JP3916347B2 - ディスク移送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクを装置内外に移送するディスク移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、ディスクの周縁に圧接する駆動ローラをディスクの移送方向に略平行に複数配置すると共に、これら駆動ローラとの間でディスクを挟持すべく、断面がコ字状のガイド部材とからなるディスク移送装置を特願平10−361820号として提案している。
【0003】
かかるディスク移送装置において、複数の駆動ローラと同軸状に平歯車が設けられ、この平歯車同士は連結ギアによって連結されている。連結ギアの何れか一つを駆動することにより、駆動ローラはそれぞれ同一回転方向に回転駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来例においては、駆動ローラと平歯車が同軸状に配置されることにより、ディスク移送機構部の高さは少なくとも駆動ローラと平歯車が積層された高さを必要とするが、装置の小型化が要求される場合、このディスク移送機構部の高さをできるだけ小さくすることが求められる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるディスク移送装置は、記録媒体の周縁に当接して記録媒体を移送すべく、記録媒体の移送経路に沿って配置された複数の駆動プーリと、複数の駆動プーリに対向して配置され、複数の駆動プーリとの間で記録媒体の周縁を挟持するガイド部材と、複数の駆動プーリによって移送される記録媒体の移送平面と略同一平面内に配置され、複数の駆動プーリとそれぞれ当接することにより複数の駆動プーリを回転駆動する駆動部材とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施例を、図面を参照して説明する。
【0007】
《ディスクホルダ》
図1は6枚のディスクを収納可能なチェンジャー型ディスク再生装置1において、ディスクが収納されていない初期状態を示す要部平面図である。装置奥側には、12cmディスクの周縁を挟持するディスクホルダ11〜16が積層配置されている。このディスクホルダ11〜16によってディスクを挟持する範囲はディスクの周縁部のみであるため、ディスクホルダ11〜16との接触によってディスクに傷が付いた場合においても、ディスクに記録された情報に与える影響が最小限で済むよう構成されている。なお、図1においてはディスクホルダ11〜16のうち、最上部に位置する第6のディスクホルダ16のみが図示されている。
【0008】
ディスクホルダ11の水平方向における断面図である図23を参照してディスクホルダ11の構造を説明する。ディスクホルダ11は、樹脂によって成形された左右一対のプレート19、20と、このプレート19、20を連結する金属製の連結バー21とからなる。連結バー21は左右のプレート19、20を互いに連結する機能を有する。プレート19、20には断面コ字状のディスク保持部32が所定の角度範囲に亘ってそれぞれ形成され、このディスク保持部32によってディスクの周縁が保持される。
【0009】
プレート19、20にはそれぞれ孔17、18が形成され、その内部に係合ピン22が突出形成されている。この係合ピン22はディスクホルダ11〜16を図1における紙面と垂直方向に移動させるため、後述するスクリューシャフト30に形成されたカム溝33に嵌合するものである。ディスクホルダ11が熱膨張すると、それぞれのプレート19、20が孔17、18を結ぶ長手方向に伸びるが、この膨張を吸収するため、孔18がこの長手方向に若干大きく形成されることにより、楕円形状とされている。なお、他のディスクホルダ12〜16はディスクホルダ11と同一構成とされている。
【0010】
なお、ディスク再生装置1の奥行き方向である矢印F−G方向を小型化するためには、ディスクホルダ11〜16に保持されたディスクにおける矢印F方向の先端部とディスク再生装置1の奥行き末端部との間を極力短くすることが肝要である。ここで、本実施例においては、連結バー21によってプレート19、20を連結しており、その直径は1mm程度でその機能を十分果たすことが可能である。従って、装置の奥行き方向を極力小さくすることが可能となり、ディスク再生装置1の奥行き方向の小型化に寄与するものである。
【0011】
《スクリューシャフト》
