JP3937488B2 - シクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの混合物を製造する方法 - Google Patents

シクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの混合物を製造する方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、支持体なしでプレス加工した酸化物に還元を受けさせた2種の固定床触媒系を触媒として用いて未置換もしくは置換アニリンの液相水添を水素を用いて高温で行うことで未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンが種々の量で入っている混合物を製造する方法に関する。未置換もしくは置換シクロヘキシルアミン類およびジシクロヘキシルアミン類は、ゴムおよびプラスチックの老化防止剤の製造で用いられ、水溶液中で腐食抑制剤として用いられ、そしてまた織物の助剤および作物保護剤の前駆体としても用いられる。
【0002】
アニリンの加圧水添でシクロヘキシルアミンが生じ得ることは公知である。このような水添は主に高価な貴金属触媒を用いて実施されており、例えば米国特許第3,636,108号に記述されているように、NH3によるアルカリ調節Ru触媒を用いて実施されており、そして望まれるならばそれに加えて溶媒が用いられている。アニリンの加圧水添でシクロヘキシルアミンを製造するさらなる方法がドイツ特許第1 106 319号に記述されており、そこでも同様にRu触媒が用いられている。このような方法では、また生成するジシクロヘキシルアミンを出発材料に戻すことが行われている。しかしながら、このような方法ではシクロヘキサンが同時に生じることから、達成される収率は中程度のみである。ヨーロッパ特許第53 818号に従うと、支持されているPd触媒の方がRu触媒よりも好適であり、そこに記述されている触媒にはアルカリ金属、アルカリ土類金属および希土類金属の塩基性化合物の群を源とする添加剤か或は金属Fe、Ni、Co、Mn、Zn、CdおよびAgから成る群を源とする添加剤が入っている。そのような触媒を用いて置換アニリン類の還元を行うことでも相当するシクロヘキシルアミン類を生じさせることができるが、しかしながら、相当するジシクロヘキシルアミン類は全部失われる。このことは塩基性添加剤を含有するCo触媒(英国特許第969 542号)およびラネーCo(特開68/03 180号)にも同様に適用される。
【0003】
このアニリンに関して記述した加圧水添方法では、シクロヘキシルアミンに加えてジシクロヘキシルアミンも生じるが、その生成は単に副生成物としてである。ジシクロヘキシルアミンをより多い量で得ようとする場合、これの製造は別の工程で行われる。このように、これは、例えばRu/Al23触媒を用いてジフェニルアミンの加圧水添を行うことで入手可能である(上に示したドイツ特許第1 106 319号)。また、ジシクロヘキシルアミンは、炭素に支持させたPdの存在下でシクロヘキサノンとシクロヘキシルアミンを4バールの水素圧力下で反応させることでも生じる(フランス特許第1 530 477号)。
【0004】
厄介な方法ではあるが、Ni触媒を用いてアニリンの水添を行うことで生じる生成物から分別凝縮でジシクロヘキシルアミンを得ることも可能である。その混合物の残りから、また生じたアンモニアの一部を除去し、そしてその残りを反応に戻すことが行われている(ドイツ特許出願公開第C 805 518号)。
【0005】
芳香族アミン類の環水添を行うことに関する上記方法全部に共通する問題は、再使用不能な副生成物としてシクロヘキサンが時としてかなりの量で生じることである。従って、シクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの両方を所望の比率で製造することを可能にし、望まれないシクロヘキサンが生じる結果として起こる損失を抑制しそして更に触媒の使用寿命が改良されていて産業規模でも利用可能な新規な方法を開発することがまだ望まれている。
【0006】
ヨーロッパ特許出願公開第501 265号には、ニオブ酸もしくはタンタル酸または両方の混合物から成る支持体に取り付けられているRuもしくはPdまたは両方の金属の混合物で出来ている触媒を用いて未置換もしくは置換アニリンの触媒水添を行うことで未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンを製造する方法が開示されている。ヨーロッパ特許出願公開第503 347号には、支持体としてのα−もしくはγ−Al23を最初に少なくとも1種の希土類金属化合物と少なくとも1種のマンガン化合物で処理しそして次に少なくとも1種のPd化合物で処理した触媒を用いて相当する置換基を有するアニリンの水添を行うことで未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンを製造するさらなる方法が開示されている。このようなヨーロッパ特許出願公開第501 265号およびヨーロッパ特許出願公開第503 347号の方法における触媒製造は技術的に複雑であり、そしてその触媒が使い果たされた後にその複雑な物質混合物から貴金属を回収しようとする場合にかなりの問題(このような問題は最初認識されていなかった)が生じることから、これらの使用は高価である。加うるに、このような方法で生じ得る環状アミン類の比率は、あまりにも、ジシクロヘキシルアミンの比率が高くなる方に移行する。最後に、この最後に挙げた方法で用いられた触媒の寿命は3000から4000時間であまりにも短く、その結果として、このような触媒は期待にそぐ得なかった。
