JP3914761B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロースターを有する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のロースターを有する加熱調理器は、本体内に魚等を焼くロースター部と、さらに加熱コイルによって発生する磁束により、トッププレートの上に置いた鉄製の鍋等の被加熱物に渦電流を発生させ、被加熱物を加熱する誘導加熱手段や、ラジエントヒータの輻射線により、トッププレートの上に置いた被加熱物を加熱するヒータ加熱手段などを組み合わせたものが主流である。電気をエネルギー源とするこの種の調理器は、ガスなどの燃焼系の調理器に比べて被加熱物以外への放熱が少なく、熱効率が良好で、安全性も高いので普及が進みつつある。
【0003】
この従来例を、図1、図5を用いて説明する。図1は従来および本発明の加熱調理器の組込後の外観斜視図で調理台に組み込んだ状態を示し、図5は従来例の加熱調理器の内部平面図である。
【0004】
図において、本体1の上面に被加熱物(図示せず)を載置するトッププレート2を備え、このトッププレート2部に二つの誘導加熱部3と一つのヒータ加熱部5を備えている。トッププレート2の下方に二つの加熱コイル4及び制御基板10と、これらを冷却する冷却ファン12と、加熱ヒータ6と、調理庫8を有するロースター部7を備え、調理庫8内にはロースター用ヒータ9を備えている。
【0005】
本体1後部右側に上方に向けて開口された吸気口11を備え、本体1内の吸気口11近傍に冷却ファン12を備え、本体1後部左側に上方に向けて開口された二箇所の排気口13を備えている。
【0006】
そして、本体1内部で調理庫8の後方に調理庫8後部の調理庫排気口15から排気口14に至る風路を形成する排気ダクト17を備え、調理庫排気口15部に触媒18と触媒ヒータ19を備え、排気ダクト17内に排気ファン16を備えている。
【0007】
以上の構成において、動作を説明する。尚、図5において、矢印は空気の流れを示している。
【0008】
使用者が被加熱物(図示せず)をロースター部7の調理庫8内に入れ、火力等を設定して調理を開始すると、制御基板10は制御信号をロースター用ヒータ9に送り、この信号によりロースター用ヒータ9が通電され、被加熱物(図示せず)を加熱する。
【0009】
同時に、トッププレート2上の誘導加熱部3の一つに他の被加熱物(図示せず)を載置して、火力等を設定して調理を開始する。すると、制御基板10は制御信号を出力して前記誘導加熱部3の下方の加熱コイル4を駆動し、上方に載置された被加熱物(図示せず)を加熱する。
【0010】
調理が開始されると、制御基板10は上記に加え、排気ファン16、冷却ファン12、触媒ヒータ19にも制御信号を出力する。この制御信号により、排気ファン16は駆動され、調理庫排気口15から空気を吸い込み、後方の排気ダクト17へ送風を行う。このとき、調理庫8内の被加熱物(図示せず)から発生する油煙を含んだ空気は、触媒ヒータ19で加熱されて活性化した触媒18の作用により浄化された後、排気ダクト17に送風され、第二の排気口14を通り本体1外へ排出される。
【0011】
さらに、同じく制御基板10の制御信号により駆動された冷却ファン12は吸気口11から外気を吸込み、前方の制御基板10へ送風を行う。この冷却風は制御基板10を冷却した後、本体1内部を流れて二つの加熱コイル4等を冷却し、第一の排気口13を通り本体1外へ排出される。
【0012】
調理中は上記のように冷却および排気動作が行われ、調理が終了すると、制御基板10は制御信号の出力を停止し、ロースター用ヒータ9、排気ファン16、冷却ファン12、触媒ヒータ19および加熱コイル4等の運転を停止させる。
【0013】
ところで、加熱コイル4や制御基板10に搭載された電子部品等は冷却ファン12により冷却されるが、上記のように、ロースター加熱と誘導加熱の同時加熱などの時に、調理庫8から発生する熱により近傍の加熱コイル4や制御基板10に搭載された電子部品等がかなり温度上昇するので、これらを冷却するために本体1内部に複雑な風路を形成したり、温度定格の高い高価な電子部品等を使用する等の必要があった。
【0014】
上記の類似例として特開2001−208359号公報、特許第3152165号公報などがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の加熱調理器においては、ロースター加熱と誘導加熱の同時加熱などの時に、調理庫8から発生する熱により近傍の加熱コイル4や制御基板10に搭載された電子部品等の温度上昇が大きくなり、これらを冷却するために本体1内部に複雑な風路を形成する等の必要があった。
