JP3946595B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−5540号公報(段落[0025]、図2)
【0004】
従来の空気清浄機は、前記特許文献1に記載されているように、フィルタ、モータおよびファンを有し、ファンによる吸引力で室内の空気を前面側から吸引し、フィルタを通過させて集塵・脱臭を行ない、清浄な空気を室内に循環供給するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記空気清浄機では、室内の空気の清浄効率を向上するには、風量を確保するためにモータおよびファンの容量を大きくする必要があり、このようにした場合には本体が大型化するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明では、大きな風量を得ることが可能で、かつ、清掃に係る作業性がよい空気清浄機を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の空気清浄機は、本体内部の略中央に支持されたモータと、該モータの回転軸に固定されたファンと、該ファンにより吸引する空気流路に配設されたフィルタとからなる空気清浄機において、前記本体は、その本体ケースと、空気を通すための多数のスリットを有し前記本体ケースの側面に着脱可能に取り付けた側面カバーと、空気を通すための多数のスリットを有し前記本体ケースの前面に着脱可能に取り付けた前面カバーと、前記本体ケースの後面に固定した後面カバーとからなり、前記本体ケースにおいて、その後面側に係止孔を設けるとともに、前面側に係止穴を設け、前記側面カバーにおいて、前記本体ケースの側の内面を円弧面とし前記係止孔に所定の遊びをもって係止する第1係止部を設けるとともに、内向きに突出し前記係止穴に所定の遊びをもって係止する第2係止部を設け、前記フィルタを、本体の前面側から側面にかけて略凹字形状に配置し、前記空気流路として、前記本体の前面カバーのスリットから吸引する第1空気流路と、本体の側面カバーのスリットから吸引する第2空気流路とを設けた構成としている。
【0008】
前記空気清浄機によれば、第1空気流路を介して前方から本体内に室内の空気が吸引されるとともに、第2空気流路を介して側方から本体内に室内の空気が吸引されるため、吸引する風量および循環供給する風量を増加することができる。その結果、大きな風量を得るためにモータやファンを大容量のものを使用する必要はない。また、前面カバーおよび側面カバーを着脱可能に取り付けることができるため、これらのカバーを清掃する際や、フィルタを取り外して清掃する際の作業性を向上できる。
【0009】
また、前記本体ケースにおいて、その後面側に係止孔を設けるとともに、前面側に係止穴を設け、前記側面カバーにおいて、前記本体ケースの側の内面を円弧面とし前記係止孔に所定の遊びをもって係止する第1係止部を設けるとともに、内向きに突出し前記係止穴に所定の遊びをもって係止する第2係止部を設けているため、側面カバーを着脱する作業は、本体に対する前後方向、および、係止部を支点とした回動方向のいずれでも可能になる。その結果、着脱作業性の向上を図ることができる。
【0010】
前記空気清浄機では、前記本体ケースにおいて、その前面側の上下いずれか一方に引掛穴を設けるとともに、上下いずれか他方に係止孔を設け、前記側面カバーの前面側に係止段部を設けるとともに、前記前面カバーの外周縁を前記係止段部に係合する形状とし、前記引掛穴に対応する引掛部を設けるとともに、前記係止孔に係止する係止部を設けることが好ましい。このようにすれば、側面カバーにガタツキを生じさせることなく、確実に取付状態を維持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気清浄機1を示す。この空気清浄機1は、大略、本体2と、モータ44と、ファン46と、フィルタ50とからなる。
【0012】
前記本体2は、大略、本体ケース3と、側面カバー24A,24Bと、前面カバー33と、後面カバー39と、上面カバー43とからなり、これらは全て合成樹脂によって形成されている。
【0013】
