JP3933223B2 - 試験管用ラベル自動貼付装置及び試験管用ラベル自動貼付装置を用いた試験管準備システム - Google Patents

試験管用ラベル自動貼付装置及び試験管用ラベル自動貼付装置を用いた試験管準備システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血液、体液等の検体液を収容する試験管に、被験者に関する情報等を印字したラベルを自動的に貼り付ける試験管用ラベル自動貼着装置及び、検査前に前記情報が印字されたラベルが貼り付けられた試験管を準備する試験管準備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、血液検査等を行う場合、一人の被験者に対して複数項目の検査を行う場合がある。このため、病院などでは、検査項目によって使用する試験管の種類を変えたり、また、被験者毎に試験管に被験者の名前を記入する等して検査時に試験管の識別が行えるようにしている。
しかし、上記したように被験者毎に試験管に被験者の名前等を記入する等の作業は煩雑で、手間がかかるため、検査前に試験管に被験者又は試験の種類を識別し得るラベルを試験管に全自動的に貼り付け、検査用の試験管を準備するための試験管用ラベル自動貼付装置が既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した試験管用ラベル自動貼付装置は、被験者毎に必要な試験管に被験者に必要や情報を印字したラベルを貼り付け、このラベル貼りされた試験管を被験者毎に自動的に回収するように構成されているので、検査前の試験管の準備が容易であり、かつ、被験者毎の検査項目の誤り等がなくなるという利点を有するが、病院では、例えば外来用若しくは病棟用、又は一般検査用若しくは緊急検査用等、検査状況や被験者の状況等に応じて検査を行う必要があり、従来は、これらの検査状況等に応じた分類分けは、例えば、試験管用ラベル自動貼付装置を複数台設けたり、又は準備する時間帯を変えたりする等して行われていた。
しかし、上記したように試験管用ラベル自動貼付装置を複数台設けることは、病院によっては、費用又は場所の問題上好ましくなく、又、時間帯を変えて外来用や病棟用の試験管の準備を行うことは効率上あまり好ましくない。
本発明は、上記した従来の問題点を解決し、検査状況に応じた分類分けを容易い行うことのできる試験管用ラベル自動貼付装置及び試験管準備システムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明に係る試験管用ラベル自動貼付装置は、試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置において、前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成すると共に、被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る試験管用ラベル自動貼付装置を用いた試験管準備システムは、試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置であって、前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成され、かつ、被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を備えている試験管用ラベル自動貼付装置と、前記試験管用ラベル自動貼着装置の一側及び他側に設けられ、自動貼着装置から移送コンベアにより装置外部に搬出されるラベル貼付後の試験管を回収する二つの回収装置とから成ることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る試験管用ラベル自動貼付装置及び前記試験管用ラベル自動貼付装置を用いた試験管準備システムの実施の形態を添付図面に示した一実施例を参照して説明する。
図1は、本発明に係る試験管準備システムの概略構成図、図2は、図1のシステムにおける試験管用ラベル自動貼付装置及び回収装置の正面図である。
図面に示すように、この試験管準備システムは、基礎台上に並設された2台の試験管用ラベル自動貼付装置1R,1L、前記試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lに並設された2台の回収装置50,60、各回収装置上に設けられた検査指示書発行装置52,65、及び制御装置70から構成され、制御装置70で、各装置1R,1L,50,60,52,65の内部に設けられた不図示の動作制御手段を制御している。
