される。
【0036】
回転軸138は、保持板68の孔80を挿通して保持板68の背面側(空間部74)に突設されており、空間部74において回転軸138にレバー142が固定部材144により固定される。そして、レバー142の両腕部の先端には、上述したように絞り羽根50、52の長溝50C、52Cに係合する駆動ピン94、96が取り付けられるようになっている。
【0037】
これにより、アイリスメータ132を電気的に制御して回転軸138を回動させると、レバー142が回動すると共に図6で示したように駆動ピン94、96が回転軸138を中心に揺動し、上述のように絞り羽根50、52が開閉動作する。
【0038】
尚、図7のように手動用駆動機構を保持枠54に装着した絞り本体16をレンズ鏡胴10に装着した場合と同様に、電動用駆動機構を保持枠54に装着した場合も図9に示すように保持部58全体を覆うカバー118が取り付けられており、その開口118Aは、遮蔽部材150を取り付けることによって遮蔽できるようになっている。
【0039】
以上、上記実施の形態では、手動用駆動機構と電動用駆動機構のいずれか一方を絞り本体16に装着できるようにしたが、これに限らず、手動用駆動機構と電動用駆動機構の両方を同時に絞り本体16に装着できるようにし、所望の駆動機構で絞り調整を行えるようにしてもよい。図11は、この場合の絞り機構の構成を示した側面断面図である。同図において、絞り本体16及び電動用駆動機構130の構成、作用は、図9に示した場合と同一であるため、これらの構成、作用の説明を省略すると、手動用駆動機構160は、絞り羽根50、52を挟んで、電動用駆動機構130と対向して装着できるようになっている。手動用駆動機構160を装着する場合、絞り本体16の保持部58における背面側の開口に、手動用保持板162が配置される。尚、手動用保持板162は保持部58の側板70にネジ等によって固定できるようになっている。手動用保持板162の中央部には、背面側に突出した軸部164が形成されており、この軸部164にアイリスリング166が回動自在に支持される。アイリスリング166は、軸部164のネジ孔164Aに取り付けられた止めネジ167によって軸部164から外れないようになっている。尚、アイリスリング166と手動用保持板162との間にはアイリスリング166にトルクを与えるための波板バネ168が配置されている。
【0040】
また、図12のように上記手動用保持板162を背面側から示すと、保持板68と対向する位置に保持板68と同様の長孔170、172が形成される。一方、図13のようにアイリスリング166を正面側から示すと、アイリスリング166の前端には、回転軸に対して対称に駆動ピン取付部174、176が突設される。駆動ピン取付部174、176は、手動用保持板162の長孔170、172を挿通し、その先端に駆動ピン94、96のそれぞれの一方の端部が取り付けられる。
【0041】
これによって、アイリスリング166を回動操作すると、駆動ピン94、96が揺動し、絞り羽根50、52が開閉動作する。
【0042】
また、アイリスリング166には、軸部164まで貫通するネジ孔166Aが形成されており、このネジ孔166Aにツマミ178のネジ部178Aをねじ込むことによってアイリスリング166にツマミ178が取り付けられるようになっている。このツマミ178を使用してアイリスリング166を回動操作することができると共に、ツマミ178をねじ込み、ネジ部178Aの先端を軸部164に押し当てることによってアイリスリング166を所望の絞り調整位置で固定しておくことができる。
【0043】
以上のように絞り本体16に電動用駆動機構と手動用駆動機構とを同時に装着しておくことによって、駆動機構を交換することなく、電動(オート方式)でも手動(マニュアル方式)でも絞り調整を行うことができるようになる。尚、図11の構成NOにおいて、電動用駆動機構と手動用駆動機構のいずれか一方のみを絞り本体16の保持枠54に装着するようにしてもよい。
【0044】
以上、上記実施の形態で示した絞り機構の構成においては、接着剤などを使用せずに絞り本体16の保持枠54(保持部58)に電動用駆動機構又は手動用駆動機構を装着しているため、装着した駆動機構を保持枠54から取り外すこともできるが、取外しができないような手段によって駆動機構を保持枠54に装着するようにしてもよい。
【0045】
