JP3947876B2 - Pcm符号を用いたデータ伝送システムおよび方法 - Google Patents

Pcm符号を用いたデータ伝送システムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明はPCM(Pulse Code Modulation)符号ベースの通信システムに係り、特にPCM符号を用いてデータを送受信可能なシステムおよび方法に関する。
近年、IPネットワークの進展によりVoIP(Voice over IP)技術はネットワーク通信の重要な要素となりつつある。これに伴って、VoIP通信事業者の間では、音声符号化方式としてPCM符号ベースの勧告G.711を採用し、UDP(User Datagram Protocol)パケットの帯域を確保することで通信品質を保証しようとする傾向が強まっている。一方、携帯電話あるいはデジタルカメラ付き携帯電話の普及に伴い、インスタント・メッセージや静止画像などの伝送サービスの利用数が激増している。
このために、ネットワークに負担のかからない簡易なデータ伝送技術が必要とされている。ISDN(Integrated Services Digital Network)のBチャネルでは通話サービスとデータ通信サービルとを共用することができるが、サービス形態を呼毎に設定しネットワーク側の制御が必要となるために、ネットワークの負担が増大するという難点がある。
ネットワーク側の制御なしに端末間で通信モード(音声通話モードとデータ通信モード)の切替を行う方式として、例えば特開昭63−69364号公報(特許文献1)に開示された通信モード切替方式がある。この従来技術では、音声通話モード時にデータ通信モードへ切り替える場合には多周波信号またはプッシュボタン信号などの音声帯域を通過可能な信号を送信して切替を行い、データ通信モード時に音声通話モードに切り替える場合には特定の信号コードを送信して切替制御を行っている。
特開昭63−69364号公報(第2ページ左下欄8行から右下欄12行、第2図)
しかしながら、特許文献1に記載された通信モード切替方式では、通信情報とは別の特別な制御信号(プッシュボタン信号や特定コードなど)がネットワークを通して相手側へ送信されており、ネットワークトラフィックを増大させている。また、上記従来技術では、PCM符号ベースの音声通信については全く考慮されていない。
本発明の目的は、PCM符号を利用し、ネットワークに負荷のかからない新規なデータ伝送システムおよび方法を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、PCM符号を利用し、ネットワーク側の制御を必要としない新規な通信モード切替方法を提供することにある。
本発明者は、通常のPCM音声通話ではバンドパスフィルタにより300〜4000Hzに帯域制限されたアナログ音声信号がPCM符号化されていることから、最低周波数以下の帯域をデータ伝送に利用できる点に着目した。たとえば、PCM符号の極性を示す最上位ビットを利用して音声通信とデータ通信との間の切替を制御することができる。特に、所定時間以上連続して極性ビットが“1”になるPCM符号ストリームは発生しないことを利用すれば、音声通信からデータ伝送への切替を随時自動的に行うことが可能となる。
本発明によれば、送信端末は、送信すべきデータを入力し、PCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示すように各PCM符号の極性ビットを所定論理値に固定し、残りの7ビットを前記データに順次割り当てることで8ビットPCM符号からなるデータPCM符号ストリームを生成し、前記データPCM符号ストリームを前記受信端末へ送信する。受信端末は、前記送信端末からPCM符号ストリームを受信し、前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットがPCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示す前記所定論理値であるか否かを判定し、前記極性ビットが前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する。
PCM符号の極性を示す最上位ビットを所定論理値に固定することでデータ伝送であることを示すことができ、データ伝送の制御を同一のPCM符号により実行することができる。
送信端末は、前記送信すべきデータを入力すると、各PCM符号の極性ビットを前記所定論理値に固定した所定数のPCM符号からなるストリームを生成して前記受信端末へ送信し、前記所定数のPCM符号からなるストリームの送信後に前記データPCM符号ストリームを送信することができる。その際、受信端末は、前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントし、前記カウント値が前記所定数以上であるとき、続いて受信するPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する。
音声通話などの通常のPCM符号からデータ伝送に切り替わる際、極性ビットを所定論理値に固定した所定数のPCM符号を事前に送信することで、受信端末は自動的に通信モードの切替を行うことができる。
