JP3908720B2 - 光ディスク装置及び光情報記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CDやDVD等の光記録媒体に情報を記録し、再生する光ディスク装置および光情報記録方法に関する。
近年、情報通信技術の発達により、インターネット等が目覚しい勢いで普及したことにより、ネットワークを介して多くの情報がさかんにやり取りされている。こうした状況の中、近年、情報記録装置の分野において、CD−Rなどの追記型光ディスクやCD−RWなどの書き換え型光ディスクが記録媒体として注目を浴びており、最近では、レーザ光源としての半導体レーザの短波長化、高い開口数(Numerical Aperture)を有する高NA対物レンズによるスポット径の小径化、及び薄型基板の採用などにより、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAMなどの大容量の光ディスクが情報記録装置において用いられている。
CD−R等への情報の記録は、PC(PC:Personal Computer)等から与えられた記録情報をEFM(EFM:Eight to Fourteen Modulation)信号に変換して行われるが、使用する光ディスクを構成する色素記録層等の組成の違いから、記録媒体の蓄熱や冷却速度の不足に起因するマークの形成不良等の問題が生じるために、EFM信号をそのまま記録しようとしても、所望のマークやスペースを形成することはできない。
そのため、基準となる記録波形に対して、使用する個々の光ディスク固有の記録パラメータ(以下、これをライトストラテジという。)を定めて良好な記録品質を維持する方式が採用されている。
このライトストラテジは、上記のように、光ディスクの色素、相変化材料、色素の膜厚あるいは溝の形状等ばかりでなく、記録速度とも密接な関係があることが知られている。一般に、代表的なライトストラテジは、マークとスペースの比率を可変する方法、記録パルスの先端部に付加パルスを加える方法、マークとスペースの組み合わせにより、パルスの立ち上がりあるいは立下り位置を変える方法、記録パルスをマルチパルス化する方法等がある。
マークとスペースの比率を可変する方法は、低速記録時にマークの長さを短くすることにより、強い記録パワーで短いパルスを光ディスクに照射することで、生成されるマークの先端および終端の形状を良くする作用がある。
記録パルスの先端部に付加パルスを加える方法は、レーザの照射が熱に変換されにくいマークの先端部に対して、付加的に記録パワーを与えることにより、形成されるマーク先端部の形状を良くする作用がある。
マークとスペースの組み合わせにより、パルスの立ち上がりあるいは立下り位置を変える方法は、例えば、ひとつ前のマークの熱がスペースに伝わって次のマークに影響を与えることから、前のスペースの長さに応じて、スペースの終端位置を変えたり、記録マークの熱が前方に伝わるために、その記録マークの長さに応じて、マークの先端位置を変えたり、記録マークの熱が後方に伝わるために、その記録マークの長さに応じて、マークの終端位置を変えたり、ひとつ後ろのマークの熱が、後のスペースにを伝わって影響を及ぼすために、後ろのスペースの長さに従って、スペースの先端位置を変えることにより、形成されるマークおよびスペースの長さのばらつきを均一化できる作用がある。
記録パルスをマルチパルス化する方法は、CD−RW等の相変化型ディスクあるいはDVDに用いられる方法である。相変化型ディスクに連続したパルスで情報の記録を行うと、自身の熱の作用によって記録したマークの先端部分を消去してしまうため、マーク間に冷却期間を設けたマルチパルスが用いられるのである。
このようなライトストラテジは、上述のように、使用する光ディスクを構成する色素記録層等の組成の違いや記録速度の違いにより、使用する光ディスクごとに最適化されて用いられるが、このライトストラテジの最適化を行うドライブメーカは、このために大変な時間と工数を要しているのが現状である。
また、市場には、ドライブメーカが把握しきれないほどの大量の種類におよぶ光ディスクが流通していることから、市場に流通しているすべての光ディスクについて予め適切なライトストラテジを用意することは不可能である。
このような問題に対して、光ディスクのテストエリアにおいて、複数のトラックにライトストラテジを変化させた複数の情報を記録し、再生ジッタが最小となるストラテジを選択する方法(例えば、特許文献1参照。)や特殊な記録パターンにより情報を記録した後に、マークとスペースとの組み合わせによるジッタ値あるいはデビエーション値が最も小さくなる組み合わせを求める方法(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
特開2000−30254号公報 特開2003−30837号公報
しかしながら、前者の方法では、最終的に選択されるライトストラテジが、設定したライトストラテジの中で最良のライトストラテジであるにすぎず、必ずしも、使用する光ディスクに最適なライトストラテジとは言えない。また、テストに要する記録領域だけトラックを使用してしまうという問題がある。
また、後者の方法では、特殊な記録パターンを使用する関係上、特定のマークあるいはスペースを変化させたときの他のマークあるいはスペースへの影響が十分考慮されないために、一度の記録再生テストにより、使用する光ディスクに最適なライトストラテジを設定することは極めて困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、特殊な記録パターンを用いることなく、使用する光ディスクに最適なパラメータを短時間で設定することができる光ディスク装置、光情報記録方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の事項を提案している。
請求項1に係る発明は、光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置であって、該光情報記録媒体に基準ストラテジあるいは基準ストラテジに対して、少なくとも一つの設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで記録されたマーク長およびスペース長を計測する計測手段と、該計測結果を記憶する計測値記憶手段と、各マークおよびスペースの理論長を記憶する理論長記憶手段と、前記計測値記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長と前記理論長記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長に基づいて、前記ライトストラテジを変化させたことによる各マークおよびスペースのデビエーション値を算出するデビエーション値算出手段と、該算出されたデビエーション値と、各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する伸縮量算出手段とを有することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項6に係る発明は、光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行うための光情報記録方法であって、該光情報記録媒体に基準ストラテジで情報を記録するステップと、該基準ストラテジに対して、少なくとも一つの設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで情報を記録するステップと、前記記録されたマーク長およびスペース長を計測して、記憶するステップと、該記憶されたマーク長およびスペース長と各マークおよびスペースの理論長に基づいて、各マークおよびスペースに関するそれぞれのデビエーション値を算出するステップと、該算出されたデビエーション値と、各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出するステップとを含むことを特徴とする方法を提案している。
これらの発明によれば、基準ライトストラテジあるいは基準ストラテジに対して、少なくとも一つの設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで記録されたマーク長およびスペース長の理論長に対するデビエーションと各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出するため、2回の記録動作により、同じライトストラテジで記録した場合の各光情報記録媒体固有の伸縮量を短時間に把握することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された光ディスク装置について、前記設定パラメータが記録パルス先端のエッジ位置、記録パルス終端のエッジ位置、最終マルチパルスの終端エッジ位置、最終オフパルスの立ち上がりエッジ位置、最終オフパルスのパルス幅、パワードパルス幅、マルチパルス幅、先頭パルスのパルス幅であることを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項7に係る発明は、請求項6に記載された方法について、前記設定パラメータが記録パルス先端のエッジ位置、記録パルス終端のエッジ位置、最終マルチパルスの終端エッジ位置、最終オフパルスの立ち上がりエッジ位置、最終オフパルスのパルス幅、パワードパルス幅、マルチパルス幅、先頭パルスのパルス幅であることを特徴とする方法を提案している。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された光ディスク装置について、前記光情報記録媒体に記録された信号のジッタ値を測定するジッタ値測定手段と、前記設定パラメータのうち2つ以上のパラメータを変化させるときに、すべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定する順序決定手段とを有し、前記順序決定手段が、基準ライトストラテジで情報を記録したときの各エッジ前後のデビエーション値と、各設定パラメータを変化させて記録した信号のジッタ値とに基づいて、各設定パラメータに対応したすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項8に係る発明は、請求項6または請求項7に記載された方法について、前記2つ以上のパラメータを変化させるときに、基準ライトストラテジで情報を記録したときの各マークあるいはスペースのエッジ前後におけるデビエーションを算出するステップと、前記デビエーション値により選定された特定の設定パラメータを変化させたライトストラテジにより記録された信号のジッタ値を測定するステップと、該測定されたジッタ値に基づいて、1の設定パラメータを特定し、あるいは、設定パラメータごとの実行順序を決定するステップと、を実行するための方法を提案している。
これらの発明によれば、順序決定手段の作動により、基準ライトストラテジで情報を記録したときの各エッジ前後のデビエーション値と、各設定パラメータを変化させて記録した信号のジッタ値とに基づいて、各設定パラメータに対応したすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定するため、特に、2つ以上の設定パラメータを変化させたときに、その結果のばらつきが生じやすいという問題を解消し、最適な処理順序を決定することができる。
請求項4に記載された発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載された光ディスク装置について、前記算出されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出し、最適なライトストラテジを設定するライトストラテジ設定手段をさらに有することを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項9に記載された発明は、請求項6から請求項8のいずれかに記載された方法について、前記算出されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出し、最適なライトストラテジを設定するステップを含むことを特徴とする方法を提案している。
これらの発明によれば、すべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出されるため、他のマークおよびスペースの変動による反動量をも考慮したすべての光情報記録媒体に最適なライトストラテジを短時間に設定することができる。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された光ディスク装置について、前記ライトストラテジ設定手段が、前記補正値の算出を各マークおよびスペースの存在確率が高い順番に行うことを特徴とする光ディスク装置を提案している。
請求項10に記載された発明は、請求項9に記載されたプログラムについて、前記ライトストラテジを設定するステップにおいて、前記補正値の算出をマークおよびスペースの存在確率が高い順番に行うことを特徴とする方法を提案している。
これらの発明によれば、補正値の算出を他のマークおよびスペースに影響を与える度合いの大きい存在確率の高い順番に行うこととしたことから、すべての光情報記録媒体に最適なライトストラテジを短時間に設定することができる。
本発明によれば、特殊な記録パターンを用いることなく、他のマークおよびスペースの影響をも考慮した最適なライトストラテジを設定することができるという効果がある。
また、各マークおよびスペースの存在確率を利用することにより、少ない情報の記録再生動作により、最適なライトストラテジを設定することができるという効果がある。
以下、本発明の実施例に係る光ディスク装置について図1から図12を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例に係る光ディスク装置は、図1に示すように、光ディスク1と、光ピックアップ2と、ヘッドアンプ3と、データデコーダ4と、記録長検出部5と、ROM6と、RAM7と、デビエーション算出部8と、パラメータ調整部9と、記録パルス列補正部10と、制御部11と、補正値算出順序決定部12と、コントローラ13と、データエンコーダ14と、レーザ駆動部15とから構成されている。
光ディスク1は、半導体レーザにより情報の記録、再生、消去を行える光情報記録媒体であり、例えば、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD±RW、DVD−RAM等がある。
光ピックアップ2は、図示しないレーザダイオード等のレーザ光源や、コリメータレンズ、フォーカスアクチュエータあるいはトラッキングアクチュエータとによって駆動される対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等の光学部品、及びA,B,C,Dの4つの領域に分割され、光を電気信号に変換する4分割あるいは2分割のフォトディテクタ(PD)あるいは記録再生時のレーザ出力をモニタするフロントモニタダイオード等を備えている。
ヘッドアンプ3は、光ディスク1からの反射光を検出し、検出した反射光より反射光量を演算して、4分割PDの各領域への反射光量の総和を示すRF信号を生成するとともに、光ピックアップ2の照射レーザの焦点ずれを検出した信号であるフォーカスエラー信号(FE)を非点収差法によって生成し、さらに光ピックアップ2の照射レーザのトラックずれを検出した信号であるトラッキングエラー信号(TE)をプッシュプル法によって生成する。また、本実施例においては、生成したRF信号のジッタ値を測定する機能およびRF信号からアシンメトリを検出する機能をも有している。
データデコーダ4は、ヘッドアンプ3において生成されたRF信号からEFM信号を生成し、さらにこれを所望の形式の信号に変換してコントローラ13に出力する。
記録長検出部5は、データデコーダ4からEFM信号を入力し、図示しない時間計測回路により、入力したEFM信号のパルス幅を測定する。ROM6は、書き換え不能の記憶装置であり、光ディスク装置全体を制御するための制御方法や基準ライトストラテジ、各マークおよびスペースの理論長あるいは各マークおよびスペースの組合せにおける存在確率等が記憶されている。
RAM7は書き換え可能な記憶装置であり、光ディスクごとの補正量、記録長検出部5から入力した記録長の測定結果、記録長の測定値と各マークおよびスペースの理論長とのデビエーション値、各マークおよびスペース固有の伸縮量あるいは測定したジッタ値等が一時的に記憶される。
デビエーション算出部8は、RAM7内に記憶された記録長の測定値と各マークおよびスペースの理論長とのデビエーション値、さらに、すでにデビエーション値を算出した結果同士を対比してさらにデビエーション値を算出する。
パラメータ調整部9は、RAM7に記憶されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量とROM6に記憶された存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出するようにするが、このようなパラメータ調整部9が本願発明においては伸縮量算出手段に該当する。
記録パルス列補正部10は、パラメータ調整部9から補正値を入力し、これに基づいて記録パルス列を使用する光ディスクに最適な記録パルス列に補正する。
制御部11は、光ディスク装置全体を制御方法にしたがって光ディスクに対する情報の記録および再生動作に関する制御を行う。
補正値算出順序決定部12は、基準ライトストラテジで情報を記録したときの各エッジ前後のデビエーション値と、各設定パラメータを変化させて記録した信号のジッタ値とに基づいて、各設定パラメータに対応したすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定する。
コントローラ13は、記録信号をデータエンコーダ14に供給し、また、データデコーダ4から記録信号の読み出す装置であり、データエンコーダ14は、コントローラ13からの記録信号をEFM信号等に変換して記録パルス列補正部10に出力する。レーザ駆動部15は、入力した記録パルスに応じたレーザダイオード駆動用のパルス信号を生成して、これを光ピックアップ2内の図示しない半導体レーザに供給する。
次に、図2から図4を用いて、各マークおよびスペース固有の伸縮量を算定する方法について説明する。
本実施例においては、各マークおよびスペースの組合せによる存在確率を利用して、他のスペースあるいはマークの長さが変化したときの影響度を求め、これを利用して各マークおよびスペース固有の伸縮量を算定している。
これを図4を用いて説明すると、本来、EFM信号のマークとスペースは、マーク長の総和とスペース長の総和が等しくなるように構成されている。したがって、例えば、あるスペースの長さが長くなると、マークとスペースの分布バランスが崩れてしまい、これを補正するために、変化した特定のスペースを含め、全体的にスペースの長さが短くなる。この現象は、実際の再生波形(RF信号)においては、スライスレベルが変化した状態で現われることになる。
具体的に、EFM信号のうち、3TマークをΔT(3T)だけ伸ばした場合の他のマーク、すなわち、4Tから11Tのマーク長の変化をみてみると、図4(a)のようになる。なお、図4(a)は、縦軸に理論長に対するデビエーションを、横軸に3Tから11Tを割り当てて表したものであり、各線は、3Tマークのデビエーションが0の場合、14.4ns、28.8ns、43.2nsのデビエーションをそれぞれ加えた場合のそれぞれのデビエーションの変化を示している。
いま、EFM信号における3Tマークの存在確率を33%とすれば、4Tから11Tマークの変化量との間には、数1の関係が成り立つ。

Figure 0003908720
これから、4Tから11Tマークの変化量は、3Tマークの変化量の約半分になることがわかる。このことは、図4(a)に示す実測結果によっても裏付けられており、図4(b)に示すように、存在確率の低い6Tマークを同様に変化させた場合には、他のマークあるいはスペースの長さに与える影響度合いは極めて小さいことがわかる。
よって、各マークおよびスペースの組合せによる存在確率を利用すれば、特定のマークあるいはスペースの長さが変化した場合の他のマークあるいはスペースの長さに関する影響度を把握することが可能となる。
この考え方をベースとして、本実施例における各マークおよびスペース固有の伸縮量を算定する方法を図2および図3を用いて説明すると、制御部11は、ROM6に格納してある基準ライトストラテジを記録パルス列補正部にセットして、記録動作を実行する(ステップ101)。次に、設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで情報を記録する(ステップ102)。ここで、複数の種類のマークおよびスペースとは基準ライトストラテジに対して、他のマークおよびスペースに対して影響度の高い、存在確率の高いマークおよびスペースのことで、具体的には3Tのマーク及びスペースから5Tのマーク及びスペースまでが例として挙げられる。なお、後の処理を考慮すれば、伸張量は、最小分解能であるほうが良いが、最小分解能が極めて小さい値であることを考えれば、誤差の影響を小さくする意味でも最小分解能の整数倍とすることが望ましい。
それぞれの記録動作が完了すると、それぞれの記録信号を再生し、記録長検出部5において、すべてのマークおよびスペースの組合せにおける記録長を測定し、測定結果をライトストラテジごとに、RAM7に格納する(ステップ103)。
デビエーション算出部8は、RAM7に格納された基準ストラテジで記録したときの記録長とROM6に格納されたすべてのマークおよびスペースの組合せにおける理論長とのデビエーション(図3(a)参照)および上記の所定のマークおよびスペースを最小分解能の整数倍だけのばしたライトストラテジで記録した場合の記録長とROM6に格納されたすべてのマークおよびスペースの組合せにおける理論長とのデビエーション(図3(b)参照)を算出し(ステップ104)、さらに両者のデビエーション値( 図3(c)参照)を算出する(ステップ105)。なお、基準ライトストラテジに対する3Tスペースから5Tスペース前の3Tマークから5Tマークの伸張量が最小分解能の整数倍であるときは、求めたデビエーション値を前記整数値で除算して、最小分解能に対するデビエーション値とする。
ここで、 図3(c)示すような算出したデビエーション値から各マークおよびスペース固有の伸縮量を算出するためには、上記で説明した各マークおよびスペースの組合せによる存在確率を用いて行う。例えば、 図3(c)の3TMの横軸に注目すると、3TM(マーク)と3TS(スペース)の組合わせによる固有の伸縮量は、3Tマークと3Tスペースの組合わせにおけるデビエーション値から、他のマークおよびスペースの変動による影響を除去したものとなるから、3Tマークと3Tスペース、4Tスペース、5Tスペースの組合せにおける固有の伸縮量をそれぞれ、ΔT(3、3)、ΔT(4、3)、ΔT(5、3)とし、それぞれの組合せの存在確率をR(3、3)、R(4、3)、R(5、3)と、3Tマークと3Tスペースのデビエーション値をAとすると、数2のような関係になる。

Figure 0003908720
一方、図3(c)の太線部分に注目すると、6Tマークあるいは6Tスペースが含まれる組合せにおいては、6Tマークあるいは6Tスペースが変動していないにも関わらず、各組合せにおいて、近い値のデビエーションが存在している。このパラメータは、3Tスペースから5Tスペース前の3Tマークから5Tマークの長さを変化させたことによる影響が集約されたものである。
したがって、例えば、3Tマークと6Tスペースのデビエーション値をZとすると、Zは、数3のように表され、この式を数2に代入すれば、数4が得られる。数4を図3(c)の数値にしたがって、具体的に記述すると、数5のようになり、各マークおよびスペースの組合せにおける存在確率は明らかであるから、この関係式を用いることにより、各マークおよびスペースの組合せにおける固有の伸縮量を求めることができる(ステップ106)。

Figure 0003908720

Figure 0003908720

Figure 0003908720
次に、図5から図8を用いて、2つ以上の設定パラメータを変化させる場合の最適なストラテジパラメータの設定方法について説明する。なお、説明にあっては、記録パルスの立上がりエッジおよび立下りエッジの2箇所のみが可変可能な場合を想定し、図5に示すように、4種類想定される調整方法について、どの調整方法を選択することが有効であるかを決定する手順について説明する。
まず、制御部11は、基準ライトストラテジによる記録動作を実行し、立下りエッジ前のマークおよび立下りエッジ後のスペース、立上りエッジ前のスペースおよび立上りエッジ後のマークのデビエーションを測定する(ステップ201)。この結果を図7に示す。次に、マークの立下りおよび立上りエッジごとに測定したデビエーションの和を算出し、各デビエーションのバラツキを測定する。一般に、エッジに対する1次測定および2次測定のデビエーションを調整するにあたっては、一方を調整すると、もう一方もその反動で調整される関係にあるため、各デビエーションのバラツキが少ない方を選択した方が効果が大きい。そのため、図7を例で言えば、立上りエッジを選択した方が効果が高い(ステップ202)。
そこで、次に、立上りエッジに関連するパラメータ(図5の例では、(3)と(4))をそれぞれ変化させたストラテジ(例えば、(n+0.5)T)で情報を記録したときの3Tジッタを測定する(ステップ203)。そして、両者のジッタ値のうち、値の悪い方のパラメータを調整パラメータとして設定する(ステップ204)。これは、ジッタ値の悪い方を調整のターゲットとした方が改善効果が大きいためである。したがって、図5の例では、最終的に、(3)のパラメータが選択されることになる。
次に、図9および図10を用いて、最適なライトストラテジを設定するための補正値の算出方法について説明する。
本実施例の補正値算出方法は、先程、説明した最小分解能に相当する伸縮に対応する固有の伸縮量を用いて、基準ライトストラテジで情報を記録した場合のストラテジを最小分解能以下に押さえ込むことにより、最適なライトストラテジを設定するものである。
また、各マークおよびスペースの補正値の入力は、存在確率が高い順番に処理することを特徴としている。すなわち、存在確率の高いマークおよびスペースの組合せを調整(図10の処理順序を参照。)すると、その影響が他のマークおよびスペースの組合せに大きく作用することから、こうした処理を行うことにより、短時間で、各補正値を収束することができる。
具体的には、図9に示すように、存在確率の最も高い3Tマークと3Tスペースの組合わせについて、基準ストラテジに対するデビエーションの絶対値が固有の伸縮量より大きいか否かを判断する(ステップ301)。判断の結果、基準ストラテジに対するデビエーションの絶対値が固有の伸縮量より大きいときには、デビエーションを補正するとともに、他のマークおよびスペースの組合せについても存在確率に基づいてデビエーション値を調整する(ステップ302)。
一方で、基準ストラテジに対するデビエーションの絶対値が固有の伸縮量と比較するが(ステップ303)、小さいときには、その次に存在確率の高い4Tマークと3Tスペースの組合わせについて調整を行う。なお、4Tマークと3Tスペースの組合わせについて調整についても、3Tマークと3Tスペースの組合わせと同様の処理を行うことによりデビエーションを補正するとともに、他のマークおよびスペースの組合せを存在確率に基いて調整する(ステップ304)。こういう処理は11Tマークと11Tスペースの組合わせについてまで実行される。
図11は、CD−Rディスクに記録速度を変化させて、情報を記録した場合の性能比較をβ値とジッタ値に基づいて評価したものである。ここで、Auto WSとは、本発明により、最適なストラテジを設定して記録を行った場合、設定 WSとは、従来通り、熟練した知識をもつドライブの設計者が最適なライトストラテジを設定して記録した場合、A社、B社、C社とは、それぞれのメーカのドライブで同一のディスクを記録して評価した場合である。これによると、本発明のライトストラテジ設定方法により設定されたライトストラテジによる記録品質は、熟練した知識をもつドライブの設計者が設定したライトストラテジと変わらぬ記録品質を有していることが分かる。
また、図12は、本発明のライトストラテジ設定方法を用いた場合の記録品質の違いを示したものである。同左上図は、基準ライトストラテジで記録した場合の初期のスペースに関するデビエーションを示したグラフである。なお、このときのマークジッタ値は、26.2ns、スペースジッタ値は、38.0nsである。
同左中段と同左下段の図は、計算により求めた各スペース固有の伸縮量および各スペースの存在確率に基づいて初期のデビエーションに補正を加えた後のデビエーションの分布をそれぞれ示している。このときのマークジッタ値は、24.8ns、スペースジッタ値は、23.9nsであり、初期状態より明らかな改善効8果が見られる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
光ディスク装置の構成図である。 固有の伸縮量を求めるための処理フローである。 求められるデビエーションの一例を示す図である。 3Tマークあるいは6Tマークの長さを変化させたときの他のマークへの影響度を示す図である。 最適な調整パラメータを選択する手順を示す図である。 最適な調整パラメータを選択する手順を説明するための具体例を示す図である。 最適な調整パラメータを選択する手順を説明するための具体例を示す図である。 最適な調整パラメータを選択する手順を説明するための具体例を示す図である。 最適なライトストラテジを求めるための手順を示す図である。 最適なライトストラテジを求めるための調整順序を示す図である。 本発明の効果を示す図である。 本発明の効果を示す図である。
符号の説明
1・・・光ディスク、2・・・光ピックアップ、3・・・ヘッドアンプ、4・・・データデコーダ、5・・・記録長検出部、6・・・ROM、7・・・RAM、8・・・デビエーション算出部、9・・・パラメータ調整部、10・・・記録パルス列補正部、11・・・制御部、12・・・補正値算出順序決定部、13・・・コントローラ、14・・・データエンコーダ、15・・・レーザ駆動部

Claims (10)

  1. 光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置であって、
    該光情報記録媒体に基準ストラテジあるいは基準ストラテジに対して、少なくとも一つの設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで記録されたマーク長およびスペース長を計測する計測手段と、
    該計測結果を記憶する計測値記憶手段と、
    各マークおよびスペースの理論長を記憶する理論長記憶手段と、
    前記計測値記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長と前記理論長記憶手段に記憶されたマーク長およびスペース長に基づいて、前記ライトストラテジを変化させたことによる各マークおよびスペースのデビエーション値を算出するデビエーション値算出手段と、
    該算出されたデビエーション値と、各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記設定パラメータが記録パルス先端のエッジ位置、記録パルス終端のエッジ位置、最終マルチパルスの終端エッジ位置、最終オフパルスの立ち上がりエッジ位置、最終オフパルスのパルス幅、パワードパルス幅、マルチパルス幅、先頭パルスのパルス幅であることを特徴とする請求項1に記載された光ディスク装置。
  3. 前記光情報記録媒体に記録された信号のジッタ値を測定するジッタ値測定手段と、
    前記設定パラメータを変化させるときに、すべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定する順序決定手段とを有し、
    前記順序決定手段が、基準ライトストラテジで情報を記録したときの各エッジ前後のデビエーション値と、各設定パラメータを変化させて記録した信号のジッタ値とに基づいて、各設定パラメータに対応したすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出する順序を決定することを特徴とする請求項1に記載された光ディスク装置。
  4. 前記算出されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出し、最適なライトストラテジを設定するライトストラテジ設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載された光ディスク装置。
  5. 前記ライトストラテジ設定手段が、前記補正値の算出を各マークおよびスペースの存在確率が高い順番に行うことを特徴とする請求項4に記載された光ディスク装置。
  6. 光情報記録媒体にマークおよびスペースを形成して情報の記録あるいは再生を行う光情報記録方法であって、
    該光情報記録媒体に基準ストラテジで情報を記録するステップと、
    該基準ストラテジに対して、少なくとも一つの設定パラメータを複数の種類のマークおよびスペースの組み合わせにおいて変化させたライトストラテジで情報を記録するステップと、
    前記記録されたマーク長およびスペース長を計測して、記憶するステップと、
    該記憶されたマーク長およびスペース長と各マークおよびスペースの理論長に基づいて、各マークおよびスペースに関するそれぞれのデビエーション値を算出するステップと、
    該算出されたデビエーション値と、各マークおよびスペースの存在確率からすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする光情報記録方法。
  7. 前記設定パラメータが記録パルス先端のエッジ位置、記録パルス終端のエッジ位置、最終マルチパルスの終端エッジ位置、最終オフパルスの立ち上がりエッジ位置、最終オフパルスのパルス幅、パワードパルス幅、マルチパルス幅、先頭パルスのパルス幅であることを特徴とする請求項6に記載された光情報記録方法。
  8. 前記設定パラメータを変化させるステップが基準ライトストラテジで情報を記録したときの各マークあるいはスペースのエッジ前後におけるデビエーション値を算出するステップと、
    前記デビエーション値により選定された特定の設定パラメータを変化させたライトストラテジにより記録された信号のジッタ値を測定するステップと、
    該測定されたジッタ値に基づいて、1の設定パラメータを特定し、あるいは、設定パラメータごとの実行順序を決定するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載された光情報記録方法。
  9. 前記算出されたすべてのマークおよびスペース固有の伸縮量と存在確率に基づいて、すべてのマークおよびスペースのデビエーション値が所定の範囲になるように、基準ライトストラテジに対する補正値を算出し、最適なライトストラテジを設定するステップを含むことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載された光情報記録方法。
  10. 前記ライトストラテジを設定するステップにおいて、前記補正値の算出をマークおよびスペースの存在確率が高い順番に行うことを特徴とする請求項9に記載された光情報記録方法。
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