また、上記絞り機構は、絞り開口を2枚の絞り羽根50、52により調整するようにしたものであるが、これに限らず、他の構成により絞り開口を調整する絞り機構においても上記実施の形態に示した保持部58と同様の構成を備えることによって本発明を適用できる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る絞り機構によれば、共通の保持枠に電動用駆動機構と手動用駆動機構を装着できるようにしたため、電動用駆動機構と手動用駆動機構とを装着する場合とで、駆動機構以外の構成部材の構成、例えば、絞り羽根や保持枠の形状、レンズ鏡胴との保持形状を変える必要がなく、製造コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る絞り機構が配置され、主に監視用カメラに使用されるレンズ鏡胴の構成を示した側面断面図である。
【図2】図2は、絞り本体のみの構成を示した側面断面図である。
【図3】図3(A)、(B)、(C)は、それぞれ絞り本体の外観を示した正面図、側面図、及び、背面図である。
【図4】図4(A)、(B)は、絞り羽根の構成を示した正面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ、絞り本体の保持枠と、保持枠に配置した絞り羽根との位置関係を示した正面図及び背面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)は、駆動機構による駆動ピンの動作と、絞り羽根の開閉動作を示した図である。
【図7】図7は、手動駆動機構を上記絞り本体の保持部(保持枠)に装着した場合の絞り機構であって、その絞り機構をレンズ鏡胴に装着した状態を示した側面断面図である。
【図8】図8(A)、(B)はそれぞれ、図7の絞り機構のみを示した正面図及び背面図である。
【図9】図9は、電動用駆動機構を絞り本体の保持部(保持枠)に装着した場合の絞り機構であって、その絞り機構をレンズ鏡胴に装着した状態を示した側面断面図である。
【図10】図10(A)、(B)はそれぞれ、図9の絞り機構のみのを示した正面図及び背面図である。
【図11】図11は、手動用駆動機構と電動用駆動機構の両方を同時に絞り本体の保持枠に装着できるようにした場合の絞り機構の構成を示した側面断面図である。
【図12】図12は、図11における手動用保持板の構成を示した背面図である。
【図13】図13は、図11におけるアイリスリングの構成を示した正面図である。
【符号の説明】
10…レンズ鏡胴、12…前部固定筒、14…後部固定筒、16…絞り本体、20…フォーカスレンズ、26…フォーカスリング、30…ズームレンズ、36…ズームリング、50,52…絞り羽根、50B,52B…直進溝、50C,52C…長溝、54…保持枠、56…押え板、58…保持部、60…保持枠本体部、64,66…開口、68…保持板、70…側板、76…爪、78,79…突片、80…孔、82,84…長孔、90…規制ピン、92…絞り開口、94,96…駆動ピン、100…手動用駆動機構、102…アイリスリング、104…回転軸、114…ツマミ取付部、118…カバー、130…電動用駆動機構、132…アイリスメータ、134…円筒枠、136…コイル配置部、138…回転軸、162…手動用保持板、164…軸部、166…アイリスリング、170,172…長孔

Claims (2)

  1. 絞り羽根を保持する保持枠に、前記絞り羽根を開閉動作させる駆動機構が装着される絞り機構において、
    前記駆動機構として、前記絞り羽根を電動で開閉動作させる電動用駆動機構と、前記絞り羽根を手動で開閉動作させる手動用駆動機構のうち所望の駆動機構を装着可能にした共通の前記保持枠を備え、
    前記保持枠には、前記駆動機構を保持する保持部が形成されると共に、該保持部の前記駆動機構が保持される保持面と反対の面側に、前記駆動機構の駆動ピンと係合して該駆動ピンの移動により前記絞り羽根を開閉動作させるピン係合部が配置され、前記保持面には、前記電動用駆動機構を前記保持枠に装着する場合における前記電動駆動機構の前記駆動ピンを駆動するためのアイリスメータの駆動軸を挿通する孔が形成されると共に、前記手動用駆動機構を前記保持枠に装着する場合における前記手動用駆動機構の前記駆動ピンを挿通する他の孔が形成されることを特徴とする絞り機構。
  2. 前記電動用駆動機構又は前記手動用駆動機構は、前記保持枠に着脱自在であることを特徴とする請求項1の絞り機構。
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