前記本体ケース3は、図1および図2(A),(B)に示すように、前壁4と、該前壁4の両端から後側に延びる側壁5と、該側壁5の後端から外側に延びるブラケット壁部6とからなる後面開口の矩形状の箱体からなる。前記前壁4の後面には、清浄した空気を室内に循環供給するインボリュート通路7を形成するための隔壁8が一体に突設されている。この隔壁8の上端は、清浄した空気を室内に循環供給する空気排出口9を構成する。また、この隔壁8の開口した後端は、後プレート10をネジ止めすることにより閉塞されている。なお、この後プレート10には、インボリュート通路7の略中央に位置するように空気流通口11が設けられている。また、前記前壁4および側壁5の上端部には外向きに膨出する上側膨出部12が設けられるとともに、下端部には同様に外向きに膨出する下側膨出部13が設けられ、これらによってフィルタ50を位置決めして取り付けるための段部12a,13aが形成されている。なお、前記膨出部12,13は、その側部の外形が前記ブラケット壁部6と面一に一致する形状とされている。
【0014】
また、前記前壁4には、前方から吸引した室内の空気を前記インボリュート通路7内に前側から通すための多数の第1空気流通口14が形成されている。また、前記側壁5には、側方から吸引した室内の空気を前記インボリュート通路7内に後側から通すための多数の第2空気流通口15が形成されている。さらに、前記ブラケット壁部6には、後方から吸引した室内の空気を前記第2空気流通口15の外側に通し、該第2空気流通口15または前記第1空気流通口14を通して前記インボリュート通路7内に空気を通すための多数の第3空気流通口16が形成されている。
【0015】
本実施形態では、前記本体ケース3には、側面カバー24A,24Bを着脱可能に取り付けるための第1係止孔17と係止穴19とが設けられている。また、本体ケース3には、前面カバー33を着脱可能に取り付けるための引掛穴21と第2係止孔22とが設けられている。
【0016】
前記第1係止孔17は、図2および図4に示すように、前記本体ケース3において後面側である前記ブラケット壁部6の上下と中央の3カ所に設けられている。この第1係止孔17には、内向きに突出する係止舌片18が設けられている。なお、この係止舌片18と対向する第1係止孔17の縁との間隔は、後述する側面カバー24A,24Bの第1係止部27を所定の遊びをもって挿通係止可能な大きさとされている。
【0017】
前記係止穴19は、図3および図4に示すように、前記本体ケース3において前面側である前記膨出部12,13の前面側の側部の2カ所に左右それぞれ設けられている。この係止穴19は、前後方向に延びるように切り欠いた溝からなり、その外側端部には係止突部20が設けられている。この係止突部20の突出量は、後述する側面カバー24A,24Bの第2係止部29を所定の遊びをもって係止可能な大きさとされている。
【0018】
前記引掛穴21は、図2に示すように、前記本体ケース3の前面側である上側膨出部12の両側部と中央の3カ所に設けられている。この引掛穴21は、下向きに窪ませた凹部からなる。
【0019】
前記第2係止孔22は、前記引掛穴21とは逆の下側 膨出部の両側に設けられている。この第2係止孔22は、貫通孔により構成している。なお、図2中、23は、後述する後面カバー39に形成する位置決め片42の挿通孔である。
【0020】
前記側面カバー24A,24Bは、左右対称な形状をなすもので、図3および図4に示すように、前記本体ケース3の側面に着脱可能に取り付けられている。この側面カバー24A,24Bには、空気を通すための多数のスリット25が水平方向に延びるように設けられている。なお、図3中、26は、前面カバーを外す際に指を引っ掛け易くするための凹部である。
【0021】
本実施形態では、側面カバー24A,24Bには、前記本体ケース3に着脱可能に取り付けるために、前記第1係止孔17に係止する第1係止部27と、係止穴19に係止する第2係止部29とが設けられている。
【0022】
前記第1係止部27は、その後端から後向き突出し、かつ、前記本体ケース3の側に位置する内面を円弧面とした形状をなし、その外面側には緩やかに突出する係止突部28が設けられている。なお、前記円弧面は、側面カバー24A,24Bを着脱する作業において、該第1係止部27を支点として回動させて行う場合に、第1係止孔17の縁に干渉することを防止するものである。
【0023】
前記第2係止部29は、その前端から内向きに突出する弾性片30の先端に後面側に向けて突出する係止突部31を設けたものである。また、側面カバー24A,24Bの前面側端縁には、後述する前面カバー33の外周縁が係止する係止段部32が設けられている。
【0024】
前記前面カバー33は、図3および図5(A)に示すように、前記本体ケース3の前面に着脱可能に取り付けられている。具体的には、この前面カバー33は、その外周縁が前記係止段部32に係合するとともに、前記本体ケース3の膨出部12,13をそれぞれ被覆する形状をなす。この前面カバー33には、空気を通すための多数のスリット34が水平方向に延びるように設けられている。
【0025】
