JP3925482B2 - ヘッド支持機構、ヘッドアームアセンブリ及び該ヘッドアームアセンブリを備えたディスク装置 - Google Patents

ヘッド支持機構、ヘッドアームアセンブリ及び該ヘッドアームアセンブリを備えたディスク装置 Download PDF

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Description

本発明は、支持アームとサスペンションとを組み合わせてなるヘッド支持機構、このヘッド支持機構に薄膜磁気ヘッドや光ヘッドなどの記録及び/又は再生ヘッド素子を支持するための浮上型のヘッドスライダを装着してなるヘッドアームアセンブリ(HAA)及びこのHAAを備えたディスク装置に関する。
磁気ディスク装置では、HAAの先端部に取り付けられた磁気ヘッドスライダを、回転する磁気ディスクの表面から浮上させ、その状態で、この磁気ヘッドスライダに搭載された薄膜磁気ヘッド素子により磁気ディスクへの記録及び/又は磁気ディスクからの再生が行われる。
HAAは、磁気ヘッドスライダと、この磁気ヘッドスライダを支持する弾性を有するフレクシャ、このフレクシャを先端部で支持する弾性を有するロードビーム及びこのロードビームの後端部を支持するベースプレートからなるサスペンションと、このサスペンションを支持する剛性の高い支持アームとを主に備えており、磁気ヘッドスライダの磁気ディスク面方向への荷重はサスペンションのロードビームの途中に設けられた板ばね部で発生している。
このような従来のHAAは、その後端部でサスペンションを支持する片持ち梁構造を有している。片持ち梁構造は、磁気ヘッドスライダへの荷重が安定すること及び省スペースを図ることができる点で優れているが、耐衝撃性が低いという大きな問題点を有している。即ち、片持ち梁構造の自由端である先端部に磁気ヘッドスライダが搭載されるため、衝撃力が印加された際に、その梁構造の系全体の質量による回転モーメントに磁気ヘッドスライダの回転モーメントが付加されることから、磁気ディスク面からの跳ね上がりや磁気ディスク面への叩き付けであるスラップモードが発生してしまう。特に、磁気ヘッドスライダを支持する梁構造であるロードビームに低剛性のばね材(フレクシャよりもやや厚いステンレス鋼板)を用いているため、この傾向は顕著となっている。
ハイエンド型又はデスクトップ型と呼ばれるコンピュータに搭載される3.5インチ系の磁気ディスクドライブでは過大な衝撃力が印加されることはほとんどないが、ノートパソコンに搭載される2.5インチ系の磁気ディスクドライブでは過大な衝撃力が印加される可能性が高いため、このような耐衝撃性が低いことは大きな問題となる。
HAAの耐衝撃性を向上させるために、剛性の高いアームの一端に磁気ヘッドスライダを設けると共に他端に水平回動用のボイスコイルモータ(VCM)を設け、このアームを軸受部を中心にして磁気ディスクの半径方向に回動可能に構成すると共に軸受部を中心にして磁気ディスク面と垂直方向に回動可能な天秤構造となるように構成し、さらに、軸受部に設けた板ばねをピボットで付勢することによって磁気ヘッドスライダに荷重を与えるようにしたヘッド支持装置が提案されている(例えば特許文献1)。
このような天秤構造のHAAによれば、マイクロドライブのごとき小径の磁気ディスク装置でかつ1枚ディスクの場合にはVCMと磁気ヘッドスライダとの距離が短いため、軸受部よりVCM側のアームと軸受部より磁気ヘッドスライダ側のアームとの重量を釣り合わせることが可能である。しかしながら、1.8インチ系や2.5インチ系のごとくこれより径の大きい磁気ディスクドライブでは、アーム長が大きくなるために、耐衝撃性を充分に確保することが困難である。さらに、VCMによって天秤構造の釣り合いをとる構造であるため、複数のHAAを重畳した磁気ディスク装置を構成することができなかった。
このような不都合を解消するために、支持アームの先端部において天秤構造を採用することが、本願発明者等によって提案されている。
図1は本願発明者等によって提案されているこのHAAの概略的な構成を説明するための側面図である。