以下、この試験管準備システムを構成する各装置の構成について簡単に説明する。
【0006】
始めに、並設された2台の試験管用ラベル自動貼付装置1の構成について説明する。尚、2台の試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lは同じ構成であるので、内部の構成については、右側の試験管用ラベル自動貼付装置1Rの構成についてのみ説明する。
図3(a)〜(c)は、試験管用ラベル自動貼付装置1Rの概略正面図、概略上面図及び概略右側面図であり、又、図4はケース2の右側板2aを外した試験管用ラベル自動貼付装置1Rの概略右側面図、図5は、図4の図面から、さらに試験管収納ユニット3の右側フレームプレート3aを外した図である。
図3に示すように、この試験管用ラベル自動貼付装置1Rは、全体がケース2で覆われている。このケース2の内部には、図4及び5に示すように、試験管収納ユニット3、印字・貼付ユニット30、及び移送コンベア40が収納されている。
【0007】
試験管収納ユニット3は、左右一対のフレームプレート3a,3bを有し、このフレームプレート3a,3b間には、二つの試験管ケース4が前下がりに傾斜した状態で着脱可能に上下に配置されている(この試験管ケース4は基本的に同じ構成であるので、各部の構成については同じ符号を付して説明し、以下の説明及び図面で識別する必要のある場合は、上側の試験管ケース4を符号4Uで、下側の試験管ケース4を符号4Bで示す。)
各試験管ケース4は、図6(a)に示すように、略長方体状の蓋無し箱型形状であり、図6(b)に示すように内部に複数の試験管wが積み重ねて収容されている。また、この試験管ケース4の底面4aの長手方向前方には、後述する押出部材6が挿入可能な挿入開口4bが形成されている。この挿入開口4bは、収納された試験管wがこの挿入開口4bから落ちないようにケース4に収納された試験管wの寸法より短い長さ又は幅で形成される。また、試験管ケース4の右側板4cには、収容された試験管wの種類を表示するバーコードラベル4dが貼り付けられている。
試験管収納ユニット3の、試験管ケース4のバーコードラベル4dが貼り付けられている右側板4cに対応するフレームプレート3aには、バーコード読取用の開口3cが形成されており、ケース2における前記フレームプレート3aの右側には、バーコード読取手段5が設けられている。このバーコード読取手段5は、試験管ケース4をフレームプレート3a,3b間に挿入装着する時に、その前方を試験管ケース4のバーコードラベル4dが読取方向に通過する位置に配置され、これにより、バーコード読取手段5を動かすことなく、試験管ケース4を挿入装着する動きでバーコードが読みとれるようにしている。このバーコード読取手段5で読み取られた試験管wの種類に関する情報は、制御装置70に送られ、制御装置70は、挿入された試験管ケース4内の試験管wの種類が間違っていないか否かを確認し、もし、間違った種類の試験管wを収容した試験管ケース4が、試験管収納ユニット3に装着された場合には、試験管用ラベル自動貼付装置1の内部にある不図示の動作制御手段に停止信号を送って装置1の処理を停止したり、又は不図示の警告ランプを点灯させる等して、使用者に試験管wの種類が間違っていることを警告する。
また、試験管収納ユニット3の二つのフレームプレート3a,3b間の、各試験管ケース4に対応する位置には、各々試験管取出機構が設けられている。これら試験管取出機構は、各々前記した押出部材6、待機通路7、ガイド部材8、及び受渡部材9から成る。
前記待機通路7、及びガイド部材8は、挿入装着された各試験管ケース4の前方上部に配置され、また、受渡部材9は、待機通路7の端部と試験管収納ユニット3の後方に設けられた第1移送エレベータ20との間に配置される。
これら試験管取出機構は、制御装置70からの情報に基づいて試験管用ラベル貼付装置内にある不図示の動作制御手段によって作動され、始めに、挿入装着された試験管ケース4(例えば、上側試験管ケース4U)の前記挿入開口4dに下方から押出部材6を挿入して、傾斜した試験管ケース4の前端面4eに接している、例えば、5段の試験管wを全て試験管ケース4の上方に押し出す。押し出された試験管wは、ガイド部材8によって移動方向を変えられ、待機通路7上に送られる。受渡部材9は、待機通路7上の試験管wを、その受部9aで受け取り、制御装置70からの指示に応じて、図5上時計回りに回転して受部9a上の試験管wを前記第1移送エレベータ20に設けられた移送台20aに供給し、その後、さらに回転して受け取り位置に戻る。前記待機通路7は、試験管ケース4と同様、前下がりに傾斜されており、これにより、待機通路7上の試験管wは、受渡部材9が受け取り位置に戻ってくると、受渡部材9の受部9a上に自重で転動する。また、前記押出部材6は、試験管ケース4から試験管wを押し出した後、再び試験管ケース4の下方に後退され、試験管ケース4内の試験管wは自重で前方に転動し、次の列の試験管wが前板4eに接するようになる。