図10〜12はスクリューシャフト30の側面図であり、図10は第1のディスクホルダ11が、図11は第4のディスクホルダ14が、図12は第6のディスクホルダ16が選択された状態をそれぞれ示す。円柱状のスクリューシャフト30の表面には、係合ピン22が挿入される1本のカム溝33が形成されている。スクリューシャフト30の下端部にはそれぞれ平歯車34が取り付けられ、モータ、減速ギア機構等からなる所要のスクリューシャフト駆動機構82が歯合することによって、スクリューシャフト30の回転方向や回転位置が制御される。なお、4個の平歯車34は、図示しない連結機構により互いに連結されることにより、同一方向に同一回転角度で回転駆動される。
【0012】
《ディスク駆動機構》
図1において、装置1のフロントパネル2に形成された開口部(図示せず)から挿入されたディスクを再生位置又はディスクホルダ11〜16まで移送するためのディスク移送手段として、図1における左側に複数の駆動ローラ等からなるディスク駆動機構40及び右側に当該ディスク駆動機構40との間でディスクを挟持するためのガイド部材50がそれぞれ配置されている。
【0013】
ディスク駆動機構40は、その周面にディスクの周縁を挟持すべく溝が形成され、ディスクの移送方向に沿って配置された4つの駆動ローラ41〜44を備える。駆動ローラ41は、軸36を中心に回動可能とされると共に反時計方向に付勢されたローラ支持板48上に軸支されている。ディスクが駆動ローラ41とガイド部材50との間に挿入されると、ローラ支持板48が付勢力に抗して時計方向に回転される。この回転位置および回転速度を検出すべく、ポテンショメータ49が設けられている。ポテンショメータ49の回転軸37にはギア(図示せず)が設けられ、ローラ支持板48に形成されたギア部35に歯合している。
【0014】
駆動ローラ42〜44は、それぞれ回転軸23〜25によって回動可能に支持され、時計方向に付勢されたローラアーム45〜47上に軸支されている。これら駆動ローラ42〜44を駆動するために、内側に歯が形成された第1のタイミングベルト26が用いられる。タイミングベルト26は以下の順に各部品に掛け渡されている。即ち、プーリ171、172、駆動ローラ44、ローラアーム47の回転軸25と同軸状に取り付けられたプーリ29、駆動ローラ43、ローラアーム46の回転軸24と同軸状に取り付けられたプーリ28、駆動ローラ42、ローラアーム45の回転軸23と同軸状に取り付けられたプーリ27、タイミングベルト26のテンションを一定とすべく、図1に示す点線との間で回動可能とされたテンションプーリ173、その回転軸がテンションプーリ173の回動軸とされたプーリ174、そして前述のプーリ171の順にタイミングベルト26が掛け渡されている。
【0015】
このタイミングベルト26は駆動ローラ42〜44によって駆動されるディスクの移送平面と同一平面上に位置している。図24は駆動ローラ42にディスク101が当接している状態における駆動ローラ42の断面図を示す。駆動ローラ42においてディスクに当接している部分の反対側において、タイミングベルト26の外周が駆動ローラ42に当接することにより、駆動ローラ42を回転駆動している。この構成により、駆動ローラ42におけるディスク101に当接する平面と異なる平面に駆動ローラ42を駆動するためのギア等を設ける必要がないため、ディスク駆動機構40の高さ方向が小型化できる。なお、ディスク101及びタイミングベルト26との摩擦力を向上させるため、駆動ローラ42〜44にはゴムリング59が設けられている。
【0016】
ディスクの周縁に圧接することによりディスクを移送する駆動ローラ42〜44はこの第1のタイミングベルト26によって駆動されるが、上述の駆動ローラ41およびタイミングベルト26を駆動すべく、内側に歯が形成された第2のタイミングベルト76が設けられている。
【0017】
第2のタイミングベルト76は、メインシャシ4上に配置され、モータ、減速ギア機構等からなるベルト駆動機構84によって回転駆動される駆動プーリ175によって正逆両方向に回転駆動される。駆動プーリ175に対してベルト76が所定の角度に亘って巻き付けられるために、駆動プーリ175を挟み込むようその両側にプーリ176、177が配置される。タイミングベルト76は、駆動プーリ175、プーリ177、178、179、180、ローラ支持板48の軸36と同軸状に取り付けられたプーリ181、プーリ174、182、183、176を経由して駆動プーリ175に戻る経路で各プーリに掛け渡されている。なお、プーリ174は同軸状に2個のプーリからなり、第1のタイミングベルト26と第2のタイミングベルト76がそれぞれ異なる平面内で掛け渡されている。
