JP3922510B2 - 自動取引システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動取引装置および自動取引方法にかかり、特に金融機関を跨ぐ口座間の振り込みを実現するできる自動取引装置および自動取引方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−83848号公報には、顧客操作端末と第1の金融機関のホストコンピュータを接続し、かつ第1の金融機関のホストコンピュータと第2の金融機関のホストコンピュータを接続し、顧客操作端末における顧客の入力操作に従って、第1の金融機関もしくは第2の金融機関の口座に自動振込を行う自動取引装置が示されている。このような顧客操作端末による振り込み取引は金融機関にとっては窓口業務を合理化できるとともに、顧客にとっては利便性が向上する。
【0003】
一方、昨今の金融自由化の進展に伴い、金融機関以外の法人が顧客操作端末を保有し、コンビニエンスストアなど集客率の高い場所に設置するとともに、複数の金融機関と業務提携し、前記顧客操作端末と各金融機関のホストコンピュータを接続することによって、金融サービスを提供できるようになった。このような金融機関以外の法人との業務提携は、金融機関にとっては顧客サービスを低下させることなく店舗統廃合などの合理化を推進でき、また、顧客にとってはコンビニエンスストアなど便利な場所で顧客操作端末を利用することができる。このため、今後このような営業形態は普及していくと考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
顧客操作端末を利用して第1の金融機関から第2の金融機関振り込み振り込み取引を実行する場合、顧客は自身が口座を有する第1の金融機関(自金融機関)に対して適用される振り込み手数料よりも割高に設定された第2の金融機関(他金融機関)に対する振り込み手数料を支払うことが必要である。
【0005】
一方、金融機関以外の法人が顧客操作端末を保有して、金融サービスを提供する業務を行う場合には、より多くの金融機関との業務提携を推進するとともに、顧客の利用を促進して手数料収入の拡大を図る必要がある。そのためには、支払取引や預入取引などの通常の金融機関行うサービス以外に独自サービスを提供することが必要である。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、複数の金融機関と顧客操作端末を相互に接続して取引コストを低減するとともに、独自サービスを提供して顧客の利便性を高めた自動取引装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を採用した。
【0008】
第1金融機関に口座を有する振込依頼人の要求に応じて、第2金融機関の振込受取人の口座へ振り込む自動取引システムであって、前記振込依頼人によって挿入されたカードから前記第1金融機関を読み取る手段と、前記振込依頼人から前記第2金融機関及び振込金額の入力を受ける手段と、入力された振込金額に所定の手数料を加えた和の金額を算出する手段と、複数の金融機関毎の管理用口座を記憶部に記憶し、該記憶部から前記第2金融機関の管理口座を検索する手段と、算出された前記和の金額を、前記第1金融機関の口座から支払う支払取引を実行する手段と、支払われた前記和の金額を、検索された前記第2金融機関の管理口座へ預け入れる預入取引を実行する手段と、前記管理口座に預入取引された金額のうち少なくとも前記振込金額を、入力された前記振込受取人の口座へ振り込む振込取引を実行する手段と、入力された情報が正しいことおよび指定した金額が引き落とし可能であることをチェックするための顧客情報を格納した顧客情報ファイルおよび元帳ファイルとを備え、振り込み取引を実行する手段は、前記管理用口座の口座情報を格納した口座情報ファイルを備えた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図1ないし図9を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる自動取引装置を示す図である。図において、11は顧客操作端末、12はLAN、13はルータであり、顧客操作端末本体11はLAN12およびルータ13を介してデジタル回路網40に接続する。20は顧客が口座を有する第1の金融機関、21はルータ、22はLAN、23はゲートウエイサーバ、24はホストコンピュータである。第1の金融機関のホストコンピュータ24はゲートウエイサーバ23,LAN22およびルータ21を介してデジタル回路網40に接続する。30は第2の金融機関、31はルータ、32はLAN、33はゲートウエイサーバ、34はホストコンピュータである。第2の金融機関のホストコンピュータ34はゲートウエイサーバ33,LAN32およびルータ31を介してデジタル回路網40に接続する。
