JP3933286B2 - プリント配線板改造設計編集方法及びシステム - Google Patents

プリント配線板改造設計編集方法及びシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実装CAD(コンピュータ支援設計)の1コンポーネントとしての回路設計の変更又は、誤設計に対応して、既設計のプリント配線板に配線切断/布線を施すことにより最新の回路情報を反映可能とするプリント配線板改造設計編集方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線板の実装設計を1コンポーネントとして、実装CAD(コンピュータ支援設計)を利用して行うことが普及している。
【0003】
さらに、既設計のプリント配線板の回路設計の変更や誤設計に対し、実装を変更する必要が生じる。かかる場合に、実装CADを用いて回路設計データの編集更新を行うプリント配線板改造設計編集方法及びシステムがある。
【0004】
一方、プリント配線板の高多層化や高密度化、或いは、回路の高速化に対し、既存プリント配線板に対する回路変更における編集作業を容易且つ迅速化を可能とすることが望まれる。
【0005】
図10は、従来のプリント配線板改造設計編集システムの一構成例である。データベース1に、プリント配線板を作成した時の回路パターンであるVIA(via−hole:ビアホール、以下単にビアという。)等パターン情報、変更部分が織り込まれた1つのプリント配線板の最新の回路情報及び、回路情報の変更を配線切断、布線(ジャンパー)で対応した時の切断及び布線情報等の改造情報が格納される。
【0006】
さらに、表示画面を有するプリント配線板改造編集エディタ2を有する。エディタ2内の制御機能部により、自動改造プログラム3を実行し、編集及びチェック制御4が行われ、その結果が編集画面として、表示制御機能5により表示画面に表示制御される。
【0007】
かかる従来のプリント配線板改造設計編集システムにおける、改造設計編集の方法を説明する。
【0008】
図11は、多層プリント配線板の層構造例である。8層L1〜L8を有し、L3及びL6層が電源及びアース層であり、全面ベタ層の導電層である。その他の層は、信号層であり、L1層が部品搭載面側、L8層が半田接続面側である。
【0009】
ここで、配線の切断により回路の変更を行う場合、L1層の部品搭載面側からL1及びL2層が、L8層の半田接続面側からL8及びL7が、それぞれレーザの照射により切断可能である。L4、L5層は、ベタ層L3、L6を介することになるので、切断不能である。
【0010】
今、かかる多層プリント配線板の層構造において、図12に示す様な、既設計の回路パターンを想定する。すなわち、図12の回路パターンは、A−B−C−Dの接続を有している。そして、V1,V2は、プリント配線板のビアである。さらに、図12において、L1、L2、L5、L8は、対応する信号層の接続である。したがって、図12の回路パターンは、図13に示される実装接続構造を有している。
【0011】
この多層プリント配線板の回路パターンを、最新の接続パターンとしてA−B−Dに変更する。したがって、データベース1に、既存パターン情報として、A−B−C−Dが、最新の接続パターン情報としてA−B−Dが、格納される。
【0012】
これらのパターン情報を編集&チェック制御装置4が比較する。この比較の結果、表示制御装置5の制御によりエディタ2において、図12の表示が行われる。なお、図12の表示は、マウス等による指示により、その一部が拡大表示される。
【0013】
図12において、既設計接続パターンと最新接続パターンは、ビアV2とC間の接続が異なる(以下、エラーと言う)。したがって、ビアV2とC間のエラーが、例えばL5の配線を太線表示(或いは、特定のカラー表示)することにより強調表示される。
【0014】
設計者は、したがって、エラー強調された区間を目視で判定して、エディタ2において、切断指示を入力する。この時、設計者は、切断数が少なくて済むように考慮する。
【0015】
編集&チェック制御装置4は、編集の複雑さを避けるために、2つの層を同時に編集可能対象とする。したがって、設計者は、先ず切断数が少なくて済むようにL1層及びL8層を編集対象として、エラー表示されている区間に属するV2−C間の切断を考える。しかし、V2−C間は、L5層に属し、編集不可である。したがって、編集対象をL1層及びL5層にするが、V2−C間の属するL5は、先に説明したように切断不能である。
【0016】
