JP3937338B2 - キーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法 - Google Patents

キーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法 Download PDF

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Description

本発明は、キーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法に関し、とくに1つの電話番号により対を成す2台の電話機を同時に着信鳴動させるタンデムリンギングの動作及びその設定に関する。ここで使用する「タンデムリンギング」とは、キーテレホンシステムにおいて、対を成す2台の電話機の内、一方に着信があったときにその両方を着信鳴動させることを意味する。
従来のキーテレホンシステムには、1つの内線番号で数台の電話機に着信させる機能がある。この機能を実現するための仕組みとして、内線代表呼出による方法や、着信転送による方法等が知られている。例えば、内線代表呼出による方法は、発信者側で1つの内線代表番号をダイヤルすることで数台の電話機を同時に鳴動させるものである。また、着信転送による方法は、ある内線番号(例えば内線100番)の電話機に着信があった場合に他の内線番号(例えば内線101番)の電話機に転送して着信させるものである。
例えば、内線代表呼出による方法として、1つの電話機を呼出中に他の複数の内線番号を順次入力操作して同時に複数の電話機を呼び出し、最初に応答した電話機との通話を可能にする内線呼出装置において、1回目に入力操作した複数の内線番号を1つの内線番号に対応付けて記憶させることにより、次回から、その1つの内線番号をダイヤルすることで、これに対応付けられた複数の内線番号の電話機を同時に呼び出すものが開示されている(特許文献1参照)。
特開平03−159454号公報
しかしながら、内線代表呼出による方法では、例えば2台の電話機だけ設定したい場合、管理者が内線番号を設定しなければならないため、効率も悪く、管理者不在の場合には、通常、設定できない。この場合、不慣れな一般ユーザが管理者と同様の設定を行うのは制約も多く、実際の運用では立場的に無理があると考えられる。
また、着信転送による方法の場合、例えばユーザが転送元(例えば内線100番)の電話機で応答したい場合にもかかわらず、転送設定を無効にする操作を忘れてしまったため、その転送設定に従い転送先(例えば内線101番)の電話機に転送されてしまい、応答し損ねる場合がある。
いずれの方法も、1ユーザが内線番号および2台の電話機を独占して使用したり、あるいは一方(例えば内線101番)の電話機を使用中の場合に他方(例えば内線100番)の電話機を使用不可としたりすることはできない。
本発明は、このような課題を解決するもので、ユーザによる簡単な設定により1つの電話番号で2台の電話機に着信させることを目的とする。
本発明は、キーテレホンシステムにおいて、第1の電話機が第2の電話機に対してタンデムリンギングを設定していた場合に、両電話機以外の他の電話機から第1の電話機の内線番号を呼び出して第1の電話機に着信が来たときに、第1の電話機と共にそのタンデムリンギング設定相手の第2の電話機にも着信させる、すなわち2台の電話機が1つの内線番号で着信可能とするものである。
本発明は、このような着想のもとに完成されたものである。
すなわち、本発明に係るキーテレホンシステムは、主装置と、この主装置に接続される複数の電話機とを備えたキーテレホンシステムにおいて、前記主装置は、前記複数の電話機毎に、1つの電話番号で鳴動すべき対を成す親機及び子機に関するデータを記憶する記憶手段と、前記複数の電話機の内、第1の電話機から第2の電話機へのタンデムリンギング設定要求を受けたときに、前記第1の電話機を前記親機とし、前記第2の電話機を前記子機として、前記記憶手段に、前記第1の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が親機である旨の情報及び当該親機と対を成す子機となる前記第2の電話機の電話番号を含むものを設定すると共に、前記第2の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が子機である旨の情報及び当該子機と対を成す親機となる前記第1の電話機の電話番号を含むものを設定するタンデムリンギング設定手段と、前記第1の電話機に着信があったときに、前記親機及び子機に関するデータに基づき前記第1の電話機と共に前記第2の電話機を着信鳴動させるタンデムリンギング制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明において、前記タンデムリンギング制御手段は、前記第1及び第2の電話機の着信鳴動によりその一方が応答したときに、その他方の着信鳴動を停止させると共に前記親機及び子機に関するデータを更新することが好ましい。また、前記タンデムリンギング制御手段は、前記第1及び第2の電話機のうち一方が使用中のときに、その他方を使用不可とするように制御することが好適である。さらに、前記タンデムリンギング設定手段は、前記第1の電話機から前記第2の電話機へのタンデムリンギング解除要求を受けたときに、前記記憶手段に設定されている前記親機及び子機に関するデータを解除してもよい。また、前記親機及び子機に関するデータは、前記親機及び子機の使用状態情報み、
