JP3931829B2

JP3931829B2 - Bathroom vanity

Info

Publication number: JP3931829B2
Application number: JP2003095692A
Authority: JP
Inventors: 剛岩谷; 和之上原; 徹岡; 健一久保田; 勝政若林; 雅人有松
Original assignee: 東陶機器株式会社
Priority date: 2003-03-31
Filing date: 2003-03-31
Publication date: 2007-06-20
Anticipated expiration: 2023-03-31
Also published as: JP2004298436A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は使用目的に応じてスパウトの高さ位置を調整できる洗面化粧台に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般的な洗面化粧台は、ベース台などの上に洗面器を設け、更に洗面器の奥側となる位置にミラーを取り付けるとともに、洗面器に向けて吐水する水栓金具を備えた構成となっている。
【０００３】
また、最近の洗面化粧台には、特許文献１〜３に開示されるように洗髪や簡単な洗濯も行えるようにしたものが流行っている。
特許文献１には、ベース台の奥側に水栓金具取付台を立設し、この水栓金具取付台の異なる２箇所にシャワーヘッド保持部を設け、これら２箇所のシャワーヘッド保持部を使用目的に合わせて選択的に使用する内容が開示されている。
特許文献２には、ベース台上面のカウンターの奥側にバックガードを立設し、このバックガードの上に水栓を備えたケースを設け、このケースの裏側に給水管を接続する構成が開示されている。
特許文献３には、洗面器の上方に張り出したミラーキャビネットの下面に、スパウト（水平管）を垂直軸を中心として回動自在に取り付け、手前側に回動せしめることで吐出口を使用者に近づける構成が開示されている。
【０００４】
【特許文献】
特許文献１：特開平９−２６６８６４号公報【００２１】、【００２２】
特許文献２：特開２００１−２６９２７５号公報【００２１】〜【００２６】
特許文献３：特開２００１−６１６８５号公報【００１２】、【００１３】、図２
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１、２にあっては洗髪できることを主眼とした洗面化粧台であるので、水栓金具としてシャワーノズルを用いている。このため、歯磨きや洗顔といった洗面器本来の用途には使用しづらいという問題がある。特に、特許文献２にあってはシャワーノズルの位置を変更できないため、洗髪用としても使用勝手が悪い。
【０００６】
また、特許文献３にあっては水栓金具としてスパウトを用いており、スパウトを手前側に回動せしめることで吐水口が使用者に近づくのであるが、水平面内での回動であるため、吐水口の高さは変化しない。このため吐水口の下に頭を入れることが難しく洗髪しにくいという問題がある。尚、洗髪しやすくするには、はじめからスパウトの位置を高くしておけばよいが、この場合には通常の洗顔や手を洗うときに吐水口が高くなり過ぎ、水撥ねが生じやすい。
【０００７】
また、特許文献３に示されるようなアングル状のスパウトを水平面内ではなく垂直面内で回動させる構成も考えられる。しかしながらこの場合には吐水口の『位置は上下するが、前後方向の位置は変らないので、却って使用しづらい。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る洗面化粧台は、洗面器と化粧鏡と前記洗面器に向けて吐水を行うスパウトを備え、前記スパウトはその基端部が垂直線を奥側に傾斜せしめた軸線を中心として回動可能に支持され、前記スパウトを基端部を中心に手前側に回動せしめることで、スパウト先端の吐水部の位置が高くなり、前記スパウトを基端部を中心に奥側に回動せしめることで、スパウト先端の吐水部の位置が低くなるようにした。
上記構成とすることで、スパウトを回動させるという簡単な操作で、洗髪に適した高さと突出位置、及び洗顔、手洗い或いは歯磨きに適した高さを選択することができる。
【０００９】
前記スパウト先端の吐水部をスパウトの長さ方向の軸線を中心として回動可能とすることができる。この構成によって、吐水方向を任意の角度に調整することができる。
【００１０】
