JP3949490B2 - 遠隔操作制御プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを介してロボット等の遠隔操作対象を遠隔操作するための遠隔操作制御プログラムに関するものであり、特に、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる遠隔操作制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遠隔操作制御システムは、インターネットを介して遠隔操作対象機器(ロボット、家電製品、パーソナルコンピュータ等)を遠隔操作するためシステムである。この種の遠隔操作制御システムにおいては、遠隔操作対象機器がインターネットに常時接続されている。従って、遠隔操作対象機器には、固定のIP(Internet Protocol)アドレス等が付与されている。
【0003】
遠隔操作を行う場合、操作者は、外部端末より固定のIPアドレスを入力し、インターネットを介して遠隔操作対象機器にアクセスした後、遠隔操作の指示を出す。これにより、遠隔操作対象機器は、上記指示に基づいて遠隔操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したように、従来の遠隔操作制御システムにおいては、常時接続の環境で遠隔操作が行われているため、通信コストが高いという問題があった。具体的には、固定のIPアドレスの取得コストや、常時接続のランニングコストがかかり、個人や一般家庭にとってコスト負担が大きい。
【0005】
また、従来の遠隔操作制御システムでは、遠隔操作対象機器が常時、インターネットに接続されているため、ハッカー等からのアタックを受けやすく、不正な遠隔操作が横行する可能性が高く、セキュリティ上の問題がある。特に、個人や一般家庭では、コスト面、技術面からみて、セキュリティ対策におのずと限界がでてくるため、セキュリティの問題が顕著となる。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる遠隔操作制御プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コンピュータを、通信着信をトリガとしてプロバイダ装置への接続を実行し、接続したプロバイダ装置からIPアドレスを付与された後、認証情報を作成してIPアドレスとともに遠隔操作者へ通知する接続制御手段、前記接続後、ネットワークを介して、前記IPアドレスに基づく外部端末から通知された認証情報が、前記接続制御手段により通知された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付け、前記接続制御手段により通知された認証情報と一致しない場合は、不正アクセスとみなし前記接続を切断する遠隔操作受付手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、通信着信をトリガとしてプロバイダ装置への接続を実行し、接続したプロバイダ装置からIPアドレスを付与された後、認証情報を作成してIPアドレスとともに遠隔操作者へ通知し、ネットワークを介して、通知したIPアドレスに基づく外部端末から通知された認証情報が、通知した認証情報と一致した場合にのみ、外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付け、通知した認証情報と一致しない場合は、不正アクセスとみなし前記接続を切断することとしたので、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明にかかる遠隔操作制御プログラムの実施の形態1および2について詳細に説明する。
【0010】
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロック図である。この図において、遠隔操作対象機器100は、例えば、一般家庭内で仕事をするロボットであり、TPC/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って、インターネット300および移動体ネットワーク200を介して、外部の遠隔操作端末500により遠隔操作される。
【0011】
また、遠隔操作対象機器100は、操作者からの電話着信をトリガとして、後述するプロバイダ装置400に対してダイヤルアップ接続を実行し、プロバイダ装置400から動的にIPアドレスを取得する。さらに、遠隔操作対象機器100は、取得したIPアドレスを後述する遠隔操作端末500へ通知した後、インターネット300を介して、遠隔操作端末500にアクセスされる。
【0012】
遠隔操作対象機器100において、CPU(Central Processing Unit)101は、ダイヤルアップ接続、遠隔操作に関する指示の受け付け等に関する制御を行う。このCPU101の動作の詳細については、後述する。
【0013】
マイクロフォン102は、ロボットにおける耳に相当し、外部の音声を音声信号に変換する。この音声は、遠隔操作端末500で再生される。スピーカ103は、ロボットにおける口に相当し、遠隔操作端末500からの音声信号を再生する。
【0014】
液晶ディスプレイ104は、操作に関する情報等を表示する。カメラ105は、ロボットにおける目に相当し、ロボットの周囲を撮像し、画像データとして出力する。移動用モータ106は、ロボットを移動(直進/後進、回転等)させるための駆動源である。押ボタンスイッチ107は、ロボットの操作を直接指示するためのボタンである。
【0015】