したがって、編集&チェック制御装置4は、設計者に対し、切断不可を通知する。このため、拡大表示部分を移動して、エラ−強調されていない区間が編集対象とされる。切断区間ラインを見て、編集層をL2,L8とし、V2−V1間の切断を指示する。さらに、V2−D間の切断を指示する。
【0017】
その後、図示省略するが、V1−D間の布線を指示する。これにより、A−B−Dの接続パターンに変更される。
【0018】
データベース1には、最新回路パターンに対応して、改造データとして、V2−V1間、V2−D間の切断及び、V1−D間の布線情報が格納される。
【0019】
さらに、図14は、図10のシステムにおいて、部品の追加、削除若しくは移動により、回路パターンを改造する場合の、編集を説明する図である。図14(A)において、既存プリント配線板に部品I10とI20が搭載されている。エディタ2にSTEP1の表示が行われ、設計者は部品I10の削除を指示する。
【0020】
この結果、表示制御装置5の制御により、STEP2のように、部品I10のイメージが表示されず、ランドのみが表示される。
【0021】
また、図14(B)の場合は、STEP1のプリント配線板の空きスペースに新たに部品I30を追加する場合の編集である。STEP2では、部品I30をスペースIの領域に配置を指示した場合であり、STEP3では、既搭載の部品R10に位置に追加を指示した場合である。
【0022】
かかる場合、図14(B)のSTEP2の場合、追加を指示した位置にランドがない場合は、改造できないので、編集&チェック制御装置4により拒絶される。さらに、図14(B)のSTEP3の場合、追加を指示した位置に既搭載の部品R10があり、同一のランドに対し、重複して異なる部品が搭載されることになる。この場合も、編集&チェック制御装置4により拒絶される。
【0023】
さらに、図14(C)の場合は、部品I10を移動を指示した場合、STEP2において、移動後は、もとの位置のランドは表示されない。
【0024】
図15は、更に、図10のシステムにおいて、自動布線と、手動改造の区別が付かない問題を説明する図である。即ち、図15において、既存プリント配線板の接続パターンがA−B−Cと、X−Y−Zである場合で、A−B−CのみをA−Bの接続に変更する。このとき、誤って、X−Y間の接続を切断すると、編集&チェック制御装置4は、X−Y間の切断を自動で回復すべく布線データを発生する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、図10の従来のシステムにおけるプリント配線板改造設計編集方法及びシステムにおいて、図11乃至図13に関し、説明したように、回路接続編集作業では、設計者は、エラー表示されたパターンを目視でチェックし、エラーの内容を確認し、どの区間がショートであるかあるいは、接続不足であるかを判断する必要があった。さらに、同時に編集対象可能とする層を2層に限っていた。したがって、編集の操作性が悪く、作業効率が低下することが問題であった。
【0026】
さらに、図14に関し、説明したように、部品の削除、追加及び、移動の編集では、部品の削除後元の部品のイメージが無くなる、ランドの存在しない位置及び、既設部品と重なる位置への部品の追加ができない、更に、移動後に元の位置のランドが表示されない等の問題があった。
【0027】
さらにまた、図15に関し説明したように、誤って切断した区間に自動で布線が発生されるが、これは、回路変更の対象としていない区間の改造である。したがって、自動改造後にマニュアルで編集するしか作業手順がなく、作業効率が下がる問題があった。
【0028】
したがって、本発明の目的は、かかる従来のプリント配線板改造設計編集方法及びシステムにおける問題を解決することにある。
【0029】
さらに、本発明の目的は、マニュアル編集の効率化による、改造作業における工数削減、改造データの品質向上、又、作業手順に沿った編集で、且つ実際の改造手順通りの改造をイメージして、改造データの作成を可能とするプリント配線板改造設計編集方法及びシステムを提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の課題を達成するプリント配線板改造設計編集方法及びシステムの基本機能は、既存のプリント配線板の接続パターンデータと、最新回路接続パターンデータとを比較し、この比較により、最新回路接続パターンと相違する接続パターン部分であり、且つ編集可能な部分を表示し、この表示において表示される編集可能な部分に対し、切断又は、布線指示を入力する。
【0031】