【0018】
一方、ガイド部材50は、ディスクの周縁部を挾持するようその断面がコ字状とされ、ディスクの移送方向に亘って伸びている。このディスク駆動機構40及びガイド部材50は後述する連結機構によって、図1における矢印D−E方向においてそれぞれ平行移動可能とされており、ガイド部材50が矢印E方向に所要の距離移動した際、ディスク駆動機構40はそれと反対の矢印D方向に同一距離だけ移動するよう連結されている。
【0019】
なお、ディスクが再生位置に持ち来された状態において、ガイド部材50におけるディスクとの接触点となるべき位置から等間隔の位置に突出部54、55(図13参照)が形成されている。またこの再生位置において、駆動ローラ43、44が同様に等間隔の位置に配置されている。従って、再生位置におけるディスクは突出部54、55、駆動ローラ43、44によって安定に支持される。また、この突出部54、55の先端には、ディスクが再生位置に持ちきたされたことを検出するための検出スイッチ56、57のアクチュエータ部が突出されている。
【0020】
図13は、上述のディスク駆動機構40およびガイド部材50を矢印D−E方向に移動可能とするためのリンク機構を示す平面図であり、図1に示す待機状態である。また、図14は再生状態におけるディスク駆動機構40およびガイド部材50とを接続するリンク機構の状態を示す平面図である。
【0021】
第1のタイミングベルト26が掛け渡されている駆動ローラ42〜44を軸支しているローラアーム45〜47、ローラ支持板48、プーリ171〜174は、メインシャシ4に対して矢印D−E方向に平行移動するようガイドされた第1のスライドプレート111にそれぞれ軸支されている。また、第2のタイミングベルト76が掛け渡されているプーリ178〜180、182、183もまた、スライドプレート111にそれぞれ軸支されている。このスライドプレート111にはラック117が形成されており、モータ、減速ギア等からなるスライドプレート駆動機構85によって回転駆動されるピニオンギア118と歯合している。
【0022】
一方、メインシャシ4に対して矢印D−E方向に平行移動するようガイドされ、ガイド部材50を支持する第2のスライドプレート121にはラック127が形成され、ピニオンギア118と歯合している。従って、スライドプレート駆動機構85によってピニオンギア118が反時計方向に回転駆動されると、スライドプレート111に支持されたディスク駆動機構40は矢印D方向に平行移動される。一方、スライドプレート121に支持されたガイド部材50は矢印E方向に平行移動される。
【0023】
駆動プーリ175及び駆動プーリ175に隣接するプーリ176、177はスライドプレート111の移動に関わりのないようメインシャシ4に軸支されている。これらプーリ175〜177はスライドプレート111に形成された開口部119を介して他のプーリと同一の高さに配置されている。従って、被駆動部材である駆動ローラ41〜44を軸支するスライドプレート111が矢印D−E方向に移動しても、駆動プーリ175はプーリ178と183との間で矢印D−E方向に相対的に移動することになる。従って、可動部材上に配置された被駆動部材を駆動するための駆動源を固定部材上に配置することが可能となる。
【0024】
スライドプレート111の位置を検出することにより、ローディング中のディスクの径の判別が可能となる。このため、メインシャシ4にスライドボリウム135が設けられ、そのアクチュエータ部136がスライドプレート111に取り付けらている。
【0025】
スライドボリウム135は、図1に示すごとくディスク駆動機構40とガイド部材50との間隔が8cmディスクの直径以下とされ、ディスクローディングを可能とするスタンバイ状態におけるスライドップレート111の位置、8cmディスクがディスク駆動機構40およびガイド部材50に完全に挟持された時のスライドプレート111の位置、12cmディスクがディスク駆動機構40およびガイド部材50に完全に挟持された時のスライドプレート111の位置及び図4に示すごとくディスク駆動機構40とガイド部材50がディスク101から離隔した時のスライドプレート111の位置をそれぞれ検出する。
【0026】
《ディスク再生機構》
