JP3948872B2 - ビタミン製剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品または医薬品等の分野において用いられる、コハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩とを含むビタミン製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酢酸dl−α−トコフェロール(常温で油状)に代表される低融点物質を製剤化するにあたり、ケイ酸カルシウムを一定量以上配合することにより、打錠時のスティッキングやキャッピングを起こさず、十分な硬度を有する固形剤が得られることが特開昭63−243034に記載されている。
特開平5−271072には、コハク酸トコフェロールまたはその塩(常温で固体)とビタミンB1類またはその塩とを含むビタミン製剤では、コハク酸トコフェロールまたはその塩の安定性が悪く、含量低下が起こることが記載されている。そこで、その解決手段として、コハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩とを配合したビタミン製剤を製造するにあたり、その少なくとも一方を被覆剤で被覆することにより安定なビタミン製剤を得る方法が記載されている。
従来、製剤中で安定性が悪く、含量低下を生じる成分を製剤化するには、例えば、素錠の場合、各成分の群を別々に製造して接触を減らしたり、有核錠あるいは多層錠とし両者を分離したり、さらに、糖衣錠製剤の場合は糖衣層に配合するのが一般的であった。しかし有核錠などは製造コストがかかり、糖衣層への配合は含量のバラツキが大きくなるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、コハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩とを含み、しかも従来技術より簡便で、商品化に必要な効果と、コハク酸トコフェロールまたはその塩の含量低下をおさえた、より安定性の高いビタミン製剤の開発が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、コハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩とを含むビタミン製剤の製造について種々の検討および研究を行った結果、製剤中に比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合すると、予想外にも長期間にわたり、コハク酸トコフェロールまたはその塩が安定に保持され、商品としてより望ましい特性を有するビタミン製剤が得られることを見出し、本発明を完成させた。とりわけ、天然型(d体)のコハク酸d−α−トコフェロールはビタミンB1類またはその塩と混合することにより非常に安定性が悪くなることを初めて知見し、このような天然型(d)体のコハク酸d−α−トコフェロールを含有する安定性の高いビタミン製剤を完成させた。
すなわち、本発明は
(1)コハク酸トコフェロールまたはその塩、ビタミンB1類またはその塩および比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合してなるビタミン製剤、
(2)ビタミンB1類またはその塩が活性型ビタミンB1誘導体またはその塩である前記(1)記載のビタミン製剤、
(3)コハク酸トコフェロールまたはその塩100重量部に対して、比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を10重量部以上配合してなる前記(1)記載のビタミン製剤、
(4)コハク酸トコフェロールまたはその塩がd体である前記(1)記載のビタミン製剤、
(5)コハク酸トコフェロールまたはその塩および比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合した粒と、ビタミンB1類またはその塩を配合した粒とを含有することを特徴とするビタミン製剤、
(6)コハク酸トコフェロールまたはその塩およびビタミンB1類またはその塩を含有する製剤に比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合することを特徴とするコハク酸トコフェロールまたはその塩の安定化方法、および
(7)活性型ビタミンB1誘導体が、S−S結合を有するビタミンB1誘導体である前記(2)記載のビタミン製剤に関する。
【0005】
