JP3909245B2 - 大気開放弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は大気開放弁に関し、特に給湯装置からの温水を浴槽に導く配管の途中に設けられて浴槽の汚水が上水道へ逆流してしまうのを防止する大気開放弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の給湯システムの構成例を示す図である。
従来の給湯システムにおいて、上水道の給水管101は、流量センサ102を介して熱交換器103および水バイパス弁104の上流側に接続されており、熱交換器103および水バイパス弁104の下流側は合流した後、水比例弁105に接続されている。この水比例弁105の下流側は、たとえば台所の蛇口などへ出湯する給湯管106に接続される。水比例弁105の下流側は、また、流量センサ107、電磁弁108、逆止弁109を介して風呂の浴槽110に配管されており、流量センサ107と電磁弁108との間の配管には負圧破壊装置(バキュームブレーカ)111が設けられている。
【0003】
給水管101から給水された上水は、流量センサ102を通り、一部が熱交換器103にて加熱されて湯になり、一部は水バイパス弁104を通って熱交換器103から出てきた湯と混合される。このとき、水バイパス弁104により熱交換器103をバイパスする流量を制御することにより、湯水の混合比が変えられて出湯温度が制御される。所望の温度に制御された湯は、さらに、水比例弁105により出湯流量が制御されて給湯管106より給湯される。
【0004】
また、浴槽110に湯張りを行う時には、電磁弁108を開けることにより、水比例弁105を出た湯が流量センサ107、電磁弁108および逆止弁109を介して風呂の浴槽110へ供給される。
【0005】
負圧破壊装置111は、大気に開口した逆止弁の構成を有し、通常は、配管内の通水圧により閉じていて、断水などにより、給湯管106に負圧が発生した場合には、開いて、その配管内に大気を導入する。これにより、配管内の負圧状態をなくし、浴槽110内の湯が負圧によって給湯管106の方へ逆流してしまうことを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の給湯システムでは、浴槽に近い側に安全のために2個の逆止弁を直列に配置してあるが、この逆止弁に異物が噛み込むなどして逆止弁の水密が不良になっていると、浴槽の湯がその水頭圧により逆止弁の上流側へ逆流して配管内に負圧が発生しないため、負圧破壊装置が機能せず、そのまま給湯管の方へ逆流してしまう可能性があるという問題点があった。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、逆止弁が異物の噛み込みなどで水密不良になっても浴槽内の汚水が上水道の側へ逆流するのを完全に防止することができる大気開放弁を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、浴槽から上水道への逆流を防止する大気開放弁において、直線状の配管を構成するとともに側部に開口された第1の開口部と前記第1の開口部に対向する側部に開口された大気開放の第2の開口部とを有するボディと、前記第1および第2の開口部の開口中心を結ぶ軸線上に進退自在に配置されたピストンと、前記ピストンの一端に設けられて前記第1の開口部を塞ぐように配置されたダイヤフラムと、前記ボディの外側より前記ダイヤフラムを覆うように配置され上水圧を導入して前記ダイヤフラムとの間に検圧室を構成するケースと、前記ピストンの他端に保持されて前記第2の開口部を開放または閉塞する弁体と、前記弁体が開く方向へ前記ピストンを付勢するスプリングと、を備え、前記ダイヤフラムの受圧面積を、前記弁体側の受圧面積の8倍以上にしたことを特徴とする大気開放弁が提供される。
【0009】
このような大気開放弁によれば、通常は、検圧室に導入された上水圧をダイヤフラムが受けてピストンを付勢し、その反対側に設けられた弁体で大気に開放している第2の開口部を閉じているため、単なる配管として機能している。ここで、浴槽との間に設けられた逆止弁が異物の噛み込みなどにより水密不良となっている状態で、断水などで負圧が発生すると、ダイヤフラムが負圧を感知してピストンを弁体が開く方向へ付勢することで、第2の開口部が開放され、逆流してきた浴槽内の汚水をこの第2の開口部を介して大気に放出する。これにより、浴槽内の汚水が上水道の側へ逆流するのを確実に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、給湯システムに適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明による大気開放弁を適用した給湯システムの構成例を示す図である。
本発明による大気開放弁を適用した給湯システムにおいて、上水道の給水管1は、流量センサ2を介して熱交換器3および水バイパス弁4の上流側に接続されており、熱交換器3および水バイパス弁4の下流側は合流した後、水比例弁5に接続されている。この水比例弁5の下流側は、たとえば台所の蛇口などへ出湯する給湯管6に接続される。水比例弁5の下流側は、また、流量センサ7、電磁弁8、大気開放弁9、逆止弁10を介して風呂の浴槽11に配管されており、大気開放弁9は、検圧管12を介して給水管1に接続されている。
