JP3938417B2 - 搬送装置 - Google Patents
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送装置に関し、特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬送するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、用いられていた搬送装置としては、一般に、キャスター付の台部に油圧によって上下動自在な移動体を設け、この移動体上に物体を載置させ、所定位置に到着した時点で移動体を上昇させて物体を所定の収納場所に挿入していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の搬送装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、従来の搬送装置は、物体を水平移動及び上下移動させる機能のみであったため、例えばヘリコプターのように機体を地上からわずかに持ち上げて物体を機体内に収納するには極めて不便であり、重量のある物体を搬送して収納することは極めて危険な作業となっていた。
【０００４】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬送するようにした搬送装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明による搬送装置は、キャスターを有し水平移動自在に設けられた台部と、前記台部上に互いに交差する一対のバーを介して上下動自在に設けられた移動体と、前記移動体の一端側に設けられ互いに離隔する一対のアームと、前記アーム間に軸支部を介して回動可能に設けられ上部開放型のカップ形をなす保持体と、前記各アームのうちの一方のアームに設けられた回転固定ノブと、前記回転固定ノブに設けられナットを有する軸と、前記保持体の側部に設けられ前記軸が貫通する弧状孔と、前記保持体内に設けられスプリングからなる複数の弾性体と、からなり、前記保持体は前記台部の台部端部よりも先方に位置し、前記保持体内の物体を前記各弾性体により弾性的に保持する構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による搬送装置の好適な実施の形態について説明する。
図１及び図２において符号１で示されるものはキャスター２を有し水平方向移動できるように構成された台部であり、この台部１には周知の油圧による駆動部（図示せず）を介して作動する１対の互いに交差するバー３，４に設けられた移動体５が上昇及び下降できるように構成されている。前記駆動部は、前記台部１に設けられた上昇用レバー６を矢印Ａの方向に沿って作動させることにより移動体５が上昇し、下降用レバー７を矢印Ｂに沿って水平方向に作動させることにより移動体５への油圧を零として元の位置に下降させることができるように構成されている。
【０００７】
前記移動体５の一端５ａには、互いに離隔する１対のアーム８，９が設けられ、この各アーム８，９間には軸支部１０を介してカップ形をなす保持体１１が回動可能に設けられている。前記各アーム８，９のうち一方のアーム９には回転固定ノブ１２が設けられ、この回転固定ノブ１２の先端は、前記保持体１１の側部に形成され９０度にわたって弧状をなす弧状孔１３を貫通してナット１４で保持され軸１２ａが弧状孔１３と係合している。
従って、この保持体１１は、前記台部１の台部端部１ａよりも先方に位置し、この弧状孔１３の角度範囲（９０度）において回動することができるように構成され、図１で示す垂直状態から図４で示す水平方向において自在に回動できる。また、前記保持体１１内にはスプリングからなる弾性体２０が４ケ所設けられ、この保持体１１内に重量のある搭載物等の物体３０を弾性的に保持することができるように構成されている。
【０００８】
次に、動作について述べる。まず、移動体５を下降させて台部１と接合させた状態で、保持体１１内に物体３０を保持させ、前記台部端部１ａよりも先方で保持体１１を水平方向に回動させた状態で前浮き状態となっているヘリコプター５０の前部の下部に搬送装置６０を挿入し、機体下部５１の開口５１ａに対応させて保持体１１を水平方向から垂直方向に起こすと、図５のように、物体３０と開口５１ａとが対応し、この状態で、回転固定ノブ１２を回して物体３０を固定した後に、上昇用レバー６を作動させると移動体５が上昇して物体３０が開口５１ａ内に装填される。なお、この移動体５を上下動するための駆動部は、油圧に限らず、モータと送りねじを用いる周知の構成でも可である。
【０００９】
【発明の効果】
本発明による搬送装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、上下動できる移動体に設けられた保持体が９０度の範囲で回動して水平位置と垂直位置間でその姿勢を変えることができるため、ヘリコプターの下部位置等の狭い位置においても物体を保持したまま所定位置迄搬送することができ、狭い場所における物体の搬送を大幅に容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明による搬送装置を示す構成図である。
【図２】 図１の平面図である。
【図３】 ヘリコプターの前を持ち上げた状態を示す構成図である。
【図４】 ヘリコプターに搬送装置を案内する状態を示す構成図である。
【図５】 ヘリコプターに物体を収納する状態を示す構成図である。
【符号の説明】
１ 台部
２ キャスター
５ 移動体
１１ 保持体
１２ 回転固定ノブ
１２ａ 軸
１３ 弧状孔
３０ 物体
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送装置に関し、特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬送するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、用いられていた搬送装置としては、一般に、キャスター付の台部に油圧によって上下動自在な移動体を設け、この移動体上に物体を載置させ、所定位置に到着した時点で移動体を上昇させて物体を所定の収納場所に挿入していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の搬送装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、従来の搬送装置は、物体を水平移動及び上下移動させる機能のみであったため、例えばヘリコプターのように機体を地上からわずかに持ち上げて物体を機体内に収納するには極めて不便であり、重量のある物体を搬送して収納することは極めて危険な作業となっていた。
【０００４】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、物体を水平方向、上下方向及び所定角度の回動を行うことにより、重量のある物体を所定位置に容易に搬送するようにした搬送装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明による搬送装置は、キャスターを有し水平移動自在に設けられた台部と、前記台部上に互いに交差する一対のバーを介して上下動自在に設けられた移動体と、前記移動体の一端側に設けられ互いに離隔する一対のアームと、前記アーム間に軸支部を介して回動可能に設けられ上部開放型のカップ形をなす保持体と、前記各アームのうちの一方のアームに設けられた回転固定ノブと、前記回転固定ノブに設けられナットを有する軸と、前記保持体の側部に設けられ前記軸が貫通する弧状孔と、前記保持体内に設けられスプリングからなる複数の弾性体と、からなり、前記保持体は前記台部の台部端部よりも先方に位置し、前記保持体内の物体を前記各弾性体により弾性的に保持する構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による搬送装置の好適な実施の形態について説明する。