【0007】
驚くべきことに、不活性な支持体材料を含まないことで容易に処理可能で処分可能な2種の安価な酸化物固定床触媒を含む系を用いると上記要求に合致させることができることをここに見い出した。
【0008】
従って、本発明は、式
【0009】
【化3】
Figure 0003937488
【0010】
で表されるシクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの混合物を、式
【0011】
【化4】
Figure 0003937488
【0012】
[式中、
1およびR2は、互いに独立して、水素、C1−C4−アルキルまたはC1−C4−アルコキシである]
で表されるアニリンの触媒水添を10から400バールのH2圧力下140から260℃の反応温度で行うことで製造する方法を提供し、ここでは、この使用する触媒系に、元素が下記の元素比:
触媒Aの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が40−60重量%、Mnが10−20重量%、Cuが0.05−1.5重量%、およびCa、Sr、Baの1つ以上が0.2−5重量%、そして
触媒Bの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が30−50重量%、Mnが3−10重量%、Siが5−15重量%、およびMgが2−8重量%、
存在していて、AおよびBにおいて、100重量%に対する残りが酸素でありそして上記パーセントが個々の触媒AまたはBの全重量を基準にしたパーセントである(水)酸化物粉末のプレス加工品で出来ていて支持されていない(unsupported)還元を受けさせた2つの触媒A+Bを含める。
【0013】
上記群Fe、CoおよびNiでは、CoもしくはNiまたはCo/Ni混合物を用いるのが好適であり、Coを用いるのが特に好適である。
【0014】
上記群Ca、SrおよびBaでは、SrもしくはBaまたはSr/Ba混合物を用いるが好適であり、Baを用いるのが特に好適である。
【0015】
この触媒AおよびBの製造では指定した元素の酸化物粉末を用いる。この記述したアルカリ土類金属はまた水酸化物の形態でも使用可能である。Siはまたシリカゲルとしても使用可能である。重金属の場合も同様に酸化物粉末を水酸化物粉末に置き換えてもよく、ここでは、これらをそのまま用いるか、或はこれらは、公知様式で、金属塩の水溶液から個別にか或は一緒に沈澱させた後に生じる水酸化物として得られる。好適には、指定元素の酸化物粉末を用いる。上記粉末をこの上に示した重量比を満足させるような量で用いてこれらを互いに機械的に混合する。100重量%に対する残りは常に酸素分であり、重量パーセントは全部、支持体を含まない酸化物成形体の全重量を基準にした重量パーセントである。次に、この粉末の混合物を製錠機またはペレット製造機で高圧下プレス加工するが、ここではまた、この粉末の接着力を改良する目的でグラファイトもしくは接着剤または両方をプレス加工粉末の重量を基準にして0.5−1重量%の量で用いることも可能である。このような成形体に持たせる形状の例は、寸法が1−10mm、好適には3−7mmのペレット状、球形または円柱形の粒状物である。追加的に、外部表面積を大きくする目的で、その錠剤状物に軸方向の穴を与えてもよい。上記プレス加工体は顕微鏡で見て滑らかな表面を有する。このプレス加工体は、この加工体の表面に関して、高い圧縮強度を有する。このように、ペレット状または円柱形粒状物は、プレス加工した平らな表面で、200−800N/cm2、好適には250−600N/cm2の圧縮強度を有し、そしてペレット状、球形または円柱形粒状物は、プレス加工した湾曲表面で(力として測定して)、50−200N、好適には80−140Nの圧縮強度を有する。この使用するプレス加工体の内部表面積は30−200m2/g、好適には80−160m2/gである。この支持体を含まない成形体の圧縮強度はDIN 50 106に従って測定可能である。内部表面積の測定を、F.M. NelsonおよびF.T. Eggertsen, Analyt. Chem. 30(1958)、1387−1390頁の方法またはS.J. GreggおよびK.S.W. Sing, Adsorption Surface Area and Porosity, Academic Press, London 1982,2および6章の方法を用いて実施する。