【0012】
給水管1から給水された上水は、流量センサ2を通り、一部が熱交換器3にて加熱されて湯になり、一部は水バイパス弁4を通って熱交換器3から出てきた湯と混合される。このとき、水バイパス弁4により熱交換器3をバイパスする流量を制御することにより、湯水の混合比が変えられて出湯温度が制御される。所望の温度に制御された湯は、さらに、水比例弁5により出湯流量が制御されて給湯管6より給湯される。
【0013】
また、浴槽11に湯張りを行う時には、電磁弁8を開けることにより、水比例弁5を出た湯が流量センサ7、電磁弁8、大気開放弁9および逆止弁10を介して風呂の浴槽11へ供給される。このとき、大気開放弁9には、検圧管12を介して上水道の元圧が導入されている。
【0014】
断水などが発生して給水管1内に負圧が発生したときには、大気開放弁9は、上水道の元圧の低下を感知して大気開放し、配管内の水を大気に放出する。もし、浴槽11が高所にあり、逆止弁10が異物の噛み込みなどにより水密不良となっていた場合には、浴槽11内の汚水がその水頭圧により逆止弁10を介して大気開放弁9まで逆流してくるが、その汚水は大気開放弁9により大気に放出されるため、浴槽内の汚水が給湯管6の方まで逆流することはない。
【0015】
次に、この大気開放弁9の詳細を説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る大気開放弁の弁閉状態を示す中央縦断面図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。
【0016】
大気開放弁9は、直線状の配管を構成するボディ13を有し、このボディ13は、その両端に、電磁弁8からの配管に接続される接続部14と逆止弁10が装着された配管に接続される接続部15とを有している。ただし、水の流れに対して方向性はないので、これらの接続部14,15は、電磁弁8からの配管および逆止弁10が装着された配管のいずれに接続してもよい。ボディ13は、また、その側部、図では上部中央部に第1の開口部16が開口され、この第1の開口部16に対向する側部、図では下部中央部に大気開放の第2の開口部17が開口されている。第1および第2の開口部16,17の開口中心を結ぶ軸線上には、ピストン18が進退自在に配置されている。ピストン18の上部は、第1の開口部16の通路内壁をガイドとするディスクが、下部は、第2の開口部17の通路内壁をガイドとする3本の脚部がそれぞれ一体に形成されている。ピストン18の上部のディスクには、リテーナ19およびねじ20によってダイヤフラム21が固定されている。ダイヤフラム21の外周部は、ボディ13と第1の開口部16を覆うように設けられたケース22とによって挾持されている。ケース22は、ダイヤフラム21とともに検圧室23を構成し、検圧管12が接続される検圧管接続部24が一体に形成されている。検圧管接続部24と検圧室23とは、連通孔25によって連通されている。
【0017】
ピストン18の下部には、弁体26が嵌着されている。この弁体26は、第2の開口部17の通路の途中に形成された段差部からなる弁座27と協働して、配管内と大気との間を連通または閉塞する弁を構成している。さらに、ピストン18の回りには、ピストン18をダイヤフラム21の方へ付勢するスプリング28が設けられている。
【0018】
以上の構成の大気開放弁9において、通常は、図2に示したように、検圧管12およびケース22に穿設された連通孔25を介して上水道の元圧が検圧室23に導入されている。したがって、ダイヤフラム21は、その元圧を受圧してピストン18を図の下方へ押し下げており、ピストン18に嵌着された弁体26を弁座27に着座させている。これにより、大気に開放された第2の開口部17は閉塞され、大気開放弁9は単なる配管として機能する。
【0019】
ここで、断水などにより、上水道の元圧が低下または負圧になると、それに応動して検圧室23の圧力が低下する。ダイヤフラム21がその低下した圧力を受圧することにより、図3に示したように、ピストン18が押し上げられ、弁体26が弁座27から離れて第2の開口部17を開き、大気開放弁9内の水を大気に放出する。このとき、逆止弁10が異物の噛み込みなどにより水密不良となっている場合、浴槽11内の汚水がその水頭圧によって逆流してくるが、その場合でも、その汚水は、この大気開放弁9により大気に放出されるので、給湯管6や給水管1の方まで逆流することはない。
【0020】
図4は大気開放弁内の圧力関係を説明する図であって、(A)は圧力、受圧面積およびスプリング荷重を説明し、(B)は圧力と弁の開閉状態とを説明している。
【0021】
この大気開放弁9において、図4の(A)に示したように、ダイヤフラム21の受圧面積をA、弁体26の受圧面積をB、検圧室23に導入される上水道の元圧である1次圧をP1、大気開放弁9内を流れる水の通水圧力である2次圧をP2、スプリング28のスプリング荷重をFsとすると、大気開放弁9内の圧力関係は、
【0022】
【数1】
A(P1−P2)+B・P2=Fs ・・・(1)