本発明で用いられるコハク酸トコフェロールまたはその塩のトコフェロールとしては、例えばα−トコフェロール等が挙げられる。この様なコハク酸トコフェロールまたはその塩の塩としては、例えばカルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属の塩が挙げられる。コハク酸トコフェロールまたはその塩の具体例としては、コハク酸トコフェロールカルシウム、コハク酸dl−α−トコフェロールカルシウム、コハク酸d−α−トコフェロールカルシウム、コハク酸dl−α−トコフェロールまたはコハク酸d−α−トコフェロール等が、好ましくはd体のコハク酸トコフェロールまたはその塩(例、コハク酸d−α−トコフェロール,コハク酸d−α−トコフェロールカルシウム等)が挙げられる。この様なコハク酸トコフェロールまたはその塩は、例えば米国特許番号 2407726、特公昭41−1618、特公昭42−17822、特公昭43−29005、特公昭49−32055、特公昭60−4185等に記載されている公知の技術で製造することができる。また、特開昭61−60619に記載されている様なコハク酸トコフェロールまたはその塩の分散性粉末を本発明の原料として用いることも可能である。
【0006】
本発明で用いられるビタミンB1類またはその塩としては、塩酸チアミン、硝酸チアミン等のチアミンの無機酸(例、塩酸,硝酸,リン酸等)との塩もしくは活性型ビタミンB1誘導体またはその塩等が挙げられる。このような活性型ビタミンB1誘導体としては、例えばS−S(ジスルフィド)結合を有する化合物(例、プロスルチアミン,フルスルチアミン,オクトチアミン,チアミンジスルフィド,リン酸チアミンジスルフィド,ビスベンチアミン,ビスブチチアミン,ビスイブチアミン等)、シコチアミン、ベンフォチアミン、コカルボキシラーゼ等が挙げられる。また、この様な活性型ビタミンB1誘導体の塩としては、例えば塩酸,硝酸,リン酸等の無機酸との塩等が挙げられる。活性型ビタミンB1誘導体の塩の具体例としては、例えば塩酸フルスルチアミン,塩酸シコチアミン,リン酸チアミンジスルフィド,チアミンジセチル硫酸エステル塩,塩酸ジセチアミン等が挙げられる。活性型ビタミンB1誘導体またはその塩のうち、好ましくはS−S(ジスルフィド)結合を有する化合物またはその塩が、具体的には、プロスルチアミン,フルスルチアミン,塩酸フルスルチアミン,オクトチアミン,チアミンジスルフィド,リン酸チアミンジスルフィド,ビスベンチアミン,ビスブチチアミン,ビスイブチアミン等が用いられる。これらは単独でも組み合せても用いることができる。
【0007】
比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物の比容は、具体的には約3〜20ml/g、好ましくは約3〜15ml/g、より好ましくは約3.5〜12ml/gである(なお、この値は製剤化のための原料としての特性値であって、打錠や造粒等のように外力が加えられた製剤の場合における最終製剤中の塩基性無機化合物の比容を示すものではない。)。このような比容を有する塩基性無機化合物は市販品から適宜選択することにより得ることができる。また、このような比容を有する塩基性無機化合物は比表面積が大きい(窒素吸着法(BET式)で比表面積が約50〜約400m2/g、好ましくは約50〜約200m2/g、より好ましくは約80〜約150m2/gである。)物質で微細粒であるか、および/または多孔質構造を有する物質であることが多い。比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物の塩基性とは、蒸留水に該無機化合物を4重量%の濃度で溶解または懸濁した時のpHがアルカリ性を、好ましくはpHが7より大きく12以下を、より好ましくはpHが約8〜11、さらに好ましくはpHが約8〜10を示す化合物を示す。このような塩基性無機化合物として、例えば、炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,特殊ケイ酸カルシウム(例、フローライトRE[商品名,徳山曹達株式会社製]等),酸化カルシウム,硫酸カルシウムまたは塩化カルシウム等のカルシウム塩およびそれらに対応するマグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、または炭酸ナトリウムまたは炭酸水素ナトリウム等のナトリウム塩等のアルカリ金属塩が、好ましくはアルカリ土類金属塩が、より好ましくはカルシウム塩が、具体的には特殊ケイ酸カルシウム(例、フローライトRE[商品名,徳山曹達株式会社製]等),炭酸カルシウムまたはケイ酸カルシウムが、さらに好ましくは特殊ケイ酸カルシウム(例、フローライトRE[商品名,徳山曹達株式会社製]等)が挙げられる。これらは単独でも組み合せても用いることができる。
かかる特定の比容を有する塩基性無機化合物を配合することによって、コハク酸トコフェロールまたはその塩の含量低下が抑制され、安定性の高いビタミン製剤を得ることができる。
【0008】
