JP3952915B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP3952915B2
JP3952915B2 JP2002263787A JP2002263787A JP3952915B2 JP 3952915 B2 JP3952915 B2 JP 3952915B2 JP 2002263787 A JP2002263787 A JP 2002263787A JP 2002263787 A JP2002263787 A JP 2002263787A JP 3952915 B2 JP3952915 B2 JP 3952915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
intake
heat
duct
radiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002263787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004097521A (ja
Inventor
己紀夫 田原
秀隆 藪内
重陽 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002263787A priority Critical patent/JP3952915B2/ja
Publication of JP2004097521A publication Critical patent/JP2004097521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3952915B2 publication Critical patent/JP3952915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用される洗濯と乾燥を行う洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は図7に示すような構成であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。図7に示すように、筐体1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、略鉛直方向に回転自在に支持され、洗濯物および乾燥対象物(以下、衣類という)を収容する内槽4を洗濯・脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類を撹拌する回転翼6を回転自在に配設している。また、内槽4の周壁には小孔4aを多数設けている。上方には流体バランサ7を設けている。
【0003】
モータ(駆動手段)8は、外槽3の底部に取り付けられ、その回転力はクラッチ9を切り換えることによって洗濯・脱水軸5に伝達される。洗濯軸5aは回転翼6に、脱水軸5bは内槽4に連結されている。回転翼6は外周部に外周方向に高くなる略鍋型の形状をし、衣類撹拌用の突出リブ6aを有している。乾燥行程においては、回転翼6の回転による遠心力と突出リブ6aの撹拌力によって衣類を上方へと舞い上げる。
【0004】
乾燥用送風機10は、ヒータ11によって加熱された温風を伸縮自在の上部蛇腹状ホース12を通して乾燥用空気の吐出口13から内槽4内に送風するもので、筐体1の略上方に設けており、乾燥用送風機10とヒータ11とで温風送風手段を構成している。循環ダクト14は、内槽4および外槽3を通過した湿った乾燥用空気の除湿を行うもので、一端を外槽3の下部の排出口15に接続した下部蛇腹状ホース16に接続し、他端を乾燥用送風機10に接続している。
【0005】
17は排水弁で、外槽3の底部に位置している。外槽3からの排水と下部蛇腹状ホース16と循環ダクト14からの排水は、排水管18を通して排水弁17に導かれ、排水ホース19から機外へ排水される。外槽カバー20は外槽3の上面を略気密的に覆うもので、この外槽カバー20に中蓋21を開閉自在に設け、衣類の出し入れを可能にしている。冷却用送風機22は筐体1内部に外部から冷却風を導入するもので、筐体1の側壁に設けられ、循環ダクト14および外槽3の外壁を冷却する。
【0006】
上記構成において動作を説明する。乾燥行程では、モータ8を駆動して回転翼6を回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、衣類を外へはね飛ばすように衣類を撹拌する。この撹拌を繰り返しながら乾燥用送風機10による送風とヒータ11による発熱により、上部蛇腹状ホース12を通して内槽4内へ温風を送り込む。この温風は、衣類の水分を奪った後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース16を通過して、循環ダクト14へ至る。
【0007】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や循環ダクト14内を通過しているとき、筐体1の側面に設置した冷却用送風機22による外部空気の流入で、外槽3や循環ダクト14の外壁は冷却されることになり、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて乾燥用送風機10へ戻る。結露水を排出するため、閉じていた排水弁17が所定時間、開かれる。この乾燥用送風機10、ヒータ11、上部蛇腹状ホース12、吐出口13、内槽4、外槽3、排出口15、排水管18、下部蛇腹状ホース16、循環ダクト14の循環路で温風を循環させることにより、内槽4内の衣類を乾燥させることができる。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−300177号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、衣類乾燥に使用される熱は全て冷却用送風機22から送られる外部の空気に奪われて、再利用されることがなかった。また、乾燥に必要な熱は全てヒータ11で電力を熱に変換したものであり、家庭用コンセントの電気容量からその発熱量には限界があり、衣類乾燥時間の短縮には熱量に限界があった。さらに、短時間乾燥に必要な熱量が得られても、周囲の空気で冷却する従来方式では、短時間で衣類から放出された湿気を冷却除湿し、水として回収するための冷却能力に限界があり、そのため、乾燥時間も長くなるものであった。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、略鉛直方向に回転自在に支持される内槽を有する洗濯乾燥機において、通常の家庭用コンセントで得られる電力の範囲内で、外部に放出される熱量を少なくして有効なエネルギー利用を行うことにより、乾燥時間の短縮と省エネを達成することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、内槽内に送風される空気を筐体外から吸入する吸気ダクトと、前記内槽を通過して外槽から排気された空気を前記筐体外へ導く排気ダク トと、圧縮機と圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を備え、前記放熱器を吸気ダクト内に配設するとともに、前記吸熱器を排気ダクト内に配設し、前記排気ダクトは、下方から前記外槽の上端よりも上方へと伸びてから下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した前記排気ダクト内に吸熱器を設けたものである。
【0012】