同図において、10は支持アーム、11は支持アーム10の先端部に設けられた突起、即ち荷重支持点12を支点とした天秤構造のロードビーム、13はロードビーム11と支持アーム10とを連結しており、突起12を介してロードビーム11を付勢する支持ばね、14はフレクシャ15を介してロードビーム11の先端部に支持されている磁気ヘッドスライダ、16は磁気ディスクをそれぞれ示している。このHAAによれば、支持アーム10の先端部に天秤構造のロードビーム11が設けられているため、支持アームが長くなっても耐衝撃性がさほど低下しない。また、VCMのコイル部によって天秤構造の釣り合いをとる構造ではないので、複数のHAAを重畳した磁気ディスク装置を構成することができる。
特開2002−237160号公報
しかしながら、図1に示した構造のHAAによると、ロードビーム11の後端(磁気ヘッドスライダ14が装着されている端とは反対側の端)11aが回転モーメントの釣り合いをとるために延長されており、その部分が衝撃を受けた際に変動してしまう。即ち、突起(荷重支持点)12より先端側(磁気ヘッドスライダ側)と、突起(荷重支持点)12より後端側(アクチュエータ(VCM)側)とで回転モーメントを等しくするために、ロードビーム11の後端11aを延長するかその近傍にウェイト(錘)を取り付ける必要があるが、この場合、衝撃を受けるとこの後端部が変位して支持アーム10や磁気ディスク16に干渉する恐れがある。また、衝撃を受けない場合においても、ロードアンロード方式を採用する磁気ディスク装置では、ロードビーム11の後端11aが磁気ディスク16の表面に接触する可能性があり、この部分の変位が増大することは望ましくない。
さらに、支持アーム長さが長いことから、衝撃によるアーム自体の変形を防止するために支持アームの厚みを非常に厚くする必要がある。しかも、ロードビーム11の延長された後端11a又は後端部に設けられたウェイトが、水平回転軸(シーク回転中心)からかなり離れた位置にあるため、シーク動作における慣性モーメントの直接的な増大化を引き起こすという問題があった。また、支持アーム及び磁気ディスクとの間隙にウェイトを形成するため、ウェイト形状の最適化が難しく、ベンディング特性やトーション及びスウェイ特性に適したウェイト形状を作ることが非常に難しかった。
従って本発明の目的は、耐衝撃性に優れており、シーク動作時の慣性モーメントの増加を防止することができるヘッド支持機構、HAA及びこのHAAを備えたディスク装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、耐衝撃性に優れており、ウェイト形状の最適化が容易なヘッド支持機構、HAA及びこのHAAを備えたディスク装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、耐衝撃性に優れていると共に曲げ剛性が高く、複数のHAAを重畳した構成を提供できるヘッド支持機構、HAA及びこのHAAを備えたディスク装置を提供することにある。
本発明によれば、剛性の高い支持アームと、支持アームとの間で設定されている荷重支持点を支点として記録媒体表面と交差する方向に揺動可能な天秤構造をなしており、少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダを先端部で支持するためのサスペンションと、ヘッドスライダを記録媒体表面の方向へ荷重支持点を介して押圧するための荷重を発生する荷重発生部と、支持アーム及びサスペンションを記録媒体表面と平行な方向に回動可能に支承する水平回動軸受部(ベアリングハウジング)と、サスペンションの後端部に連結されており、ヘッドスライダを含むサスペンションの重心を荷重支持点に一致させるためのウェイト部材とを備えており、このウェイト部材が水平回動軸受部の周囲の少なくとも半周に渡って形成されているヘッド支持機構が提供される。さらに、このヘッド支持機構と、ヘッド支持機構のサスペンション上に装着された少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダとを備えたHAAも提供される。さらにまた、少なくとも1つの記録媒体と、少なくとも1つの上述のHAAとを備えたディスク装置が提供される。