また、前記スパウトの回動中心となる軸線とスパウトの長さ方向の軸線とを直交せしめ、更に前記スパウトの回動中心となる軸線とスパウト先端の吐水部の吐水方向軸線とを平行にすることも可能である。この構成によって、スパウトを回動させて吐水位置を変えても吐水角度を一定に保つことができ、予期しない方向に吐水することによって、衣服を濡らしたりすることを防ぐことができる。
【００１１】
また、前記スパウトの回動中心となる基端部を正面視で洗面器の中心から左右いずれかにオフセットするとともに、スパウトを奥側に回動せしめた収納状態でスパウト先端の吐水部が正面視で洗面器の略中心に位置する構成としてもよい。
例えば洗髪の際には頭を下げるので吐水位置が洗面器の中心から外れている方が楽であり、一方、手を洗う際には吐水位置が洗面器の中心にある方が洗面器の外への水撥ねが少なくなるので好ましい。上記の構成とすることでこれを達成できる。
【００１２】
また、前方に向かって突出する棚部を設け、この棚部の下面に前記スパウトを回動自在に支持し、収納位置でスパウトを棚部の下方に隠す構成とすることで、見栄えがよくなり且つ収納時の洗面器上方空間が広くなり、万一化粧鏡から物を落とした際にも、水栓を破損することがなく、顔を洗うために吐水口に顔を近づけても水栓先端部の出っ張りが目に入ることがないので圧迫感を感じたり誤って頭をぶつけることがない。
【００１３】
また、前記洗面器の底面形状を奥側に向かって低くなる略フラット面としてもよい。このような構成とすることで、力を入れやすい姿勢で洗濯することができ、フラット面の手前の方で小物洗い等をする時に吐水位置を奥側にもっていくと、手や洗い物に水があたって撥ねることがなくなり、周りに水を撥ねさせずに小物洗いや洗濯ができる。
更に、吐水口が手前に回転する構成を追加すると水栓を手前に回さなくても手前に吐水することができ、スパウトが邪魔にならないので洗濯時の使い勝手が向上する。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図１は本発明に係る洗面化粧台のスパウトを手前側に回動させた状態の正面図、図２は図１のＡ−Ａ方向矢視断面図、図３は図２の要部拡大図である。
【００１５】
洗面化粧台はベース台（ベースキャビネット）１の上に洗面器２を載置し、この洗面器２の奥側のベース台１を上方に延びる支持部３としている。支持部３は内部を中空とするとともに上部に棚部４が形成され、この棚部４の奥側が下がった下面５に水栓金具を構成するスパウト６の基端部がパッキン７を介して回動可能に支持されている。
【００１６】
前記棚部４の上にはミラーキャビネット８を取り付け、このミラーキャビネット８の下端に設けた棚部９と前記棚部４とを重ね合わせている。尚、実施例ではミラーキャビネット８と支持部３とを別体としたが、一体としてもよい。またミラーキャビネット８と洗面器２と支持部３とを一体としてもよい。
【００１７】
前記スパウト６はその基端部が垂直線を奥側に傾斜せしめた軸線Ｘ１、更に詳細には垂直面内にあって上部が奥側に下部が手前側に位置する軸線Ｘ１を中心として回動可能に前記下面５に形成した支持穴に取り付けられている。
【００１８】
尚、図面では棚部４の下面５を奥側が下がった傾斜面としているが、下面５は水平面としても或いは曲面としてもよい。この場合には下面５に形成するスパウト６の支持穴を斜めに形成すればよい。
【００１９】
ここで、スパウト６は所定の長さを有しているので、基端部を軸線Ｘ１を中心として手前側に回動せしめると、図１及び図２に示すようにスパウト６先端の吐水部１０の位置は高くなり、奥側に回動せしめると、図４及び図５に示すように吐水部１０の位置は低くなる。
【００２０】
また、スパウト６の形状は中空の略Ｌ字状をなし、最も低くなるコーナ部に水抜き穴１１を形成し、先端部には前記吐水部１０を設け、この吐水部１０にスパウト内に挿通した湯水配管１２を繋げている。
【００２１】
この吐水部１０はスパウト６と一体的でもよいし、また図示例のようにスパウトの長さ方向の軸線Ｘ２を中心として回動自在としてもよい。例えば図６に示すように吐水部１０の位置を高くした状態で回動することで洗髪がし易くなり、図７に示すように吐水部１０の位置を低くした状態で回動することで、うがいや歯磨きが容易になる。
【００２２】
前記スパウト６の長さ方向の軸線Ｘ２はスパウト６の回動中心となる軸線Ｘ１と直交しており、この状態で吐水部１０からの吐水方向軸線Ｘ３を軸線Ｘ１と平行（軸線Ｘ２と直交）となるように設定すると、軸線Ｘ１を中心としてスパウト６を回動せしめ、吐水部１０の高さ位置を変更しても、吐水方向は変化しない。したがって、使用者は吐水方向を予測することができ、袖口を濡らすことなどが起こりにくくなる。
【００２３】