【0016】
本発明の方法でこの記述した触媒を用いると、未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンの混合物が得られ、ここでは、驚くべきことに、この2種アミン類の比率を水添温度の関数として変化させることができ、その結果として、温度を高くするにつれて生成する未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンの量が増えて未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンの量が少なくなり、そして温度を低くして行くとそれと逆の効果が達成される。
【0017】
本発明の方法に適した温度範囲は140−260℃、好適には160−230℃である。この方法を10−400バール、好適には20−350バール、特に好適には100−300バールのH2圧力下で実施する。
【0018】
本発明の方法は、例えばオートクレーブを用いてバッチ式にか、或は下降流様式で連続的に実施可能であり、如何なる場合でも液相で実施可能である。産業用途では、好適には触媒床を固定してこの方法を連続的に実施する。反応を下降流様式で連続的に行うに適した水添反応槽は、鋼または鋼合金で出来ている個々の高圧管であってもよく、これを上記成形体で完全にか或は部分的に満たす。この管が比較的大きな断面積を有する場合、また、この支持体を含まない成形体をトレー、例えばワイヤーで出来ているバスケットまたは同様な内部取り付け具に入れて用いるのも有効であり得る。更にまた共通ジャケット内の高圧管束を用いることも可能であり、ここでも再び、その個々の管を上記成形触媒体で完全または部分的に満たす。
【0019】
この指定触媒AおよびBは原則として混合物の形態で使用可能であり、また、バッチ式のオートクレーブ操作の場合これが最も賢明な形態である。0.5:9.5のA:Bから9.5:0.5のA:Bになるように重量比を調整することができる。この水添を下降流様式で実施する場合、水添すべき出発材料を最初に触媒Aが入っている床に通した後に触媒Bが入っている床に通すのが有利であることを確認した。この場合、AおよびBを同じ高圧管内に個別に導入して層の状態で配置するか、或は2つの高圧管に異なる様式で充填してこれらを直列に連結する。このような配列の場合もまたこの上で指定したA:Bの重量比を適用する。しかしながら、この下降流様式方法ではまた出発材料を最初に触媒Bに通した後でのみ触媒Aに通すことも原則として可能である。この下降流様式方法では同様にAとBの混合物を用いることも原則として可能である。
【0020】
この支持させないでプレス加工した触媒AおよびBに、水素を用いた還元を受けさせる、従ってこれを活性化する。これをその使用する出発材料の水添と同時に行うことも原則として可能であるが、このようにすると、この触媒がそれの活性を完全に達成する前、従って可能な最大時間空間収率が得られる前に要するならし運転段階の時間がより長くなる。従って、この2つの触媒AおよびBに出発材料を通す前にこれらを個別にか或は一緒に還元しておくのが有利である。この活性化還元を水素を用いて10−400バールの範囲の圧力下160−240℃の範囲の温度で実施する。この場合、初期に存在している大気中の酸素を最初に不活性ガス、例えば窒素、アルゴン、メタンまたはエタンなどで完全に除去した後、この不活性ガスに水素を10−15体積%の比率で加える。容易に利用できることから窒素が好適な不活性ガスである。次に、時間を定めて、例えば24時間かけて、その不活性ガスの割合を継続して低くし、そして最終的に不活性ガスを完全になくす結果として、高純度の水素を用いて活性化と還元を実施する。この触媒がもはや水素を消費しなくなりそして反応の結果として生じる水がもはや生成しなくなった時点で還元が完了する。
【0021】
下降流様式の操作では、1時間当たりの重量空間速度を、触媒1リットル当たりの未置換もしくは置換アニリン量が0.1−3kg/時、好適には0.15−1.5kg/時になるようにする。この使用する未置換もしくは置換アニリンをこの未置換もしくは置換アニリンの重量を基準にして10−100重量%、好適には10−40重量%の量の適切な、反応に不活性な溶媒、例えばシクロヘキサンまたはシクロヘキサノールなどで希釈してもよい。連続下降流様式の操作では、この未置換もしくは置換アニリンの水添を完全には進行させないで変換率の目標値を80−97%にするのも有効であり得る。
【0022】
本発明に従って用いる、還元を受けさせた触媒AおよびBを含む系は、非常に高い運転寿命を示し、現在のところ25000から30000時間の寿命が観察されており、そしてこのような実験を停止した時点でその活性は顕著には低下していなかった。このような運転寿命は、上述したヨーロッパ特許出願公開第501 265号およびヨーロッパ特許出願公開第503 347号に記述されている運転寿命の数倍である。
【0023】