本発明のビタミン製剤中のコハク酸トコフェロールまたはその塩の含有割合は約0.1〜80重量%、好ましくは約0.4〜50重量%、より好ましくは約1〜40重量%である。また、本発明のビタミン製剤中のビタミンB1類またはその塩の含有割合は、約0.01〜85重量%、好ましくは約0.1〜50重量%、より好ましくは約0.5〜40重量%である。本発明のビタミン製剤において、一製剤中に配合されるコハク酸トコフェロールまたはその塩の量は、例えば約1〜300mgの範囲であり、好ましくは例えば約2〜100mgの範囲である。また、本発明のビタミン製剤において、一製剤中に配合されるビタミンB1類またはその塩の量は、例えば、約0.1〜300mgの範囲であり、好ましくは約1〜200mg、より好ましくは約1〜100mgの範囲である。
本発明のビタミン製剤において、コハク酸トコフェロールまたはその塩に対するビタミンB1類またはその塩の配合割合は、コハク酸トコフェロールまたはその塩1重量部に対して約0.001〜100重量部、好ましくは約0.01〜50重量部、より好ましくは約0.1〜10重量部である。
本発明のビタミン製剤において、コハク酸トコフェロールまたはその塩に対する比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物の配合量はコハク酸トコフェロールまたはその塩100重量部に対して、例えば、約10重量部以上、具体的には約10〜150重量部、好ましくは約10〜120重量部である。
【0009】
また、後述の製剤化の際に用いるためのコハク酸トコフェロールまたはその塩を配合した粒、およびビタミンB1類またはその塩を配合した粒は、比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を含んだ状態または含んでいない状態いずれにおいても被覆剤で被覆されていてもよい。被覆剤としては、例えばヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例、TC-5[商品名,信越化学工業株式会社製]等)またはメチルセルロース等の水溶性セルロース;ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテートのような酸性領域でのみ可溶な被覆剤;ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート,ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートまたはアクリル系コーポリマー等の腸溶性基剤;エチルセルロースのような水不溶性の基剤;さらにはゼラチン;セラック;アルギン酸ナトリウム;ワックス類;脂肪酸(例、ステアリン酸またはパルミチン酸等)とその塩(例、ナトリウムまたはカリウム等との塩);脂肪アルコール(例、ステアリンアルコールまたはセチルアルコール等);脂肪酸グリセリンエステルとその硬化油等の脂質(例、硬化綿実油、硬化ヒマシ油または硬化大豆油等);ポリグリセリン脂肪酸エステル(例、ステアリン酸ペンタ(テトラ)グリセライド、ステアリン酸モノ(テトラ)グリセライドまたはベヘン酸ヘキサ(テトラ)グリセライド等);デンプン類(例、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、コメデンプン等)を加熱固化した糊液;タルク(滅菌タルクを含む);沈降炭酸カルシウム等が挙げられる。さらに該被覆剤には、被覆助剤(例、ポリエチレングリコール(例、ポリエチレングリコール6000等)等)、増量剤(例、乳糖、グラニウ糖等の糖類、デンプン類等)、着色剤(例、タール色素、カラメル、ベンガラ、酸化チタン、リボフラビン等)、矯味剤(例、甘味剤、香料等)等を適宜添加してもよい。
【0010】
また、種々の医薬品、医薬部外品、食品等の製造において用いられる成分(有効成分)であって、コハク酸トコフェロールまたはその塩およびビタミンB1類またはその塩を除く成分を本発明の製剤の製造時に添加してもよい。この様な成分としては、例えばビタミンB2およびその誘導体またはそれらの塩、ビタミンB6およびその誘導体またはそれらの塩、ビタミンCおよびその誘導体またはそれらの塩、ビタミンDおよびその誘導体またはそれらの塩、ビタミンB12およびその誘導体またはそれらの塩等のビタミン類、さらにこれらビタミン類を含有する組成物等が挙げられる。具体的には、例えば医薬品製造指針(’91、薬業時報社、第579〜596頁)等に記載されている酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、ビタミンA油、肝油、強肝油、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、酢酸d−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、dl−α−トコフェロール、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、葉酸、リボフラビン、リン酸リボフラビンナトリウム、酪酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール、塩酸ヒドロキソコバラミン、酢酸ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メコバラミン(メチルコバラミン)、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、ビオチン、アスパラギン酸カリウム・マグネシウム等量混合物、イノシトールヘキサニコチネート、ウルソデスオキシコール酸、L−塩酸システイン、L−システイン、オロチン酸、γーオリザノール、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム、グルクロノラクトン、グルクロン酸アミド、コンドロイチン硫酸ナトリウム、加工大蒜、ニンジン、ヨクイニン等の他、例えばビタミン含有保健薬等に用いられているカフェイン、無水カフェイン、塩化カルニチン等のビタミン類、ミネラル群(例えばマグネシウム、カルシウム、鉄、等)、生薬類(例えばロクジョウ末、ニンジンエキス、ゴオウ等)、制酸剤(例えば、合成ヒドロタルサイト等)等の成分を本発明の製剤は含んでいてもよい。これらの成分は1種または2種以上を、本発明に支障のない範囲で適量あるいは適当な配合割合で適宜添加することが可能である。
【0011】
例えば、本発明のビタミン製剤中に、例えばビタミンB6およびその誘導体またはそれらの塩(例、塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール等)を約0.1〜80重量%、好ましくは約0.2〜50重量%含有させて製剤とすることもできる。同様に本発明のビタミン製剤中に、例えばビタミンB12およびその誘導体またはそれらの塩(例、塩酸ヒドロキソコバラミン、酢酸ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メコバラミン(メチルコバラミン)等)を約0.00001〜20重量%,好ましくは約0.0001〜10重量%,より好ましくは約0.0005〜2重量%、γ−オリザノールを約0.1〜30重量%,好ましくは約0.2〜20重量%、葉酸を約0.005〜10重量%、好ましくは約0.005〜5重量%,より好ましくは約0.01〜3重量%配合することもできる。
本発明のビタミン製剤における、有効成分の組合せとしては、例えばコハク酸トコフェロールまたはその塩およびビタミンB1類またはその塩(好ましくはS−S結合を有する活性型ビタミンB1誘導体またはその塩),さらにビタミンB6およびその誘導体またはそれらの塩(好ましくは塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール)およびビタミンB12およびその誘導体またはそれらの塩(好ましくはメコバラミンまたはヒドロキソコバラミン)の少なくとも1種以上、好ましくは前記成分すべてを含有するビタミン製剤が好ましい。これら有効成分においては製剤全体に対して、好ましくは、コハク酸トコフェロールまたはその塩を約1〜40重量%およびビタミンB1類またはその塩(好ましくはS−S結合を有する活性型ビタミンB1誘導体またはその塩)を約1〜40重量%,さらにビタミンB6およびその誘導体またはそれらの塩(好ましくは塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール)を約0.2〜50重量%およびビタミンB12およびその誘導体またはそれらの塩(好ましくはメコバラミンまたはヒドロキソコバラミン)を約0.0005〜2重量%を配合する。
【0012】
また、本発明の製剤を製造する際、本発明の効果を損なわない程度の量で、製剤一般に使われている添加剤、例えば賦形剤(例、乳糖,コーンスターチ等のデンプン類,結晶セルロース,グラニウ糖,多孔性物質等,軽質無水ケイ酸)、結合剤(例、アルファー化デンプン,ゼラチン,ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,プルラン、アラビアゴム末等)、崩壊剤(例、カルボキシメチルセルロースカルシウム,クロスカルメロースナトリウム,クロスポビドン,低置換度ヒドロキシプロピルセルロース,部分アルファー化デンプン等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム,ステアリン酸カルシウム等)、着色剤(例えば、タール色素,カラメル,ベンガラ,酸化チタン,リボフラビン類等)、矯味剤(例えば、甘味剤,香料等)、上記被覆剤および被覆助剤から選ばれるコーティング剤(好ましくは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例、TC-5[商品名,信越化学工業株式会社製]等),ポリエチレングリコール(例、ポリエチレングリコール6000等),タルク(滅菌タルクを含む),沈降炭酸カルシウム)等を製剤中に配合または被覆してもよい。
【0013】