これにより、従来では外部に放出されていた熱量を回収し、この回収した熱量によって入力以上の出力を得て、乾燥時間の短縮と省エネルギーを実現するとともに、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に略鉛直方向に回転自在に支持された衣類を収容する内槽と、前記内槽を回転させる駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記内槽内に送風される空気を筐体外から吸入する吸気ダクトと、前記内槽を通過して前記外槽から排気された空気を前記筐体外へ導く排気ダクトと、圧縮機と圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を備え、前記放熱器を吸気ダクト内に配設するとともに、前記吸熱器を排気ダクト内に配設し、前記排気ダクトは、下方から前記外槽の上端よりも上方へと伸びてから下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した前記排気ダクト内に吸熱器を設けたものであり、内槽内の衣類を通過した後の排気から、排気ダクト内の吸熱器で熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得た吸気ダクト内の放熱器により、筐体外から吸入された外気を加熱し、内槽内の衣類に投入することにより、乾燥時間の短縮と、省エネルギーを実現するヒートポンプ装置を、回転中心軸を略鉛直方向に有する洗濯乾燥機にコンパクトに装備することができる。また、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができ、排気ダクト内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。
【0014】
請求項に記載の発明は、上記請求項記載の洗濯乾燥機において、洗濯時において、洗濯水を筐体外へ排水する排水手段を備え、排気ダクトを前記排水手段と連結したものであり、排気及び結露水を筐体外へと導くための経路を排水手段と兼用することができるため、部品点数を削減することができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2記載の洗濯乾燥機において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口近傍に吸気フィルターを設け、放熱器を筐体上部の高さ位置の吸気ダクト内に設けたものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また放熱器から給気口までの吸気ダクトの距離を短くすることができるので、放熱器により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間のロスを少なくすることができる。
【0016】
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、前記吸気口から下方へと伸びる吸気ダクト内に放熱器を設け、さらに下方から上方へと折り返すように延長して給気口と連結したものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また、放熱器を上下方向に大きくすることができるので、放熱器の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、さらに下方から上方へと折り返すように延長し、下方から上方へと折り返した吸気ダクト内に放熱器を設け、前記吸気ダクトをさらに延長して前記給気口と連結したものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また、放熱器を上下方向に大きくすることができるので、放熱器の発熱量を大きくすることができ、また、放熱器から給気口までの吸気ダクトの距離を短くすることができるので、放熱器により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間をより短縮することができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
(実施例1)
本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図を図1に、斜視図を図2に示す。また、図3は本実施例のヒートポンプサイクルと送風空気の流れを示す模式図であり、矢印57は空気、矢印58はヒートポンプ装置の冷媒の流れを示している。
【0020】
図1に示すように、筐体31は、内部に、複数のサスペンション32によって外槽33を弾性的に吊支し、運転時の振動をサスペンション32によって吸収する構成としている。外槽33の内部には、回転中心軸を略鉛直方向に有し衣類を収容する内槽34を回転自在に支持し、内槽34の内底部に衣類を撹拌する攪拌翼35を回転自在に設けている。
【0021】
外槽33の上部には、蓋36が設けられており、この蓋36を開けることにより、使用者は筐体31の前面側から衣類の内槽34への出し入れを行うことができる。内槽34の側壁には、外槽33と連通する複数の脱水孔37を設け、その上方には流体バランサ38を設けている。そして、外槽33の底部にはモータ39aを備えた駆動手段39が取り付けられており、駆動手段39は、内槽34及び攪拌翼35をクラッチ39bによって選択的に切換えて回転させる。
【0022】
筐体31内には、圧縮機40と、圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器41と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段42と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器43とを、冷媒が循環するように管路44で連結したヒートポンプ装置を設けており、放熱器41と吸熱器43は、ヒートポンプ装置の冷媒と送風空気の熱を交換する熱交換器からなる。
【0023】
図2に示すように、放熱器41と吸熱器43は、それぞれ外槽33と筐体31の一側壁との間に配設してあり、筐体31の一側壁と略平行に並べて配置している。そして、より具体的には上記一側壁は、筐体31の背面であり、この背面に対向するように、略平行で平面上に並べて設けることにより、筐体31内にコンパクトに収容されている。
【0024】
ここで、放熱器41と吸熱器43は筐体31の背面側に設けられているので、前面に設けた場合のように、前面側に立つ使用者から内槽34が遠くなり、衣類の出し入れが行い難くなるというような構成とはならないし、右側又は左側の側面側に設けた場合のように、筐体31の幅が従来の洗濯乾燥機よりも大きくなり、設置性が悪くなるような構成ともならない。
【0025】
外槽33上方には送風手段45が設けられており、筐体31の背面に設けられた吸気口46から外気を吸入し、吸気口46と連結される吸気ダクト47及び伸縮自在の上部蛇腹状ホース48を介して、外槽33上部に設けられた給気口49から内槽34内に送風空気を送り込む。吸気ダクト47内にはヒートポンプ装置の放熱器41が設けられており、送風空気を加熱する。
【0026】
外槽33の下部には、内槽34内に送風された空気を排気する排気口50を設けている。排気口50は、外槽33内の洗濯水の排水口にもなり、排水弁51を開くことにより、筐体31外へと通じる排水手段52を通して排水することができる。また、排気口50は伸縮自在の下部蛇腹状ホース53を介して排気ダクト54へと通路を構成し、排気ダクト54は、図2に示すように、外槽33下部から外槽33の上端よりも上方へと一旦立ち上がった後、再び上方から下方へと折り返すように延長されている。
【0027】