また、試験管収納ユニット3には、各試験管ケース4毎に振動装置10が設けられている。この振動装置10は、挿入装着された試験管ケース4の底板4aの後部に対応する位置に配置されたカム10aと、カム10aを回転駆動するモータ10bとから成る。前記カム10aは、モータ10bの回転軸に偏心されて取り付けられている。モータ10bは、前記押出部材6が試験管ケース4から試験管wを押し出して、試験管ケース4の下方まで後退すると作動され、その回転軸に取り付けられたカム10aが試験管ケース4の底板4aの後部を上下に振動させる。この振動は、試験管ケース4の内部に積み重ねられて収納された試験管wが、押出部材6によって前列の試験管wが押し出された後に、下側に位置する試験管wから順次前方に自重で転動するのを補助できる程度の振動に調整され、振動によって積み重ねられた試験管群が上側から崩れないようにする。このように振動装置10を設けることによって、装置1の作動中に試験管ケース4内に収納された試験管wをスムーズに試験管ケース4の前面4eに詰めることが可能になり、例えば、押出部材6が挿入された時に、試験管wが試験管ケース4の前面4eに接触する位置まで試験管wが詰まってなく、その結果、試験管ケース4が空になったと誤認して制御装置70が装置1を停止してしまう等の誤動作がなくなり、また、誤動作の度に使用者が試験管ケース4を自分で振動させて試験管wを前に詰める等の面倒な作業がいらなくなる。
以上説明した試験管収納ユニット3は、ケース2の側板2a,2bの下部に設けられた前後に伸縮可能なアーム11に着脱可能に取り付けられており、これにより、例えば、メンテナンス時や、収納する試験管ケース4の種類を変更する時等に試験収納ユニット3全体をケース2から前方に引き出して、取り外しができるようにされている(図7参照)。
尚、図4及び図7中、符号2cはロック解除用フック、及び符号2dはソレノイド式ロック部材を各々示している。前記ソレノイド式ロック部材2dは、前記試験管収納ユニット3が装着されている時は、ロックピン(符号なし)が飛び出して、試験管収納ユニット3のフレームプレート3bに形成されたロック孔(符号なし)に挿入係合して試験管収納ユニット3をケース2内にロックし、また、ロック解錠用フック2cを下方に押し下げると、ロックピンが引っ込んで試験管収納ユニット3のロックを解除するように構成されている。
【0008】
以上説明した試験管収納ユニット3の後方には、二つの移送エレベータ20及び22が配置されている。
第1移送エレベータ20は、下側の試験管ケース4Bから上側の試験管ケース4Uにかけて配置されており、制御装置70からの情報に基づく試験管用ラベル自動貼付装置内にある不図示の動作制御手段からの指示に応じて、下側の試験管ケース4Bに対応する受渡部材9又は上側の試験管ケース4Uに対応する受渡部材9の何れかに対応する待機位置から、エレベータ20の上端にかけて移送台20aを移動させる。
移送台20aは、下側の試験管ケース4B又は上側の試験管ケース4Uの何れか一方の受渡部材9から試験管wを受け取り、その試験管wを、上方に配置された方向検知手段24まで移送する。方向検知手段24は、試験管wの両端(又は何れか一方の端部)の形状を感知するセンサを有し、試験管wの先端の丸味を帯びた形状から、試験管wの向きを判断し、この方向検知信号を前記試験管用ラベル自動貼付装置内にある不図示の動作制御手段に送る。前記動作制御手段は、前記方向検知手段24からの方向検知信号に基づいて、印字・貼付ユニット30における後述するプリンタ30dの印字方向を決める。前記移送台20aは、方向検知手段24で方向を検知した後、第2移送エレベータ22の移送台22aが待機位置(即ち、第2移送エレベータ22の下端付近)にあることを確認して、図4又は図5上時計方向に回動して試験管wを第2移送エレベータ22の移送台22aに供給する。
