JP3937554B2 - ブレーキ制御用アクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるブレーキ液圧を制御するブレーキ制御用アクチュエータに関し、特に車両の制動時に発生する車輪のスリップを調整するアンチスキッド制御用のアクチュエータ等に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来よりブレーキ制御用アクチュエータにおける小型化が図られている。ブレーキ制御用アクチュエータ、例えばアンチスキッド制御用アクチュエータ(以下、ABSアクチュエータという)として、特表平4−506788号公報に示されるものがある。この従来のABSアクチュエータの模式図を図6に示す。このABSアクチュエータは、マスタシリンダとホイールシリンダとの連通・遮断を制御する複数の増圧制御弁101〜104や、ホイールシリンダとリザーバとの連通・遮断を制御するための減圧制御弁105〜108等の各種制御弁、リザーバ109、及びリザーバ109内に貯留されたブレーキ液をマスタシリンダ等に向けて吐出するためのプランジャポンプ110がハウジング内で一体となって構成されている。
【0003】
このように構成されたABSアクチュエータによって、ホイールシリンダの圧力(以下W/C圧という)を増減制御し、車輪のロック傾向を回避できるようになっている。具体的には、車輪がロック傾向にある場合に、減圧制御弁を連通状態にすることによってホイールシリンダ内のブレーキ液をリザーバ109に逃がし、スリップ率が所定の範囲に納まるようにすることでロック傾向を回避している。
【0004】
そして、ABSアクチュエータを構成する各構成要素の配置関係によって、アクチュエータの小型化が図れるようにしている。例えば、プランジャポンプ110のシリンダをピストン運動させるためのカム111(モータの駆動軸に対して偏心回転する回転部)を中心として、紙面下方(天地方向下方)にリザーバ109を配置し、紙面上方(天地方向上方)に各種制御弁101〜109を配置することにより、アクチュエータのスペースを有効活用するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ABSアクチュエータ等、ブレーキ制御用アクチュエータにおける小型化では不十分であり、ブレーキ制御用アクチュエータにおけるさらなる小型化が望まれている。
本発明は上記点に鑑みてなされ、ブレーキ制御用アクチュエータにおけるさらなる小型化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、従来におけるブレーキ制御用アクチュエータからさらに小型化が図れないかについて以下のような検討を行った。
図6に示した従来におけるブレーキ制御用アクチュエータについて、さらに小型化を図るためには、紙面上方に配置される各種制御弁101〜108の位置を変えることが考えられる。この場合、例えばプランジャポンプ110のシリンダ駆動用のカム111に対して紙面左右方向に各種制御弁101〜108の一部又は全部を配置することが考えられる。
【0007】
しかしながら、プランジャポンプ111を用いていることから、上記位置に制御弁101〜108を配置すると、プランジャポンプ111がオーバラップしてしまい制御弁101〜108を配置することができない。すなわち、プランジャポンプ111を用いる場合には、ブレーキ制御用アクチュエータの小型化を従来以上に図ることは困難であると考えられる。
【0008】
ここで、プランジャポンプ111以外のものをポンプとして用いた場合を考慮してみたところ、例えば内接型ギアポンプ(例えばトロコイドポンプ)等の回転式ポンプを用いる場合がある。これは、ブレーキ制御中の作動音やブレーキペダルフィーリングの向上を図るためである。
このような回転式ポンプを用いた場合には、プランジャタイプのものとは異なり、回転式ポンプを駆動するためのモータ駆動軸(シャフト)に対して紙面左右方向にもスペースが空く。このため、このスペースを有効活用することによって、ブレーキ制御用アクチュエータのさらなる小型化を図ることができると考えられる。
【0009】
そこで、上記検討に鑑みて、本発明は以下の技術的手段を採用する。
請求項1乃至6に記載の発明においては、回転式ポンプは、複数の制御弁の組付け方向と同方向が該回転式ポンプを駆動するモータ(15)の駆動軸(15a)の軸方向とされ、該駆動軸とモータの出力軸とが直列に接続されており、リザーバの組付けられた回転式ポンプの下方側の位置から見て、ハウジングの第1の所定面のうち回転式ポンプを挟んだ水平方向両側の位置と、第1の所定面のうち回転式ポンプよりも上方の位置に複数の制御弁が組付けられていることを特徴としている。
