JP3949432B2 - ハーネス弛み吸収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、スライドドアの開閉に伴うワイヤハーネスの弛みを吸収するハーネス弛み吸収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ワンボックスカー等に使用されるスライドドア内には、パワーウィンドモータやドアロックユニットやスピーカ等の電装品が搭載される。この電装品に対して車両ボディ側より常時給電したり、電装品と車両ボディとの間で制御信号の授受を行ったりする必要があるため、車両ボディ側とスライドドア側との間にワイヤハーネスが配索される。この箇所におけるワイヤハーネスの配索は、スライドドアの開閉に対応した構造とする必要があり、その一部品としてハーネス弛み吸収装置が用いられている。
【0003】
この種のハーネス弛み吸収装置として、図5〜図8に示すものを本出願人が先に提案した(特願2001−76514号出願書類参照)。このハーネス弛み吸収装置1は、図5,図6に示すように、上面側が円弧状に膨らんだ形状を有する合成樹脂製のプロテクタケース2を有し、このプロテクタケース2はスライドドア3に固定されたプロテクタベース4と、これに組み付けられたプロテクタカバー5とから構成されている。
【0004】
図5,図6に示すように、プロテクタケース2の両方の端部側にはワイヤハーネス出入口6a,6bがそれぞれ設けられていると共に、プロテクタケース2内には板ばね(弾性部材)7が配置されている。この板ばね7の基端部7aはプロテクタベース4に一体的に設けられた挟持部8の挟持溝8aに挿入されており、該挟持部8にはそのボス部8bが超音波溶着により潰されることによって金属製の固定具9が固定されている。この金属製の固定具9は板ばね7の基端部7aを挟持溝8aより抜けないように押さえ付けており、これにより板ばね7は基端部7aを固定支点として撓み変形自在に配置されている。
【0005】
また、プロテクタケース2内には板ばね7に沿ってワイヤハーネス10が配索されており、このワイヤハーネス10の両端側はそれぞれワイヤハーネス出入口6a,6bよりケース外に導出されている。プロテクタケース2の外に導出されたワイヤハーネス10の一端側のコネクタ11はスライドドア3側の図示しないコネクタに接続され、ワイヤハーネス10の他端側のコネクタ12は車両ボディ13側のコネクタ14に接続されている。
【0006】
上記構成において、例えば、スライドドア3の開動作によりワイヤハーネス10に引っ張り力が作用すると、板ばね7が図5及び図6の矢印方向に撓み変形してワイヤハーネス10の他端側がプロテクタケース2より引き出される。また、スライドドア3の閉動作によりワイヤハーネス10の引っ張り力がなくなると、板ばね7が図5及び図6の矢印方向の反対方向に撓み復帰変形してワイヤハーネス10の他端側がプロテクタケース2内に引き戻される。このようなワイヤハーネス10の移動によってスライドドア3の開閉に伴うワイヤハーネス10の弛みが吸収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ハーネス弛み吸収装置1では、板ばね7の基端部7aが固定具9を用いて挟持部8に固定されているため、プロテクタケース2以外に固定具9が必要であり、その分部品点数が増加してコスト高になった。また、固定具9は挟持部8のボス部8bを超音波溶着することにより固定されるため、ボス部8bを設ける取付専用のスペースが必要であった。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、弾性部材を固定具等を用いることなく確実に固定することができると共に、部品点数の削減による低コスト化及び取付用スペースの省スペース化を図ることができるハーネス弛み吸収装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、プロテクタベースとプロテクタカバーを組み付けてプロテクタケースを構成し、このプロテクタケース内に基端部が固定された板状の弾性部材及び該弾性部材に沿って配索されたワイヤハーネスを収容し、このワイヤハーネスに作用する張力に応じて前記弾性部材の自由端側が撓み変形して前記ワイヤハーネスの弛みを吸収するハーネス弛み吸収装置であって、前記プロテクタベースと前記プロテクタカバーのいずれか一方に、前記弾性部材の基端部が挟持されるスリット状の挟持溝と該挟持溝と連続して形成されて該基端部の一部を押さえる平面矩形の凹部とからなる挟持部を設けると共に、いずれか他方に前記挟持部の平面矩形の凹部に挿入して前記弾性部材の基端部の一部を該平面矩形の凹部と共に押さえる押さえ部を設け、かつ前記弾性部材の基端部の一部に前記押さえ部が挿入される切り込み溝を設け、これら挟持部と押さえ部とにより前記弾性部材の基端部を固定するようにしたことを特徴とする。