本発明のビタミン製剤の製造は、例えばコハク酸トコフェロールまたはその塩、ビタミンB1類またはその塩に比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合し、自体公知の方法により混合することにより製造することができる。なお、前記配合時のコハク酸トコフェロールまたはその塩、およびビタミンB1類またはその塩は粉末状であることが好ましい。更に必要により練合または/および造粒することにより顆粒剤としても、また得られた顆粒を圧縮成形して錠剤としてもよい。好ましくは比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物およびコハク酸トコフェロールまたはその塩を配合した粒と、ビタミンB1類を配合した粒とを混合し、圧縮成形した錠剤が挙げられる。前記の粒を得るための造粒は、例えば転動造粒機、撹拌造粒機、流動造粒機、遠心転動造粒機、遠心転動流動造粒機、転動流動造粒機、押出し造粒機等の一般的な製剤機器を用いて行うことができる。造粒時における練合または噴霧の際には適当な溶媒(例えば、水、エタノール、アセトンまたはそれらの混合液等)を用いることができる。圧縮成形することにより得られた錠剤は、さらに所望により下掛け処理、練込散布掛、練込掛、シロップ掛等を施してもよい。
【0014】
本発明のビタミン製剤は、例えば以下に示す製造方法により得ることができる。▲1▼コハク酸トコフェロールまたはその塩にγ−オリザノール、ビタミンB6およびその誘導体またはそれらの塩(例、塩酸ピリドキシン等)、比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物、賦形剤および崩壊剤を加えて乾燥状態または湿潤状態で混合したのち造粒し、さらに所望により被覆剤を加えて造粒時あるいは造粒後に被覆し、▲2▼別途、ビタミンB1類またはその塩、賦形剤を加えて乾燥状態または湿潤状態で混合したのち造粒し、さらに所望により葉酸を分散した被覆剤で造粒時あるいは造粒後に被覆し、▲3▼前記▲1▼および▲2▼を平均粒子径約300〜500μmに整粒後にコーンスターチ等の賦形剤と混合粉砕した粉末状のメコバラミン,賦形剤,崩壊剤,崩壊剤および滑沢剤と混合して、打錠することにより本発明のビタミン製剤を得ることができる。さらに所望により、ヒドロキシプロピルメチルセルロースまたは/およびポリエチレングリコール等を含有するコーティング剤で下掛け後、沈降炭酸カルシウム等を含むコーティング剤,結合剤および着色剤等からなる練込液、およびコーティング剤および結合剤等からなる散布剤を用いて、練込散布掛および練込掛、次いでシロップ掛を施し、糖衣錠とすることができる。
メコバラミンの製剤化にはその安定化のために、前記のとおり造粒または懸濁することなく、直接、メコバラミンをまたはコーンスターチ等の賦形剤と混合粉砕した粉末を、水分を実質的に含まない状態で用いることが好ましい。これにより、メコバラミンの分解を最小限に抑えつつ、製剤中に配合することができる。このような方法は本発明の製剤以外にも、メコバラミン単味の製剤等いかなるメコバラミン配合固形製剤にも汎用することができる。
【0015】
本発明のビタミン製剤は上記の錠剤に限らず、常法に従って例えば散剤、顆粒剤、丸剤、カプセル剤、口腔内崩壊型製剤等の固形製剤をも含む。好ましくは錠剤が挙げられる。錠剤の大きさは特に制限されることはないが、好ましくは厚さが約3〜5mm、直径が約5〜10mmである。これらの固形製剤は、白糖またはグラニウ糖等で剤皮を施すこともできる。さらには、本発明の製剤を用いて常法により有核錠、積層錠としたり、本発明の製剤を糖衣層の成分中に添加して製剤化してもよい。こうして得られる本発明のビタミン製剤は、そのままで製品として用いることもできるが、コハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩とを含有する種々の医薬品、医薬部外品、食品等の製造時に適宜適量添加することができる。
【0016】
本発明のビタミン製剤は、従来のコハク酸トコフェロールまたはその塩とビタミンB1類またはその塩含有のビタミン製剤と同様に、ビタミンEとビタミンB1としての効果を発揮し、ヒトやその他の動物(例えば哺乳類、鳥類、爬虫類等)に対して医薬品、医薬部外品または食品として安全に使用できる。例えば、ヒトの末梢血行障害(例えば肩または首筋のこり、手足のしびれ、冷え、しもやけ等)、更年期障害(例えば肩または首筋のこり、手足のしびれ、冷え、のぼせ等)、月経不順、神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛、肩こり、便秘、眼精疲労、肉体疲労時、病中や病後の体力低下時、妊娠および授乳時、壊血病、メルレル・バロー病、毛細管出血等の予防、治療、栄養補給にコハク酸トコフェロールまたはその塩を0.1〜300mg、好ましくは1〜300mgおよびビタミンB1類またはその塩を0.1〜300mg、好ましくは1〜200mg、より好ましくは1〜100mgを含む本発明のビタミン製剤を1日に1回ないし3回にわけて経口投与する。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に実施例、参考例および実験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
