JP3922078B2 - 超音波流量計測装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波により気体や液体の流量や流速の計測を行う超音波流量計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の超音波流量計測装置としては、例えば特開平9−18591号公報や特開平11−351926号公報が知られており、図11は特開平9−18591号公報の例を示す。図11において、被計測流体を流す計測流路1の中心線を挟んで対向し、かつ中心線に対して所定角度を有する周面に一対の超音波送受信器2、3を設けると共に、計測流路1の流体流入口4に計測流路1と同一方向の向きに、平行に配列された複数の細管5から構成した整流体6を設けている。そして、流体の流れに対して順方向と逆方向に超音波を超音波送受信器2、3間で送受信して、両方向の伝搬時間差から流速を計測し、配管の断面積より流量を算出している。このとき、計測流路1に入る流れは整流体6を構成する細管5によりその流れ方向を計測流路1と同一方向に規制して、計測部での流線の傾きを低減したり、渦の発生を抑制して流れの乱れの境界面での超音波の反射や屈曲による超音波の受信レベルの変動を低減して測定精度の悪化を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、図12に示すように実際計測に使用する場合、計測装置の流体の配管上での設置状態においては流量計測装置を小型化するために必要な短い間隔での流路の屈曲や細管化、計測部分の上流側に設ける流体導入路21の開閉弁23部の流路の屈曲、局部的な断面積の変化などがあり、これらの部位で偏流が発生しやすくなる。特に計測部分が共通で、上記した計測部以外の配管状態が個々の必要実態に応じて設計される場合、上記した計測流路に設置した整流体のみでは各配管部位で起こる複雑な偏流に対して十分な整流効果を発揮することが困難になってくる。
【0004】
すなわち導入路の開閉弁部の構成や、配管の屈曲が大きく違う場合は偏流も大きく変わり、計測流路に偏流や過流が発生し、この偏流や渦流の発生、発生位置の変動、消滅等で流量計測の精度が狂うという課題を有していた。特に導入路内の設計変更などにより、流れの状態が変わり流量計測の精度を狂わす恐れがあった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、導入路内の流路の仕様がまちまちで計測流路の入口に至る流れの状態が大きく違うことによる流量計測精度の不安定化の防止を行い、更に計測流路入口に入る前に流れの整流作用又は流れ方向の規制と整流作用を行って、計測流路を流れる流体の流量分布の改善を行うことで、導入路等の配管形状に関係なく高計測精度化を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、開閉弁を有する導入路と、曲げ部と計測流路とを有する計測路と、前記計測流路の対向壁面に設けた少なくとも一対の超音波送受信器と、前記導入路の開閉弁下流側流路と前記計測路の入口部とを接合する継ぎ手管と、前記継ぎ手管の流体通過部に設けた流体制御手段と、前記超音波送受信器間の超音波の伝搬時間を計測する計測制御手段と、前記計測制御手段からの信号に基づいて流量を算出する演算手段と、前記計測流路の前記開閉弁下流側流路に対向する壁面に設けられた窪みとを設けたものである。
【0007】
これによって、流体の流れが開閉弁を通過する時に開閉弁部で曲げられ、開閉弁下流側の流路の対向壁面に衝突することやその他上記したような理由で生じる偏流が継ぎ手管の整流機構で緩和され、計側流路入口での流速分布の変動が改善される事になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、開閉弁を有する導入路と、曲げ部と計測流路とを有する計測路と、前記計測流路の対向壁面に設けた少なくとも一対の超音波送受信器と、前記導入路の開閉弁下流側流路と前記計測路の入口部とを接合する継ぎ手管と、前記継ぎ手管の流体通過部に設けた流体制御手段と、前記超音波送受信器間の超音波の伝搬時間を計測する計測制御手段と、前記計測制御手段からの信号に基づいて流量を算出する演算手段と、前記計測流路の前記開閉弁下流側流路に対向する壁面に設けられた窪みとを備える事により、導入路部分で生じた偏流に対し、流れの整流作用を高め、偏流が整抑制、緩和され、正確な流路測定が可能となる。
【0009】
また、流体制御手段が多孔性を有することで、流体が多孔部を流れることにより流体制御手段上流側で偏流を持っていた流れが整流される。
【0010】
また、流体制御手段が複数の多孔を有する板状部材よりなり、流れが一度板状部材でせき止められてから多孔内を流れるため、流れの分布が均一化され導入路部分で発生した偏流が抑制される。