第2移送エレベータ22は、第1移送エレベータ20の後方に配置され、第1移送エレベータ20の上部から印字・貼付ユニット30まで延びており、方向検知後の試験管wを移送台22aで印字・貼付ユニット30まで移送し、該試験管wのラベル貼付作業が終了するまで試験管wを貼付位置に保持する。
【0009】
印字・貼付ユニット30は、プラテン兼用案内ローラ30a、台紙巻取ローラ30b、ラベル付きロール台紙供給ローラ30c、プリンタ30d、回転駆動ローラ30e、押え部材30f、及び剥離板30gから成る。
この印字・貼付ユニット30は、制御装置70からの情報に基づいて前記試験管用ラベル自動貼付装置内の動作制御手段により作動され、台紙巻取りローラ30bを回転させて、ラベル付きロール台紙供給ローラ30cから、ラベル付きロール台紙31を繰り出す。プリンタ30dは、前記ラベル付きロール台紙31上のラベル32に制御装置70から送られる情報に基づいて、被験者に関する個人情報等の必要な情報を、貼り付ける試験管wの向きに合わせた方向で、文字やバーコード等を用いて印字する。印字済みのラベル32は、剥離板30gで、台紙31の進行方向を鋭角的に曲げることによって台紙31から剥離され、剥離板30gの先端付近で、回転駆動ローラ30e、押え部材30f、及び移送台22aによって回転保持されている試験管wに貼り付けられる。
尚、印字・貼付ユニット30まで移送された試験管wは、前記したように回転駆動ローラ30eによって試験管wの軸線回りに回転保持されている。また、押え部材30fは、ラベル貼り付け時には、試験管wを回転駆動ローラ30fとの接触及びラベル32の試験管wへの巻取りを確実するように試験管wと接触している。
印字・貼付ユニット30におけるラベルの貼り付けが完了すると、押え部材30fは、後退して試験管wから離れ、ラベルが貼付られた試験管wは、回転駆動ローラ30eの回転により、移送コンベア40に通じるホッパ41に押し出される。
前記した印字・貼付ユニット30におけるプラテン兼用案内ローラ30a、台紙巻取ローラ30b、ラベル付きロール台紙供給ローラ30c、プリンタ30d、及び剥離板30gは、支持プレート33に支持されており、この支持プレート33はケース2の側壁に設けられた前後に伸縮可能なアーム34に取り付けられている。前記支持プレート33は、ケース2内において、ケース2の上部に設けられたソレノイド式ロック部材2eの、支持プレート33に設けられたロック開口(符号なし)内に突出するロックピン(符号なし)によってロックされている。前記ソレノイド式ロック部材2eは、ケース2の上壁2fに設けられた解除スイッチ2gを押すと、前記ロックピンを引っ込めて支持プレート33のロックを解除できるように構成されている。
これにより、本実施例のように試験管用ラベル自動貼付装置1を複数台並設し、さらにその側部に回収装置50,60を並設した場合でも、例えば、ラベル付きロール台紙31を取り替える時やプリンタ30dのメンテナンスを行う時に、ケース2の上部から作業を行う必要がなく、支持プレート33を装置の手前に引き出せば、容易に台紙31の交換やプリンタ30dのメンテナンスを行うことができるようになる。
また、ケース2の上板2fには窓部2hが設けられており、使用者が、この窓2hからラベル付きロール台紙31の残量を確認できるようにされている(図(b)参照)。
【0010】
前記移送コンベア40は、図1及び図3(c)に示すように、ケース2の両側板2a,2bに形成された試験管通過用の開口41,42(以下、右側壁2aに形成された開口を右開口41、左側壁2bに形成された開口を左開口42と称する。)にわたって設けられている。
この移送コンベア40は、ケース2の両側壁2a,2bの内側に配置された左右一対のプーリ40a,40bと、これら両プーリ40a,40b間に掛け渡されたベルト40cとからなる。前記プーリ40aは、不図示の駆動モータで、制御装置70からくる被験者の属性情報(例えば、病棟又は外来)に応じて時計回り又は反時計回りの何れか一方の方向に回転駆動され、ベルト40c上に供給されたラベル貼付後の試験管wを右開口41又は左開口42の何れかの方向に移送する。
また、ケース2の両板2a,2bの各開口41、42の近くには、各開口41,42を通過するラベル貼りされた試験管wの数を検知するカウントセンサ(図示せず)が設けられている。このカウントセンサの検知結果は、制御装置70に送られ、制御装置70では、前記カウントセンサの検知結果に基づいて、被験者毎の試験管wが試験管用ラベル自動貼付装置1から全て搬出されたか否かを判断し、被験者毎の試験管wが全て搬出されると、被験者の属性に対応する回収装置50,60に回収袋又は回収トレーの入れ換え情報を送る。