ウェイト部材が、ヘッドスライダを含むサスペンションの重心を荷重支持点に一致させるようにサスペンションの後端部に連結されており、このウェイト部材が水平回動軸受部の周囲の少なくとも半周に渡って形成されているので、シーク動作時の慣性モーメントの増加を防止することができる。また、天秤構造のサスペンションの後端側を長く延ばして回転モーメントの釣り合いを取る必要がないので、サスペンション後端が水平回動軸受部と干渉するおそれがなくなり、さらに、その後端側の長さを自由に設定可能であるため、モーメントの釣り合いを容易に取ることが可能となる。もちろん、高い耐衝撃性を得ることができる。加えて、後端部の重量を低減できることからウェイト部材を延長させて、記録媒体の外側となるようにより後端側に位置させることができ、これにより、記録媒体表面との干渉を避けることができる。
なお、本明細書において、「先端部」及び「先端側」とは動作時に自由端となる側、即ちヘッドスライダが装着される側の部分及び方向を指しており、「後端部」及び「後端側」とはこれとは反対側のVCMの装着される側の部分及び方向を指している。
ウェイト部材が、水平回動軸受部を全周に渡って取り囲むように、又は水平回動軸受部の後端側を除く周囲に存在するように形成されていることが好ましい。
ウェイト部材が、荷重支持点より先端側にも形成されていることが好ましい。荷重支持点においては荷重が集中するため、サスペンションのこの部分が変形し歪が発生してエネルギが吸収されるため所望の荷重が得られないおそれがあるが、ウェイト部材が、荷重支持点を囲むように形成されることによってその部分の変形を最小限に抑えることができる。
この場合、ウェイト部材が、荷重支持点の近傍では他の部分より厚く構成されていることがより好ましく、さらに、荷重支持点の近傍から後端側に離れるにつれて薄くなるように構成されていることが好ましい。荷重支持点周辺では、変形を考慮して厚く形成しているが、ここから離れるに従って薄くなるようにしている。これは、端部においては剛性的にある程度弱くても変形に対する影響が少なく、逆にその重量を低減することで変形量を小さくすることができるため、及び慣性モーメントを小さくすることができるためである。
ウェイト部材が、荷重支持点より後端側のみに形成されていることも好ましい。荷重支持点における変形が問題とならない場合は、このように荷重支持点を囲むように形成しなくとも良い。
ウェイト部材が、モールドされた樹脂によって構成されていることも好ましい。モールド樹脂で形成することにより、形状の自由度が高く所望の形状を作成することができる。また、重量を増大させることなく厚みを増すことができるので、耐衝撃性が向上する。即ち、樹脂を採用することにより、ヤング率は低下するが質量を低減できるため、その分、厚みを増大させることができ、ヤング率対比重に優れる材料(比重が小さい割にヤング率の大きい材料)を使用することのできる結果、曲げ剛性を高めることが可能となる。
荷重支持点が、支持アーム又はサスペンションに設けられた突起部であることが好ましい。
支持アームが、水平回動軸受部に固着されていることも好ましい。
荷重発生部が、サスペンションと支持アームとに連結された板ばねからなることが好ましい。
サスペンションが、剛性の高いロードビームと、ロードビームに固着されており、先端部に搭載するヘッドスライダの浮上姿勢を制御するための弾性を有するフレクシャとを備えていることも好ましい。この場合、荷重発生部が、ロードビームと一体的に形成されており、支持アームに連結された板ばねからなることがより好ましい。
水平回動軸受部に固着されており、支持アーム及びサスペンションを記録媒体表面と平行な方向に回動させるためのアクチュエータ、即ちVCMをさらに備えているかもしれない。
前述のディスク装置は、複数の記録媒体と、水平回動軸受部が共通の複数のHAAと、共通の水平回動軸受部に固着されており、複数のHAAを記録媒体表面と平行な方向に回動させるための単一のアクチュエータ、即ちVCMとを備えていることも好ましい。
本発明によれば、シーク動作時の慣性モーメントの増加を防止することができる。また、天秤構造のサスペンションの後端側が長く延びて水平回動軸受部と干渉するおそれがなくなり、さらに、その後端側の長さを自由に設定可能であるため、モーメントの釣り合いを容易に取ることが可能となる。もちろん、高い耐衝撃性を得ることができる。加えて、後端部の重量を低減できることからウェイト部材を延長させて、記録媒体の外側となるようにより後端側に位置させることができ、これにより、記録媒体表面との干渉を避けることができる。
