JP3952571B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は音楽再生用をはじめとする全てのスピーカ装置にかかわり、特に1次元の指向性を制御したアレイ型のスピーカ装置にかかわるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図4のアレイ型スピーカ装置により説明する。なお、図中の41a〜41hはスピーカ、42は入力手段、43は増幅手段、44a〜44hは調整手段である。
【0003】
1次元方向の指向性を制御するアレイ型のスピーカ装置は、入力手段42より入力された信号が増幅手段43で増幅される。1次元アレイ型のスピーカ装置はスピーカの配列方向に指向性が狭くなるため、スピーカ41a〜41hの配列方向の指向性を狭く制御する場合には、スピーカ41a〜41hの数を多くすればよい。
【0004】
また、スピーカ装置の大きさの制約等で多くできない場合には、例えば抵抗器で構成される減衰器である調整手段44a〜44hによってスピーカ41a〜41hの中央に配置されたスピーカほど再生レベルを大きくするよう調整される。また、スピーカ41a〜41hの配列方向の指向性を狭く制御するにはスピーカ41a〜41hの数を多くして配列方向の長さを十分にとる必要がある。よって、1次元アレイ型のスピーカ装置の指向性を水平方向に制御するにはスピーカ41a〜41hを水平方向に配列した方向に設置することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来の技術では、水平方向に指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置をステレオ化すると、スピーカ装置の水平方向の距離が大きくなってしまうという実使用上の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のスピーカ装置は、水平方向に配列した複数のスピーカにそれぞれにLチャンネル信号とRチャンネル信号の比率を変化させて合成した合成信号を入力し、配列したスピーカ全体の中央より左側に位置した1つのスピーカのLチャンネル成分の出力を最大とし、このスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどLチャンネル成分の出力を小さくし、配列したスピーカ全体の中央より右側に位置した1つのスピーカのRチャンネルの出力を最大とし、このスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどRチャンネル成分の出力を小さくしたものであり、Lチャンネル信号とRチャンネル信号に重みを付けた合成信号をスピーカから再生することで、Lチャンネル信号成分の再生音圧分布とRチャンネル信号成分の再生音圧分布のそれぞれの最大音圧位置が水平方向に距離を置いて分布することになるため、水平方向に指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置でありながら、従来のスピーカ装置の1台分の水平方向の大きさでステレオ化できるものとするとともに、更に、Lチャンネル信号とRチャンネル信号を低域と高域で帯域分割し、低域成分のみLチャンネル信号とRチャンネル信号を等しい割合かつ等しい大きさで合成した合成信号をスピーカへ入力する構成としたものであり、指向性に影響を与えることの少ない低域は重みづけをしないようにしてスピーカに対する機械的負担を軽減するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、複数のスピーカを水平方向に配列し、これらスピーカにはそれぞれにLチャンネル信号とRチャンネル信号を任意の割合で合成した合成信号を入力し、前記複数の配列されたスピーカ全体の中央より左側に位置した1つのスピーカのLチャンネル成分の出力を最大とし、このスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどLチャンネル成分の出力を小さくし、前記複数の配列されたスピーカ全体の中央より右側に位置した他の1つのスピーカのRチャンネル成分の出力を最大とし、この他の1つのスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどRチャンネル成分の出力を小さくしたものであり、Lチャンネル信号成分の再生音圧分布とRチャンネル信号成分の再生音圧分布のそれぞれの最大音圧位置が水平方向に距離を置いて分布することになるため、水平方向に指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置でありながら、従来のスピーカ装置の1台分の水平方向の大きさでステレオ化できるものとするとともにLチャンネル信号とRチャンネル信号を低域と高域で帯域分割し、低域成分のみLチャンネル信号とRチャンネル信号を等しい割合かつ等しい大きさで合成した合成信号をスピーカへ入力する構成としたものであり、指向性に影響を与えることの少ない低域は重みづけをしないようにしてスピーカに対する機械的負担を軽減するようにしたものである。
【0011】
まず、本発明に至る改善例について図1(a)から図2により説明する。