本発明の他の側面によれば、PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用して送信端末から受信端末へネットワークを通してデータを伝送するシステムにおける端末間の通信モード切替方法において、送信端末は、アナログ信号から、極性ビットを含む8ビットPCM符号からなる第1PCM符号ストリームを生成し、各PCM符号の極性ビットを所定論理値に固定し、前記極性ビット以外の7ビットを送信すべきデータに順次割り当てることで第2PCM符号ストリームを生成し、前記送信すべきデータが発生したとき、各PCM符号の極性ビットを前記所定論理値に固定した所定数のPCM符号からなるストリームを生成し、前記所定数のPCM符号からなるストリームを前記受信端末へ送信した後に、前記第1PCM符号ストリームから前記第2PCM符号ストリームへ送信ストリームを切り替える。受信端末は、前記送信端末からPCM符号ストリームを受信し、前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットが前記所定論理値であるか否かを判定し、前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントし、前記カウント値が前記所定数未満のときは前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号化し、前記カウント値が前記所定数以上であるときは前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する、ことを特徴とする。
上述したように、本発明によれば、8ビットPCM符号の極性ビットを制御データとして利用し、残りの7ビットのビットストリームを伝送すべき有意なデータと認識する。これにより、ネットワークの制御チャネルを用いることなく、ネットワーク内に確保された通話帯域内で通信モードの切替およびデータ伝送が可能となり、ネットワークに負担をかけることなくトラフィックの増大を抑制することができる。
(1)PCMストリーム送信部
図1は、本発明の第1実施形態によるデータ伝送システムにおける送信側端末のPCMストリーム送信部を示すブロック図である。ここでは、送信側端末10と受信側端末30との間にデジタル交換網20によって回線が確立されているものとする。また、図面を煩雑にしないために、送信側端末10のPCMストリーム送信部に関係する構成だけを示し、当該端末10の受信部などは省略している。
図1において、送信側端末10は、デジタル交換網20に確立された回線を通して、送受信器101により後述するPCM符号ストリームの送信および受信を行うことができる。また、タイミング信号発生部102は、デジタル交換網20から網同期信号を抽出し、8kHzサンプリング信号SS、フレーム信号SFおよび8ビット送信タイミング信号ST8をそれぞれ生成する。また、MSBタイミング間引き部103は、フレーム信号SFおよび8ビット送信タイミング信号ST8に基づいて、8ビット送信タイミング信号ST8から最上位ビットMSBに対応するタイミングパルスのみを間引いて7ビット送信タイミング信号ST7を生成する。
送信側端末10には、バンドパスフィルタにより300〜4000Hzに帯域制限されたアナログ音声信号をPCM符号化するPCMエンコーダ104が設けられている。PCMエンコーダ104は、タイミング信号発生部102から供給される8kHzサンプリング信号SS、フレーム信号SFおよび8ビット送信タイミング信号ST8に同期して、入力アナログ音声信号を所定の圧伸方法により量子化し8ビットPCM符号ストリームを生成する。
シリアルデータ変換
また、送信側端末10には、コンピュータ等から入力したパラレルデータをシリアルデータに変換するシリアルデータ変換部105が設けられている。シリアルデータ変換部105は、タイミング信号発生部102から供給される8kHzサンプリング信号SS、フレーム信号SFおよび7ビット送信タイミング信号ST7に同期して、入力パラレルデータを(8−1)ビットシリアルデータに変換する。ここで(8−1)ビットシリアルデータとは、最上位ビットタイミングのみを間引いて生成された7ビット送信タイミング信号ST7に従って8ビットパラレルデータを読み出すことにより生成され、8ビットのうち最上位ビットだけをハイインピーダンスとし、残りの7ビットを有意のデータとした擬似的な8ビットシリアルデータという。
例えば、シリアルデータ変換部105は並列入力/直列出力型シフトレジスタを用いて構成することができる。8kHzサンプリング信号SSあるいはフレーム信号SFに同期して、シフトレジスタにパラレルデータを取り込み、最上位ビットタイミングのみを間引いて生成された7ビット送信タイミング信号ST7に同期して、最上位ビットのタイミングだけ遅れて入力データを順次7ビット分シフト出力する。これにより、パラレルデータを最上位ビットがハイインピーダンスの(8−1)ビットシリアルデータに変換することができる。
PCMエンコーダ104の出力である8ビットPCMストリームと、シリアルデータ変換部105の出力である(8−1)ビットシリアルデータとはデータパススイッチ106へ出力される。データパススイッチ106は、制御部107の制御に従い、タイミング信号発生部102から供給される8kHzサンプリング信号SS、フレーム信号SFおよび8ビット送信タイミング信号ST8に同期して、8ビットPCMストリームおよび(8−1)ビットシリアルデータのいずれかを出力する。
制御部107は、音声通信中であってもコンピュータからのデータ送信要求に応答してデータ伝送を行う。したがって、制御部107は、音声送信時にはPCMエンコーダ104からの8ビットPCMストリームを選択するようにデータパススイッチ106を制御し、データ送信要求が発生するとシリアルデータ変換部105からの(8−1)ビットシリアルデータを選択するように制御する。データ伝送速度は、たとえば56kbpsである。
MSB挿入
さらに、制御部107は、データ送信要求が発生すると、データ送信を示すPCM符号を送信するようにMSB挿入部108を制御する。
MSB挿入部108は、制御部107の制御により、データ送信に先立って所定フレーム数NF以上の連続するPCM符号に対して最上位ビットMSBに“1”を挿入する。その後、(8−1)ビットシリアルデータがデータパススイッチ106から出力されると、その最上位ビットのタイミングで“1”を挿入する。より詳しくは、MSB挿入部108は、タイミング信号発生部102から供給される8kHzサンプリング信号SS、フレーム信号SFおよび8ビット送信タイミング信号ST8に同期して、所定フレーム数NF以上のフレームに対して最上位ビットのタイミングで“1”を挿入し、それに続く(8−1)ビットシリアルデータに対しても最上位ビットのタイミングで“1”を挿入する。これによって、最上位ビットが常に“1”のPCMストリームが送受信器101からデジタル交換網20へ送出される。