【0011】
以上説明した試験管用ラベル自動貼付装置1Rと1Lとは、左側の装置1Lの右開口41と右側の装置1Rの左開口42とが一致するように密接状に並設される。これにより、各装置1の移送コンベア40を一直線上に連続させて一本の送材通路を構成する。また、左側の装置1Lの左壁2b側には、回収装置50が、右側の装置1Rの右壁1a側には回収装置60が各々密接状に並設される。
【0012】
次に、各回収装置50,60の構成を簡単に説明する。
回収装置50は、袋詰め敷きの回収装置であり、内部に複数の連続した袋体(図示せず)が収納されている。この回収装置50の上部には隣接する試験管用ラベル自動貼付装置1Lの右開口41から搬出される試験管wを、内部の袋体に案内する案内部材51が設けられている。また、この回収装置50は、その上部に検査指示書発行装置52を備えている。この検査指示書発行装置52は、制御装置70からの情報に基づいて、試験管用ラベル自動貼付装置1から搬出されるラベル貼付後の試験管wに対応する被験者の情報及び検査の種類等を印字した検査指示書及び試験管用ラベル自動貼付装置1の試験管ケース4内に収納された試験管以外の種類の検査用の試験管に貼り付けるための手貼り用ラベルを発行し、発行した検査指示書及び手貼り用ラベルを、ラベル貼りされた試験管wと同じ袋体の中に供給するように構成されている。
前記回収装置50は、制御装置70から回収袋入換え情報が入力されると、回収位置にある袋体を次の空の袋体に入れ換える。これにより、ラベル貼りされた試験管w、検査指示書、及び手貼り用ラベルが被験者毎に一つの袋体に収容される。
【0013】
回収装置60は、トレー式の回収装置である。図8(a),(b)は回収装置60の概略上面図を示している。
この回収装置60は、図面に示すように、その上面に2列のコンベア61,62が設けられいる。第1コンベア61は、回収装置60の回収位置Aから装置前方に向かって延び、また、第2コンベア62は第1コンベア61と平行に設けられている。
また、回収装置60の上部には隣接する試験管用ラベル自動貼付装置1Rの左開口42から搬出されるラベル貼りされた試験管wを、回収位置Aにある回収用トレー63内に案内する案内部材64が設けられている。
また、この回収装置60は、その上部に検査指示書発行装置65を備えている。この検査指示書発行装置65は、制御装置70からの情報に基づいて、試験管用ラベル自動貼付装置1から搬出されるラベル貼付後の試験管wに対応する被験者の情報及び検査の種類等を印字した検査指示書及び試験管用ラベル自動貼付装置1の試験管ケース4内に収納された試験管以外の種類の検査用の試験管に貼り付るための手貼り用ラベルを発行し、発行した検査指示書及び手貼り用ラベルを、ラベル貼りされた試験管wと同じトレー63の中に供給するように構成されている。
図8(a)に示すように、前記第1コンベア61上には、空の回収用トレー63が複数個並べられている。回収位置Aでラベル貼りされた試験管等の回収が完了すると、不図示の押し出し手段によって回収済みトレー63’を、図8(b)に示すように第1コンベアの回収位置Aから第2コンベア62上に押し出し、第1コンベア61を装置の後方に向けて駆動して空の回収用トレー63を回収位置Aまで移動させる。一方、第2コンベア62は、回収済みトレー63’が供給されると、装置の前方に向けて駆動され、回収済みトレー63’を装置の手前まで移動させる。これら押し出し手段、第1コンベア61、及び第2コンベア62の動作は、制御装置70からの回収トレー入換え情報に基づいて作動され、試験管用ラベル自動貼付装置1及び検査指示書発行装置65からの試験管、検査指示書、及び手貼り用ラベルを被験者毎に別々の回収トレーに回収する。
【0014】
以下、制御装置70を含めた試験管準備システムの作用について説明する。
以下の説明では、左側の試験管用ラベル自動貼付装置1Lには、検査項目A,Bに対応する試験管が収納され、また、右側の試験管用ラベル自動貼付装置1Rには、検査項目C,Dに対応する試験管が収納されてているものとし、また、回収装置50は病棟用の検査用、回収装置60は外来用の検査用の試験管wを回収するものとする。
制御装置70には、被験者に関する個人情報(氏名等)、被験者に対する検査項目(A,B,C,D)、及び被験者の属性(病棟患者又は外来看者)が入力される。これらの情報は、制御装置70に直接キーボード等に入力してもとく、また、ホストコンピュータから情報を受け取るようにしてもよい。