図１及び図２において符号１で示されるものはキャスター２を有し水平方向移動できるように構成された台部であり、この台部１には周知の油圧による駆動部（図示せず）を介して作動する１対の互いに交差するバー３，４に設けられた移動体５が上昇及び下降できるように構成されている。前記駆動部は、前記台部１に設けられた上昇用レバー６を矢印Ａの方向に沿って作動させることにより移動体５が上昇し、下降用レバー７を矢印Ｂに沿って水平方向に作動させることにより移動体５への油圧を零として元の位置に下降させることができるように構成されている。
【０００７】
前記移動体５の一端５ａには、互いに離隔する１対のアーム８，９が設けられ、この各アーム８，９間には軸支部１０を介してカップ形をなす保持体１１が回動可能に設けられている。前記各アーム８，９のうち一方のアーム９には回転固定ノブ１２が設けられ、この回転固定ノブ１２の先端は、前記保持体１１の側部に形成され９０度にわたって弧状をなす弧状孔１３を貫通してナット１４で保持され軸１２ａが弧状孔１３と係合している。
従って、この保持体１１は、前記台部１の台部端部１ａよりも先方に位置し、この弧状孔１３の角度範囲（９０度）において回動することができるように構成され、図１で示す垂直状態から図４で示す水平方向において自在に回動できる。また、前記保持体１１内にはスプリングからなる弾性体２０が４ケ所設けられ、この保持体１１内に重量のある搭載物等の物体３０を弾性的に保持することができるように構成されている。
【０００８】
次に、動作について述べる。まず、移動体５を下降させて台部１と接合させた状態で、保持体１１内に物体３０を保持させ、前記台部端部１ａよりも先方で保持体１１を水平方向に回動させた状態で前浮き状態となっているヘリコプター５０の前部の下部に搬送装置６０を挿入し、機体下部５１の開口５１ａに対応させて保持体１１を水平方向から垂直方向に起こすと、図５のように、物体３０と開口５１ａとが対応し、この状態で、回転固定ノブ１２を回して物体３０を固定した後に、上昇用レバー６を作動させると移動体５が上昇して物体３０が開口５１ａ内に装填される。なお、この移動体５を上下動するための駆動部は、油圧に限らず、モータと送りねじを用いる周知の構成でも可である。
【０００９】
【発明の効果】
本発明による搬送装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、上下動できる移動体に設けられた保持体が９０度の範囲で回動して水平位置と垂直位置間でその姿勢を変えることができるため、ヘリコプターの下部位置等の狭い位置においても物体を保持したまま所定位置迄搬送することができ、狭い場所における物体の搬送を大幅に容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明による搬送装置を示す構成図である。
【図２】 図１の平面図である。
【図３】 ヘリコプターの前を持ち上げた状態を示す構成図である。
【図４】 ヘリコプターに搬送装置を案内する状態を示す構成図である。
【図５】 ヘリコプターに物体を収納する状態を示す構成図である。
【符号の説明】
１ 台部
２ キャスター
５ 移動体
１１ 保持体
１２ 回転固定ノブ
１２ａ 軸
１３ 弧状孔
３０ 物体
Claims (1)
- キャスター(2)を有し水平移動自在に設けられた台部(1)と、前記台部(1)上に互いに交差する一対のバー (3,4) を介して上下動自在に設けられた移動体(5)と、前記移動体 (5) の一端 (5a) 側に設けられ互いに離隔する一対のアーム (8,9) と、前記アーム (8,9) 間に軸支部 (10) を介して回動可能に設けられ上部開放型のカップ形をなす保持体 (11) と、前記各アーム (8,9) のうちの一方のアーム (8) に設けられた回転固定ノブ (12) と、前記回転固定ノブ (12) に設けられナット (14) を有する軸 (12a) と、前記保持体 (11) の側部に設けられ前記軸 (12a) が貫通する弧状孔 (13) と、前記保持体 (11) 内に設けられスプリングからなる複数の弾性体 (20) と、からなり、前記保持体 (11) は前記台部 (1) の台部端部 (1a) よりも先方に位置し、前記保持体 (11) 内の物体 (30) を前記各弾性体 (20) により弾性的に保持する構成としたことを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20347697A JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20347697A JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149490A JPH1149490A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3938417B2 true JP3938417B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=16474784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20347697A Expired - Fee Related JP3938417B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3938417B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106114897B (zh) * | 2016-08-08 | 2018-04-17 | 青岛科技大学 | 一种滑撬式直升机智能提升运输装置 |
| CN107117325B (zh) * | 2017-04-19 | 2021-05-25 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种无人机地面发射与回收小车 |
| CN110667875B (zh) * | 2019-10-19 | 2021-01-08 | 中北大学 | 一种无线遥控电动直升机牵引车 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20347697A patent/JP3938417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1149490A (ja) | 1999-02-23 |
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Legal Events
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