上述したように、PCM符号を使用した通話の音声帯域は300〜4000Hzであるから、300Hz以下の周波数帯域をデータ伝送に用いることが可能である。これを利用して、本実施形態では、PCM符号のレベル極性を意味する最上位ビットを所定時間に対応するフレーム数NF以上“1”に固定することで、データ通信の開始を受信側に通知する。所定時間は、最低音声帯域周波数の半波分の時間をフレーム数で表したものであり、次式により求めた値a以上で最も小さい整数であるフレーム数NF(=14)を用いる。
a=(1/最低音声帯域周波数)/(1/サンプリング周波数)/2
=(1/300Hz)/(1/8kHz)/2=13.33・・・。
データ送信が終了し音声通話に戻ると、制御部107はMSB挿入部108を制御して最上位ビットに“1”を挿入する動作を停止させる。これにより最上位ビットが“0”である負極性の音声PCMストリームがデータパススイッチ106から出力され、そのまま送信される。
したがって、受信側では、PCM符号の最上位ビットを所定時間モニタすることで音声通信からデータ通信への切替判定を行うことができ、最上位ビットが連続“1”から“0”に変化することで、データ通信から音声通信への切替判定を行うことができる。なお、PCM符号の最上位ビットは信号レベルの極性を意味するので、A−law、μ−lawのいずれの符号化則であっても有効である。次に、この音声/データ切替判定手段を有する受信側の端末について詳細に説明する。
(2)PCMストリームの受信部
図2は、本発明の第1実施形態によるデータ伝送システムにおける受信側端末のPCMストリーム受信部を示すブロック図である。ここでは、図面を煩雑にしないために、受信側端末30のPCMストリーム受信部に関係する構成だけを示し、当該端末30の送信部などは省略している。
図2において、受信側端末30は、デジタル交換網20に確立された回線を通して、送受信器301により後述するPCM符号ストリームの送信および受信を行うことができる。また、タイミング信号発生部302は、デジタル交換網20から網同期信号を抽出し、フレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8を生成する。また、MSBタイミング間引き部303は、フレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8に基づいて、8ビット受信タイミング信号SR8から最上位ビットMSBに対応するタイミングパルスのみを間引いて7ビット受信タイミング信号SR7を生成する。
MSB検出
送受信器301により受信したPCMストリームは最上位ビット検出部304およびデータパス切替スイッチ308へ出力される。最上位ビット(MSB)検出部304は、タイミング信号発生部302から供給されるフレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8に同期して、受信PCMストリームから各フレームの最上位ビットMSBをモニタし、その値1/0をカウンタ305および制御部306へ出力する。
カウンタ305はMSB=1の回数をカウントし、そのカウント値Cを比較器307へ出力する。比較器307はカウント値Cと所定フレーム数NFとを比較し、カウント値Cが所定フレーム数NFに到達したか否かによって、Enable信号あるいはDisable信号をデータパス切替スイッチ308および309と制御部306へそれぞれ出力する。後述するように、Disable信号は音声受信を示し、Enable信号はデータ受信であることを示す。
データパス切替
データパス切替スイッチ308および309は、タイミング信号発生部302から供給されるフレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8に同期し、比較器307からのEnable信号あるいはDisable信号に応じたスイッチ動作を同時に実行する。より詳しくは、データパス切替スイッチ308は、比較器307からDisable信号を受けると、受信PCMストリームをデータパス切替スイッチ309へ出力し、Enable信号を受けると、受信PCMストリームをパラレルデータ変換部312へ出力するようにスイッチ動作を行う。他方、データパス切替スイッチ309は、比較器307からDisable信号を受けると、データパス切替スイッチ308から入力した受信PCMストリームをPCMデコーダ311へ出力し、Enable信号を受けると、無音PCM挿入部310からの無音PCMストリームをPCMデコーダ311へ出力するようにスイッチ動作を行う。
言い換えれば、音声PCMストリームを受信しているときには、受信PCMストリームはデータパス切替スイッチ308および309を通してPCMデコーダ311へ転送される。他方、データPCMストリームを受信しているときには、受信PCMストリームはデータパス切替スイッチ308を通してパラレルデータ変換部312へ転送され、同時に無音PCMストリームがデータパス切替スイッチ308を通してPCMデコーダ311へ転送される。受信したPCMストリームが音声であるかデータであるかが、上述したMSB検出部304、カウンタ305、比較器307および制御部306により判定されるわけである(詳しくは後述する)。
無音PCM挿入部310は、タイミング信号発生部302から供給されるフレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8に同期して無音レベルに相当するPCM符号“00h”あるいは無音ストリームを出力している。あるいは、プルダウン抵抗器を用いて信号レベルを常時0Vに設定しておいても良い。