制御装置70は、これらの情報に基づいて、例えば、始めの被験者が外来患者で、検査項目A,B,Cの検査を必要とし、次の被験者が病棟患者で検査項目C,Dの検査を必要とする場合、始めに、両試験管用ラベル自動貼付装置の試験管収納ユニット3、第1及び第2の移送エレベータ20,22、及び印字・貼付ユニット30を作動させて、検査項目A,B,Cに対応した試験管wを取り出して、対応する被験者の個人情報等(検査項目を含めてもよい)を印字したラベルを取り出した各試験管wに貼り付ける作業を行わせると同時に、両試験管用ラベル自動貼付装置1の移送プーリ40aを時計方向に回転させて移送コンベア40を右方向に作動させる。これにより、ラベル貼りされた試験管wは、移送コンベア40によって回収装置60に向けて移送され、右側の試験管用ラベル自動貼付装置1Rの右開口41から装置1の外部に搬出され、回収装置60における回収用トレー63に回収される。また、制御装置70はこの時同時に、回収装置60の検査指示書発行装置65にも被験者の個人情報や検査項目に関する情報及び手貼り用ラベル発行枚数情報を送り、検査指示書発行装置65に、これらの情報が印字された検査指示書及び必要な枚数の手貼り用ラベルを発行させる。この手貼り用ラベルとは、例えば、2台の試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lに収納されている4つの種類A〜D以外の種類の試験管を検査に使用する場合に、その試験管に手で貼り付けるために使用されるラベルであり、各試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lで使用されるラベルと同じ情報が印字されているのが好ましい。このように、手貼りラベルを発行できるようにすることにより、使用頻度の多い検査に対応した試験管の種類に合わせて試験管用ラベル自動貼付装置の設置台数を決めることができ、例えば、A〜Fの種類の試験管を備えた病院において、A〜Dまでの試験管を用いた検査は頻繁に行われるが、E,Fの種類の試験管を用いる検査は滅多に行わないような場合には、本実施例のようにA〜Dまでの種類を処理する試験管用ラベル自動貼付装置を設置して、A〜Dの種類の試験管に対するラベル貼付処理は該自動貼付装置で行い、滅多に使用されないE,Fの種類の試験管に対するラベル貼り付け処理は、手貼り用ラベルを発行して手作業で行うようにすることができ、試験管用ラベル自動貼付装置を最も作業効率の良い台数で設置することが可能になる。
制御装置70は、各試験管ラベル自動貼付装置1R,1Lのカウントセンサからの検知結果に基づいて被験者に対する全ての試験管w、検査指示書、及び手貼り用ラベルが回収用トレー63で回収されたか否かを判断し、前記試験管等が全て回収されたと判断した時に、回収装置60に回収トレー入換え情報を送り、回収装置60におけるコンベア61,62及び押し出し手段(図示せず)を作動させる。
始めの被験者に対する試験管の準備が完了すると制御装置70は、次の被験者の情報に基づいて、試験管用ラベル自動貼付装置1の試験管収納ユニット3、第1及び第2の移送エレベータ20,22、及び印字・貼付ユニット30を作動させる。この場合、次の被験者は、その属性が病棟用患者で検査項目がC,Dであるので、右側の試験管用ラベル自動貼付装置1Rの試験管収納ユニット3、第1及び第2の移送エレベータ20,22、及び印字・貼付ユニット30だけを作動して、検査項目C,Dに対応した試験管wにラベルの貼付作業を行わせると同時に、両試験管用ラベル自動貼付装置1L,1Rの移送プーリ40aを反時計方向に回転させて、両試験管用ラベル自動貼付装置1L,1Rの移送コンベア40を、左側の回収装置50に向けて作動させて、ラベル貼付後の試験管wを回収装置50に送る。制御装置70は、この時同時に、回収装置50の検査指示書発行装置52にも、被験者の個人情報や検査項目に関する情報、及び手貼り用ラベル発行枚数に関する情報を送り、検査指示書発行装置52に、これらの情報が印字された検査指示書及び手貼り用ラベルを発行させ、ラベル貼付後の試験管wと検査指示書を一つの袋体(図示せず)に回収させる。また、制御装置70は、被験者に対する全ての試験管wと検査指示書が回収されるのを待って、回収装置50内部の袋体(図示せず)を次の空の袋体に変える。
上記した作業は、制御装置70に入力された情報に基づいて被験者毎に連続的に行われ、これにより、制御装置70に入力された被験者の属性に基づいて、ラベル貼りされた試験管wと検査指示書が被験者毎に、被験者の属性(外来又は病棟)別に分類されて回収できるようになる。
【0015】