図2は本発明の一実施形態における磁気ディスク装置の要部の構成を概略的に示す平面図であり、図3は図2の磁気ディスク装置に装着された2つのHAAを示す(A)立面図、(B)平面図、(C)側面図、及び(D)底面図であり、図4はこの2つのHAAを示す分解斜視図であり、図5はこの2つのHAAを示す斜視図であり、図6はこの2つのHAAを反対方向から見た斜視図であり、図7は図2の磁気ディスク装置に装着された2つのHAA及びVCMコイル部を示す分解斜視図であり、図8はこの2つのHAA及びVCMコイル部を示す斜視図である。ただし、いずれの図においても、配線パターンは図示が省略されている。
図2において、20は軸21の回りを回転する約1インチ径の1枚の磁気ディスク、22は1枚の磁気ディスク20の両面にそれぞれ対向する2つの磁気ヘッドスライダを先端部に装着し、後端部に1つのVCMコイル部23を装着した2つのHAA、24は2つのHAAの支持アーム25を水平方向に回動させるためのベアリングハウジングを示している。
VCMは、コイル部23と図示しないヨーク部とから構成されており、ベアリングハウジング24の軸方向にスタックされた2つのHAA22をこの軸を中心にして磁気ディスク20の表面と平行に回動させ、これによってその先端部に取り付けられた磁気ヘッドスライダのシーク動作が行われる。
図3〜図8に示すように、各HAAは、剛性の非常に高い支持アーム30と、サスペンション31と、サスペンション31の先端部に装着された磁気ヘッドスライダ32と、荷重を発生するための板ばね33と、サスペンション31の後端部に固着されており、回転モーメントの釣り合いを取るためのウェイト部材34とから主として構成されている。
サスペンション31、磁気ヘッドスライダ32及びウェイト部材34は、1対の突起からなる荷重支持点42(図11)を支点として磁気ディスク表面と略垂直方向に揺動する天秤構造となっている。なお、サスペンション31は、板ばね33によって支持アーム30に連結されており、この板ばね33及び1対の突起を除いては支持アーム30にも他の部材にも連結されていない、いわゆる浮動状態となっている。
2つの支持アーム30は磁気ディスク表面と平行に(水平方向に)回動自在なベアリングハウジング35(24)に固定されている。より具体的には、2つの支持アーム30の取り付け孔にベアリングハウジング35が挿入され、このベアリングハウジング35のフランジ部35aとベアリングハウジング35と同軸の固定用スリーブ36とによって挟まれて締め付け固定されている。なお、2つの支持アーム30は、その間にベアリングハウジング35と同軸のスペーサ37が挿入されることによって、互いの所定の間隔が保たれている。
実際には、図7及び図8に示されているように、ベアリングハウジング35を従って、支持アーム30を回動駆動するためのアクチュエータであるVCMのコイル部38(23)がスペーサ37の後側に取り付けられている。
支持アーム30は非常に剛性の高い部材、例えば厚いステンレス鋼板で構成されており、図示されていないが、先端側方部30a及び30bの裏側には荷重支持点を構成する一対の突起が設けられている。支持アーム30の先端部30cの裏側には、サスペンション31の板ばね33が固着されている。
サスペンション31は、剛性が比較的高いロードビーム39と、このロードビーム39によって支持されており、弾性を有するフレクシャ40と、図示されていない配線部材とから構成されている。
ロードビーム39は、フレクシャ40より剛性の高い例えば厚さ約40〜60μmのステンレス鋼板(例えばSUS304TA)等の単一の金属板か、又はステンレス鋼板(例えばSUS304TA)等の金属板層、ポリイミド等の樹脂層及びステンレス鋼板(例えばSUS304TA)等の金属板層を積層した多層板部材で形成されており、その側縁は箱曲げ39aによって剛性が高められている。
ロードビーム39は、本実施形態では、ベアリングハウジング35の後側まで延びて形成されている。このロードビーム39の途中には、このロードビーム39を従ってサスペンション31を支持アーム30に連結する板ばね33が、このロードビーム39と一体的に形成されている。より具体的には、板ばね33は、ロードビーム39と同じ板部材を切り抜いて、又は、ロードビーム39に別部材を溶接することによって形成されている。
板ばね33はロードビーム39の後端部において前述の突起42によって曲げられ、ロードビームの前方へ向かってロードビーム面から離れていく立体的な曲げ形状に突起42によって変形させられている。