より具体的態様として、本発明の課題を達成するプリント配線板改造設計編集方法及びシステムの基本機能は、既存のプリント配線板の接続パターンデータと、最新回路接続パターンデータとを比較し、この比較において得られる最新回路接続パターンと相違するパターンをエラーとし、エラーの数を、エラー項目毎にリストし、リストされるエラー項目から選択されたエラ−項目のエラーを含む全てのネットをリストし、リストされるネットから選択されたネットに対応する接続パターンについて、エラーの表示を付し、且つ編集可能な部分を表示し、この表示において表示される編集可能な部分に対し、切断又は、布線指を入力する。
【0032】
さらに、前記表示する行程において表示される編集可能な部分は、前記プリント配線板の多層構造の全ての層の情報を含むことを特徴とする。
【0033】
また、一の態様として、前記リストされるエラー項目の内、ショートエラー、接続不足及び過剰接続の順に選択されることを特徴とする。
【0034】
さらに、本発明の課題を達成するプリント配線板改造設計編集方法及びシステムにおいて、部品の追加編集は、既存のプリント配線板の部品搭載位置を示すランド情報と、新たに搭載される最新部品のランド情報を有し、この最新部品を、前記既存のプリント配線板の部品搭載位置を示すランド情報で示される位置に搭載を指示し、最新部品のランド情報を、前記既存のプリント配線板の部品搭載位置を示すランド情報と同じにする。
【0035】
また、前記既存のプリント配線板に搭載された部品位置を移動指示し、既存のプリント配線板に搭載された部品位置のランド情報を維持し、且つこの移動指示された部品の配置されるランド情報を前記移動指示された部品の固有のランド情報とする。
【0036】
更なる発明の課題と特徴は、図面を参照しての以下の実施の形態の説明から明らかとなる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。なお、図において、同一又は、類似のものには同一の参照数字又は、参照記号を付して説明する。
【0038】
図1は、本発明に従うプリント配線板改造設計編集方法を適用したシステムの構成例ブロック図である。
【0039】
本発明では、図10の従来構成と比較して、プリント配線板改造編集エディタ2は、さらにエラー一覧選択機能6及び、エラー編集専用制御機能7及び、第2の表示制御機能8を有している。他の構成は、図10において説明した構成と同様である。
【0040】
図2は、図1のシステム構成により実行される本発明のプリント配線板改造設計編集方法の基本動作手順を説明する図である。先ず、図10における従来システムと同様に、プリント配線板改造編集エディタ2により編集&チェック制御機能4が実行され、既存パターン情報と最新回路情報が比較される。この結果は、第1の表示制御5により、図2のエラー項目一覧パネルとして表示される(ステップS1)。
【0041】
エラー項目一覧パネルには、エラー種類毎にエラーの数がリストされる。例えば、第1行目にA:ショートエラーありによる接続エラーとしてエラーが20箇所有ることが示される。
【0042】
A:ショートエラーあり、B:接続不足あり、C:過剰接続ありとすると、作業に沿って処理するには、A→B→Cの順にエラーを解消すれば良い。そこで、設計者により、先ず第1行目が選択される。そして、エラー一覧選択機能6により、A:ショートありを含む全てのネットのリストが編集表示される(ステップS2)。
【0043】
さらに、このA:ショートありを含む全てのネットの一覧リストから設計者は、編集対象として例えば、ネット番号1の行を選択すると、エラー編集専用制御機能7により、エラー状態が編集され、第2の表示制御機能8によりエディタ2に、エラー接続状態図が表示される(ステップS3)。
【0044】
ここで、本発明により表示される接続のエラー状態図は、ネット番号に対応する接続パターンである。図2の例では、ステップS1で表示されるエラー項目一覧パネルで、A:ショートありのエラーが選択されているので、図2のステップS3で表示されるエラー状態図では、B:接続不足の部分は表示されない。
【0045】
さらに、本発明により表示されるエラー状態図は、選択されたエラーを含む、ネットの状態がプリント配線板の全ての層を対象として構成される。したがって、特定の層を編集対象とするものではなく、エラー状態図として表示される全ての部分が編集可能である。
【0046】
したがって、図2のステップSS3の表示において、Aの区間を初めに拡大表示し、A区間にエラーが無くなった場合、B、Cの順に、区間を表示し、エラーの解消が可能である。これにより、作業の手順に則し、且つ効果的にエラ−を修正できる。
【0047】
ここで、特に従来方法との比較では、従来は、接続の編集は切断区間、布線ポイントは、設計者に一任である。したがって、データの過剰入力及び、最適入力は工数を要し、効率的では無かった。
