JP3911230B2 - パワーマニュアル両用レンズ鏡筒 - Google Patents

パワーマニュアル両用レンズ鏡筒 Download PDF

Info

Publication number
JP3911230B2
JP3911230B2 JP2002310441A JP2002310441A JP3911230B2 JP 3911230 B2 JP3911230 B2 JP 3911230B2 JP 2002310441 A JP2002310441 A JP 2002310441A JP 2002310441 A JP2002310441 A JP 2002310441A JP 3911230 B2 JP3911230 B2 JP 3911230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input rotation
rotation shaft
lens barrel
operation ring
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002310441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004145037A5 (ja
JP2004145037A (ja
Inventor
拓司 浜崎
Original Assignee
ペンタックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペンタックス株式会社 filed Critical ペンタックス株式会社
Priority to JP2002310441A priority Critical patent/JP3911230B2/ja
Priority to US10/690,649 priority patent/US6879445B2/en
Publication of JP2004145037A publication Critical patent/JP2004145037A/ja
Publication of JP2004145037A5 publication Critical patent/JP2004145037A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3911230B2 publication Critical patent/JP3911230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、パワー操作とマニュアル操作が可能な両用レンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
例えば、AF一眼レフ用の交換レンズでは、カメラボディ側のモータによって、該交換レンズに回転自在に支持されている入力回転軸(AF回転軸)を回転させ、その回転力で焦点調節レンズ(光学要素)を光軸方向に駆動している。また、マニュアルフォーカスを可能とするため、マニュアル操作環が回転自在に支持されており、マニュアル操作環の回転によっても焦点調節レンズを光軸方向に移動可能としている。
【特許文献1】
特開平5−34568号公報
【特許文献2】
特許第3120895号公報
【0003】
このようなパワーマニュアル両用レンズ鏡筒では、マニュアル操作環を回転操作するときには、その回転が入力回転軸に伝わらないようにする何らかの切替機構とその切替操作を不可欠としていた。
【0004】
ズーム操作をパワーとマニュアルで切り替えて行うパワーズームレンズ鏡筒においても同様である。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、何らの切替機構及び切替操作を要することなく、入力回転軸にパワー駆動の回転力が与えられたときにはマニュアル操作環に回転が伝達され、一方マニュアル操作環が回転操作されたときにはその回転が入力回転軸に伝達されない、つまりモータを回転させないパワーマニュアル両用レンズ鏡筒を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、レンズ鏡筒の固定筒に、光軸と平行な方向に向けて回転自在に支持された入力回転軸;固定筒に回転操作可能に支持され、入力回転軸にギヤ列を介して連動するマニュアル操作環;及びマニュアル操作環が、上記入力回転軸及びギヤ列を介してまたは直接、回転操作されたときに光軸方向に進退する光学要素;を有するパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、入力回転軸に、その軸線に直交させて形成した軸方向直交面;入力回転軸を相対回転自在に嵌合させる内面円筒面と、この内面円筒面と同軸のアウタギヤとを有し、該アウタギヤが入力回転軸をマニュアル操作環に連動させるギヤ列の一部を構成する筒状出力ギヤ;入力回転軸に、軸方向直交面に隣接させて形成した、筒状出力ギヤの内面円筒面との間に不等幅のボール挿入空間を形成する非円形断面部;ボール挿入空間に挿入したボール;及びこのボールと軸方向直交面とに接触圧力を与える付勢手段;を備え、非円形断面部は、入力回転軸に回転が与えられたとき軸方向直交面によって回転が与えられるボールを介して筒状出力ギヤに回転を与える形状をなしていることを特徴としている。
【0007】
