JP3909428B2

JP3909428B2 - Door lock device for vehicle

Info

Publication number: JP3909428B2
Application number: JP2000173817A
Authority: JP
Inventors: 悟後工田; 良夫湯山
Original assignee: U-SHINLTD.
Current assignee: U-SHINLTD.
Priority date: 2000-06-09
Filing date: 2000-06-09
Publication date: 2007-04-25
Anticipated expiration: 2020-06-09
Also published as: JP2001349118A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車輌用ドアロック装置、例えば、自動車のバックドアに装備するドアロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車のバックドアに備えられているドアロック装置は、ドアを閉めることにより車体側のストライカがフォークに突き当ってこのフォークが回動し、また、フォークの逆転がクローレバーにより阻止されることから、ストライカがフォークによって係止保持され、ドアが閉状態でロックされる。
【０００３】
このようなドアロック装置は、フォークとクローレバーとを装備するフェンスブロックが箱状のベースプレートに内装され、また、カバープレートがフェンスブロックを覆うようにしてベースプレートの開口側に設けられている。
【０００４】
なお、フォークとクローレバーの支軸の両端部をベースプレートとカバープレートとにカシメ止めし、各プレートとフェンスブロックとを一体的に固着してあり、また、このドアロック装置はベースプレートとカバープレートとに連通させた取付け孔を設け、この取付け孔を通したボルトなどによってドアに取付ける構成となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようなドアロック装置は、ドアを閉めたときに可成り強い衝撃力を受けるため、長年使用している間に、ベースプレートが変形したり、フェンスブロックが位置ずれしたりすることがある。
【０００６】
このようにベースプレートが変形し、また、フェンスブロックが位置ずれすると、フォークとクローレバーの噛合がずれるため、ロック動作が不安定となり、ドアが確実にロックされないことがある。
【０００７】
この問題を解決するため、ベースプレートに幅広く形成した断面Ｌ形の係止部をカバープレートの細長孔に嵌入させるようにし、ベースプレートとカバープレートとを補強させた構成のドアロック装置が提案されている。
【０００８】
しかしながら、このように構成したのでは、ベースプレートとカバープレートの係合部の構造が複雑となる他、製造金型も複雑となる。
【０００９】
また、このように構成されたドアロック装置は、ドアから露出する部分が金属部となるために、ドアを閉めたとき、誤って手指などが挟まれると、大怪我をしてしまう恐れがある。
【００１０】
本発明は上記した実情にかんがみ、ベースプレートの変形とフェンスブロックの位置ずれを防ぎ、また、ドアから露出する部分を合成樹脂材のフェンスブロック部分によって覆い、人体に当ってもその衝撃が緩和されるようにした車輌用ドアロック装置を提案することを主な目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明では、ドアを閉めることにより車体側のストライカを係止保持するフォークとクローレバーとを装備した合成樹脂材からなるフェンスブロックと、上記ストライカの進入溝を設けて上記フェンスブロックを内装させた金属材からなるベースプレートと、上記フェンスブロックを覆うように上記ベースプレートの開口側に設けた金属材のカバープレートとを備え、