このように、複数の制御弁の組付け方向と同方向が回転式ポンプを駆動するモータ(15)の駆動軸(15a)の軸方向とされ、この駆動軸とモータの出力軸とが直列に接続されるような構成において、回転式ポンプを挟んだ水平方向両側の位置に複数の制御弁のうち少なくとも1つを組付けるようにすれば、回転式ポンプを用いることによって空いたスペースの有効活用をすることができ、ブレーキ制御用アクチュエータのさらなる小型化を図ることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明においては、複数の制御弁のうち、リザーバに最も近い位置に配置されたものは、マスタシリンダ(50)とリザーバとを接続する管路(A)におけるブレーキ液の流動を制御する流入弁(11、12)であることを特徴としている。
流入弁は、トラクションコントロール、横滑り防止制御、若しくはブレーキアシスト等のようにマスタシリンダ側のブレーキ液を回転式ポンプの吸入口(インレット)に供給するための制御弁、つまりリザーバへのブレーキ液の流動を制御するためのものであり、リザーバに直接接続されるものであるため、リザーバに最も近づけるのが効率的である。このため、リザーバに最も近い位置を流入弁とすることにより、よりスペースの有効活用が図れABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明においては、回転式ポンプよりも上方に複数の制御弁を構成する少なくとも4つの制御弁(3、4、7、8)が配置されており、第1の所定面のうち4つの制御弁に囲まれたスペースにはマスタシリンダの圧力を検出するための圧力センサ(21)が組付けられていることを特徴としている。
【0012】
このように、4つの制御弁に囲まれた位置は、従来では何も配置されていない空きスペースであるため、この位置に圧力センサを配置することによりスペースの有効活用をすることができる。これにより、さらにABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
請求項4に記載の発明においては、複数の制御弁には、ホイールシリンダ(51)とリザーバとを接続する管路(B)に配置される減圧制御弁(1〜4)が含まれており、この減圧制御弁のうち組付け方向の先端には、該減圧制御弁と回転式ポンプとの間に配置される逆止弁(20)が備えられていることを特徴としている。
【0013】
このように、減圧制御弁のうち組付け方向の先端に逆止弁を配置することにより、逆止弁を管路に別途設けるよりもスペースの有効活用をすることができる。これにより、さらにABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
請求項5に記載の発明においては、第2の所定面とは異なる第3の所定面を有するハウジングの段付き部(16f)から複数の加工穴(16a〜16d)のうちの少なくとも1つが形成されて該加工穴が第2の所定面まで延設されないようになっており、第1の所定面のうち第2の所定面と第3の所定面との間であって、第2の所定面における加工穴が延設されていない部分と対応する場所にモータの端子(15b)を配置するための貫通穴(16e)が形成されていることを特徴としている。
【0014】
このように、段付き部を設けることにより、加工穴が第2の所定面まで延設されないようにし、この加工穴が延設されなかった部分に貫通穴を設けるようにすれば、貫通穴と加工穴が干渉(オーバラップ)しないようにすることができる。なお、具体的には、請求項に示すように、4輪のそれぞれに対応する管路(B)に配置された計4つの減圧制御弁(1〜4)及び計4つの増圧制御弁(5〜8)と、2つの配管系統のぞれぞれに備えられた計2つの切換弁(9、10)と、2つの配管系統のぞれぞれに備えられた計2つの流入弁(11、12)とを含む複数の制御弁を備えていると共に、複数の制御弁の組付け方向と同方向が回転式ポンプを駆動するモータ(15)の駆動軸(15a)の軸方向とされ、該駆動軸とモータの出力軸とが直列に接続されている場合には、リザーバの組付けられた回転式ポンプの下方側の位置から見て、ハウジングの所定面のうち回転式ポンプを挟んだ両側の位置と、所定面のうち回転式ポンプよりも上方の位置に複数の制御弁を組付け、所定面のうち、回転式ポンプよりも上方の位置に4つの増圧制御弁と4つの減圧制御弁とを配置し、回転式ポンプを挟んだ水平方向両側の位置に2つの切換え弁と2つの流入弁とを配置するようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