図1に対応する正面図である図7に示すように、ディスクを載置するターンテーブル61を回転駆動するスピンドルモータ62がメカシャシ63上に配置されている。このターンテーブル61との間でディスクをクランプすべく、クランパ71がクランプアーム72に回転可能に支持されている。このクランプアーム72は、軸73によってメカシャシ63に回動可能に支持され、クランパ71をターンテーブル61に対して近接又は離隔可能とされる。
【0027】
クランプアーム72には、図7に示すように折り曲げ部74が形成されているため、図9に示すごとくディスクの再生のためにガイド部材50がディスクから離隔した位置に移動した際、ガイド部材50とクランパアーム72との間で十分な離間距離が得られる。
【0028】
メカシャシ63上には、所要のモータ(図示せず)によって回転駆動される送りネジ65の回転に伴い、ディスクの半径方向に移動可能とされた光学ピックアップ66が配置されている。ディスクに記録された情報の再生は、ディスクをスピンドルモータ62によって回転しつつ光学ピックアップ66から出射されるレーザー光をディスクに照射し、その反射光を読み取ることにより達成されるものであり、少なくともターンテーブル61及び光学ピックアップ66をもって再生手段が構成される。
【0029】
メカシャシ63上には光学ピックアップ66が図1における矢印D−E方向において平行に移動するようガイドレール67が設けられ、光学ピックアップ66の移動をガイドしている。ここで、メカシャシ63はモータ等からなるメカシャシ駆動機構86によって、ベースシャシ3に設けられたガイド溝92に沿って図1における矢印F−G方向に平行移動可能とされると共に、クランプ動作のためディスクの記録面と垂直方向に移動可能とされる。またこのクランプ動作時においてメカシャシ63がディスクの記録面に近接する方向に移動する際、図示しない連結機構によりクランパアーム72もまたターンテーブル61に近接するよう軸73を中心に回動される。従って、ディスク再生時、ディスクはディスク駆動機構40によって移送される移送平面と同一平面内で回転駆動される。
【0030】
ベースシャシ3は、メインシャシ4に対してダンパ91によって弾性的に支持されている。また、このメインシャシ4に対してディスク駆動機構40およびガイド部材50が移動可能に支持されると共に、ディスクホルダ11〜16を上下移動可能に支持するスクリューシャフト30が回転可能に支持されている。即ち、ディスクホルダ11〜16とディスク駆動機構40及びガイド部材50からなるディスク移送手段はダンパ91を介さずに装置1に支持されているものである。
【0031】
《ディスクロック機構》
メインシャシ4には、ディスクホルダ11〜16に収納されたディスクが図1における矢印G方向に飛び出さないよう、ディスクの中心孔に挿入されるディスクロック機構140が設けられており、ロック解除状態における側面図および正面図である図15および図16、図16におけるH−H線断面図およびJ−J線断面図である図17および図18、ロック状態における側面図である図19、ロック解除状態およびロック状態における斜視図である図20および図21を用いて以下に説明する。
【0032】
ディスク移送平面に対して上側に配置されるアッパーロックブラケット141は、シャシ(図示せず)に取り付けるための取り付け部142とディスクロック部143とからなる。ディスクロック部143には凹部144が形成され、後述するロックアームを受け入れ可能とされている。
【0033】
ディスク移送平面に対して下側に配置されるロアーロックブラケット151は略円筒形状とされ、その内部空間にディスクロックナット153が矢印B−C方向に移動可能に配置されている。ディスクロックナット153の中心部には円柱状の孔154が形成され、その孔154の表面には螺旋状の凸条部(図示せず)が形成されている。この凸条部に係合してディスクロックナット153を上下移動すべく、その表面に螺旋状の凹溝155が形成されたカムシャフト156が設けられている。カムシャフト156の下部には平歯車157が設けられており、ロアーロックブラケット151の取り付け部152の一部を切欠くことにより、この平歯車157が外部に露呈している。
【0034】
ロアーロックブラケット151の上部において軸158によって回動可能に軸支されたディスクロックアーム159は、ピン160によってディスクロックナット153と連結されている。この軸158は図16における矢印D−E方向、即ちディスク101の移送平面と平行であり、且つ装置1内のディスク101の移送方向と直行する方向とされている。
【0035】