また、図示例にあってはスパウト６の回動中心となる基端部の取り付け位置を正面視で洗面器２の中心から左側にオフセット（右側でもよい）し、またスパウト６を奥側に回動せしめた収納状態でスパウト先端の吐水部１０が正面視で洗面器の略中心に位置する寸法にしている。
更に、収納状態では図５に示すように棚部４の下方に略全体が隠れるように寸法を決めている。このような構成とすることで、見栄えがよくなり且つ収納時の洗面器上方空間が広くなり、万一化粧鏡から物を落とした際にも、水栓を破損することがなく、顔を洗うために吐水口に顔を近づけても水栓先端部の出っ張りが目に入ることがないので圧迫感を感じたり誤って頭をぶつけることがない。
【００２４】
図８は吐水部の別実施例を示す図２と同様の図であり、この実施例にあっては吐水部１０をシャワーノズルとするとともに、スパウト６からこのシャワーノズルを引き出し可能としている。
【００２５】
図９及び図１０は洗面化粧台の別実施例を示す図２と同様の図である。
図９に示す実施例にあっては洗面器２の底面２ａを略フラット面とするとともに奥側に向かって低くなるようにし、更に、吐水口が手前に回転する構成を追加している。
このようにすると水栓を手前に回さなくても手前に吐水することができ、スパウトが邪魔にならないので洗濯時の使い勝手が向上する。また吐水口の角度を調整することで、スパウト６を奥側に回動させた際の吐水範囲がフラットな底面２ａと洗面器２の傾斜した内側側面２ｂとの交点付近となるようにすることができる。
このように底面２ａを奥に向って傾斜せしめるとともに吐水範囲を底面２ａの範囲に略一致せしめることで、小物を洗濯する場合に力を入れやすい姿勢で洗濯することができ、フラット面の手前の方で小物洗い等をする時に吐水口の角度を調整して吐水位置を奥側にもっていくと、手や洗い物に水があたって撥ねることがなくなり、周りに水を撥ねさせずに小物洗いや洗濯ができる。
【００２６】
図１０に示す実施例は洗面器２と支持部３とを一体的に成形した構成となっている。前記実施例にあっては支持部３を中空として配管などを配置しているが、必ずしも支持部３を中空とせずに配管は支持部３の裏側或いは壁の内側としてもよい。
【００２７】
図１１（ａ）および（ｂ）は更なる別実施例を示し、この実施例にあっては洗面器２とカウンター２０とを一体的に成形し、このカウンター２０に前記支持部３を設けている。そして、壁面にブラケット２１を取り付け、このブラケット２１に前記カウンター２０を載置固定している。
【００２８】
【発明の効果】
本発明に係る洗面化粧台によれば、スパウトを手前側に回動させることで、吐水位置が高くなり、スパウトを奥側に回動させることで吐水位置が低くなるので、洗顔、手洗い、歯磨きなどの洗面器としての機能を全く阻害することなく、洗髪や簡単な洗濯もしやすい。
【００２９】
また、本発明に係る洗面化粧台によれば、吐水位置を変えても吐水角度を一定に保つことが可能で、吐水させたまま吐水位置を変えても予想外の方向に吐水することがないので衣服を濡らすおそれがない。
【００３０】
また、スパウトの回動中心を洗面器の中心からオフセットしたり、支持体に設けた棚部下面にスパウトを取り付けるなどの工夫によって、見栄えと使用勝手をよくすることができ、更に洗面器の底面形状を工夫することで、洗濯しやすい洗面化粧台とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る洗面化粧台のスパウトを手前側に回動させた状態の正面図
【図２】図１のＡ−Ａ矢示方向の拡大断面図
【図３】図２の要部拡大図
【図４】本発明に係る洗面化粧台のスパウトを奥側に回動させた状態の正面図
【図５】図４のＢ−Ｂ矢示方向の拡大断面図
【図６】吐水部を回動させた状態の図１と同様の図
【図７】吐水部を回動させた状態の図５と同様の図
【図８】吐水部の別実施例を示す図２と同様の図
【図９】洗面化粧台の別実施例を示す図２と同様の図
【図１０】洗面化粧台の別実施例を示す図２と同様の図
【図１１】（ａ）は洗面化粧台の別実施例を示す側面図、（ｂ）は正面図
【符号の説明】
１…ベース台（ベースキャビネット）、２…洗面器、２ａ…洗面器の底面、２ｂ…洗面器の内側側面、３…支持部、４…棚部、５…棚部の下面、６…スパウト、７…パッキン、８…ミラーキャビネット、９…棚部、１０…吐水部、１１…水抜き穴、１２…湯水配管、２０…カウンター、２１…ブラケット、Ｘ１…スパウトの回動軸線、Ｘ２…スパウトの長手方向軸線、Ｘ３…吐水方向軸線。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vanity capable of adjusting the height position of a spout according to the purpose of use.