上記フォークとクローレバーの支軸をベースプレートとカバープレートとに軸支させた構成の車輌用ドアロック装置において、ストライカの進入溝側となるフェンスブロック部分に貫通孔を設け、ベースプレートとカバープレートの一方には、上記貫通孔に挿入させ、先端側をその貫通孔から突出させる連結片部を設けると共に、この連結片部の先端側に連結孔を形成し、ベースプレートとカバープレートの他方には、上記連結片部の連結孔に嵌入する舌片部を設けて構成したことを特徴とする車輌用ドアロック装置を提案する。
【００１２】
【作用】
この発明のドアロック装置は、ベースプレートとカバープレートの一方に設けた連結片部をフェンスブロックの貫通孔に挿入し、それらの他方に設けた舌片部をその連結片部の連結孔に嵌入させてこれらベースプレートとカバープレートとを連結している。
【００１３】
この結果、ベースプレートとカバープレートがフォークとクローレバーの支軸によって連結される他に、上記した連結片部と舌片部によって連結されるために、これらベースプレートとカバープレートとが強固な構造となり、ベースプレートの変形やフェンスブロックの位置ずれが生じないドアロック装置となる。
【００１４】
また、連結片部が合成樹脂材のフェンスブロックの貫通孔に挿入されているため、ドアから露出する部分がフェンスブロック部分となり、人体に当った場合の衝撃が合成樹脂材の弾性によって緩和される。
【００１５】
さらに、ベースプレートとカバープレートは、フォークとクローレバーの支軸の他に、連結片部と舌片部とによって組付けの相互の位置決めを行なうことができるので、組み付けに便利なドアロック装置となる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態について図面に沿って説明する。
図１は自動車のバックドアに備えるドアロック装置の側面図、図２は同ドアロック装置の底面図、図３は図１上のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【００１７】
これらの図面において、１０はラッチ機構部で、ベースプレート１１と、フェンスブロック１２と、カバープレート１３とによって構成してある。
そして、フェンスブロック１２には図４に示すように、車体側のストライカ１４を係止するフォーク１５と、フォーク１５の逆回動を係止するクローレバー１６とが備えてある。
【００１８】
フェンスブロック１２はほぼ箱状に形成したベースプレート１１に内装し、また、このフェンスブロック１２はベースプレート１１の開口側に設けたカバープレート１３によって覆うようにしてある。
【００１９】
ベースプレート１１とカバープレート１３は、これら各プレートにフェンスブロック１２を貫通させたフォーク軸１７とクローレバー軸１８との各軸両端部をカシメ止めすることで一体的に結合させてある。
【００２０】
また、ベースプレート１１とカバープレート１３は左右に張り出した取付板部１１ａ、１３ａを設け、これら取付板部１１ａ、１３ａに設けた取付孔１１ｂ、１３ｂよりボルトを差し入れドアに取付けるようになっている。
【００２１】
なお、ベースプレート１１とフェンスブロック１２にはストライカ１４を進入させるための進入溝１９が形成してあり、また、公知のようにフォーク１５には時計方向（図４）のばね勢力が、クローレバー１６には反時計方向（図４）のばね勢力が各々与えてある。
【００２２】
一方、カバープレート１３は先端側の折曲面部をラッチ機構部１０のカバーとして、その他の部分をラッチ機構部１０の後方に張り出した板体部１３ｃとして形成してある。
【００２３】
そして、この板体部１３ｃには図１に示す如く、オープンレバー２０とベルクランクレバー２１とが回動自在に軸支してある。
オープンレバー２０はアウタハンドルロッド２２を連結した旋回レバー２３と同軸となっており、アウタハンドルの操作にしたがって動作する。
【００２４】
また、このオープンレバー２０には長孔を形成し、リンクレバー２４の先端側に設けた連動ピンをその長孔に突入させてある。
つまり、オープンレバー２０が旋回すると、リンクレバー２４の先端部が連動ピンを介して連動されて横移動（図１では紙面に対して直角方向）する。
【００２５】
リンクレバー２４はその基部が上記したベルクランクレバー２１の第１腕に回動自在に軸着してあり、ベルクランクレバー２１の回動にしたがって上方（図１）に移動する。