で表すことができる。これを変形して、1次圧の式にすると、
【0023】
【数2】
P1=P2(A−B)/A+Fs/A ・・・(2)
となる。ここで、右辺の第1項は、ダイヤフラム21の受圧面積A、弁体26の受圧面積B、1次圧P1および2次圧P2の関係を示しており、第2項は、2次圧P2が0のときに弁が開き始める場合の1次圧P1とスプリング荷重Fsとの関係を示している。
【0024】
以上の関係をグラフで表したのが、図4の(B)である。1次圧P1は通常高いので、そのときには、大気開放弁9は、閉弁領域にあり、断水などが発生して1次圧P1が低下した時には、開弁領域にある。それら開弁および閉弁の境界は、傾き(A−B)/Aで表されている。この傾きを1に近づけることで圧力の違いによる変化を抑えることができるが、これを達成するには、ダイヤフラム21の受圧面積Aを十分に大きくするか、弁体26の受圧面積Bを十分に小さくすればよい。しかし、実用的には、実現できる寸法の大きさを考慮すると、ダイヤフラム21の受圧面積Aと弁体26の受圧面積Bとの比A/Bが8以上あればよく、好ましくは、比を10程度にし、傾き(A−B)/Aを0.9程度にするとよい。
【0025】
図5は本発明の第2の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。この図5において、図2および図3に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0026】
この第2の実施の形態に係る大気開放弁30は、第1の実施の形態に係る大気開放弁9と給湯管6から浴槽11に至る配管上にある電磁弁8および逆止弁10とを一体に構成した形態を有している。
【0027】
この大気開放弁30は、接続部14の側のボディ13に電磁弁8を配置し、接続部15の側のボディ13に逆止弁10を配置している。電磁弁8は、ボディ13と一体に形成された筒状の弁座31とダイヤフラム32によって支持された弁体33とを含む主弁と、主弁の弁体33の中央に形成された弁座34とソレノイドのプランジャ35に保持された弁体36とを含むパイロット弁とからなっている。逆止弁10は、筒状のケースの上流側端部にて内側に突設された弁座37と、この弁座37に下流側から対向して水の流れ方向に進退自在に配置された弁体38と、この弁体38を弁座37に対して着座する方向に付勢するスプリング39とを有し、この構成が水の流れ方向に2つ直列に配置されている。
【0028】
以上の構成において、電磁弁8が通電されていない時には、図示のように、プランジャ35がスプリングの付勢力によって弁体36を弁座34に着座させることでパイロット弁を閉じている。これにより、主弁の弁体33の上面側の部屋には、その弁体33に穿設されたオリフィスを介して上流側の圧力が導入され、ダイヤフラム32の両側の部屋に圧力差がなくなることで、主弁はその上流側の圧力で閉じられ、浴槽11への配管が閉塞される。
【0029】
電磁弁8が通電されると、プランジャ35が吸引されて図の上方へ移動することで、パイロット弁が開き、これにより主弁の弁体33の上面側の部屋にある水が弁座34の弁孔を介して下流側に流れることでダイヤフラム32の両側の部屋に圧力差が発生し、その圧力差で弁体33がその弁座31からリフトされて、主弁は全開状態になる。このとき、検圧室23には、検圧管接続部24を介して1次圧P1がかかっているため、弁体26が着座して、第2の開口部17は閉塞されている。したがって、電磁弁8を通過した水は、逆止弁10を通り、浴槽11へと流れることになる。
【0030】
断水などにより、1次圧P1が低下した場合は、第1の実施の形態の大気開放弁9と同じ動作により、弁体26がリフトして、中の水が大気に放出される。このとき、逆止弁10に水密不良があって、浴槽11からの汚水が逆止弁10を介して逆流してきたとしても、その汚水は、大気に放出され、給湯管6の方まで逆流していくことはない。
【0031】
図6は本発明の第3の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。この図6において、図5に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0032】
この第3の実施の形態に係る大気開放弁40は、第2の実施の形態に係る大気開放弁30に加えて給湯管6から浴槽11に供給される水量を検出する流量センサ7を一体に構成した形態を有している。
【0033】
この大気開放弁40は、接続部14と電磁弁8との間のボディ13に流量センサ7を配置している。
この流量センサ7は、着磁された複数枚の羽根を有する羽根車41と、この羽根車41に近接してボディ13内に埋設された感磁センサ42と、上流側に配置されて通過する水に渦流を生起させる整流器43とを有している。
【0034】
流量センサ7以外の電磁弁8および逆止弁10は、第2の実施の形態の大気開放弁30と同じように配置されている。
図7は本発明の第4の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。この図7において、図6に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0035】
この第4の実施の形態に係る大気開放弁50は、第3の実施の形態に係る大気開放弁40と同じであるが、流量センサ7の装着位置を変更した形態になっている。
【0036】
この大気開放弁50は、電磁弁8、大気開放弁本体51、流量センサ7および逆止弁10が同軸上に配置されている。
このように、流量センサ7を大気開放弁本体51と逆止弁10との間に配置したことで、流量センサ7が逆止弁10の水密不良による汚水の逆流があった場合には、その逆流を検出することができるので、逆止弁10の水密不良を検出することが可能になる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、上水道の元圧を検出していて、断水などで上水道の元圧が低下すると、大気開放弁を開けて内部の水を大気に放出する構成にした。断水などで上水道の元圧が低下した場合、内部の水が大気に放出されることで内部の圧力は減圧するが、このとき、浴槽の手前に設置された逆止弁が水密不良になっていた場合、浴槽の汚水がその水頭圧により逆流してくるが、その汚水は、大気開放弁により大気に放出されるため、浴槽より逆流してきた汚水が上水道の側まで逆流していくことはなくなり、この大気開放弁を適用した給湯システムの信頼性を向上させることができる。
【0038】
また、流量センサ、電磁弁および逆止弁を一体化することで、部品点数および取り付け工数を低減でき、給湯システムのコストを低減することができる。
さらに、ダイヤフラムが破損する場合も考えられるが、この場合でも、大気開放弁は上水道の元圧により閉弁状態が維持されるため、上水が大気へ放出され続けてしまうという事態は避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による大気開放弁を適用した給湯システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る大気開放弁の弁閉状態を示す中央縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。
【図4】大気開放弁内の圧力関係を説明する図であって、(A)は圧力、受圧面積およびスプリング荷重を説明し、(B)は圧力と弁の開閉状態とを説明している。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る大気開放弁の弁開状態を示す中央縦断面図である。
【図8】従来の給湯システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 給水管
2 流量センサ
3 熱交換器
4 水バイパス弁
5 水比例弁
6 給湯管
7 流量センサ
8 電磁弁
9 大気開放弁
10 逆止弁
11 浴槽
12 検圧管
13 ボディ
14,15 接続部
16 第1の開口部
17 第2の開口部
18 ピストン
19 リテーナ
21 ダイヤフラム
22 ケース
23 検圧室
24 検圧管接続部
25 連通孔
26 弁体
27 弁座
28 スプリング
30 大気開放弁
31 弁座
32 ダイヤフラム
33 弁体
34 弁座
35 プランジャ
36 弁体
37 弁座
38 弁体
39 スプリング
40 大気開放弁
41 羽根車
42 感磁センサ
43 整流器
50 大気開放弁
51 大気開放弁本体

Claims (6)

  1. 浴槽から上水道への逆流を防止する大気開放弁において、
    直線状の配管を構成するとともに側部に開口された第1の開口部と前記第1の開口部に対向する側部に開口された大気開放の第2の開口部とを有するボディと、
    前記第1および第2の開口部の開口中心を結ぶ軸線上に進退自在に配置されたピストンと、
    前記ピストンの一端に設けられて前記第1の開口部を塞ぐように配置されたダイヤフラムと、
    前記ボディの外側より前記ダイヤフラムを覆うように配置され上水圧を導入して前記ダイヤフラムとの間に検圧室を構成するケースと、
    前記ピストンの他端に保持されて前記第2の開口部を開放または閉塞する弁体と、
    前記弁体が開く方向へ前記ピストンを付勢するスプリングと、
    を備え
    前記ダイヤフラムの受圧面積を、前記弁体側の受圧面積の8倍以上にしたことを特徴とする大気開放弁。
  2. 前記ボディ内の通路を開放または閉塞する電磁弁と、前記ボディ内を通過する水の逆流を防止する逆止弁とを一体に備えていることを特徴とする請求項1記載の大気開放弁。
  3. 前記電磁弁を前記ボディ内の通路の上流側に配置し、前記逆止弁を前記ボディ内の通路の下流側に配置したことを特徴とする請求項2記載の大気開放弁。
  4. 前記ボディ内を通過する水量を検出する流量センサを一体に備えていることを特徴とする請求項2記載の大気開放弁。
  5. 前記流量センサを前記電磁弁よりも上流側の前記ボディ内の通路に配置したことを特徴とする請求項4記載の大気開放弁。
  6. 前記流量センサを前記ピストンと前記逆止弁との間に配置したことを特徴とする請求項4記載の大気開放弁。
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