JP3930522B2 - 非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する装置およびその方法 - Google Patents

非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する装置およびその方法 Download PDF

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Description

本発明は、非線形ラプラシアンを用いて色遷移を改善する装置およびその方法に関するものであり、これにより色信号の鈍化を原因とする色ぶれ現象は、非線形ラプラシアン演算を用いて改善できる。
一般にヒトの視覚は、色相の変化よりも輝度の変化に敏感である。したがって、輝度信号と色差信号をNTSC(National Television System Committee)、PAL(Phase Alternation Line)およびSECAM(Systems Equential Couleur A Memoire)規格で送信する場合、色差信号は輝度信号に比べより狭い帯域幅で送信される。
しかしながら、色差信号の帯域幅が更に狭くなるにつれ、画面に表示される色遷移は鈍くなり、それにより色信号は劣化する。
このような現象を緩和するため、色遷移を改善する装置が使用されてきた。
色遷移を改善する従来の装置は下記特許文献1に開示されている。図1に示すとおり、下記特許文献1に開示されている装置は、低周波帯域の入力色差信号Fのみを通すガウシアンフィルタ100、ガウシアンフィルタ100の出力信号の2次微分を得る2次微分算出器110、2次微分算出器110から出力された2次微分信号F”の符号Sign(F”)を検出するための符号検出器120、入力色差信号Fのローカルマキシマムまでの距離を算出するためのローカルマキシマム距離測定ユニット130とローカルミニマムまでの距離を算出するためのローカルミニマム距離測定ユニット140、ローカルマキシマム距離測定ユニット130及びローカルミニマム距離測定ユニット140それぞれより出力されるローカルマキシマムおよびローカルミニマムまでの距離、および2次微分信号F”の符号Sign(F”)を用いて補正信号Rを演算するためのロジックコントローラ150、2次微分信号F”のゲインgを決定するためのゲイン制御関数ユニット160、ロジックコントローラ150の補正信号Rにゲイン制御関数ユニット160のゲインgを乗ずるための乗算器170、および入力色差信号Fに乗算器170の出力信号ARを加えて、鮮明度を増した色差信号Gを生成させる加算器180と、を具備する。
米国特許出願公開第2003/0107678号明細書
この様に構成された色遷移を改善する一般的な装置においては、入力色差信号Fはガウシアンフィルタ100で低周波成分を除去され、次に2次微分算出器110で2次微分されて、2次微分信号F”が出力される。その後、出力された2次微分信号F”の符号Sign(F”)は符号検出器120で検出され、ロジックコントローラ150に入力される。
更に、入力色差信号Fのローカルマキシマムおよびローカルミニマムまでの距離が、ローカルマキシマム距離測定ユニット130およびローカルミニマム距離測定ユニット140で検出され、ロジックコントローラ150に入力される。
次にロジックコントローラ150はローカルマキシマムおよびローカルミニマムまでの距離、および符号Sign(F”)を用いて補正信号Rを算出し、算出した補正信号Rを乗算器170に入力する。
そして、ゲイン制御関数ユニット160は、2次微分算出器110から出力された2次微分信号F”に応じてゲインgを乗算器170に出力し、そして乗算器170はロジックコントローラ150から出力された補正信号Rにゲインgを乗ずる。その後、加算器180は、乗算器170から出力された信号ARを入力色差信号Fに加える。このように、向上した鮮明度を持つ色差信号Gが出力される。
しかしながら、2次微分演算を使用して色遷移を改善する上記従来の装置には、ノイズに強い色遷移の強度成分を抽出するために、信号をガウシアンフィルタでフィルタリングする必要があり、また、2次微分を得るために非常に多くの演算が必要とされるという問題点がある。
さらに、ゲイン制御関数ユニットにおいて演算に用いられる関数は、単調減少関数の形のもののみであるため、この関数を制御できないという問題点もある。
本発明は上記問題点を解決することを課題とし、YUV空間のUおよびV信号を処理するにあたり、非線形ラプラシアン演算によって色遷移を制御し、それによってアルゴリズムを単純化し、ノイズの影響を軽減する非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する装置および方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の装置は、色遷移を改善する装置であって、非線形ラプラシアン演算ユニットは、入力色差信号を中心とする予め定められた大きさを有するマスク領域内の色差信号の最小値および最大値を検出して非線形ラプラシアン演算を行うことによって補正信号を算出し、遷移増加方向検出ユニットは、算出された補正信号に基づいて遷移増加方向信号を決定し、遷移大きさ生成ユニットは、補正信号に基づいて遷移大きさ信号を生成し、遷移制御ユニットは、上記最小値および最大値、補正信号、遷移増加方向信号、および遷移大きさ信号に基づいて入力色差信号の遷移を制御して出力色差信号を生成する。
また、上記課題を解決するために、本発明の方法は、色遷移を改善する方法であって、入力色差信号を中心とする予め定められた大きさを有するマスクの領域内の色差信号の最小値および最大値を検出するステップと、検出した最小値および最大値を用いて非線形ラプラシアン演算を行うことによって補正信号を生成するステップと、補正信号の大きさに応じて遷移増加方向信号および遷移大きさ信号を生成するステップ、および上記最小値と最大値、補正信号、遷移増加方向信号および遷移大きさ信号に基づいて入力色差信号の遷移を制御して、出力色差信号を生成するステップと、を含む。
本発明の非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する装置と方法は、2次微分やガウシアンフィルタリングを用いることなく非線形ラプラシアン演算を実行し、ノイズおよび粗さの影響が少ない色差信号の遷移である補正信号を抽出する。これによってハードウエアおよびソフトウエアのアルゴリズムの複雑さが低減される。