すなわち、リンクレバー２４は、ベルクランクレバー２１の回動にしたがってその先端部がクローレバー１６の押動領域に対して進退（図１において上下方向）し、ドアをロックし、また、アンロックする構成となっている。
【００２６】
また、このベルクランクレバー２１は、その第２腕にキーシリンダロッド２５が連結してあり、キーシリンダの施錠によってリンクレバー２４を後退（図1において上方向移動）させ、その解錠によってリンクレバー２４を進出（図1において下降移動）させるように回動する。
【００２７】
なお、ベルクランクレバー２１は電動アクチュエータ２６に連動され、この電動アクチュエータ２６をロック動作させると、リンクレバー２４を後退させ、アンロック動作させると、リンクレバー２４を進出させるように回動する。
【００２８】
具体的には、キーシリンダを解錠し、または、電動アクチュエータ２６をアンロック動作させてリンクレバー２４を進出移動させた状態では、リンクレバー２４の先端部によってクローレバー１６の押動が可能になる。
【００２９】
つまり、この状態でアウタハンドルを操作すると、リンクレバー２４がオープンレバー２０に連動されてクローレバー１６の押動部１６ａを押動するように横移動し、クローレバー１６の係止を解除させる。
したがって、アウタハンドルの操作によってクローレバー１６がフォーク１５の係止を解放するため、ドアの開閉が自在となる。
【００３０】
また、キーシリンダを施錠し、または、電動アクチュエータ２６をロック動作させてリンクレバー２４を後退させた状態では、リンクレバー２４の先端部がクローレバー１６の押動領域から退離する。
【００３１】
したがって、アウタハンドルを操作すると、オープンレバー２０に連動するリンクレバー２４がクローレバー１６を連動せず、空振り動作となる。
この結果、ドアを閉めてストライカ１４をフォーク１５により係止させれば、クローレバー１６がフォーク１５の係止を持続するため、ドアロックの状態となる。
【００３２】
他方、本実施形態のドアロック装置は、ベースプレート１１とカバープレート１３との結合を強固にするための連結機構が設けてある。
この連結機構は、図５に詳細に示した通り、ベースプレート１１に一体形成した連結片部１１ｄ、１１ｅと、フェンスブロック１２に設けた貫通孔１２ｄ、１２ｅと、カバープレート１３に一体形成した舌片部１３ｄ、１３ｅとより構成してある。
【００３３】
ベースプレート１１は図５より分かる如く、左右側の壁面１１ｆ、１１ｇと、後側の壁面１１ｈと、その前側に設けた２つの連結片部１１ｄ、１１ｅとでほぼ箱状に形成してある。
【００３４】
そして、連結片部１１ｄ、１１ｅはストライカの進入溝１９の両側位置に直立させた細長の小板部で、それらの先端部にはスリット状の連結孔２７、２８が形成してある。
【００３５】
フェンスブロック１２の貫通孔１２ｄ、１２ｅは、ストライカの進入溝１９の両側位置に小幅の２つの孔部として形成し、上記した連結片部１１ｄ、１１ｅの挿入が可能になっている。
なお、この貫通孔１２ｄ、１２ｅに連結片部１１ｄ、１１ｅを挿入させたとき、連結孔２７、２８が貫通孔１２ｄ、１２ｅよりはみ出るようにしてある。
【００３６】
カバープレート１３の舌片部１３ｄ、１３ｅは、上記した連結片部１１ｄ、１１ｅの間隔に合せてプレート先端に突出形成してある。
この２つの舌片部１３ｄ、１３ｅは、上記連結片部１１ｄ、１１ｅを貫通孔１２ｄ、１２ｅに挿入した後に、貫通孔１２ｄ、１２ｅよりはみ出した連結孔２７、２８に嵌入する。
【００３７】
その他、図５に示したベースプレート１１の小円孔２９、３０とカバープレート１３の小円孔３１、３２は、フォーク軸１７とクローレバー軸１８の軸着孔であり、フェンスブロック１２の小円孔３３、３４はそれらの軸１７、１８の軸挿孔である。
【００３８】
なお、フェンスブロック１２に設けた角孔部３５にはスイッチ３６を組み込むようになっており、また、このように組み込んだスイッチ３６にカバープレート１３に設けた支持片部１３ｆを圧接させ抜け止めするようにしてある。
【００３９】
上記スイッチ３６は図４に示したように、その動作子３６ａをフォーク１５の回動領域に突出させ、フォーク１５の回動に連動させてＯＮ、ＯＦＦさせるスイッチである。
【００４０】