本発明の方法で用いるに適切な出発材料は上記式(III)で表される未置換もしくは置換アニリン類である。存在させてもよいC1−C4−アルキルおよびC1−C4−アルコキシ置換基の例はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシおよびイソブトキシである。これらの中でメチル、エチル、メトキシおよびエトキシが存在させてもよい置換基として好適である。この置換基は特に好適にはメチルまたはメトキシである。更に、R1が上で定義した通りである一方でR2=水素であるのが好適である。未置換のアニリンを水添して未置換のシクロヘキシルアミンと未置換のジシクロヘキシルアミンを得るのが非常に特に好適である。
【0024】
この水添後に得られる反応混合物は、シクロヘキサンを溶媒として添加していない限りシクロヘキサンを全く含有せず、その結果として特に、未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンの高い含有量を達成することができる。この水添混合物は簡単な蒸留で処理可能である。このような処理を行う場合、該未置換もしくは置換アニリンを完全に反応させないのも有利であり得る。この完全には反応しなかったアニリンを反応に戻すことも可能である。10−80倍のモル過剰量で用いた水素の未消費部分もまた反応に戻すことができ、ここでは、水素を圧縮する作業を再び行う必要がないようにその未反応水素の大部分を高圧分離器内で回収するのが有利である。
【0025】
本発明に従って調製した未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンと未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンを蒸留で分離すると、これらは少なくとも99.9重量%の純度で得られる。このような純度であると、この示した化合物はさらなる方法全部で一般に使用可能である。
【0026】
本発明の方法が示す多様性の度合は、温度を高くする(他の条件が同じで)と未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンに比較して未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンの比率が大きく上昇することで示される。従って、例えば、温度を約200−240℃の範囲にすると、温度を140−180℃の範囲にした時に比べて、未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンの量が1.5−5倍になる。約185−210℃の範囲にすると、未置換もしくは置換ジシクロヘキシルアミンに対する未置換もしくは置換シクロヘキシルアミンの比率は、反応時間を長くした場合でも狭い範囲内で本質的に一定のままであり、この場合のシクロヘキシルアミン:ジシクロヘキシルアミンの比率は約1.5−6:1である。
【0027】
【実施例】
実施例1
内径が45mmで長さが1mで直立の耐酸ステンレス鋼製断熱高圧管を前以て窒素でフラッシュ洗浄して酸素を除去しておき、これに、コバルト、マンガン、銅およびバリウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を1.4リットル仕込んだ。このペレットのコバルト含有量は53重量%で、マンガン含有量は14重量%で、銅含有量は0.2重量%で、バリウム含有量は0.9重量%であった(100重量%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが6mmで直径が6mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は553N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は力として測定して156Nであり、そしてまたこれの内部表面積は138m2/gであった。
【0028】
この1番目の高圧管の下流に、固定高圧ラインを通して、2番目の、内径が45mmで長さが1mで直立の耐酸ステンレス鋼製断熱高圧管を配置し、これを窒素でフラッシュ洗浄し、これに、コバルト、マンガン、ケイ素およびマグネシウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を1.4リットル仕込んだ。このペレットのコバルト含有量は41重量%で、マンガン含有量は4.1重量%で、ケイ素含有量は3.9重量%で、マグネシウム含有量は4.1重量%であった(100重量%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが3mmで直径が6mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は332N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は力として測定して100Nであり、そしてまたこれの内部表面積は168m2/gであった。