図1にABSアクチュエータの断面図を示し、図2に図1のA−A矢視断面図、図3に図1のB−B矢視断面図を示す。また、図1に示すABSアクチュエータが構成する油圧回路の模式図を図4に示す。
【0016】
図1〜図3に示すABSアクチュエータは、車両ブレーキにおけるマスタシリンダとホイールシリンダとの間に組付けられ、車輪ロック傾向を回避するものである。このABSアクチュエータは、紙面上下方向が車両天地方向になるように配置される。図1〜図3に示すように、ABSアクチュエータは、複数の制御弁1〜12、リザーバ13、回転式ポンプ14、及び回転式ポンプ14を駆動するモータ15を備えている。複数の制御弁1〜12、リザーバ13及び回転式ポンプ1は、略直方体を成したハウジング16内に組付けられている。なお、ハウジング16のうち複数の制御弁1〜12が組付けられた一面(第1の所定面)に配置されているカバー17(図2参照)は、複数の制御弁1〜12を駆動するためのソレノイドや各種電気配線等を防水するためのものである。
【0017】
また、ハウジング16には複数の管路A〜Dが形成されており、その管路A〜DによってABSアクチュエータの構成要素が接続されて、ABSアクチュエータにおける油圧回路が構成されている。なお、この油圧回路の構成の詳細については後述する。
図1及び図3に示すように、ABSアクチュエータの外形を成すハウジング16のほぼ中央に回転式ポンプ14が備えられている。この回転式ポンプ14には、トロコイドポンプ等の内接型ギアポンプが用いられており、ポンプ駆動における騒音低減等が図られている。
【0018】
図3に示すように、回転式ポンプ14は、内歯部を有するアウターロータ14aと外歯部を有するインナーロータ14bの噛み合いによって形成される部屋が、モータ駆動軸(シャフト)15aの回転によるインナーロータ14bの回転に伴って大小変化することによって吸入口14cからブレーキ液を吸入して、高圧なブレーキ液を吐出口14dから吐出するものである。この高圧なブレーキ液をホイールシリンダに供給することによって、ABS制御におけるW/C圧の増圧制御時やブレーキアシスト時等に、W/C圧の増圧を行うようになっている。
【0019】
上述したように、回転式ポンプ14として用いられる内接型ギアポンプは、インナーロータ14b及びアウターロータ14aの回転によってブレーキ液の吸入吐出が行えるものであるため、回転式ポンプ14の配置に必要なスペースとしてはモータ15の駆動軸15aを中心として幾らかのみである。このため、図1に示すように回転式ポンプ14に対して紙面左右方向のスペースが空くようになっている。
【0020】
この回転式ポンプ14における吸入口14c及び吐出口14dを形成するために、図1及び図3に示すようにハウジング16に紙面下側から吸入口用及び吐出口用の加工穴16a〜16dを形成しているが、この加工穴16a〜16dも2配管系統それぞれに必要であり、図に示されるように2つづつ備えられている。この加工穴16a〜16dを紙面上方等から形成することも可能であるが、ABSアクチュエータの小型化を考慮すると、紙面下側から形成するのが、他の管路との干渉も防止できることから有効であるため、本実施形態ではそのようにしている。
【0021】
しかしながら、この加工穴16a〜16dを形成するスペースにはモータ駆動用の端子15bを通す貫通穴16eも空けられるため、加工穴16a〜16dと貫通穴16eとが干渉してしまう。このため、本実施形態では図3に示すようにハウジング16のうち複数の制御弁1〜12が組付けられた一面から突き出すように段付き部16fを設け、少なくとも最もモータから離れた側の加工穴16aを段付き部16fの下面(第3の所定面)に形成するようにすることにより、図1に示すように加工穴16a〜16dと貫通穴16eとが干渉しないようにしている。これにより、ハウジング16の下側から加工穴16a〜16dを形成することができ、ABSアクチュエータの小型化を図ることができる。なお、加工穴16a〜16dは紙面下方向から塞がれるようになっており、ブレーキ液洩れや水等の侵入が防止できるようになっている。
【0022】
この回転式ポンプ14に対して、紙面上方(天地方向上方)には上下に4つづつ並べられて合計8つの制御弁1〜8が配置されている。これら8つの制御弁1〜8のうち、上方に位置している4つは通常時には遮断されており、ABS制御の減圧時に連通状態となる減圧制御弁(ノーマリクローズ弁)であり、下方に位置している4つは通常時に連通となっており、ABS制御の減圧時や保持時等に遮断状態となる増圧制御弁(ノーマリオープン弁)である。以下、1〜4を減圧制御弁といい、5〜8を増圧制御弁という。これら減圧制御弁1〜4及び増圧制御弁6〜8は2位置弁として構成されており、図示しないABS用の電子制御装置(以下、ECUという)により連通・遮断状態が制御されるようになっている。