つまり、ドアが閉められ、図４に示すように、フォーク１５がストライカ１４を係止するように回動すると、動作子３６ａがフォーク１５によって押動されてスイッチ動作し、スイッチ３６がドア閉信号を出力する。
【００４１】
また、この逆にドアが開けられると、フォーク１５がストライカ１４の係止を解放するようにばね勢力で戻り回動するから、動作子３６ａが復動し、スイッチ３６がドア開信号を出力する。
【００４２】
上記のように構成したドアロック装置は、フォーク１５、クローレバー１６、スイッチ３６などを装備させたフェンスブロック１２をベースプレート１１に内装させるときに、連結片部１１ｄ、１１ｅを貫通孔１２ｄ、１２ｅに挿入する。
【００４３】
その後、カバープレート１３を被せるが、この場合、貫通孔１２ｄ、１２ｅよりはみ出た連結片部１１ｄ、１１ｅの連結孔２７、２８に舌片部１３ｄ、１３ｅを差し入れる。
【００４４】
続いて、フォーク軸１７とクローレバー軸１８との各軸の両端部をベースプレート１１とカバープレート１３とにカシメ止めし、これら２つのプレート１１、１３を一体的に固着する。
【００４５】
このように固着したベースプレート１１とカバープレート１３は、フォーク軸１７とクローレバー軸１８のカシメ止めの他に、連結片部１１ｄ、１１ｅ、貫通孔１２ｄ、１２ｅ、舌片部１３ｄ、１３ｅによって構成した連結機構によって補強されることから、ベースプレート１１とカバープレート１３の相互の連結が極めて強固となる。
【００４６】
この結果、長年使用に耐えるドアロック装置となる。
また、このドアロック装置は、ベースプレート１１の連結片部１１ｄ、１１ｅがフェンスブロック１２の貫通孔１２ｄ、１２ｅに挿入されているので、金属材のベースプレート１１はドアから露出せず、フェンスブロック１２の前部分１２ａ、１２ｂが露出する。
【００４７】
したがって、ドアを閉めるときに、ドアロック装置が位置するドア部分と車体との間に手指などを誤って挟んでしまった場合、合成樹脂材からなるフェンスブロック１２の前部分１２ａ、１２ｂの弾力によってその衝撃力が緩和される。
【００４８】
また、このドアロック装置は、ベースプレート１１とカバープレート１３の組付けに当って、フォーク軸１７とクローレバー軸１８による位置合せの他に、連結片部１１ｄ、１１ｅの連結孔２７、２８に舌片部１３ｄ、１３ｅを嵌入させることで位置合せすることができるので、ラッチ機構部１０の組付け作業が容易となる。
【００４９】
以上、一実施形態について説明したが、ベースプレート１１に舌片部１３ｄ、１３ｅを、カバープレート１３に連結片部１１ｄ、１１ｅを設ける構成とすることができる。
なお、本発明は自動車のバックドアに備えるドアロック装置に限らず、車輌の各ドアに備えるドアロック装置として実施することができる。
【００５０】
【発明の効果】
上記した通り、本発明によれば、耐久性に優れ、組付けに便利なドアロック装置となる。
【００５１】
また、ベースプレートなどの金属部分が合成樹脂材のフェンスブロック前部分によって覆われるため、手指などが誤って挟まれた場合でも、その衝撃力が緩和される。
したがって、このような場合でも大事になることを防止できるドアロック装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態として示した自動車のバックドアに備えるドアロック装置の側面図である。
【図２】上記ドアロック装置の底面図である。
【図３】図１上のＡ−Ａ線拡大断面図である。
【図４】上記ドアロック装置に備えたフェンスブロックの正面図である。
【図５】上記ドアロック装置に備えたラッチ機構部の分解斜視図である。
【符号の説明】
１０ラッチ機構部
１１ベースプレート
１１ｄ、１１ｅ連結片部
１２フェンスブロック
１２ｄ、１２ｅ貫通孔
１３カバープレート
１３ｄ、１３ｅ舌片部
１４ストライカ
１５フォーク
１６クローレバー
１７フォーク軸
１８クローレバー軸
１９ストライカの進入溝
２７、２８連結孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle door lock device, for example, a door lock device mounted on a back door of an automobile.