本発明は、別の表現によると、レンズ鏡筒の固定筒に、光軸と平行な方向に向けて回転自在に支持された入力回転軸;固定筒に回転操作可能に支持され、入力回転軸にギヤ列を介して連動するマニュアル操作環;及びマニュアル操作環が、入力回転軸及びギヤ列を介してまたは直接、回転操作されたときに光軸方向に進退する光学要素;を有するパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、入力回転軸に形成した軸線に対して直交する第一の軸方向直交面;この入力回転軸を相対回転自在に嵌合させる内面円筒面と、該内面円筒面と同軸のアウタギヤとを有し、該アウタギヤが入力回転軸をマニュアル操作環に連動させるギヤ列の一部を構成する筒状出力ギヤ;入力回転軸を回転自在に支持する固定筒の軸受部材に一体に、上記第一の軸方向直交面に対向させて形成された、軸線に対して直交する第二の軸方向直交面;入力回転軸に、第一の軸方向直交面に隣接させてかつ第二の軸方向直交面との間に位置させて形成した、筒状出力ギヤの内面円筒面との間に不等幅のボール挿入空間を形成する非円形断面部;ボール挿入空間に挿入したボール;及び第一、第二の軸方向直交面の間隔が狭くなるように入力回転軸を軸線方向に付勢し、ボールを第一、第二の軸方向直交面に押圧接触させる付勢手段;を備え、非円形断面部は、入力回転軸に回転が与えられたとき上記第一の軸方向直交面によって回転が与えられるボールを介して筒状出力ギヤに回転を与える形状をなしていることを特徴としている。
【0008】
非円形断面部は、例えば入力回転軸の半径方向に直交する少なくとも一つの面を備えた非円形断面部から構成することができる。また、非円形断面部は、多角形の断面形状とし、あるいは、入力回転軸の半径方向に関して対称な少なくとも一対の傾斜面を備えた非円形断面部から構成してもよい。
【0009】
マニュアル操作環は、具体的には例えばフォーカス操作環であり、光学要素は、焦点調節レンズ群である。また、マニュアル操作環はズーム操作環とすることもでき、このとき光学要素は、焦点距離変更レンズ群である。
【0010】
【発明の実施形態】
図は、本発明をAFレンズ鏡筒10に適用した実施形態である。図1、図3に示すように、カメラボディに着脱されるマウント環(固定筒)11には、固定ねじ12を介して別の内側固定筒13が固定されている。光軸と平行な軸線を有する入力回転軸14は、マウント環11の後端マウント面11aに形成した軸受穴11bと、内側固定筒13の外方フランジ13aに形成した軸受穴13bとの間に回転自在に支持されている。この入力回転軸14の後端面には、マウント面11aに臨む回転伝達溝14aが形成されている。周知のように、このAFレンズ鏡筒10をカメラボディに正規に装着すると、入力回転軸14(回転伝達溝14a)がボディ内の駆動機構に連動する。
【0011】
マウント環11には、フォーカス操作環(マニュアル操作環)15が光軸方向位置を規制して回転のみ自在に支持されており、内側固定筒13には、フォーカス群移動筒16がヘリコイド13c、16aを介して螺合している。フォーカス操作環15の内周面には、光軸と平行な回転伝達溝15aが形成されており、フォーカス群移動筒16には、フォーカスレンズ群L1を固定した1群枠17が固定されている。
【0012】
フォーカス群移動筒16の外周には、フォーカス操作環15の回転伝達溝15aに嵌まる回転伝達突起16bが形成されている。従って、フォーカス操作環15を回転操作すると、その回転が回転伝達溝15aと回転伝達突起16bを介してフォーカス群移動筒16に伝達され、フォーカス群移動筒16(1群枠17、フォーカスレンズ群L1)はヘリコイド13c、16aに従って回転しながら光軸方向に進退する。図では、フォーカスレンズ群L1以外のレンズの図示を省略している。
【0013】
フォーカス操作環15の後端部内周には、インナギヤ15bが形成されており、入力回転軸14の外周には、このインナギヤ15bに噛み合うアウタギヤ18aを有する筒状出力ギヤ18が嵌まっている。本実施形態は、入力回転軸14に回転が与えられたときには、その回転方向に拘わらず、その回転を筒状出力ギヤ18に伝達し、筒状出力ギヤ18に回転が与えられたときにはその回転を入力回転軸14に伝達しない一方向入出力回転伝達機構に特徴がある。以下その詳細を説明する。
【0014】
入力回転軸14は、その中間部に、回転伝達溝14a側から順に、外方フランジ14b、筒状出力ギヤ18の内面円筒面18bに相対回転自在に嵌まる筒状部14c、非円形断面部としての偏平な四角柱状部14d、及び軸受穴13bに嵌まる支持端部14eを有している。筒状部14cの四角柱状部14d側の端面は、軸方向直交面14fを構成している。四角柱状部14dは、入力回転軸14の軸14X方向から見たとき軸14Xを中心とする正四角形をなしていて、その外面四面は、入力回転軸14の半径方向に対して直交するボール接触面14gを構成している。軸方向直交面14fは第一の軸方向直交面であり、外方フランジ13aは、この第一の軸方向直交面に対向する第二の軸方向直交面である。
【0015】
筒状出力ギヤ18の内面円筒面18bは、軸方向直交面14fと四角柱状部14dとの間に、ボール収納空間19を形成する。この実施形態では、非円形断面部(非円形断面部)が四角柱状部14dであるので、ボール収納空間19は4カ所形成されており、各ボール収納空間19にスチールボール20が挿入されている。スチールボール20は、高精度に加工された硬質の球体であり、ボールベアリングのボールを転用できる。
【0016】