[0002]
[Prior art]
A general vanity is provided with a washbasin on a base stand, etc., and a mirror is attached to the back side of the washbasin, and a faucet fitting for discharging water toward the washbasin is provided. ing.
[0003]
Also, recent vanities are popularly designed to perform hair washing and simple washing as disclosed in Patent Documents 1 to 3.
In Patent Document 1, a faucet mounting base is erected on the back side of the base base, shower head holding portions are provided at two different locations on the faucet mounting base, and these two shower head holding portions are used. The contents selectively used according to the purpose are disclosed.
Patent Document 2 discloses a configuration in which a back guard is erected on the back side of the counter on the upper surface of the base stand, a case with a water faucet is provided on the back guard, and a water supply pipe is connected to the back side of the case. Has been.
In Patent Document 3, a spout (horizontal tube) is attached to the lower surface of a mirror cabinet extending above the basin so as to be rotatable about a vertical axis, and the discharge port is provided to the user by rotating the spout to the near side. A configuration for approaching is disclosed.
[0004]
[Patent Literature]
Patent Document 1: Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-266864
Patent Document 2: JP-A-2001-269275
Patent Document 3: Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-61685, FIG.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In Patent Documents 1 and 2, since it is a bathroom vanity that focuses on being able to wash hair, a shower nozzle is used as a faucet fitting. For this reason, there exists a problem that it is difficult to use for the original use of a washbasin, such as toothbrushing and face washing. In particular, since the position of the shower nozzle cannot be changed in Patent Document 2, it is unusable even for hair washing.
[0006]
Further, in Patent Document 3, a spout is used as a faucet fitting, and the spout approaches the user by rotating the spout to the near side, but because it is a rotation in a horizontal plane, The height of the spout does not change. For this reason, there is a problem that it is difficult to put the head under the spout and it is difficult to wash the hair. In order to make it easier to wash the hair, the spout position should be raised from the beginning. In this case, the water outlet becomes too high when washing a normal face or washing hands, and water splashing tends to occur.
[0007]
Further, a configuration in which an angle-shaped spout as shown in Patent Document 3 is rotated not in a horizontal plane but in a vertical plane is also conceivable. However, in this case, the “position of the spout goes up and down, but the position in the front-rear direction does not change, so it is difficult to use.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a vanity table according to the present invention includes a wash basin, a makeup mirror, and a spout that discharges water toward the wash basin, and the spout has a base end inclined to the back side with a vertical line. The spout is supported so as to be pivotable about the caulking axis, and by rotating the spout to the front side around the base end, the position of the spout at the tip of the spout is increased, and the spout is centered on the base end. The position of the water discharge part at the tip of the spout is lowered by turning the back to the back side.
With the above configuration, it is possible to select a height suitable for shampooing and a protruding position and a height suitable for face washing, hand washing or tooth brushing by a simple operation of rotating the spout.
[0009]
The water discharge portion at the tip of the spout can be turned around an axis in the length direction of the spout. With this configuration, the water discharge direction can be adjusted to an arbitrary angle.
[0010]
In addition, the axis of rotation of the spout and the axis of the length direction of the spout are orthogonal to each other, and the axis of rotation of the spout and the water discharge direction axis of the water discharge portion at the tip of the spout are made parallel to each other. Is also possible. With this configuration, even if the spout is rotated to change the water discharge position, the water discharge angle can be kept constant, and it is possible to prevent clothes from getting wet by water discharge in an unexpected direction.