PCMデコーダ311は、タイミング信号発生部302から供給されるフレーム信号SFおよび8ビット受信タイミング信号SR8に同期し、データパス切替スイッチ309から出力されるPCMストリームを復号化する。上述したように、送信側端末10が音声を送信したときにはデータパス切替スイッチ309が受信PCMストリームを出力するので、送信側の音声信号が復号され、送信側端末10がデータを送信したときにはデータパス切替スイッチ309が無音PCMストリームを出力するので、無音の音声信号が復号される。
MSB検出からデータパススイッチに要する時間は0.04秒程度であるから、通話状態からデータ受信状態への切替時に発生する異音も実用上問題はない。
パラレルデータ変換
パラレルデータ変換部312は、フレーム信号SFとMSBタイミング間引き部303から供給される7ビット受信タイミング信号SR7とに同期して、データパス切替スイッチ308から出力される受信PCMストリームの連続したマルチフレームから8ビットパラレルデータを生成する。すわなち、送信側端末10で生成されたMSB=1で残りの7ビットが有意データである8ビットPCMストリームを受信し、その連続した複数フレームから7ビット受信タイミング信号SR7に従って有意データのみを選択し、8ビットパラレルデータを再構成する。したがって、送信データからみれば、送信側端末10で8ビットパラレルデータから7ビットシリアルデータに変換され、受信側端末30で7ビットシリアルデータから8ビットパラレルデータに逆変換される。
図2における各ブロックの機能はハードウエアにより構成することも可能であるが、CPU等のプログラム制御プロセッサを用いてソフトウエアにより実装することもできる。以下、音声/データ受信判定プログラムをCPU上で実行する場合の音声/データ受信モード判定動作について詳細に説明する。
音声/データ受信判定
図3は、本発明の第1実施形態における通信モード判定方法の一実施例を示すフローチャートである。上述したように、音声信号をPCM符号化して得られた8ビットPCMストリームは極性を示す最上位ビットが所定フレーム数NF以上連続して“1”にならないことを利用して音声/データの判定が可能となる。なお、所定フレーム数NFは、(1/最低音声帯域周波数)/(1/サンプリング周波数)/2で求められる。本実施形態では、最低音声帯域周波数が300Hz、サンプリング周波数が8kHzであるから、NF=14に設定される。
図3に示す音声/データ受信モード判定動作は受信PCMストリームのフレーム毎に実行される。まず、各フレームのPCM符号最上位ビットMSBをチェックする(ステップS401)。MSB=0であれば音声通話状態であるから、Disable信号をデータパススイッチ308および309へ出力して受信PCMストリームをPCMデコーダ311へ転送し(ステップS402)、カウンタをクリアする(ステップS403)。
MSB=1であれば、データ受信中であるか否かを判定し(ステップS404)、データ受信中であれば(ステップS404のYES)、そのまま受信処理を続行する。データ受信中でなければ(ステップS404のNO)、新たなデータ受信開始である否かを確実に判定するために所定フレーム数NF以上連続してMSB=1となるかどうかを判定する(ステップS405、S406)。
より詳しくは、データ受信中でなければ(ステップS404のNO)、カウンタをインクリメントし(ステップS406)、そのカウンタ値Cが所定フレーム数NF未満であるか否かを判定する(ステップS406)。C<NFであれば(ステップS406のYES)、次のフレームのMSBチェックを行う(ステップS401〜S404)。こうしてフレーム毎にMSBチェックが行われ、MSB=1がデータ受信中でないと判定されるたびに(ステップS404のNO)、カウンタがインクリメントされ(ステップS405)、カウンタ値Cが所定フレーム数NF以上になると(ステップS406のNO)、データ通信であると判定され、Enable信号をデータパススイッチ308および309へ出力し、続く受信PCMストリームをパラレルデータ変換部312へ転送し、無音PCMストリームをPCMデコーダ311へ出力する(ステップS407)。
こうしてデータ受信を開始すると、後続する各フレームのPCM符号はMSB=1であるから、受信PCMストリームはパラレルデータ変換部312へ転送され続ける(ステップS401およびS404のYES)。
データ送信が終了して音声通話のPCMストリームが受信されると、MSB=0となる。したがって、Disable信号がデータパススイッチ308および309へ出力され受信PCMストリームがPCMデコーダ311へ転送されると共に(ステップS402)、カウンタがクリアされる(ステップS403)。なお、ノイズ等によってMSBの誤りがないとも限らないので、ステップS401のMSB=0が所定回数連続したときにステップS402およびS403を実行するようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によるデータ伝送システムでは、8ビットPCM符号の極性ビットを通信モード切替制御信号とみなし、残りの7ビットのビットストリームを有意なデータと認識する。これにより、デジタル交換網20の制御チャネルを用いることなく、ネットワーク内に確保された通話帯域内で通信モードの切替およびデータ伝送が実行され、ネットワークのトラフィックを増大させることがない。
特に、本発明によるシステムおよび方法は、携帯電話等で多用されるインスタント・メッセージのデータ伝送あるいは遠隔地端末に接続されるリモートカメラやスピーカなど比較的即時性が要求される制御機器の制御データの伝送にも有効である。
また、上述したように、300Hz以下のPCM音声信号はデータ通信と見なされPCM符号“00h”の無音コードがPCMデコーダ311により再生されるために、受話音声信号のバンドストップフィルタとしても機能する。
(3)他の適用例
図4は、本発明の第1実施形態を適用した通信システムの模式図である。送信側端末10から上述したPCMストリームが受信側端末30へデジタル交換網20の回線を通して送信される。ただし、本発明はこのようなデジタル交換網に適用されるだけではなく、VoIP網にも適用することができる。