【0029】
この異なる金属酸化物混合物を含む触媒2つを活性化する目的で、上記ペレットを最初に一緒に窒素流中で6時間乾燥させた(温度:最大値200℃、流量:5標準m3のN2/時)。実際の活性化を200バールの窒素圧力下180から200℃の範囲の温度で実施した。この不活性ガスに水素を徐々に混合したが、この初期段階では、水素の比率が10−15体積%を越えないようにした。最終的に高純度の水素が反応槽の中を通って流れるようになるまで24時間かけて上記ガス混合物中の窒素の比率を着実に低くしていった。この反応槽の下流に位置させた分離器内に集められる反応水がもはや生じなくなった時点で反応が完了した。
【0030】
この水添触媒の活性化を行った後、水添を受けさせるアニリンが両方の高圧管の中を上方から下方に流れるように互いに連結させた上記2つの反応槽系内の水素圧を高くして300バールにした。その後、この直列連結高圧管の中に10標準m3/時の水素と一緒にアニリンを300バールの圧力下560g/時でポンプ輸送したが、ここでは、このアニリンが1番目の高圧管に入る前に、上流に位置させた電気加熱熱交換器内でこれを160℃の温度に加熱しておいた。2番目の反応管から出る反応生成物を2番目の熱交換器(水冷)内で300バールの水素圧下<60℃の温度に冷却し、そして気体分離器内で過剰量の水素(これは、水添系に戻すことができる)から分離した。更に冷却して<30℃の温度にしそして圧抜きを行って大気圧にした後、この反応生成物をガスクロで分析した。定常状態の反応条件下で下記の生成物組成を反応温度の関数として得た(数字は面積で表す%であり、100%に対する残りはアニリンと副生成物である)。
【0031】
Figure 0003937488
実施例2
内径が90mmで長さが1.8mで直立の耐酸ステンレス鋼製断熱高圧管を前以て窒素でフラッシュ洗浄して酸素を除去しておき、これに最初に、コバルト、マンガン、ケイ素およびマグネシウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を10.26リットル仕込んだ。このペレットのコバルト含有量は35重量%で、このペレットのマンガン含有量は4.9重量%で、ケイ素含有量は11重量%で、マグネシウム含有量は3.0重量%であった(100重量%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが3mmで直径が6mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は348N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は力として測定して100Nであり、そしてまたこれの内部表面積は148m2/gであった。
【0032】
次に、この1番目の触媒の上に、コバルト、マンガン、銅およびバリウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を1.14リットル導入した。このペレットのコバルト含有量は52重量%で、マンガン含有量は16重量%で、銅含有量は0.18重量%で、バリウム含有量は0.91重量%であった(100%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが7mmで直径が7mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は420N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は160Nであり、そしてまたこれの内部表面積は180m2/gであった。
【0033】
この水添用酸化物触媒の活性化を実施例1と同様に行った後、水素圧を高くして300バールにした。その後、この高圧管の中に70標準m3/時の水素と一緒にアニリンを300バールの圧力下2,280g/時でポンプ輸送して下降流様式で通したが、ここでは、この水添を受けさせるべきアニリンがこの高圧管に入る前に、上流に位置させた電気加熱熱交換器内でこれを160℃の温度に加熱しておいた。この反応管から出る反応生成物を2番目の熱交換器(水冷)内で300バールの水素圧下<60℃の温度に冷却し、そして気体分離器内で過剰量の水素(これを水添系に戻した)から分離した。更に冷却して<30℃の温度にしそして圧抜きを行って大気圧にした後、この反応生成物をガスクロで分析した。定常状態の反応条件下で下記の生成物組成を反応温度の関数として得た(100%に対する残りはアニリンと副生成物である)。
【0034】
Figure 0003937488
実施例3