[0011]
In addition, the base end portion that is the rotation center of the spout is offset to the left or right from the center of the basin when viewed from the front, and the water discharge portion at the tip of the spout is viewed from the front with the spout rotated to the back side. It is good also as a structure located in the approximate center of a washbasin.
For example, it is easier for the water discharge position to be off the center of the basin because the head is lowered when washing the hair. On the other hand, when the hand is washed, the water discharge position is at the center of the basin. This is preferable because water repellency to water is reduced. This can be achieved by the above configuration.
[0012]
In addition, a shelf that protrudes forward is provided, and the spout is rotatably supported on the lower surface of the shelf, and the spout is hidden under the shelf at the storage position, so that the appearance is improved. In addition, the space above the basin when storing is widened so that the faucet will not be damaged even if an object is dropped from the makeup mirror. Because the protruding part of the part does not enter the eyes, you do not feel a sense of pressure or hit your head accidentally.
[0013]
Moreover, it is good also considering the bottom face shape of the said washbasin as a substantially flat surface which becomes low toward the back | inner side. By adopting such a configuration, it is possible to wash in a posture where it is easy to apply power, and when washing the small items in front of the flat surface, if the water discharge position is moved to the back side, water will flow into the hands and the wash. You won't be repelled by hitting it, and you can wash small items and wash without repelling water around you.
Furthermore, if a structure in which the spout is rotated toward the front is added, water can be discharged toward the front without turning the faucet toward the front, and the spout does not get in the way, so that the convenience during washing is improved.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 is a front view showing a state in which a spout of a vanity according to the present invention is rotated to the front side, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, and FIG. It is.
[0015]
In the vanity table, a washbasin 2 is placed on a base stand (base cabinet) 1, and the base stand 1 on the back side of the washbasin 2 is used as a support portion 3 that extends upward. The support part 3 is hollow inside and has a shelf part 4 formed at the upper part. The base end part of the spout 6 constituting the faucet fitting is rotated via the packing 7 on the lower surface 5 with the back side of the shelf part 4 lowered. It is supported movably.
[0016]
A mirror cabinet 8 is mounted on the shelf 4, and the shelf 9 provided at the lower end of the mirror cabinet 8 and the shelf 4 are overlapped. In the embodiment, the mirror cabinet 8 and the support portion 3 are separated, but may be integrated. The mirror cabinet 8, the basin 2 and the support 3 may be integrated.
[0017]
The spout 6 is pivoted about an axis X1 whose base end tilts the vertical line to the back side, more specifically, an axis X1 which is in the vertical plane and the upper part is located on the back side and the lower part is located on the near side. It is attached to a support hole formed in the lower surface 5 as possible.
[0018]
In the drawing, the lower surface 5 of the shelf 4 is an inclined surface with the back side lowered, but the lower surface 5 may be a horizontal surface or a curved surface. In this case, the support holes for the spout 6 formed on the lower surface 5 may be formed obliquely.
[0019]
Here, since the spout 6 has a predetermined length, when the base end portion is rotated to the near side about the axis X1, the water discharge portion 10 at the tip end of the spout 6 as shown in FIGS. The position of the water discharger 10 becomes lower as shown in FIGS. 4 and 5 when it is turned to the back side.
[0020]
The shape of the spout 6 is hollow and substantially L-shaped. The drainage hole 11 is formed at the lowest corner portion, the water discharge portion 10 is provided at the tip portion, and the water discharge portion 10 is inserted into the spout. The hot water pipe 12 is connected.
[0021]
The water discharger 10 may be integrated with the spout 6 or may be rotatable about an axis X2 in the longitudinal direction of the spout as shown in the example of the drawing. For example, as shown in FIG. 6, it becomes easier to wash the hair by rotating in a state where the water discharging unit 10 is raised, and by rotating in a state where the position of the water discharging unit 10 is lowered as shown in FIG. 7, Gargle and brush your teeth.
[0022]
The axial line X2 in the length direction of the spout 6 is orthogonal to the axial line X1 serving as the rotation center of the spout 6, and in this state, the water discharge direction axis X3 from the water discharger 10 is parallel to the axis X1 (perpendicular to the axis X2). If the spout 6 is rotated about the axis X1 and the height position of the water discharger 10 is changed, the water discharge direction does not change. Therefore, the user can predict the direction of water discharge, and the cuffs are less likely to get wet.