携帯電話機108は、通話機能、電子メールの送受信機能を備えており、移動体ネットワーク200を介して、外部の電話機(同図では、携帯電話機600)との間で通信を行う。ポインティングデバイス109は、マウス等である。電池110は、遠隔操作対象機器100の各部へ電力を供給する。赤外線送受信部111は、操作に関する情報を赤外線を介して送受信する。
【0016】
センサ112は、温度センサ、湿度センサ、圧力センサ等である。メモリ113は、図2に示した登録電話番号情報120や、後述する着信電話番号の情報等を記憶する。登録電話番号情報120は、遠隔操作が許可された正規の操作者を識別するための情報であり、当該操作者が使用する携帯電話機や固定電話機の電話番号の情報である。
【0017】
移動体ネットワーク200は、携帯電話機108と携帯電話機600との間を無線リンクを有するネットワークにより接続する。この移動体ネットワーク200は、ゲートウェイ(図示略)を介してインターネット300に接続されている。プロバイダ装置400は、遠隔操作対象機器100をインターネットに接続するサービスを提供する装置であり、ダイヤルアップ接続される毎に動的なIPアドレスを遠隔操作対象機器100に付与する。
【0018】
遠隔操作端末500は、インターネット300を介して、遠隔操作対象機器100を遠隔操作するためのコンピュータ端末である。携帯電話機600は、上述したダイヤルアップ接続のトリガとして携帯電話機108に電話を掛ける発信機能や、電子メールの送受信機能等を備えている。
【0019】
つぎに、図3を参照して実施の形態1の動作例1について説明する。以下では、図1において、操作者が遠隔操作端末500および携帯電話機600を用いて、遠隔操作対象機器100を遠隔操作する場合について説明する。
【0020】
図3に示したステップSA1では、遠隔操作対象機器100のCPU101は、携帯電話機108に電話の着信があるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として同判断を繰り返す。
【0021】
ここで、操作者は、携帯電話機600より携帯電話機108の電話番号をダイヤルする。これにより、携帯電話機108には、移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機600からの着信があるとともに、着信番号通知機能により携帯電話機600の電話番号が通知される。
【0022】
上記着信により、CPU101は、ステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップSA2では、CPU101は、着信電話番号(携帯電話機600の電話番号)をメモリ113に保存する。ステップSA3では、CPU101は、着信呼び出しが終了するまで待機する。ステップSA4では、CPU101は、操作者が携帯電話機600からの発信を終了することにより、着信呼び出しが終了したことを認識する。
【0023】
ステップSA5では、CPU101は、メモリ113に保存された着信電話番号(携帯電話機600の電話番号)が、図2に示した登録電話番号情報120における登録電話番号と一致するか否かを判断する。
【0024】
ここで、ステップSA5の判断結果が「No」である場合、すなわち、登録電話番号以外の電話番号の携帯電話機より着信があった場合、CPU101は、ダイヤルアップ接続を行うことなく、ステップSA1の判断を行う。
【0025】
一方、ステップSA5の判断結果が「Yes」である場合、ステップSA6では、CPU101は、携帯電話機108にダイヤルアップ接続させる。これにより、携帯電話機108は、移動体ネットワーク200およびインターネット300を介して、プロバイダ装置400にアクセスする。
【0026】
プロバイダ装置400は、遠隔操作対象機器100にIPアドレスを付与し、このIPアドレスをインターネット300および移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機108へ通知する。
【0027】
このIPアドレスはインターネット300上で遠隔操作対象機器100を識別するための32ビットのアドレスであり、「202.247.130.5」のように8ビットごとに区切った4つの数字で表記される。ここで、ダイヤルアップ接続では、プロバイダ装置400がIPアドレスを動的に付与するため、接続の度にIPアドレスが変化する。
【0028】
ステップSA7では、CPU101は、携帯電話機108よりIPアドレスを取得する。ステップSA8では、CPU101は、認証情報としてのID(Identification Data)およびパスワードを発行し、これらをメモリ113に登録する。これらのIDおよびパスワードは、操作者が正規の操作者であるか否かの識別に利用され、数字やアルファベット等が組み合わされたものである。
【0029】
ステップSA9では、CPU101は、携帯電話機108にIPアドレス、IDおよびパスワードを遠隔操作端末500へ通知させる。この通知の具体的方法としては、以下の(1)〜(3)のうちいずれかの方法が挙げられる。
【0030】
(1)携帯電話機108から移動体ネットワーク200およびインターネット300を介して、遠隔操作端末500の電子メールアドレス宛に、IPアドレス、IDおよびパスワードを通知する。
(2)携帯電話機108から移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機600の電子メールアドレス宛に、IPアドレス、IDおよびパスワードを通知する。
(3)携帯電話機または固定電話機を新たに設け、別回線(図示略)を介して携帯電話機600に電話を掛け、合成音声によりIPアドレス、IDおよびパスワードを通知する。