前記親機及び子機の使用状態情報は、いずれも不使用である場合と、前記親機が使用中である場合と、前記子機が使用中である場合とを判定可能なものであることが好適である。
本発明に係るキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法は、主装置と、この主装置に接続される複数の電話機とを備えたキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法において、前記主装置が、前記複数の電話機毎に、1つの電話番号で鳴動すべき対を成す親機及び子機に関するデータを記憶手段に記憶するステップと、前記複数の電話機の内、第1の電話機から第2の電話機へのタンデムリンギング設定要求を受けたときに、前記第1の電話機を前記親機とし、前記第2の電話機を前記子機として、前記記憶手段に、前記第1の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が親機である旨の情報及び当該親機と対を成す子機となる前記第2の電話機の電話番号を含むものを設定すると共に、前記第2の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が子機である旨の情報及び当該子機と対を成す親機となる前記第1の電話機の電話番号を含むものを設定するステップと、前記第1の電話機に着信があったときに、前記親機及び子機に関するデータに基づき前記第1の電話機と共に前記第2の電話機を着信鳴動させるステップとを備えたことを特徴とする。
本発明において、前記主装置が、前記第1及び第2の電話機の着信鳴動によりその一方が応答したときに、その他方の着信鳴動を停止させると共に前記親機及び子機に関するデータを更新するステップをさらに有することが好ましい。また、前記主装置が、前記第1及び第2の電話機のうち一方が使用中のときに、その他方を使用不可とするステップをさらに有することが好適である。
本発明によれば、電話機側の簡単な操作によりタンデムリンギング設定要求を出すだけで任意の電話機を効率よくかつ簡単に設定でき、これにより一つの電話番号(例えば内線番号)で2台の電話機に着信鳴動させることができる。
また、2台同時に着信鳴動させることができ、1ユーザが2台の電話機を独占して使用できる。
さらに、2台の電話機の内、一方の電話機が使用中の場合に他方の電話機を使用不可とすることも実現できる。
以下、本発明にかかるキーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法を実施するための最良の形態を図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本実施例にかかるキーテレホンシステムの装置構成図を示す。図1に示すキーテレホンシステムは、従来よく知られている装置構成を適用したもので、主装置10と、この主装置10に接続される複数の電話機11〜14と、主装置10に接続されるPHS(パーソナル・ハンディホン・システム)用の無線基地局(CS)15と、この無線基地局15に無線回線経由で接続される複数のPHS端末16〜16とを備える。この例では、複数の電話機21〜24の内線番号は、それぞれ100番、101番、102番、…、N番に割り当てられている。また、PHS端末16は、図に示す例では、これら電話機11〜14と同様に内線電話機として機能する。
主装置10は、複数の電話機11〜14間の内線通話、及びこれら電話機11〜15と図示しない外部電話機との間の外線通話をスイッチング接続可能な通話路20と、システム全体の制御中枢を成し且つプログラム制御で動作するCPU等を有する制御部(本発明のタンデムリンギング設定手段及びタンデムリンギング制御手段を成す)21と、制御部21のプログラム制御で必要な制御プログラム及び制御データ(テーブル)を格納するメモリ(ROM、RAM)等の記憶部(本発明の記憶手段を成す)22とを有する。
本発明によるキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法は、本実施例では制御部21の動作によるプログラム制御によって実行される。本例では、制御部21により実行される制御プログラム及び制御データとしてのタンデムリンギング制御プログラム23及びタンデムリンギング設定テーブル24は、記憶部22の所定メモリ領域に格納される。