【0023】
また、図3に示されるように、減圧制御弁3(図示していないが実際には減圧制御弁1〜4すべて)と回転式ポンプ14との間となる減圧制御弁3の組付け方向先端にはチェックバルブ(逆止弁)20が形成されている。このチェックバルブ20は、減圧制御弁3の孔3aを弁座として着座するボール弁20aと、ボール弁20aを弁座方向に押さえつけるスプリング20bと、減圧制御弁3に固定されていると共にスプリング20bのストッパーとなるスリーブ20cとによって構成されており、減圧制御弁3から回転式ポンプ14の方向へのブレーキ液の流動のみを許容するようになっている。
【0024】
従来より減圧制御弁からポンプまでの間にチェックバルブを配置することにより、回転式ポンプのブレーキ液の吸入に基づくABS制御の増圧遅れを防止することが知られている。つまり、トラクションコントロール、横滑り防止制御等には自吸式ポンプが要求されることから、自吸式である回転式ポンプ14を採用しているが、このようなポンプの場合、ポンプインレット側を負圧(例えば−500mmHg)にすることも可能となり、ABS制御の長期減圧時にW/C圧を減圧しすぎてしまって上記増圧遅れを生じてしまうことがあるからである。このチェックバルブ20は、減圧制御弁1〜4から回転式ポンプ14に繋がる管路中に配置することも可能であるが、そのような場所に配置する場合にはそのためのスペースが必要となるためABSアクチュエータの体格が大きくなることが考えられる。このため、上記位置にチェックバルブ20を配置することによってもABSアクチュエータの小型化を図っている。
【0025】
さらに、図1及び図2に示されるように、4つの制御弁3、4、7、8に囲まれた空きスペースには圧力センサ21がかしめ固定されており、この圧力センサ21によってマスタシリンダの圧力が検出できるようになっている。具体的には、図2に示すように、圧力センサ21はマスタシリンダに接続される管路Aに配置されており、この管路A内のブレーキ液圧に基づいてダイヤフラムが受圧変化し、ブレーキ液圧に応じた信号を端子21aから出力するようになっている。
【0026】
そして、回転式ポンプ14に対して紙面左右方向、換言すれば後述するリザーバ13の配置位置からみて回転式ポンプ14の横位置のそれぞれに、切換弁9、10と流入弁11、12とが上下に1つづつ並べられて合計4つ配置されている。なお、これらの切換弁9、10と流入弁11、12の役割については後述する。
【0027】
そして、回転式ポンプ14に対して、減圧制御弁1〜4や増圧制御弁5〜8とは反対側となる紙面下方側(天地方向下方)の面(第2の所定面)には、図1及び図3に示すようにリザーバ13が備えられている。なお、図示しないがリザーバ13と同様に紙面下方側の位置に回転式ポンプ14から吐出されるブレーキ液の脈動を抑制するためのダンパを備えることもできる。
【0028】
このように、構成されたABSアクチュエータの油圧回路の詳細について図4に基づいて説明する。ブレーキ装置は2つの配管系統から構成されており、2つの配管系統がほぼ同様の構成となっているため、一方の配管系統のみを図示して説明を行う。
上述したように、ABSアクチュエータはマスタシリンダ50とホイールシリンダ51との間に組付けられる。ABSアクチュエータを構成するハウジング16には、マスタシリンダ50に接続される管路Aが形成されており、この管路Aに切換弁9が備えられている。この切換弁9は、管路Aを管路A1と管路A2の2部位に分ける役割を果たしており、マスタシリンダ50とホイールシリンダ51との間に所定の差圧を発生させるようにしている。
【0029】
管路Aは、切換弁9よりも下流側(ホイールシリンダ側)にて2つに分岐しており、開口する一方に増圧制御弁5が備えられており、他方には増圧制御弁6が備えられている。
また、ハウジング16には、管路Aのうち増圧制御弁5、6と各ホイールシリンダ51との間と、リザーバ13のリザーバ孔13aとを結ぶ管路Bが備えられている。そして、この管路Bに減圧制御弁1、2がそれぞれ配設されている。なお、この減圧制御弁1、2とリザーバ13との間に上述したチェックバルブ20が備えられており、ホイールシリンダ51からリザーバ13の方向にのみブレーキ液が流動できるようになっている。
【0030】
そして、ハウジング16には、管路Aのうち切換弁9と増圧制御弁5、6との間と、リザーバ13のリザーバ孔13とを結ぶ管路Cが形成されており、この管路Cには回転式ポンプ14が逆止弁30と共に配設されている。