[0002]
[Prior art]
The door lock device provided in the back door of an automobile has a striker on the vehicle body side that hits the fork when the door is closed, and the fork rotates, and the reverse rotation of the fork is prevented by the claw lever. The striker is locked and held by the fork, and the door is locked in the closed state.
[0003]
In such a door lock device, a fence block equipped with a fork and a claw lever is built in a box-shaped base plate, and a cover plate is provided on the opening side of the base plate so as to cover the fence block.
[0004]
In addition, the both ends of the fork and claw lever support shafts are fixed to the base plate and the cover plate, and each plate and the fence block are integrally fixed, and this door lock device includes a base plate and a cover plate. An attachment hole communicated with the door is provided, and the attachment hole is attached to the door with a bolt or the like passing through the attachment hole.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Since the door lock device as described above receives a considerably strong impact force when the door is closed, the base plate may be deformed or the fence block may be displaced during long-term use.
[0006]
When the base plate is deformed and the fence block is displaced, the fork and the claw lever are disengaged, so that the locking operation becomes unstable, and the door may not be securely locked.
[0007]
In order to solve this problem, there has been proposed a door lock device having a configuration in which a base plate and a cover plate are reinforced by engaging a locking portion having an L-shaped cross section formed widely in the base plate into an elongated hole of the cover plate. .
[0008]
However, such a configuration complicates the structure of the engaging portion between the base plate and the cover plate and also complicates the manufacturing mold.
[0009]
Moreover, since the part exposed from the door becomes a metal part, the door lock device configured as described above may cause a serious injury if a finger is caught by mistake when the door is closed. .
[0010]
In view of the above circumstances, the present invention prevents the deformation of the base plate and the displacement of the fence block, and covers the portion exposed from the door with the fence block portion of the synthetic resin material, so that the impact is mitigated even when hitting the human body. The main purpose is to propose such a vehicle door lock device.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the present invention, a fence block of the vehicle body side of the synthetic resin material having a fork and claw lever and instrumentation Bei for engaging and holding the striker by closing the door, the entry groove of the striker A base plate made of a metal material provided with the fence block provided therein, and a metal cover plate provided on the opening side of the base plate so as to cover the fence block;
In the vehicle door lock device in which the support shaft of the fork and claw lever is supported on the base plate and the cover plate, a through hole is provided in the fence block portion on the striker entrance groove side, and one of the base plate and the cover plate is provided. Is provided with a connecting piece portion that is inserted into the through hole and protrudes from the through hole at the tip end side, and a connecting hole is formed on the tip end side of the connecting piece portion. Proposed is a vehicle door lock device characterized in that a tongue piece portion is provided to be fitted into a connection hole of the connection piece portion.
[0012]
[Action]
In the door lock device of the present invention, the connecting piece provided on one of the base plate and the cover plate is inserted into the through hole of the fence block, and the tongue piece provided on the other of them is inserted into the connecting hole of the connecting piece. The base plate and the cover plate are connected to each other.
[0013]
As a result, in addition to the base plate and the cover plate being connected by the fork and the claw lever shaft, the base plate and the cover plate are connected to each other by the connecting piece portion and the tongue piece portion. The door lock device does not cause base plate deformation or fence block position shift.
[0014]
Moreover, since the connecting piece portion is inserted into the through hole of the synthetic resin fence block, the portion exposed from the door becomes the fence block portion, and the impact when hitting the human body is mitigated by the elasticity of the synthetic resin material. .
[0015]
Furthermore, since the base plate and the cover plate can be positioned relative to each other by the connecting piece portion and the tongue piece portion in addition to the support shafts of the fork and the claw lever, it becomes a door lock device that is convenient for assembling. .