図2は、記憶部22におけるタンデムリンギングに必要なメモリ構造を成すタンデムリンギング設定テーブル24を、図3は、そのタンデムリンギング設定テーブル24のデータ設定例を説明するものである。
図2に示すタンデムリンギング設定テーブル24のメモリ構造は、主装置10に接続されている内線番号100番〜N番の電話機11〜14毎に構成され、内線番号毎に格納されるデータとして、親機(子機)情報31、タンデム使用状態の情報32、及び設定相手のダイヤル番号33を有する。以下、親機として設定された電話機のデータを「親機データ」、子機として設定された電話機のデータを「子機データ」と呼ぶ。
親機(子機)情報31は、親機または子機の情報要素であり、図3に示すように、親機として設定されているのか、子機として設定されているのか、或いはいずれも設定されていないのかを示す情報である。例えば、内線100番の電話機21を親機とし、内線101番の電話機22を子機としてタンデムリンギングの設定が行われた場合、それぞれ親機、子機の状態が記憶される。これら各状態の設定及びその判定は、図3に示すように、例えば各状態に予め割り当てられたコード番号に基づいて行われる。コード番号の割り当ての例として、例えば親機の状態を「1」、子機の状態を「2」、いずれも設定されてない状態を「0」とする場合を例示できる。
タンデム使用状態の情報32は、図3に示すように、設定相手のタンデム使用中なのかどうかを判断する要素であり、どちらも使用していない状態であれば、空き(不使用)の状態の情報が記憶され、親機が使用している場合は、親機データ側に自分が使用中であるという状態が、また子機データ側に親機が使用中という状態が記憶され、これと逆に子機が使用している場合は、親機データ側に子機が使用中であるという状態が、また子機データ側に自分が使用中であるという状態が記憶される。これら各状態の設定及びその判定は、図3に示すように、例えば各状態に予め割り当てられたコード番号に基づいて行われる。コード番号の割り当ての例として、例えば自分が使用している状態を「1」、設定相手が使用している状態を「2」、空きの状態を「0」とする場合を例示できる。
設定相手のダイヤル番号33は、タンデムリンギング設定相手のダイヤル情報要素である。例えば、前述の親機(子機)情報31の例では、親機である内線100番においては、子機である内線101番のダイヤルデータが記憶され、子機の内線101番においては親機のダイヤルデータが記憶される。
次に、本実施例の動作を説明する。
最初に、タンデムリンギングの設定方法について、図4に示す状態遷移図を参照して説明する。ここでは、内線100番の電話機11(第1の電話機)が内線101番の電話機12(第2の電話機)をタンデムリンギングの相手として設定する場合を説明する。
まず、内線100番の電話機11側でタンデムリンギングの設定を行うため、ユーザが所定のサービスコード(予め設定されたタンデムリンギング特番)をダイヤルし(ステップS1)、そのサービスコードのダイヤル信号を制御部21に送る(ステップS2)。これに応答して、制御部21は、タンデムリンギング制御プログラム23を実行し、待機状態となる。
次いで、内線100番の電話機11側でタンデムリンギングの設定あるいは解除の操作(例えば、設定の場合は「1」、解除の場合は「0」をダイヤル)を行い(ステップS3)、例えば設定を選択した場合は子機として設定したい電話機12の内線番号101をダイヤルし(ステップS4)、このダイヤル信号を含むタンデムリンギング設定(解除)要求を制御部21に送り(ステップ5)、応答待ち状態となる(ステップS6)。これに応答して、制御部21は、記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24上のデータ設定状態を参照し、設定可能な状態であれば、内線101番のデータを子機データ(親機(子機)情報31:子機、タンデム使用状態の情報32:不使用、設定相手のダイヤル番号33:内線100番のダイヤルデータ)として設定する(ステップS7)。
上記子機データの設定が完了すると、制御部21は、設定(解除)完了の通知を内線100の電話機11に送り(ステップS8)、記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24上で、内線100番のデータを親機データ(親機(子機)情報31:親機、タンデム使用状態の情報32:不使用、設定相手のダイヤル番号33:内線101番のダイヤルデータ)として設定する(ステップS9)。
上記タンデムリンギングの設定を解除する場合、上記と同様に、内線100番の電話機11側で解除の操作を行い、内線101番の子機データおよび内線100の親機データがそれぞれ解除される。