(改善例1)
図1(a)は改善例のスピーカ装置の一形態の斜視図であり、図1(b)は同回路ブロック図である。
【0012】
同図によると、11a〜11hはスピーカ、12a,12bはそれぞれLチャンネル、Rチャンネルの入力手段、13a〜13hは加算手段、14a〜14hは増幅手段である。
【0013】
以下、回路構成も含め動作について説明すると、スピーカ11a〜11hは水平方向に配列されており、LチャンネルおよびRチャンネルの入力信号がそれぞれ入力手段12aおよび12bへ入力され、Lチャンネル信号とRチャンネル信号は加算手段13a〜13hでそれぞれ任意の割合で合成された合成信号として増幅手段14a〜14hでそれぞれ増幅され、それぞれのスピーカ11a〜11hで再生される。
【0014】
いま、配列されたスピーカ11a〜11hの中央より左側に位置するスピーカ11cのLチャンネル信号成分の出力が最大となるようにLチャンネル信号が加算手段13cで重みを付加し、増幅手段14cで増幅する。スピーカ11cの左側に配置されたスピーカ11b,11aの順にLチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにLチャンネル信号がそれぞれ加算手段13b,13aで重みを付加し、増幅手段14b,14aで増幅する。
【0015】
スピーカ11cの右側に配置されたスピーカ11d,11e,11f,11g,11hの順にLチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにLチャンネル信号がそれぞれ加算手段13d,13e,13f,13g,13hで重みを付加し、増幅手段14d,14e,14f,14g,14hで増幅する。すなわち、Lチャンネル成分の出力レベルはスピーカ11cで最大となり、スピーカ11cから距離を置いて配置されたスピーカほどLチャンネル信号成分の出力が小さくなるため、Lチャンネル信号成分の水平方向の指向性を狭く制御できる。
【0016】
一方、配列されたスピーカ11a〜11hの中央より右側に位置するスピーカ11fのRチャンネル信号成分の出力が最大となるようにRチャンネル信号が加算手段13fで重みを付加し、増幅手段14fで増幅する。スピーカ11fの右側に配置されたスピーカ11g,11hの順にRチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにRチャンネル信号がそれぞれ加算手段13g,13hで重みを付加し、増幅手段14g,14hで増幅する。
【0017】
また、スピーカ11fの左側に配置されたスピーカ11e,11d,11c,11b,11aの順にRチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにRチャンネル信号がそれぞれ加算手段13e,13d,13c,13b,13aで重みを付加し、増幅手段14e,14d,14c,14b,14aで増幅する。すなわち、Rチャンネル成分の出力レベルはスピーカ11fで最大となり、スピーカ11fから距離を置いて配置されたスピーカほどRチャンネル信号成分の出力が小さくなるため、Rチャンネル信号成分の水平方向の指向性を狭く制御できる。
【0018】
したがって、このようにLチャンネル信号とRチャンネル信号に重みを付けた合成信号をスピーカ11a〜11hから再生することで、Lチャンネル信号成分の再生音圧分布とRチャンネル信号成分の再生音圧分布のそれぞれの最大音圧位置が水平方向に距離を置いて分布することになるため、水平方向に指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置でありながら、従来のスピーカ装置の1台分の水平方向の大きさでステレオ化が可能となる。
【0019】
なお、上記形態ではスピーカの数を8個とし、スピーカ11cのLチャンネル信号成分の出力を最大、スピーカ11fのRチャンネル信号成分の出力を最大とした重みを付けて説明したが、スピーカの数はこれに限るものでなくてもよく、Lチャンネル信号成分およびRチャンネル信号成分の出力が最大となる重みを付けたスピーカも、全スピーカ11a〜11hの中央部より左側に位置したスピーカであればどのスピーカがLチャンネル信号成分の出力を最大とした重み付けをしてもよく、全スピーカ11a〜11hの中央部より右側に位置したスピーカであればどのスピーカがRチャンネル成分の出力を最大とした重み付けがされてもよいことは言うまでもないことである。
【0020】
また、Lチャンネル信号成分およびRチャンネル信号成分の最大の重み付けを施したスピーカはそれぞれ1台としたが、例えばスピーカ11b,11cがLチャンネル信号成分の出力を最大、スピーカ11f,11gがRチャンネル信号成分の出力を最大とする複数であってもよい。
【0021】
さらに、回路部は上述した重み付けを実現する一例を示したまでで、もちろん他の重み付けのための手段で行ってもよい。
【0022】
改善例2)
図2は他の改善例のスピーカ装置のブロック図を示すものであり、同図によると、21a〜21hはスピーカ、22a,22bはそれぞれLチャンネル、Rチャンネルの入力手段、23a〜23dは加算手段、24a〜24fは増幅手段、25a〜25dは調整手段であり、改善例1と大きく異なるのは調整手段25a〜25dが挿入され、スピーカ21a,21bがLチャンネル信号のみを、スピーカ21g,21hがRチャンネル信号のみを再生する構成とした点である。