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a side view of a door lock device provided in a back door of an automobile, FIG. 2 is a bottom view of the door lock device, and FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[0017]
In these drawings, reference numeral 10 denotes a latch mechanism, which is composed of a base plate 11, a fence block 12, and a cover plate 13.
As shown in FIG. 4, the fence block 12 includes a fork 15 that locks the striker 14 on the vehicle body side and a claw lever 16 that locks the reverse rotation of the fork 15.
[0018]
The fence block 12 is housed in a base plate 11 formed in a substantially box shape, and the fence block 12 is covered with a cover plate 13 provided on the opening side of the base plate 11.
[0019]
The base plate 11 and the cover plate 13 are integrally coupled by crimping and fixing both end portions of the fork shaft 17 and the claw lever shaft 18 through which the fence block 12 passes.
[0020]
Further, the base plate 11 and the cover plate 13 are provided with mounting plate portions 11a and 13a projecting left and right, and bolts are inserted into the mounting holes 11b and 13b provided in the mounting plate portions 11a and 13a to be mounted on the door.
[0021]
The base plate 11 and the fence block 12 are formed with an entrance groove 19 for allowing the striker 14 to enter. As is well known, the fork 15 is provided with a clockwise spring force (FIG. 4). Each is given a counterclockwise spring force (FIG. 4).
[0022]
On the other hand, the cover plate 13 is formed as a plate body portion 13c projecting to the rear of the latch mechanism portion 10 with the bent surface portion on the front end side as a cover of the latch mechanism portion 10 and the other portion.
[0023]
As shown in FIG. 1, an open lever 20 and a bell crank lever 21 are pivotally supported on the plate portion 13c.
The open lever 20 is coaxial with the turning lever 23 to which the outer handle rod 22 is connected, and operates according to the operation of the outer handle.
[0024]
The open lever 20 is formed with a long hole, and an interlocking pin provided on the distal end side of the link lever 24 is inserted into the long hole.
That is, when the open lever 20 is turned, the distal end portion of the link lever 24 is interlocked via the interlocking pin and moves laterally (in the direction perpendicular to the paper surface in FIG. 1).
[0025]
The base of the link lever 24 is pivotally attached to the first arm of the bell crank lever 21 described above, and moves upward (FIG. 1) as the bell crank lever 21 rotates.
That is, the link lever 24 moves forward and backward (vertical direction in FIG. 1) with respect to the pushing area of the claw lever 16 as the bell crank lever 21 rotates, and locks and unlocks the door. It has a configuration.
[0026]
The bell crank lever 21 has a key cylinder rod 25 connected to the second arm thereof, and the link lever 24 is moved backward (moved upward in FIG. 1) by locking the key cylinder, and the link lever is released by unlocking it. It is rotated so as to advance 24 (downward movement in FIG. 1).
[0027]
The bell crank lever 21 is interlocked with the electric actuator 26. When the electric actuator 26 is locked, the link lever 24 is retracted, and when the electric actuator 26 is unlocked, the bell crank lever 21 is rotated so that the link lever 24 is advanced.
[0028]
Specifically, when the key cylinder is unlocked or the electric actuator 26 is unlocked and the link lever 24 is moved forward, the claw lever 16 can be pushed by the tip of the link lever 24. Become.
[0029]
In other words, when the outer handle is operated in this state, the link lever 24 is moved in conjunction with the open lever 20 so as to push the pushing portion 16a of the claw lever 16, and the claw lever 16 is unlocked.
Therefore, since the claw lever 16 releases the lock of the fork 15 by operating the outer handle, the door can be opened and closed freely.
[0030]
Further, in a state where the key cylinder is locked or the electric actuator 26 is locked and the link lever 24 is retracted, the tip of the link lever 24 is separated from the pushing region of the claw lever 16.
[0031]
Therefore, when the outer handle is operated, the link lever 24 interlocked with the open lever 20 does not interlock the claw lever 16 and the swing operation is performed.