従って、モータ、減速ギア等からなるロックアーム駆動機構87によって平歯車157が時計方向に回転駆動されると、カムシャフト156に形成された凹溝155とディスクロックナット153の凸条部との係合によってディスクロックナット153が矢印B方向に移動する。この移動に伴い、ディスクロックアーム159は図15において軸158を中心に反時計方向に90度回動し、アッパーロックブラケット141とロアーロックブラケット151との間に形成されたディスク移送平面であるギャップを閉鎖する。
【0036】
なお、ディスク移送平面に整列されたディスクの上側に位置するディスクの中心孔にはアッパーロックブラケット141が、下側に位置するディスクの中心孔にはロアーロックブラケット151がそれぞれ挿入されることにより、ディスクホルダ11〜16に収納されたディスクの脱落が防止される。
【0037】
《回路構成》
図22は装置1の要部回路図を示す。スピンドルモータ62によって所定の回転数で回転駆動されるディスク101に光学ピックアップ66によってレーザー光を出射し、その反射光に基づき得られた再生信号はRFアンプ161によって増幅された後、信号処理回路162に入力される。再生信号は信号処理回路162によって復調、誤り訂正等の所要の信号処理が行われた後、D/A変換器163によってアナログ信号に変換され、出力端子164から出力される。
【0038】
また、再生信号はサーボ回路165に入力されることにより、光学ピックアップ66に対してフォーカスサーボおよびトラッキングサーボがなされ、またスピンドルモータ62が所要の回転数で回転するよう制御される。
【0039】
装置1の動作制御を行うマイコン166は信号処理回路162およびサーボ回路165を制御すると共に、前述のスクリューシャフト駆動機構82、ベルト駆動機構84、スライドプレート駆動機構85、メカシャシ駆動機構86およびロックアーム駆動機構87の各動作を制御する。
【0040】
《動作説明》
以上の構成において、装置1にその直径が12cmのディスク101が挿入された場合の動作を説明する。図1、図7および図13に示すようにディスクを挿入可能なローディング待機状態において、最もフロントパネル2側に配置された第1の駆動ローラ41とガイド部材50との距離は、直径が8cmのディスクの直径より若干小さくなるよう設定されている。また、この待機状態において、図10に示すようにディスクホルダ11がディスク移送平面に整列された状態とされている。
【0041】
フロントパネル2に形成された開口部(図示せず)からディスク101が挿入されると、図2に示すごとく、ディスク101によって駆動ローラ41を支持する支持板48が付勢力に抗して軸36を支点に時計方向に回動されることにより、支持板48のギア部35がポテンショメータ49の回転軸37を回転させる。これに伴い、ポテンショメータ49の抵抗値が変化することにより、装置1へのディスク101の挿入が検出される。
【0042】
ディスク101の挿入が検出されると、ベルト駆動機構84によって駆動プーリ175が時計方向に回転駆動されることにより、駆動ベルト76によって連結されたプーリ178、179、181、174、183がそれぞれ時計方向、プーリ177、180、182、176がそれぞれ反時計方向に回転される。従って、プーリ181に歯合している駆動ローラ41は反時計方向に回転駆動される。
【0043】
一方、プーリ174が時計方向に回転されることにより、駆動ベルト26によって連結されたプーリ171、172、29、28、27が時計方向に、駆動ローラ44、43、42、プーリ173が反時計方向に回転される。従って、駆動ローラ41〜44がそれぞれ反時計方向に回転駆動されることにより、ガイド部材50との間で挟持されたディスク101は矢印F方向に移送される。
【0044】
また、マイコン166の命令に基づき、図13に示すスライドプレート駆動機構85はピニオンギア118を反時計方向に回転させる。これにより、スライドプレート111は矢印D方向に、スライドプレート121は矢印E方向にそれぞれ平行移動する。
【0045】
なお、ディスク101の挿入を検出するためのポテンショメータ49は駆動ローラ41の変位を検出するものであるため、操作者がディスクを右側に偏位させ、駆動ローラ41に当接させずに装置1内に挿入した場合、スライドプレート駆動機構85が動作しない。これを解消するためには、ガイド部材50側にもディスク101の当接を検出する検出スイッチ等を設け、2つの検出素子の協同でスライドプレート駆動機構85による制御を行うことも可能である。