【0010】
このハーネス弛み吸収装置では、弾性部材の基端部を挟持部で挟持し、プロテクタベースとプロテクタカバーを組み付けすることによって弾性部材がプロテクタケース内に固定される。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載のハーネス弛み吸収装置であって、前記挟持部の近傍と前記押さえ部の近傍のいずれか一方にロック部材を設けると共に、いずれか他方に該ロック部材がロックされる被ロック部を設けたことを特徴とする。
【0012】
このハーネス弛み吸収装置では、請求項1の発明の作用に加え、弾性部材の基端部が固定される箇所におけるプロテクタベースとプロテクタカバーとの組み付けがロック部材と被ロック部とのロックにより強固になる。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のハーネス弛み吸収装置であって、前記挟持部を前記プロテクタベース側に設けると共に、前記押さえ部を前記プロテクタカバーに設けたことを特徴とする。
【0014】
このハーネス弛み吸収装置では、プロテクタベースの挟持部とプロテクタカバーの押さえ部とで弾性部材の基端部が確実に固定されてより安定した固定力が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、図1はハーネス弛み吸収装置の分解斜視図、図2は同装置に用いられるプロテクタベースの正面図、図3は同装置に用いられる板ばねの基端部の固定箇所を示す要部の分解斜視図、図4(a)は同板ばねの基端部の固定箇所の要部の分解側面図、図4(b)は同板ばねの基端部の固定箇所の要部の断面図である。
【0017】
図1〜図4に示すように、ハーネス弛み吸収装置20は、上面側が略円弧状に膨らんだ形状を有するプロテクタケース21を有し、このプロテクタケース21はスライドドア22に固定される合成樹脂製のプロテクタベース23と、このプロテクタベース23を覆う合成樹脂製のプロテクタカバー24とから構成されている。
【0018】
図1,図2に示すように、プロテクタベース23とプロテクタカバー24とは互いの外縁端が突き合わされた状態でケースロック手段23A(図示の都合上プロテクタベース23側のみ示す)でロックされることにより組み付けられるようになっている。プロテクタケース21の両方の端部側にはワイヤハーネス出入口25a,25bがそれぞれ設けられていると共に、プロテクタベース23の内面には挟持部26が一体突出形成されている。この挟持部26の中央にはスリット状の挟持溝26aが形成されていると共に、平面矩形の押さえ挿入凹部26bが形成されている。また、プロテクタカバー24の挟持部26の押さえ挿入凹部26bに対向する位置にはブロック状の押さえ部27が一体突出形成されている。
【0019】
プロテクタケース21内に配置される弾性部材としての板ばね29は細長い板状を有している。この板ばね29の基端部29aの両側には、一対の切り込み溝29b,29bが形成され、この各切り込み溝29bが形成された基端部29a側が挟持部26の挟持溝26aに挿入されるようになっている。そして、図4(b)に示すように、プロテクタカバー24の挟持部26の押さえ挿入凹部26b内にプロテクタカバー24の押さえ部27が挿入されるようになっており、該押さえ部27によって板ばね29の基端部29aが挟持溝26aより抜け出ないように押さえられている。押さえ部27が板ばね29の切り込み溝29bの箇所に挿入された状態で板ばね29の基端部29aを押さることによって板ばね29の長手方向への抜けを確実に防止することができるようになっている。このように固定されることにより、板ばね29はその基端部29aを固定支点として撓み変形自在に配置されている。また、板ばね29の自由端には低摩擦係数のキャップ31が装着され、ワイヤハーネス32が板ばね29の自由端側で損傷することなく、かつ、スムーズに摺動するようになっている。
【0020】
プロテクタベース23の内面の所定位置には湾曲形状を有するばね撓み矯正壁30が一体突出形成され、このばね撓み矯正壁30に沿って板ばね29が所定の撓み変形を確実に行うようになっている。