【0011】
また、流体制御手段が網目状をなしており、導入路からの流れがこの流体制御手段により、細分均一化され、導入路部分で発生した偏流が抑制される。
【0012】
また、流体制御部材が複数の筒状の格子よりなり、この格子により継ぎ手流路内で流れる流れに対して横方向の偏流が抑制される。
【0013】
また、継ぎ手管管路内の流路通過部の一部を遮蔽するように覆う流体制御手段が配設されるため、導入部からの流れが、一旦流体制御部回りに迂回して進むため、導入路の形状に関係なく所定の流れが計測部に流れ、安定した流量測定が可能となる。
【0014】
また、継ぎ手管の流体通過部に流れの方向に対して複数の邪魔板を有し、導入路からの流れに偏流があってもこの邪魔板による流れの抑止作用で偏流抑制になる。
【0015】
また、継ぎ手管内部の流体通過部分の空間が流路の方向に複数の仕切板により仕切られ継ぎ手管内での流体の流れが規制・抑制されるため、偏流などが起こりにくくなる。
【0016】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明をする。
【0017】
(実施例1)
図1、2は、本発明の実施例1における超音波流量計測装置の断面図及び上面一部断面図を示すものである。
【0018】
図1に於いて、21は被計測流体の導入路であり、流入口22、電磁式またはステッピングモーター式などの開閉弁23、開閉弁下流側流路24で構成されている。開閉弁下流側流路24は開閉弁23の弁座開口部26より下流側であり、矩形の断面形状を有する。
【0019】
開閉弁23の開閉中心線と開閉弁下流側流路24の中心軸とはほぼ90度の角度を持っている。また、開閉弁23の駆動部27の取り付け外形寸法を小さくするために弁座開口部26が段差28で開閉弁下流側流路24に入りこみ、弁座開口部26と、弁座開口部26に対向する位置にある壁面29との間が狭くなり、この部分の流路断面積を小さくしている。
【0020】
計測路30は曲げ部31、計測流路入口4、計測流路入口4に設けた整流手段32、計測流路1、排出曲げ部33よりなる。曲げ部31は、導入路21の開閉弁下流側流路24と接続しており、断面が矩形で、開閉弁下流側流路24に対向する壁面には窪み34が設けてある。計測流路1は導入路21の開閉弁下流側流路24の中心軸とほぼ直角をなしている。
【0021】
整流手段32は流れの乱れに応じて所望の方向に傾斜させた仕切り板で構成した流れ方向規制手段7と、微細通路を有するメッシュなどで構成した変動抑止手段8とで構成されている。
【0022】
計測流路1は矩形断面を持っており、図2に示す様に導入路21の方向と直角方向にある壁面には流路を挟んで一対の超音波送受信器2、3が流路の上流側と下流側で斜めに対向して装着されている。35は流体の整流状態を現し、流路内の流速分布が矢印の長さに比例した状態で現される。36は排出路であり、排出曲げ部33に接続している。排出路36の流出口37から被測定流体は流れ出す。また導入路21の開閉弁下流側流路24と計測路30と排出路36はコの字型をしている。
【0023】
38は計測制御手段であり超音波送受信器2、3間で交互に超音波を送受信させて流体の流れに対して順方向と逆方向の超音波の伝搬時間の差を一定間隔を置いて計り、伝搬時間差信号として出力する働きを持つ。また39は演算手段で前記計測制御手段38からの伝搬時間差信号を受けて被計測流体の流速及び流量を算出するものである。更に40はリチウム電池などで構成される電源手段である。計測制御手段38、演算手段39、電源手段40の一部と開閉弁23の駆動部27はコの字型で構成される被計測流体の流路の内側の空間に装着されている。
【0024】
本発明の計測装置においては上記した導入路24と計測路1間は、継ぎ手管25を介して接続されている。この継ぎ手管25の内部には導入路で発生する偏流を抑制するため、流体制御手段41が設けられている。
【0025】
本発明の実施例1における流体制御手段41は、多孔性を有する流体の透過性のある物質(例えばスポンジ状の物)を流体の抑制体を流体通路に充填した物である。
【0026】
以上のように構成された超音波流量計測装置について、以下その動作、作用を説明する。まず、計測を受ける流体は、導入路21の流入口22から図示しない外部配管を経由して流入する。さらに開放されている開閉弁23から弁座開口部26を通り、開閉弁下流側流路24の対向壁29に突き当たり、方向を変え対向壁面29に沿って偏流を形成しながら流体制御手段25へ向かう。この偏流は弁座開口部26から壁面29間の距離が短く、流路断面積が狭いほど流速が早くなるので壁面に強く衝突し、強い強度のものとなる。
【0027】