【0031】
ステップSA10では、CPU101は、遠隔操作対象機器100宛に、具体的には、プロバイダ装置400に付与されかつ遠隔操作端末500に通知されたIPアドレス宛に、遠隔操作端末500からのアクセスがあるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
【0032】
そして、操作者は、遠隔操作端末500を用い、インターネット300および移動体ネットワーク200を介して、ステップSA9で通知されたIPアドレス宛(遠隔操作対象機器100)にアクセスする。これにより、CPU101は、ステップSA10の判断結果を「Yes」とする。ステップSA11では、CPU101は、認証処理を実行する。
【0033】
具体的には、CPU101は、図4に示した認証画面130を遠隔操作端末500のディスプレイ(図示略)に表示させる。この認証画面130は、当該操作者が正規の操作者であるか否かの認証を行うための画面である。この認証画面130には、ID入力欄131、パスワード入力欄132および認証ボタン133が表示されている。
【0034】
操作者は、先に通知されたIDおよびパスワードをID入力欄131およびパスワード入力欄132に入力した後、認証ボタン133を押下する。これにより、CPU101は、入力されたIDおよびパスワードが、ステップSA8で発行されメモリ113に登録されたIDおよびパスワードと一致するか否かについての認証を行う。ステップSA12では、CPU101は、認証されたか否かを判断する。
【0035】
ステップSA12の判断結果が「No」である場合、CPU101は、不正アクセスとして、ステップSA15でダイヤルアップ接続の切断処理を実行した後、ステップSA1の判断を行う。
【0036】
一方、ステップSA12の判断結果が「Yes」である場合、ステップSA13では、CPU101は、遠隔操作端末500からの遠隔操作の指示を受け付け、この指示に基づく遠隔操作を行うための遠隔操作処理を実行する。具体的には、CPU101は、図5に示した操作メニュー画面140を遠隔操作端末500のディスプレイ(図示略)に表示させる。
【0037】
この操作メニュー画面140は、遠隔操作のメニューを操作者に選択させるための画面である。この操作メニュー画面140において、画像表示欄141には、カメラ105で撮像された画像が表示される。操作メニュー選択欄142は、画像取得、電化製品操作、移動等の操作メニューの中から所望の操作を選択するための欄である。
【0038】
ここで、操作メニュー選択欄142で画像取得が選択された場合、CPU101は、カメラ105で撮像された画像を画像表示欄141に表示させる。また、操作メニュー選択欄142で電化製品操作が選択された場合、CPU101は、操作者からの遠隔操作の指示に基づいて、電化製品(図示略)を操作する。
【0039】
また、操作メニュー画面140で移動が選択された場合、CPU101は、図6に示した移動操作画面150を遠隔操作端末500のディスプレイ(図示略)に表示させる。この移動操作画面150は、移動用モータ106を制御してロボット(遠隔操作対象機器100)の移動に関する遠隔操作を指示するための画面である。
【0040】
この移動操作画面150において、画像表示欄151には、カメラ105で撮像された画像(ロボットから見える画像)が表示される。操作者は、この画像を見ながら移動に関する操作を行う。
【0041】
移動操作指示情報欄152は、前進/後進および移動距離、回転および回転角度という移動操作の指示情報を入力するための欄である。この移動操作指示情報欄152に指示情報が入力されると、CPU101は、指示情報に基づいて移動用モータ106を制御し、ロボットを移動させる。
【0042】
図3に示したステップSA14では、CPU101は、操作者からのダイヤルアップ接続の切断に関する切断指示があるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステップSA13の遠隔操作処理を実行する。
【0043】
そして、遠隔操作が終了すると、操作者は、遠隔操作対象機器100に対して、遠隔操作端末500を用いて切断指示を出す。これにより、CPU101は、ステップSA14の判断結果を「Yes」とする。ステップSA15では、CPU101は、携帯電話機108にダイヤルアップ接続を切断させた後、ステップSA1の判断を行う。
【0044】
なお、動作例1では、ステップSA3で携帯電話機108に着信応答させ、ステップSA4で携帯電話機108にオンフック(電話回線切断)させてもよい。
【0045】
さて、上述した実施の形態1の動作例1では、図3に示したステップSA3およびステップSA4で着信呼出の終了をトリガとする例について説明したが、呼出回数をトリガとしてもよい。以下では、この例を実施の形態1の動作例2として説明する。
【0046】
図7は、実施の形態1の動作例2を説明するフローチャートである。同図に示したステップSB1では、遠隔操作対象機器100のCPU101は、携帯電話機108に電話の着信があるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として同判断を繰り返す。
【0047】
ここで、操作者は、携帯電話機600より携帯電話機108の電話番号をダイヤルする。これにより、携帯電話機108には、移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機600からの着信があるとともに、着信番号通知機能により携帯電話機600の電話番号が通知される。
【0048】