フレクシャ40は、弾性を有する1枚の例えば厚さ約20〜30μmのステンレス鋼板(例えばSUS304TA)等の金属板で形成されている。フレクシャ40の先端部には軟らかい舌部が形成されており、この舌部で磁気ヘッドスライダ32を柔軟に支えて浮上姿勢を安定させている。本実施形態では、このフレクシャ40は、配線部材の外部接続パッドを形成又は接着する後方のテール部40aを除いてそのほぼ全体にわたってロードビーム39に固着されている。
フレクシャ40には、図示されていないが、配線部材として、薄膜磁気ヘッド素子用のトレース導体及び接続パッド等が形成されている。このトレース導体及び接続パッド等は、フレクシャ40の表面に直接積層しても良いし、樹脂層上にトレース導体を積層して形成したフレキシブルプリント回路(FPC)をフレクシャ40の表面に接着しても良い。
磁気ヘッドスライダ32には、本実施形態では書込みヘッド素子及びMR読出しヘッド素子による1つの薄膜磁気ヘッド素子が形成されている。
ウェイト部材34は、磁気ヘッドスライダ32を含むサスペンション31の重心が荷重支持点に一致するようにその位置、形状及び重量が決定されており、サスペンション31のロードビーム39の後端部に一体的に固着されている。
本実施形態で最も重要なポイントは、ウェイト部材34が、ベアリングハウジング35をその全周に渡って取り囲むように形成されている点である。これにより、ベアリングハウジング35を中心にウェイト部材34が配置されることとなるので、シーク動作時の慣性モーメントの増加を防止することができる。また、天秤構造のサスペンションのロードビームの後端側を長く延ばして釣り合いを確保する必要がないので、ロードビームの後端とベアリングハウジングとが干渉するような不都合がなくなる。さらに、ロードビームの後端側の長さを自由に設定可能であるため、モーメントの釣り合いを容易に取ることが可能となる。もちろん、高い耐衝撃性を得ることができる。加えて、ロードビーム39の後端部の重量を低減できることからウェイト部材34を延長させて、磁気ディスクの外側となるようにより後端側に位置させることができ、これにより、磁気ディスク表面とHAAとの干渉を避けることができる。
本実施形態において次に重要なポイントは、ウェイト部材34が、例えば成型用樹脂の一種である液晶ポリマーやポリフェニレンサルファイド等の樹脂をモールドしてロードビーム39に一体化されている点である。ウェイト部材34をモールド樹脂で形成することにより、形状の自由度が高く所望の形状を作成することができ、重量を増大させることなく厚みを増すことができるので、耐衝撃性が向上する。即ち、樹脂を採用することにより、金属を用いた場合よりもヤング率は低下するが質量を低減できるため、その分、厚みを増大させることができ、ヤング率対比重に優れる材料(比重が小さい割にヤング率の大きい材料)を使用することのできる結果、曲げ剛性を金属の場合より高めることが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、荷重支持点を支点として、それより先端側のサスペンション31及び磁気ヘッドスライダ32と後端側のサスペンション31及びウェイト部材34とが釣り合う形の天秤構造となっているため、各HAA毎にVCMで釣り合いを取る必要がない。従って、複数のHAAを重畳して1つのVCMでこれらを駆動する構成を簡単に提供することができる。
また、図9に示されているように、本実施形態では、ウェイト部材34が、ベアリングハウジング35のみならず、板ばね33と、荷重支持点を構成している支持アーム30の1対の突起が当接するロードビーム39の荷重受け部41a及び41bと取り囲むようにこれらより先端側にも形成されている。
一般に、荷重支持点では荷重が集中するため、ロードビーム39の荷重を受け部41a及び41bが変形し歪が発生してエネルギが吸収されてしまうことから、所望の荷重が得られないおそれがある。しかしながら、本実施形態のようにウェイト部材34が荷重支持点を囲むように形成されることによってその部分の変形を最小限に抑えることができる。