本実施形態では、前面カバー33には、前記本体ケース3に着脱可能に取り付けるために、前記引掛穴21に対応する引掛部35と、前記第2係止孔22に貫通係止する係止部36とが設けられている。
【0026】
前記引掛部35は、前面カバー33の上端縁から下向きに突設した突片からなる。
【0027】
前記係止部36は、弾性片37の先端に係止突部38を設けたものである。
【0028】
前記後面カバー39は、図1および図5(B)に示すように、前記本体ケース3の後面にネジ止めによって固定されている。この後面カバー39には、前記本体ケース3の第3空気流通口16と対応する位置に多数の通気孔40が設けられている。また、この通気孔40の内側には、該通気孔40から吸引した室内の空気が直接ファンに至らないようにするための仕切壁41が設けられている。また、この後面カバー39には、図4に示すように、本体ケース3の側壁5と所定間隔をもって位置するように前記挿通孔23を貫通し、配設するフィルタ50の端部を位置決めする位置決め片42が設けられている。
【0029】
前記上面カバー43は、前記本体ケース3のインボリュート通路7の空気排出口9と一致する格子状に区画された空気排出口(図示せず)が設けられるとともに、操作パネル(図示せず)を配設したものである。
【0030】
前記モータ44は、前記本体ケース3のインボリュート通路7内に固定されており、その回転軸45は後面カバー39に向け延びるように配置されている。
【0031】
前記ファン46はシロッコファンであり、円形の支持板47と、該支持板47の外周部に配設された多数の羽根48とからなる。このファン46は、支持板47の取付孔に前記モータ44の回転軸45を挿入し、ナット等で固定されている。また、前記支持板47には、後プレート10の空気流通口11と一致する空気流通口49が形成されている。
【0032】
前記フィルタ50は、0.3μmの微粒子に対して99.97%以上の初期集塵効率を備えたHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタを蛇腹折りしたものである。このフィルタ50の外周には、図6(A),(B)に示すように、補強枠51が設けられるとともに、該補強枠51の所定位置に切断部52が設けられ、該フィルタ50を本体2に対して前面側から側面側にかけて凹字形状に配置できるように構成している。
【0033】
前記構成の空気清浄機1では、図1に示すように、その内部に、前面カバー33のスリット34から前壁4の第1空気流通口14を通してファン46の前方に至る第1空気流路53が形成される。また、側面カバー24A,24Bのスリット25から側壁5の第2空気流通口15を通して後プレート10と後面カバー39との間に至る第2空気流路54が形成される。
【0034】
そして、前記空気清浄機1を商用電源に接続して空気清浄動作を開始すると、ファンが回転し、空気清浄機1の前方の空気は、前面カバー33のスリット34から空気清浄機1内部に吸引される。この前方から吸引された空気は、フィルタ50の前面部を通過することにより清浄され、前壁4の第1空気流通口14を通ってファン46に至る。
【0035】
また、空気清浄機1の側方の空気は、側面カバー24A,24Bの多数のスリット25から空気清浄機1内部に吸引される。この側方から吸引された空気は、フィルタ50の側面部を通過することにより清浄され、側壁5の第2空気流通口15を介してファン46の後方に至る。なお、一部の空気は、フィルタ50と本体ケース3の側壁5および前壁4との隙間、および、前壁4の第1空気流通口14を通ってファン46に至る。
【0036】
さらに、空気清浄機1の後方の空気は、後面カバー39の通気孔40から側面カバー24A,24Bの内側に吸引される。この後方から吸引された空気は、前記側方から吸引された空気と同様に、フィルタ50の側面部を通過することにより清浄され、側壁5の第2空気流通口15を介してファン46の後方に至る。また、一部の空気は、フィルタ50と本体ケース3の側壁5および前壁4との隙間、および、前壁4の第1空気流通口14を通ってファン46に至る。
【0037】
このようにしてファン46に至った空気は、インボリュート通路7を通って上面カバー43の空気排出口9から空気清浄機1の外部、即ち、室内に循環供給される。
【0038】
このように、本実施形態の前記空気清浄機1では、第1空気流路53を介して前方から本体2内に室内の空気が吸引されるとともに、第2空気流路54を介して側方から本体2内に室内の空気が吸引されるため、吸引する風量および循環供給する風量を増加することができる。具体的には、従来の同じ大きさのファンを搭載した空気清浄機1と比較すると、約1.5倍〜2倍の大きな風量を得ることができる。その結果、大きな風量を得るためにモータ44やファン46を大容量のものを使用する必要はない。