遷移増加方向信号は、抽出された補正信号の値に基づいて、入力色差信号の遷移を増加させるように生成される。また、遷移大きさ信号は、抽出された補正信号の値に基づいて、予め定められた式を用いて生成される。更に、入力色差信号の遷移は、遷移増加方向信号および遷移大きさ信号によって制御される。これにより色ぶれ現象が効率よく低減される。
以下に、本発明の好適な実施態様を、図2〜9を参照しながら詳しく説明する。
図2は、本発明にかかる色遷移を改善する装置の構成を示すブロック図である。ここでは、参照番号200は、入力色差信号Ui(m,n)について非線形ラプラシアン演算を行い、補正信号NL[Ui(m,n)]を生成する非線形ラプラシアン演算ユニットを表す。非線形ラプラシアン演算ユニット200は、入力信号(Ui(m,n))を中心とするN×Nマスク領域内の色差信号の最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出する最小値/最大値検出ユニット202、および最小値/最大値検出ユニット202により検出された最小値min[Ui(m,n)]と最大値max[Ui(m,n)]および入力色差信号Ui(m,n)について四則演算を施して補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する補正信号算出ユニット204とを含む。
参照番号210は、非線形ラプラシアン演算ユニット200によって生成された補正信号NL[Ui(m,n)]に基づき遷移増加方向を決定し、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を生成する遷移増加方向検出ユニットを表す。参照番号220は、非線形ラプラシアン演算ユニット200によって生成された補正信号NL[Ui(m,n)]に基づき遷移大きさ信号g(m,n)を生成する遷移大きさ生成ユニットを表す。
参照番号230は、遷移制御ユニットを表す。遷移制御ユニット230は、最小値min[Ui(m,n)]と最大値max[Ui(m,n)]、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]、および遷移大きさ信号g(m,n)に基づいて、入力色差信号Ui(m,n)の遷移を制御する。
ここでは、入力色差信号Ui(m,n)は、YUV空間内のU信号であり、これは輝度信号と青色成分との差を表している。輝度信号と赤色成分との差であるV信号も、U信号と同様にして処理され、色遷移が改善される。
入力色差信号(Ui(m,n))が非線形ラプラシアン演算ユニット200に入力されると、最小値/最大値検出ユニット202は、入力色差信号(Ui(m,n))を中心とするN×Nマスク領域内の全ての色信差号を検出し、次に検出した色差信号のうち最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出する。補正信号算出ユニット204は、検出された最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]について四則演算を施し、入力色差信号(Ui(m,n))に関する非線形ラプラシアンである補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する。より具体的には、補正信号算出ユニット204は、検出された最小値min[Ui(m,n)]と入力色差信号Ui(m,n)と検出された最大値max[Ui(m,n)]とにラプラシアン演算を施すことによって補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する。ここで、N×Nマスク領域内の全ての色信差号の線形演算ではなく、N×Nマスク領域内における色差信号の最大値と最小値とを用いたラプラシアン演算であることから、結果として非線形ラプラシアン演算が施されたことになる。
遷移増加方向検出ユニット210は、非線形ラプラシアン演算ユニット200から出力された補正信号NL[Ui(m,n)]に基づいて遷移増加方向を決定し、次に遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を出力する。さらに遷移大きさ生成ユニット(220)は、補正信号の大きさ(|NL[Ui(m,n)]|)を算出してから、自動または手動により遷移大きさ信号g(m,n)を出力する。ここで、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]とは、入力色差信号Ui(m,n)を増加方向と減少方向とのどちらに変化させるかを示す信号である。また、遷移大きさ信号g(m,n)とは、入力色差信号Ui(m,n)をどの程度変化させるかを示す信号である。
遷移制御ユニット230は、入力色差信号Ui(m,n)が色遷移の改善された出力色差信号(Uo(m,n))に遷移するように、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]、遷移大きさ信号g(m,n)および入力色差信号Ui(m,n)の最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を用いて、入力色差信号Ui(m,n)の色遷移を制御する。
図3に示すように、非線形ラプラシアン演算ユニット200の非線形ラプラシアン演算においては、最小値/最大値検出ユニット202は、まず入力色差信号Ui(m,n)を中心とするN×Nマスク領域内の色差信号、例えば3×3マスクの領域内にある9つの色差信号を検出し、続いてこの領域内における最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出する。補正信号算出ユニット204においては、乗算器304は入力色差信号Ui(m,n)に2を乗じ、加算器300は、最小値/最大値検出ユニット202によって検出された最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を相互に加算する。更に、減算器302は、加算器300の出力信号から乗算器304の出力信号を減じて入力色差信号Ui(m,n)の補正信号NL[Ui(m,n)]を得る。
補正信号算出ユニット204の上記演算は、モフォロジカル・ラプラシアン(Mophological Laplacian)演算に類似しており、式(1)で表すことができる:
Figure 0003930522