【0016】
本発明は、前記課題を解決するものであり、調理庫近傍の加熱コイルや制御基板に搭載された電子部品等の冷却効率を向上し、同時に調理庫内で発生する油煙を含んだ空気の浄化能力を低下させないものを、コストアップしない簡単な構成で実現するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するために、本体内に加熱コイルと、加熱コイルを制御する制御基板と、加熱コイルと制御基板を冷却する冷却ファンと、調理庫を有するロースター部と、前記調理庫内の空気を排出する調理庫排気口と、調理庫排気口部に備えられた触媒及び触媒ヒータと、前記調理庫排気口の後方に備えられ前記調理庫内部の空気を吸込む排気ファンと、排気ファンが吸込んだ空気を排出するための排気ダクトとを備え、本体後部に前記冷却ファンにより外気を吸い込む吸気口と、前記冷却ファンにより吸込んだ外気を排出する第一の排気口と、前記排気ダクトから送られてくる空気を本体外部に排出する第二の排気口を備えた加熱調理器において、前記調理庫排気口と前記排気ファンの間に隙間を設け、前記冷却ファンで前記加熱コイルと前記制御基板を冷却した後の冷却風の一部を前記排気ファンで前記隙間より排気ダクト内に吸い込み、前記調理庫排気口より排出する空気と一緒に前記第二の排気口より本体外部に排出するとともに、排気ファンに吸込まれる調理内部の空気量排気ファンに吸込まれる調理庫周囲の空気量より大したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明は、本体内に加熱コイルと、調理庫を有するロースター部と、この調理庫に連通する排気ダクトを備え、本体後部に加熱コイルに連通する排気口と、排気ダクトに連通する排気口を備え、前記調理庫の後部に調理庫排気口を配し、この調理庫排気口部に触媒と触媒ヒータを備え、調理庫排気口の後方に排気ファンを備えた加熱調理器において、前記排気ファンは調理庫内部及び周囲の空気を吸込むように構成したものである。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
【0020】
図1は従来および本発明の加熱調理器の組込後の外観斜視図で調理台に組み込んだ状態を示している。図2は本発明の加熱調理器の内部平面図で、図3は本発明の加熱調理器の側面断面図である。図4(a)は本発明の加熱調理器の排気ファンと調理庫排気口の関係の一例を示す図、同(b)は同じく排気ファンと調理庫排気口の関係の他の一例を示す図である。
【0021】
図において、1は加熱調理器の本体である。2は鉄製の鍋等の被加熱物(図示せず)を載置するトッププレートで、本体1の上面に水平に設けられている。
【0022】
3は誘導加熱部で、左右に二つ有り、トッププレート2上に載置される被加熱物(図示せず)を誘導加熱する部位である。これらの真下に対応して本体1内に誘導加熱時に高周波電流が流れて被加熱物(図示せず)を加熱する磁束を発生する加熱コイル4を備えている。
【0023】
5はヒータ加熱部で中央後部に有り、トッププレート2上に載置される加熱物(図示せず)をヒータ加熱する部位である。この真下に対応して本体1内にヒータ加熱時に輻射線を発生して被加熱物(図示せず)を加熱する加熱ヒータ6を備えている。
【0024】
7は本体1内に備えられた調理庫8を有するロースター部である。9はロースター用ヒータで、調理庫8内の上部に配され、通電されて輻射線を発生し調理庫8内に入れられた魚等を焼くものである。ロースター部7の前面は開口されており、この開口部前方に扉部を設け、扉部の開閉によって調理庫8内に被加熱物を出し入れする。
【0025】
10は制御基板で、トッププレート2の下方に設けられ、複数の加熱コイル4やロースター用ヒータ9等を主に制御する電子部品等を搭載した回路基板である。
【0026】
11は吸気口で、本体1後部に上方へ向けて開口された開口部である。12は冷却ファンで、本体1内の吸気口11近傍にあり、複数の加熱コイル4、及び制御基板10に搭載された電子部品等を冷却するものである。
【0027】
13は加熱コイル4に連通し、冷却ファン12による冷却風を本体1外に排出する第一の排気口で、本体1後部に上方へ向けて開口された開口部である。
【0028】
14は後記排気ダクト17に連通し、主に調理庫8内の空気を本体1外に排出する第二の排気口で、本体1後部に上方へ向けて開口された開口部である。本実施例では、第一の排気口13は第二の排気口14を挟んで二箇所に分離されて配されている。
【0029】
15は調理庫排気口で、調理庫8の後部に配され、調理庫8内部の空気が排出される開口部である。