【0048】
これらを解決するために、本発明では、図3に示すように、切断編集では切断可能区間を表示し(ステップS01)、布線接続では、接続ランド同士を優先順に表示し(ステップS02)、入力データにおける最適位置をガイドする。これにより、効率的な入力が可能である(ステップS3)。なお、ステップS01で、自動的にB:接続エラーの解消も行われる。
【0049】
又、編集を効率的にするために、編集可能要素を限定し、図3に示すように、編集の対象となる、接続関係を考慮した要素に限定した画面に自動的に移るようにしている。これにより、誤った入力の防止、入力作業の効率化が図れる。
【0050】
ECL(高速回路)系の接続に関しても本発明の適用が可能である。図4において、編集&チェック制御機能4により、既存パターン情報と最新回路情報の比較により、一覧表示パネルの7の行にECLエラーが表示される(ステップS11)。ステップS11における表示において、ECLエラー数が1であることが表示される。
【0051】
したがって、ECL(高速回路)系の接続に関して編集する場合、7の行を選択すると、ECLネット番号リストが表示される(ステップS12)。ここで、ECLネットは、接続順、分岐長、アンテナ長に制限がある。したがって、エラー一覧パネル(ECL1:接続エラ−、ECL2:分岐長エラー、ECL3:アンテナ長エラー)の記号で分類表示されるエラ−のネットを選択すると、自動的にECL1、ECL2、ECL3の修正が、ガイド表示される。
【0052】
図4では、ECL2:分岐長エラーを含むネット番号1を選択すると、エラー編集専用制御機能7により、分岐エラーが表示される(ステップS13)。したがって、設計者は、V2とBとの間に切断を指示する(ステップS14)。V2とBとの間の切断によって、接続順エラーとなり、V1とV2間にエラーが表示される(ステップS15)。
【0053】
これにより、設計者は、V1とV2の間に切断を指示し(ステップS16)、V1とBとの間に布線を指示する(ステップS17)。さらに、V2とV3との間に布線を指示する(ステップS18)。これにより編集が完了する(ステップS19)。
【0054】
図5は、本発明に従い、標準部品の搭載を編集する方法を説明する図である。既存のプリント配線板情報として、ランドL1の情報がある(ステップS21)。これに対し、最新部品情報として部品I10のランドL2の情報がある(ステップS22)。
【0055】
今、部品I10をランドL1の位置に配置指示すると、部品I10のランドL2は、既存プリント配線板のランドL1の属性に透過して、ランドL1となる(ステップS23)。さらに、部品I10をランドL1から分離して、移動すると、部品I10のランドは、最新部品I10の元のランドL2に戻る。
【0056】
図6は、本発明に従い部品を重ねて搭載する場合の方法を説明する図である。既存のプリント配線板情報としてランドS1がある(ステップS31)。一方、最新部品情報として、部品C1,C2の部品のランドS2がある(ステップS32)。
【0057】
今、最新部品C1をランドS1の位置に配置すると、最新部品C1のランドは、ランドS1の属性に透過する(ステップS33)。すなわち、最新部品C1のランドはS1となる。
【0058】
さらに、部品C2を同じランドS1に重ねて配置する。この時、部品C2も既存プリント配線板のランドS1の属性となる(ステップS34)。この結果、最新部品C1、C2の接続が可能であり、ランドS1に重なって配置される(ステップS35)。
【0059】
さらに、図15において、検討した従来の方法において、誤って切断した部分の自動改造か、回路変更部分の変更かの区別ができない問題を解決するための、本発明に従う方法が図7に示される。
【0060】
今、既存プリント配線板の接続状態が、
I10−1、I20−1、R1−1
I30−1、I40−1、R2−1、R3−1 であるとする(ステップS41)。
【0061】
一方、最新回路の接続が、
I10−1、I20−1
I30−1、I40−1、R2−1、R3−1 であるとする。
【0062】
したがって、これらの差分を取ると、変更は、R1−1の削除であることがわかる。本発明に従う方法では、自動改造は、この差分に対応する処理のみを行い、I120−1とR1−1の間に切断(C0)を行う(ステップS42)。
【0063】
一方、I30−1とI40−1の間が誤って切断指示された場合は(ステップS43)、自動改造処理により、差分に対応する処理のみを行い、I120−1とR1−1の間に切断(C0)を行う(ステップS44)。誤って、切断された区間の自動布線は行わず、設計者に警告を発する処理のみを行う。したがって、実装条件としての改造したネットを認識することが可能である(ステップS45)。