偏流は継ぎ手管25に流れ込み、管内部の全面に拡散し、流体制御手段41により整流され偏流が抑制されて下流側の計測流路へ流れ込む。計測流路1の壁面に設けた一対の超音波送受信器の一方から送信した超音波は、被計測流体の流速の影響を受けて、流れと順方向に伝搬する時は早く、流れと逆方向に伝搬する時は遅く他方の送受信器で受信される。この超音波の送受信は計測制御手段38で制御されて一対の超音波送受信器2、3間で交互に行われ、電気信号に変換されて、計測制御手段38で流体の流れの順方向と逆方向における超音波の伝搬時間に変換される。伝搬時間差は流体の流速に比例するのでこれを演算手段39へ伝達する。演算手段39は計測制御手段38からの信号と、内部に記憶している計測流路の断面積と、機器固有の係数とを演算して被計測流体の流速または流量を演算する。
【0028】
以上のように本実施例においては、導入路21の開閉弁下流側流路24に計測路との間に継ぎ手管25を設けたことにより、開閉弁23の弁座開口部流路で発生した偏流を抑制できる作用が生じ計測流路1内の流体の流れを改善し、超音波計測装置の計測精度の向上をおこなうことができる。
【0029】
また、本実施例では、測定部上流側の設計変更が行われ導入路の形状が大きく変更され流体の流れの状態が変わり、偏流状態が変化しても計測部分にその流れが流入する前に継ぎ手管25部分の整流作用により偏流を抑制することができるので、測定性能に影響をおよぼすことなく計測装置の設計変更の自由度も大きくなる。
【0030】
(実施例2)
図3は、本発明の実施例2の超音波流量計測装置の継ぎ手管25の断面図を示すものである。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため省略する。図3において、42は図1の流体制御制御手段41としての一例である多孔を有する板状部材からなる流体制御手段である。図4は流体制御手段42を上部から見た図で板状部材の全面に孔43を設けてある。孔43の大きさと、設置密度は流路を流れる流量と、偏流の大きさにより実験的に決められる。
【0031】
以上の様に構成された超音波流量計測装置において、開閉弁23の弁座開口部26を通過して、対向壁29に衝突した被計測流体は壁面に沿って下流側へ流れ、板状部材である流体制御手段42に当たる。流体制御手段42に設けた孔43を流体が通過するとき通過抵抗により、過度の流量が流れる事を妨ぐので流体制御手段42の上流面に沿って偏流が拡散し、全面に設けた孔43を流れることで、流体制御手段42の下流側では弱い偏流となる。
【0032】
(実施例3)
本発明の実施例3の超音波流量計測装置について説明する。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため説明を省略する。図5は実施例2における図3の流体制御手段42に相当する流体制御部材44を上部から見た図でにおいて、44は図1の流体制御制御手段41としての一例である金網部材からなる流体制御手段であり、金網部材であるため全面に一定の孔を有する。孔の大きさと、設置密度は流路を流れる流量と、偏流の大きさにより実験的に決められる。
【0033】
以上の様に構成された超音波流量計測装置において、開閉弁23の弁座開口部26を通過して、対向壁29に衝突した被計測流体は壁面に沿って下流側へ流れ、流体制御手段44に当たる。流体制御手段44である金網の孔を流体が通過すると通過抵抗が発生し、過度の流量が流れる事を妨ぐので流体制御手段44の上流面に沿って偏流が拡散し、流体制御手段の全体の孔を流体が流れることとなり、流体制御手段44の下流側では弱い偏流となる。
【0034】
(実施例4)
図6は本発明の実施例4の超音波流量計測装置の流体制御手段の断面図を示すものである。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため省略する。図6において、45は図1の流体制御制御手段41としての一例であり、複数の筒状格子を継ぎ手管25流路内に収めた物である。図7は流体制御手段45を上部から見た図で断面が六角形をした孔46が流路全面に設けてある。
【0035】
以上の様に構成された超音波流量計測装置において、開閉弁23の弁座開口部26を通過して、対向壁31に衝突した被計測流体は壁面に沿って下流側へ流れ、流体制御手段45の部分で偏流が拡散し、流体制御手段45の全面に設けた孔46を流体が均等に流れることとなり、流体制御手段45の下流側では極めて微弱な偏流となる。又流体制御手段の筒は流体の流れを流路の向きに揃えるので、流れに横向きベクトルが無くなり、乱流、渦等流れの乱れの発生を防ぐ働きをする。次に流体制御手段45は図7に示すような筒状の格子が六角形を有するもの以外に、三角形、四角形、丸形などの形で、流れの方向に長さのある筒の集合体であれば筒状の格子に含まれる。
【0036】
(実施例5)