【0030】
16は排気ファンで、調理庫排気口15の後方に備えられ、調理庫8内部及び周囲の空気を吸込むとともに、排気ファン16に吸込まれる調理庫8内部の空気量は排気ファン16に吸込まれる調理庫8周囲の空気量より大であるように構成する。
【0031】
具体的には図4(a)に示すように、排気ファン16の吸込み部の開口面積S2を調理庫排気口15の開口面積S1より大きく形成し、この二つの開口面積S1、S2の大小関係等を調整して、排気ファン16に吸込まれる調理庫8内部の空気量は排気ファン16に吸込まれる調理庫8周囲の空気量より大であるようにする。
【0032】
若しくは、同図(b)に示すように、排気ファン16を調理庫排気口15と隙間gを設けて配置する等の構成とし、この間隙gを調整して、排気ファン16に吸込まれる調理庫8内部の空気量は排気ファン16に吸込まれる調理庫8周囲の空気量より大であるようにする。
【0033】
尚、図4において、実線の矢印は調理庫8内部の空気の流れを示し、破線の矢印は調理庫8周囲の空気の流れを示している。
【0034】
17は排気ダクトで、本体1内に備えられ、第二の排気口14と排気ファン16と調理庫8とに連通して、調理庫8から調理庫排気口15、排気ファン16を経由し、第二の排気口14に至る排気風路を形成する。
【0035】
18は触媒で、調理庫排気口15部に備えられ、加熱されて活性化し調理庫8内の被加熱物(図示せず)から発生する油煙を含んだ空気を浄化する。
【0036】
19は触媒ヒータで、調理庫排気口15部に備えられ、通電されて発熱し、触媒18を加熱する。
【0037】
以上の構成において、その動作を説明する。尚、図2、図3、図4において、矢印は空気の流れを示している。
【0038】
使用者が被加熱物(図示せず)をロースター部7の調理庫8内に入れ、火力等を設定して調理を開始すると、制御基板10は制御信号をロースター用ヒータ9に送り、この信号によりロースター用ヒータ9が通電され、被加熱物(図示せず)を加熱する。
【0039】
同時に、トッププレート2上の誘導加熱部3の一つに他の被加熱物(図示せず)を載置して、火力等を設定して調理を開始する。すると、制御基板10は制御信号を出力して前記誘導加熱部3の下方の加熱コイル4を駆動し、上方に載置された被加熱物(図示せず)を加熱する。
【0040】
調理が開始されると、制御基板10は上記に加え、排気ファン16、冷却ファン12、触媒ヒータ19にも制御信号を出力する。この制御信号により、排気ファン16は駆動され、調理庫排気口15から調理庫8内部の空気を吸い込み、後方の排気ダクト17へ送風を行う。このとき、調理庫8内の被加熱物(図示せず)から発生する油煙を含んだ空気は、触媒ヒータ19で加熱されて活性化した触媒18の作用により浄化された後、排気ダクト17に送風され、第二の排気口14を通り本体1外へ排出される。
【0041】
さらに、同じく制御基板10の制御信号により駆動された冷却ファン12は吸気口11から外気を吸込み、前方の制御基板10へ送風を行う。この冷却風は制御基板10を冷却した後、本体1内部を流れて二つの加熱コイル4等を冷却し、第一の排気口13を通り本体1外へ排出される。
【0042】
ところで、排気ファン16は、吸込み部の開口面積S2が調理庫排気口15の開口面積S1より大きく形成されるか、若しくは調理庫排気口15と隙間gを設けて配されているので、調理庫8内部及び周囲の空気を吸込む。つまり、排気ファン16によって調理庫8内部の空気だけでなく、冷却ファン12による冷却風の一部を排気ダクト17内に吸込み、第二の排気口14をから本体1外へ排出する。このとき、排気ファン16に吸込まれる調理庫8内部の空気量は排気ファン16に吸込まれる調理庫8周囲の空気量より大であるように構成されている。
【0043】
これによって、調理庫内で発生する油煙を含んだ空気の浄化能力を低下させることなく、同時に冷却ファン12による冷却能力が高められ、加熱コイル4や制御基板10に搭載された電子部品等がより冷却されるので、従来、ロースター加熱と誘導加熱の同時加熱などの時に、調理庫8から発生する熱により近傍の加熱コイル4や制御基板10に搭載された電子部品等の温度上昇が大きくなり、これらを冷却するために本体1内部に複雑な風路を形成する等の必要があったが、コストアップしない簡単な風路構造で済むという効果が得られる。
【0044】