図5は、本発明の第1実施形態を適用した他の通信システムの模式図である。端末11および31はVoIP網21を介して接続されており、G.711パケットストリームにより音声/データの送受信を行う。このシステムでは、端末11および31には、それぞれパケットのジッタ等を吸収するジッタバッファとPCMストリームとパケットとの間の変換を行う変換器が設けられている。それ以外のPCMストリームの送受信に関する構成は、上述した図1および2と基本的に同じであり、同様の効果を得ることができるので説明は省略する。
また、上述した実施形態では、PCM符号の極性ビットが最上位ビットの場合を説明したが、最下位ビットに位置しても、本発明が同様に適用可能であることは言うまでもない。また、極性ビット=“1”をデータ伝送として利用したが、“0”を利用しても同様である。
本発明の第1実施形態によるデータ伝送システムにおける送信側端末のPCMストリーム送信部を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるデータ伝送システムにおける受信側端末のPCMストリーム受信部を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における通信モード判定方法の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態を適用した通信システムの模式図である。 本発明の第1実施形態を適用した他の通信システムの模式図である。
符号の説明
10 送信側端末
20 デジタル交換網
30 受信側端末
101 送受信器
102 タイミング信号発生器
103 MSBタイミング間引き部
104 PCMエンコーダ
105 シリアルデータ変換部
106 データパススイッチ
107 制御部
108 MSB挿入部
301 送受信器
302 タイミング信号発生器
303 MSBタイミング間引き部
304 MSB検出部
305 カウンタ
306 制御部
307 比較器
308 データパススイッチ
309 データパススイッチ
310 無音PCM挿入部
311 PCMデコーダ
312 パラレルデータ変換部

Claims (11)

  1. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用して送信端末から受信端末へネットワークを通してデータを伝送する方法において、
    前記送信端末は、
    送信すべきデータを入力し、
    PCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示すように各PCM符号の極性ビットを所定論理値に固定し、残りの7ビットを前記データに順次割り当てることで8ビットPCM符号からなるデータPCM符号ストリームを生成し、
    前記データPCM符号ストリームを前記受信端末へ送信し、
    前記受信端末は、
    前記送信端末からPCM符号ストリームを受信し、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットが前記最低音声帯域以下であることを示す前記所定論理値であるか否かを判定し、
    前記極性ビットが前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する、
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用して送信端末から受信端末へネットワークを通してデータを伝送する方法において、
    前記送信端末は、
    送信すべきデータを入力し、
    前記送信すべきデータを入力すると、各PCM符号の極性ビットを前記所定論理値に固定した所定数のPCM符号からなるストリームを生成して前記受信端末へ送信し、
    前記所定数のPCM符号からなるストリームの送信後に前記データPCM符号ストリームを送信し、
    前記受信端末は、
    前記送信端末からPCM符号ストリームを受信し、
    前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントし、
    前記カウント値が前記所定数以上であるとき、続いて受信するPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する、
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  3. 前記送信端末は、
    前記送信すべきデータの送信を終了すると、各PCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外の論理値を取るPCM符号ストリームを前記受信端末へ送信し、
    前記受信端末は、
    前記受信したPCM符号ストリームにおける少なくとも1つの連続するPCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外である場合には、前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号化する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ伝送方法。
  4. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用してデータを送信する送信端末において、
    アナログ信号を入力し、極性ビットを含む8ビットPCM符号からなる第1PCM符号ストリームを生成するPCM符号化手段と、