さらに、ハウジング16には、リザーバ13のリザーバ孔13bとマスタシリンダ3とを接続する管路Dが備えられており、この管路Dには流入弁11が配設されている。この流入弁11は、マスタシリンダ50からリザーバ13へのブレーキ液の流動を制御する役割を果たす。具体的には、流入弁11は、通常時には遮断状態にされており、トラクションコントロール時やブレーキアシスト等に連通状態となって、リザーバ13へのブレーキ液の流動を許容するようになっており、このブレーキ液を回転式ポンプ13が吸入吐出することによってW/C圧を発生させるようになっている。
【0031】
なお、リザーバ13は、2つのリザーバ孔13a、13bを有する調圧弁を構成しており、ハウジング16で形成されるリザーバ13室内をピストン13cと共に弁体13dが摺動し、リザーバ13内に所定量のブレーキ液が蓄積されると、弁体13dが弁座13eに着座して、ブレーキ液が内部に侵入しないようになっている。なお、圧力センサ21は、管路Aのうちマスタシリンダ50と切換弁9との間に配置されている。
【0032】
このような油圧回路をABSアクチュエータは備えている。このとき、図1に示すように、切換弁9及び流入弁11を回転式ポンプ14に対して紙面左右方向に配置しているため、切換弁9及び流入弁11を減圧制御弁1〜4や増圧制御弁5〜8等のように回転式ポンプ14に対して紙面上方若しくは紙面下方に配置する場合に比してスペースの有効活用ができる。このため、ABSアクチュエータのさらなる小型化を図ることができる。
【0033】
また、本実施形態では、流入弁11を最下位値(最も紙面下方)に配置しているが、これはリザーバ13にできるだけ近い位置に流入弁11を配置するためである。すなわち、流入弁11は、トラクションコントロール、横滑り防止制御、若しくはブレーキアシスト等のようにマスタシリンダ50側のブレーキ液を回転式ポンプ14の吸入口(インレット)に供給するための切換弁、つまりリザーバ13へのブレーキ液の流動を制御するためのものであり、リザーバ13に直接接続されるものであるため、リザーバ13に最も近づけるのが効率的である。このため、流入弁11を最下位値に配置することにより、よりスペースの有効活用が図れると共に、回転式ポンプ14の吸入口までの吸入通路の長さを短縮することができる。このように吸入通路の短縮化が図れれば、トラクションコントロール等のようにマスタシリンダ圧が零の時におけるポンプ吸入抵抗が低減できるという効果も得られる。
【0034】
さらに、増圧制御弁と減圧制御弁との間に圧力センサ21を配置しているが、このスペースは従来使用していないスペースであり、このスペースを有効活用をすることによりABSアクチュエータの小型化を図ることができる。また、このような配置とした場合、図5(a)に示すようにマスタシリンダと切換弁9との間における管路Aが天地方向を成す場所に圧力センサ21が配置されることになる。仮に、図5(b)に示すように圧力センサ21を配置するスペースを別途設け、そのスペースまで管路を延ばした場合には、図中の斜線部に示す部分にエア溜まりが発生する可能性があるが、本実施形態の様な配置とすればこのようなエア溜まりを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるABSアクチュエータの模式図である。
【図2】図1に示すABSアクチュエータのA−A矢視断面図である。
【図3】図1に示すABSアクチュエータのB−B矢視断面図である。
【図4】図1に示すABSアクチュエータの油圧回路の構成を示す説明図である。
【図5】圧力センサ21の配置を説明するための比較図である。
【図6】従来におけるABSアクチュエータを示す図である。
【符号の説明】
1〜4…減圧制御弁、5〜8…増圧制御弁、9、10…切換弁、
11、12…流入弁、13…リザーバ、14…回転式ポンプ、15…モータ、
16…ハウジング、16a〜16d…加工穴、16e…貫通孔、
16f…段付き部、20…チェックバルブ、21…圧力センサ。

Claims (6)

  1. ハウジング(16)と、
    このハウジングの第1の所定面に対して略垂直方向に組付けられ、ブレーキ液の流動を制御する複数の制御弁(1〜12)と、
    前記ハウジングに組付けられたリザーバ(13)と、
    前記リザーバ内のブレーキ液の吸入吐出を行い、前記ハウジングのうち前記リザーバよりも上方に組付けられる回転式ポンプ(14)とを備え、
    車両におけるマスタシリンダ(50)とホイールシリンダ(51)との間に配置されるブレーキ制御用アクチュエータにおいて、
    前記回転式ポンプは、前記複数の制御弁の組付け方向と同方向が該回転式ポンプを駆動するモータ(15)の駆動軸(15a)の軸方向とされ、該駆動軸と前記モータの出力軸とが直列に接続されており、