上方から下方へと折り返した排気ダクト54内にはヒートポンプ装置の吸熱器43が設けられており、排気ダクト54の出口は排水手段52と連結されている。また、吸熱器43よりも上流側の排気ダクト54内に排気フィルター55を設け、乾燥時において、衣類を通過した後の排気中に含まれるリントが吸熱器43に達することを防止している。
【0028】
上記構成において動作を説明する。まず、洗濯行程では、外槽33内に洗濯水の給水を所定の水位に達するまで行う。次に、内槽34が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させることにより、衣類と洗濯水の入った内槽34を回転させる。このとき、排水弁51は閉じている。このことにより、内槽34内の洗濯水の外周部分は、遠心力により上昇する。
【0029】
これに伴い、内槽34と外槽33の間の洗濯水は外槽33の内壁に沿って上昇した後、内槽34の上部から内槽34内に散水され、循環することになる。これにより、内槽34内では洗濯水が衣類を通過することになり洗浄される。このとき、洗濯水は、排気ダクト54内に侵入してくることになるが、外槽33の上端よりも上方まで侵入してくることはない。
【0030】
吸熱器43は、外槽33下部から外槽33の上端よりも上方へと一旦立ち上がった後、再び上方から下方へと折り返された排気ダクト54内に設けられているため、吸熱器43にまで洗濯水が達することはなく、吸熱器43が腐食したり、洗濯水中のリントが詰まるようなことはない。また、必要に応じて攪拌翼35が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させることにより、攪拌翼35を回転させ、衣類を攪拌させながら洗浄する。
【0031】
その後、洗い行程と同様にして衣類をすすぐすすぎ行程を経て、脱水行程では、排水弁51を開くことにより、排水手段52から排水し、内槽34が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させ、衣類が入った内槽34を高速で回転させる。これにより生じる遠心力により、衣類は内槽34の内壁に押しつけられ、この遠心力で水分が衣類から分離されて脱水孔37から外槽33へと抜け、排水手段52より排水され、脱水行程が進行する。
【0032】
乾燥行程では、ヒートポンプ装置の圧縮機40を作動させることにより、冷媒が放熱器41と絞り手段42と吸熱器43を循環する。放熱器41では冷媒の凝縮で熱が放出され、吸熱器43では冷媒の蒸発で熱が吸収される。送風手段45の送風と放熱器41の熱の放出により、筐体31外の外気を吸気口46から吸入し、吸気ダクト47、上部蛇腹状ホース48、給気口49を通して内槽34へ乾いた温風を送り込み、必要に応じて、攪拌翼35が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させ、攪拌翼35を回転させることで衣類を上下に入れ替えながら、内槽34内の衣類を乾燥させる。
【0033】
内槽34へ送り込まれた温風は、これら衣類の隙間を通るときに衣類から水分を奪い、湿った状態で、脱水孔37を通って内槽34から外槽33の内側へと抜け、さらに排気口50を通過して排気ダクト54に至る。そして、排気フィルター55によりリントが除去された湿った温風は、吸熱器43を通過する際に顕熱と潜熱を吸熱され、冷却除湿された空気と結露水とに分離され、排気と排水として、排水手段52から排出される。このとき、排気された空気は十分に吸熱器43により除湿されているため、室内の湿度を上昇させるようなことはない。
【0034】
また、吸熱器43は上方から下方へと折り返された排気ダクト54内に設けられているため、結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同方向とすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト54内からすみやかに除去することができ、排気ダクト54内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。また、排気を筐体31外へと導くための経路を、排水を筐体31外へと導くための排水手段52と兼用しているため、部品点数を削減できている。
【0035】
このようにして、内槽34内の衣類の乾燥を進行させるのであるが、ここで、ヒートポンプ装置におけるヒートポンプサイクルを考えると、放熱器41から送風空気に放出される熱量は、圧縮機40の消費電力相当分と吸熱器43で排気から吸熱される熱量の和にほぼ等しい。このため、放熱器41は圧縮機40に入力した電力以上の出力を得て、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内の衣類に投入することができるので、乾燥時間の短縮と省エネを実現することができる。
【0036】
以上述べたように、ヒートポンプ装置の放熱器41を吸気ダクト47内に、吸熱器43を排気ダクト54内に配設し、放熱器41と吸熱器43をそれぞれ外槽33と筐体31の一つの側壁との間において、一つの側壁面の略平行平面上に、並べて設けたので、内槽34内の衣類を通過した後の排気から排気ダクト54内の吸熱器43で熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得た吸気ダクト47内の放熱器41により筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内の衣類に投入することにより、乾燥時間の短縮と省エネを実現するヒートポンプ装置を回転中心軸を略鉛直方向に有する洗濯乾燥機において、コンパクトに設けることができる。
【0037】
また、放熱器41と吸熱器43をそれぞれ外槽33と筐体31の背面との間において、背面の略平行平面上に並べて設けたので、筐体31の前面側に設けた場合のように、前面から内槽34までの距離が大きくなり、使用勝手が悪くなることもなく、また、筐体31の右側又は左側の側面側に設けた場合のように、筐体31の幅が大きくなり設置性が悪くなることもない。
【0038】
また、内槽34内に送風された空気を排気する排気口50を外槽33下部に備え、排気口50と連結される排気ダクト54を下方から外槽33の上端よりも上方へと伸ばし、外槽33の上端よりも上方の位置から筐体31外へと至る排気ダクト54内に吸熱器43を設けたので、洗濯時において、排気ダクト54内の吸熱器43にまで洗濯水が達することがないので、吸熱器43が腐食したり、洗濯水中のリントが詰まるようなことがない。
【0039】
また、下方から外槽33の上端よりも上方へと伸びる排気ダクト54を、上方から下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した排気ダクト54内に吸熱器43を設けたので、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器43により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと、排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト54内からすみやかに除去することができ、排気ダクト54内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。
【0040】
また、洗濯時において、洗濯水を筐体31外へ排水する排水手段52を備え、排気ダクト54を排水手段52と連結したので、排気及び結露水を筐体31外へと導くための経路を排水手段52と兼用することができるため、部品点数を削減することができる。
【0041】
(実施例2)
図4は本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】