即ち、従来技術では、ノイズおよび粗さの影響を低減するために、色遷移を改善するための前処理として、ローパスフィルタリング(例えばガウシアンフィルタリング)が不可決であった。しかしながら、本発明の非線形ラプラシアン演算は、ノイズおよび粗さの影響が少ない色差信号の遷移を引き出すことができ、かつ、ハードウエアおよびソフトウエアのアルゴリズムの複雑さを低減できる。
図4は、本発明の遷移増加方向検出ユニット210の検出演算を示したフローチャートである。図に示すように、遷移増加方向検出ユニット210は、非線形ラプラシアン演算ユニット200から出力された補正信号NL[Ui(m,n)]を受信し(ステップS400)、続いて、補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0より大きいか、または0より小さいかを判定する(ステップS402およびS404)。
ステップS402で補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0より大きいと判定された場合、遷移増加方向検出ユニット210は遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を1に設定する(ステップS406)。ステップS404で補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0未満であると判定された場合、遷移増加方向検出ユニット210は遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を−1に設定する(ステップS408)。さらに、補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0より大きくなく、および0未満でもない、即ちNL[Ui(m,n)]=0である場合、遷移増加方向検出ユニット210は遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を0に設定する(ステップS410)。
遷移増加方向検出ユニット210は、非線形ラプラシアン演算ユニット200から出力された補正信号NL[Ui(m,n)]の符号を利用して遷移増加方向を検出するものである。
図5は、本発明にかかる色遷移を改善する装置の遷移増加方向検出ユニットの検出演算を示した波形図である。画像の境界領域は、入力色差信号Ui(m,n)の勾配に変動がない第1および第4区間と、入力色差信号Ui(m,n)の勾配が増加段階にある第2区間、そして入力色差信号Ui(m,n)の勾配が減少段階にある第3区間に区分される。
第1および第4区間における入力色差信号Ui(m,n)の勾配に変動はないため、補正信号NL[Ui(m,n)]は0であり、従って遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]もまた0である。第3区間においては、入力色差信号Ui(m,n)の勾配は減少するため、補正信号NL[Ui(m,n)]は0より小さく、従って遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]は−1である。入力色差信号Ui(m,n)の勾配は、第2区間と第3区間の境界点であるA点で増加状態から減少状態に変わるため、補正信号NL[Ui(m,n)]は0であり、従って遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]もまた0である。第2区間においては入力色差信号Ui(m,n)の勾配は増加するため、補正信号NL[Ui(m,n)]は0より大きく、従って遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]は1である。
このように、遷移増加方向検出ユニット210は、補正信号NL[Ui(m,n)]の値が正の場合は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を1として出力し、補正信号NL[Ui(m,n)]の値が負の場合は遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を−1として出力し、補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0の場合は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を0として出力する。
遷移大きさ生成ユニット(220)は、補正信号NL[Ui(m,n)]を2次有理式である式(2)に代入し、遷移大きさを決定する。
Figure 0003930522