    前記リザーバの組付けられた前記回転式ポンプの下方側の位置から見て、前記ハウジングの前記第1の所定面のうち前記回転式ポンプを挟んだ水平方向両側の位置と、前記第1の所定面のうち前記回転式ポンプよりも上方の位置に前記複数の制御弁が組付けられていることを特徴とするブレーキ制御用アクチュエータ。
  2. 前記複数の制御弁のうち、前記リザーバに最も近い位置に配置されたものは、前記マスタシリンダと前記リザーバとを接続する管路におけるブレーキ液の流動を制御する流入弁(11、12)であることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ制御用アクチュエータ。
  3. 記回転式ポンプよりも上方には、前記複数の制御弁のうちの少なくとも4つの制御弁(3、4、7、8)が配置されており、前記第1の所定面のうち前記4つの制御弁に囲まれたスペースには前記マスタシリンダの圧力を検出するための圧力センサ(21)が組付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ制御用アクチュエータ。
  4. 前記複数の制御弁には、前記ホイールシリンダと前記リザーバとを接続する管路(B)に配置される減圧制御弁(1〜4)が含まれており、この減圧制御弁の組付け方向の先端には、該減圧制御弁と前記回転式ポンプとの間に配置される逆止弁(20)が備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のブレーキ制御用アクチュエータ。
  5. 前記ハウジングは、前記第1の所定面に対して垂直な下面となる第2の所定面と、該第2の所定面とは異なる面であって、前記段付き部のうち前記第1の所定面に対して垂直な下面となる第3の所定面とを有すると共に、該ハウジングの第2の所定面に略垂直な方向から形成された前記回転式ポンプの吸入口及び吐出口用の複数の加工穴(16a〜16d)と、前記複数の加工穴と交差する方向に形成された前記モータの端子(15b)を配置するための貫通穴(16e)とを備え、
    前記複数の加工穴のうちの少なくとも1つは、前記第3の所定面から形成され、前記第2の所定面まで延設されないようになっており、前記第1の所定面のうち前記第2の所定面と前記第3の所定面との間であって、前記第2の所定面における前記加工穴が延設されていない部分と対応する場所に前記貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のブレーキ制御用アクチュエータ。
  6. ハウジング(16)と、
    ハウジングの所定面に対して略垂直方向に組付けられ、ブレーキ液の流動を制御する複数の制御弁(1〜12)と、
    前記ハウジングに組付けられたリザーバ(13)と、
    前記リザーバ内のブレーキ液の吸入吐出を行い、前記ハウジングのうち前記リザーバよりも上方に組付けられる回転式ポンプ(14)とを備え、
    車両におけるマスタシリンダ(50)とホイールシリンダ(51)との間に配置されるブレーキ制御用アクチュエータにおいて、
    前記複数の制御弁は、4つの車輪それぞれに対応する前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する第1管路(A)のそれぞれに配置された増圧制御弁(5〜8)が4つと、
    前記4つの車輪それぞれに対応する前記ホイールシリンダと前記リザーバとを接続する第2管路(B)のそれぞれに配置された減圧制御弁(1〜4)が4つと、
    2つの配管系統のぞれぞれに備えられ前記第1管路のうち前記増圧制御弁よりも前記マスタシリンダ側に配置された切換弁(9、10)が2つと、
    前記2つの配管系統のぞれぞれに備えられ前記マスタシリンダと前記リザーバとを接続する第3管路(D)に配置された流入弁(11、12)が2つとを含んでおり、
    前記回転式ポンプは、前記複数の制御弁の組付け方向と同方向が該回転式ポンプを駆動するモータ(15)の駆動軸(15a)の軸方向とされ、該駆動軸と前記モータの出力軸とが直列に接続されており、
    前記リザーバの組付けられた前記回転式ポンプの下方側の位置から見て、前記ハウジングの前記所定面のうち前記回転式ポンプを挟んだ両側の位置と、前記所定面のうち前記回転式ポンプよりも上方の位置に前記複数の制御弁が組付けられ
    前記所定面のうち、前記回転式ポンプよりも上方の位置には前記4つの増圧制御弁と前記4つの減圧制御弁とが配置されており、前記回転式ポンプを挟んだ水平方向両側の位置に前記2つの切換え弁と前記2つの流入弁が配置されていることを特徴とするブレーキ制御用アクチュエータ。
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