この場合、ウェイト部材34の厚さは、均一ではなく、図10に示すように、荷重支持点の近傍では他の部分より厚く構成されていることが望ましい。即ち、荷重支持点の近傍から後端側に離れるにつれて薄くなるように構成されていることが望ましい。荷重支持点周辺では、変形を考慮して厚く形成しているが、ここから離れるに従って薄くなるようにしている。これは、端部においては剛性的にある程度弱くても変形に対する影響が少なく、逆にその重量を低減することで変形量を小さくすることができるため、及び慣性モーメントを小さくすることができるためである。このようなウェイト部材34の形状は、樹脂モールドによってウェイト部材34を形成することによって容易に実現することができるものである。金属板を用いても実現は可能であるが、製造の手間及び製造コストの面から現実的ではない。
図11は、本実施形態におけるHAAの概略的な構成を説明するための側面図である。
同図に示すように、本実施形態におけるHAAは、支持アーム30がベアリングハウジング35に固着されていることにより磁気ディスク43の表面と略垂直方向には固定された構造となっており、一方、ロードビーム39は板ばね33のみによって支持アーム30に連結されており、この支持アーム30に形成された1対の突起からなる荷重支持点42を支点として、これより先端側のロードビーム39及びウェイト34、フレクシャ40並びに磁気ヘッドスライダ32と、支点より後端側のロードビーム39及びウェイト34とが釣り合って磁気ディスク43の表面と略垂直方向に揺動するような天秤構造となっている。
支持アーム30のベアリングハウジング35への固着部と荷重支持点43との距離は、支持アーム30の厚さとサスペンション31及び磁気ヘッドスライダ32の重量とによって規定される。衝撃印加による支持アームの変形を抑える必要があるため、サスペンション31及び磁気ヘッドスライダ32の重量が変化する場合には、この変形量が大きくならないように支持アームの厚さを設定する。通常、変形量は、その厚さの3乗に反比例する。前述の距離は、支持アーム30の厚さと、サスペンション31及び磁気ヘッドスライダ32の重量とから、変形量が大きくならないように定める。
なお、衝撃印加によるこの支持アーム30の変形量が、荷重支持点42と磁気ディスク43の表面との距離の10分の1以下となるようにすれば、衝撃印加時に天秤構造のサスペンションの動きへ悪影響を与えることが少ないことが経験上分かっている。
図12は天秤構造のHAAの動作を模式的に表している。同図において、mは荷重支持点より後端側(VCM側)の質量中心を示しており、mは荷重支持点より先端側(磁気ヘッドスライダ側)の質量中心を示している。
この時、固定部を除くこの系の重心が荷重支持点42と一致するように構成することにより、即ち、荷重支持点42の左右の回転モーメントm及びmが互いに等しくなるように構成することによって、天秤構造が成立して耐衝撃性を向上させることができるのである。この場合、外部から衝撃が印加されると、ロードビーム後端に対応するmにおいても変位が生じるが、本実施形態では、前述したように、ベアリングハウジング35の周囲にウェイト部材34が配置されているので、ロードビームを後端側に長く延ばして釣り合いを取る必要がない。その結果、ロードビームがベアリングハウジング35と干渉するおそれがなくなる。また、ロードビームの後端側の長さを自由に設定可能であるため、モーメントの釣り合いを容易に取ることが可能となる。さらに、ロードビームの後端部の重量を低減できることからウェイト部材34を延長させて、磁気ディスクの外側となるようにより後端側に位置させることができるので、磁気ディスク表面とロードビームの後端との干渉を避けることができる。
図13は、本発明の他の実施形態におけるウェイト部材の構成を概略的に説明する斜視図である。
同図に示されているように、本実施形態では、ウェイト部材34′が、ベアリングハウジングのみを取り囲むように構成されており、板ばね33と、荷重支持点42(図11)を構成している支持アーム30の1対の突起が当接するロードビーム39の荷重受け部41a及び41bより後端側のみに形成されている。荷重受け部41a及び41bにおけるロードビーム39の変形が問題とならない場合は、このように荷重支持点を囲むように形成しなくとも良い。
本実施形態のその他の構成、作用効果及び変更態様等は、図2の実施形態の場合と基本的にはほぼ同様である。
図14は、本発明のさらに他の実施形態におけるウェイト部材の構成を概略的に説明する斜視図である。