【実施例】
実施例1
コハク酸d−α−トコフェロール400g、塩基性でかつ比容が10ml/g(比表面積120m2/g(BET式))である特殊ケイ酸カルシウム(フローライトRE[商品名]徳山曹達株式会社製)200g、γ―オリザノール40g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース40gおよび結晶セルロース22.3gをバーチカルグラニュレーター(パウレック社製 FM-VG-10)を用いて4重量%ヒドロキシプロピルセルロース(HPC-L)水溶液543mlおよび精製水400mlで造粒した(E群)。一方、塩酸フルスルチアミン1091.6g、塩酸ピリドキシン1000g、軽質無水ケイ酸(サイリシア320[商品名,有限会社 ワイ・ケイ・エフ社製])111gおよび結晶セルロース282.6gを流動層造粒機(パウレック社製 FD-3S)を用いて葉酸4gを分散させた4重量%のヒドロキシプロピルセルロース(HPC-L)水溶液1270mlで造粒した(T群)。得られた2種類(E群およびT群)の造粒末のそれぞれをパワーミル(株式会社昭和機械工作所製 P-3S)を用いて平均粒子径約400μmに整粒後、E群362gおよびT群508gを取り出し、メコバラミン(コーンスターチの20倍散末)60g、軽質無水ケイ酸(サイリシア320[商品名,ワイ・ケイ・エフ社製])11.1g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L-HPC-31)66.6g、結晶セルロース65.64gおよびステアリン酸マグネシウム6.66gと混合し、ロータリー式打錠機(菊水製作所・コレクト19K)にて、直径8mm(6.5R)で厚さ4.42mmの素錠を製した。次いで、滅菌タルク,沈降炭酸カルシウム,グラニウ糖,アラビアゴム末,酸化チタンを精製水に溶解または分散した練込液417.6gと滅菌タルクおよびアラビアゴム末からなる散布剤376gとを用いて練込散布掛を、その後に前記の練込液369.6gを用いて練込掛を行い、さらに糖衣パン(菊水製作所・10インチパン)にてグラニウ糖およびリボフラビンを含有するシロップ液196gを用いて糖衣を施し、糖衣錠とした。糖衣錠3錠あたりの配合成分および配合量を〔表1〕の実施例1欄に示す。
【0019】
実施例2
〔表1〕中の実施例2欄に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得た。なお、〔表1〕中の実施例2欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。
【0020】
実施例3
〔表1〕中の実施例3欄に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得た。なお、〔表1〕中の実施例3欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。なお、炭酸カルシウムの比容は4ml/gである。
【0021】
実施例4
〔表1〕中の実施例4欄に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得る。なお、〔表1〕中の実施例4欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。
実施例5
〔表1〕中の実施例5欄に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得る。なお、〔表1〕中の実施例5欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。
【表1】
Figure 0003948872
Figure 0003948872
※メコバラミン混合粉砕末:メコバラミン1.5mg、サイリシア0.9mg、コーンスターチ27mgおよび結晶セルロース0.6mgを混合した 20倍散末
【0022】
比較例1
〔表2〕中の比較例1に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得た。比較例1と実施例1との最も大きな相違点として、実施例1のE群中の特殊ケイ酸カルシウム(フローライトRE[商品名,徳山曹達株式会社製])に代えて、中性でかつ比容が7ml/g(比表面積300m2/g(BET式))である軽質無水ケイ酸(サイリシア320[商品名,有限会社ワイ・ケイ・エフ社製])を用いている点が挙げられる。なお、〔表2〕中の比較例1欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。
【0023】
比較例2