【0010】
図2は、顧客操作端末11の外観図である。図において111は顧客が挿入した取引カードを読み書きするカード読み書き部、112は表示部とタッチパネル等の入力部からなる操作表示板である。
【0011】
図3は、顧客操作端末1の記憶装置に記憶した口座管理テーブルの例を示す図である。図に示すように口座管理テーブルには、第2の金融機関のそれぞれに開設した振り込み管理用の口座情報に基づき、金融機関番号、支店番号、科目、口座番号、暗証番号および振り込み手数料を登録する。
【0012】
図4は本実施形態にかかる自動取引装置における振り込み取引処理フローを説明する図である。図5は振り込み取引処理フローの詳細を説明する図である。図6ないし図9はホストコンピュータと顧客操作端末間で送受信する電文のフォーマットの例を示す図であり、図6は、振り込み照会電文フォーマット、図7は支払い取引電文フォーマット、図8は預入取引電文フォーマット、図9は振り込み実行取引電文フォーマットの例をそれぞれ示す。
【0013】
以下、図4に示す操作フローにしたがって振込取引処理を説明する。なお、○付き数字は操作番号を示す。
【0014】
まず、操作1において、顧客操作端末の表示部に取引選択画面を表示をする。この取引選択画面には入金や支払や振込などの取引選択キーが表示されている。顧客は操作表示板のタッチパネル等からなる入力部のキーを押下する。ここでは顧客が振込キーを押下して振り込み処理を行う例について説明する。(その他の取引キーを押下した場合については説明を省略する。)
操作2において、振込方法選択画面を表示して、取引カードを使用した口座引き落しによる振込か、現金をによる振込かの選択を待つ。ここではカードキーを押下して取引カードを使用した口座引き落しによる振込を選択する。(現金キーを押下した場合については説明を省略する。)
操作3において、顧客操作端末は取引カードを使用した口座引き落しでの振込と認識し、カード挿入画面を表示して取引カードの挿入を待つ。取引カードには金融機関番号A、支店番号C、口座科目「普通」および口座番号Dがそれぞれ登録されている。
【0015】
操作4において、暗証番号入力画面を表示して暗証番号の入力を待つ。このとき操作表示板には数字キーを表示し、顧客はこの数字キーを押下することにより4桁の暗証番号を入力する。ここでは暗証番号Eを入力する。
【0016】
操作5において、振込選択画面を表示して、振込先をキー入力で選択するか、振込カードを使用して指定するかの選択を待つ。ここでは振込先をキー入力で選択するための指定キーを押下する。(振込カード使用するための指定キーを押下した場合については説明を省略する。)
操作6において、キー入力による振込先指定と認識し、金融機関名選択画面を表示して金融機関名の選択を待つ。この画面には振込可能なすべての金融機関名称をキーとして表示する。ここでは金融機関Bが選択されたものとする。(その他の金融機関名が選択された場合については説明を省略する。)
操作7において、支店名選択画面を表示して金融機関Bの支店名の選択を待つ。この画面には金融機関Bのすべての支店名称がキーとして表示されている。ここでは支店Fが選択されたものとする。(その他の支店名が選択された場合については説明を省略する。)
操作8において、口座科目選択画面を表示して、振込先口座の預金科目が普通か、当座か、貯蓄かの選択を待つ。ここでは普通キーが押下されたものとする。(当座キー、および貯蓄キーが押下された場合については説明を省略する。)
操作9において、口座番号入力画面を表示して振込先口座番号の入力を待つ。この画面には数字キーを表示し、この数字キーを押下することによって7桁の口座番号を入力する。ここでは口座番号Gを入力する。
【0017】
操作10において、振込金額入力画面を表示して振込金額の入力を待つ。この画面には数字、万、千、円キーが表示されており、これらのキーを押下することによって振込金額を入力できる。ここでは振込金額Hを入力する。
【0018】
操作11において、振込金額確認画面を表示して確認キーの押下を待つ。
【0019】
操作12において自動取引装置は金融機関Aのホストコンピュータと交信して振り込み照会を行う。
【0020】
図5は自動取引装置の処理フローを説明する図である。なお、○付き数字はステップ番号を示す。以下、図5のステップ1ないしステップ7を参照して操作12(振り込み照会)の詳細を説明する。