内径が90mmで長さが1.8mで直立の耐酸ステンレス鋼製断熱高圧管を前以て窒素でフラッシュ洗浄して酸素を除去しておき、これに最初に、コバルト、マンガン、ケイ素およびマグネシウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を1.14リットル仕込んだ。このペレットのコバルト含有量は35重量%で、このペレットのマンガン含有量は4.9重量%で、ケイ素含有量は11重量%で、マグネシウム含有量は3.0重量%であった(100重量%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが3mmで直径が6mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は348N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は力として測定して100Nであり、そしてまたこれの内部表面積は148m2/gであった。
【0035】
次に、この1番目の触媒の上に、コバルト、マンガン、銅およびバリウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を11.26リットル導入した。このペレットのコバルト含有量は53重量%で、マンガン含有量は14重量%で、銅含有量は0.2重量%で、バリウム含有量は0.9重量%であった(100%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが7mmで直径が7mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は420N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は160Nであり、そしてまたこれの内部表面積は180m2/gであった。
【0036】
この水添用酸化物触媒の活性化を実施例1と同様に行った後、水素圧を高くして300バールにした。その後、この高圧管の中に70標準m3/時の水素と一緒にアニリンを300バールの圧力下2,280g/時でポンプ輸送して下降流様式で通したが、ここでは、この水添を受けさせるべきアニリンがこの高圧管に入る前に、上流に位置させた電気加熱熱交換器内でこれを160℃の温度に加熱しておいた。この反応管から出る反応生成物を2番目の熱交換器(水冷)内で300バールの水素圧下<60℃の温度に冷却し、そして気体分離器内で過剰量の水素(これは、水添系に戻すことができた)から分離した。更に冷却して<30℃の温度にしそして圧抜きを行って大気圧にした後、この反応生成物をガスクロで分析した。定常状態の反応条件下で下記の生成物組成を反応温度の関数として得た(100%に対する残りはアニリンと副生成物である)。
【0037】
Figure 0003937488
実施例4
内径が90mmで長さが1.8mで直立の耐酸ステンレス鋼製断熱高圧管を前以て窒素でフラッシュ洗浄して酸素を除去しておき、これに最初に、コバルト、マンガン、ケイ素およびマグネシウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を4.6リットル仕込んだ。このペレットのコバルト含有量は41重量%で、マンガン含有量は5.4重量%で、ケイ素含有量は9.3重量%で、マグネシウム含有量は4.1重量%であった(100重量%に対する残りは酸素)。このペレットは高さが6mmで直径が8mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は305N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は力として測定して100Nであり、そしてまたこれの内部表面積は165m2/gであった。
【0038】
次に、この1番目の触媒の上に、コバルト、マンガン、銅およびバリウムの酸化物粉末を錠剤状にすることで調製した水添触媒を6.8リットル導入した。このペレットのコバルト含有量は53重量%で、マンガン含有量は14重量%で、銅含有量は0.2重量%で、バリウム含有量は0.9重量%であった。このペレットは高さが7mmで直径が7mmの円柱形であり、横断面方向の表面における圧縮強度は420N/cm2で、円柱形表面の圧縮強度は160Nであり、そしてまたこれの内部表面積は180m2/gであった。
【0039】
この水添用酸化物触媒の活性化を実施例1と同様に行った後、水素圧を高くして300バールにした。その後、この高圧管の中に70標準m3/時の水素と一緒にアニリンを300バールの圧力下2,280g/時でポンプ輸送して下降流様式で通したが、ここでは、この水添を受けさせるべきアニリンがこの高圧管に入る前に、上流に位置させた電気加熱熱交換器内でこれを2000℃の温度に加熱しておいた。この反応管から出る反応生成物を2番目の熱交換器(水冷)内で300バールの水素圧下<60℃の温度に冷却し、そして気体分離器内で過剰量の水素(これを水添系に戻した)から分離した。更に冷却して<30℃の温度にしそして圧抜きを行って大気圧にした後、この反応生成物をガスクロで分析した。定常状態の反応条件下で下記の生成物組成を得た(100%に対する残りはアニリンと副生成物である)。
【0040】
Figure 0003937488
本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0041】