【0064】
次に上記した本発明の特徴を適用した具体的実施例について、説明する。
図8は、本発明を適用する接続編集の具体例を説明する動作フロー図である。
【0065】
既存プリント配線板の接続パターンを、
I10−1,I20−1,I30−1,I40−1
R1−1,R2−1
として、
最新プリント配線板の接続パターンを、
I10−1=I40−1・・・・・・・ネット番号1
I20−1,R1−1,R2−1・・・ネット番号2
I30−1,R1−3・・・・・・・・ネット番号3
であると想定する。
【0066】
この時の、8層のプリント配線板の状態は、図8(A)のようになる。したがって、編集&チェック制御機能4により、最新接続パターンと既接続パターンとの差を編集し、エラー項目毎のエラー数とネット毎の詳細が一覧に表示される(図8(B))。
【0067】
次いで、設計者がエラー一覧表示からエラー一覧選択機能6により、ネット番号1を選択すると、図8(C)のように、エラー編集専用制御機能7により、A:ショートエラー箇所を表示する。ここで、先に説明したように、かかる表示は第1層から第8層までを反映して表示され、且つ編集可能部分のみ表示されている。
【0068】
したがって、これに対し、設計者は、図8(D)に示されるように、3カ所の接続を切断する指示入力が可能である。これにより、エラー編集専用制御機能7は、切断指示の入力により、未接続が発生したことを検知し、矢印Bで接続不足を表示する。設計者は、部品ピンI10−1とI140−1間の布線接続を図8(F)のように指示する。これにより、ネット番号1に対する編集が完了する。
【0069】
次いで、ネット番号2の編集のため、図8(B)において、ネット番号2が選択される。これにより、図8(G)に示すように、ネット番号2のネットにおいて、エラー編集専用制御機能7により、矢印Bで接続不足が表示される。したがって設計者は、図8(H)において、I20−1とR2−1間の布線接続を指示する。
【0070】
以下ネット番号3以降に対し、エラーが無くなるまで同様に編集が行われる。
【0071】
さらに、上記の編集過程において、段階的に編集内容を戻す方法が図9に示される。
【0072】
最新回路接続が、I10−1、R1−1、R2−1である場合、図9(A)のフェーズ1において、既存接続のI10−1とI20−1間を切断を指示すると、図9(B)のフェーズ2に移行する。
【0073】
R1−1とR2−1に未接続が表示されているので、I10−1とR1−1間の布線を指示する。したがって、図9(C)のフェーズ3に移行する。フェーズ3では、エラーが無くなり編集完了の状態である。ただし、この時点で、布線を有効にしたままで、フェーズ1の実行をやり直す場合を想定する。
【0074】
図9(C)において、矢印Cで示される切断を選択し、マウス等で移動すると、図9(D)のフェーズ4に示されるように、切断箇所を移動させることができる。これにより、I10−1とI20−1間の接続を図9(A)のフェーズ1の状態で編集終了させることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上実施の形態の形態を図面に従い説明したように、本発明により、マニュアル編集の効率化による、改造作業における工数削減、改造データの品質向上、又、作業手順に沿った編集で、且つ実際の改造手順通りの改造をイメージして、改造データの作成を可能とするプリント配線板改造設計編集方法及びシステムの提供が可能である。
【0076】
なお、本発明の実施の形態は、上記図面を参照しての説明に限定されない。本発明の概念を離れずに変形される均等の範囲に有る実施の形態も、本発明の保護の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うプリント配線板改造設計編集方法を適用したシステムの構成例ブロック図である。
【図2】図1のシステム構成により実行される本発明のプリント配線板改造設計編集方法の基本動作手順を説明する図である。
【図3】本発明に従う切断編集の手順を説明する図である。
【図4】本発明に従うECL(高速回路)系における接続編集の手順を説明する図である。
【図5】本発明に従い、標準部品の搭載を編集する方法を説明する図である。
【図6】本発明に従い部品を重ねて搭載する場合の方法を説明する図である。
【図7】自動改造か、回路変更部分の変更かの区別ができない問題を解決するための、本発明に従う方法を説明する図である。