図5は、上記タンデムリンギング設定(解除)時の制御部21の処理手順を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートの処理手順は、本実施例ではタンデムリンギング制御プログラム23として記憶部22に格納されている。
図5に示すように、制御部2は、電話機11〜14のいずれかからタンデムリンギングの設定を行うためのダイヤル操作が行われると(ステップS11)、そのダイヤル操作で送られてくる信号に基づき設定か解除かを判断する(ステップS12)。この判断で、解除(NO)の場合は、記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24から相手のダイヤルデータ及び親機(子機)情報を解除する(ステップS13)。また、設定(YES)の場合、電話機11〜14側で設定したい内線番号のダイヤル操作が行われると(ステップS14)、記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24を参照して、ダイヤルされた相手の電話機に対しタンデムリンギングの設定が可能かどうかを判断する(ステップS16)。この判断で、可能であれば(YES)、記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24に相手のダイヤルデータ及び親機(子機)情報を設定登録し(ステップS16)、可能でなければ(NO)、ステップS11に戻り同様の処理を繰り返し実行する。
図6は、図4の例によりタンデムリンギング設定テーブル24に設定されるデータ例を示す。この例では、内線100番の電話機から内線101番の電話機にタンデムリンギング設定要求した場合に設定される内線100番側の親機データ及び内線101番側の子機データの例を示す。この場合、内線100番に設定される親機データは、親機(子機)情報31aが「0」(親機の状態)、タンデム使用状態の情報32aが「0」(不使用の状態)、設定相手のダイヤル番号33が「101」(内線101番ダイヤルデータ)となる。また、内線101番に設定される子機データは、親機(子機)情報31bが「1」(子機の状態)、タンデム使用状態の情報32bが「0」(不使用状態)、設定相手のダイヤル番号33bが「100」(内線100番ダイヤルデータ)となる。
次に、タンデムリンギングの動作方法について、図7に示す状態遷移図を用いて説明する。
ここでは、図4に示す処理により内線100番の電話機11が親機、内線101番の電話機12が子機としてタンデムリンギングの設定が行われた状態で、内線102番の電話機13から親機である内線100番の電話機11を呼び出し、その応答を子機である内線101番の電話機12側で行う場合を説明する。
まず、内線102番の電話機13が内線100番の電話機11を呼び出すと、その100番呼出信号が制御部21に送られる(ステップS21)。制御部21は、100番呼出信号を受信すると、鳴動信号を内線100番の電話機11に通知する(ステップS23)。これにより、内線100番の電話機11は鳴動状態となる(ステップS23)。
次いで、制御部21は、内線102番の電話機13に対し呼出完了通知を送る(ステップS25)。これにより、内線102番の電話機13は呼出状態となる(ステップS25)。
次いで、制御部21は、内線100番の電話機11がタンデムリンギングを設定しているかどうかを記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24を参照して判断し(ステップS26)、内線100番がタンデムリンギング設定されている場合(すなわち親機として設定登録されている場合)、その設定相手のダイヤル番号(すなわち内線101番)をもとに内線101番の電話機12に対しても、鳴動信号を通知する(ステップS27)。これにより、親機である内線100番の電話機11と共に、子機である内線101番の電話機12が鳴動状態となる(ステップS28)。
図8は、上記タンデムリンギング設定された親機である内線100番の電話機11及び子機である内線101番の電話機12の鳴動状態を模式的に示す。この場合、2台の電話機11、12が外部からみて1つの内線番号、すなわち内線100番の電話機11となる。
上記に対し、子機である内線101番の電話機12が応答しオフフックすると、そのオフフック信号が制御部21に通知される(ステップS29)。制御部21は、そのオフフック信号を受信すると、これをイベント通知として、記憶部22に対しデータ更新通知を行い、タンデムリンギング設定テーブル24に設定されている子機データ及び親機データのタンデム使用状態の情報32をそれぞれ更新する(ステップS30、S31)。すなわち、子機データ側のタンデム使用状態の情報32は不使用の状態(例えばコード番号「0」)から自分(子機)が使用中である状態(例えばコード番号「1」)に、また親機データのタンデム使用状態の情報32は不使用の状態から相手(子機)が使用中である状態(例えばコード番号「2」)にそれぞれ更新される。