【0021】
まず、ステップ1において、顧客操作端末は読み込んだ取引カードの金融機関番号から交信相手として金融機関Aのホストコンピュータを選択する。また、この時点までに行われた操作入力等に基づいて、暗証番号E、振込先金融機関名B、振込先支店名F、振込先科目名「普通」、振込先口座番号G、振込金額Hを、また、読み込んだ取引カードのカードデータに基づいて金融機関Aの支店番号C、科目名「普通」、口座番号Dを取得し、これらのデータを編集して、図6に示す振り込み照会電文を生成し、金融機関Aのホストコンピュータに送信する。
【0022】
ステップ2において、金融機関Aのホストコンピュータは前記電文中のカードデータ内の支店番号、科目、および口座番号などの口座情報に基づいて、ホストコンピュータ内の元帳ファイルを検索し、入力された暗証番号Eが正しいこと、指定した振込金額Hの引き落しが可能であることなどをチェックする。ここではチェック結果が正しいとする。(チェック結果が不正の場合については説明を省略する。)
ステップ3において、金融機関Aのホストコンピュータはカードデータ内の口座情報に基づいて、ホストコンピュータ内の顧客情報ファイルを検索し、顧客の名義Iと電話番号Jを抽出する。
【0023】
ステップ4において、金融機関Aのホストコンピュータは振込情報に基づいて、振込先金融機関名から振込先が金融機関Bであることを判断するとともに、振込先支店名は支店F、振込先科目「普通」、および振込先口座番号Gとして振込先照会要求電文を編集し、金融機関Bのホストコンピュータと交信して振込先照会取引を実行する。
【0024】
ステップ5において、振込先照会要求電文を受けると、金融機関Bのホストコンピュータは前記電文中の振込情報に基づき、ホストコンピュータ内の顧客情報ファイルを検索し、該当する口座が開設されていることをチェックし、チェック結果が正であれば顧客の名義Kを抽出し、振込先照会取引の結果は成立と判断する。(チェック結果が不正の場合については説明を省略する。)
ステップ6において、金融機関Bのホストコンピュータは、名義Kなどの情報に基づき、振込先照会回答電文を編集し、振込先照会取引の結果は成立である情報を付加して金融機関Aのホストコンピュータに返す。
【0025】
ステップ7において、振込先照会回答電文を受けると、金融機関Aのホストコンピュータは名義I、および電話番号Jをそれぞれ依頼人名、依頼人電話番号とし、前記電文中の名義Kを受取人名とし、他金融機関宛振込手数料を算出し振込手数料Lとして振込照会回答電文を編集し、振込照会取引の結果は成立である情報を付加して顧客操作端末11に返す。
【0026】
次に、図4の操作13に戻る。操作13において、顧客操作端末は入力された振込情報や、前記電文中の振込情報に基づき、振込内容確認画面を表示して、確認キーの押下を待つ。この画面には、振込先金融機関名B、振込先支店名F、振込先科目「普通」、振込先口座番号G、受取人名義K、依頼人名義はI、依頼人電話番号J、および振込金額Hを表示する。
【0027】
ここで、顧客操作端末は金融機関Aのホストコンピュータから受け取った振込照会回答電文中の振込手数料Lは廃棄する。また、図3に示す自動取引装置内の口座情報テーブルの振込手数料を検索し、振込手数料Mとして表示する。この振込手数料Mは金融機関Aの他行宛振込時の振込手数料Lに比して安価に設定しておく。
【0028】
前記操作13において確認キーを押下すると、操作14において、顧客操作端末は金融機関Aのホストコンピュータとの交信して、支払い取引、預入取引および振り込み実行取引を行う。
【0029】
以下、図5のステップ8ないしステップ17を参照して操作14(支払い取引、預入取引および振り込み実行取引)の詳細を説明する。
【0030】
まず、ステップ8において、顧客操作端末は読み込んだ取引カードの金融機関番号から交信相手として金融機関Aのホストコンピュータを選択する。また、この時点までに入力された振込情報などに基づいて、暗証番号E、振込金額Hに振込手数料Mを加算した支払金額を取得し、また、カードデータに基づいて支店番号C、科目「普通」、および口座番号Dを取得し、図7に示す支払要求電文を生成し、金融機関Aのホストコンピュータに送信する。
【0031】
ステップ9において、金融機関Aのホストコンピュータは前記電文中のカードデータの支店番号、科目、および口座番号などの口座情報に基づいて、ホストコンピュータ内の元帳ファイルを検索し、入力された暗証番号Eが正しいこと、指定された振込金額Hに振込手数料Mを加算した金額の支払が可能であることなどをチェックする。ここではチェック結果が正しいとする。(チェック結果が不正の場合については説明を省略する。)チェック結果が正であれば顧客の口座、すなわち口座番号Dの口座から振込金額Hと振込手数料Mを加算した金額の支払を実行するとともに、支払取引の結果は成立と判断する。