同図に示されているように、本実施形態では、ウェイト部材34″とロードビーム39′とが、U字形状となっており、ベアリングハウジングの後端側を除く周囲にのみ存在するように形成されている。ただし、ウェイト部材34″は、板ばね33と、荷重支持点を構成している支持アーム30の1対の突起が当接するロードビーム39′の荷重受け部41a′及び41b′より先端側にも形成されている。
即ち、本実施形態におけるウェイト部材34″及びロードビーム39′は、図2の実施形態で示したウェイト部材34とロードビーム39とのベアリングハウジング位置における後半分以降を切り取った形状となっている。このような形状によれば、サスペンションの全長を抑え、かつ後側の長さをある程度確保できるため、非常に高い耐衝撃性能を得ることができる。
本実施形態のその他の構成、作用効果及び変更態様等は、図2の実施形態の場合と基本的にはほぼ同様である。
上述した実施形態では、荷重支持点が支持アーム上に形成された1対の突起から構成されているが、サスペンションのロードビーム側の形成された1対の突起であっても良いし、1対の独立した点状の突起の代わりに1つの線状の突起を用いても良い。
また、上述した実施形態では、磁気ディスク装置内に1枚の磁気ディスクと2つのHAAとが設けられているが、複数枚の磁気ディスクと3つのHAAとを設けるように構成しても良い。この場合、3つ以上のHAAは共通のベアリングハウジングに取り付けられ、1つのVCMで水平方向に回動駆動されるであろう。
以上、薄膜磁気ヘッド素子を備えたHAA及び磁気ディスク装置を用いて本発明を説明したが、本発明は、このようなHAA及び磁気ディスク装置にのみ限定されるものではなく、薄膜磁気ヘッド素子以外の例えば光ヘッド素子等のヘッド素子を備えたHAA及びディスク装置にも適用可能であることは明らかである。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
本願発明者等によって提案されているHAAの概略的な構成を説明するための側面図である。 本発明の一実施形態における磁気ディスク装置の要部の構成を概略的に示す平面図である。 図2の磁気ディスク装置に装着された2つのHAAを示す(A)立面図、(B)平面図、(C)側面図、及び(D)底面図である。 図3の2つのHAAを示す分解斜視図である。 図3の2つのHAAを示す斜視図である。 図3の2つのHAAを反対方向から見た斜視図である。 図2の磁気ディスク装置に装着された2つのHAA及びVCMコイル部を示す分解斜視図である。 図7の2つのHAA及びVCMコイル部を示す斜視図である。 図2の実施形態におけるウェイト部材の構成を概略的に説明する斜視図である。 図2の実施形態におけるウェイト部材の厚さ構成を説明する側面図である。 図2の実施形態におけるHAAの概略的な構成を説明するための側面図である。 図11に示すHAAの天秤構造の動作を模式的に表す図である。 本発明の他の実施形態におけるウェイト部材の構成を概略的に説明する斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態におけるウェイト部材の構成を概略的に説明する斜視図である。
符号の説明
10、30 支持アーム
11、39、39′ ロードビーム
12、42 荷重支持点
13 支持ばね
14、32 磁気ヘッドスライダ
15、40 フレクシャ
16、20、43 磁気ディスク
21 軸
22 HAA
23、38 VCMコイル部
24、35 ベアリングハウジング
30a、30b 先端側方部
30c 先端部
31 サスペンション
33 板ばね
34、34′、34″ ウェイト部材
35a フランジ部
36 固定用スリーブ
37 スペーサ
39a 箱曲げ
40a テール部
41a、41b、41a′、41b′ 荷重受け部

Claims (18)

  1. 剛性の高い支持アームと、該支持アームとの間で設定されている荷重支持点を支点として記録媒体表面と交差する方向に揺動可能な天秤構造をなしており、少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダを先端部で支持するためのサスペンションと、前記ヘッドスライダを前記記録媒体表面の方向へ前記荷重支持点を介して押圧するための荷重を発生する荷重発生手段と、前記支持アーム及び前記サスペンションを前記記録媒体表面と平行な方向に回動可能に支承する水平回動軸受手段と、前記サスペンションの後端部に連結されており、前記ヘッドスライダを含む前記サスペンションの重心を前記荷重支持点に一致させるためのウェイト手段とを備えており、該ウェイト手段が前記水平回動軸受手段の周囲の少なくとも半周に渡って形成されていることを特徴とするヘッド支持機構。