1. 式
【0042】
【化5】
Figure 0003937488
【0043】
で表されるシクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの混合物を、式
【0044】
【化6】
Figure 0003937488
【0045】
[式中、
1およびR2は、互いに独立して、水素、C1−C4−アルキルまたはC1−C4−アルコキシである]
で表されるアニリンの触媒水添を10から400バールのH2圧力下140から260℃の反応温度で行うことで製造する方法であって、ここで使用する触媒系に、元素が下記の元素比:
触媒Aの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が40−60重量%、Mnが10−20重量%、Cuが0.05−1.5重量%、およびCa、Sr、Baの1つ以上が0.2−5重量%、そして
触媒Bの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が30−50重量%、Mnが3−10重量%、Siが5−15重量%、およびMgが2−8重量%、
存在していて、AおよびBにおいて、100重量%に対する残りが酸素でありそして上記パーセントが個々の触媒AまたはBの全重量を基準にしたパーセントである(水)酸化物粉末のプレス加工品で出来ていて支持されていない還元を受けさせた2つの触媒A+Bを含める方法。
【0046】
2. その使用するFe、CoおよびNiから成る群の元素がCoもしくはNiまたはCo/Ni混合物、好適にはCoである第1項記載の方法。
【0047】
3. その使用するCa、SrおよびBaから成る群の元素がSrもしくはBaまたはSr/Ba混合物、好適にはBaである第1項記載の方法。
【0048】
4. 触媒AおよびBが、プレス加工した平らな表面で、200−800N/cm2、好適には250−600N/cm2の圧縮強度を有し、プレス加工した湾曲表面で力として測定して、50−200Nの圧縮強度、好適には80−140Nを有し、そして30−200m2/g、好適には80−160m2/gの内部表面積を有する第1項記載の方法。
【0049】
5. 該触媒AとBを0.5:9.5のA:Bから9.5:0.5のA:Bから成る重量比で用いる第1項記載の方法。
【0050】
6. 該反応を固定床触媒上で連続的に下降流様式で実施しそして1時間当たりの重量速度を触媒1リットル当たりのアニリン量が0.1−3kg/時、好適には0.15−1.5kg/時になるようにする第1項記載の方法。
【0051】
7. 該反応を20−350バール、好適には100−300バールのH2圧力下で実施する第1項記載の方法。
【0052】
8. 該反応を160−230℃の温度で実施する第1項記載の方法。
【0053】
9. 触媒AおよびBを使用する前にこれらを個別にか或は一緒に10−400バール下160−240℃の水素で処理することでこれらに還元を受けさせ、ここで、この水素をこの還元の開始時H2/不活性ガス混合物として用いそしてこの還元過程中にその不活性ガス分を完全になくして行く第1項記載の方法。
【0054】
10. 該未置換もしくは置換アニリンを、この未置換もしくは置換アニリンを基準にして10−100重量%、好適には10−40重量%の量の、反応に不活性な溶媒で希釈する第1項記載の方法。

Claims (1)


  1. Figure 0003937488
    で表されるシクロヘキシルアミンとジシクロヘキシルアミンの混合物を、式
    Figure 0003937488
    [式中、
    およびRは、互いに独立して、水素、C−C−アルキルまたはC−C
    −アルコキシである]
    で表されるアニリンの触媒水添を10から400バールのH圧力下140から260℃の反応温度で行うことで製造する方法であって
    素が下記の元素比:
    酸化物または水酸化物粉末を含むプレス加工品で出来ていて支持されていない還元を受
    けさせた触媒Aの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が40−60重量%、Mnが10
    −20重量%、Cuが0.05−1.5重量%、およびCa、Sr、Baの1つ以上が
    0.2−5重量%、
    そして
    酸化物または水酸化物粉末を含むプレス加工品で出来ていて支持されていない還元を受
    けさせた触媒Bの場合:Fe、Co、Niの1つ以上が30−50重量%、Mnが3−
    10重量%、Siが5−15重量%、およびMgが2−8重量%、
    存在していて、
    AおよびBにおいて、100重量%に対する残りが酸素でありそして上記パ ーセントが個々の触媒AまたはBの全重量を基準にしたパーセントである触媒A及びBを含む触媒系を使用する方法。
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