【図8】本発明を適用する接続編集の具体例を説明する動作フロー図である。
【図9】本発明を適用する接続編集の具体例において、編集作業の復元機能を説明する図である。
【図10】従来のシステムにおけるプリント配線板改造設計編集方法及びシステムの一例ブロック図である。
【図11】多層プリント配線板の層構造例である。
【図12】既設計の回路パターンの一例を示す図である。
【図13】図12の回路パターンに対応する、プリント配線板の実装接続構造を示す図である。
【図14】図10のシステムにおいて、部品の追加、削除若しくは移動により、回路パターンを改造する場合の、編集を説明する図である。
【図15】図10のシステムにおいて、自動布線と、手動改造の区別が付かない問題を説明する図である。
【符号の説明】
1 データベース
2 プリント配線板改造編集エディタ
3 自動改造プログラム
4 編集&チェック制御機能
5 第1の表示機能
6 エラー一覧選択機能
7 エラー編集専用制御
8 第2の表示機能

Claims (4)

  1. データベースと,プリント配線板改造編集エディタを用いたプリント配線板改造編集方法であって,
    前記プリント配線板改造編集エディタに,
    編集及びチェック制御機能手段として,前記データベースに格納されている既存のプリント配線板の接続パターンデータと,最新回路接続パターンデータとを比較させ,前記比較の過程で得られる最新回路接続パターンと相違するパターンをエラーとし,該エラーの数を,エラー項目毎にリストさせ,
    1 の表示制御手段として,前記比較の結果としてエラー項目一覧を表示させ,
    エラー一覧選択機能手段として,前記エラー項目一覧にリストされるエラー項目から選択されたエラ−項目のエラーを含む全てのネットのリストを表示させ,
    エラー編集専用制御手段として,前記リスト表示されたネットから選択された順にネットのエラー状態を編集させ,
    さらに,第2の表示選択機能手段として,前記リストされるネットから選択されたネットに対応する接続パターンについて,前記プリント配線板の多層構造の全ての層についてエラーの表示を付し,且つ編集可能な部分を表示させ,更に
    前記エラー編集専用制御手段として,前記表示される編集可能な部分に対し,切断又は,布線指示の入力に対応する編集を実行し,前記第2の表示選択機能手段に,その結果の再度の表示を行わす,
    ことを特徴とするプリント配線板改造設計編集方法。
  2. 請求項において,
    前記リストされるエラー項目の内,ショートエラー,接続不足及び過剰接続の順に選択されることを特徴とするプリント配線板改造設計編集方法。
  3. 既存のプリント配線板の接続パターンデータと,最新回路接続パターンデータとを格納するデータベースと,表示画面を有するプリント配線板改造編集エディタを有し,
    前記プリント配線板改造編集エディタは,
    前記データベースに格納されている既存のプリント配線板の接続パターンデータと,最新回路接続パターンデータとを比較し,前記比較の過程で得られる最新回路接続パターンと相違するパターンをエラーとし,該エラーの数を,エラー項目毎にリストする編集及びチェック制御機能手段と,
    前記比較の結果としてエラー項目一覧を前記プリント配線板改造編集エディタの表示画面に表示する制御を行う第 1 の表示制御手段と,
    エラー一覧選択機能手段として,前記エラー項目一覧にリストされるエラー項目から選択されたエラ−項目のエラーを含む全てのネットのリストを前記プリント配線板改造編集エディタの表示画面に表示させるエラー一覧選択機能手段と,
    エラー編集専用制御手段として,前記リスト表示されたネットから選択された順にネットのエラー状態を編集するエラー編集専用制御手段と,
    さらに,前記リストされるネットから選択されたネットに対応する接続パターンについて,前記プリント配線板の多層構造の全ての層についてエラーの表示を付し,且つ編集可能な部分を前記プリント配線板改造編集エディタの表示画面に表示制御する第2の表示選択機能手段とを有し,更に
    前記エラー編集専用制御手段は,前記表示される編集可能な部分に対し,切断又は,布線指示の入力に対応する編集を実行し,その結果を再度表示する制御を行う,
    ことを特徴とするプリント配線板改造設計編集システム。
  4. 請求項において,
    前記リストされるエラー項目の内,ショートエラー,接続不足及び過剰接続の順に選択されることを特徴とするプリント配線板改造設計編集システム。
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