JP3910319B2 - 自動車用灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な自動車用灯具に関する。詳しくは、コストダウンを図ると共に曲面化を可能とし、さらに、環境破壊を起こさないようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
発光ダイオードを光源体とし、これを多数配列した自動車用灯具がある。このような灯具には、例えば、自動車のリヤウインドシールドの内側に配置されるハイマウントストップランプと称されるもの等がある。
【0003】
上記したハイマウントストップランプは、例えば、図8に示すものaのように、左右方向に長い前面部bと該前面部bの周縁から後方へ突出した周壁部cとから成るレンズdの後面をボデイeによって閉塞して灯室fを形成し、該灯室f内にプリント基板gに多数の発光ダイオードh、h、・・・を半田付けによって取着配列して成る光源部iを配置して成る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の自動車用灯具(ハイマウントストップランプ)aにあっては、発光ダイオードh、h、・・・をプリント基板gに半田付けによって取着するものであるので、プリント基板g自体が高価であるばかりか半田付け工程に手間がかかり、コストアップにならざるを得ない。
【0005】
また、プリント基板gは形状が平板のもに限られてしまい、従って、灯具の形状が限定されてしまうという問題がある。
【0006】
さらに、発光ダイオードh、h、・・・をプリント基板gに半田付けすることによって環境汚染を引き起こすおそれがあるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、コストダウンを図ると共に曲面化を可能とし、さらに、環境破壊を起こさないようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明自動車用灯具は、上記した課題を解決するために、被係合部を有し、該被係合部に端子が露出してなる光源体と、導電性樹脂から成る導電部と絶縁性樹脂から成る絶縁部とが2色成形によって形成され、導電性樹脂から成り上記導電部と一体に連続した係合部とを有するベース部材とを備え、上記光源体の被係合部をベース部材の係合部に係合することによって光源体のベース部材への取付が為されると同時に光源体の端子が係合部を介して導電部と導通されて給電可能となるようにしたものである。
【0009】
従って、本発明自動車用灯具にあっては、いわゆる2色成形法によって導電部を形成することができ、プリント基板に比べてベース部材を安価に形成することができる。また、光源体の被係合部をベース部材の係合部に係合するのみで光源体のベース部材への取付と導電部への接続とが為されるので、半田付けによる場合に比較して安価であると共に環境破壊のおそれもない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明自動車用灯具の実施の形態を本発明をハイマウントストップランプに適用したものを例として説明する。
【0011】
ハイマウントストップランプ1は左右方向に長い前面部2aと該前面部2aの周縁から後方へ突出した周壁部2bとが透明な合成樹脂で一体に形成されたレンズ3の後面をベース部材4で覆い、該ベース部材4の前面に光源体として多数の発光ダイオード5、5、・・・を取着して成る。
【0012】
ベース部材4は絶縁性の合成樹脂から成る絶縁部6に導電性合成樹脂から成る導電部7、7、・・・及び係合爪部8、8、・・・、9、9、・・・がいわゆる2色成形技術によって一体に形成されて成る。
【0013】
すなわち、一の光源取付部10に2個の係合爪部8、8が形成され、これら係合爪部8、8、・・・が光源取付部10、10、・・・における対を為す係合爪部8、8、・・・間を除いて導電部7、7、・・・によって直列に接続されている。そして、いくつか、例えば4個の光源取付部10、10、・・・を一グループとしてその両端の導電部7、7が一方は給電用導電部11に、また、他方は、接地用導電部12に各別に接続される。そして、この一グループに一個の抵抗取付部13が上記係合爪部9、9によって形成される。なお、上記給電用導電部11及び接地用導電部12も導電性合成樹脂によって2色成形法によって形成されることはもちろんである。また、上記光源取付部10、10、・・・には位置決め突起14、14、・・・が形成されている。
【0014】
ベース部材4の長手方向におけるほぼ中央部において後方へ突出した筒状部15が上記絶縁部6と一体に形成され、該筒状部15内に導電性合成樹脂から成る端子16、16が突出され、これら端子16、16と上記筒状部15とによって給電用のコネクタ17が構成される。そして、上記端子16、16の一方のものは上記給電用導電部11に接続され、他方のものは接地用導電部12に接続されている。
【0015】
上記発光ダイオード5はほぼ円形のフランジ部18を備え、該フランジ部18のほぼ反対側に位置する表面に沿ってリード端子片19、19が沿わされている。また、フランジ部18には位置決め用切欠20が形成されている。
【0016】