図4に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の背面側上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。放熱器41は、筐体31の上部に設けられているため、放熱器41により加熱された外気は、吸気ダクト47を介して、すぐに外槽33上部の給気口49に達する。
【0043】
このため、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスをほとんどなくして、内槽34内に乾いた温風を送り込むことができる。また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍で放熱器41の上流側には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽34内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の上部は筐体31の上方外側に突き出しており、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0044】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46の近傍に吸気フィルター56を設け、放熱器41を筐体31上部の高さ位置の吸気ダクト47内に設けたので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41から給気口49までの吸気ダクト47の距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽34内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間のロスを少なくすることができる。
【0045】
(実施例3)
図5は本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、上記実施例1、2と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0046】
図5に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47は、吸気口46から一旦下方へと伸び、再び下方から上方へと折り返すように延長して、給気口49と連結されている。
【0047】
下方へと伸びる吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。放熱器41は、筐体31の上方の高さ位置から下方への高さ位置にまで伸びる吸気ダクト47内に収まることができる限り、上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0048】
また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍で、放熱器41の上流側には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽34内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の一部は筐体31の背面外側に突き出しており、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0049】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46近傍に吸気フィルター56を設け、吸気ダクト47を吸気口46から下方へと伸ばし、吸気口46から下方へと伸びる吸気ダクト47内に放熱器41を設け、さらに下方から上方へと折り返すように延長して給気口49と連結したので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41を上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0050】
(実施例4)
図6は本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、実施例1〜3と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0051】
図6に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47は、吸気口46から一旦下方へと伸び、再び下方から上方へと折り返すように延長して、給気口49と連結されている。下方から上方へと折り返された吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。
【0052】
放熱器41は、筐体31の下方の高さ位置から上方への高さ位置にまで伸びる吸気ダクト47内に収まることができる限り、上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。また、吸気ダクト47は、放熱器41の収まる位置からさらに延長して、給気口49と連結されるのであるが、放熱器41から給気口49までの距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくすることができる。
【0053】
また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の一部は筐体31の背面外側に突き出しており、使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0054】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46近傍に吸気フィルター56を設け、吸気ダクト47を吸気口46から下方へと伸ばし、さらに下方から上方へと折り返すように延長し、下方から上方へと折り返した吸気ダクト47内に放熱器41を設け、吸気ダクト47をさらに延長して給気口49と連結したので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41を上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、また、放熱器41から給気口49までの吸気ダクト47の距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽34内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間をより短縮することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1〜に記載の発明によれば、ヒートポンプ装置をコンパクトに筐体内に収納することによって、従来では外部に放出されていた熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得て乾燥時間の短縮と省エネを実現することができる。また、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図
【図2】 同洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図3】 同洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルと送風空気の流れを示す模式図