上記着信により、CPU101は、ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB2では、CPU101は、着信電話番号(携帯電話機600の電話番号)をメモリ113に保存する。ステップSB3では、CPU101は、呼出回数をカウントする。
【0049】
ステップSB4では、CPU101は、呼出回数が設定回数(例えば、4回)より少ないか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSA6では、CPU101は、電話着信が切断されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、ステップSB3以降の処理を実行する。
【0050】
そして、呼出回数が3回で電話着信が切断(操作者が携帯電話機600での電話を切る)された場合、CPU101は、ステップSB6の判断結果を「Yes」とする。
【0051】
ステップSB7では、CPU101は、メモリ113に保存された着信電話番号(携帯電話機600の電話番号)が、図2に示した登録電話番号情報120における登録電話番号と一致するか否かを判断する。
【0052】
ここで、ステップSB7の判断結果が「No」である場合、すなわち、登録電話番号以外の電話番号の携帯電話機より着信があった場合、CPU101は、ダイヤルアップ接続を行うことなく、ステップSB1の判断を行う。
【0053】
一方、ステップSB7の判断結果が「Yes」である場合、ステップSB8では、CPU101は、携帯電話機108にダイヤルアップ接続させる。これにより、携帯電話機108は、移動体ネットワーク200およびインターネット300を介して、プロバイダ装置400にアクセスする。
【0054】
プロバイダ装置400は、遠隔操作対象機器100にIPアドレスを付与し、このIPアドレスをインターネット300および移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機108へ通知する。以後、ステップSB9〜ステップSB17では、前述したステップSA7〜ステップSA15(図3参照)と同様の処理が実行される。
【0055】
一方、ステップSB4において、呼出回数が設定回数を超えると、CPU101は、判断結果を「No」とする。ステップSB5では、CPU101は、携帯電話機108のモードを通常電話モードとする。この通常電話モードでは、携帯電話機108は、通常の電話機として機能する。
【0056】
以上説明したように、実施の形態1によれば、携帯電話機600からの電話着信をトリガとしてダイヤルアップ接続を実行した後、移動体ネットワーク200を介して、遠隔操作端末500から遠隔操作対象(移動用モータ106等)への遠隔操作の指示を受け付けることとしたので、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる。
【0057】
また、実施の形態1によれば、着信電話番号が、登録電話番号情報120(図2参照)の電話番号と一致した場合にのみダイヤルアップ接続を実行することとしたので、第三者による不正な遠隔操作や間違い電話が防止され、セキュリティをさらに高めることができる。
【0058】
また、実施の形態1によれば、ダイヤルアップ接続後にプロバイダ装置400から通知されるIPアドレスを遠隔操作者(遠隔操作端末500、携帯電話機600)へ通知し、IPアドレスに基づく遠隔操作端末500からの遠隔操作を受け付けることとしたので、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる。
【0059】
また、実施の形態1によれば、ダイヤルアップ接続後、遠隔操作端末500から通知されるIDおよびパスワード(認証情報)が、予め登録されたIDおよびパスワードと一致した場合にのみ、遠隔操作端末500から遠隔操作対象への遠隔操作を受け付けることとしたので、セキュリティをさらに高めることができる。
【0060】
また、実施の形態1によれば、1回のみ使用可能なIDおよびパスワード(認証情報)を発行することとしたので、セキュリティをさらに高めることができる。
【0061】
また、実施の形態1によれば、遠隔操作端末500からの操作終了の指示をトリガとして、ダイヤルアップ接続を終了させることとしたので、余分な通信コストがかからず、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができる。
【0062】
(実施の形態2)
さて、前述した実施の形態1では、32ビットからなるIPアドレスを用いて遠隔操作端末500から遠隔操作対象機器100にアクセスする例について説明した。しかしながら、IPアドレスは、数字の羅列であり、しかもダイヤルアップ接続の度に変化するため操作者にとってわかりにくい。
【0063】
そこで、実施の形態2では、「http://www.xxx.com/top」のように、IPアドレスを文字で表現したURL(Uniform Resource Locator)を用いて遠隔操作端末500から遠隔操作対象機器100にアクセスするように構成している。
【0064】
図8は、本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。この図において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図8においては、DNS(Domain Name System)サーバ700が新たに設けられている。
【0065】