このような発光ダイオード5は、そのフランジ部18がベース部材4の光源取付部10の係合爪部8、8に係合され、これによって、ベース部材4に取着される。そして、この際、フランジ部18の位置決め用切欠20にベース部材4の位置決め用突起14が係合され、これによって、発光ダイオード5はベース部材4に対して位置決めされ、端子片16、16が係合爪部8、8と接触される。また、抵抗取付部13の係合爪部9、9にチップ型抵抗21の両端の端子部22、22が係合されてチップ型抵抗21がベース部材4に取着される。なお、抵抗取付部13にはチップ型抵抗21の形状に適合した凹部23が形成されており、チップ型抵抗21の一部が該凹部23に嵌合することによって、チップ型抵抗21のベース部材4への取付状態が安定する。なお、光源取付部10においても発光ダイオード5のフランジ部18に適合した凹部を形成して、該凹部にフランジ部18の後端が嵌合するようにして、発光ダイオード5のベース部材4への取付状態を安定させるようにしても良い。もっとも、発光ダイオード5のベース部材4への取付状態を安定させる方法としては、上記した凹部を形成する方法に限らず、上記係合爪部8、8の配置位置を点対称位置にせずに点対称位置からずらして位置させるとか、あるいは、もう一個導電部とは関係のない係合爪部を形成して、周方向にほぼ等間隔に位置した3つの係合爪部によって支持するようにしても良い。
【0017】
上記したようにして、ベース部材4上の全ての光源取付部10、10、・・・に発光ダイオード5、5、・・・が、また、全ての抵抗取付部13、13、・・・にチップ型抵抗21、21、・・・が取着される。これによって、4個の発光ダイオード5、5、・・・と1個のチップ型抵抗21とが直列に接続された直列回路が複数形成され、これら直列回路の一端が給電用導電部11に接続され、他端が接地用導電部12に接続される(図7参照)。そして、上記したコネクタ17に外部電源コネクタが接続されることによって、発光ダイオード5、5、・・・に電源を供給しうる状態となる。
【0018】
上記した自動車用灯具(ハイマウントストップランプ)1にあっては、光源(発光ダイオード5)に給電するための導電部7が樹脂成形技術によって形成されるので、プリント基板のように平板状のものに限らず、かなり自由な曲面形状のベース部材を形成することができ、従って、自動車用灯具の形状を自由にデザインすることが可能となる。また、光源を支持する係合爪部8、8を導電性合成樹脂で形成することによって半田付けによらずに光源をベース部材に取着し且つ導通させることができるので、光源の取付が簡単であり、また、コストを低減することができ、さらには、環境破壊のおそれもない。
【0019】
なお、上記した実施の形態において示した各部の形状及び構造は、いずれも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるようなことがあってはならないものである。
【0020】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明自動車用灯具は、被係合部を有し、該被係合部に端子が露出してなる光源体と、導電性樹脂から成る導電部と絶縁性樹脂から成る絶縁部とが2色成形によって形成され、導電性樹脂から成り上記導電部と一体に連続した係合部とを有するベース部材とを備え、上記光源体の被係合部をベース部材の係合部に係合することによって光源体のベース部材への取付が為されると同時に光源体の端子が係合部を介して導電部と導通されて給電可能となることを特徴とする。
【0021】
従って、本発明自動車用灯具にあっては、いわゆる2色成型法によって導電部を形成することができ、プリント基板に比べてベース部材を安価に形成することができる。また、光源体の被係合部をベース部材の係合部に係合するのみで光源体のベース部材への取付と導電部への接続とが為されるので、半田付けによる場合に比較して安価であると共に環境破壊のおそれもない。
【0022】
請求項2に記載した発明にあっては、上記係合部を係合爪によって構成したので、係合部の形成が容易で且つ光源の取付が容易である。
【0023】
請求項3に記載した発明にあっては、上記導電部により複数の光源体を直列に接続するようにしたので、回路構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図7と共に本発明自動車用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は縦断面図である。
【図2】発光ダイオードを取り付けた状態(一の発光ダイオードは取り外した状態で示す)のベース部材の一部を示す斜視図である。
【図3】発光ダイオードを取り付けた状態のベース部材の一部を示す断面図である。
【図4】発光ダイオードを取り付けた状態のベース部材の一部を示す正面図である。
【図5】ベース部材の給電部を示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】複数の発光ダイオードの接続状態を示す回路図である。
【図8】従来の自動車用灯具の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ハイマウントストップランプ(自動車用灯具)、3…レンズ、4…ベース部材、5…発光ダイオード(光源体)、6…絶縁部、7…導電部、8…係合爪部(係合部)、18…フランジ部(被係合部)、19…リード端子(端子)

Claims (3)

  1. 被係合部を有し、該被係合部に端子が露出してなる光源体と、
    導電性樹脂から成る導電部と絶縁性樹脂から成る絶縁部とが2色成形によって形成され、導電性樹脂から成り上記導電部と一体に連続した係合部とを有するベース部材とを備え、
    上記光源体の被係合部をベース部材の係合部に係合することによって光源体のベース部材への取付が為されると同時に光源体の端子が係合部を介して導電部と導通されて給電可能となる
    ことを特徴とする自動車用灯具。
  2. 上記係合部が係合爪である
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用灯具。
  3. 上記導電部により複数の光源体が直列に接続された
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用灯具。
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