入力回転軸14の外方フランジ14bとマウント面11aとの間には、圧縮ばね21が挿入されており、この圧縮ばね21が第一の軸方向直交面14fと外方フランジ13a(第二の軸方向直交面)が接近するように入力回転軸14を軸線方向に移動付勢し、スチールボール20を両軸方向直交面に押し付けている。圧縮ばね21と外方フランジ14bとの間には、摩擦抵抗を減ずるワッシャ22とボール23が挿入されており、外方フランジ14bの外周は、ボール23の脱落を防止するべく内方に曲折されている。
【0017】
以上のレンズ鏡筒10は、次のように動作する。動作前に重要な点は、軸方向直交面14fとスチールボール20とが圧縮ばね21の付勢力によって密着している(軸方向直交面14fと外方フランジ13aとの間にスチールボール20を挟む)ことである。パワーフォーカスを実行するべく、カメラボディ内の駆動機構から、入力回転軸14に回転が与えられると、軸方向直交面14fと摩擦接触しているスチールボール20に回転が与えられる。すると、スチールボール20は、図2に実線で示す中立位置から軸の回転方向と逆方向に軸方向直交面14fに対し相対的に移動して、ボール収納空間19内の内面円筒面18bと四角柱状部14dで形成される楔状の空間内に入り込もうとし、その結果、スチールボール20が内面円筒面18bに強く接触して、内面円筒面18bを介して筒状出力ギヤ18に回転が伝達される。この作用は、入力回転軸14の回転方向によらず、同様に生じるから、入力回転軸14の正逆回転はいずれも筒状出力ギヤ18に伝達される。筒状出力ギヤ18のアウタギヤ18aは、フォーカス操作環15のインナギヤ15bに噛み合っているので、筒状出力ギヤ18の正逆の回転はフォーカス操作環15に伝達され、フォーカス操作環15が回転すると、前述のように、フォーカス群移動筒16(1群枠17、フォーカスレンズ群L1)が回転しながら光軸方向に進退してフォーカシングがなされる。
【0018】
これに対し、マニュアルでフォーカスを実行するためフォーカス操作環15を回転させると、アウタギヤ18aとインナギヤ15bを介して筒状出力ギヤ18に回転が与えられる。このとき、スチールボール20の筒状出力ギヤ18との接触点は、(接触していたとしても)内面円筒面18bであるから、スチールボール20はボール収納空間19内で単に回転し、入力回転軸14には回転が伝達されない。つまり、入力回転軸14が回転するときには、軸方向直交面14fを介してスチールボール20に回転が伝達されるため、該スチールボール20は内面円筒面18bと四角柱状部14dで形成される楔状の空間内に入り込もうとし、その結果、筒状出力ギヤ18に回転が伝達されるのに対し、筒状出力ギヤ18が回転するときには、内面円筒面18bを介してスチールボール20に回転が伝達されるため、スチールボール20が内面円筒面18bと四角柱状部14dで形成される楔状の空間内に入り込もうとする力は生ぜず(あるいは極めて弱く)、従って、入力回転軸14、すなわち、カメラボディ内のモータに回転が伝達されない。よって、マニュアルフォーカスを実行するための特別な切替機構や切替操作を一切要することなく、単にフォーカス操作環15を回転操作するだけで、マニュアルフォーカスを行うことができる。
【0019】
ボール収納空間19(スチールボール20)の数を変更するには、最も簡単には、入力回転軸14の四角柱状部14dの角数を変更すればよい。図4は、入力回転軸14の非円形断面部を三角柱状部14d’にした実施形態である。また、非円形断面部によって形成するボール収納空間19(スチールボール20)の数は、原理的には(バランスを無視すれば)、一つでもよい。さらに、図示実施形態では、四角柱状部14dの各ボール接触面14gが入力回転軸14の半径方向に対して直交しているが、図5に示すように、ボール接触面(非円形断面部)14gが入力回転軸14の半径方向に関して対称な少なくとも一対の傾斜面14g’を備える構成も可能である。このような一対の傾斜ボール接触面14g’によれば、楔角の設定(変更)を容易に行うことができる。
【0020】
以上の実施形態では、最も簡単な形で本発明を説明しているため、筒状出力ギヤ18のアウタギヤ18aをフォーカス操作環15のインナギヤ15bに直接噛み合わせている。しかし、本発明は、入力回転軸14と同軸の筒状出力ギヤ18の回転を如何にしてフォーカス操作環15に伝達するか、あるいはフォーカス操作環15の回転によって如何にフォーカスレンズ群L1を光軸方向に進退させるかの具体的構成は問わない。
【0021】
また、以上は、AFレンズ鏡筒10に本発明を適用した実施形態であるが、パワーマニュアル共用ズームレンズ鏡筒にも本発明は適用することができる。ズームレンズ鏡筒では、マニュアル操作環15の回転によってズーミングが実行されればよく、例えば、マニュアル操作環15または移動筒16の回転により、少なくとも2群の変倍レンズ群(焦点距離変更レンズ群)が光軸方向に移動する機構とすればよい。このような機構は多数周知である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、何らの切替機構及び切替操作を要することなく、入力回転軸にパワー駆動の回転力が与えられたときにはマニュアル操作環に回転が伝達され、一方マニュアル操作環が回転操作されたときにはその回転が入力回転軸に伝達されないパワーマニュアル両用レンズ鏡筒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワーマニュアル両用レンズ鏡筒の第一の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】図1のII‐II線に沿う断面図である。
【図3】図1の機構の一部を断面として示す分解斜視図である。
【図4】本発明によるパワーマニュアル両用レンズ鏡筒の非円形断面部の他の形状例を示す図である。