このダイナミックDNSサーバ700は、上記URLからIPアドレスを割り出すサービスを提供するサーバである。また、ダイナミックDNSサーバ700は、URLに対応するIPアドレスをオンラインで更新可能である。実施の形態2では、ダイナミックDNSサーバ700に遠隔操作端末500で用いるURLが予め登録され、IPアドレスが付与される毎にURLに対応するIPアドレスがダイナミックDNSサーバ700に通知される。
【0066】
つぎに、実施の形態2の動作について、図9に示したフローチャートを参照して説明する。ここで、ダイナミックDNSサーバ700には、遠隔操作端末500が遠隔操作対象機器100にアクセスするためのURL(http://www.xxx.com/top)が登録されている。
【0067】
図9に示したステップSC1では、遠隔操作対象機器100のCPU101は、携帯電話機108に電話の着信があるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として同判断を繰り返す。
【0068】
ここで、操作者により、携帯電話機600より携帯電話機108の電話番号をダイヤルされ、携帯電話機600からの着信があると、CPU101は、ステップSC1の判断結果を「Yes」とする。以後、前述したステップSA2〜ステップSA4(図3参照)と同様にして、ステップSC2〜ステップSC4の処理が実行される。
【0069】
ステップSC5では、CPU101は、ステップSC2でメモリ113に保存された着信電話番号(携帯電話機600の電話番号)が、図2に示した登録電話番号情報120における登録電話番号と一致するか否かを判断する。
【0070】
ここで、ステップSC5の判断結果が「No」である場合、すなわち、登録電話番号以外の電話番号の携帯電話機より着信があった場合、CPU101は、ダイヤルアップ接続を行うことなく、ステップSC1の判断を行う。
【0071】
一方、ステップSC5の判断結果が「Yes」である場合、ステップSC6では、CPU101は、携帯電話機108にダイヤルアップ接続させる。これにより、携帯電話機108は、移動体ネットワーク200およびインターネット300を介して、プロバイダ装置400にアクセスする。
【0072】
プロバイダ装置400は、遠隔操作対象機器100にIPアドレスを付与し、このIPアドレスをインターネット300および移動体ネットワーク200を介して、携帯電話機108へ通知する。
【0073】
ステップSC7では、CPU101は、携帯電話機108よりIPアドレスを取得する。ステップSC8では、CPU101は、移動体ネットワーク200およびインターネット300を介して、ダイナミックDNSサーバ700にIPアドレスを通知する。これにより、ダイナミックDNSサーバ700は、当該IPアドレスを上述したURLに対応付けて登録する。
【0074】
ステップSC9では、CPU101は、認証情報としてのIDおよびパスワードを発行する。ステップSC10では、CPU101は、ステップSA9(図3参照)と同様にして、携帯電話機108にIDおよびパスワードを遠隔操作端末500へ通知させる。
【0075】
ステップSC11では、CPU101は、遠隔操作対象機器100宛に、遠隔操作端末500からのアクセスがあるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
【0076】
そして、操作者は、遠隔操作端末500に上述したURLを入力した後、アクセス指示を出す。これにより、遠隔操作端末500は、ダイナミックDNSサーバ700に上記URLに対応するIPアドレスを問い合わせる。ダイナミックDNSサーバ700は、URLに対応するIPアドレスを遠隔操作端末500へ通知する。
【0077】
そして、遠隔操作端末500は、インターネット300および移動体ネットワーク200を介して、ダイナミックDNSサーバ700より通知されたIPアドレス宛(遠隔操作対象機器100)にアクセスする。これにより、CPU101は、ステップSC11の判断結果を「Yes」とする。以後、ステップSC12〜ステップSC16では、前述したステップSA11〜ステップSA15(図3参照)と同様の処理が実行される。
【0078】
以上説明したように、実施の形態2によれば、ダイヤルアップ接続後にプロバイダ装置400から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバ700へ通知し、ダイナミックDNSサーバ700に予め登録されIPアドレスに対応するURLを用いた、遠隔操作端末500からの遠隔操作を受け付けることとしたので、URLという直感的にわかりやすい情報を用いてアクセスが可能となり、操作性を向上させることができる。
【0079】
また、実施の形態2によれば、IPアドレスが変わっても常に同じURLでアクセスできるため、携帯電話機600にIPアドレスを通知する必要が無くなる。さらに、実施の形態2によれば、ロボットを操作するiアプリ(ダウンロードした先のURLとの通信しかできない)を作成することができる。
【0080】
以上本発明にかかる実施の形態1および2について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこれらの実施の形態1および2に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0081】
例えば、前述した実施の形態1および2においては、遠隔操作対象機器100または遠隔操作端末500の機能を実現するためのプログラムを図10に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体900に記録して、この記録媒体900に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ800に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