【0021】
また、図3及び図4(a)に示すように、プロテクタカバー24の押さえ部27の近傍の両側には一対のロック部材(ロック手段)40,40が一体突出形成されていると共に、プロテクタベース23の挟持部26の近傍の両側には一対のロック部材40が係止される一対の被ロック部(ロック手段)41,41が一体突出形成されている。これら各ロック部材40と各被ロック部41は、プロテクタベース23とプロテクタカバー24とが突き合わされた状態で他のケースロック手段23Aと共にロックされるようになっている。
【0022】
図1,図2に示すように、ワイヤハーネス32はプロテクタケース21内で板ばね29に沿って配索されており、このワイヤハーネス32の両端側はそれぞれワイヤハーネス出入口25aよりケース外に導出されている。そして、プロテクタケース21の外に導出されたワイヤハーネス32の一端側のコネクタ34はスライドドア22側の図示しないコネクタに接続されると共に、ワイヤハーネス32の他端側の図示しないコネクタは車両ボディ35側の図示しないコネクタに接続されるようになっている。
【0023】
上記構成のハーネス弛み吸収装置20を組み付ける場合には、まず、プロテクタベース23の挟持溝26aに板ばね29の基端部29aを挿入して仮固定状態とし、ワイヤハーネス32を板ばね29に沿うようにプロテクタベース23内に配索する。このように板ばね29を仮固定し、ワイヤハーネス32を所定位置に配索した状態でプロテクタベース23とプロテクタカバー24とを突き合わせると、ケースロック手段23A、及び、ロック手段を成すロック部材40と被ロック部41とが共にロックされる。これにより、プロテクタベース23とプロテクタカバー24とが互いに組み付けられる。そして、この組み付け状態において、プロテクタベース23内の挟持部26で挟持された板ばね29の基端部29aがプロテクタカバー24の押さえ部27により挟持溝26aより抜け出ないように確実に固定される。
【0024】
そして、スライドドア22内にハーネス弛み吸収装置20を取り付け、該スライドドア22の開動作によりワイヤハーネス32に引っ張り力が作用すると、板ばね29が図1及び図2の矢印方向に撓み変形してワイヤハーネス32の他端側がプロテクタケース21より引き出される。また、スライドドア22の閉動作によりワイヤハーネス32の引っ張り力がなくなると、板ばね29が図1及び図2の矢印方向の反対方向に撓み復帰変形してワイヤハーネス32の他端側がプロテクタケース21内に引き戻される。このようなワイヤハーネス32の移動によってスライドドア22の開閉に伴うワイヤハーネス32の弛みが吸収される。
【0025】
このようにスライドドア22の開閉動作によるワイヤハーネス32の弛みを吸収するハーネス弛み吸収装置20では、板ばね29の基端部29aを挟持部26の挟持溝26aに挿入し、プロテクタベース23とプロテクタカバー24とを組み付けすることによって板ばね29をプロテクタケース21内に固定するようにしたので、金属製の固定具等が不要となり、その分部品点数を削減することができて低コスト化を図ることができると共に、取付用スペースの省スペース化等を図ることができる。また、金属製の固定具等の煩雑な組付作業が不要となり、組付工程を削減することができると共に、組付作業の迅速化を図ることができる。
【0026】
また、プロテクタベース23の挟持部26の近傍の両側に一対の被ロック部41,41を一体突出形成すると共に、プロテクタカバー24の押さえ部27の近傍の両側に一対のロック部材40,40を一体突出形成したので、板ばね29の基端部29aが固定される箇所におけるプロテクタベース23とプロテクタカバー24の組み付け状態をより強固にすることができ、挟持部26と押さえ部27との協働作用によ板ばね29の基端部29aの固定をより確実かつ安定したものとすることができる。
【0027】