【図5】同非円形断面部のさらに別の形状例を示す図である。
【符号の説明】
10 AFレンズ鏡筒
11 マウント環(固定筒)
11a マウント面
11b 軸受穴
13 内側固定筒
13a 外方フランジ(軸方向直交面)
13b 軸受穴
13c ヘリコイド
14 入力回転軸
14a 回転伝達溝
14b 外方フランジ
14c 筒状部
14d 四角柱状部
14e 支持端部
14f 軸方向直交面
14g ボール接触面
15 フォーカス操作環
15a 回転伝達溝
15b インナギヤ
16 フォーカス群移動筒
17 1群枠
18 筒状出力ギヤ
18a アウタギヤ
18b 内面円筒面
19 ボール収納空間
20 スチールボール
21 圧縮ばね
22 ワッシャ
23 ボール

Claims (7)

  1. レンズ鏡筒の固定筒に、光軸と平行な方向に向けて回転自在に支持された入力回転軸;
    上記固定筒に回転操作可能に支持され、上記入力回転軸にギヤ列を介して連動するマニュアル操作環;及び
    上記マニュアル操作環が、上記入力回転軸及びギヤ列を介してまたは直接、回転操作されたときに光軸方向に進退する光学要素;
    を有するパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、
    上記入力回転軸に、その軸線に直交させて形成した軸方向直交面;
    上記入力回転軸を相対回転自在に嵌合させる内面円筒面と、この内面円筒面と同軸のアウタギヤとを有し、該アウタギヤが入力回転軸をマニュアル操作環に連動させるギヤ列の一部を構成する筒状出力ギヤ;
    上記入力回転軸に、上記軸方向直交面に隣接させて形成した、筒状出力ギヤの上記内面円筒面との間に不等幅のボール挿入空間を形成する非円形断面部;
    上記ボール挿入空間に挿入したボール;及び
    このボールと軸方向直交面とに接触圧力を与える付勢手段;
    を備え、
    上記非円形断面部は、入力回転軸に回転が与えられたとき上記軸方向直交面によって回転が与えられるボールを介して筒状出力ギヤに回転を与える形状をなしていることを特徴とするパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  2. レンズ鏡筒の固定筒に、光軸と平行な方向に向けて回転自在に支持された入力回転軸;
    上記固定筒に回転操作可能に支持され、上記入力回転軸にギヤ列を介して連動するマニュアル操作環;及び
    上記マニュアル操作環が、上記入力回転軸及びギヤ列を介してまたは直接、回転操作されたときに光軸方向に進退する光学要素;
    を有するパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、
    上記入力回転軸に形成した軸線に対して直交する第一の軸方向直交面;
    この入力回転軸を相対回転自在に嵌合させる内面円筒面と、該内面円筒面と同軸のアウタギヤとを有し、該アウタギヤが上記入力回転軸をマニュアル操作環に連動させるギヤ列の一部を構成する筒状出力ギヤ;
    上記入力回転軸を回転自在に支持する固定筒の軸受部材に一体に、上記第一の軸方向直交面に対向させて形成された、軸線に対して直交する第二の軸方向直交面;
    上記入力回転軸に、第一の軸方向直交面に隣接させてかつ第二の軸方向直交面との間に位置させて形成した、筒状出力ギヤの上記内面円筒面との間に不等幅のボール挿入空間を形成する非円形断面部;
    上記ボール挿入空間に挿入したボール;及び
    上記第一、第二の軸方向直交面の間隔が狭くなるように入力回転軸を軸線方向に付勢し、上記ボールを第一、第二の軸方向直交面に押圧接触させる付勢手段;
    を備え、
    上記非円形断面部は、入力回転軸に回転が与えられたとき上記第一の軸方向直交面によって回転が与えられるボールを介して筒状出力ギヤに回転を与える形状をなしていることを特徴とするパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  3. 請求項1または2記載のパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、上記非円形断面部は、入力回転軸の半径方向に直交する少なくとも一つの面を備えた非円形断面部からなっているパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  4. 請求項3記載のパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、
    上記非円形断面部の断面形状は、多角形であるパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  5. 請求項1または2記載のパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、非円形断面部は、入力回転軸の半径方向に関して対称な少なくとも一対の傾斜面を備えた非円形断面部からなっているパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、上記マニュアル操作環はフォーカス操作環であり、上記光学要素は、焦点調節レンズ群であるパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のパワーマニュアル両用レンズ鏡筒において、上記マニュアル操作環はズーム操作環であり、上記光学要素は、焦点距離変更レンズ群であるパワーマニュアル両用レンズ鏡筒。