式(2)中の、a、b、c、d、eおよびkは経験的に定められた定数であり、a=0または1、b<d、c<e、0<k<1またはk=1である。
本発明にかかる色遷移を改善する装置には、自動モードおよび手動モードがある。装置を手動モードに設定すると、ユーザによる遷移大きさ生成ユニット(220)の直接制御によって遷移大きさ信号g(m,n)が設定可能となる。言い換えれば、a、b、c、d、およびeは自動モードおよび手動モードの両方において同一に設定されるパラメータであるが、kは、自動モードでは1に設定され、手動モードでは0から1の範囲に設定可能となり、ユーザによる遷移大きさの制御が可能となる。この場合パラメータkは、画像全体にわたって色差信号を制御する機能を有する。
ここで、a、b、c、d、eおよびkのパラメータ条件に従えば、遷移大きさ信号g(m,n)は1より大きくなることはないため、遷移制御の程度は高くなく、オーバーシュートまたはアンダーシュート等のゆがみ現象を防ぐことができる。遷移大きさ信号g(m,n)は補正信号NL[Ui(m,n)]を使用して得た値であるので、ノイズおよび粗さに対し強い特性を持ち、これによって局所領域内の色差信号が制御されうる。
したがって、入力色差信号の増加方向は遷移増加方向信号によって決定され、遷移大きさ信号に基づいて入力色差信号をどれだけ増加または減少させるかについての情報は、最終端である遷移制御ユニット230に送られる。
入力色差信号Ui(m,n)、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]、遷移大きさ信号g(m,n)および入力色差信号Ui(m,n)の最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]は、遷移制御ユニット230に入力される。
図6は、本発明における遷移制御ユニットの演算プロセスを示したフローチャートである。この図に示すように、遷移制御ユニット230は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が1であるか、または−1であるかを判定する(ステップS600およびS602)。遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が1と判定された場合、遷移制御ユニット230は、出力色差信号Uo(m,n)の値をUi(m,n)−g(m,n)×{Ui(m,n)−min[Ui(m,n)]}と決定する(ステップS604)。遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が−1と判定された場合は、遷移制御ユニット230は、出力色差信号(Uo(m,n))の値をUi(m,n)+g(m,n)×{max[Ui(m,n)−Ui(m,n)]}と決定する(ステップS606)。遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が、1または−1ではなく0と判定された場合、遷移制御ユニット230は、出力色差信号Uo(m,n)の値を入力色差信号Ui(m,n)の値と決定する(ステップS608)。
遷移制御ユニット230の演算プロセスは、遷移増加方向に応じて入力色差信号Ui(m,n)を増減し、その結果として入力色差信号Ui(m,n)の遷移の変化の度合いが増すように、入力色差信号Ui(m,n)に遷移大きさを乗ずる。
さらに、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]が0の場合、それは入力色差信号に遷移がないか、または、その遷移増加および遷移減少がそこで互いに入れ替わる状態であることを意味する。この場合、元の入力色差信号Ui(m,n)は、そのまま保存され、出力される。このように信号を保存することにより、色差信号が平坦であるか、または遷移増加の中間点(遷移増加および遷移減少がそこで互いに入れ替わる点)の領域にある色差信号の歪みが防止できる。
本発明の色遷移を改善する装置において、最終端である遷移制御ユニット230から出力される出力色差信号Uo(m,n)は、図7に示されている。ここで、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値は、遷移のない第1と第4区間、および第2と第3区間の境界点であるA点では0であるため、元の入力色差信号Ui(m,n)が出力色差信号Uo(m,n)としてそのまま出力される。
しかしながら、遷移制御ユニット230は、遷移が増加する第2区間において、入力色差信号Ui(m,n)に比べ所定の大きさだけ減少させた出力色差信号Uo(m,n)を出力する。それは、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が1であるためである。さらに、遷移制御ユニット230は、遷移が減少する第3区間においては、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が−1であるため、入力色差信号Ui(m,n)に比べ所定の大きさだけ増加させた出力色差信号Uo(m,n)を出力する。それにより色ぶれ現象を防止する。
図8は、本発明にかかる色遷移の改善方法を示したフローチャートである。図に示すように、非線形ラプラシアン演算ユニット200の最小値/最大値検出ユニット202は、入力色差信号Ui(m,n)を中心とするN×Nマスク領域内の色差信号の値を検出し、次に最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を抽出する(ステップS800)。
次に、補正信号算出ユニット204は、抽出された最小値min[Ui(m,n)]と最大値max[Ui(m,n)]、および入力色差信号Ui(m,n)を用いて補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する(ステップS820)。