調理中は上記のように冷却および排気動作が行われ、調理が終了すると、制御基板10は制御信号の出力を停止し、ロースター用ヒータ9、排気ファン16、冷却ファン12、触媒ヒータ19および加熱コイル4等の運転を停止させる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の加熱調理器によれば、本体内に加熱コイルと、調理庫を有するロースター部と、この調理庫に連通する排気ダクトを備え、本体後部に加熱コイルに連通する排気口と、排気ダクトに連通する排気口を備え、前記調理庫の後部に調理庫排気口を配し、この調理庫排気口部に触媒と触媒ヒータを備え、調理庫排気口の後方に排気ファンを備えた加熱調理器において、前記排気ファンは調理庫内部及び周囲の空気を吸込むとともに、排気ファンに吸込まれる調理庫内部の空気量は排気ファンに吸込まれる調理庫周囲の空気量より大であるように構成したので、調理庫近傍の加熱コイルや制御基板に搭載された電子部品等の冷却効率を向上し、同時に調理庫内で発生する油煙を含んだ空気の浄化能力を低下させないものを、コストアップしない簡単な構成で実現できる。
【0046】
つまり、従来、ロースター加熱と誘導加熱の同時加熱などの時に、調理庫から発生する熱により近傍の加熱コイルや制御基板に搭載された電子部品等の温度上昇が大きくなり、これらを冷却するために本体内部に複雑な風路を形成する等の必要があったが、排気ファンをロースター部の調理庫の排気と同時に加熱コイル等の冷却能力向上を兼ね備える前記のような簡単な構成とすることにより、調理庫内で発生する油煙を含んだ空気の浄化能力を低下させることなく、同時に加熱コイル等の冷却風路を簡単な構造にできるものである。
【0047】
具体的構成例として、排気ファンの吸込み部の開口面積が調理庫排気口の開口面積よりやや大きく形成すれば、調理庫排気口と排気ファンとを密着した構造にできるので、周辺の前後方向の寸法に余裕を持たせることができる。
【0048】
他の具体的構成例として、排気ファンを調理庫排気口と隙間を設けて配置すれば、排気ファンの吸込み部の開口面積は調理庫排気口の開口面積に依存する必要がなくなるので、排気ファンの大きさを自由に選択することができる。
【0049】
尚、以上の構成では、調理庫から本体外部に至る風路の途中の調理庫排気口と排気ダクトの間に隙間が設けられているので、調理庫内の被加熱物から発生する油煙を含んだ空気が本体内部に漏れ出る心配があるが、風路内に備えられた排気ファンの作用により、風路内の気圧が風路外すなわち本体内部の気圧より低くなるため、調理庫内の被加熱物から発生する油煙を含んだ空気が本体内部に漏れ出ることはない。
【0050】
また、本体内部の冷却風路を簡単な構造にできるので、開発が容易となり、製品開発工程の短縮ができるものである。また、制御基板に搭載された電子部品等の温度上昇を低減できることにより、温度定格の低い廉価な電子部品等を使用でき、製品のコストダウンを計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来および本発明の加熱調理器の組込後の外観斜視図である。
【図2】本発明の加熱調理器の内部平面図である。
【図3】本発明の加熱調理器の側面断面図である。
【図4】(a)は本発明の加熱調理器の排気ファンと調理庫排気口の関係の一例を示す図、同(b)は同じく排気ファンと調理庫排気口の関係の他の一例を示す図である。
【図5】従来例の加熱調理器の内部平面図である。
【符号の説明】
1 本体
4 加熱コイル
7 ロースター部
8 調理庫
9 ロースター用ヒータ
13、14 排気口
15 調理庫排気口
16 排気ファン
17 排気ダクト
18 触媒
19 触媒ヒータ

Claims (1)

  1. 体内に加熱コイルと加熱コイルを制御する制御基板と、加熱コイルと制御基板を冷却する冷却ファンと、調理庫を有するロースター部と、前記調理庫内の空気を排出する調理庫排気口と、調理庫排気口部に備えられた触媒及び触媒ヒータと、前記調理庫排気口の後方に備えられ前記調理庫内部の空気を吸込む排気ファンと、排気ファンが吸込んだ空気を排出するための排気ダクトとを備え、本体後部に前記冷却ファンにより外気を吸い込む吸気口と、前記冷却ファンにより吸込んだ外気を排出する第一の排気口と、前記排気ダクトから送られてくる空気を本体外部に排出する第二の排気口を備えた加熱調理器において、前記調理庫排気口と前記排気ファンの間に隙間を設け、前記冷却ファンで前記加熱コイルと前記制御基板を冷却した後の冷却風の一部を前記排気ファンで前記隙間より排気ダクト内に吸い込み、前記調理庫排気口より排出する空気と一緒に前記第二の排気口より本体外部に排出するとともに、前記排気ファに吸込まれる前記調理庫内部の空気量を前記排気ファンに吸込まれる前記調理庫周囲の空気量より大したことを特徴とする加熱調理器。
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