【0039】
次に、前記空気清浄機1を清掃する場合の作業について説明する。
まず、側面カバー24A,24Bの下部に形成した凹部26に指を位置させ、前面カバー33の下部を前向きに引く。これにより、本体2の第2係止孔22と前面カバー33の係止部36との係止を解除し、上向きに若干持ち上げることにより引掛穴21と引掛部35との係止状態を解除し、前面カバー33を取り外すことができる。
【0040】
ついで、図7(A)に示すように、側面カバー24A,24Bを本体2に対して前後方向に沿って前面側にスライドさせる。これにより、本体2の係止穴19に設けた係止突部20を、側面カバー24A,24Bの第2係止部29に設けた係止突部31が乗り越え、これらの係止が解除されるとともに、本体2の第1係止孔17に設けた係止舌片18と、側面カバー24A,24Bの第1係止部27とが互いに撓み、これらの係止が解除される。これにより側面カバー24A,24Bを本体2から取り外すことができる。
【0041】
または、図7(B)に示すように、前記第1係止部27を支点として、側面カバー24A,24Bを本体2に対して外向きに回動させる。これにより、本体2の係止穴19に設けた係止突部20を、側面カバー24A,24Bの第2係止部29に設けた係止部36がその弾性片30を撓ませることにより乗り越え、これらの係止が解除される。その後、ユーザは、側面カバー24A,24Bの第1係止部27を、本体2の第1係止孔17から引き抜くことにより側面カバー24A,24Bを本体2から取り外すことができる。
【0042】
このようにして本体2から前面カバー33および側面カバー24A,24Bを取り外すと、内部に配置したフィルタ50の全体が露出した状態になる。そのため、フィルタ50を簡単に取り外し、付着した埃などを簡単に清掃することができる。また、側面カバー24A,24Bや前面カバー33のスリット25,34にも埃などが付着しているが、これらは本体2から分離されているため、水洗いなどによって簡単に清掃できる。
【0043】
清掃が完了すると、前記とは逆に、まず、前面から側面にかけて広く開口した本体2の段部12a,13aにフィルタ50を配置する。この際、本体2のブラケット壁部6には、後面カバー39に設けた位置決め片42が突出しているため、この位置決め片42と側壁5との間にフィルタ50の端部を配置することにより、該フィルタ50の側面部が広がらないように位置決めするとともに、その配置状態を維持できる。
【0044】
ついで、図7(A)に示すように、前記とは逆に側面カバー24A,24Bを本体2に対して前後方向に沿って後面側にスライドさせる。これにより、本体2の係止穴19に設けた係止突部20と、側面カバー24A,24Bの第2係止部29に設けた係止突部31とが当接するとともに、本体2の第1係止孔17に設けた係止舌片18と、側面カバー24A,24Bの第1係止部27とが当接する。この状態で、側面カバー24A,24Bを後面側に押圧することにより、本体2の係止突部20を側面カバー24A,24Bの係止突部31が乗り越え、係止穴19と第2係止部29とが係止されるとともに、本体2の第1係止孔17に設けた係止舌片18と側面カバー24A,24Bの第1係止部27とが互いに撓み、これらが係止される。これにより側面カバー24A,24Bを本体2に対して取り付けることができる。
【0045】
または、図7(B)に示すように、側面カバー24A,24Bの第1係止部27を、本体2の第1係止孔17に差し込む。そして、前記第1係止部27を支点として、側面カバー24A,24Bを本体2に対して内向きに回動させ、本体2の係止突部20と側面カバー24A,24Bの係止部36とを当接させる。この状態で側面カバー24A,24Bを内向きに押圧することにより、弾性片30を撓ませ、本体2の係止穴19と側面カバー24A,24Bの第2係止部29とを係止する。これにより側面カバー24A,24Bを本体2に対して取り付けることができる。
【0046】
このように、本実施形態では、本体2に所定の遊びをもって係止可能な第1係止孔17と係止穴19とを設けているため、側面カバー24A,24Bを本体2に対して前後方向に沿った直線的な着脱作業と、第1係止部27を支点とした回動方向の着脱作業のいずれでも可能である。そのため、側面カバー24A,24Bの着脱作業性を向上できる。
【0047】