As a result, when the door is closed and the striker 14 is locked by the fork 15, the claw lever 16 continues to lock the fork 15, so that the door is locked.
[0032]
On the other hand, the door lock device of the present embodiment is provided with a coupling mechanism for strengthening the coupling between the base plate 11 and the cover plate 13.
As shown in detail in FIG. 5, the coupling mechanism includes coupling pieces 11 d and 11 e integrally formed on the base plate 11, through holes 12 d and 12 e provided on the fence block 12, and a tongue piece integrally formed on the cover plate 13. It consists of parts 13d and 13e.
[0033]
As can be seen from FIG. 5, the base plate 11 is formed in a substantially box shape by left and right wall surfaces 11f and 11g, a rear wall surface 11h, and two connecting pieces 11d and 11e provided on the front side.
[0034]
The connecting piece portions 11d and 11e are elongate small plate portions that stand upright on both side positions of the striker entrance groove 19, and slit-like connecting holes 27 and 28 are formed at their tip portions.
[0035]
The through-holes 12d and 12e of the fence block 12 are formed as two narrow holes at both sides of the entry groove 19 of the striker, and the above-described connecting pieces 11d and 11e can be inserted.
When the connecting pieces 11d and 11e are inserted into the through holes 12d and 12e, the connecting holes 27 and 28 protrude from the through holes 12d and 12e.
[0036]
The tongue pieces 13d and 13e of the cover plate 13 are formed so as to protrude from the end of the plate in accordance with the interval between the connecting pieces 11d and 11e.
The two tongue pieces 13d and 13e are inserted into the connecting holes 27 and 28 protruding from the through holes 12d and 12e after the connecting pieces 11d and 11e are inserted into the through holes 12d and 12e.
[0037]
In addition, the small circular holes 29 and 30 of the base plate 11 and the small circular holes 31 and 32 of the cover plate 13 shown in FIG. 5 are shaft attachment holes of the fork shaft 17 and the claw lever shaft 18. The holes 33 and 34 are shaft insertion holes for the shafts 17 and 18.
[0038]
A switch 36 is incorporated in the square hole 35 provided in the fence block 12, and the support piece 13f provided on the cover plate 13 is pressed against the switch 36 incorporated in this manner to prevent it from coming off. It is like that.
[0039]
As shown in FIG. 4, the switch 36 is a switch that projects the operating element 36 a into the rotation region of the fork 15 and is turned on and off in conjunction with the rotation of the fork 15.
[0040]
That is, when the door is closed and the fork 15 rotates to lock the striker 14 as shown in FIG. 4, the operating element 36a is pushed by the fork 15 to perform a switch operation, and the switch 36 is operated as a door closing signal. Is output.
[0041]
On the contrary, when the door is opened, the fork 15 returns and rotates with a spring force so as to release the lock of the striker 14, so that the operating element 36a moves backward and the switch 36 outputs a door opening signal. .
[0042]
In the door lock device configured as described above, when the fence block 12 equipped with the fork 15, the claw lever 16, the switch 36, and the like is mounted on the base plate 11, the connecting pieces 11d and 11e are formed in the through holes 12d and 12e. insert.
[0043]
Thereafter, the cover plate 13 is covered. In this case, the tongue pieces 13d and 13e are inserted into the connecting holes 27 and 28 of the connecting pieces 11d and 11e protruding from the through holes 12d and 12e.
[0044]
Subsequently, both ends of each of the fork shaft 17 and the claw lever shaft 18 are crimped to the base plate 11 and the cover plate 13, and the two plates 11 and 13 are integrally fixed.
[0045]
The base plate 11 and the cover plate 13 fixed in this manner are constituted by connecting pieces 11d and 11e, through holes 12d and 12e, and tongue pieces 13d and 13e, in addition to the caulking of the fork shaft 17 and the claw lever shaft 18. Since it is reinforced by the connection mechanism, the mutual connection between the base plate 11 and the cover plate 13 becomes extremely strong.