【0023】
以下に動作を詳細な構成とともに説明すると、8個のスピーカ21a〜21hが水平方向に配列され、LチャンネルおよびRチャンネルの入力信号がそれぞれ入力手段22aおよび22bへ入力され、Lチャンネル信号とRチャンネル信号は加算手段23a〜23dでそれぞれ任意の割合で合成されて合成信号となり、加算手段23a〜23dからのそれぞれの合成信号が増幅手段24b〜24eでそれぞれ増幅され、それぞれのスピーカ21c〜21fで再生される。
【0024】
また、LチャンネルおよびRチャンネル信号はそれぞれ直接増幅手段24a,24fに入力され、増幅手段24aの出力は調整手段25a,25bを経由してそれぞれスピーカ21a,21bで再生され、増幅手段24fの出力は調整手段25c,25dを経由してそれぞれスピーカ21g,21hで再生される。
【0025】
改善例1と同様に配列したスピーカ21a〜21hの中央より左側に位置するスピーカ21cのLチャンネル信号成分の出力が最大となるようにLチャンネル信号が加算手段23aで重みを付加し、増幅手段24bで増幅する。スピーカ21cの左側に配置されたスピーカ21b,21aはLチャンネル信号のみが増幅手段24aで増幅された後、この順にLチャンネル信号の出力が小さくなるようにそれぞれ調整手段25b,25aで重みを付加される。
【0026】
スピーカ21cの右側に配置されたスピーカ21d,21e,21fの順にLチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにLチャンネル信号がそれぞれ加算手段23b,23c,23dで重みを付加し、増幅手段24c,24d,24eで増幅する。すなわち、Lチャンネル成分の出力レベルはスピーカ21cで最大となり、スピーカ21cから距離を置いて配置されたスピーカほどLチャンネル信号成分の出力が小さくなるため、Lチャンネル信号成分の水平方向の指向性を狭く制御できる。
【0027】
一方、これも改善例1と同様であるが配列されたスピーカ21a〜21hの中央より右側に位置するスピーカ21fのRチャンネル信号成分の出力が最大となるようにRチャンネル信号が加算手段23dで重みを付加し、増幅手段24eで増幅する。スピーカ21fの右側に配置されたスピーカ21g,21hはRチャンネルの信号のみが増幅手段24fで増幅された後、この順にRチャンネル信号の出力が小さくなるようにそれぞれ調整手段25c,25dで重みを付加する。スピーカ21fの左側に配置されたスピーカ21e,21d,21cの順にRチャンネル信号成分の出力が小さくなるようにRチャンネル信号がそれぞれ加算手段23c,23b,23aで重みを付加し、増幅手段24d,24c,24bで増幅する。すなわち、Rチャンネル成分の出力レベルはスピーカ21fで最大となり、スピーカ21fから距離を置いて配置されたスピーカほどRチャンネル信号成分の出力が小さくなるため、Rチャンネル信号成分の水平方向の指向性を狭く制御できる。
【0028】
したがって、このようにLチャンネル信号とRチャンネル信号に重みを付けた合成信号をスピーカ21c〜21fから再生し、Lチャンネル信号のみを重みを付けてスピーカ21a,21bから、Rチャンネル信号のみを重みを付けてスピーカ21g,21hから再生することで、水平方向に指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置でありながら、従来のスピーカ装置のステレオ化時と比較してその水平方向の大きさを小さくできるだけでなく、改善例1と比較して高価な増幅手段24a〜24fの数を低減した構成が可能となる。
【0029】
なお、本改善例においてもスピーカの数は8個に限るものでなく、Lチャンネル信号成分およびRチャンネル信号成分の出力が最大となるスピーカも、全スピーカの中央部より左側に位置したスピーカであればどのスピーカがLチャンネル成分の出力を最大としてもよく、全スピーカの中央部より右側に位置したスピーカであればどのスピーカがRチャンネル成分の出力を最大としてもよく、また、Lチャンネル信号のみ、Rチャンネル信号のみを再生するスピーカはそれぞれ2台でなくても1台以上であればよいことは言うまでもないことである。
【0030】
(実施の形態
図3は本発明の一実施の形態のブロック図であり、同図によると、31a〜31hはスピーカ、32a,32bはそれぞれLチャンネル、Rチャンネルの入力手段、33a,33bはハイパスフィルタ、34はLチャンネル信号とRチャンネル信号を同じ割合で加算する加算手段、35はローパスフィルタ、36a〜36hは加算手段、37a〜37hは増幅手段であり、改善例1と大きく異なるのはハイパスフィルタ33a,33b、ローパスフィルタ35が挿入され、低域と高域に帯域分割されたLチャンネルおよびRチャンネル信号のうち、高域成分については実施の形態1と全く同様の処理がなされるが、低域についてはモノラル化されて全てのスピーカ31a〜31hへ重み付けされることなく、同じ大きさの信号が入力されることである。
【0031】