このようにして本体2に対して側面カバー24A,24Bを取り付けると、ついで、前面カバー33の引掛部35を本体2の引掛穴21に上方から差し込むようにして引っ掛ける。その後、前面カバー33の下部を後向きに押圧することにより、本体2の第2係止孔22に前面カバー33の係止部36を係止する。
【0048】
そして、この前面カバー33を本体2に取り付けた状態では、側面カバー24A,24Bの係止段部32に、前面カバー33の外周縁が外嵌するように係止する。そのため、本体2に対して所定の遊びをもって係止している側面カバー24A,24Bは、その遊びが強制され、本体2に対してガタツキが生じることなく、確実な取付状態が維持される。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の空気清浄機では、空気流路として、前記本体の前面側から吸引する第1空気流路と、本体の側面側から吸引する第2空気流路とを設けているため、吸引する風量および循環供給する風量を増加することができる。その結果、大きな風量を得るためにモータやファンを大容量のものを使用する必要はない。
【0050】
また、前面カバーおよび側面カバーを着脱可能に取り付ける構成としているため、これらのカバーを清掃する際や、フィルタを取り外して清掃する際の作業性を向上できる。特に、側面カバーに、本体ケースに設けた係止孔および係止穴に、所定の遊びをもって係止する第1係止部および第2係止部を設けた構成とすることにより、側面カバーを着脱する作業は、本体に対する前後方向、および、係止部を支点とした回動方向のいずれでも可能になる。その結果、着脱作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る空気清浄機を示す断面図である。
【図2】 本体ケースを示し、(A)は正面図、(B)は背面図である。
【図3】 本体ケースから側面カバーおよび前面カバーを取り外した状態を示す側面図である。
【図4】 図3の部分拡大断面図である。
【図5】 図1の空気清浄機を示し、(A)は正面図、(B)は背面図である。
【図6】 フィルタを示し、(A)は延ばした状態を示す斜視図、(B)は折り曲げた状態を示す斜視図である。
【図7】 (A),(B)は側面カバーの異なる着脱作業方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1…空気清浄機、2…本体、3…本体ケース、7…インボリュート通路、9…空気排出口、10…後プレート、14…第1空気流通口、15…第2空気流通口、16…第3空気流通口、17…第1係止孔、19…係止穴、21…引掛穴、22…第2係止孔、24A,24B…側面カバー、27…第1係止部、29…第2係止部、32…係止段部、33…前面カバー、35…引掛部、36…係止部、39…後面カバー、40…通気孔、43…上面カバー、44…モータ、45…回転軸、46…ファン、48…羽根、50…フィルタ、53…第1空気流路、54…第2空気流路。

Claims (2)

  1. 本体内部の略中央に支持されたモータと、該モータの回転軸に固定されたファンと、該ファンにより吸引する空気流路に配設されたフィルタとからなる空気清浄機において、
    前記本体は、その本体ケースと、空気を通すための多数のスリットを有し前記本体ケースの側面に着脱可能に取り付けた側面カバーと、空気を通すための多数のスリットを有し前記本体ケースの前面に着脱可能に取り付けた前面カバーと、前記本体ケースの後面に固定した後面カバーとからなり、
    前記本体ケースにおいて、その後面側に係止孔を設けるとともに、前面側に係止穴を設け、前記側面カバーにおいて、前記本体ケースの側の内面を円弧面とし前記係止孔に所定の遊びをもって係止する第1係止部を設けるとともに、内向きに突出し前記係止穴に所定の遊びをもって係止する第2係止部を設け、
    前記フィルタを、本体の前面側から側面にかけて略凹字形状に配置し、
    前記空気流路として、前記本体の前面カバーのスリットから吸引する第1空気流路と、本体の側面カバーのスリットから吸引する第2空気流路とを設けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記本体ケースにおいて、その前面側の上下いずれか一方に引掛穴を設けるとともに、上下いずれか他方に係止孔を設け、
    前記側面カバーの前面側に係止段部を設けるとともに、
    前記前面カバーの外周縁を前記係止段部に係合する形状とし、前記引掛穴に対応する引掛部を設けるとともに、前記係止孔に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
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