【0046】
そのまま両スライドプレート111および121がスライドプレート駆動機構85により互いに離間する方向に移動することにより、ディスク101によって時計方向に回動させられていたローラ支持板48が逆に反時計方向に回転する。この逆方向の変化がポテンショメータ49によって検出されると、スライドプレート駆動機構85はピニオンギア118を時計方向に回転させることにより、両スライドプレート111および121を互いにディスク101に近接するよう移動制御する。
【0047】
この制御によって、装置1内へのディスク101の挿入に伴い、ディスク駆動機構40およびガイド部材50はスライドプレート駆動機構85の駆動力で互いに離間する方向に移動制御される。従って、操作者によるディスクの挿入力によってディスク駆動機構40およびガイド部材50を押し広げるのではなく、ディスクの装置1内への挿入に連動してディスク駆動機構40およびガイド部材50の間隔が開くよう制御されるため、軽い挿入力でディスクローディングが可能である。
【0048】
更にディスク101が挿入されると、ディスク101はディスク駆動機構40とガイド部材50との間に完全に挿入された状態となり、スライドプレート111、112の位置変化が生じなくなる。このときのスライドプレート121の位置をスライドボリウム135で検出することにより、マイコン166は挿入されたディスク101が12cmディスクであることを認識する。その後、スライドプレート駆動機構85によってピニオンギア118を時計方向に回転させることにより、ディスクローディング中、ディスク101をディスク駆動機構40とガイド部材50との間で所定の挟持力で安定に挟持しつつ、ディスク101を矢印F方向に移送する。
【0049】
このローディング中、ディスク101は駆動ローラ42、43を乗り越えて再生位置へ移動するが、この乗り越え時、スライドプレート111、121はその位置を保持したまま、駆動ローラ42、43を支持するローラアーム45、46が付勢力に抗して反時計方向に回動する。このローラアーム45、46の回動に伴い、テンションプーリ173がプーリ174の回転軸を中心に時計方向に回動することで、タイミングベルト26のテンションを一定に保持する。
【0050】
なお、図7に示すごとくディスク駆動機構40及びガイド部材50はメインシャシ4に移動可能に支持されている。従って、ディスク101の挿入時において、操作者はダンパ91の影響を受けることなく、剛性感のある挿入フィーリングを得ることができるものである。
【0051】
駆動ローラ41〜44の回転により、ディスク101が再生位置方向である矢印F方向に移動され、検出スイッチ56、57のアクチュエータがディスク101の周縁部によって押圧されることにより検出スイッチ56、57が共にオンとなった位置である再生位置までディスク101が移送される。この再生位置において、ディスク101は同一高さに整列しているディスクホルダ11と非接触状態とされている。
【0052】
引き続き、メカシャシ駆動機構86により、メカシャシ63とクランパ71がディスク101に対して互いに近接するよう移動することにより、ターンテーブル61とクランパ71との間でディスク101をクランプする。
【0053】
その後、スライドプレート駆動機構85によってディスク駆動機構40とガイド部材50を矢印D方向、E方向にそれぞれ移動させることにより、ディスク101からそれぞれを離間させる。その後、ディスク101を所要の回転数で回転駆動するものであり、この再生状態を図4及びその正面図である図9に示す。なお、この再生位置は、ディスク101の移送平面と同一高さとされている。
【0054】
なお、図7〜9に示すごとく、クランプアーム72はダンパ91上に支持されたメカシャシ63に支持されている。一方、ガイド部材50はメインシャシ4上に支持されている。従って、図9に示す再生状態において、振動によってクランプアーム72が移動するが、クランプアーム72に形成された折り曲げ部74によって、ガイド部材50との離間距離が十分設けられている。よって、折り曲げ部74より先のクランプアーム72をディスク101に近接させることができるため、装置の高さ方向の小型化に寄与することができる。
【0055】