JP2002310441A 2002-10-25 2002-10-25 パワーマニュアル両用レンズ鏡筒 Expired - Lifetime JP3911230B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310441A JP3911230B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 パワーマニュアル両用レンズ鏡筒
US10/690,649 US6879445B2 (en) 2002-10-25 2003-10-23 Power/manual lens barrel having a manual operating ring

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002310441A JP3911230B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 パワーマニュアル両用レンズ鏡筒

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004145037A JP2004145037A (ja) 2004-05-20
JP2004145037A5 JP2004145037A5 (ja) 2005-09-22
JP3911230B2 true JP3911230B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=32455929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002310441A Expired - Lifetime JP3911230B2 (ja) 2002-10-25 2002-10-25 パワーマニュアル両用レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3911230B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5942444B2 (ja) 2012-01-30 2016-06-29 リコーイメージング株式会社 デジタルカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004145037A (ja) 2004-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7079332B2 (en) Lens tilt adjusting mechanism
US7099576B2 (en) Lens barrel incorporating a one-way rotational transfer mechanism
JPH02253210A (ja) レンズ鏡筒
KR20060050442A (ko) 줌렌즈 경통의 줌 조정 기구
US7229223B2 (en) Rotation transfer mechanism and a zoom camera incorporating the rotation transfer mechanism
US7102837B2 (en) One-way rotational transfer mechanism, and a lens barrel incorporating the same
US6879445B2 (en) Power/manual lens barrel having a manual operating ring
US7201262B2 (en) One-way rotational transfer mechanism
JP3911230B2 (ja) パワーマニュアル両用レンズ鏡筒
US7839053B2 (en) One-way rotational transfer mechanism, and ultrasonic rotary drive device incorporating one-way rotational transfer mechanism
JP3367166B2 (ja) レンズ位置調整機構
US7213693B2 (en) Rotational transfer mechanism
JP3911231B2 (ja) パワーマニュアル両用レンズ鏡筒
JPH08248284A (ja) レンズ駆動装置及びそれを用いた光学機器
JP4762751B2 (ja) 芯調整装置
JP5337976B2 (ja) レンズ鏡筒
JP7140265B2 (ja) レンズ鏡筒
US7531942B2 (en) Ultrasonic rotary drive device
JPH10221587A (ja) レンズ鏡筒
JP5229609B2 (ja) 鏡筒
JP2521866Y2 (ja) レンズ移動装置
JP2001208949A (ja) 付勢部材、環状部材及びレンズ鏡筒
JP2009229828A (ja) レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器
JP2005114877A (ja) レンズ鏡筒
JP2787244B2 (ja) 二軸レンズ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3911230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term