続いて、遷移増加方向検出ユニット210は、算出された補正信号NL[Ui(m,n)]の値がNL[Ui(m,n)]>0か、またはNL[Ui(m,n)]<0かを判定する(ステップS804およびS806)。
ステップS804において、NL[Ui(m,n)]>0と判定された場合、遷移増加方向検出ユニット210は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を1として出力し(ステップS808)、遷移大きさ生成ユニット(220)は、補正信号NL[Ui(m,n)]を2次有理式である式(2)に代入して遷移大きさ信号g(m,n)を決定する。(ステップS810)続いて、遷移制御ユニット230は、遷移大きさ信号g(m,n)に基づいてそのレベルが低下する出力色差信号Uo(m,n)=Ui(min)−g(m,n)×{Ui(m,n)−min[Ui(m,n)]}を算出し、出力する(ステップS812)。
ステップS804において、NL[Ui(m,n)]>0を満たさず、かつ、ステップS806において、NL[Ui(m,n)]<0を満たす場合、遷移増加方向検出ユニット210は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を−1として出力し(ステップS814)、遷移大きさ生成ユニット(220)は、補正信号NL[Ui(m,n)]を2次有理式である式(2)に代入して遷移大きさ信号g(m,n)を決定する(ステップS816)。そして、遷移制御ユニット230は、遷移大きさ信号g(m,n)に基づいてそのレベルが上昇する出力色差信号Uo(m,n)=Ui(m,n)+g(m,n)×{max[Ui(m,n)]−Ui(m,n)}を算出し、出力する(ステップS818)。
更に、ステップS804において、NL[Ui(m,n)]>0を満たさず、ステップS806においてもNL[Ui(m,n)]<0を満たさない場合、即ちNL[Ui(m,n)]=0である場合、遷移増加方向検出ユニット210は、遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値を0として出力し(ステップS820)、遷移制御ユニット230は、入力色差信号Ui(m,n)を出力色差信号Uo(m,n)として出力する(ステップS822)。
図9(a)は、本発明にかかる色遷移を改善するための装置および方法において入力色差信号Ui(m,n)を画面に直接表示した状態、図9(b)は、本発明にかかる色遷移を改善するための装置および方法において入力色差信号を処理して画面に表示した状態を示す図である。図9(a)に示すように、入力色差信号Ui(m,n)が、直接画面に表示される場合は、境界領域における左右の広い領域900にわたって色ぶれ現象が生じる。
しかしながら、本発明の色遷移を改善するための装置および方法に従って、入力色差信号Ui(m,n)を処理してから画面に表示すると、図9(b)に示すように、色ぶれ現象の発生は境界領域における左右の狭い領域910に限定され、これにより色ぶれ現象が低減されることが分かる。
上記からもわかるように、色遷移を改善するための従来のアルゴリズムとは異なり、本発明は2次微分演算およびローパスフィルタリングを使用しないため、ソフトウエアを利用して簡単に実装できること、およびハードウエアのコストを削減することができるという利点がある。
更に、本発明はディスプレイ装置およびソフトウエアの分野に簡単に応用でき、それにより色信号の鈍化を原因とする色ぶれ現象を低減できるという利点も有する。
すなわち、N×Nマスク領域内の全ての色信差号を用いてガウシアンフィルタリング、2次微分演算を行うのではなく、検出された最小値min[Ui(m,n)]と入力色差信号Ui(m,n)と検出された最大値max[Ui(m,n)]とにラプラシアン演算を施すことによって補正信号NL[Ui(m,n)]を算出することで、色信号の鈍化を防止しながら、同時に計算処理を極めて単純化できる。
ここでは、特定の実施態様について本発明を詳しく説明したが、当業者は添付の請求項に定義された本発明の技術的精神および範囲から逸脱することなしに、本発明に様々な改良および変更を加えることができることは、明らかである。例えば、YUV空間のU信号は、例として説明したものであり、同じ事はV信号にも当てはまる。
色遷移を改善する従来の装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる色遷移を改善する装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかる色遷移を改善する装置における、特に、補正信号算出ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明にかかる色遷移を改善する装置における、遷移増加方向検出ユニットの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかる色遷移を改善する装置における、遷移増加方向検出ユニットの動作を示す略図である。 本発明にかかる色遷移を改善する装置における、遷移制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 本発明にかかる色遷移を改善する装置における、出力色差信号の特性を示す図である。 本発明にかかる色遷移を改善する方法を示すフローチャートである。 (a)は入力色差信号が画面に表示された状態を示す図であり、(b)は入力色差信号が処理されて画面に表示された状態を示す図である。
符号の説明
200…非線形ラプラシアン演算ユニット、202…最小値/最大値検出ユニット、204…補正信号算出ユニット、210…遷移増加方向検出ユニット、220…遷移大きさ生成ユニット、230…遷移制御ユニット