【0082】
同図に示したコンピュータ800は、上記プログラムを実行するCPU810と、キーボード、マウス等の入力装置820と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)830と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)840と、記録媒体900からプログラムを読み取る読取装置850と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置860と、装置各部を接続するバス870とから構成されている。
【0083】
CPU810は、読取装置850を経由して記録媒体900に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体900としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
【0084】
また、一実施の形態においては、電話着信をトリガとしてダイヤルアップ接続を実行する例について説明したが、遠隔操作端末500または携帯電話機600から送信された電子メール等が遠隔操作対象機器100に受信される等の通信着信をトリガとして、ダイヤルアップ接続を実行してもよい。この場合には、電話番号に代えて、電子メールアドレス等が操作者(遠隔操作端末500または携帯電話機600)を識別するための識別番号として機能する。
【0085】
(付記1)コンピュータを、
通信着信をトリガとして接続を実行する接続制御手段、
前記接続後、ネットワークを介して、外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付ける遠隔操作受付手段、
として機能させることを特徴とする遠隔操作制御プログラム。
(付記2)前記接続制御手段は、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ前記接続を実行することを特徴とする付記1に記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記3)前記接続制御手段は、前記通信着信の呼出回数が、予め設定された規定回数より少ない場合に前記接続を実行することを特徴とする付記1または2に記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記4)前記コンピュータを、前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスを遠隔操作者へ通知する通知手段として機能させ、前記遠隔操作受付手段は、前記IPアドレスに基づく前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記5)前記通知手段は、前記外部端末に付与された電子メールアドレス宛に前記IPアドレスを通知することを特徴とする付記4に記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記6)前記通知手段は、前記外部端末が電話機能を備えている場合、別回線を介して前記外部端末へ電話を掛けることにより、前記IPアドレスを合成音声により通知することを特徴とする付記4に記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記7)前記遠隔操作受付手段は、前記接続後、外部端末から通知された認証情報が、予め登録された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記8)前記コンピュータを、前記プロバイダ装置から前記IPアドレスが通知された後、認証情報を発行する認証情報発行手段として機能させ、前記通知手段は、前記IPアドレスおよび前記認証情報を遠隔操作者へ通知し、前記遠隔操作受付手段は、前記接続後、外部端末から通知された認証情報が、前記認証情報発行手段により発行された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記4〜6のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記9)前記認証情報発行手段は、1回のみ使用可能な認証情報を発行することを特徴とする付記8に記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記10)前記コンピュータを、前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知する通知手段として機能させ、前記遠隔操作受付手段は、前記ダイナミックDNSサーバに予め登録され前記IPアドレスに対応するURLを用いた、前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記11)前記接続制御手段は、前記外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、前記接続を終了させることを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
(付記12)通信着信をトリガとして接続を実行する接続制御手段と、
前記接続後、ネットワークを介して、外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付ける遠隔操作受付手段と、
を備えたことを特徴とする遠隔操作制御装置。