ディスク101の再生終了後、ディスク101をディスクホルダ11に収納し、異なるディスクを4番目のディスクホルダ14に収納する動作を以下に説明する。ディスク101の再生終了後、スライドプレート駆動機構85によってディスク駆動機構40とガイド部材50を矢印E方向、D方向にそれぞれ移動させることにより、ディスク101を駆動ローラ43、44とガイド部材50との間で挾持させた後、メカシャシ駆動機構86によりメカシャシ63およびクランパ71を互いにディスク101から離間する方向に移動させ、ディスク101のクランプ状態を解除する。
【0056】
引き続き、ローラ駆動機構84により駆動ローラ41〜44を反時計方向に回転させ、ディスク101を矢印F方向に移動させることにより、ディスク101をディスクホルダ11に挿入する。その後、スライドプレート駆動機構85によってディスク駆動機構40およびガイド部材50を互いに離間する方向に移動し、図5および図14に示すごとくディスク101から駆動ローラ44およびガイド部材50が離れる位置までスライドプレート111、121を移動させる。
【0057】
ディスクホルダ11へのディスク101の収納後、図15に示すロックアーム駆動機構87によって平歯車157が時計方向に回転駆動されることにより、カムシャフト156に係合しているディスクロックナット153が矢印B方向に移動する。これに伴い、ディスクロックアーム159が軸158を中心に図15および図20における反時計方向に90度回動され、その先端部がアッパーロックブラケット141に形成された凹部144に係合することにより、ディスク移送平面を閉鎖する。これにより、ディスク101の中心孔にディスクロックアーム159が挿入されることによってディスクホルダ11からの飛び出しが阻止される。この状態を図19および図21に示す。
【0058】
なお、ディスクロックアーム159の回動方向はディスク101をディスクホルダ11の方向に移動させる方向である。従って、ディスク駆動機構40によるディスクホルダ11までのディスク101の移送が十分でない場合において、ディスクロックアーム159がディスク101の中心孔の周縁を押圧してディスク101を移動させることにより、ディスク101を確実にディスクホルダ11に収納することが可能となる。
【0059】
またメカシャシ駆動機構86によってメカシャシ63をガイド溝92に沿って矢印G方向に平行移動し、図6に示すごとく、メカシャシ63がディスクホルダ11に保持されているディスク101とオーバーラップしない待避位置まで持ち来す。
【0060】
引き続き、ディスクホルダ14を選択すべく、スクリューシャフト30をスクリューシャフト駆動機構82によって時計方向に回転させ、図11に示すごとく、ディスクホルダ14がディスク移動平面に整列する高さまでスクリューシャフト30を回転駆動する。
【0061】
その後、スライドプレート駆動機構85によってスライドプレート111、121を移動させ、図1に示すごとく、ディスク駆動機構40およびガイド部材50をディスクが挿入可能な待機位置に移動させる。
【0062】
なお、8cmディスクのローディングの際には、図1および図7に示すローディング待機位置において、8cmディスクの挿入に伴う駆動ローラ41の時計方向の回動によって上述と同様、スライドプレート駆動機構85によってスライドプレート111、121が移動制御される。その後、8cmディスクがディスク駆動機構40およびガイド部材50に完全に挟持された状態においてスライドボリウム135が所定の時間一定の状態を保持する。
【0063】
このスライドボリウム135の無変化をもって8cmディスクの挿入を検出するものとし、検出後はスライドプレート駆動機構85によって8cmディスクを挟持する方向にスライドプレート111、121を付勢し、12cmディスクと同様、検出スイッチ56、57がオンした位置で駆動ローラ41〜44による8cmディスクのローディングを停止する。
【0064】
本実施例においては、ディスクホルダ11〜16は8cmディスクの収納ができないため、8cmディスクのローディングが検出された際、かかる8cmディスクの再生位置からディスク収納位置までの移送が禁止される。
【0065】
なお、上述の実施例において、ディスクの移送機構としてディスクの移送方向に配列された複数の駆動ローラ41〜44と、この駆動ローラ41〜44に対向配置され、ディスクは複数の駆動ローラによって移送されたが、駆動ローラ41〜44を一対設け、これらの駆動ローラによってディスクを挟持して移送することも可能である。
【0066】
また、上述の実施例においては移送される記録媒体がディスクであったが、シェルの内部にディスクが収納されたカートリッジタイプの記録媒体の移送装置に適用できることは勿論である。
【0067】