以下、構成について動作とともに説明する。上述の改善例と同様スピーカ31a〜31hが水平方向に配列されており、LチャンネルおよびRチャンネルの入力信号がそれぞれ入力手段32aおよび32bへ入力され、Lチャンネル信号とRチャンネル信号はそれぞれハイパスフィルタ33a,33bへ、また、加算手段34へ入力されてLチャンネルとRチャンネルが同じ割合で加算されてモノラル信号となりローパスフィルタ35へ入力される。
【0032】
ハイパスフィルタ33a,33bを通過した信号は改善例1と全く同様の経路を辿り、その動作も実施の形態と同じであるため説明を省略し説明する。ローパスフィルタ35を通過したモノラル信号は、加算手段36a〜36hでハイパスフィルタ33a,33bを通過したLチャンネル信号とRチャンネル信号が任意の割合で合成された合成信号と加算されるが、ここでモノラル信号は合成信号のような重みが付加されることなく、どの加算手段36a〜36hにおいても均等な大きさで出力され、増幅手段37a〜37hで同じ大きさに増幅され、全てのスピーカ31a〜31hより同じ大きさの出力で再生されることとなる。
【0033】
一般に、スピーカは低域を再生するほど振幅が大きくなるためスピーカに加わる機械的負担が増大する。振幅量を低減するにはスピーカの振動板面積を大きくすればよいが、あまり大きくできない場合にはスピーカを多数個使って総和としてスピーカの振動板面積を稼ぎ、スピーカ1個あたりの振幅量を低減する。また、スピーカの再生音は波長が短くなる高域では指向性が鋭くなり、逆に波長が長くなる低域ほど無指向性となってしまう性質がある。
【0034】
本発明のような1次元アレイ型のスピーカ装置において低域までスピーカの配列方向の指向性を狭く制御するには、多くのスピーカを配列して配列方向の長さを大きくとらなければならないため、指向性は高域のみ制御し、低域では制御しないことがより現実的となるが、本実施形態のように低域においては全スピーカ31a〜31hをモノラル信号で同じ大きさで再生すれば上述の各改善例のように重みを付加した場合に比べ、同じ音量を再生するならば、全スピーカ31a〜31hの振幅量が同じとなってその最大値が低減するためスピーカ31a〜31hに加わる機械的負担も軽減される。また、無指向性化する低域をモノラル再生してもステレオ時との音場の差が小さいため、ステレオ感全体に及ぼす影響は少ない。
【0035】
したがって、本実施の形態は低域のみをモノラル化して全スピーカ31a〜31hから均一に再生することにより、高域の指向性を得ながら、低域の再生能力を拡大するものである。
【0036】
また、本実施の形態においてもスピーカの数は8個に限るものでなくてもよい。
【0037】
なお、上述のスピーカ装置では全て1次元方向にただ1列スピーカを配置したスピーカ装置として説明したが、2列等複数列スピーカを配置しても良いものである。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明のスピーカ装置は、水平方向の指向性を狭く制御した1次元アレイ型のスピーカ装置において、Lチャンネル信号とRチャンネル信号の比率を変化させた合成信号を再生することによって、ステレオ化時にスピーカ装置の水平方向の大きさを小さく抑えることができるとともに、高域の指向性を得ながら、低域の再生能力を拡大するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明に至る改善例のスピーカ装置の外観斜視図
(b)同要部である回路のブロック図
【図2】 同他の改善例の要部であるブロック図
【図3】 本発明の一実施の形態の要部であるブロック図
【図4】 従来のスピーカ装置の要部であるブロック図
【符号の説明】
11a〜11h スピーカ
12a,12b 入力手段
13a〜13h 加算手段
14a〜14h 増幅手段
21a〜21h スピーカ
22a,22b 入力手段
23a〜23d 加算手段
24a〜24f 増幅手段
25a〜25d 調整手段
31a〜31h スピーカ
32a,32b 入力手段
33a,33b ハイパスフィルタ
34 加算手段
35 ローパスフィルタ
36a〜36h 加算手段
37a〜37h 増幅手段

Claims (1)

  1. 複数のスピーカを水平方向に配列し、前記スピーカにはそれぞれにLチャンネル信号とRチャンネル信号を任意の割合で合成した合成信号を入力し、前記複数の配列されたスピーカ全体の中央より左側に位置した1つのスピーカのLチャンネル成分の出力を最大とし、このスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどLチャンネル成分の出力を小さくし、前記複数の配列されたスピーカ全体の中央より右側に位置した他の1つのスピーカのRチャンネル成分の出力を最大とし、この他の1つのスピーカから距離をおいて配置したスピーカほどRチャンネル成分の出力を小さくしたスピーカ装置であって、Lチャンネル信号とRチャンネル信号を低域と高域で帯域分割し、低域成分のみLチャンネル信号とRチャンネル信号を等しい割合かつ等しい大きさで合成した合成信号をスピーカへ入力する構成としたスピーカ装置。
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