以上説明した本実施例の試験管準備システムでは、2台の試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lを並設し、4種類の試験管wに対してラベル貼り処理を行えるように構成しているが、試験管用ラベル自動貼付装置を並設する台数は、本実施例に限定されることなく、処理する試験管wの種類に応じて任意に決められ得る。
また、本実施例の試験管準備システムでは、2台の試験管用ラベル自動貼付装置1R,1Lの両側に袋詰め式回収装置50とトレー式回収装置60を配置しているが、これら回収装置50及び60の構成は本実施例に限定されることなく、例えば、両方の回収装置をトレー式にしてもよく、また、袋詰め式にしてもよく、さらに、別の形式の回収装置にしてもよい。
さらにまた、本実施例では、回収装置で回収する試験管を病棟用と外来用とに分類する例を挙げて説明しているが、これは、本実施例に限定されることなく、例えば、緊急検査用と一般検査用、又、内部検査用と外注検査用等、使用状況に応じて、様々な組合せが考えれることはいうまでもない。
また、本実施例における試験管用ラベル自動貼付装置1は、上下に二つの試験管ケース4を収納するように構成されているが、収納する試験管ケース4の数は本実施例に限定されることなく、例えば、3つ以上でもよく、また、1つでもよい。また、本実施例における試験管用ラベル自動貼付装置1は、試験管ケース4を上下に配置しているが、この試験管ケース4の配置は本実施例に限定されることなく、任意の位置でよく、例えば、左右に配置してもよく、また、前後に配置してもよい。
さらにまた、本実施例では、試験管用ラベル自動貼付装置1の試験管ケース毎に異なる種類の試験管wを収納する例を挙げて説明しているが、試験管ケース4に収納される試験管の種類は本実施例に限定されることなく任意の種類でよく、例えば、極端に検査数の多い試験管等がある場合には複数の試験管ケースに同じ種類の試験管を収納して使用してもよい。
また、本実施例では、トレー式の回収装置60を、平置き型の回収装置を例に挙げて説明しているが、このトレー式の回収装置60の構成は本実施例に限定されることなく、任意の構成でよく、例えば、図9に示すように、積み重ね敷きの回収装置60を用いても良い。この積み重ね式回収装置80は、空の回収用トレー81を積み重ね収納できる供給部82と、回収後のトレー81’を積み重ね収納できる回収部84とを有し、各供給部82及び回収部84の下部には、トレー81,81’を供給し、回収できる開口が形成されている。供給部82の開口から回収部84の開口にかけてはコンベア85が設けられている。この回収装置80は、供給部82から不図示の押し出し手段でコンベア85上に押し出された空のトレー81に、ラベル貼り付け後の試験管w及び検査指示書を回収した後、コンベア85で回収後のトレー81’を回収部84の開口の前まで運び、ここで不図示の押し込み手段で回収部82内にトレー81’を押し込むように作動する。供給部82及び回収部84は、各々その内部にトレー昇降手段(図示せず)を有することはいうまでもない。
このように、回収用トレーを積み重ねて収納する供給部及び回収部を設けることにより、多数の被験者に対する試験管用ラベル貼り作業を連続して行うことが可能になる。また、回収した後のトレー81’を積み重ねたままの状態で回収部82から取り出せるように回収部82を構成すれば、この回収後のトレー81’を例えば、他の病棟等に運ぶ時に非常に便利である。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した本発明に係る試験管用ラベル自動貼付装置は、試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置において、前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成すると共に、被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を設けているので、ラベル貼り付け後の試験管の搬出方向を被験者の属性に応じて二つに分類することが可能になり、例えば、病棟用又は外来用等の被験者の属性別に分けてラベル貼りした試験管を回収することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明に係る試験管準備システムは、試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置であって、前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成され、かつ、被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を備えている試験管用ラベル自動貼付装置と、前記試験管用ラベル自動貼着装置の一側及び他側に設けられ、自動貼着装置から移送コンベアにより装置外部に搬出されるラベル貼付後の試験管を回収する二つの回収装置とから成るので、被験者の属性別に分けてラベル貼りされた試験管を準備することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 試験管準備システムの概略構成図である。