図8は本発明の実施例5の超音波流量計測装置の流体制御手段の断面図を示すものである。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため省略する。図8において、は流路の一部を遮断するように遮断板48が取り付けられており、導入路からの流れの一部はこの遮断板48にぶつかるため、遮断板48に沿って流れ、遮断板48周囲より下部に回り込んで流れるため、導入路内で偏流がおきても、遮断板48にぶつかることで偏流が拡散し、流れの偏流を無くすことができる。
【0037】
(実施例6)
図9は本発明の実施例6の超音波流量計測装置の流体制御手段の断面図を示すものである。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため省略する。図9において、継ぎ手管25内の流体通過部分には、管壁より所定の距離をおいて流れ方向に対して抵抗となる方向に複数の邪魔板49が設置されている。
【0038】
導入路からの流れがこの継ぎ手管25を通過するためにはこの邪魔板をかいくぐり通過しなければならず、流体通過の抵抗となり導入路で発生した偏流を押さえる効果がある。
【0039】
(実施例7)
図10は本発明の実施例7の超音波流量計測装置の流体制御手段の断面図を示すものである。超音波流量計測装置の他の部分は図1と同じであるため省略する。継ぎ手管25の流体通過部分には、流路方向に仕切り板50を設けてあり導入路からの流れがこの継ぎ手管25を通過するために流路管内の偏流が、それぞれの仕切板50で分散され、仕切板50に沿って流れることにより、流体制御手段45の下流側では極めて微弱な偏流となる。又流体制御手段の仕切は流体の流れを流路の向きに揃えるので、流れに横向きベクトルが無くなり、乱流、渦等流れの乱れの発生を防ぐ働きをする。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明の超音波流量計測装置によれば、流体制御手段の上流側の開閉弁の弁座開口部近辺で発生する強力な偏流の抑制、解消を行うことができ、計測流路に流れる流体を整流化することができるので、流体流路の設計変更や仕様の違いがあっても計測部分の計測性能に影響を与えることが無く、超音波流量計測装置の小型化と精度向上を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における超音波流量計測装置の断面図
【図2】同装置の一部破断上面図
【図3】本発明の実施例2における超音波流量計測装置の継ぎ手管を示す断面図
【図4】同装置の流体制御手段の継ぎ手管を示す平面図
【図5】本発明の実施例3における超音波流量計測装置の流体制御手段の継ぎ手管を示す平面図
【図6】本発明の実施例4における超音波流量計測装置の継ぎ手管を示す断面図
【図7】同装置の流体制御手段の平面図
【図8】本発明の実施例5における超音波流量計測装置の継ぎ手管を示す断面図
【図9】本発明の実施例6における超音波流量計測装置の継ぎ手管を示す断面図
【図10】本発明の実施例7における超音波流量計測装置の継ぎ手管を示す断面図
【図11】従来の超音波流量計測装置の整流部と計測流路の上面図
【図12】従来の他の超音波流量計測装置の流路の断面図
【符号の説明】
1 計測流路
2、3 一対の超音波送受信器
4 計測流路入口部
21 導入路
23 開閉弁
24 開閉弁下流側流路
25 継ぎ手管
38 計測制御手段
39 演算手段
41 流体制御手段
Claims (8)
- 開閉弁を有する導入路と、曲げ部と計測流路とを有する計測路と、前記計測流路の対向壁面に設けた少なくとも一対の超音波送受信器と、前記導入路の開閉弁下流側流路と前記計測路の入口部とを接合する継ぎ手管と、前記継ぎ手管の流体通過部に設けた流体制御手段と、前記超音波送受信器間の超音波の伝搬時間を計測する計測制御手段と、前記計測制御手段からの信号に基づいて流量を算出する演算手段と、前記計測流路の前記開閉弁下流側流路に対向する壁面に設けられた窪みとを備えてなる超音波流量計測装置。
- 流体制御手段は多孔性を有する請求項1記載の超音波流量計測装置。
- 流体制御手段は板状部材よりなる請求項2記載の超音波流量計測装置。
- 流体制御手段は網目構造の部材よりなる請求項2記載の超音波流量計測装置。
- 流体制御手段は複数の筒状の格子からなる請求項2記載の超音波流量計測装置。
- 継ぎ手管の流路通過部の一部を遮蔽するように覆う流体制御手段を有する請求項1記載の超音波流量計測装置。
- 継ぎ手管の管路内に流体の流れに抗する方向に複数の邪魔板を有する請求項1記載の超音波流量計測装置。
- 継ぎ手管の流体が通過する管路内が流体の流れ方向に複数の仕切板により仕切られている請求項1記載の超音波流量計測装置。
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