【0032】
ステップ10において、金融機関Aのホストコンピュータは支払回答電文を編集し、支払取引の結果は成立である情報を付加して顧客操作端末に返す。この支払取引により、金融機関Aの顧客の口座から振込金額Hと振込手数料Mを加算した金額が支払われたことになる。
【0033】
ステップ11において、顧客操作端末は振込情報に基づいて、振込先金融機関名が金融機関Bであることから交信先として金融機関Bのホストコンピュータを指定する。また、図3に示す顧客操作端末内の口座情報テーブルの金融機関Bに対応する金融機関番号を検索し、金融機関Bに顧客操作端末を運用する運用管理者が開設した管理用口座の口座情報、すなわち支店番号N、口座科目「普通」、口座番号O、および暗証番号Pを抽出する。
【0034】
ステップ12において、預入金額として振込金額Hに振込手数料Mを加算した金額を指定し、また、支店番号N、口座科目「普通」、口座番号Oを指定し、図8に示す預入要求電文を編集し、金融機関Bのホストコンピュータに送信する。
【0035】
ステップ13において、金融機関Bのホストコンピュータは前記電文中のカードデータの支店番号、科目、および口座番号などの口座情報に基づいて、ホストコンピュータ内の元帳ファイルを検索し、該当する口座が開設されていることをチェックする。ここではチェック結果が正とする。(チェック結果が不正の場合については説明を省略する。)チェック結果が正であれば前記管理用口座、すなわち口座番号Oの管理用口座に振込金額Hと振込手数料Mを加算した金額の預入を実行するとともに、預入取引の結果は成立と判断する。
【0036】
ステップ14において、金融機関Bのホストコンピュータは預入回答電文を編集し、預入取引の結果は成立である情報を付加して顧客操作端末に返す。この預入取引により、金融機関Aの顧客の口座から支払われた振込金額Hと振込手数料Mを加算した金額を金融機関Bの管理用口座に預け入たことになる。
【0037】
ステップ15において、顧客操作端末は管理口座の口座情報、およびこの時点までに行われた入力された振込情報などに基づき、暗証番号P、振込先金融機関名B、振込先支店名F、振込先科目「普通」、振込先口座番号G、受取人名義K、依頼人名義I、依頼人電話番号J、振込金額H、および管理口座の支店番号N、科目「普通」、口座番号Oを設定して、図9に示す振込実行要求電文を編集し、金融機関Bのホストコンピュータに送信する。
【0038】
ステップ16において、金融機関Bのホストコンピュータは自金融機関宛の振込手数料Qを算出する。次に前記電文中のカードデータの支店番号、科目、および口座番号などの口座情報に基づいて、ホストコンピュータ内の元帳ファイルを検索し、入力された暗証番号Pが正しいこと、指定された振込金額Hに振込手数料Qを加算した金額の引き落しが可能であることなどをチェックする。ここではチェック結果が正とする。(チェック結果が不正の場合については説明を省略する。)チェック結果が正であれば管理口座から振込金額Hと振込手数料Qを加算した金額の引き落しを実行し、前記電文中の振込情報に基づき振込を実行するとともに、振込実行取引の結果は成立と判断する。ここで、振込手数料Qより振込手数料M(顧客操作端末を運用管理する管理者が設定した手数料であって、金融機関Aの他行宛振込時の振込手数料Lに比して安価に設定しておく)の方が高く設定されていると、顧客操作端末を運用管理する管理者はこの差額を手数料収入として得ることができる。
【0039】
ステップ17において、金融機関Bのホストコンピュータは振込取引実行回答電文を編集し、振込実行取引の結果は成立である情報を付加して顧客操作端末に返す。この振込実行取引により、金融機関Aにある顧客の口座から支払われた振込金額Hが、金融機関Bの管理口座を経由して金融機関Bの受取人の口座に振り込まれたことになる。
【0040】
次に、図4の操作15に戻る。操作15において、顧客操作端末は取引結果を明細票に印字し、印字した明細票および取引カードを排出する。顧客が明細票および取引カードを受け取ると取引は終了する。
【0041】