【図2】 図1のシステムにおける試験管用ラベル自動貼付装置及び回収装置の正面図である。
【図3】 (a)は試験管用ラベル自動貼付装置の概略正面図、(b)は同装置の概略上面図、(c)は同装置の概略側面図である。
【図4】 ケース2の一方の側壁は外した試験管用ラベル自動貼付装置の概略側面図である。
【図5】 図3の図面から、さらに試験管収納ユニット3のフレームプレート3aを外した概略側面図である。
【図6】 (a)は試験管ケースの概略斜視図、(b)は(a)におけるA−A断面図に、試験管w及び押出部材6を示した図面である。
【図7】 試験管収納ユニット及び印字・貼付ユニットの引き出し状態を示す図3に対応する図である。
【図8】 (a),(b)共に回収装置60の概略上面図である。
【図9】 回収装置の別の実施例の概略斜視図である。
【符号の説明】
1R 試験管用ラベル自動貼付装置(右側)
1L 試験管用ラベル自動貼付装置(左側)
2 ケース
2a 側壁
2b 側壁
2c ロック解除用フック
2d ソレノイド式ロック部材
2e ソレノイド式ロック部材
2f 上板
2g 解除スイッチ
3 試験管収納ユニット
3a フレームプレート
3b フレームプレート
4 試験管ケース
4U 上側試験管ケース
4B 下側試験管ケース
4a 底面(底板)
4b 挿入開口
4c 側板
4d バーコードラベル
4e 前板
5 バーコード読取手段
6 押出部材
7 待機通路
8 ガイド部材
9 受渡部材
9a 受部
10 振動装置
10a カム
10b モータ
11 アーム
20 第1移送エレベータ
20a 移送台
22 第2移送エレベータ
22a 移送台
24 方向検知手段
30 印字・貼付ユニット
30a 駆動・プラテン兼用ローラ
30b 台紙巻取ローラ
30c ラベル付きロール台紙供給ローラ
30d プリンタ
30e 回転駆動ローラ
30f 押えローラ
31 台紙
32 ラベル
33 支持プレート
34 アーム
40 移送コンベア
41 右開口
42 左開口
50 回収装置(トレー式)
60 回収装置(袋詰め式)
70 制御装置

Claims (2)

  1. 試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、
    複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置において、
    前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成すると共に、
    被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を設けた
    ことを特徴とする試験管用ラベル自動貼着装置。
  2. 試験管収納部と、試験管収納部に収納された試験管にラベルを貼り付けるラベル貼付手段と、装置の一側から他側に渡って設けられ、ラベル貼付後の試験管を装置外部に移送する移送コンベアを備え、複数の装置を各装置の移送コンベアが直線上に連続するように並設すると、連続した複数の移送コンベアが一本の送材通路として機能し得るように構成された試験管用ラベル自動貼付装置であって、前記移送コンベアを装置の一側及び他側の両方向に駆動できるように構成され、かつ、被験者が病棟患者であるか外来患者であるかを識別する被験者の属性情報に応じて前記移送コンベアの駆動方向を変更する制御装置を備えている試験管用ラベル自動貼付装置と、
    前記試験管用ラベル自動貼着装置の一側及び他側に設けられ、自動貼着装置から移送コンベアにより装置外部に搬出されるラベル貼付後の試験管を回収する二つの回収装置と
    から成る
    ことを特徴とする試験管用ラベル自動貼付装置を用いた試験管準備システム。
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