〔表2〕中の比較例2に示す配合成分を用いて、実施例1と同様の方法により糖衣錠を得た。比較例2と実施例1との最も大きな相違点として、実施例1のE群中の特殊ケイ酸カルシウム(フローライトRE[商品名,徳山曹達株式会社製])に代えて、塩基性で比容が2.5ml/gであるメタケイ酸アルミン酸マグネシウム(ノイシリン[商品名,富士化学株式会社製])を用いている点が挙げられる。なお、〔表2〕中の比較例2欄に示す配合成分および配合割合は糖衣錠3錠あたりの値である。
【表2】
Figure 0003948872
【0024】
実験例1
実施例1、実施例2、実施例3、比較例1および比較例2により得られた糖衣錠をガラスビンで40℃の条件で4週間保存した後、それぞれの糖衣錠につき、高速液体クロマトグラフでコハク酸d-α-トコフェロールの含量を測定した。測定により得られた含量から、4週間の保存試験前(イニシャル)の糖衣錠に対する残存率を算出した結果を、〔表3〕に示す。実施例1,実施例2および実施例3に代表される本発明のビタミン製剤ではコハク酸d-α-トコフェロールの含量低下は見られなかったが、比較例1および比較例2に代表される対照群のビタミン製剤では、コハク酸d-α-トコフェロールの含量低下が確認された。
これより、コハク酸d-α-トコフェロールに比容が約3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合することにより優れた安定性が得られることが判った。
【表3】
Figure 0003948872
【0025】
【発明の効果】
本発明のビタミン製剤は安定で、コハク酸トコフェロールまたはその塩の含量低下が抑制され、品質上の経時変化が極めて少ない。

Claims (9)

  1. コハク酸トコフェロールまたはその塩、ビタミンB1類またはその塩、および該コハク酸トコフェロールまたはその塩100重量部に対して炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、特殊ケイ酸カルシウム、酸化カルシウム、硫酸カルシウムならびに塩化カルシウムおよびこれらに対応するマグネシウム塩、および炭酸ナトリウムならびに炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される比容が3ml/g以上である塩基性無機化合物10〜150重量部を配合してなるビタミン製剤。
  2. 塩基性無機化合物が炭酸カルシウムまたは特殊ケイ酸カルシウムである請求項1記載のビタミン製剤。
  3. ビタミンB1類またはその塩が活性型ビタミンB1誘導体またはその塩である請求項1記載のビタミン製剤。
  4. コハク酸トコフェロールまたはその塩がd体である請求項1記載のビタミン製剤。
  5. (1)コハク酸トコフェロールまたはその塩100重量部に対して10〜150重量部の炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、特殊ケイ酸カルシウム、酸化カルシウム、硫酸カルシウムならびに塩化カルシウムおよびこれらに対応するマグネシウム塩、および炭酸ナトリウムならびに炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される比容が3ml/g以上である塩基性無機化合物を配合した、コハク酸トコフェロールまたはその塩および塩基性無機化合物を含む粒と、(2)上記コハク酸トコフェロールまたはその塩1重量部に対して0.001〜100重量部のビタミンB1類またはその塩を配合した、ビタミンB 1 類またはその塩を含む粒、とを含有することを特徴とするビタミン製剤。
  6. コハク酸トコフェロールまたはその塩およびビタミンB1類またはその塩を含有する製剤に、コハク酸トコフェロールまたはその塩100重量部に対して炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、特殊ケイ酸カルシウム、酸化カルシウム、硫酸カルシウムならびに塩化カルシウムおよびこれらに対応するマグネシウム塩、および炭酸ナトリウムならびに炭酸水素ナトリウムからなる群から選択される比容が3ml/g以上である塩基性無機化合物を10〜150重量部配合することを特徴とするコハク酸トコフェロールまたはその塩の安定化方法。
  7. さらに、ビタミンB類またはその塩、ビタミンB12類またはその塩および葉酸を配合してなる請求項1記載のビタミン製剤。
  8. 製剤中に、ビタミンB1類またはその塩を約1〜40重量%、ビタミンB類またはその塩を約0.2〜50重量%、ビタミンB12類またはその塩を約0.0005〜2重量%および葉酸を約0.01〜3重量%含有することを特徴とする請求項7記載のビタミン製剤。
  9. 末梢血行障害、神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛および眼精疲労の予防・治療剤である請求項7記載のビタミン製剤。
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