また、駆動ローラを駆動する部材はタイミングベルトに限定されることなく、記録媒体の移送平面内に配置されるプーリでもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明装置によれば、記録媒体を駆動ローラで移送するに際し、駆動ローラを回転駆動するための駆動部材を記録媒体の移送平面と同一平面上に配置したため、移送装置の高さ方向における小型化を達成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクがローディング可能な状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図2】ディスクが挿入された状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図3】ディスクが再生位置に持ち来された状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図4】ディスク再生状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図5】ディスクが収納位置に持ち来された状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図6】ディスク選択可能状態におけるディスク再生装置1の要部平面図。
【図7】図1に対応する正面図。
【図8】図3に対応する正面図。
【図9】図4に対応する正面図。
【図10】ディスクホルダ11が選択された状態におけるスクリューシャフト30の側面図。
【図11】ディスクホルダ14が選択された状態におけるスクリューシャフト30の側面図。
【図12】ディスクホルダ16が選択された状態におけるスクリューシャフト30の側面図。
【図13】スライドプレート111、121の構成を説明する要部平面図。
【図14】スライドプレート111、121の構成を説明する要部平面図。
【図15】アンロック状態におけるディスクロック機構140の側面図。
【図16】図15に対応する正面図。
【図17】図15におけるH−H線断面図。
【図18】図15におけるJ−J線断面図。
【図19】ロック状態におけるディスクロック機構140の側面図。
【図20】アンロック状態におけるディスクロック機構140の斜視図。
【図21】ロック状態におけるディスクロック機構140の斜視図。
【図22】装置1の要部回路図。
【図23】ディスクホルダの断面図。
【図24】駆動プーリ42の断面図。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置
3 ベースシャシ
4 メインシャシ
11〜16 ディスクホルダ
20 プレート
21 連結バー
26 第1のタイミングベルト
30 スクリューシャフト
33 カム溝
40 ディスク駆動機構
41〜44 駆動ローラ
45〜47 ローラアーム
48 ローラ支持板
50 ガイド部材
56 検出スイッチ
57 検出スイッチ
61 ターンテーブル
63 メカシャシ
66 光学ピックアップ
71 クランパ
72 クランプアーム
76 第2のタイミングベルト
82 スクリューシャフト駆動機構
84 ベルト駆動機構
85 スライドプレート駆動機構
86 メカシャシ駆動機構
87 ロックアーム駆動機構
91 ダンパ
101 ディスク
111 スライドプレート
121 スライドプレート
135 検出スイッチ
136 検出スイッチ
137 検出スイッチ
138 検出スイッチ
140 ディスクロック機構
141 アッパーロックブラケット
151 ロアーロックブラケット
159 ディスクロックアーム
166 マイコン
175 駆動プーリ

Claims (2)

  1. 記録媒体の周縁に当接して該記録媒体を移送すべく、該記録媒体の移送経路に沿って配置された複数の駆動プーリと、
    該複数の駆動プーリに対向して配置され、該複数の駆動プーリとの間で前記記録媒体の周縁を挟持するガイド部材と、
    前記複数の駆動プーリによって移送される前記記録媒体の移送平面と略同一平面内に配置され、前記複数の駆動プーリとそれぞれ当接することにより前記複数の駆動プーリを回転駆動する駆動部材とからなることを特徴とするディスク移送装置。
  2. 前記駆動部材は、無端状のベルトからなることを特徴とする請求項1に記載のディスク移送装置。
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