以上の説明では、第1の金融機関の振り込み依頼人の口座から支払い取引を実行したのち、支払い取引によって得た金員を第2の金融機関の振り込み管理用口座に預入する預入取引を実行した。しかし、第1の金融機関にさらに別の振り込み管理用口座を開設し、第1の金融機関の振り込み依頼人の口座から第1の金融機関の前記別の振り込み管理用口座に支払い取引を実行し、第2の金融機関の振り込み管理用口座から振り込み受取人の口座に振り込み取引を実行することもできる。すなわち、第1の金融機関に開設した振り込み依頼人の口座から第1の金融機関に開設した管理用口座に振り込む振り込み取引を実行し、前記第2の金融機関に開設した振り込み管理用口座から前記振り込み受取人の口座に前記第1の金融機関に開設した管理用口座に振り込まれた額に相当する金員を振り込む振り込み取引を実行することもできる。
【0042】
以上説明したように本実施形態によれば、金融機関以外の法人などが自動取引装置を保有した金融サービス提供の業務を行う場合において、自金融機関の振込依頼人の口座からの支払取引を実行するとともに、他金融機関のある管理用口座への預入取引を実行し、つづいて前記管理用口座から振込受取人の口座への振込取引を実行することにより、間接的に振込依頼人の口座から振込受取人の口座への振込取引を行うことが可能になる。この取引の利用手数料を他金融機関宛の振込手数料より安く設定することにより、金融機関とは異なった独自サービスを提供することができる。また、顧客の利便性が向上し、さらに手数料収入を拡大することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の金融機関と顧客操作端末を相互に接続したので、取引コストを低減するとともに独自サービスを提供して顧客の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる自動取引装置を示す図である。
【図2】顧客操作端末の外観図である。
【図3】口座管理テーブルの例を示す図である。
【図4】振り込み取引処理フローを説明する図である。
【図5】自動取引装置の処理フローを説明する図である。
【図6】振り込み照会電文のフォーマットの例を示す図である。
【図7】支払い要求電文のフォーマットの例を示す図である。
【図8】預入要求電文のフォーマットの例を示す図である。
【図9】振り込み実行要求電文のフォーマットの例を示す図である。
【符号の説明】
11 顧客操作端末
12,22 LAN
13,21,31 ルータ
23、33 ゲートウエイサーバ
20 第1の金融機関
24 ホストコンピュータ
30 第2の金融機関
40 デジタル回路網
111 カード読み書き部
112 操作表示板

Claims (2)

  1. 第1金融機関に口座を有する振込依頼人の要求に応じて、第2金融機関の振込受取人の口座へ振り込む自動取引システムであって、
    前記振込依頼人によって挿入されたカードから前記第1金融機関を読み取る手段と、
    前記振込依頼人から前記第2金融機関及び振込金額の入力を受ける手段と、
    入力された振込金額に所定の手数料を加えた和の金額を算出する手段と、
    複数の金融機関毎の管理用口座を記憶部に記憶し、該記憶部から前記第2金融機関の管理口座を検索する手段と、
    算出された前記和の金額を、前記第1金融機関の口座から支払う支払取引を実行する手段と、
    支払われた前記和の金額を、検索された前記第2金融機関の管理口座へ預け入れる預入取引を実行する手段と、
    前記管理口座に預入取引された金額のうち少なくとも前記振込金額を、入力された前記振込受取人の口座へ振り込む振込取引を実行する手段と、
    入力された情報が正しいことおよび指定した金額が引き落とし可能であることをチェックするための顧客情報を格納した顧客情報ファイルおよび元帳ファイルとを備え、
    振り込み取引を実行する手段は、前記管理用口座の口座情報を格納した口座情報ファイルを備えたことを特徴とする自動取引システム。
  2. 第1金融機関に口座を有する振込依頼人の要求に応じて、第2金融機関の振込受取人の口座へ振り込む自動取引システムであって、
    第1金融機関に開設した振り込み依頼人の口座から第1金融機関に開設した第1管理用口座へ振り込む手段と、
    前記第1管理用口座への振り込みがあったことに応じて、前記第1金融機関に開設した管理用口座に振り込まれた金額の少なくとも一部の金額を前記第2金融機関に開設した第2振込管理用口座から前記振込受取人の口座へ振り込む手段と、
    入力された情報が正しいことおよび指定した金額が引き落とし可能であることをチェックするための顧客情報を格納した顧客情報ファイルおよび元帳ファイルとを備え、
    管理用口座から振込受取人の口座へ振り込む手段は、前記管理用口座の口座情報を格納した口座情報ファイルを備えたことを特徴とする自動取引システム。
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