(付記13)前記接続制御手段は、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ前記接続を実行することを特徴とする付記12に記載の遠隔操作制御装置。
(付記14)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスを遠隔操作者へ通知する通知手段を備え、前記遠隔操作受付手段は、前記IPアドレスに基づく前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記12または13に記載の遠隔操作制御装置。
(付記15)前記遠隔操作受付手段は、前記接続後、外部端末から通知された認証情報が、予め登録された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記12〜14のいずれか一つに記載の遠隔操作制御装置。
(付記16)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知する通知手段を備え、前記遠隔操作受付手段は、前記ダイナミックDNSサーバに予め登録され前記IPアドレスに対応するURLを用いた、前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記12または13に記載の遠隔操作制御装置。
(付記17)前記接続制御手段は、前記外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、前記接続を終了させることを特徴とする付記12〜16のいずれか一つに記載の遠隔操作制御装置。
(付記18)通信着信をトリガとして接続を実行する接続制御工程と、
前記接続後、ネットワークを介して、外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付ける遠隔操作受付工程と、
を含むことを特徴とする遠隔操作制御方法。
(付記19)前記接続制御工程は、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ前記接続を実行することを特徴とする付記18に記載の遠隔操作制御方法。
(付記20)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスを遠隔操作者へ通知する通知工程を含み、前記遠隔操作受付工程は、前記IPアドレスに基づく前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記18または19に記載の遠隔操作制御方法。
(付記21)前記遠隔操作受付工程は、前記接続後、外部端末から通知された認証情報が、予め登録された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記18〜20のいずれか一つに記載の遠隔操作制御方法。
(付記22)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知する通知工程を備え、前記遠隔操作受付工程は、前記ダイナミックDNSサーバに予め登録され前記IPアドレスに対応するURLを用いた、前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記18または19に記載の遠隔操作制御方法。
(付記23)前記接続制御工程は、前記外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、前記接続を終了させることを特徴とする付記18〜22のいずれか一つに記載の遠隔操作制御方法。
(付記24)通信着信をトリガとして接続を実行する接続制御手段と、
遠隔操作の指示に基づいて所定の機能を実現するロボット手段と、
前記接続後、ネットワークを介して、外部端末から前記ロボット手段への遠隔操作の指示を受け付ける遠隔操作受付手段と、
前記遠隔操作受付手段により受け付けられた遠隔操作の指示に基づいて、前記ロボット手段を制御するロボット制御手段と、
を備えたことを特徴とする遠隔操作ロボット。
(付記25)前記接続制御手段は、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ前記接続を実行することを特徴とする付記24に記載の遠隔操作ロボット。
(付記26)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスを遠隔操作者へ通知する通知手段を備え、前記遠隔操作受付手段は、前記IPアドレスに基づく前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記24または25に記載の遠隔操作ロボット。
(付記27)前記遠隔操作受付手段は、前記接続後、外部端末から通知された認証情報が、予め登録された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から前記ロボット手段への遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記24〜26のいずれか一つに記載の遠隔操作ロボット。
(付記28)前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知する通知手段を備え、前記遠隔操作受付手段は、前記ダイナミックDNSサーバに予め登録され前記IPアドレスに対応するURLを用いた、前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする付記24または25に記載の遠隔操作ロボット。