Claims (16)

  1. 非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する装置であって、
    入力色差信号Ui(m,n)を中心とする予め定められた大きさを有するマスクの領域内の色差信号の最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出し、前記最小値min[Ui(m,n)]と前記入力色差信号Ui(m,n)と前記最大値max[Ui(m,n)]とにラプラシアン演算を施すことによって補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する非線形ラプラシアン演算ユニットと、
    前記補正信号NL[Ui(m,n)]に基づいて、前記入力色差信号Ui(m,n)を増加方向と減少方向とのどちらに変化させるかを示す遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を決定する遷移増加方向検出ユニットと、
    前記補正信号NL[Ui(m,n)]に基づいて、前記入力色差信号Ui(m,n)をどの程度変化させるかを示す遷移大きさ信号g(m,n)を生成する遷移大きさ生成ユニットと、
    前記最小値min[Ui(m,n)]および前記最大値max[Ui(m,n)]と、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]と、前記遷移大きさ信号g(m,n)とに基づいて、前記入力色差信号Ui(m,n)の遷移を制御し、出力色差信号Uo(m,n)を生成する遷移制御ユニットと
    を備える装置。
  2. 前記非線形ラプラシアン演算ユニットは、
    前記入力色差信号Ui(m,n)を中心とするN×Nマスク領域内の最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出する最小値/最大値検出ユニットと、
    前記最小値min[Ui(m,n)]と前記入力色差信号Ui(m,n)と前記最大値max[Ui(m,n)]とにラプラシアン演算を施すことによって補正信号NL[Ui(m,n)]を算出する補正信号算出ユニットと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記補正信号算出ユニットは、
    最小値min[Ui(m,n)]と最大値max[Ui(m,n)]を相互に加算する加算器と、
    前記入力色差信号Ui(m,n)に2を乗ずる乗算器と、
    前記加算器の出力信号から前記乗算器の出力信号を減じて前記補正信号NL[Ui(m,n)]を出力する減算器と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記補正信号算出ユニットは、式(1)にかかる非線形ラプラシアン演算を実施する
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
    Figure 0003930522