上記データ更新後、制御部21は、応答しなかった親機側の内線100番の電話機11に対し鳴動停止通知を行い(ステップS32)、これにより内線100番の電話機11の鳴動が停止する。
次いで、制御部21は、内線102番の電話機13に応答通知を行い(ステップS33)、これにより内線102番の電話機13と内線101番の電話機12とが互いに通話状態となる(ステップS34、S34a、S34b)。
この間、他の電話機、例えば内線N番の電話機14から内線100番の電話機11を呼び出すと、その100番呼出信号が制御部21に送られ(ステップS41)、制御部21は、その100番呼出信号を受信すると、話中音信号を内線N番の電話機14に返す。すなわち、子機が使用中は、実際には使用されていない親機も使用中の状態と見做され、使用することができない。この場合、内線N番の電話機14側の表示器上で内線100番が「使用中」である旨を表示させてもよい。
その後、通話が終了し、内線101番の電話機12側がオンフックして切断すると、そのオンフック信号が制御部21に通知される(ステップS35)。制御部21は、そのオンフック信号を受信すると、これをイベント通知として、内線102番の電話機13に対し切断信号を通知する(ステップS36)。これと同時に、記憶部22に対しデータ更新通知を行い、タンデムリンギング設定テーブル24に設定されている子機データ及び親機データのタンデム使用状態の情報32をそれぞれ更新する(ステップS30、S31)。すなわち、子機データ側のタンデム使用状態の情報32は自分(子機)が使用中である状態(例えばコード番号「1」)から不使用の状態(例えばコード番号「0」)に、また親機データのタンデム使用状態の情報32は相手(子機)が使用中である状態(例えばコード番号「2」)から不使用の状態(例えばコード番号「0」)にそれぞれ更新される。
以上のように、内線102番の電話機13から内線100番をダイヤルすると、親機である内線100番の電話機11が着信鳴動すると共に、子機である内線101番の電話機12も着信鳴動し、これに対し親機11または子機12の一方が応答することにより、他方も鳴動が止まる。また、このようにタンデムリンギング設定によりペアリングされた親機11及び子機12において、一方が使用中の場合は他方は使用不可となる。例えば、親機11が使用中ならば子機12は使用できず、子機12が使用中ならば親機11は使用できない。
従って、本実施例によれば、タンデムリンギングの設定は、ユーザ側で設定したい相手の番号をダイヤルする等の簡単な操作で行うことができ、これにより、1つの内線番号で2台の電話機に着信させることができる。
その他の実施例として、ユーザ側の操作により2つの電話機(端末)で1つの内線番号で着信、応答操作を行うことができる。また、呼出側が子機の内線番号をダイヤルしても受け付けない仕組みにしてもよい。この場合は、それぞれの電話機で記憶部22のタンデムリンギング設定テーブル24で保持している内線番号の情報によって、子機であれば着信が来ても着信を不可とするように制御部21側でプログラム制御することで実現可能である。
なお、上記実施例では、電話番号として内線番号を用いたタンデムリング設定・動作を場合を説明しているが、外線番号(ダイヤルイン)を用いた場合や、サブアドレスを用いた電話番号(「代表番号」+「*」+「内線番号」等)を用いた場合も、同様に実施可能である。
本発明は、主装置及びこれに接続される複数の電話機を備え、主装置により複数の電話機間で内線通話を行えるシステムの用途に適用できる。
本発明の実施例に係るキーテレホンシステムの装置構成を示す概略ブロック図である。 タンデムリンギング設定テーブルのメモリ構造を説明する図である。 タンデムリンギング設定テーブルの設定データを説明する図である。 タンデムリンギングの設定方法を説明する状態遷移図である。 タンデムリンギング設定時の制御部による処理シーケンスを説明する概略フローチャートである。 図4で設定されるタンデムリンギング設定テーブルの設定例を示す図である。 タンデムリンギングの動作方法を説明する状態遷移図である。 タンデムリンギング設定された親機及び子機の着信鳴動を説明する概略図である。
符号の説明
10 主装置
11〜14 電話機
15 無線基地局
16 PHS端末
20 通話路
21 制御部
22 記憶部
23 タンデムリンギング制御プログラム
24 タンデムリンギング設定テーブル
31 親機(子機)情報
32 タンデム使用状態の情報
33 設定相手のダイヤル番号

Claims (8)

  1. 主装置と、この主装置に接続される複数の電話機とを備えたキーテレホンシステムにおいて、
    前記主装置は、