尚、前記実施形態では、プロテクタベース23の挟持部26の近傍に被ロック部41を設け、プロテクタカバー24の押さえ部27の近傍にロック部材40を設けたが、プロテクタベース23の挟持部26の近傍にロック部材40を設け、プロテクタカバー24の押さえ部27の近傍に被ロック部41を設けても良い。また、挟持部26をプロテクタベース23に設け、押さえ部27をプロテクタカバー24に設けたが、挟持部26をプロテクタカバー24に設け、押さえ部27をプロテクタベース23に設けても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、プロテクタベースとプロテクタカバーとのいずれか一方に設けられた挟持部と、いずれか他方に設けられた押さえ部とで弾性部材の基端部を固定するようにしたので、弾性部材の基端部を挟持部で挟持した後でプロテクタベースとプロテクタカバーを組み付けすることによって弾性部材をプロテクタケース内に簡単かつ確実に固定することができる。特に、弾性部材の基端部の一部に切り込み溝を設け、この切り込み溝の箇所に押さえ部が挿入された状態で弾性部材の基端部の一部を押さえることによって、弾性部材の長手方向への抜けを確実に防止することができる。これにより、弾性部材の固定を固定具等を用いることなく行うことができ、その分部品点数を削減して低コストを図ることができると共に、取付用スペースの省スペース化を図ることができる。
【0029】
請求項2の発明によれば、挟持部の近傍と押さえ部の近傍にロック部材と被ロック部からなるロック手段を設けたので、弾性部材の基端部が固定される箇所におけるプロテクタベースとプロテクタカバーとの組み付け状態を強固にすることができ、挟持部と押さえ部とによる弾性部材の固定をより確実なものにすることができる。
【0030】
請求項3の発明によれば、挟持部をプロテクタベース側に設けると共に、押さえ部をプロテクタカバーに設けたので、プロテクタベースの挟持部とプロテクタカバーの押さえ部とで弾性部材の基端部を確実に固定することができてより安定した固定力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、ハーネス弛み吸収装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、プロテクタベースの正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、板ばねの基端部の固定を示す要部の分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、(a)は板ばねの基端部の固定箇所の要部の分解側面図、(b)は板ばねの基端部の固定箇所の要部の断面図である。
【図5】先行技術例のワイヤハーネス撓み吸収装置の分解斜視図である。
【図6】先行技術例のプロテクタベースの正面図である。
【図7】先行技術例の板ばねの基端部の固定を示す要部の分解斜視図である。
【図8】先行技術例の板ばねの基端部の固定状態を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
20 ハーネス弛み吸収装置
21 プロテクタケース
23 プロテクタベース
24 プロテクタカバー
26 挟持部
26a 挟持溝
27 押さえ部
29 板ばね(板状の弾性部材)
29a 基端部
32 ワイヤハーネス
40 ロック部材(ロック手段)
41 被ロック部(ロック手段)

Claims (3)

  1. プロテクタベースとプロテクタカバーを組み付けてプロテクタケースを構成し、このプロテクタケース内に基端部が固定された板状の弾性部材及び該弾性部材に沿って配索されたワイヤハーネスを収容し、このワイヤハーネスに作用する張力に応じて前記弾性部材の自由端側が撓み変形して前記ワイヤハーネスの弛みを吸収するハーネス弛み吸収装置であって、
    前記プロテクタベースと前記プロテクタカバーのいずれか一方に、前記弾性部材の基端部が挟持されるスリット状の挟持溝と該挟持溝と連続して形成されて該基端部の一部を押さえる平面矩形の凹部とからなる挟持部を設けると共に、いずれか他方に前記挟持部の平面矩形の凹部に挿入して前記弾性部材の基端部の一部を該平面矩形の凹部と共に押さえる押さえ部を設け、かつ前記弾性部材の基端部の一部に前記押さえ部が挿入される切り込み溝を設け、これら挟持部と押さえ部とにより前記弾性部材の基端部を固定するようにしたことを特徴とするハーネス弛み吸収装置。
  2. 請求項1記載のハーネス弛み吸収装置であって、
    前記挟持部の近傍と前記押さえ部の近傍のいずれか一方にロック部材を設けると共に、いずれか他方に該ロック部材がロックされる被ロック部を設けたことを特徴とするハーネス弛み吸収装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のハーネス弛み吸収装置であって、
    前記挟持部を前記プロテクタベース側に設けると共に、前記押さえ部を前記プロテクタカバー側に設けたことを特徴とするハーネス弛み吸収装置。
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