  5. 前記遷移増加方向検出ユニットは、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0より大きい場合、前記入力色差信号Ui(m,n)を減少させる旨を示す遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を出力し、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0未満である場合、前記入力色差信号Ui(m,n)を増加させる旨を示す遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を出力し、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0である場合は、前記入力色差信号Ui(m,n)を増減させない旨を示す遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記遷移大きさ生成ユニットから出力される前記遷移大きさ信号g(m,n)は、前記遷移大きさ信号がユーザにより制御される手動モードか、または前記遷移大きさ信号がユーザにより制御されない自動モードかのいずれかによって設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記手動モードにおける前記遷移大きさ信号g(m,n)は、式(2)に従って算出され、式中のa、b、c、d、eは経験的に定められた定数であり、a=0または1、b<d、c<eであり、kはユーザにより0<k<1に設定される値である
    ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
    Figure 0003930522

  8. 前記自動モードにおける前記遷移大きさ信号g(m,n)は、式(2)に従って算出され、式中のa、b、c、d、eおよびkは経験的に定められた定数であり、a=0または1、b<d、c<eおよびk=1であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
    Figure 0003930522

  9. 前記遷移制御ユニットから出力される前記出力色差信号Uo(m,n)は、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を減少させる旨を示す場合、Ui(m,n)−g(m,n)×{(Ui(m,n)−min[Ui(m,n)]}と決定され、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を増加させる旨を示す場合、Ui(m,n)+g(m,n)×{max[Ui(m,n)]−(Ui(m,n)}と決定され、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を増減させない旨を示す場合、前記入力色差信号Ui(m,n)と決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 非線形ラプラシアンを用いた色遷移を改善する方法であって、
    入力色差信号Ui(m,n)を中心とする予め定められた大きさを有するマスクの領域内の色差信号における最小値min[Ui(m,n)]および最大値max[Ui(m,n)]を検出するステップと、
    前記最小値min[Ui(m,n)]と前記入力色差信号Ui(m,n)と前記最大値max[Ui(m,n)]とにラプラシアン演算を施すことによって補正信号NL[Ui(m,n)]を算出するステップと、
    前記補正信号NL[Ui(m,n)]の大きさに基づいて、前記入力色差信号Ui(m,n)を増加方向と減少方向とのどちらに変化させるかを示す遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]および前記入力色差信号Ui(m,n)をどの程度変化させるかを示す遷移大きさ信号g(m,n)を生成するステップと、
    前記最小値min[Ui(m,n)]と前記最大値max[Ui(m,n)]、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]、および前記遷移大きさ信号g(m,n)に基づいて、前記入力色差信号Ui(m,n)の遷移を制御し、出力色差信号Uo(m,n)を生成するステップと
    を含む方法。
  11. 前記非線形ラプラシアン演算は、式(1)に従って実施される
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
    Figure 0003930522

  12. 前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]として、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0より大きい場合、前記入力色差信号Ui(m,n)を減少させる旨を示す信号が生成され、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0未満である場合、前記入力色差信号Ui(m,n)を増加させる旨を示す信号が生成され、前記補正信号NL[Ui(m,n)]の値が0の場合、前記入力色差信号Ui(m,n)を増減させない旨を示す信号が生成される
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記遷移大きさ信号g(m,n)は、前記遷移大きさ信号がユーザにより制御される手動モードか、または前記遷移大きさ信号がユーザにより制御されない自動モードかのいずれかによって設定される
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記手動モードにおける前記遷移大きさ信号g(m,n)は、式(2)に従って算出され、式中のa、b、c、d、eは経験的に定められた定数であり、a=0または1、b<d、c<eであり、kはユーザにより0<k<1に設定される値である
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
    Figure 0003930522

  15. 前記自動モードにおける前記遷移大きさ信号g(m,n)は、式(2)に従って算出され、式中のa、b、c、d、eおよびkは経験的に定められた定数であり、a=0または1、b<d、c<eおよびk=1である
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
    Figure 0003930522

  16. 前記出力色差信号Uo(m,n)は、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を減少させる旨を示す場合、Ui(m,n)−g(m,n)×{(Ui(m,n)−min[Ui(m,n)]}と決定され、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を増加させる旨を示す場合、Ui(m,n)+g(m,n)×{max[Ui(m,n)]−(Ui(m,n)}と決定され、前記遷移増加方向信号Dir[Ui(m,n)]の値が前記入力色差信号Ui(m,n)を増減させない旨を示す場合、前記入力色差信号Ui(m,n)と決定される
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
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