  2. 前記ウェイト手段が、前記水平回動軸受手段を全周に渡って取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド支持機構。
  3. 前記ウェイト手段が、前記水平回動軸受手段の後端側を除く周囲に存在するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド支持機構。
  4. 前記ウェイト手段が、前記荷重支持点より先端側にも形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  5. 前記ウェイト手段が、前記荷重支持点の近傍では他の部分より厚く構成されていることを特徴とする請求項4に記載のヘッド支持機構。
  6. 前記ウェイト手段が、前記荷重支持点の近傍から後端側に離れるにつれて薄くなるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のヘッド支持機構。
  7. 前記ウェイト手段が、前記荷重支持点より後端側のみに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッド支持機構。
  8. 前記ウェイト手段が、モールドされた樹脂によって構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  9. 前記荷重支持点が、前記支持アームに設けられた突起部であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  10. 前記荷重支持点が、前記サスペンションに設けられた突起部であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  11. 前記支持アームが、前記水平回動軸受手段に固着されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  12. 前記荷重発生手段が、前記サスペンションと前記支持アームとに連結された板ばねからなることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  13. 前記サスペンションが、剛性の高いロードビームと、該ロードビームに固着されており、先端部に搭載する前記ヘッドスライダの浮上姿勢を制御するための弾性を有するフレクシャとを備えていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  14. 前記荷重発生手段が、前記ロードビームと一体的に形成されており、前記支持アームに連結された板ばねからなることを特徴とする請求項13に記載のヘッド支持機構。
  15. 前記水平回動軸受手段に固着されており、前記支持アーム及び前記サスペンションを前記記録媒体表面と平行な方向に回動させるためのアクチュエータ手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のヘッド支持機構。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載のヘッド支持機構と、該ヘッド支持機構の前記サスペンション上に装着された少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダとを備えたことを特徴とするヘッドアームアセンブリ。
  17. 少なくとも1つの記録媒体と、少なくとも1つの請求項16に記載のヘッドアームアセンブリとを備えたことを特徴とするディスク装置。
  18. 複数の記録媒体と、前記水平回動軸受手段が共通の複数の前記ヘッドアームアセンブリと、該共通の水平回動軸受手段に固着されており、前記複数のヘッドアームアセンブリを前記記録媒体表面と平行な方向に回動させるための単一のアクチュエータ手段とを備えたことを特徴とする請求項17に記載のディスク装置。
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