    送信すべきデータを入力し、各PCM符号の極性ビット以外の7ビットを前記データに順次割り当てることで疑似8ビットシリアルデータを生成するデータ変換手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記疑似8ビットシリアルデータの一方を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力された前記疑似8ビットシリアルデータに対して、PCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示すように前記極性ビットに対応する位置に所定論理値を挿入することで第2PCM符号ストリームを生成するビット挿入手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記第2PCM符号ストリームの一方を宛先へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする送信端末。
  5. 前記ビット挿入手段は、前記送信すべきデータが発生したとき、各PCM符号の極性ビットを前記所定論理値に固定した所定数のPCM符号からなるストリームを生成し、
    前記送信手段は、前記所定数のPCM符号からなるストリームを前記宛先へ送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の送信端末。
  6. 前記ビット挿入手段は、前記送信すべきデータの送信を終了すると、前記極性ビットに対応する位置に前記所定論理値を挿入することを停止する、ことを特徴とする請求項4または5に記載の送信端末。
  7. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを受信する受信端末において、
    PCM符号ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットがPCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示す所定論理値であるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成するデータ変換手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号するPCM復号化手段と、
    前記極性ビットがPCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示す前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送し、前記受信したPCM符号ストリームにおける少なくとも1つの連続するPCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外であれば前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送するスイッチ手段と、
    を有することを特徴とする受信端末。
  8. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを受信する受信端末において、
    PCM符号ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットが所定論理値であるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成するデータ変換手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号するPCM復号化手段と、
    前記極性ビットが前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送し、前記受信したPCM符号ストリームにおける少なくとも1つの連続するPCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外であれば前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送するスイッチ手段と、
    を有し、
    前記判定手段は、
    前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント値と所定数とを比較する比較手段と、
    を有し、
    前記スイッチ手段は、前記カウント値が前記所定数未満のときは前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送し、前記カウント値が前記所定数以上であるときは前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送する、
    ことを特徴とする受信端末。
  9. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用して送信端末から受信端末へネットワークを通してデータを伝送するシステムにおける端末間の通信モード切替方法において、
    前記送信端末は、
    アナログ信号から、極性ビットを含む8ビットPCM符号からなる第1PCM符号ストリームを生成し、
    各PCM符号の極性ビットを所定論理値に固定し、前記極性ビット以外の7ビットを送信すべきデータに順次割り当てることで第2PCM符号ストリームを生成し、
    前記送信すべきデータが発生したとき、各PCM符号の極性ビットを前記所定論理値に固定した所定数のPCM符号からなるストリームを生成し、
    前記所定数のPCM符号からなるストリームを前記受信端末へ送信した後に、前記第1PCM符号ストリームから前記第2PCM符号ストリームへ送信ストリームを切り替え、
    前記受信端末は、
    前記送信端末からPCM符号ストリームを受信し、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットが前記所定論理値であるか否かを判定し、
    前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントし、