    前記複数の電話機毎に、1つの電話番号で鳴動すべき対を成す親機及び子機に関するデータを記憶する記憶手段と、
    前記複数の電話機の内、第1の電話機から第2の電話機へのタンデムリンギング設定要求を受けたときに、前記第1の電話機を前記親機とし、前記第2の電話機を前記子機として、前記記憶手段に、前記第1の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が親機である旨の情報及び当該親機と対を成す子機となる前記第2の電話機の電話番号を含むものを設定すると共に、前記第2の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が子機である旨の情報及び当該子機と対を成す親機となる前記第1の電話機の電話番号を含むものを設定するタンデムリンギング設定手段と、
    前記第1の電話機に着信があったときに、前記親機及び子機に関するデータに基づき前記第1の電話機と共に前記第2の電話機を着信鳴動させるタンデムリンギング制御手段とを備えたことを特徴とするキーテレホンシステム。
  2. 前記タンデムリンギング制御手段は、前記第1及び第2の電話機の着信鳴動によりその一方が応答したときに、その他方の着信鳴動を停止させると共に前記親機及び子機に関するデータを更新することを特徴とする請求項1記載のキーテレホンシステム。
  3. 前記タンデムリンギング制御手段は、前記第1及び第2の電話機のうち一方が使用中のときに、その他方を使用不可とするように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のキーテレホンシステム。
  4. 前記タンデムリンギング設定手段は、前記第1の電話機から前記第2の電話機へのタンデムリンギング解除要求を受けたときに、前記記憶手段に設定されている前記親機及び子機に関するデータを解除することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のキーテレホンシステム。
  5. 前記親機及び子機に関するデータは、前記親機及び子機の使用状態情報み、
    前記親機及び子機の使用状態情報は、いずれも不使用である場合と、前記親機が使用中である場合と、前記子機が使用中である場合とを判定可能なものであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のキーテレホンシステム。
  6. 主装置と、この主装置に接続される複数の電話機とを備えたキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法において、
    前記主装置が、
    前記複数の電話機毎に、1つの電話番号で鳴動すべき対を成す親機及び子機に関するデータを記憶手段に記憶するステップと、
    前記複数の電話機の内、第1の電話機から第2の電話機へのタンデムリンギング設定要求を受けたときに、前記第1の電話機を前記親機とし、前記第2の電話機を前記子機として、前記記憶手段に、前記第1の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が親機である旨の情報及び当該親機と対を成す子機となる前記第2の電話機の電話番号を含むものを設定すると共に、前記第2の電話機に対応する前記親機及び子機に関するデータとして自機が子機である旨の情報及び当該子機と対を成す親機となる前記第1の電話機の電話番号を含むものを設定するステップと、
    前記第1の電話機に着信があったときに、前記親機及び子機に関するデータに基づき前記第1の電話機と共に前記第2の電話機を着信鳴動させるステップとを備えたことを特徴とするキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法。
  7. 前記主装置が、前記第1及び第2の電話機の着信鳴動によりその一方が応答したときに、その他方の着信鳴動を停止させると共に前記親機及び子機に関するデータを更新するステップをさらに有すること特徴とする請求項6記載のキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法。
  8. 前記主装置が、前記第1及び第2の電話機のうち一方が使用中のときに、その他方を使用不可とするステップをさらに有することを特徴とする請求項6又は7記載のキーテレホンシステムのタンデムリンギング方法。
JP2003345854A 2003-10-03 2003-10-03 キーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法 Expired - Fee Related JP3937338B2 (ja)

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