[0023]
In the illustrated example, the attachment position of the base end, which is the center of rotation of the spout 6, is offset from the center of the basin 2 to the left (may be right) in front view, and the spout 6 is rotated to the back. The water discharge part 10 at the tip of the spout is dimensioned so as to be positioned substantially at the center of the wash basin when viewed from the front in the stored state.
Further, in the housed state, the dimensions are determined such that substantially the whole is hidden below the shelf 4 as shown in FIG. With this configuration, it looks better and the space above the basin when stored is wide, and even if an object is dropped from the makeup mirror, the faucet is not damaged and the face is washed. Therefore, even if the face is brought close to the spout, the protrusion at the tip of the faucet does not enter the eyes, so there is no feeling of pressure or the head is accidentally bumped.
[0024]
FIG. 8 is a view similar to FIG. 2 showing another embodiment of the water discharger. In this embodiment, the water discharger 10 is used as a shower nozzle and the shower nozzle can be pulled out from the spout 6.
[0025]
9 and 10 are views similar to FIG. 2 showing another embodiment of the vanity.
In the embodiment shown in FIG. 9, the bottom surface 2a of the basin 2 is made to be a substantially flat surface and is lowered toward the back side, and further, a configuration in which the water discharge port rotates forward is added.
In this way, it is possible to discharge water without turning the faucet forward, and the spout does not get in the way, so that the convenience in washing is improved. In addition, by adjusting the angle of the water discharge port, the water discharge range when the spout 6 is rotated to the back side is set to be near the intersection of the flat bottom surface 2 a and the inclined inner side surface 2 b of the basin 2. Can do.
In this way, by tilting the bottom surface 2a toward the back and making the water discharge range substantially coincide with the range of the bottom surface 2a, it is possible to wash in a posture where force can be easily applied when washing small items. If you adjust the angle of the spout and move the water discharge position to the back when washing small items, you will not be splashed with water on your hands or the wash, and you can wash small items without splashing water around you. And can wash.
[0026]
The embodiment shown in FIG. 10 has a structure in which the wash basin 2 and the support portion 3 are integrally formed. In the above-described embodiment, the pipes and the like are arranged with the support part 3 being hollow, but the pipe may be provided on the back side of the support part 3 or inside the wall without necessarily making the support part 3 hollow.
[0027]
11 (a) and 11 (b) show still another embodiment. In this embodiment, the basin 2 and the counter 20 are integrally formed, and the support portion 3 is provided on the counter 20. Yes. A bracket 21 is attached to the wall surface, and the counter 20 is placed and fixed on the bracket 21.
[0028]
【The invention's effect】
According to the vanity table according to the present invention, the spout is turned to the near side to increase the water discharge position, and the spout is turned to the back side to lower the water discharge position. It is easy to wash hair and do simple washing without obstructing the function of the washbasin.
[0029]
Further, according to the vanity table according to the present invention, the water discharge angle can be kept constant even if the water discharge position is changed, and even if the water discharge position is changed while water is discharged, water is not discharged in an unexpected direction. So there is no risk of getting the clothes wet.
[0030]
In addition, the spout's center of rotation can be offset from the center of the basin, and the spout can be attached to the bottom of the shelf provided on the support to improve the appearance and ease of use. By designing the shape, it is possible to make a vanity that is easy to wash.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a state in which a spout of a vanity table according to the present invention is rotated to the near side. FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view in the direction of arrows AA in FIG. Fig. 4 is a front view of the vanity table according to the present invention in a state where the spout of the vanity is turned to the back side. Fig. 5 is an enlarged cross-sectional view in the direction of arrows BB in Fig. 4. FIG. 7 is a view similar to FIG. 5 in a state where the water discharge portion is rotated. FIG. 8 is a view similar to FIG. 5 in a state where the water discharge portion is rotated. Fig. 9 is a view similar to Fig. 2 showing another embodiment of the vanity. Fig. 10 is a view similar to Fig. 2 showing another embodiment of the vanity. Fig. 11 (a) is a vanity. The side view which shows another Example of (b) is a front view
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Base stand (base cabinet), 2 ... Wash basin, 2a ... Basin of wash basin, 2b ... Inside side surface of wash basin, 3 ... Support part, 4 ... Shelf part, 5 ... Bottom face of shelf part, 6 ... Spout, 7 ... packing, 8 ... mirror cabinet, 9 ... shelf part, 10 ... water discharge part, 11 ... drainage hole, 12 ... hot water piping, 20 ... counter, 21 ... bracket, X1 ... spout rotation axis, X2 ... spout Longitudinal axis, X3 ... water discharge direction axis.