(付記29)前記接続制御手段は、前記外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、前記接続を終了させることを特徴とする付記24〜28のいずれか一つに記載の遠隔操作ロボット。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信着信をトリガとしてプロバイダ装置への接続を実行し、接続したプロバイダ装置からIPアドレスを付与された後、認証情報を作成してIPアドレスとともに遠隔操作者へ通知し、ネットワークを介して、通知したIPアドレスに基づく外部端末から通知された認証情報が、通知した認証情報と一致した場合にのみ、外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付け、通知した認証情報と一致しない場合は、不正アクセスとみなし前記接続を切断することとしたので、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができるという効果を奏する。
【0087】
また、本発明によれば、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ接続を実行することとしたので、第三者による不正な遠隔操作や間違い電話が防止され、セキュリティをさらに高めることができるという効果を奏する。
【0088】
また、本発明によれば、接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスを遠隔操作者へ通知し、IPアドレスに基づく外部端末からの遠隔操作を受け付けることとしたので、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができるという効果を奏する。
【0089】
また、本発明によれば、接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知し、ダイナミックDNSサーバに予め登録されIPアドレスに対応するURLを用いた、外部端末からの遠隔操作を受け付けることとしたので、URLという直感的にわかりやすい情報を用いてアクセスが可能となり、操作性を向上させることができるという効果を奏する。
【0090】
また、本発明によれば、外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、接続を終了させることとしたので、余分な通信コストがかからず、常時接続に比べて、遠隔操作にかかる通信コストを低減させ、セキュリティを高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したメモリ113に格納された登録電話番号情報120を示す図である。
【図3】同実施の形態1の動作例1を説明するフローチャートである。
【図4】同実施の形態1における認証画面130を示す図である。
【図5】同実施の形態1における操作メニュー画面140を示す図である。
【図6】同実施の形態1における移動操作画面150を示す図である。
【図7】同実施の形態1の動作例2を説明するフローチャートである。
【図8】本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図9】同実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明にかかる実施の形態1および2の変形例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 遠隔操作対象機器
101 CPU
102 マイクロフォン
103 スピーカ
104 液晶ディスプレイ
105 カメラ
106 移動用モータ
108 携帯電話機
112 センサ
113 メモリ
400 プロバイダ装置
500 遠隔操作端末
600 携帯電話機

Claims (4)

  1. コンピュータを、
    通信着信をトリガとしてプロバイダ装置への接続を実行し、接続したプロバイダ装置からIPアドレスを付与された後、認証情報を作成してIPアドレスとともに遠隔操作者へ通知する接続制御手段、
    前記接続後、ネットワークを介して、前記IPアドレスに基づく外部端末から通知された認証情報が、前記接続制御手段により通知された認証情報と一致した場合にのみ、前記外部端末から遠隔操作対象への遠隔操作の指示を受け付け、前記接続制御手段により通知された認証情報と一致しない場合は、不正アクセスとみなし前記接続を切断する遠隔操作受付手段、
    として機能させることを特徴とする遠隔操作制御プログラム。
  2. 前記接続制御手段は、通信着信時の識別番号が、予め登録された識別番号と一致した場合にのみ前記接続を実行することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作制御プログラム。
  3. 前記コンピュータを、前記接続後にプロバイダ装置から通知されるIPアドレスをダイナミックDNSサーバへ通知する通知手段として機能させ、前記遠隔操作受付手段は、前記ダイナミックDNSサーバに予め登録され前記IPアドレスに対応するURLを用いた、前記外部端末からの遠隔操作を受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔操作制御プログラム。
  4. 前記接続制御手段は、前記外部端末からの操作終了の指示をトリガとして、前記接続を終了させることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の遠隔操作制御プログラム。
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