    前記カウント値が前記所定数未満のときは前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号化し、
    前記カウント値が前記所定数以上であるときは前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成する、
    ことを特徴とする端末間の通信モード切替方法。
  10. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用しネットワークを通してデータを送受信するための送信部および受信を有する送受信端末において、
    前記送信部は、
    アナログ信号を入力し、極性ビットを含む8ビットPCM符号からなる第1PCM符号ストリームを生成するPCM符号化手段と、
    送信すべきデータを入力し、各PCM符号の極性ビット以外の7ビットを前記データに順次割り当てることで疑似8ビットシリアルデータを生成するデータ変換手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記疑似8ビットシリアルデータの一方を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力された前記疑似8ビットシリアルデータに対して、PCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示すように前記極性ビットに対応する位置に所定論理値を挿入することで第2PCM符号ストリームを生成するビット挿入手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記第2PCM符号ストリームの一方を通信相手端末へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信部は、
    前記通信相手端末からPCM符号ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットがPCM符号を使用した通信の最低音声帯域以下であることを示す前記所定論理値であるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成するデータ変換手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号するPCM復号化手段と、
    前記極性ビットが前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送し、前記受信したPCM符号ストリームにおける少なくとも1つの連続するPCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外であれば前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送するスイッチ手段と、
    を有する
    ことを特徴とする送受信端末。
  11. PCM(Pulse Code Modulation)符号ストリームを利用しネットワークを通してデータを送受信するための送信部および受信を有する送受信端末において、
    前記送信部は、
    アナログ信号を入力し、極性ビットを含む8ビットPCM符号からなる第1PCM符号ストリームを生成するPCM符号化手段と、
    送信すべきデータを入力し、各PCM符号の極性ビット以外の7ビットを前記データに順次割り当てることで疑似8ビットシリアルデータを生成するデータ変換手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記疑似8ビットシリアルデータの一方を選択して出力する選択手段と、
    前記選択手段から出力された前記疑似8ビットシリアルデータに対して、前記極性ビットに対応する位置に所定論理値を挿入することで第2PCM符号ストリームを生成するビット挿入手段と、
    前記第1PCM符号ストリームおよび前記第2PCM符号ストリームの一方を通信相手端末へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信部は、
    前記通信相手端末からPCM符号ストリームを受信する受信手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号の極性ビットが前記所定論理値であるか否かを判定する判定手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームの各PCM符号における前記極性ビット以外の7ビットを受信データとして再構成するデータ変換手段と、
    前記受信したPCM符号ストリームをPCM復号するPCM復号化手段と、
    前記極性ビットが前記所定論理値であれば、前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送し、前記受信したPCM符号ストリームにおける少なくとも1つの連続するPCM符号の極性ビットが前記所定論理値以外であれば前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送するスイッチ手段と、
    を有し、
    前記判定手段は、
    前記受信したPCM符号ストリームにおける極性ビットが前記所定論理値である連続したPCM符号の数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント値と所定数とを比較する比較手段と、
    を有し、
    前記スイッチ手段は、前記カウント値が前記所定数未満のときは前記受信したPCM符号ストリームを前記PCM復号化手段へ転送し、前記カウント値が前記所定数以上であるときは前記受信したPCM符号ストリームを前記データ変換手段へ転送する、
    ことを特徴とする送受信端末。
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