[0046]
This results in a door lock device that can withstand years of use.
Further, in this door lock device, since the connecting pieces 11d and 11e of the base plate 11 are inserted into the through holes 12d and 12e of the fence block 12, the metal base plate 11 is not exposed from the door, and the fence block 12 The front portions 12a and 12b are exposed.
[0047]
Therefore, when the door is closed, if a finger or the like is accidentally sandwiched between the door portion where the door lock device is located and the vehicle body, the elasticity of the front portions 12a and 12b of the fence block 12 made of synthetic resin material The impact force is alleviated.
[0048]
In addition, when the base plate 11 and the cover plate 13 are assembled, the door lock device has a tongue in the connection holes 27 and 28 of the connection pieces 11d and 11e, in addition to the alignment by the fork shaft 17 and the claw lever shaft 18. Since the alignment can be performed by inserting the pieces 13d and 13e, the assembly work of the latch mechanism 10 is facilitated.
[0049]
As mentioned above, although one embodiment was described, it can be set as the structure which provides the tongue piece parts 13d and 13e in the baseplate 11, and the connection piece parts 11d and 11e in the cover plate 13. FIG.
The present invention is not limited to a door lock device provided in a back door of an automobile, but can be implemented as a door lock device provided in each door of a vehicle.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the door lock device is excellent in durability and convenient for assembly.
[0051]
Further, since the metal portion such as the base plate is covered with the front portion of the synthetic resin fence block, even if a finger or the like is accidentally pinched, the impact force is reduced.
Therefore, the door lock device can be prevented from becoming important even in such a case.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a door lock device provided in a back door of an automobile shown as an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a bottom view of the door lock device.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 is a front view of a fence block provided in the door lock device.
FIG. 5 is an exploded perspective view of a latch mechanism portion provided in the door lock device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Latch mechanism part 11 Base plate 11d, 11e Connection piece part 12 Fence block 12d, 12e Through-hole 13 Cover plate 13d, 13e Tongue piece part 14 Striker 15 Fork 16 Claw lever 17 Fork shaft 18 Claw lever shaft 19 Strike entrance groove 27, 28 Connecting hole

Claims

ドアを閉めることにより車体側のストライカを係止保持するフォークとクローレバーとを装備した合成樹脂材からなるフェンスブロックと、
上記ストライカの進入溝を設けて上記フェンスブロックを内装させた金属材からなるベースプレートと、
上記フェンスブロックを覆うように上記ベースプレートの開口側に設けた金属材のカバープレートとを備え、
上記フォークとクローレバーの支軸をベースプレートとカバープレートとに軸支させた構成の車輌用ドアロック装置において、
ストライカの進入溝側となるフェンスブロック部分に貫通孔を設け、
ベースプレートとカバープレートの一方には、上記貫通孔に挿入させ、先端側をその貫通孔から突出させる連結片部を設けると共に、この連結片部の先端側に連結孔を形成し、
ベースプレートとカバープレートの他方には、上記連結片部の連結孔に嵌入する舌片部を設けて構成したことを特徴とする車輌用ドアロック装置。A fence block of the vehicle body side of the synthetic resin material having a fork and claw lever and instrumentation Bei for engaging and holding the striker by closing the door,
A base plate made of a metal material provided with an entrance groove for the striker and having the fence block installed therein;
A metal cover plate provided on the opening side of the base plate so as to cover the fence block;
In the vehicle door lock device configured to pivotally support the support shaft of the fork and claw lever on the base plate and the cover plate,
A through hole is provided in the fence block on the striker side of the striker,
One of the base plate and the cover plate is provided with a connecting piece portion that is inserted into the through hole and protrudes from the through hole at the tip side, and a connecting hole is formed on the tip side of the connecting piece portion,
A vehicle door lock device comprising a tongue piece portion that fits into a connection hole of the connection piece portion on the other of the base plate and the cover plate.