Claims

ベースキャビネットの上に載置された洗面器と、前記洗面器の上方に設けられ、前方に向かって突出する棚部と、前記棚部の上方に配置された化粧鏡と、を備えた洗面化粧台であって、前記洗面器に向けて吐水を行うスパウトはその基端部が垂直線を上部が奥側に、下部が手前側に位置するように傾斜せしめた固定された軸線を中心として前記棚部の奥側が下がった下面に回動可能に支持され、前記スパウトの回動中心となる軸線とスパウトの長さ方向の軸線とは直交し、且つ、前記スパウトの回動中心となる軸線とスパウト先端に設けられた吐水部の吐水方向軸線とは平行であり、前記スパウトの基端部の回動中心となる軸線を中心に手前側に回動せしめることで、前記洗面器に向けて吐水を行うスパウト先端の吐水部の位置が高くなり、前記スパウトの基端部の回動中心となる軸線を中心に奥側に回動せしめることで、前記洗面器に向けて吐水を行うスパウト先端の吐水部の位置が低くなるようにしたことを特徴とする洗面化粧台。A washbasin comprising: a washbasin placed on a base cabinet; a shelf provided above the washbasin and protruding forward; and a makeup mirror disposed above the shelf The spout that discharges water toward the basin is centered on a fixed axis that is tilted so that its base end is vertical so that the upper part is on the far side and the lower part is on the near side. An axis that is pivotally supported on the lower surface of the bottom of the shelf that is pivotable, an axis that is the pivot center of the spout and an axis in the length direction of the spout are orthogonal, and an axis that is the pivot center of the spout The water discharge direction axis of the water discharge part provided at the tip of the spout is parallel to the water discharge direction, and the water is discharged toward the basin by rotating it forward about the axis serving as the rotation center of the base end of the spout. The position of the spout at the tip of the spout The position of the water discharge portion at the tip of the spout that discharges water toward the basin is lowered by rotating the spout to the back side about the axis that is the rotation center of the base end portion of the spout. And a vanity.

請求項１に記載の洗面化粧台において、前記スパウトの最も低くなるコーナー部に水抜き穴を形成したことを特徴とする洗面化粧台。 2. The vanity according to claim 1, wherein a drainage hole is formed in a corner portion where the spout is lowest.

請求項１に記載の洗面化粧台において、前記スパウト先端の吐水部はスパウトの長さ方向の軸線を中心として回動可能に支持されていることを特徴とする洗面化粧台。 2. The vanity according to claim 1, wherein the water discharge portion at the tip of the spout is supported so as to be rotatable about an axis in the length direction of the spout.

請求項１に記載の洗面化粧台において、前記スパウトの回動中心となる基端部は正面視で洗面器の中心から左右いずれかにオフセットされ、またスパウトを奥側に回動せしめた収納状態でスパウト先端の吐水部は正面視で洗面器の略中心に位置することを特徴とする洗面化粧台。 The vanity table according to claim 1, wherein a base end portion serving as a rotation center of the spout is offset to the left or right from the center of the wash basin when viewed from the front, and the spout is rotated to the back side. The water-spouting part at the tip of the spout is positioned substantially at the center of the wash basin in front view.

請求項１に記載の洗面化粧台において、前記スパウトの支持体には前方に向かって突出する棚部が設けられ、この棚部の下面に前記スパウトが回動自在に支持され、更に前記スパウトを基端部を中心に奥側に回動せしめた収納位置でスパウトは棚部の下方に隠されることを特徴とする洗面化粧台。 2. The vanity according to claim 1, wherein a shelf that protrudes forward is provided on the support body of the spout, and the spout is rotatably supported on the lower surface of the shelf, and the spout is further supported. A bathroom vanity characterized in that the spout is concealed below the shelf at the storage position rotated to the back side around the base end.

請求項１に記載の洗面化粧台において、前記洗面器の底面形状を奥側に向かって低くなる略フラット面としたことを特徴とする洗面化粧台。 2. The vanity according to claim 1, wherein the shape of the bottom surface of the basin is a substantially flat surface that becomes lower toward the back side.