【図4】 本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図5】 本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図6】 本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図7】 従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
31 筐体
33 外槽
34 内槽
39 駆動手段
40 圧縮機
41 放熱器
42 絞り手段
43 吸熱器
44 管路
45 送風手段
46 吸気口
47 吸気ダクト
49 給気口
50 排気口
52 排水手段
54 排気ダクト
56 吸気フィルター

Claims (5)

  1. 筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に略鉛直方向に回転自在に支持された衣類を収容する内槽と、前記内槽を回転させる駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記内槽内に送風される空気を筐体外から吸入する吸気ダクトと、前記内槽を通過して前記外槽から排気された空気を前記筐体外へ導く排気ダクトと、圧縮機と圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を備え、前記放熱器を吸気ダクト内に配設するとともに、前記吸熱器を排気ダクト内に配設し、前記排気ダクトは、下方から前記外槽の上端よりも上方へと伸びてから下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した前記排気ダクト内に吸熱器を設けた洗濯乾燥機。
  2. 濯水を筐体外へ排水する排水手段を備え、排気ダクトを前記排水手段と連結した請求項記載の洗濯乾燥機。
  3. 送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口近傍に吸気フィルターを設け、放熱器を筐体上部の高さ位置の吸気ダクト内に設けた請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、前記吸気口から下方へと伸びる吸気ダクト内に放熱器を設け、さらに下方から上方へと折り返すように延長して給気口と連結した請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  5. 送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、さらに下方から上方へと折り返すように延長し、下方から上方へと折り返した吸気ダクト内に放熱器を設け、前記吸気ダクトをさらに延長して前記給気口と連結した請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
JP2002263787A 2002-09-10 2002-09-10 洗濯乾燥機 Expired - Fee Related JP3952915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002263787A JP3952915B2 (ja) 2002-09-10 2002-09-10 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002263787A JP3952915B2 (ja) 2002-09-10 2002-09-10 洗濯乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004097521A JP2004097521A (ja) 2004-04-02
JP3952915B2 true JP3952915B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=32263414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002263787A Expired - Fee Related JP3952915B2 (ja) 2002-09-10 2002-09-10 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3952915B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4679384B2 (ja) * 2006-02-10 2011-04-27 株式会社東芝 洗濯乾燥機
JP4579881B2 (ja) * 2006-08-09 2010-11-10 シャープ株式会社 洗濯乾燥機
DE102018203158A1 (de) * 2018-03-02 2019-09-05 BSH Hausgeräte GmbH Gerät zum Trocknen von Wäsche

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004097521A (ja) 2004-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4676291B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP3849713B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2004135755A (ja) 洗濯乾燥機
JP2007000386A (ja) 衣類乾燥装置
JP2004135715A (ja) 洗濯乾燥機
JP2009106566A (ja) 洗濯乾燥機及び乾燥機
JP4083662B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2005304987A (ja) 衣類乾燥装置
JP4259189B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4026469B2 (ja) 衣類乾燥装置
JP4507966B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008110088A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2006204656A (ja) 洗濯乾燥機
JP4413639B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2006314503A (ja) 洗濯乾燥機
JP2005304988A (ja) 洗濯乾燥機
JP4013693B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP3952915B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008284071A (ja) 洗濯乾燥機
JP2004358028A (ja) 衣類乾燥装置
JP5056821B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
WO2014024346A1 (ja) 洗濯乾燥機
JP2005052534A (ja) 洗濯乾燥機
JP4286847B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4356390B2 (ja) 洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041122

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees