JP3904156B2 - 袋付き上衣 - Google Patents

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Description

本発明は、前側に大きいものを収納できる袋部を有する上衣に関するものである。
従来より、台所等で使用するエプロンには、前側に物を収納できるポケットがついているものはあった(特許文献1、特許文献2等)。これらのエプロンは、前身頃にポケットが設けられているものであり、胴回りのひもでエプロンを体に固定するようになっており、作業に必要なものを携帯し、簡単に取り出したり収納できるので便利である。
実開昭57−192916号公報 特開2001−248004号公報
特許文献1、特許文献2に記載されているポケット付きエプロン等、従来のエプロンは、体の前面に当たる前身頃に小さなポケットが設けられているものであり、小さく軽量なものを収納するものである。また、このポケットが前身頃によってのみ支持されている構造では、仮にポケットを大きくしても、体積が大きく重量のあるものを入れるとポケットの前側が開いてしまい、手で押さえるか、体を後ろにそらすような体勢をとらない限り、収納物を保持することはできない。
ポケットを深くすることによってある程度は収納物の飛び出しを防止することができるにしても、収納物の重量によって、着用者は前に引っ張られるような力を受けるので、長時間保持しつづけることは相当の負担である。さらに、不安定な体勢を強いられるので、作業を自由に行うことが困難である。
この発明は、大きなものや重量のあるものを収納でき、しかも着用者が安定な姿勢を保ったまま楽に収納物を保持できる袋付き上衣を提供することを目的とする。
上記の目的を解決するために、この発明の袋付き上衣は、体の前面に当たる前身頃と、そでと、前身頃に設けられた袋部とを有し、袋部の左右の上部とそでの下部が接続されていることを特徴とするものである。さらに、袋部の口部にゴムが設けたものとすることもできる。
この発明の袋付き上衣においては、袋部の左右の上部とそでの下部が接続されているので、袋部内の収納物の重さは着用者の肩および上腕部を介してほぼ真下に向いてかかり、着用者はその重量を楽に受け止めることができるとともに、自然で安定した体勢を保つことができる。したがって、大きなものや重量があるものを長時間楽に保持したり、その状態で自由に行動することができるという効果を有する。
この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1は袋付き上衣を示す正面図である。この発明の袋付き上衣1は、体の前面に当たる前身頃2と、そで3と、前身頃2に設けられた袋部4とを有する。前身頃2は、着用する者の体の前面を一定程度覆うものであればよいが、肩からひざ近くまで覆うような長いものでもよい。そで3は、手首まで伸びた長そででもよいが、半そででもよく、上腕部のうちでも特に肩に近い当たりまであればよい。
上記の通り、本発明において上衣はそでを有するものであり、前掛けのように腰より下のみを覆うようなものではない。しかし、上衣として着用するものであれば特に用途は限定されず、調理場で着用するもの以外にも、新生児や子供、或いはペットを抱くときに着用するものや作業着も含まれる。
袋部4は、前身頃2に設けられている。概略袋の形状を有して中にものを収納できるものであればよく、完全に下部が閉じているものだけではなく、底部や側部にある程度穴が設けられていてもよい。台所用エプロン等に設けられているポケットに比べると幅も深さも大きいものであり、十分な収納力がある。そして、この袋部4の左右の上部とそでの下部は接続されている。この接続は縫製によって行ってもよく、ファスナーやボタン等によって着脱可能にしてもよい。
使用者は前身頃2を体の前面に向けて、左右の腕をそで3に通す。ついで、後身頃に設けられている2本のひも5を結ぶことにより袋付き上衣1を着用する。この着用の仕方は通常の割烹着の場合と特に変わることはない。このように着用して、袋部4が着用者の腹部当たりに位置することになるので、ものを袋部4に入れたり取り出したりすることができる。袋部4は容積が大きいので、容量の大きいものも収納できる。袋部4の内部に収納されたものの荷重は袋付き上衣1を介して着用者にかかる。本発明においては、袋部4は前身頃2に接続されていることに加えて、口部の左右付近がそで3の底部に接続されている。着用者が立った状態においては、ものを収納した袋部4による荷重はそで3を介して着用者の肩から上腕部にほぼ真下に向いてかかることになる。このような荷重は着用者にとって負担が小さいので、収納物を長時間保持し続けてもあまり疲れない。また、収納物の荷重は袋の底を真下に押すようにかかり、袋部の前面を前に引っ張るような荷重は生じない。したがって、袋部4の口が開いて収納物が外に落ちるようなことが起こらず、手で袋部4を押さえる必要がない。着用者を前に向いて引っ張るような力もかからない。着用者は、袋部4内に重量物を収納したままでも自然な体勢を保つことができ、両手も自由であるので、行動が自由であり、さまざまな作業を安全かつ楽に行うこともできる。
つぎに、この発明の第1の実施例について説明する。図3は袋付き上衣1で腕を下げた状態を示す正面図である。
図1、図3に示すように、この実施例において袋部4は上部の口部以外は閉じた袋となっている。袋部4の口部にゴム6が設けられている。図3に示すように通常の体勢では着用者の腕は下げられていて、このゴム6によって口部は閉じられるので、収納物の落下はさらに起こりにくくなっている。そして、収納物を取り出そうとして手を袋部4の口部へ動かすと、上腕部も自然に持ち上がり、そで3との接続部を介して袋部4の口部は左右に引っ張られる。口部はゴム6によって閉じられているだけなので自然に開き、着用者は袋部4の中のものを容易に取り出すことができる(図1)。
この実施例は、料理用エプロン等として利用するのに適しているが、それ以外にも例えば、袋部4の中にペットを入れて抱くのに使う抱っこエプロンとして適用してもよい。この場合、前身頃2は体の前面をなるべく広く覆うものが適している。5kgを超えるような比較的重いペットを入れても、楽に抱くことができる。立位でも安定した自然な体勢がとれる上、両手が自由になっているので、ペットを抱いたままでも歩いたり、さまざまな作業をすることもできる。また、体の前面は前身頃2で覆われているので、下に着ている衣類にペットの毛が付かない。
さらに、この袋付き上衣1は新生児の授乳用にも使用することができる。この場合、袋部4は新生児の体が入る大きさにする。そして、新生児を袋部4に入れたときに、新生児の顔が授乳しやすい位置になるように袋部4の位置を設定する。前身頃2に前明きや前ファスナーなどを設けて胸部を開くことができるようにすれば、母乳の授乳がしやすくなる。また、哺乳瓶で授乳する場合には通常のやり方では利き手で哺乳瓶を持ち他の手で新生児の体を支持するので両手ともふさがるが、本実施例の袋付き上衣1を使用すれば、新生児は袋部4によって支持されるので、一方の手が自由になる。そのために、電話がかかってきた場合でも、授乳を続けながら電話に応対することができる。
この発明の第2の実施例について説明する。図4は本実施例における袋部4を示す正面図である。この実施例は第1の実施例の変形例である。袋部4は底にファスナー等の開閉手段7が設けられている。開閉手段7によって底部を開くことができるので、袋部4内にたまったゴミを掃除するのが容易になる。また、重たい物を収納した場合に、下部を開放して下から取り出すこともできる。
この発明の第3の実施例について説明する。図5は本実施例における袋部4を示す正面図である。この実施例は、子供を抱きかかえる用途に本発明を適用した例である。袋部4の口部は、子供の腰が入る程度の大きさになっており、底部には子供の足が通るだけの穴8が2つあけられている。子供の足を底部の穴8に入れ、腰部を袋部4の中に入れることによって、子供を抱きかかえる。口部は補強材9で補強されており、子供の重量に耐えるようになっている。本実施例でも、袋部4の左右はそで3に接続されており、子供の体重は真下に向いてかかるので、着用者が楽に支えることができる。また、両手が自由に使えるので、子供を抱いた状態で家事を行うことができる。図5の例では、袋部4の上部にベルト10が設けられており、このベルト10を体の後ろに回し、体の後ろで留めることによって子供をより確実に支持できるようになっている。
この発明の袋付き上衣は、前身頃に設けられた袋部の一部をそでに接続することによって、袋部に重量物を入れても安定した体勢で楽に支えることができ、調理用エプロン、作業着、授乳用上衣、赤ちゃんのだっこ用上衣、ペットを抱くためのだっこエプロン等、上衣として広く利用できるものである。
袋付き上衣で腕を上げた状態を示す正面図である。 同背面図である。 袋付き上衣で腕を下げた状態を示す正面図である。 袋部の例を示す正面図である。 袋部の別の例を示す正面図である。
符号の説明
1.袋付き上衣
2.前身頃
3.そで
4.袋部
6.ゴム








Claims (2)

  1. 体の前面に当たる前身頃と、そでと、前身頃に設けられた袋部とを有し、袋部の左右の上部とそでの下部が接続されていることを特徴とする袋付き上衣。
  2. 袋部の口部にゴムが設けられている請求項1に記載の袋付き上衣。
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